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Title:
END-CONNECTING METHOD FOR DOUBLY-CYLINDRICAL FABRIC
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/060811
Kind Code:
A1
Abstract:
This aims to provide an end-connecting method for connecting the inner and outer fabrics of a doubly-cylindrical fabric at their two ends not by sewing the fabrics but by utilizing the interlaces of knitting yarns. A double-cylinder fabric (1) composed of two cylinder portions of an inner-cylinder portion (7) and an outer-cylinder portion (8) is knitted by using a feeder (9) for feeding the inner-cylinder portion (7) with a knitting yarn (11) and a feeder (10) positioned in front or at the back of the feeder (9) for feeding the outer-cylinder portion (8) with a knitting yarn (12). The end-connecting method repeats the following two steps in a desired combination. At one step, an interlaced portion (6) is formed at the one-end portion (13) of the double-cylinder fabric (1), by knitting the knitting yarn (12) to be transferred from the fabric of the outer-cylinder portion (8) to the feeder (10), to intersect over the knitting yarn (11) to be transferred from the fabric of the inner-cylinder portion (7) to the feeder (9), and subsequently by knitting the inner-cylinder portion (7). At the other step, the interlaced portion (6) is formed at the other-end portion (14) of the double-cylinder fabric (1), by knitting the knitting yarn (12) of the outer-cylinder portion (8), when transferred to the knitting needle of a front or back needle bed, to intersect over the knitting yarn (11) to be transferred from the fabric of the inner-cylinder portion (7) to the feeder (9), and subsequently by knitting the inner-cylinder portion (7).

Inventors:
FUNAKI NOBUO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/070005
Publication Date:
May 14, 2009
Filing Date:
November 04, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SHIMA SEIKI MFG (JP)
FUNAKI NOBUO (JP)
International Classes:
D04B1/24; D04B7/32; A41B11/00; A41D19/00
Domestic Patent References:
WO2001094671A12001-12-13
WO2006109782A12006-10-19
Foreign References:
JPH04126852A1992-04-27
JPH0291254A1990-03-30
JP2000256946A2000-09-19
JP2006188778A2006-07-20
JP2007131983A2007-05-31
JPH11323608A1999-11-26
Other References:
See also references of EP 2208814A4
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Claims:
 左右方向に延び、かつ前後方向に対向する少なくとも一対の針床を有し、針床間での目移しが可能で、針床の上方には前後方向に並設される糸道レールを備え、糸道レールには第1給糸口と第1給糸口よりも前後一方側に位置する第2給糸口とを摺動自在に支持する横編機を用いて、第1給糸口から供給される第1編糸を用いて周回編成される内側筒部と第2給糸口から供給される第2編糸を用いて周回編成される外側筒部とを有し、内側筒部と外側筒部とが編幅の両端で互いに接続されて成る二重筒状編地を、前後一方側の針床に内側筒部と外側筒部のそれぞれの一方側編地を付属させるとともに他方側の針床に内側筒部と外側筒部のそれぞれの他方側編地を付属させて編成する方法であって、以下のステップを含むことを特徴とする編成方法;
 (1)二重筒状編地の一端部において、第1給糸口を用いて内側筒部を一端部まで編成するステップ、
 (2)前記ステップ1に続いて、第2給糸口を用いて、外側筒部の他方側編地を一端部まで編成するステップ、
 (3)前記ステップ2に続いて、内側筒部を他端部まで編成し、第1編糸と第2編糸とを交絡させて一端部に交絡部を形成するステップ、
 (4)二重筒状編地の他端部において、第1給糸口を用いて内側筒部を他端部まで編成するステップ、
 (5)前記ステップ4に続いて、第2給糸口を用いて、外側筒部の他方側編地を一端部まで編成するステップ、
 (6)前記ステップ5に続いて、内側筒部を一端部まで編成し、第1編糸と第2編糸とを交絡させて他端部に交絡部を形成するステップ、
 (7)前記ステップ(1)からステップ(3)の編成と、前記ステップ(4)からステップ(6)の編成とを所望の組み合わせで繰り返し、前記交絡部を二重筒状編地の編幅の両端に形成するステップ。
 左右方向に延び、かつ前後方向に対向する少なくとも一対の針床を有する汎用の横編機を用いて編成される二重筒状編地であって、二重筒状編地の両端では、内側筒部の編糸が外側筒部の外側表面に現れてなる交絡部により、内側筒部と外側筒部とは互いに接続されることを特徴とする二重筒状編地。
 内側筒部の内側表面と外側筒部の外側表面がともに表目で形成されることを特徴とする、請求項2に記載の二重筒状編地。
Description:
二重筒状編地の端部接続方法

