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Title:
RADIO COMMUNICATION MOBILE STATION DEVICE AND CDD MODE JUDGING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/149533
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a radio communication mobile station device which can accurately judge a CDD mode of an interference signal from other cell when using a CDD. In this device, a mode judging unit (110) specifies some data signals among data signals inputted from a demodulation unit (106) to be CDD channel estimation signals and measures SINR for each of the CDD channel estimation signals. The mode judging unit (110) judges a CDD mode of the interference signal from other cell according to a difference between average SINR of each pair of the CDD channel estimation signals formed by two CDD channel estimation signals. Moreover, when the mode judging unit (110) has judged that the CDD mode is SD-CDD, the mode judging unit (110) generates CQI corresponding to average SINR of all the CDD channel estimation signals.

Inventors:
KIMURA RYOHEI
HOSHINO MASAYUKI
YUDA YASUAKI
Application Number:
PCT/JP2008/001379
Publication Date:
December 11, 2008
Filing Date:
May 30, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
KIMURA RYOHEI
HOSHINO MASAYUKI
YUDA YASUAKI
International Classes:
H04B7/02; H04B7/04; H04B7/06; H04J11/00; H04J99/00; H04W16/28
Domestic Patent References:
WO2007052768A12007-05-10
WO2006077620A12006-07-27
Foreign References:
JP2003018124A2003-01-17
Other References:
LG ELECTRONICS ET AL.: "Precoding for E-UTRA downlink MIMO", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #47BIS R1-070236, January 2007 (2007-01-01), pages 1 - 3, XP050104275
NTT DOCOMO: "Channel Dependent Scheduling with Cyclic Delay Diversity", 3GPP TSG-RAN WG1 MEETING #45 R1-061192, May 2006 (2006-05-01), pages 1 - 5, XP050102077
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, Kimihito (Shintoshicenter Bldg.24-1, Tsurumaki 1-chom, Tama-shi Tokyo 34, JP)
Download PDF:
Claims:
 循環遅延ダイバーシチ送信されたマルチキャリア信号を受信する受信手段と、
 前記マルチキャリア信号において、複数の第1サブキャリアに配置された第1信号群の回線品質および前記複数の第1サブキャリアと異なる複数の第2サブキャリアに配置された第2信号群の回線品質を測定する測定手段と、
 前記第1信号群の回線品質と前記第2信号群の回線品質との差に基づいて、他セルからの干渉信号のCDDモードを判定する判定手段と、
 を具備する無線通信移動局装置。
 前記判定手段は、前記差が閾値以上の場合は前記CDDモードをSD-CDDであると判定し、前記差が前記閾値未満の場合は前記CDDモードをLD-CDDであると判定する、
 請求項1記載の無線通信移動局装置。
 前記第1信号群および前記第2信号群はそれぞれ複数のデータ信号で構成される、
 請求項1記載の無線通信移動局装置。
 前記第1信号群および前記第2信号群はそれぞれ複数の個別参照信号で構成される、
 請求項1記載の無線通信移動局装置。
 前記判定手段は、前記CDDモードをSD-CDDであると判定する場合に、前記第1信号群および前記第2信号群の全ての信号から測定される回線品質に対応するCQIを生成し、
 前記CQIを用いてフィードバック情報を生成する生成手段、をさらに具備する、
 請求項1記載の無線通信移動局装置。
 前記受信手段は、前記第1信号群の配置位置および前記第2信号群の配置位置を示す配置情報を受信し、
 前記判定手段は、前記配置情報に基づいて前記第1信号群の配置位置および前記第2信号群の配置位置を特定する、
 請求項1記載の無線通信移動局装置。
 循環遅延ダイバーシチ送信されたマルチキャリア信号において、複数の第1サブキャリアに配置された第1信号群の回線品質と、前記複数の第1サブキャリアと異なる複数の第2サブキャリアに配置された第2信号群の回線品質との差に基づいて、他セルからの干渉信号のCDDモードを判定する、
 CDDモード判定方法。
Description:
無線通信移動局装置およびCDDモ ド判定方法

 本発明は、無線通信移動局装置およびCDD ード判定方法に関する。

 近年、高速大容量のデータ伝送を実現す ための伝送技術の検討が行われており、複 のアンテナを用いたMIMO(Multi Input Multi Outpu t)伝送技術が注目を集めている。MIMO伝送では 、送信側および受信側の双方に複数のアンテ ナを設け、無線送受信間の空間に複数の伝搬 路を用意し、各伝搬路を空間的に多重するこ とにより、スループットを増大させることが できる。

