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Patent Searching and Data


Title:
EMERGENCY INFORMATION DISTRIBUTION SYSTEM, EMERGENCY INFORMATION DISTRIBUTION METHOD, TRANSMISSION SERVER, AND MOBILE TERMINAL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/063832
Kind Code:
A1
Abstract:
A transmission server (10) has an emergency information generating portion (11) for generating emergency information, a receiving operation identifier (12) for generating a receiving operation identifier, and a communicating portion (14) for transmitting a broadcast message including the emergency information and the receiving operation identifier. A mobile terminal (40) has a communicating portion (41) for receiving the broadcast message and a receiving processing portion (44) for executing a receiving operation for the broadcast message according to the receiving operation indicated by the receiving operation identifier. The broadcast message on a radio line at least includes a message field and a specific classification field. The emergency information is included in the message field, while the receiving operation identifier is included in the specific classification field.

Inventors:
UENO HIDETOSHI
KOKUBO TAKASHI
ENDOH EISUKE
SAKURAMOTO HIDEYUKI
OHASHI AKI
Application Number:
PCT/JP2008/070428
Publication Date:
May 22, 2009
Filing Date:
November 10, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NTT DOCOMO INC (JP)
UENO HIDETOSHI
KOKUBO TAKASHI
ENDOH EISUKE
SAKURAMOTO HIDEYUKI
OHASHI AKI
International Classes:
H04M11/04; G08B27/00; H04M1/72418; H04W4/90
Foreign References:
JP2000165925A2000-06-16
JP2006331291A2006-12-07
JPH0856188A1996-02-27
JP2005309993A2005-11-04
Other References:
See also references of EP 2222070A4
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI, Hidekazu et al. (2-8 Toranomon 1-chome,Minato-k, Tokyo 01, JP)
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Claims:
 送信サーバと携帯端末とによって構成されており、前記携帯端末に対して同報メッセージが無線回線によって同報配信される緊急情報配信システムであって、
 前記送信サーバは、
 緊急事態の発生を少なくとも示す緊急情報を生成する第1生成部と、
 前記同報メッセージの着信動作を少なくとも示す着信動作識別子を生成する第2生成部と、
 前記緊急情報及び前記着信動作識別子を含む前記同報メッセージを送信する送信部とを有しており、
 前記携帯端末は、
 前記緊急情報及び前記着信動作識別子を含む前記同報メッセージを着信する着信部と、
 前記着信動作識別子によって示される着信動作に従って、前記同報メッセージの着信動作を実行する着信処理部とを有しており、
 前記無線回線における前記同報メッセージは、メッセージの内容が格納されるメッセージフィールドと、特定のメッセージ種別を示すビットが格納される特定種別フィールドとを少なくとも含むフォーマットを有しており、
 前記緊急情報は、前記メッセージフィールドに含まれており、
 前記着信動作識別子は、前記特定種別フィールドに含まれていることを特徴とする緊急情報配信システム。
 前記携帯端末は、
 前記同報メッセージの着信動作を記憶する記憶部と、
 前記着信動作識別子によって示される着信動作に従うか否かを判定する判定部とをさらに有しており、
 前記着信処理部は、前記着信動作識別子によって示される着信動作に従わないと判定された場合に、前記記憶部に記憶された着信動作に従って、前記同報メッセージの着信動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の緊急情報配信システム。
 送信サーバと携帯端末とによって構成された緊急情報配信システムにおいて、前記携帯端末に対して同報メッセージが無線回線によって同報配信される緊急情報配信方法であって、
 前記送信サーバが、緊急事態の発生を少なくとも示す緊急情報を生成するステップと、
 前記送信サーバが、前記同報メッセージの着信動作を少なくとも示す着信動作識別子を生成するステップと、
 前記送信サーバが、前記緊急情報及び前記着信動作識別子を含む前記同報メッセージを送信するステップと、
 前記携帯端末が、前記着信動作識別子によって示される着信動作に従って、前記同報メッセージの着信動作を実行するステップとを含み、
 前記無線回線における前記同報メッセージは、メッセージの内容が格納されるメッセージフィールドと、特定のメッセージ種別を示すビットが格納される特定種別フィールドとを少なくとも含むフォーマットを有しており、
 前記緊急情報は、前記メッセージフィールドに含まれており、
 前記着信動作識別子は、前記特定種別フィールドに含まれていることを特徴とする緊急情報配信方法。
 前記携帯端末に対して同報メッセージが無線回線によって同報配信される緊急情報配信システムにおいて、前記同報メッセージを送信する送信サーバであって、
 緊急事態の発生を少なくとも示す緊急情報を生成する第1生成部と、
 前記同報メッセージの着信動作を少なくとも示す着信動作識別子を生成する第2生成部と、
 前記緊急情報及び前記着信動作識別子を含む前記同報メッセージを送信する送信部とを備えており、
 前記無線回線における前記同報メッセージは、メッセージの内容が格納されるメッセージフィールドと、特定のメッセージ種別を示すビットが格納される特定種別フィールドとを少なくとも含むフォーマットを有しており、
 前記緊急情報は、前記メッセージフィールドに含まれており、
 前記着信動作識別子は、前記特定種別フィールドに含まれていることを特徴とする送信サーバ。
 同報メッセージが無線回線によって同報配信される緊急情報配信システムにおいて、前記同報メッセージを着信する携帯端末であって、
 緊急事態の発生を少なくとも示す緊急情報及び前記同報メッセージの着信動作を少なくとも示す着信動作識別子を含む前記同報メッセージを着信する着信部と、
 前記着信動作識別子によって示される着信動作に従って、前記同報メッセージの着信動作を実行する着信処理部とを有しており、
 前記無線回線における前記同報メッセージは、メッセージの内容が格納されるメッセージフィールドと、特定のメッセージ種別を示すビットが格納される特定種別フィールドとを少なくとも含むフォーマットを有しており、
 前記緊急情報は、前記メッセージフィールドに含まれており、
 前記着信動作識別子は、前記特定種別フィールドに含まれていることを特徴とする携帯端末。
Description:
緊急情報配信システム、緊急情 配信方法、送信サーバ及び携帯端末

