Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
GAP SUPPORT MEASURING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/149534
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a gap support measuring method which performs autonomous gap allocation without lowering the data transfer rate or the throughput. ST301 acquires various parameters decided by a network so as to execute a gap support measurement task. ST302 checks the current time and starts the gap support measurement task when the current time has become Ts. ST303 judges whether CQI measured by a terminal is lower than a threshold value. ST304 judges whether the threshold value should be updated. ST306 decides the gap length according to the remaining gap length and the remaining time and performs measurement within the gap. ST307 judges whether the measurement is complete. ST308 checks whether the total of the gaps exceed the entire gap length Tg.

Inventors:
WANG BANG
TOH HONG TAT
CHIEN KOH WEI
AOYAMA TAKAHISA
Application Number:
PCT/JP2008/001380
Publication Date:
December 11, 2008
Filing Date:
May 30, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
WANG BANG
TOH HONG TAT
CHIEN KOH WEI
AOYAMA TAKAHISA
International Classes:
H04J3/16; H04W24/10; H04J13/00
Domestic Patent References:
WO1999049609A11999-09-30
WO2005034555A12005-04-14
Foreign References:
JP2004535735A2004-11-25
JP2006279635A2006-10-12
JP2006060809A2006-03-02
JP2001069075A2001-03-16
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, Kimihito (Shintoshicenter Bldg. 24-1, Tsurumaki1-chome, Tama-sh, Tokyo 34, JP)
Download PDF:
Claims:
 基地局装置から送信され、ギャップ支援測定方法を指示するギャップ支援測定タスクを取得する工程と、
 前記ギャップ支援測定タスクに含まれた前記ギャップ支援測定タスクの開始時間と、前記ギャップ支援測定タスクの継続時間に従って、ギャップモードを開始する工程と、
 開始された前記ギャップモードにおいて、前記ギャップ支援測定タスクに含まれた全ギャップ長に基づいて、ギャップを生成する工程と、
 を具備するギャップ支援測定方法。
 前記ギャップモードは、最小ギャップ長及び最大ギャップ間距離によって制限される請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記ギャップ支援測定タスクは、個別チャネルを介すシグナリングによって前記基地局装置から通信端末装置に送信される請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記ギャップ支援測定タスクの開始時間は、ギャップ支援測定タスクが前記基地局装置から送信されてから取得されるまでの最大遅延時間を含めて設定される請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記全ギャップ長は、所定のギャップパターン系列による全ギャップ長と同じ長さに設定される請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記ギャップ支援測定タスクの継続時間は、現在のネットワーク負荷状況、ハンドオーバの遅延規定、端末の瞬間的なチャネル状態とそのQoS要求条件に基づいて設定される請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記ギャップ支援測定タスクの継続時間は、所定のギャップパターン系列と同じ長さに設定される請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記基地局装置は、可変ギャップ割り当て又は固定的なギャップ割り当てによってギャップを生成する請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記最小ギャップ長及び前記最大ギャップ間距離は、報知メッセージによって前記基地局装置から通信端末装置に送信される請求項2に記載のギャップ支援測定方法。
 前記基地局装置は、前記ギャップモードにおいて通信端末装置へのデータ送信の指示があるまで、前記データ送信のスケジューリングを行わない請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記基地局装置は、前記ギャップモードにおいて通信端末装置から送信された指標を取得してから開始する適格期間中に前記通信端末装置へのデータ送信のスケジューリングを行う請求項10に記載のギャップ支援測定方法。
 前記指標は、CQIである請求項11に記載のギャップ支援測定方法。
 前記ギャップ支援測定タスクの継続時間中に新規タスクを送信する場合、前記基地局装置は、前記新規タスクの開始時間を前記ギャップ支援測定タスクの継続時間終了後に設定する請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 前記ギャップ支援測定タスクの継続時間中に新規タスクを送信する場合、前記基地局装置は、前記新規タスクのタスク操作を追加に設定し、通信端末装置が前記ギャップ支援測定タスクの終了直後に新規タスクを開始する請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
 全てのギャップが生成される前又は前記ギャップ支援測定タスクの継続時間終了前に通信端末装置が測定を終了した場合、前記基地局装置は、前記新規タスクのタスク操作をクリアに設定し、通信端末装置が前記ギャップ支援測定タスクを終了する請求項1に記載のギャップ支援測定方法。
Description:
ギャップ支援測定方法

 本発明は、共有無線リソース割り当てを いるセルラ無線通信システムにおいて、周 数間測定又はRAT間測定のためのギャップ支 測定方法に関し、特に、LTEセルラ無線通信 ステムにおけるギャップ支援測定方法に関 る。

 セルラ無線通信システムでは、端末が、 在サービスを提供しているセル(以下、「サ ービングセル」という)から他のセルへ移動 る場合、またはネットワークがセル間のネ トワーク負荷を平均化するために端末を意 的に他のセルに再接続する必要がある場合 端末が接続するサービング基地局を他の基 局へ変更するハンドオーバが必要となる。 末が現在接続され、サービスを提供してい セルはソースセルとも呼ばれる。また、端 が接続されるように準備するセルはターゲ トセルと呼ばれる。

 通常、端末は、ハンドオーバの前に候補 ルのチャネル品質を測定し、例えば、最も 好なチャネル品質のセルをターゲットセル して選択する。この候補セルは、ソースセ の隣接セルとも呼ばれる。

 ハンドオーバには、3つのタイプが存在し 、周波数内ハンドオーバ、周波数間ハンドオ ーバ、RAT間ハンドオーバがある。周波数内ハ ンドオーバは、ソースセルと同じ無線アクセ ス技術(Radio Access Technology: RAT)及び周波数帯 を有するターゲットセルに端末をハンドオー バすることである。また、周波数間ハンドオ ーバは、ソースセルと同じ無線アクセス技術 を有するが異なる周波数帯を有するターゲッ トセルに端末をハンドオーバすることである 。さらに、RAT間ハンドオーバは、ソースセル と異なる無線アクセス技術を有するターゲッ トセルに端末をハンドオーバすることである 。様々な無線アクセス技術と様々な搬送波帯 域のセルを有するセルラ無線通信システムに おいて、これら3つのタイプのハンドオーバ よって、端末はサービスを受けながら自在 移動することができる。

 ハンドオーバのために行う測定もこれら3 つのタイプのハンドオーバに対応して、周波 数内ハンドオーバのための周波数内測定、周 波数間ハンドオーバのための周波数間測定、 RAT間ハンドオーバのためのRAT間測定に分類す ることができる。周波数内測定は、ソースセ ルと同じRAT及び同じ搬送波周波数の隣接セル を測定することである。また、周波数間測定 は、ソースセルと同じRATであるがソースセル と異なる周波数帯の隣接セルを測定すること である。さらに、RAT間測定は、ソースセルと 異なるRATの隣接セルを測定することである。

 周波数内測定については、端末は、隣接 ルを測定するために受信機をサービングセ の周波数以外の周波数にチューニングする 要がない。周波数間及びRAT間測定について 、以下の2つの手法がある。