 また、MIMO伝送の周辺要素技術として、ア ンテナ毎に異なる循環遅延を与えた信号を複 数のアンテナから同時に送信することで等価 的に遅延パス数を増加させてフェージングチ ャネルの周波数選択性を高める循環遅延ダイ バーシチ(CDD:Cyclic Delay Diversity)技術が検討さ れている(例えば、非特許文献1参照)。また、 CDDには、循環遅延量が小さいSD-CDD(Small Delay  CDD)と循環遅延量が大きいLD-CDD(Large Delay CDD) 2種類のCDDモードがある。

 循環遅延量が小さいSD-CDDでは、全リソー ブロック(RB:Resource Block)に渡りフェージン チャネル変動が緩慢になる。このSD-CDDを周 数スケジューリングに適用することにより 大きい周波数スケジューリング利得を得る とができ、最大限のマルチユーザダイバー チ効果を得ることができる。SD-CDDは、主に 無線通信移動局装置(以下、移動局と省略す )の低速移動時のデータ通信に適した方式で ある。これに対し、循環遅延量が大きいLD-CDD では、RB内においてフェージングチャネル変 が大きくなるため、大きい周波数ダイバー チ利得を得ることができる。LD-CDDは、移動 度が極めて速い移動局のように、周波数ス ジューリング送信が適用困難な移動局に対 て有効な方式である。

 また、MIMO伝送の周辺要素技術として、リン クアダプテーション技術がある。リンクアダ プテーション技術は、送受信間の伝搬路の回 線品質に応じて、符号化率および変調方式を 示すMCS(Modulation and Coding Scheme)レベルを適応 的に制御する技術である。移動体通信システ ムにリンクアダプテーション技術を適用する 場合、各移動局は、RB毎に共通参照信号のSINR (Signal to Interference and Noise)を測定し、測定 たSINRに対応する回線品質情報であるCQI(Chann el Quality Indicator)を生成する。そして、各移 局は、RB毎に生成した複数のCQIのうち高い ベルのCQIを所定の数だけ無線通信基地局装 (以下、基地局と省略する)に報告する。基地 局は各移動局からのCQIに基づいて所定のスケ ジューリングアルゴリズムに従って、各移動 局が使用するMCSレベルを決定する。
3GPP RAN WG1 LTE Adhoc meeting (2006.01) R1-060 011 “Cyclic Shift Diversity for E-UTRA DL Control  Channels & TP”

 SD-CDDまたはLD-CDDのCDDモードの選択は移動 毎に行われるため、全移動局に対し共通で る共通参照信号に対してはCDDを適用するこ ができない。よって、共通参照信号のSINRに は、CDDによるフェージングチャネル(以下、CD Dチャネルという)の影響が反映されていない

 移動局では、データ信号のCDDモードを基 局より通知されるため、共通参照信号にデ タ信号と同一循環遅延量を与えることによ 、共通参照信号のSINRの測定にデータ信号の CDDチャネルの影響を反映させることができる 。しかし、他セルからの干渉信号のCDDモード の移動局への通知は行われないため、移動局 では干渉信号のCDDモードが分からず、共通参 照信号のSINRの測定に干渉信号のCDDチャネル 影響を反映させることができない。

 よって、移動局では、共通参照信号のSINR とデータ信号のSINRとの間の誤差を無くすた に、他セルからの干渉信号のCDDモードを正 に判定する必要がある。

 本発明の目的は、CDDを用いる場合に他セ からの干渉信号のCDDモードを正確に判定す ことができる移動局およびCDDモード判定方 を提供することである。

 本発明の移動局は、循環遅延ダイバーシ 送信されたマルチキャリア信号を受信する 信手段と、前記マルチキャリア信号におい 、複数の第1サブキャリアに配置された第1 号群の回線品質および前記複数の第1サブキ リアと異なる複数の第2サブキャリアに配置 された第2信号群の回線品質を測定する測定 段と、前記第1信号群の回線品質と前記第2信 号群の回線品質との差に基づいて、他セルか らの干渉信号のCDDモードを判定する判定手段 と、を具備する構成を採る。