 本発明は、緊急情報を含む同報メッセー が無線回線によって同報配信される緊急情 配信システム、緊急情報配信方法、送信サ バ及び携帯端末に関する。

 地震、津波、台風、豪雨、火山噴火、河 氾濫等の災害に対する対策が求められてい 。災害に対して迅速に対応するためには、 害の発生、位置、規模及び状況などを示す 害情報を地域住民などに伝達することが重 である。

 災害情報を伝達する方法としては、防災 線システムが知られている。防災無線シス ムは、国や地方公共団体が災害情報の収集 び伝達を目的として構築されたシステムで る。防災無線システムは、市町村防災無線 都道府県防災行政無線、消防防災無線、中 防災無線などを含む。

 ここで、地域住民にとって最も身近な市 村防災無線としては、屋外スピーカによっ 防災情報の報知を行う同報報知方法が挙げ れる。但し、騒音などの問題を生じるため このような方法は好ましくない。

 これに対して、移動体通信網を利用して 災害情報を携帯端末に同報送信する技術が 案されている。同報配信技術としては、CBS( Cell Broadcast Service)やMBMS(Multimedia Broadcast/Multi cast Service)などが提案されている。

 CBSは、3GPP(3rd Generation Perrtnership Project) 仕様が定められた技術である。CBSでは、指 エリア(セル)に在圏する携帯端末に対して、 テキスト等のメッセージが同報配信される( えば、非特許文献1)。

 MBMSは、CBSと同様に、3GPPで仕様が定めら た技術である。MBMSでは、テキストだけでは く、動画像等のマルチメディアデータが同 配信される(例えば、非特許文献2)。

 また、CBSやMBMSを用いて災害情報を配信する 際に、携帯端末の着信動作を指定する技術も 提案されている。この技術では、地震などの 災害が発生した際に、アラーム音の出力やデ ィスプレイの表示を指示するメッセージがMBM Sで携帯端末に配信される(例えば、特許文献1 )。
3GPP TS23.401 3GPP TS23.246