 一つ目の手法としては、端末が2つ以上の 周波数帯を同時に受信する機能を備える場合 、端末は、一つの受信回路を使用し、異なる 搬送波周波数又は異なるRATの他のセルを測定 するとともに、他の受信回路を使用し、サー ビングセルにおけるデータ伝送を維持するた めにサービングセルの周波数にチューニング することができる。

 二つ目の手法としては、端末が複数の周 数帯を同時に受信できない場合、端末は、 波数間測定を実行するために、あるいはRAT 測定を実行するために、受信回路をソース ルの周波数から隣接セルの他の周波数又は のRATの周波数にチューニングするとともに ソースセルによりデータ伝送を続けるため 、測定後に受信回路を再チューニングし、 ースセルの周波数に戻す必要がある。複数 周波数帯を同時に受信できない端末が周波 間測定又はRAT間測定を実行するこの手順は 端末がサービングセル内の当該データ伝送 続けるため、アイドル期間を設定すること 要求される。また、このようなアイドル期 では、サービング基地局が端末にデータを 信しないように、サービング基地局及び端 間で同期していることが前提となる。

 現行のいわゆる第3世代と呼ばれるセルラ 無線通信システム-汎用端末通信システム(UMTS )において、アイドル期間を生成する技術と て、圧縮モード(Compressed mode)が知られてい 。圧縮モードにおいて、周波数間測定又はRA T間測定のためのアイドル期間(以下、「ギャ プ」ともいう)は、端末がギャップ期間中に 周波数間及びRAT間測定を実行することができ るように、サービング基地局により端末に割 り当てられる。圧縮モードは、通常、ダウン リンク上で実施されるか、ダウンリンク及び アップリンク上で同時に実施される。また、 UMTSでは、それぞれのフレームが15のタイムス ロットから構成され、その一部のタイムスロ ットが周波数間測定又はRAT間測定のためのギ ャップとして使用され、他のいくつかのタイ ムスロットはデータ伝送のために使用される 。また、UMTSは、多重アクセス技術としてW-CDM A(Wideband-Code Division Multiple Access)を適用する で、圧縮モードの端末のデータ伝送速度が 圧縮モードにおけるデータ伝送速度と同じ 維持されるように、圧縮モードにおいて伝 されるデータの拡散係数を低減するなどの 術が導入されている。この際、ギャップが けられていないタイムスロット内のデータ 送時には送信電力が増加される。

 ここで、LTE(Long Term Evolution)において、 ャップを割り当てる所定ギャップパターン 列のうち、いずれか一つのギャップパター 系列のみを使用することについて説明する 非特許文献1には、周波数間測定及びRAT間測 の両方を満足させる単一ギャップパターン 列が開示されており、また、基地局から端 に送信されるレイヤ3無線リソース制御(Radio  Resource Control: RRC)シグナリングによりギャ プパターン系列を通知することが開示され いる。

 また、非特許文献2には、基地局から端末 に送信されるレイヤ2媒体アクセス制御(Media  Access Control: MAC)シグナリングにより大きな ャップがシグナリングされることが開示さ ている。非特許文献1及び非特許文献2に開示 の技術は、UMTSにおける圧縮モードにおいて 用されるギャップパターン系列の一種の単 化である。

 図1は、圧縮モードにおけるギャップパタ ーン系列の例を示す。図1Aはギャップパター 系列1を、図1Bはギャップパターン系列2を、 図1Cはギャップパターン系列3をそれぞれ示す 。UMTSでは、いくつかのギャップパターン系 が定義される。ギャップパターン系列が活 化されると、端末は、ギャップパターン系 により規定される所定のタイムスロットに って、あるギャップに遷移するものとする UMTSでは、圧縮モードの端末のデータ伝送速 が維持されるように、「拡散係数の低減」 び「送信電力の増加」を行うことができる

 同時には一つの周波数帯からしか受信で ない端末の周波数間測定又はRAT間測定のよ なギャップを使用した(gap assisted)測定のた に、単一のギャップパターン系列のみ、ま は所定のギャップパターン系列のいくつか 使用することにより、圧縮モードの処理を 易に行うことができる。ところが、LTEにお る共有無線リソース割り当てを行うセルラ 線通信システムにUMTSにおけるこのようなギ ャップパターン割り当てが直接適用された場 合、以下のような問題がある。

 LTEにおいて、チャネルの無線品質を管理 てデータの送受信を決めるパケットスケジ ーラ(以下、「チャネル指向パケットスケジ ューラ」という)は、許容遅延時間の比較的 い非リアルタイムサービスを受ける端末だ でなく、許容遅延時間の比較的短いリアル イムサービスを受ける端末についても、共 無線リソース割り当てを行う。チャネル指 パケットスケジューラは、サービングセル チャネル品質が高く、かつ、リアルタイム ービスに要求されるパケット遅延時間内に いて端末を選択し、データ伝送用の無線リ ースを割り当てる。

 例えば、LTEにおけるように、チャネル指 パケットスケジューラによって共有無線リ ース割り当てを行うことを仮定すると、固 のギャップパターンが周波数間測定又はRAT 測定に適用された場合、最適なサービング ルのチャネル品質を有する圧縮モードの端 がいくつかのサブフレームにおけるデータ 送のためにスケジューリングされる。しか ながら、このようなサブフレームは所定ギ ップパターン系列により既に測定のための ャップとして割り当てられているので、こ 端末はデータ伝送を行うことができない可 性が非常に高い。よって、圧縮モードの端 のデータ伝送速度が低下したり、スループ ト損失が生じたりする。

 そこで、端末のデータ伝送速度及びスル プットへの影響を最小にするように、サー ングセルのチャネル品質が低い期間、また 端末がデータ伝送のためにスケジューリン される可能性が低い期間においてのみ、端 にギャップを割り当てる自律的なギャップ り当てを適用することが考えられる。自律 なギャップ割り当てでは、ギャップ状態に る場合に基地局が端末に対しデータ伝送を ケジューリングしないように、基地局と端 はギャップ関連情報を共有する必要がある

 チャネル指向パケットスケジューラによ て共有無線リソース割り当てを行う場合、 ャップ支援測定のための所定ギャップパタ ン系列のいくつかのみを使用することの問 は、上述した通り、端末と基地局の両方の ータ伝送速度及びスループットの低下であ 。ここで、所定ギャップパターン系列にお て、ギャップの位置と長さは予め定義され いる。このため、データ伝送を行う端末が ケジューリングされようとするが、所定ギ ップのためにこの端末をスケジューリング ることができない期間と所定ギャップとが ーバーラップする可能性がある。図2に、高 いチャネル品質の期間と所定ギャップとがオ ーバーラップする場合のスループットの損失 を示す。図2Aは、3つの端末のチャネル品質(CQ I)を表しており、例えば、実線が端末Aのチャ ネル品質を表し、点線が端末Bのチャネル品 を表し、一点鎖線が端末Cのチャネル品質を しているものとする。