 本発明によれば、CDDを用いる場合に他セ からの干渉信号のCDDモードを正確に判定す ことができる。

本発明の実施の形態1に係る移動局のブ ロック構成図 本発明の実施の形態1に係るシンボル配 置を示す図(循環遅延シフトサンプル数:N/2) 本発明の実施の形態1に係る周波数特性 を示す図(他セルがSD-CDDの場合) 本発明の実施の形態1に係る周波数特性 を示す図(他セルがLD-CDDの場合) 本発明の実施の形態1に係るモード判定 部の処理フローを示す図 本発明の実施の形態1に係るフィード ック情報を示す図(他セルがLD-CDDの場合) 本発明の実施の形態1に係るフィード ック情報を示す図(他セルがSD-CDDの場合:生成 例1) 本発明の実施の形態1に係るフィード ック情報を示す図(他セルがSD-CDDの場合:生成 例2) 本発明の実施の形態1に係るフィード ック情報を示す図(他セルがSD-CDDの場合:生成 例3) 本発明の実施の形態1に係る基地局のブ ロック構成図 本発明の各実施の形態に係るシンボル 配置を示す図(配置例1) 本発明の各実施の形態に係るシンボル 配置を示す図(配置例2) 本発明の各実施の形態に係るシンボル 配置を示す図(配置例3) 本発明の実施の形態2に係る移動局のブ ロック構成図 本発明の実施の形態2に係る基地局の ロック構成図 本発明の実施の形態2に係るシンボル 置を示す図(循環遅延シフトサンプル数:N/2) 本発明の各実施の形態に係るシンボ 配置を示す図(循環遅延シフトサンプル数:N/3 ) 本発明の各実施の形態に係るシンボ 配置を示す図(循環遅延シフトサンプル数:N/4 ) 本発明の各実施の形態に係るシンボ 配置を示す図(循環遅延シフトサンプル数:N/5 )

 以下、本発明の実施の形態について、図 を参照して詳細に説明する。

 (実施の形態1)
 本実施の形態では、複数のデータ信号で構 されるCDDチャネル推定用信号ペアを用いて セルからの干渉信号のCDDモードを判定する

 本実施の形態に係る移動局100の構成を図1 に示す。

 図1に示す移動局100において、無線受信部 102-1、CP除去部103-1およびFFT部104-1はアンテナ1 01-1に対応して備えられる。また、無線受信 102-2、CP除去部103-2およびFFT部104-2はアンテナ 101-2に対応して備えられる。

 無線受信部102-1および無線受信部102-2は、 後述する基地局から送信されたマルチキャリ ア信号であるOFDMシンボルをアンテナ101-1およ びアンテナ101-2を介してそれぞれ受信し、こ OFDMシンボルに対してダウンコンバート、A/D 変換等の受信処理を施す。そして、無線受信 部102-1および無線受信部102-2は、無線受信処 後のOFDMシンボルをCP除去部103-1およびCP除去 103-2にそれぞれ出力する。このOFDMシンボル は、データシンボル、共通参照信号および 御信号が含まれる。また、このOFDMシンボル は、伝搬路において、他セルからの信号によ り干渉を受ける。

 CP除去部103-1およびCP除去部103-2は、無線 信部102-1および無線受信部102-2からそれぞれ 力されるOFDMシンボルからCPを除去する。そ て、CP除去部103-1およびCP除去部103-2は、CP除 去後のOFDMシンボルをFFT(Fast Fourier Transform)部 104-1およびFFT部104-2へそれぞれ出力する。

 FFT部104-1およびFFT部104-2は、CP除去部103-1 よびCP除去部103-2からそれぞれ入力されるOFDM シンボルに対してFFT処理を施し、時間領域の 信号を周波数領域の信号に変換する。そして 、FFT部104-1およびFFT部104-2は、FFT後の信号を 離部105へ出力する。

 分離部105は、FFT部104-1およびFFT部104-2から それぞれ入力されるFFT後の信号をデータシン ボルと、共通参照信号と、制御信号とに分離 する。そして、分離部105は、データシンボル を復調部106へ出力し、共通参照信号をSINR測 部108へ出力し、制御信号を復調部106、復号 107およびSINR測定部108へ出力する。

 復調部106は、分離部105から入力されるデ タシンボルを分離部105から入力される制御 号により示される変調方式に従って復調す 。そして、復調部106は、復調後のデータ信 を復号部107およびモード判定部110へ出力す 。

 復号部107は、復調部106から入力されるデ タ信号を分離部105から入力される制御信号 より示される符号化率に従って復号する。 して、復号部107は、復号後のデータ信号を 信データとして出力する。

 SINR測定部108は、分離部105から入力される 共通参照信号のSINRを、制御信号により示さ るCDDモードに基づいて測定する。具体的に 、SINR測定部108は、制御信号により示されるC DDモードでの循環遅延を共通参照信号に対し 施し、循環遅延後の共通参照信号のSINRを測 定する。そして、SINR測定部108は、測定され SINRをCQI生成部109へ出力する。