特開2005-309993

 しかしながら、移動体通信網では、携帯 末と基地局との間の無線環境が劣悪である うなケースでは、携帯端末が受信する信号 品質が著しく低下する。このようなケース は、CBSやMBMSで配信されるメッセージ(災害 報)を携帯端末が適切に復調できないことが 定される。

 すなわち、災害情報が基地局から同報で 信されたとしても、携帯端末のユーザに災 の発生などが通知されない可能性がある。

 そこで、本発明は、上述した課題を解決 るためになされたものであり、携帯端末の ーザに災害などの緊急事態の発生を通知す 確実性の向上を図ることを可能とする緊急 報配信システム、緊急情報配信方法、送信 ーバ及び携帯端末を提供することを目的と る。

 第1の特徴に係る緊急情報配信システムは 、送信サーバと携帯端末とによって構成され ており、前記携帯端末に対して同報メッセー ジが無線回線によって同報配信される。前記 送信サーバは、緊急事態の発生を少なくとも 示す緊急情報を生成する第1生成部(緊急情報 成部11)と、前記同報メッセージの着信動作 少なくとも示す着信動作識別子を生成する 2生成部(着信動作識別子12)と、前記緊急情 及び前記着信動作識別子を含む前記同報メ セージを送信する送信部(通信部14)とを有す 。前記携帯端末は、前記緊急情報及び前記 信動作識別子を含む前記同報メッセージを 信する着信部(通信部41)と、前記着信動作識 別子によって示される着信動作に従って、前 記同報メッセージの着信動作を実行する着信 処理部(着信処理部44)とを有する。前記無線 線における前記同報メッセージは、メッセ ジの内容が格納されるメッセージフィール と、特定のメッセージ種別を示すビットが 納される特定種別フィールドとを少なくと 含むフォーマットを有する。前記緊急情報 、前記メッセージフィールドに含まれてお 、前記着信動作識別子は、前記特定種別フ ールドに含まれている。

 かかる特徴によれば、同報メッセージは 緊急情報及び着信動作識別子が別々なフィ ルドに含まれるフォーマットを有する。従 て、無線環境が劣悪であるようなケースに いて携帯端末が緊急情報を復調することが きなくても、着信動作識別子に従った着信 作によって、何からの異常が生じたことを ーザに通知することができる。また、携帯 末が緊急情報の解析を行わなくても、特定 別フィールドに着信動作識別子が含まれる 否かによって、何からの異常が生じたこと ユーザに通知することができる。すなわち 携帯端末のユーザに災害などの緊急事態の 生を通知する確実性の向上を図ることがで る。

 第1の特徴において、前記携帯端末は、前 記同報メッセージの着信動作を記憶する記憶 部(記憶部42)と、前記着信動作識別子によっ 示される着信動作に従うか否かを判定する 定部(制御部43)とをさらに有する。前記着信 理部は、前記着信動作識別子によって示さ る着信動作に従わないと判定された場合に 前記記憶部に記憶された着信動作に従って 前記同報メッセージの着信動作を実行する

 第2の特徴に係る緊急情報配信方法では、 送信サーバと携帯端末とによって構成された 緊急情報配信システムにおいて、前記携帯端 末に対して同報メッセージが無線回線によっ て同報配信される。緊急情報配信方法は、前 記送信サーバが、緊急事態の発生を少なくと も示す緊急情報を生成するステップと、前記 送信サーバが、前記同報メッセージの着信動 作を少なくとも示す着信動作識別子を生成す るステップと、前記送信サーバが、前記緊急 情報及び前記着信動作識別子を含む前記同報 メッセージを送信するステップと、前記携帯 端末が、前記着信動作識別子によって示され る着信動作に従って、前記同報メッセージの 着信動作を実行するステップとを含む。前記 無線回線における前記同報メッセージは、メ ッセージの内容が格納されるメッセージフィ ールドと、特定のメッセージ種別を示すビッ トが格納される特定種別フィールドとを少な くとも含むフォーマットを有する。前記緊急 情報は、前記メッセージフィールドに含まれ ており、前記着信動作識別子は、前記特定種 別フィールドに含まれている。