 本発明は、二重筒状編地の内外の編地を 端で接続する方法に関する。

 手袋や靴下などで、2つの筒状編地を重ねて 着用することが特許文献1などにより公知で る。特許文献1では、2つの靴下を履き口部で 連続するように一方の爪先部から他方の爪先 部まで編成した後、内側となる編地を外側と なる編地の内部に折り込んで着用する例が示 されている。このような二重筒状編地では内 外の編地の糸種を変えることが可能であり、 リバーシブル編地はもちろん、内部に保温効 果や肌触りの優れた糸を用いつつ、外部に意 匠糸や防刃効果のある糸、コーティングに適 した糸などを用いることができる。

特開平11-323608号公報

 前記したような二重筒状編地は、着用時 内外の編地にズレが生じることがあり、着 者に違和感を与えたり、作業用手袋の場合 は使用環境によっては安全面に問題が生じ ことがある。内外の編地を縫製して接続す ことも可能だが、この場合縫製作業に伴う ストが発生する他、縫製箇所で伸縮性が不 する問題がある。

 本発明は、縫製を行わずに、編糸同士の 絡を利用して二重筒状編地の内外の編地を 端で接続することを目的とする。

 本発明の編成方法は、左右方向に延び、か 前後方向に対向する少なくとも一対の針床 有し、針床間での目移しが可能で、針床の 方には前後方向に並設される糸道レールを え、糸道レールには第1給糸口と第1給糸口 りも前後一方側に位置する第2給糸口とを摺 自在に支持する横編機を用いて、第1給糸口 から供給される第1編糸を用いて周回編成さ る内側筒部と第2給糸口から供給される第2編 糸を用いて周回編成される外側筒部とを有し 、内側筒部と外側筒部とが編幅の両端で互い に接続されて成る二重筒状編地を、前後一方 側の針床に内側筒部と外側筒部のそれぞれの 一方側編地を付属させるとともに他方側の針 床に内側筒部と外側筒部のそれぞれの他方側 編地を付属させて編成する方法であって、以 下のステップを含むことを特徴とする編成方 法である。
 (1)二重筒状編地の一端部において、第1給糸 口を用いて内側筒部を一端部まで編成するス テップ、
 (2)前記ステップ1に続いて、第2給糸口を用 て、外側筒部の他方側編地を一端部まで編 するステップ、
 (3)前記ステップ2に続いて、内側筒部を他端 部まで編成し、第1編糸と第2編糸とを交絡さ て一端部に交絡部を形成するステップ、
 (4)二重筒状編地の他端部において、第1給糸 口を用いて内側筒部を他端部まで編成するス テップ、
 (5)前記ステップ4に続いて、第2給糸口を用 て、外側筒部の他方側編地を一端部まで編 するステップ、
 (6)前記ステップ5に続いて、内側筒部を一端 部まで編成し、第1編糸と第2編糸とを交絡さ て他端部に交絡部を形成するステップ、
 (7)前記ステップ(1)からステップ(3)の編成と 前記ステップ(4)からステップ(6)の編成とを 望の組み合わせで繰り返し、前記交絡部を 重筒状編地の編幅の両端に形成するステッ 。