 図2Bは、図2Aに示すチャネル品質に基づい てスケジューリングを行った結果を示す。な お、縦軸はデータ量を示す。また、図2C~Eは ギャップパターン系列1~3をそれぞれ表して り、ギャップパターン系列1は端末Aに割り当 てられ、ギャップパターン系列2は端末Bに割 当てられ、ギャップパターン系列3は端末C 割り当てられる。

 図2Fは、図2C~Eに示すギャップパターン系 が用いられた場合のスケジューリング結果 示す。図2Fに示した白抜き部分がスループ トの低下を示しており、図2Bに示したギャッ プがない場合のデータ量からの低下を示して いる。

 また、端末が自立的にギャップの割り当 を行うことも考えられる。具体的な自律的 ャップ割り当ての方法としては、瞬時CQI値 平均CQI値の2つのCQI値と2つの閾値とを使用 ることが考えられる。瞬時CQI値は測定され サービングセルのチャネル品質を表し、平 CQI値は一定期間にわたる瞬時CQI値の平均で る。2つの閾値、閾値A及び閾値Bは測定モー (圧縮モード)の開始と終了を判定する閾値で あり、閾値Aは閾値Bより低く設定される。

 自律的ギャップ割り当ては、次の手順に って行われる。端末は瞬時CQI値を測定し、 続的に平均CQI値を更新する。また、端末は 上述したチャネル指向パケットスケジュー の操作を容易にするため、測定された瞬時C QI値を基地局に定期的に報告する。端末にお て更新される平均CQI値が閾値Aより低い場合 、端末は測定モードを開始する。測定モード では、測定された瞬時CQI値が平均CQI値より低 い場合、端末は周波数間測定又はRAT間測定の ためのギャップを生成する。瞬時CQI値が平均 CQI値より高い場合、端末はデータ伝送を続け ることができるように基地局に瞬時CQI値を送 信してよい。平均CQI値が閾値Bより大きい場 、端末は測定モードを終了する。

 このように、端末はCQIを送信しないことに り、ギャップを割り当てていることを基地 に通知することができる。すなわち、CQIが 信されるか否かにより、端末と基地局とで ャップの割り当て情報を共有することがで る。
Ericsson, R2-062134, “Idle Gaps for Handover M easurements in E-UTRAN”, August 2006 Qualcomm, R2-062359, “Measurement Gap Scheduling ”, August, 2006

 しかしながら、上述した自律的ギャップ り当ての方法でも、以下のような問題があ 。一つ目の問題は、端末が測定モードを開 するタイミングと終了するタイミングは、 測不可能であるということである。これは 平均CQI値が2つの閾値を頻繁に横切る可能性 が高い時変チャネルの性質に起因する。例え ば、端末が短いフェージング状態にあると、 端末は短い測定モードを設定することがある 。すなわち、端末の平均CQI値が閾値Aより低 場合、端末は測定モードを開始する。とこ が、端末は、短いフェージング期間である とから、極めて速く測定モードを終了する このような場合、測定モードにおける測定 生成されるギャップは、端末が周波数間測 又はRAT間測定を行うのに適したものではな 。

 二つ目の問題は、測定モードにおいて生 されるギャップが非常に長く、測定を行う に必要なギャップより長くなってしまうこ がある。これも、測定モードが長く、瞬時C QI値が平均CQI値未満である時間が非常に長く る可能性が高い時変チャネルの性質に起因 る。この結果、必要以上のギャップを用い しまうため、依然としてデータ伝送速度の 下及びスループットの損失と端末に非効率 電力消費をもたらしてしまう。

 本発明の目的は、データ伝送速度の低下 びスループットの損失をさせずに、自律的 ャップ割り当てを行うギャップ支援測定方 を提供することである。

 本発明のギャップ支援測定方法は、基地 装置から送信され、ギャップ支援測定方法 指示するギャップ支援測定タスクを取得す 工程と、前記ギャップ支援測定タスクに含 れた前記ギャップ支援測定タスクの開始時 と、前記ギャップ支援測定タスクの継続時 に従って、ギャップモードを開始する工程 、開始された前記ギャップモードにおいて 前記ギャップ支援測定タスクに含まれた全 ャップ長に基づいて、ギャップを生成する 程と、を具備するようにした。

 本発明によれば、データ伝送速度の低下 びスループットの損失をさせずに、自律的 ャップ割り当てを行うことができる。

圧縮モードにおけるギャップパターン 列の例を示す図 高いチャネル品質の期間と所定ギャッ とがオーバーラップする場合のスループッ の損失を示す図 端末が他の異なるRATのセルに移動する 子を示す図 ネットワークがギャップ支援測定タス の各種パラメータを決定する手順を示すフ ー図 本発明の実施の形態1に係るギャップ支 援測定タスクを実行する端末の動作を示すフ ロー図 レイヤ2及びレイヤ3のシグナリングの 子を示す図 レイヤ2及びレイヤ3のシグナリングの 子を示す図 レイヤ3のシグナリングの様子を示す図 本発明の実施の形態2に係るギャップ支 援測定タスクを実行する端末の動作を示すフ ロー図 非リアルタイムサービスのギャップモ ードにおいて生成されるギャップの説明に供 する図 持続的スケジューリングが行われるリ アルタイムサービスのギャップモードにおい て生成されるギャップの説明に供する図 通常モードの端末を対象とするパケッ トスケジューラの動作と、ギャップモードの 端末を対象とするパケットスケジューラの動 作とを比較する図 ギャップモードの端末の動作を示す図 現タスクの終了後に新規タスクが割り 当てられる様子を示す図 To=“追加”を有する第2のタスクが第1 タスクのタスク継続時間中に送信された様 を示す図 To=“クリア”を有する第2のタスクが 1のタスクのタスク継続時間中に送信される 子を示す図 2つの変数と現在時刻Tを示す図 端末のTaskQue操作方法の説明に供する 端末の時刻TにおけるActiveTask操作方法 説明に供する図

 以下、本発明の実施の形態について、図 を参照して詳細に説明する。

 (実施の形態1)
 図3に、端末が他の異なるRATのセルに移動す る様子を示す。具体的には、LTEのサービング セル100からWCDMAのセル150に移動するものとす 。図3に示す端末120は、LTEとWCDMAに対応でき ように二つの受信機を有する。すなわち、 末120がLTEセル内にある場合、端末120はLTE信 を受信するためにLTE受信機130を使用する。 た、端末120がWCDMAセル内に移動した後は、 末120はWCDMA受信機140を使用する。

 なお、図3に示した端末は、3つ以上の受 機を備えてもよく、例えば、LTE受信機、WCDMA 受信機及びGSM受信機を備えてもよい。また、 図3に示した端末は、一つのアンテナを備え 場合を示したが、複数のアンテナを備えて よい。

 ネットワークがギャップ支援測定タスク( 以下、単に「タスク」と簡略化する場合があ る)を割り当てる理由は、端末のチャネル品 が一定期間の間により悪くなったり、また ネットワークがネットワーク負荷を平準化 るため、端末をサービングセルから他のセ に再接続したりすることが挙げられる。