 第3の特徴に係る送信サーバは、前記携帯 端末に対して同報メッセージが無線回線によ って同報配信される緊急情報配信システムに おいて、前記同報メッセージを送信する。送 信サーバは、緊急事態の発生を少なくとも示 す緊急情報を生成する第1生成部と、前記同 メッセージの着信動作を少なくとも示す着 動作識別子を生成する第2生成部と、前記緊 情報及び前記着信動作識別子を含む前記同 メッセージを送信する送信部とを備える。 記無線回線における前記同報メッセージは メッセージの内容が格納されるメッセージ ィールドと、特定のメッセージ種別を示す ットが格納される特定種別フィールドとを なくとも含むフォーマットを有する。前記 急情報は、前記メッセージフィールドに含 れており、前記着信動作識別子は、前記特 種別フィールドに含まれている。

 第4の特徴に係る携帯端末は、同報メッセ ージが無線回線によって同報配信される緊急 情報配信システムにおいて、前記同報メッセ ージを着信する。携帯端末は、緊急事態の発 生を少なくとも示す緊急情報及び前記同報メ ッセージの着信動作を少なくとも示す着信動 作識別子を含む前記同報メッセージを着信す る着信部と、前記着信動作識別子によって示 される着信動作に従って、前記同報メッセー ジの着信動作を実行する着信処理部とを備え る。前記無線回線における前記同報メッセー ジは、メッセージの内容が格納されるメッセ ージフィールドと、特定のメッセージ種別を 示すビットが格納される特定種別フィールド とを少なくとも含むフォーマットを有する。 前記緊急情報は、前記メッセージフィールド に含まれており、前記着信動作識別子は、前 記特定種別フィールドに含まれている。

 本発明によれば、携帯端末のユーザに災 などの緊急事態の発生を通知する確実性の 上を図ることを可能とする緊急情報配信シ テム、緊急情報配信方法、送信サーバ及び 帯端末を提供することができる。

図1は、第1実施形態に係る緊急情報配 システムを示す図である。 図2は、第1実施形態に係る送信サーバ10 を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る中継装置20を 示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る同報メッセ ジのフォーマットの一例を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る携帯端末40を 示すブロック図である。 図6は、第1実施形態に係る送信サーバ10 の動作を示すフロー図である。 図7は、第1実施形態に係る中継装置20の 動作を示すフロー図である。 図8は、第1実施形態に係る携帯端末40の 動作を示すフロー図である。

 以下において、本発明の実施形態に係る 急情報配信システムについて、図面を参照 ながら説明する。なお、以下の図面の記載 おいて、同一又は類似の部分には、同一又 類似の符号を付している。

 ただし、図面は模式的なものであり、各 法の比率などは現実のものとは異なること 留意すべきである。従って、具体的な寸法 どは以下の説明を参酌して判断すべきであ 。また、図面相互間においても互いの寸法 関係や比率が異なる部分が含まれているこ は勿論である。

[第1実施形態]
(緊急情報配信システムの構成)
 以下において、第1実施形態に係る緊急情報 配信システムの構成について、図面を参照し ながら説明する。図1は、第1実施形態に係る 急情報配信システムを示す図である。

 図1に示すように、緊急情報配信システム は、送信サーバ(配信サーバ10a~配信サーバ10c) と、中継装置20と、無線制御局31と、基地局32 と、携帯端末(携帯端末40a~携帯端末40c)とを有 する。

 なお、配信サーバ10a~配信サーバ10cは同様 の構成を有するため、これらを送信サーバ10 称する。同様に、携帯端末40a~携帯端末40cは 同様の構成を有するため、これらを携帯端末 40と称する。

 送信サーバ10は、同報メッセージを配信 るサーバなどである。具体的には、送信サ バ10は、災害などの緊急事態が発生した場合 に、緊急事態の発生を少なくとも示す緊急情 報を含む同報メッセージを送信する。送信サ ーバ10の詳細については後述する(図2を参照)

 なお、同報配信技術としてCBS(Cell Broadcast  Sevice)が用いられる場合には、送信サーバ10 、CBE(Cell Broadcast Entity)として機能する。

 中継装置20は、送信サーバ10から受信する 同報メッセージの変換を行う。具体的には、 中継装置20は、送信サーバ10から受信する同 メッセージ(変換前)を無線回線による同報配 信に適したフォーマットに変換して、同報メ ッセージ(変換後)を取得する。続いて、中継 置20は、同報メッセージ(変換後)を無線制御 局31に送信する。中継装置20の詳細について 後述する(図3を参照)。