 また、本発明の二重筒状編地は、左右方 に延び、かつ前後方向に対向する少なくと 一対の針床を有する汎用の横編機を用いて 成される二重筒状編地であって、二重筒状 地の両端では、内側筒部の編糸が外側筒部 外側表面に現れてなる交絡部により、内側 部と外側筒部とは互いに接続されることを 徴とする。

 また、本発明の二重筒状編地は、内側筒 の内側表面と外側筒部の外側表面がともに 目で形成されることを特徴とする。

 本発明の編成方法によれば、それぞれ異 る給糸口から供給される編糸により内側筒 と外側筒部を形成して二重筒状編地を編成 るに際して、二重筒状編地の一端部と他端 に内側筒部の編糸と外側筒部の編糸とによ 交絡部を形成してこれら両方の筒部を接続 るので、縫製することなく着用時のズレを ぐことができる。交絡部は、内側筒部の端 で前後の編目間に渡る編糸の内側に外側筒 の編糸を内包することで形成されるので、 いの編糸同士は固定されず、伸縮性が損な れない。

 また、本発明の二重筒状編地は、内側筒 と外側筒部とが編地の両端で周期的に交絡 を形成して互いに接続しており、交絡部で 内側筒部の編糸が外側筒部の外側表面に現 るので、着用時のズレを防ぐことができる ともに、周期的に形成される交絡部によっ ウエール方向に伸びるステッチ風のデザイ を得ることができる。

 また、本発明の二重筒状編地は、内側筒 の内側表面と外側筒部の外側表面がともに 目で形成されるので、色や意匠性などの異 る表裏の風合いを常に表目組織で楽しむこ ができる。

図1は、本発明の編成方法により形成さ れる手袋の外観を示す概略図である。 図2は、本発明の実施例における編成方 法の概略的な工程を示す図である。 図3は、本発明の編成方法により交絡部 が形成される様子を示す概略図である。 図4は、本発明の編成方法により交絡部 が形成される様子を示す概略図である。

符号の説明

 1 二重筒状編地
 6 交絡部
 7 内側筒部
 8 外側筒部
 9,10 給糸口
 11,12 編糸
 13 一端部
 14 他端部
 15 内側筒部の内側表面
 16 内側筒部の外側表面
 17 外側筒部の内側表面
 18 外側筒部の外側表面
 20 手袋

 次に本発明の実施の形態を、図面に基づ て詳細に説明する。なお、以下に示す実施 では、左右方向に延び、かつ前後方向に対 する少なくとも一対の針床を有し、針床間 の目移しが可能で、針床の上方には前後方 に並設される糸道レールを備え、糸道レー に給糸口を摺動自在に支持する横編機を用 て、内側筒部と外側筒部とが編幅の端部で いに接続されて成る二重筒状編地の編成を う。

 なお、筒状の編地は、前後の針床にそれ れ付属する編地を、編幅の両端を前後の針 間でそれぞれ連結するように編糸を周回さ ながら編成することで得られる。セーター どは、裾や袖口を裾ゴムと呼ばれるリブ組 を含む編地とする必要がある。リブ組織な では表目と裏目とで構成され、前後両方の 床を使用して編成される。筒状編地の前後 一方の針床に付属する編地を前後両方の針 を使用して編成するためには、編成に支障 生じないように、前後の他方に付属する編 を係止しておかなければならない。本実施 のように、筒状編地を二重にして編成する 合も同様に、編成に支障が生じないよう適 編地を目移しして退避させる必要がある。

 図1は、本実施例の編成方法により得られ る手袋20の外観を示す概略図である。手袋20 5本の指袋(2a,2b,2c,2d,2e)と、四本胴3、五本胴4 手首部5から成り、前記した各部はいずれも 二重筒状編地として形成される。各部が二重 筒状編地として形成される以外は公知の手袋 と同様の方法で編成可能であり、ここでは全 編成工程の説明は省略する。手袋20の各部の 端には交絡部6が周期的に形成さてており、 ステッチ風のデザインを有している。