 ギャップ支援測定タスクは、各種情報を むことができ、ギャップモード、ギャップ ードで生成されるギャップの全体長及び測 タスクの操作を定義する以下のパラメータ 含むことができる。すなわち、ギャップモ ドの開始時間を示すタスク開始時間(以下、 「Ts」と省略する)と、ギャップモードの継続 時間を示すタスク継続時間(以下、「Td」と省 略する)と、ギャップモードにおけるギャッ の全体長を示すタスクの全ギャップ長(以下 「Tg」と省略する)と、ギャップ支援測定タ クの操作を示すタスク操作(以下、「To」と 略する)とである。

 上記パラメータにおいて、Tdは常にTg以上 でなければならない。すなわち、全てのギャ ップ支援測定タスクに対して、Td≧Tgを満た なければならない。パラメータTsの単位は絶 対時刻でもよいし、または無線フレームに付 与されるインデックスに使用されるカウンタ であってもよい。よって、TdとTgが絶対時刻 ある場合には、それらはミリ秒のような単 で表される。また、TdとTgが無線フレームに 与されるインデックスに使用されるカウン である場合には、それらは送信時間間隔(す なわち、等価的にはサブフレーム)のような 位で表される。以下、Tsの単位は、1、2、3、 ...のようなサブフレームに付与するインデッ クスとして説明し、TdとTgの単位は、サブフ ーム(例えば、1ミリ秒のサブフレーム)とし 説明する。

 なお、Td期間の間、端末とネットワーク 動作を変更することができる。例えば、Td期 間中の無線リソースの割り当て方式として、 周波数軸上に分散されたサブキャリアを割り 当てる分散化手法(distributed approach)がとられ いる場合、チャネル品質報告に必要なリソ スは減少する。一方、Td期間中の無線リソ スの割り当て方式として、周波数軸上に固 ったサブキャリアを割り当てる局所化手法(l ocalized approach)がとられている場合、多くの ャネル品質報告を送信することが必要であ 。これは、分散化手法では、受信品質の周 数軸上での平均値を送ればよいのに対して 局所化手法では受信品質をある程度の周波 単位で送らなければいけないためである。 のため、局所化手法が使用されていても、Td 期間の間のみ分散化手法を使用することが考 えられる。

 パラメータToは、他のギャップ支援測定 スクとの関連を示すものであり、このギャ プ支援測定タスクを操作する方法の指示に 用される。具体的には、他のギャップ支援 定タスクが終了してからこのギャップ支援 定タスクを行うのか、他のギャップ支援測 タスクを強制終了してこのギャップ支援測 タスクを行うのか、他のギャップ支援測定 スクと並行してこのギャップ支援測定タス を行うのかなどを示すものである。

 ギャップ支援測定タスクは、測定目的、 定量、測定報告判定基準、測定報告品質等 測定構成と測定識別情報とを含む測定関連 報などにより決まる。測定識別情報は、測 関連情報を識別するため測定関連情報に付 されるインデックスである。測定構成は、 ャップにおいて測定する対象、測定方法等 指示に使用される。なお、測定構成につい は、例えば、3GPP TS 25.331,“UMTS Radio Resourc e Control (RRC) Protocol Specification”,v7.0.0, 2006. 03等に開示されている。

 図4は、ネットワークがギャップ支援測定 タスクの各種パラメータを決定する手順を示 すフロー図である。ステップ(以下、「ST」と 省略する)201では、ギャップ支援測定タスク 開始され、ST202では、ギャップ支援測定タス クを端末に実行させるタイミングを示すタス ク開始時間Tsが決定される。

 ST203では、ギャップモードにおけるギャ プの全体長を示す全ギャップ長Tgがギャップ 支援測定タスクを終了するのに必要な測定時 間などから算出され、ST204では、QoSを満たし 状態でギャップ支援測定タスクが実行でき ように、ギャップモードのタスク継続時間T dが決定される。ここで、タスク継続時間Tdは 、ギャップの全体長Tgより長く、タスク継続 間Tdからギャップの全体長Tgを引いた時間内 でQoSを満たす必要がある。

 次に、ギャップ支援測定タスクを実行す 端末の動作について図5を用いて説明する。 図5において、ST301では、ギャップ支援測定タ スクを実施するため、ネットワークが決定し た各種パラメータを取得し、ST302では、現在 刻を確認し、現在時刻がTsとなった時にギ ップ支援測定タスクを開始する。

 ST303では、端末が測定したCQIがある閾値 り低いか否かを判定し、CQIが閾値より低い 合(Yes)、ST306に移行し、CQIが閾値より高い場 (No)、ST304に移行する。ここで、閾値は、報 情報によって通知されてもよいし、測定指 メッセージ(Measurement control message)によって 伝えられてもよいし、予め端末が保持してお いてもよい。

 ST304では、閾値を更新する必要があるか かを判定する。例えば、CQIが連続的に高い 合には、端末がギャップを生成することが きず、測定できない状態が継続する。この め、ギャップを確実に生成できるように閾 を高く更新する。逆に、CQIが連続的に低い 合には、閾値を低く更新する。これらの更 に関しても、報知情報によって通知されて よいし、測定指示メッセージ(Measurement contro l message)によって通知されてもよいし、予め 末が保持しておいてもよい。ST304の判定の 果、閾値を更新する必要がある場合(Yes)、ST3 05に移行し、閾値を更新し、ST303に戻る。ま 、閾値を更新する必要がない場合(No)、ST303 戻る。

 ST306では、残っているギャップ長、残っ いる時間などからギャップの長さを決定し そのギャップ内で測定を実施する。ST307では 、測定が終了したか否かを判定し、測定が終 了した場合(Yes)には、ST309に移行し、Td経過後 通常モードへ移行してギャップ支援測定タス クを終了する。測定が終了していない場合(No )には、ST308に移行する。

 ST308では、今までの全ギャップがギャッ の全体長を示すTgを超えているか否かを確認 し、超えている場合(Yes)には、ST309に移行し Td経過後通常モードへ移行してギャップ支援 測定タスクを終了する。また、超えていない 場合(No)には、ST303に戻る。

 なお、ネットワークによって決定された 種パラメータを含むギャップ支援測定タス を端末に割り当てるシグナリングメッセー は、個別チャネルを介してネットワークか 端末に送信される。測定識別情報によりイ デックスが付与された測定関連情報構成が め端末に設定されており、変更する必要が い場合、そのインデックスのみを送信する とにより、送信するメッセージを削減する とが可能である。

 次に、各種パラメータの値を設定する方 について具体的に説明する。まず、パラメ タToには“開始”が設定される。ここで、 ットワークがギャップ支援測定タスクを送 することを決定する時刻をTと表すものとす 。

 端末がネットワークからタスクを受信す 際、何らかの遅延と遅延変動が想定される で、ネットワークは、タスクのシグナリン 遅延を想定し、現在時刻T及び遅延時間Tdelay を用いてTsの値を設定する。従って、Tsの値 設定するための必須条件はTs>T+Tdelayとなる 。例えば、T=10、Tdelay=4の場合、Ts=15は妥当な である。