 なお、同報配信技術としてCBSが用いられ 場合には、中継装置20は、CBC(Cell Broadcast Ce nter)として機能する。このようなケースでは 中継装置20は、SBAP(Service Area Broadcast Protoco l)に適したフォーマットに同報メッセージを 換する。なお、SBAPは、中継装置20と無線制 局31との間におけるプロトコルである。

 無線制御局31は、複数の基地局32を管理し ており、携帯端末40に対する無線リソースの り当てなどを行う。無線制御局31は、中継 置20から受信した同報メッセージを基地局32 送信する。

 基地局32は、単数又は複数のセルを管理 ており、セルに在圏する携帯端末40と無線通 信を行う。具体的には、基地局32は、無線制 局31から同報メッセージを受信する。続い 、基地局32は、セルに在圏する携帯端末40に 報メッセージを無線回線によって同報配信 る。

 携帯端末40は、基地局32と無線通信を行う 携帯電話などである。具体的には、携帯端末 40は、基地局32から同報メッセージを着信す 。続いて、携帯端末40は、同報メッセージの 着信動作を実行し、同報メッセージに含まれ る緊急情報を表示する。携帯端末40の詳細に いては後述する(図5を参照)。

 なお、同報配信技術としてCBSが用いられ 場合には、携帯端末40は、MT(Mobile Terminal)と して機能する。

 ここで、無線制御局31、基地局32及び携帯端 末40は、RAN100(Radio
 Access Network)100を構成することに留意すべき である。

 (送信サーバの構成)
 以下において、第1実施形態に係る送信サー バの構成について、図面を参照しながら説明 する。図2は、第1実施形態に係る送信サーバ1 0を示すブロック図である。

 図2に示すように、送信サーバ10は、緊急 報生成部11と、着信動作識別子12と、制御部 13と、通信部14とを有する。

 緊急情報生成部11は、災害などの緊急事 が発生した場合に、緊急事態の発生を示す 急情報を生成する。緊急情報は、緊急事態 発生だけではなくて、緊急事態の内容、緊 事態の重要度、緊急事態の発生位置などを んでいてもよい。

 なお、緊急情報生成部11は、管理者によ て入力された指示や自動プログラムに応じ 、緊急情報を生成する。緊急情報は、テキ トのみによって構成されていてもよく、テ スト及び画像によって構成されていてもよ 。

 着信動作識別子12は、携帯端末40の着信動 作を少なくとも示す着信動作識別子を生成す る。着信動作識別子としては、以下に示す識 別子が挙げられる。

 (1)ブザー鳴動識別子
 ブザー鳴動識別子は、携帯端末40に設けら たブザー鳴動機能によって、同報メッセー の着信を通知するか否かを示す識別子であ 。

 (2)ライト点灯識別子
 ライト点灯識別子は、携帯端末40に設けら たライト(LEDなど)の点灯によって、同報メッ セージの着信を通知するか否かを示す識別子 である。

 (3)端末振動識別子
 端末振動識別子は、携帯端末40に設けられ バイブレーション機能によって、同報メッ ージの着信を通知するか否かを示す識別子 ある。

 (4)ポップアップ表示識別子
 ポップアップ表示識別子は、携帯端末40に けられたディスプレイ上に、同報メッセー に含まれる緊急情報をポップアップ表示す か否かを示す識別子である。

 (5)ラジオ受信識別子
 ラジオ受信識別子は、携帯端末40に設けら たラジオ受信機能を起動するか否かを示す 別子である。なお、ラジオ受信機能の起動 よって受信するチャネルとして、災害情報 どが配信されるチャネルが登録されている とが好ましい。

 (6)TV受信識別子
 TV受信識別子は、携帯端末40に設けられたTV 信機能(ワンセグメント受信機能)を起動す か否かを示す識別子である。なお、TV受信機 能の起動によって受信するチャネルとして、 災害情報などが配信されるチャネルが登録さ れていることが好ましい。