 CQI生成部109は、SINR測定部108から入力される SINRに対応するCQI(以下、CQI ref と称する)を生成する。そして、CQI生成部109 、CQI ref をフィードバック情報生成部111へ出力する。

 モード判定部110は、他セルからの干渉信号 CDDモードを判定する。具体的には、まず、 ード判定部110は、いくつかのデータ信号をC DDチャネル推定用信号として指定する。次い 、モード判定部110は、CDDチャネル推定用信 毎にSINRを測定する。そして、モード判定部 110は、それぞれが2つのCDDチャネル推定用信 から構成される複数のCDDチャネル推定用信 ペア毎の平均SINRの差分に基づいて、他セル らの干渉信号のCDDモードを判定する。モー 判定部110は、判定結果がSD-CDDの場合、全CDD ャネル推定用信号の平均SINRに対応するCQI( 下、CQI CDD と称する)をフィードバック情報生成部111に 力する。一方、モード判定部110は、判定結 がLD-CDDの場合、何も出力せずに処理を完了 る。モード判定部110におけるモード判定処 の詳細については後述する。

 フィードバック情報生成部111は、モード判 部110からCQI CDD が入力される場合、CQI CDD およびCQI生成部109から入力されるCQI ref を用いてフィードバック情報を生成する。一 方、フィードバック情報生成部111は、モード 判定部110からCQI CDD が入力されない場合、CQI ref を用いてフィードバック情報を生成する。そ して、フィードバック情報生成部111は、生成 したフィードバック情報を後述する基地局へ フィードバックする。フィードバック情報生 成部111におけるフィードバック情報生成処理 の詳細については後述する。

 次に、モード判定部110におけるモード判 処理の詳細について説明する。なお、自局 CDDモードがLD-CDDである場合、CDDチャネル変 が大きく、干渉電力を平均化する無線帯域 が大きくなるため、サブキャリア毎の干渉 力の平均化効果が大きくなる。よって、自 のCDDモードがLD-CDDである場合には、他セル らの干渉信号のCDDモードがLD-CDDまたはSD-CDD いずれの場合でも、CQI生成部109は共通参照 号により正確なCQIを生成することができる よって、自局のCDDモードがLD-CDDである場合 、モード判定部110は他セルからの干渉信号 CDDモードを判定する必要がない。よって、 ード判定部110は、自局のCDDモードがSD-CDDで る場合にのみモード判定処理を行う。そこ 、以下の説明では、自局のCDDモードがSD-CDD ある場合についてのみ説明する。

 図2に12個のサブキャリアf 1 ~f 12 からなるRBを示す。図2に示すように、各サブ キャリアには、アンテナ101-1用共通参照信号 アンテナ101-2用共通参照信号またはデータ 号のいずれかが配置される。また、ここで 、循環遅延シフトサンプル数をN/2とする。 こで、Nは1RBあたりのサブキャリア数である よって、図2においてはN=12となる。

 モード判定部110は、図2に示すRBにおいて、 刻t7のf 2 ,f 3 ,f 8 およびf 9 に配置されたデータ信号をCDDチャネル推定用 信号に指定する。また、モード判定部110は、 f 2 およびf 3 に配置された2つのCDDチャネル推定用信号を 方のCDDチャネル推定信号ペアとし、f 8 およびf 9 に配置された2つのCDDチャネル推定用信号を 方のCDDチャネル推定用信号ペアとする。な 、共通参照信号を用いたCDDチャネル推定の 差を低減するために、共通参照信号の配置 置付近にCDDチャネル推定用信号を配置する とが好ましい。

 ここで、モード判定部110は、以下の条件1~3 従ってCDDチャネル推定用信号ペアを指定す 。ここでは、SD-CDDのCDDチャネル変動周期を f SD とし、LD-CDDのCDDチャネル変動周期をδf LD とする。

 <条件1>
 CDDチャネル推定用信号ペアを構成するデー 信号間の周波数間隔δf 1 は、次式(1)により決定される。
 すなわち、δf 1 はLD-CDDのCDDチャネル変動周期の半周期分の間 隔に設定される。これにより、LD-CDDのCDDチャ ネルにおいて互いに逆位相の2つのCDDチャネ 推定用信号がペアになるため、モード判定 110は、LD-CDDのCDDチャネル変動全体を反映し CDDチャネル推定を行うことができる。

 <条件2>
 CDDチャネル推定用信号ペアは、1RB内に最低2 ペア以上配置される。これは、モード判定部 110が、RB内の互いに異なるCDDチャネル推定用 号ペアを用いてCDDモードの判定を行うため ある。