 また、ネットワークはTdを決定する前にTg を決定する。Tgの値は、セルを測定する最短 間、測定するセルの数、セルを測定する回 に関係する測定目的及び測定量に基づいて 出される。また、セルの測定を正常に終え ためにはM1で表される最小の測定継続時間 必要とする。ここで、N1は、ギャップ支援測 定タスクにおいて測定される隣接セルの数を 表し、N2は、隣接セルが測定される回数を表 ものとする。従って、Tgの値はM1とN1とN2の 以上でなければならない。すなわち、Tg≧M1 N1×N2となる。例えば、M1=2、N1=20、N2=2の場合 Tg≧2×20×2=80となる。電力消費を最小に抑え 、測定時間を最低限に抑えるためには、Tg=M1 N1×N2に設定し、M1=2、N1=20、N2=2の場合、Tg=80 なる。このように、Tgは全ての隣接セルを一 定の信頼性をもって測定できるように設定さ れる。

 Tgの値を設定した後、ネットワークは、Tg 以上のTdの妥当な値を設定する。ネットワー から端末への測定結果の要求が緊急ではな 場合、Tgと比較して、比較的長いTdを設定し てよい。例えば、Td=6×Tgを設定してよく、上 数値例ではTd=6×80=480である。一方、ネット ークから端末への測定結果の要求が緊急の 合、比較的短いTdを設定してよい。例えば Td=2×Tgと設定してよく、上記数値例ではTd=2× 80=160である。また、ギャップ支援測定タスク の上記方法において、Td=Tgと設定することに り単独の長いギャップを有する単純なギャ プパターン系列を送信することが可能であ 。なお、Tdの値は、Tgの10倍以下の範囲でTg り大きいことが好ましい。

 上記パラメータ設定方法は、UMTSにおいて 使用された所定のギャップパターン系列の概 念にも適用できる。上と同じ変数により、ネ ットワークはToを“開始”と設定し、Ts=4を設 定する。10サブフレーム毎に2つのサブフレー ムのギャップを含む所定のギャップパターン 系列を考えると、ギャップパターン系列の長 さは400サブフレームである。これは、このよ うなギャップパターン系列におけるギャップ の全体長が400/10×2=80サブフレームであること を示す。また、これは、ギャップパターン系 列が400サブフレームにわたることを示す。従 って、ネットワークはTg=80サブフレームとTd=4 00サブフレームを設定することができる。

 また、上記パラメータ(タスク継続時間Td) を設定する際、現在のネットワーク負荷状況 、ハンドオーバの遅延規定、端末の瞬間的な チャネル状態とそのQoS要求条件も考慮した方 がよい。これらを考慮したギャップ割り当て の動作について説明する。

 まず、ネットワークは、ギャップ支援測 タスクによって生成するギャップを、可変 ャップ割り当てで行っても、固定的なギャ プ割り当てで行ってもよい。ここで、ネッ ワークが可変ギャップ割り当てを行う場合 ついて説明する。ネットワークは、各割り てギャップを端末にシグナリングする必要 ある。この個々のギャップ割り当ての指示 、レイヤ2のシグナリングを介して行うこと で随時ネットワークの状況に応じたギャップ 割り当てを実現することが可能である。これ は図6に示され、レイヤ3のRRCシグナリングが ャップ支援測定タスクのパラメータ設定に 用され、レイヤ2のMACシグナリングが個々の ギャップの設定に使用される。

 次に、ネットワークが固定的なギャップ り当てを行う場合について説明する。ネッ ワークは、割り当てられた上記パラメータ 加え、各ギャップ長、ギャップ間距離など いくつかの制限に基づき、それぞれが等し ギャップ間距離により分離された等しい長 の一連のギャップから構成される固定のギ ップパターンを割り当てる。この固定のギ ップパターンは、基地局のMACに設置された ケットスケジューラによって持続的スケジ ーリングが行われるリアルタイムサービス 好適であるので、固定のギャップパターン ネットワークレイヤ2のMACシグナリングによ り割り当てられてもよいし、レイヤ3のRRCシ ナリングにより割り当てられてもよい。

 図7に、所与のパラメータを有する割り当 てタスクに基づき固定のギャップパターンを シグナリングするためにどのようにレイヤ2 MACシグナリングもしくはレイヤ3のRRCシグナ ングを使用することができるかを例示する 最初のギャップは時刻Tsで開始され、ギャ プパターンはタスク継続時間Tdを越えること はないので、このようなレイヤ2のMACシグナ ングは、固定のギャップパターンを指示す ために2つのパラメータ、すなわち、固定ギ ップ長(Lg)と固定ギャップ間距離(Dg)とを使 するだけでよいことが分かる。また、基地 レイヤ2による自律的なギャップ割り当てと 較し、固定のギャップパターンは、レイヤ2 のシグナリングオーバーヘッドを削減し、持 続的スケジューリングを有するリアルタイム サービスに最も好適である。パケットスケジ ューラは、持続的スケジューリングが行われ るリアルタイムサービスのDRX(Discontinuous Recep tion)期間内にのみギャップが存在するように 固定のギャップパターンを設定することが きる。

 なお、本実施の形態では、ネットワーク 、ギャップ支援測定タスクによって生成す ギャップを、可変ギャップ割り当てで行う 、固定的なギャップ割り当てで行うかを端 の行っているサービス、無線状態などを用 て決定するようにしてもよい。また、ネッ ワーク主導ではなく端末が単独でギャップ 生成する場合、ネットワークは、個々のギ ップ割り当てに関し、さらにシグナリング る必要がない。これは図8に示され、ここで はギャップ支援測定タスクを送信するシグナ リングのみが必要とされる。なお、このシグ ナリングとしてはレイヤ3のRRCシグナリング 考えられる。

 本実施の形態において、端末は、ギャッ 支援測定タスクを受信すると、時刻Tsから さTdを有するギャップモードに遷移し、この ギャップモードにおいてTg以下の全体長を有 るギャップを生成する。通常、端末は、サ ビングセルのチャネル品質が非リアルタイ サービスの要求するチャネル品質より低い 合にギャップを生成することができ、リア タイムサービスのDRX期間中にギャップを生 することができる。

 このように実施の形態1によれば、ギャッ プ支援測定タスクに含まれたタスク開始時間 とタスク継続時間とに従ってギャップモード を開始し、開始したギャップモードにおいて 、ギャップ支援測定タスクに含まれた全ギャ ップ長に基づいて、ギャップを生成すること により、データ伝送速度の低下及びスループ ットの損失をさせずに、自律的ギャップ割り 当てを行うことができる。

 (実施の形態2)
 本発明の実施の形態2では、端末がギャップ モードにおいてギャップを自発的に生成する 際、ギャップ長とギャップ間距離に制限を設 ける場合について説明する。

 サービングセルとは異なる搬送波周波数 は異なるRATのセルのチャネル品質を測定す 場合、端末は、このセルのチャネル品質を 定できるように、このセルに同期するとと にこのセルを識別する必要がある。このよ なセルの特定処理としては、例えば、UMTS F DDの3ステップセルサーチが知られている。3 テップセルサーチは、ステップ1ではスロッ 同期を行い、ステップ2ではフレーム同期と 符号群識別を行い、ステップ3ではスクラン ル符号識別を行うものである。端末は、3ス ップセルサーチ後、特定したセルのチャネ 品質を測定することができる。