 (7)電話発信識別子
 電話発信識別子は、緊急連絡先に対して自 的に電話発信を開始するか否かを示す識別 である。なお、緊急連絡先は予め登録され いることが好ましい。

 (8)位置情報登録識別子
 位置情報登録識別子は、携帯端末40の位置 サーバなどに登録するか否かを示す識別子 ある。なお、携帯端末40の位置は、携帯端末 40に設けられたGPS機能、基地局32から受信す 報知信号などによって特定可能である。

 (9)省電力識別子
 省電力識別子は、携帯端末40に設けられた 電力モードを開始するか否かを示す識別子 ある。

 制御部13は、送信サーバ10に設けられた各 ブロックを制御する。例えば、制御部13は、 急情報及び着信動作識別子を含む同報メッ ージの送信を通信部14に指示する。

 通信部14は、制御部13の指示に応じて、緊 急情報及び着信動作識別子を含む同報メッセ ージを中継装置20に送信する。

 (中継装置の構成)
 以下において、第1実施形態に係る中継装置 について、図面を参照しながら説明する。図 3は、第1実施形態に係る中継装置20を示すブ ック図である。

 図3に示すように、中継装置20は、通信部2 1と、変換部22とを有する。

 通信部21は、緊急情報及び着信動作識別 を含む同報メッセージ(変換前)を送信サーバ 10から受信する。通信部21は、緊急情報及び 信動作識別子を含む同報メッセージ(変換後) を無線制御局31に送信する。

 変換部22は、無線回線による同報配信に したフォーマットに同報メッセージ(変換前) を変換して、同報メッセージ(変換後)を取得 る。同報メッセージ(変換後)は、メッセー の内容が格納されるメッセージフィールド 、特定のメッセージ種別を示すビットが格 される特定種別フィールドとを少なくとも むフォーマットを有する。

 なお、同報メッセージ(変換後)のフォー ットは、RAN100内で用いられるフォーマット あることに留意すべきである。すなわち、 報メッセージ(変換後)のフォーマットは、基 地局32と携帯端末40との間における無線回線 用いられるフォーマットである。

 例えば、中継装置20がCBCとして機能する ースを例に挙げると、同報メッセージ(変換 )は、図4に示すフォーマットを有する。

 図4に示すように、無線回線における同報メ ッセージ(CBSメッセージ)は、“Serial Number” “Message Identifier”、“Data Coding Scheme”、 Page Parameter”、“Content
 of Message”を含む(3GPP TS.23.041 V7.0.0 9.4 “M essage Format on the Radio Network-ME/UE Interface”) 。

 “Serial Number”は、特定の同報メッセー (CBSメッセージ)を示すビットが格納されるフ ィールドである。“Serial Number”のビット長 、2オクテットである。

 “Serial Number”は、“Geographical Scope(GS)” 、“Message Code”及び“Update Number”を含む。

 “Geographical Scope”は、同報メッセージ(CBS ッセージ)が配信されるべき地理的なエリア 示すビット列である。“Geographical Scope”に よって示されるエリアは、セルのみ、PLMN(Publ ic Land
 Mobile Network)全体、同種の通信方式(例えば GSMやUMTS)に対応するセルのみなどでる。

 “Message Code”は、同一の送信サーバから送 信された同種の同報メッセージ(CBSメッセー )を識別するためのビット列である。ここで “Message
 Code”は、上述した着信動作識別子を含むこ とに留意すべきである。例えば、“Message Cod e”は、図4に示すように、ブザー鳴動識別子 びポップアップ表示識別子に対応するビッ がセットされるフィールドを有する。

 なお、ブザー鳴動識別子に“1”がセット されている場合には、ブザー鳴動機能によっ て同報メッセージの着信がユーザに通知され る。一方で、ブザー鳴動識別子に“0”がセ トされている場合には、ブザー鳴動機能は に用いられない。

 同様に、ポップアップ表示識別子に“1” がセットされている場合には、同報メッセー ジに含まれる緊急情報がポップアップ表示さ れる。一方で、ポップアップ表示識別子に“ 0”がセットされている場合には、ポップア プ表示は特に行われない。