 図2は、本実施例の編成方法の概略的な工 程を示す図である。本実施例では、内側筒部 の内側表面15と外側筒部の外側表面18がとも 表目で形成されてなる二重筒状編地1の編成 ついて、図2を用いて説明を行う。なお、図 中の左の数字は編成の工程数であり、アルフ ァベットのFとBはそれぞれ前針床と後針床を す。四角印は内側筒部7の編目であり、丸印 は外側筒部8の編目である。編目に関して、 い丸印および四角印は針床の編針に係止さ ている状態を示し、黒い丸印および四角印 新たに形成された編目を示し、矢印は前後 針床間で目移しを行うことを示している。 た、白い三角印と黒い三角印はそれぞれ内 筒部7に編糸11(第1編糸)を供給する給糸口9(第 1給糸口)と外側筒部8に編糸12(第2編糸)を供給 る給糸口10(第2給糸口)を示す。なお、給糸 10は給糸口9よりも、前側の糸道レールに支 されている。

 図3(a)~(d)および図4(e)~(f)は、内側筒部7の 成に使用される編糸11と外側筒部8の編成に 用される編糸12とが交差する様子について、 段階的に示す概略図である。理解を容易にす るため、針床の図示は省略し、内側筒部7と 側筒部8は立体的に二重筒状編地を形成する うに示している。同様に内側筒部7の編成に 関する目移し工程の図示も省略している。

 以下、図2、図3および図4を参照して本実 例による二重筒状編地の編成工程について 明する。なお、図示しない工程0以前の編成 工程では、給糸口9から供給される編糸11を用 いて内側筒部7が一端部13まで編成される。工 程0は、二重筒状編地1を構成する内側筒部7と 外側筒部8とが、それぞれ目移し用の空き針 対向する針床に設けるようにして前後の針 の編針に係止されている(図3(a)に対応)。給 口9と給糸口10はともに二重筒状編地1の一端 13よりも紙面右側に位置しており、各給糸 から供給される編糸11および編糸12は、一端 13側で後針床のそれぞれ異なる編針に係止 れている。なお、工程0における内側筒部7と 外側筒部8のそれぞれにおいて、前針床の編 に係止される編地は前側編地、後針床の編 で係止される編地は後側編地である。

 工程1では、前針床の編針で係止されてい る内側筒部7の前側編地の編目を、後針床の 針へ目移しした後、工程2で給糸口10から前 床の編針へ編糸12を供給して、外側筒部8の 側編地を編成する(図3(b)に対応)。

 工程3と工程4も同様に、内側筒部7の前側 地と後側編地の編目列を前針床の編針へ目 しした後、給糸口10から後針床の編針へ編 12を供給して、外側筒部8の後側編地を編成 る(図3(c)に対応)。ここで、図3(c)に着目する 、一端部13側で待機していた給糸口9から内 筒部7の後側編地の端部に渡る編糸11の上方 、後針床にある外側筒部8の後側編地の端部 から給糸口10に渡る編糸12が交差している。

 工程5では内側筒部7の内側表面15に表目を 形成するため、内側筒部7の前側編地と後側 地の編目列を後針床へ目移しした後、工程6 給糸口9から編糸11を後針床の編針へ供給し 、内側筒部7の前側編地を編成する(図3(d)に 応)。同様に工程7と工程8では内側筒部7の後 側編地を前針床の編針で編成する。ここで、 図3(d)に着目すると、図3(c)の状態にあった編 11は、内側筒部7の前側編地を編成するため 編針へ供給されるが、内側筒部7の後側編地 から前側編地の編成のために給糸口9を折り す際に、外側筒部8の最終編目から給糸口10 渡る編糸12を内側筒部7の内側へ内包するよ にして交絡部6が形成される。