 3ステップセルサーチにおけるいずれかの ステップを、他のセルの測定に再利用しても よいので、3ステップの全てがセルのチャネ 品質測定に必要ではないが、少なくとも一 は実行されなければならない。従って、ギ ップは、少なくとも一つのセルを正常に測 するために必要なギャップ長を有していな ればならない。このギャップ長は最小ギャ プ長と呼ばれ、Lminで表される。

 一方、セルサーチにおいていずれかのス ップを再利用するためには、ギャップ間距 が大き過ぎてはならないので、ギャップ間 離の最大値を設定する必要がある。ギャッ 間距離の最大値は最大ギャップ間距離と呼 れ、Dmaxで表される。例えば、多くのセルを 測定する場合、Dmax値は、次のギャップだけ なく、多くのギャップも前の同期結果を利 できる値でなければならない。高速移動す 端末は、他のセルに頻繁に移動するので、 り多くの測定が行われる。従って、測定効 を高めるためには、端末による前の同期結 (すなわち、短いDmax値)を最大限に利用する 要がある。このことから、最大ギャップ間 離は端末の移動速度に応じて設定される。

 なお、Lmin及びDmaxは、端末が現在受信し いるサービスにかかわらず、ギャップ生成 おいて適用される。ちなみに、厳しいパケ ト遅延を有するリアルタイムサービスに関 ては、別の制限、すなわちLmaxで表される最 ギャップ長があり、これはリアルタイムサ ビスのパケット遅延要件に応じて設定され 。

 次に、ギャップ支援測定タスクを実行す 端末の動作について図9を用いて説明する。 ただし、図9が図5と共通する部分には、図5と 同一の符号を付し、重複する説明は省略する 。

 図9において、ST401では、前のギャップか 現ギャップまでの間がDmax以内であるか否か を確認する。Dmax以内である場合(Yes)には、ST3 04に移行し、Dmaxを超える場合(No)には、ST402に 移行する。

 ST402では、残っているギャップ長、残っ いる時間に加えてLminをギャップ決定に使用 、ギャップを生成する。

 なお、LminとDmaxは、ネットワークからネ トワーク内の端末に報知することができる また、LminとDmaxは、ギャップ支援測定タスク と共に送信してもよい。ネットワークから送 信されたLminとDmaxは、端末がリアルタイムサ ビスに入ると同時に設定される。

 次に、非リアルタイムサービスのギャッ モードにおいて生成されるギャップについ 、図10を用いて説明する。ここでは、上記 ラメータをTs=15、Td=40、Tg=15、To=“開始”、Lm in=2、Dmax=10と設定する。端末は、割り当てら たギャップ支援測定タスクに従って、時刻T s=15からギャップモードに入る。

 まず、端末はサービングセルのCQIが低い とを検出する。このとき、TdはTgよりはるか に大きいので、端末は、はじめに、T=15で始 るLmin=2以上の長さ2のギャップを生成する。

 端末は、サービングセルのチャネルがサ フレーム17~20において改善したことを検出 ると、データ伝送を再開する。端末はサー ングチャネル品質を監視し続け、サービン セルのCQIが再び低いことを検出すると、端 はさらにいくつかのギャップを生成する。 えば、サービングセルのCQIが低く、かつ、 ャップモードの残り時間が長くない場合、 末は、再びT=21で始まるLmin=2以上の長さ3のギ ャップを生成し、さらに同様のギャップ生成 処理を継続する。

 サービングチャネルは時刻T=40で良好であ り、端末は、ギャップは必要ないと判定する が、Dmax=10が設定されているので、ギャップ 距離8でDmax=10未満となるように、時刻T=49で まるギャップを生成する。

 次に、持続的スケジューリングが行われ リアルタイムサービスのギャップモードに いて生成されるギャップについて、図11を いて説明する。持続的スケジューリングと 、ある時間間隔で一定の規則に基づいて端 に無線リソースを割り当てることをいう。 えば、リアルタイムサービスを受ける端末 、8サブフレーム毎にデータ伝送用の2サブフ レームが割り当てられ、この割り当ては、80 ブフレーム毎に繰り返される。従って、端 は、8サブフレーム毎にデータ伝送用の2サ フレームを使用し、残り6サブフレームを電 消費の低減可能なDRX期間として使用する。 こでは、上記パラメータをTs=15、Td=40、Tg=45 To=“開始”、Lmin=2、Dmax=10と設定する。また 、最大ギャップ長は、Lmax=6(すなわち、この ではDRX期間の長さ)と設定する。

 図11に、リアルタイムサービスのギャッ モードにおいて生成されるギャップを示す ここでは、単純な固定ギャップパターンが 用され、全てのギャップがDRX期間に生成さ ることが分かる。すなわち、DRX期間の6サブ レーム毎に3サブフレームがギャップ用に使 用される。この例は、ギャップ支援測定タス クが固定ギャップパターン系列の使用を排除 するものではないこと示す。

 なお、非リアルタイムサービス及びリア タイムサービスのギャップモードにおける ャップ生成方法とは別に、端末は他のギャ プ生成方法を用いてもよい。一般的には、 リアルタイムサービスに関しては、ギャッ 生成方法はサービングセルの瞬間的なチャ ル品質に依存してもよく、端末は、サービ グセルのチャネル品質が低い期間にギャッ を生成することができる。一方、持続的ス ジューリングを有するリアルタイムサービ に関しては、最大ギャップ長を超えないよ に、DRX期間とオーバーラップしてギャップ 生成してもよく、DRX期間とオーバーラップ るギャップを有する固定のギャップパター 系列を単純化のために使用することができ 。

 実施の形態1において説明したように、共 有無線リソース割り当てがチャネル指向パケ ットスケジューラにより行われる。チャネル 指向パケットスケジューラは、端末を選択し 、選択した端末にデータ伝送用の無線リソー スを送信時間間隔毎(例えば、サブフレーム )に割り当てる。チャネル指向パケットスケ ューラによる端末の選択方法及び無線リソ スの割り当て方法は、オペレータが任意に 定してよい。

 チャネル指向パケットスケジューラは、 ャップモードの端末を対象とした動作と、 常モード(すなわち、ギャップモードでない )の端末を対象とした動作とは異なる。以下 これらの違いについて説明する。まず、チ ネル指向パケットスケジューラの動作は、 般的に、パケットスケジューリング中、通 モードの端末を考慮する必要がある。ただ 、特定の端末が、特定の回のスケジューリ グにおいて必ずしも選択されなくてよい。 ャップモードの端末に関し、チャネル指向 ケットスケジューラは、この特定の端末に り送信されるインジケータによりスケジュ リングを行ってよいと通知されるまで、パ ットスケジューリングを行う際、この端末 考慮しない。