 “Update Number”は、同報メッセージ(CBSメッ ージ)が更新されたメッセージであるか否か を識別するためのビット列である。すなわち 、“Update
 Number”は、新同報メッセージ(CBSメッセージ )及び旧同報メッセージ(CBSメッセージ)を識別 するためのビット列である。

 “Message Identifier”は、同報メッセージ(CB Sメッセージ)の種別及び送信サーバを示す識 子が格納されるフィールドである。“Message  Identifier”のフィイールド長は、2オクテッ である。

 “Data Coding Scheme”は、同報メッセージ(C BSメッセージ)の符号化方式を示すビット列が 格納されるフィイールドである。携帯端末40 、“Data Coding Scheme”を用いて、同報メッ ージ(CBSメッセージ)を復号する。“Data Coding  Scheme”のフィイールド長は、1オクテットで ある。

 “Page Parameter”は、送信サーバ10が送信 るメッセージ全体のメッセージ長を示すビ ト列が格納されるフィイールドである。“Pa ge Parameter”は、送信サーバ10が送信するメッ セージ全体において、同報メッセージの順番 を示すビット列が格納されるフィイールドで ある。“Page Parameter”のフィイールド長は、 1オクテットである。

 “Content of Message”は、同報メッセージ(C BSメッセージ)の内容が格納されるフィールド である。ここで、“Content of Message”は、緊 情報を含むことに留意すべきである。“Cont ent of Message”のフィールド長は、7~88オクテ トの範囲内である。

 (携帯端末の構成)
 以下において、第1実施形態に係る携帯端末 について、図面を参照しながら説明する。図 5は、第1実施形態に係る携帯端末40を示すブ ック図である。

 図5に示すように、携帯端末40は、通信部4 1と、記憶部42と、制御部43と、着信処理部44 、メッセージ処理部45とを有する。

 通信部41は、緊急情報及び着信動作識別 を含む同報メッセージ(変換後)を基地局32か 受信する。

 記憶部42は、同報メッセージの着信動作 記憶する。例えば、記憶部42は、同報メッセ ージの着信をユーザに通知する方法(例えば 着信音、バイブレーションなど)を記憶する なお、記憶部42に記憶された着信動作は、 ーザによって設定される。

 制御部43は、携帯端末40を構成する各ブロ ックを制御する。例えば、制御部43は、緊急 報の処理をメッセージ処理部45に指示する

 また、制御部43は、着信動作識別子によ て示される着信動作(指定着信動作)に従うか 否かを判定する。制御部43は、指定着信動作 従うと判定された場合には、指定着信動作 実行を着信処理部44に指示する。一方で、 御部43は、指定着信動作に従わないと判定さ れた場合には、制御部43に記憶された着信動 (通常着信動作)の実行を着信処理部44に指示 する。

 着信処理部44は、制御部43の指示に応じて 、同報メッセージの着信動作を行う。ここで 、着信処理部44は、同報配信技術としてCBSが いられる場合には、“Serial Number”に含ま る“Message Code”を参照して、着信動作識別 の種類を特定する。

 メッセージ処理部45は、制御部43の指示に 応じて、緊急情報をディスプレイ上に表示す る。

 (送信サーバの動作)
 以下において、第1実施形態に係る送信サー バの動作について、図面を参照しながら説明 する。図6は、第1実施形態に係る送信サーバ1 0の動作を示すフロー図である。

 図6に示すように、ステップ10において、 信サーバ10は、管理者によって入力された 示や自動プログラムに応じて、緊急情報を む同報メッセージを送信するか否かを判定 る。送信サーバ10は、同報メッセージを送信 する場合には、ステップ11の処理に移る。

 ステップ11において、送信サーバ10は、緊 急事態の発生を示す緊急情報を生成する。

 ステップ12において、送信サーバ10は、携 帯端末40の着信動作を少なくとも示す着信動 識別子を生成する。

 ステップ13において、送信サーバ10は、緊 急情報及び着信動作識別子を含む同報メッセ ージを中継装置20に送信する。なお、携帯端 40の着信動作を指定しない場合には、同報 ッセージが着信動作識別子を含まないこと 勿論である。

 (中継装置の動作)
 以下において、第1実施形態に係る中継装置 の動作について、図面を参照しながら説明す る。図7は、第1実施形態に係る中継装置20の 作を示すフロー図である。