 以上の工程1から工程8の編成により、内 筒部7と外側筒部8にはそれぞれ周回する1コ スの編目列が形成され、工程0と同じ状態と る(図4(e)に対応)。なお、交絡部6は二重筒状 編地の一端部13側にのみ形成され、他端部14 には形成されない。

 次に、工程9から工程14では、前記工程1か ら工程8の編成とは各編地を編成する順番を 更し、交絡部6を二重筒状編地1の他端部14に 成する編成を行なう。

 工程9および工程10で、前記した工程1と工 程2と同様にして外側筒部8の前側編地を編成 た後、続く工程11では内側筒部7の前側編地 前記工程6と同様にして編成する(図4(f)に対 )。なお、外側筒部8の前側編地の編成と内 筒部7の前側編地の編成は、どちらを先行し 行っても図4(f)の状態となる。

 工程12で内側筒部7の編目列を前針床の編 へ目移しした後、工程13では、前記工程4と 様にして外側筒部8の後側編地を編成する( 4(g)に対応)。ここで図4(g)に着目すると、他 部14側で待機していた給糸口9から内側筒部7 前側編地の端部に渡る編糸11の上方を、折 返し編成により前針床から後針床に渡る外 筒部8の編糸12が交差している。

 工程14で編糸11を用いて内側筒部7の後側 地を編成すると、編糸12が内側筒部7の内側 内包されるようにして交絡部6が形成される( 図4(h)に対応)。

 以上、本実施例で示した工程1から工程14 繰り返すことで、二重筒状編地1の一端部13 よび他端部14に交互に交絡部6を形成するこ ができる。なお、工程1から工程8の編成と 工程9から工程14の編成とは、交互に繰り返 ずに所望の組み合わせで繰り返してもよい また、本実施例では二重筒状編地1は内側筒 7の内側表面15と外側筒部8の外側表面18がと に表目で形成されるので、リバーシブル編 として、色や意匠性などの異なる表裏の風 いを常に表目組織で楽しむことができる。

 なお、本実施例では一端部13で交絡部6を 成する際、図3(c)の状態から図3(d)に示す様 内側筒部7を他端部14まで編成したが、図3(c) 状態から外側筒部8を先行して他端部14まで 成する場合も、前後の針床に渡る編糸12が 側筒部7から給糸口9に渡る編糸11の上方を交 する関係は変わらず、本実施例と同様に一 部13に交絡部6を形成することができる。

 また、本実施例では内側筒部7と外側筒部 8は同じ方向に周回編成する例を示したが、 記した編糸11と編糸12の交差の関係は、給糸 9から渡る編糸11が、前後いずれの針床の編 に係止される状態でも変わらない。従って 2つの筒部を同じ方向に周回編成した本実施 例とは逆に、互いに異なる方向に周回編成す る場合でも、二重筒状編地1の両端に交絡部6 形成することができる。

 同様に、本実施例では給糸口9は給糸口10 前後方向手前側に位置していたが、これと の位置関係の場合であっても、図2における 各工程図を180度回した状態の針立てで実施す る場合と同じであり、前記した実施例のよう に二重筒状編地1の両端に交絡部6を形成する とができる。

 なお、前記した実施例では内側編地7の内 側表面15と外側筒部8の外側表面18はともに表 としたが、内側編地7の内側表面15と外側筒 8の外側表面18を裏目で形成してもよい。ま 、内側編地7の内側表面15を表目、外側筒部8 の外側表面18を裏目で形成してもよく、この となるように編成してもよい。さらに、周 するコース毎に表目と裏目が入れ替わるよ に編成したり、公知の組織柄と組み合わせ など、本件発明の主旨を逸脱しない範囲で れば実施できることはいうまでもないこと ある。

 また、横編機には前後に対向する2枚の針 床を有するものを用いたが、目移し用の他の 2枚の針床を有する4枚ベッド横編機でも編成 能である。この場合は編地の編成に用いる2 枚の針床には空き針を設ける必要がなく、目 の詰んだ風合いにすることができる。