 通常モードの端末を対象とするパケット ケジューラの動作と、ギャップモードの端 を対象とするパケットスケジューラの動作 を図12を用いて比較する。図12に示すように 、この特定の端末がデータ伝送のために必ず しも選択されなくてよいが、パケットスケジ ューラは、送信時間間隔毎のパケットスケジ ューリングにおいて、通常モードの端末を考 慮する必要がある。逆に、端末がギャップモ ードにあると、この端末により送信されたイ ンジケータ10を受信した後、パケットスケジ ーラは、適格期間(eligible period)20の間、こ 特定の端末を考慮しない。適格期間の後、 ケットスケジューラは、再び別のインジケ タを受信するまでこの特定の端末をスケジ ーリングすることを考慮しない。

 なお、インジケータ10は、サービングセ のCQI報告であってよく、Teで表される適格期 間20の長さは、予め定義されるかあるいは上 ギャップ支援測定タスクと共に送信される のいずれかでよい。

 また、ギャップモードの端末の動作は通 モードの動作とは異なる。前に検討したよ に、ギャップモードにおけるギャップ生成 法に関する動作の他に、ギャップモードの 末は、ネットワークにインジケータを送信 ることによりそのデータ伝送を再開するこ ができる。このようなインジケータを送信 た後、ある期間の間、端末はギャップの生 を停止するが、その受信回路をサービング ル周波数に再チューニングし、基地局から 信される共通制御チャネル上のスケジュー ング決定情報を監視する。この特定の端末 割り当てられる無線リソースが存在する場 、端末はこのようなスケジューリング決定 報に従って通常のデータ伝送を行う。図13 、ギャップモードの端末の動作を示す。ギ ップモードの端末がデータ伝送を再開した 場合、端末は、インジケータ30を送信し、こ のインジケータの送信直後の待機期間40の間 スケジューリング決定情報用のチャネルを 視し、このスケジューリング決定情報に従 てデータ伝送を再開する。

 なお、ギャップモードの端末から送信さ たインジケータ30は、サービングセルのCQI 告であってよく、Twで表される待機期間40の さは、予め定義されるかあるいは上記ギャ プ支援測定タスクと共に送信されるかのい れかでよい。端末がインジケータを送信す 時刻とネットワークがこのインジケータを 信する時刻との間には遅延が生じるので、 のような遅延を補正するため、Tw>Teの関 が必要である。ただし、TwとTeとの差は可能 限り小さくなければならない。

 また、ギャップモードの端末は、受信し ギャップ支援測定タスクの要件に従って必 な全てのギャップを生成した(すなわち、全 てのTgギャップが生成された)が、残りのギャ ップ継続時間が依然として長い場合がある。 このような場合、端末は、そのデータ伝送を 再開するため上記インジケータを連続的に送 信してよい。

 また、ギャップモードの端末は、測定構 において指示された測定報告判定基準と測 報告品質に従ってその測定結果を報告する とができる。測定結果を報告する方法は、 期的またはイベント起動(event triggered)のい れであってもよく、UMTSにおいて使用される 方法を再利用してもよい。これらの方法は既 存の技術であり、ここでの詳細な説明は省略 する。

 このように実施の形態2によれば、最小ギ ャップ長Lmin及び最大ギャップ間距離Dmaxを設 することにより、測定に必要なギャップ長 確保することができると共に、長時間測定 行われない状況を回避することができる。

 (実施の形態3)
 本発明の実施の形態3では、多重タスク管理 について説明する。

 通常、ネットワークは、ハンドオーバを うためにギャップ支援測定タスクを送信し 現タスクの終了後に新規タスクを送信する とができる。例えば、ネットワークは、ハ ドオーバを必要とする端末に対し、RAT間ハ ドオーバより周波数間ハンドオーバを選択 る。ネットワークは、まず周波数間ハンド ーバのためのタスクを送信する。その後、R AT間ハンドオーバも適用可能となり、ネット ークが端末にRAT間測定の実行を要求する場 、ネットワークは現タスクの終了後に新規 スクを送信してよい。

 図14は、現タスクの終了後に新規タスク 割り当てられる様子を示す。ネットワーク 、通常、ハンドオーバを行うためにシング タスクを送信するが、現タスクのタスク継 時間中に新規タスクを送信することがある このような場合、多重タスク管理が必要で り、ギャップ支援測定タスクにおけるパラ ータToが、複数のタスク管理に使用される。

 ネットワークは、第1のタスク(現タスク) タスク継続時間中に第2のタスク(新規タス )を送信し、第1のタスクの操作に悪影響を及 ぼすことなく第2のタスクができるだけ早く まることを望む。このような場合、第1のタ クにおける全てのギャップが生成されると ちに第2のタスクを開始することができる。 しかしながら、ギャップモードにおいて自律 的なギャップ割り当てによってギャップを生 成する端末では、ネットワークは、現タスク におけるギャップが全て生成された正確な時 間が分からない。そこで、ネットワークは、 現タスクの終了以降に起動する第2のタスク 送信する。例えば、Ts_1とTd1が第1のタスクの 開始時間とタスク継続時間を表すものとする 。このとき、第2のタスクの開始時間Ts_2は、T s_2≧Ts_1+Td_1と設定してよい。ただし、第2の スクは、時刻Ts_1とTs_2の間の任意の時間に送 信してよい。

 第2のタスクをできるだけ早く開始するた めに、ネットワークはパラメータToを“追加 に設定し、第1のタスクが終了していない場 合において第2のタスクを操作する方法を指 する。図15に、To=“追加”を有する第2のタ クが第1のタスクのタスク継続時間中に送信 れた様子を示す。この“追加”の場合、ネ トワークは、第2のタスクの正確な開始時間 を認識しなくてもよい。従って、ネットワー クは、時刻Ts_2から時刻Ts_2+Td_2までの期間を 2のタスクのタスク継続時間として使用する ただし、ネットワークが時刻Ts_2+Td_2の前に てのTg_2ギャップを生成していたとしても端 末のデータ伝送に影響を与えるものではない 。これは、ネットワークが、実際の開始時間 から時刻Ts_2+Td_2までの期間にデータ伝送を再 開するためのインデックスを送信する上記方 法を使用できるためである。

 ギャップ支援測定タスクが割り当てられ 端末は、割り当てられたTgの全てを用いる となく、必要な測定を終了することがある このような場合、端末は、ネットワークか の指示なしに未使用ギャップをクリアする とができない。すなわち、端末がギャップ 終了しないうちに、既に必要な測定結果を 成したとしても、未使用ギャップをクリア る指示をネットワークから受信していなけ ば、端末は依然として残りギャップを生成 ることになる。そこで、ネットワークは、 使用ギャップをクリアし、かつ継続的タス をクリアするように端末に指示する。具体 には、端末はタスク継続時間終了の前に測 結果を報告した場合に、ネットワークはそ 以上の測定が第1のタスクに対して必要がな と判断できる場合がある。その場合には、 1のタスクと同じ測定識別情報を有する第2 タスクを送信するとともに、第2のタスクに いて送信されたTsにより規定された時刻に 第2のタスクと同じ測定識別情報を有する端 に格納された全てのタスクをクリアするた に使用されるパラメータToを“クリア”に 定することができる。図16に、To=“クリア” を有する第2のタスクが第1のタスクのタスク 続時間中に送信される様子を示す。