 図7に示すように、ステップ20において、 継装置20は、同報メッセージを送信サーバ10 から受信したか否かを判定する。中継装置20 、同報メッセージを受信した場合には、ス ップ21の処理に移る。

 ステップ21において、中継装置20は、無線 回線による同報配信に適したフォーマットに 同報メッセージ(変換前)を変換して、同報メ セージ(変換後)を取得する。

 ステップ22において、中継装置20は、同報 メッセージ(変換後)を無線制御局31に送信す 。

 (携帯端末の動作)
 以下において、第1実施形態に係る携帯端末 の動作について、図面を参照しながら説明す る。図8は、第1実施形態に係る携帯端末40の 作を示すフロー図である。

 図8に示すように、ステップ30において、 帯端末40は、同報メッセージ(変換後)を基地 局32から受信したか否かを判定する。

 ステップ31において、携帯端末40は、同報 メッセージに着信動作識別子が含まれている か否かを判定する。携帯端末40は、着信動作 別子が含まれている場合には、ステップ32 処理に移る。一方で、携帯端末40は、着信動 作識別子が含まれていない場合には、ステッ プ34の処理に移る。

 ステップ32において、携帯端末40は、着信 動作識別子によって示される着信動作(指定 信動作)に従うか否かを判定する。携帯端末4 0は、指定着信動作に従うと判定された場合 は、ステップ33の処理に移る。一方で、携帯 端末40は、指定着信動作に従わないと判定さ た場合には、ステップ34の処理に移る。

 ステップ33において、携帯端末40は、着信 動作識別子によって示される着信動作(指定 信動作)に従って、同報メッセージの着信動 を実行する。

 ステップ34において、携帯端末40は、記憶 部42に記憶された着信動作(通常着信動作)に って、同報メッセージの着信動作を実行す 。

 ステップ35において、携帯端末40は、同報 メッセージに含まれる緊急情報をディスプレ イ上に表示する。

 (作用及び効果)
 第1実施形態によれば、同報メッセージは、 緊急情報及び着信動作識別子が別々なフィー ルドに含まれるフォーマットを有する。従っ て、無線環境が劣悪であるようなケースにお いて携帯端末40が緊急情報を復調することが きなくても、着信動作識別子に従った着信 作によって、何からの異常が生じたことを ーザに通知することができる。また、携帯 末40が緊急情報の解析を行わなくても、“Se rial Number”(“Message Code”)に着信動作識別子 が含まれるか否かによって、何からの異常が 生じたことをユーザに通知することができる 。すなわち、携帯端末40のユーザに災害など 緊急事態の発生を通知する確実性の向上を ることができる。

[その他の実施形態]
 本発明は上述した実施形態によって説明し が、この開示の一部をなす論述及び図面は この発明を限定するものであると理解すべ ではない。この開示から当業者には様々な 替実施形態、実施例及び運用技術が明らか なろう。

 例えば、携帯端末40の記憶部42は、着信動 作識別子によって示される着信動作に従うか 否かを示す許可情報を着信動作識別子毎に記 憶していてもよい。同様に、携帯端末40の記 部42は、着信動作識別子に従うか否かを示 許可情報を緊急情報の種類(重要度)毎に記憶 していてもよい。なお、許可情報は、ユーザ によって設定されることが好ましい。

 このようなケースでは、携帯端末40の制 部43は、記憶部42に記憶された許可情報を参 して、着信動作識別子によって示される着 動作に従うか否かを判定する。

 送信サーバ10は、中継装置20の機能を有し ていてもよい。このようなケースでは、同報 メッセージの変換が不要であることは勿論で ある。

 なお、日本国特許出願第2007-298524号(2007年 11月16日出願)の全内容が、参照により、本願 細書に組み込まれている。

 以上説明したように、本発明によれば、 急情報を含む同報メッセージが無線回線に って同報配信される緊急情報配信システム おいて、携帯端末のユーザに災害などの緊 事態の発生を通知する確実性の向上を図る とを可能とする緊急情報配信システム、緊 情報配信方法、送信サーバ及び携帯端末を 供することができる。