 ネットワークは、また、第1のタスクのタ スク継続時間中にパラメータTo=“開始”を有 する第2のタスクを送信することができる。 だし、ネットワークは、この第2のタスクの 始時間を適切に設定するものとする。この うな場合、この第2のタスクの開始時間は、 第1のタスクの終了時刻以降に設定されなけ ばならない。例えば、Ts_1とTd_1が第1のタス の開始時間とタスク継続時間を表すものと る。このとき、第2のタスクの開始時間は、T s_2≧Ts_1+Td_1と設定しなければならない。ただ し、第2のタスクは、時刻Ts_1とTs_2の間の任意 の時間に送信してよい。

 以下、端末が複数のタスクをどのように 作するかについて詳細に説明する。端末は タスクの操作に関連する2つの変数を維持す る。一つの変数、すなわち、TaskQueで表され タスク待ち行列は、その開始時間によりソ トされた受信ギャップを格納する待ち行列 維持するために使用される。また、別の変 、すなわち、ActiveTaskで表されるアクティブ スクは、操作が継続中のタスクを管理する めに使用される。図17に、2つの変数と現在 刻Tを示す。

 以下、新規タスクが時刻Tに達した際、端 末のTaskQue操作方法について図18を用いて説明 する。なお、開始時間は[0,maxCFN(Connection Frame  Number:フレーム番号の情報。UMTSではmaxCFN=255) ]等の整数範囲から設定されるものと仮定す 。

 図18において、ST501では、新規タスクのパ ラメータTo(NT.TO:New Task. Task Operation)=‘クリ ’か否かを判定し、NT.TO=‘クリア’の場合( Yes)、ST502に移行する。NT.TO=‘クリア’ではな い場合(No)、ST506に移行する。

 ST502では、TaskQueが空であるか否かが判定 れ、TaskQueが空ではない場合(No)、ST503に移行 し、新規タスク(NT)と同じ測定識別情報を有 るTaskQueの全てのタスクをクリアして処理を 了する。TaskQueが空である場合(Yes)、ST504に 行する。

 ST504では、ActiveTask(AT)が空であるか否かを 判定し、ActiveTaskが空である場合(Yes)、処理を 終了し、ActiveTaskが空ではない場合(No)、ST505 移行する。

 ST505では、新規タスク(NT)と同じ測定識別 報を有するActiveTaskが存在する場合、そのAct iveTaskをクリアする。

 ST506では、ST501においてNT.TO=‘クリア’で はないと判定された場合、すなわち、新規タ スクのパラメータTo=‘開始’または‘追加’ の場合、新規タスクのパラメータTs<Tを満 すか否かを判定する。Ts<Tを満たす場合(Yes )、ST507に移行し、Ts<Tを満たさない場合(No) ST508に移行する。

 ST507では、新規タスクのパラメータTs=新 タスクのパラメータTs+maxCFNに設定し、ST508で は、ActiveTaskが空であるか否かを判定する。Ac tiveTaskが空である場合(Yes)、ST509に移行し、Act iveTaskが空ではない場合(No)、ST511に移行する

 ST509では、新規タスクのパラメータTs=Tで るか否かを判定し、Ts=Tである場合(Yes)、ST51 0に移行し、Ts=Tではない場合、ST511に移行す 。ST510では、Active.Task=新規タスクに設定し、 処理を終了する。

 ST511では、新規タスクをTaskQueに入れ、Task Queの全てのタスクをソートし、処理を終了す る。

 なお、上記で新規タスクのパラメータTs= 規タスクのパラメータTs+maxCFNのようにパラ ータTsを算出した。一つの例としては、新 タスクのパラメータTs=現在時刻となるよう maxCFNを設定することが考えられる。

 以下、端末の時刻TにおけるActiveTask操作 法について図19を用いて説明する。図19にお て、ST601では、ActiveTask(AT)が空であるか否か を判定し、ActiveTaskが空である場合(Yes)、ST611 移行し、ActiveTaskが空ではない場合(No)、ST602 に移行する。

 ST602では、測定を実行しているか否かを 定し、測定を実行している場合(Yes)、処理を 終了し、測定を実行していない場合(No)、ST603 に移行する。

 ST603では、データ送信許容期間であるか かを判定し、データ送信許容期間である場 (Yes)、処理を終了し、データ送信許容期間で はない場合(No)、ST604に移行する。

 ST604では、ActiveTask.Ts+ActiveTask.Td=Tであるか 否かを判定し、AT.Ts+AT.Td=Tの場合(Yes)、ST605に 行し、ActiveTaskをクリアして処理を終了する 。また、AT.Ts+AT.Td=Tではない場合(No)、ST606に 行する。

 ST606では、ActiveTask.Tg=0であるか否かを判 し、AT.Tg=0である場合(Yes)、ST605に移行し、Act iveTaskをクリアして処理を終了する。また、AT .Tg=0ではない場合(No)、ST607に移行する。

 ST607では、端末が長さTpを有するギャップ を生成するか否かを判定し、生成する場合(Ye s)、ST608に移行し、生成しない場合(No)、ST609 移行する。

 ST608では、ActiveTask.Tg=ActiveTask.Tg-Tpに設定 、サブフレーム[T+1,T+1+Tp]において測定し、 理を終了する。

 ST609では、端末がCQIを送信するか否かを 定し、CQIを送信する場合(Yes)、ST610に移行し 時刻T+1でネットワークにCQIを送信する。CQI 送信しない場合(No)、処理を終了する。

 ST611では、TaskQueが空であるか否かを判定 、TaskQueが空である場合(Yes)、処理を終了し TaskQueが空ではない場合(No)、ST612に移行する 。

 ST612では、TopTask.TaskOperation=‘追加’であ か否かを判定し、TT.TO=‘追加’である場合( Yes)、ST613に移行し、TT.TO=‘追加’ではない場 合(No)、ST614に移行する。

 ST613では、TopTaskを検出し、ActiveTask=TopTask 設定し、ActiveTask.Ts=Tに設定して処理を終了 る。

 ST614では、TopTask.Ts=Tであるか否かを判定 、TT.Ts=Tである場合(Yes)、ST615に移行し、TT.Ts= Tではない場合(No)、処理を終了する。

 ST615では、TopTaskを検出し、ActiveTask=TopTask 設定して処理を終了する。

 このように実施の形態3によれば、ギャッ プ支援測定タスクにおけるパラメータToの設 を変更することにより、端末がギャップモ ドにおいて自律的なギャップ割り当てによ てギャップを生成する場合でも、第1のタス ク(現タスク)のタスク継続時間中に第2のタス ク(新規タスク)を送信し、第1のタスクの操作 に悪影響を及ぼすことなく第2のタスクをで るだけ早く開始することができる。

 2007年5月31日出願の特願2007-145901の日本出 に含まれる明細書、図面及び要約書の開示 容は、すべて本願に援用される。

 本発明にかかるギャップ支援測定方法は、 ータ伝送速度の低下及びスループットの損 させることなく、自律的ギャップ割り当て 行うことができ、移動通信システム等に適 できる。