 <条件3>
 互いに異なるCDDチャネル推定用信号ペアの の周波数間隔δf 2 は、次式(2)により決定される。
 ここで、mはδf 1 とδf 2 との間の関係から決定される自然数である。 すなわち、δf 2 はδf 1 の整数倍であり、かつ、SD-CDDのCDDチャネル変 動周期の半周期よりも十分に短い間隔に設定 される。これにより、互いに異なるCDDチャネ ル推定用信号ペアは、SD-CDDのCDDチャネル変動 周期において、ほぼ同位相の位置に配置され る。

 このように、モード判定部110は、予め配 位置を指定されたCDDチャネル推定用信号を いて他セルからの干渉信号のCDDモードを判 する。

 以下、図3および図4を用いて具体的に説明 る。なお、図3に示す周波数特性は他セルか の干渉信号のCDDモードがSD-CDDの場合であり 図4に示す周波数特性は他セルからの干渉信 号のCDDモードがLD-CDDの場合である。また、図 3および図4に示すRB2において、t7のf 14 ,f 15 ,f 20 およびf 21 にCDDチャネル推定用信号が配置される。また 、図3および図4に示すように、f 14 に配置されたCDDチャネル推定用信号とf 15 に配置されたCDDチャネル推定用信号とから一 方のCDDチャネル推定用信号ペアが構成され、 f 20 に配置されたCDDチャネル推定用信号とf 21 に配置されたCDDチャネル推定用信号とから他 方のCDDチャネル推定用信号ペアが構成される 。

 まず、モード判定部110は、CDDチャネル推定 信号毎のSINRを測定する。具体的には、モー ド判定部110は、図3および図4に示すRB2におい 、f 14 ,f 15 ,f 20 およびf 21 に配置されたCDDチャネル推定用信号のSINRを 定する。ここでは、f 14 ,f 15 ,f 20 およびf 21 に配置されたCDDチャネル推定用信号のSINRを れぞれSINR 14 ,SINR 15 ,SINR 20 およびSINR 21 とする。

 次いで、モード判定部110は、次式(3)上段を いてCDDチャネル推定用信号ペアの平均SINRで あるSINR i (ave) をそれぞれ算出する。
 ここで、iはRB内のCDDチャネル推定用信号ペ 番号であり、kはサブキャリア番号であり、 δkはδf 1 をサブキャリア帯域幅で正規化したものであ る。具体的には、モード判定部110は、図3お び図4に示すRB2において、SINR 14 とSINR 15 とからSINR 1 (ave) を算出し、SINR 20 とSINR 21 とからSINR 2 (ave) を算出する。また、モード判定部110は、式(3) の下段を用いてSINR i (ave) を算出してもよい。式(3)下段に示すS k はサブキャリアkにおける所望電力であり、I k はサブキャリアkにおける他セルからの干渉 力である。すなわち、モード判定部110は、 望電力S 14 ,S 15 と干渉電力I 14 ,I 15 とからSINR 1 (ave) を算出し、所望電力S 20 ,S 21 と干渉電力I 20 ,I 21 とからSINR 2 (ave) を算出してもよい。

 そして、モード判定部110は、互いに異なるC DDチャネル推定用信号ペア間の平均SINRの差δS INRを次式(4)より算出する。

 ここで、他セルからの干渉信号のCDDモー がSD-CDDである場合(図3)のδSINRより、他セル らの干渉信号のCDDモードがLD-CDDである場合( 図4)のδSINRは小さくなり、ほぼゼロとなる。

 他セルからの干渉信号のCDDモードがSD-CDDで る場合(図3)、1RB内に配置された互いに異な CDDチャネル推定用信号ペアは、SD-CDDのCDDチ ネル変動周期の半周期よりも十分小さい周 数間隔でそれぞれ配置される。これより、 いに異なるCDDチャネル推定用信号ペアを構 するCDDチャネル推定用信号は、SD-CDDのCDDチ ネル変動周期の山の部分付近または谷の部 付近に位置する場合を除いて互いに異なる となる場合が多くなる。具体的には、図3に 示すように、f 14 (f 15 )に配置されたCDDチャネル推定用信号とf 20 (f 21 )に配置されたCDDチャネル推定用信号との間 SD-CDDのCDDチャネル変動周期の1/6周期分しか れていない。よって、図3に示すSINR特性にお いて、SINR 14 (SINR 15 )およびSINR 20 (SINR 21 )は双方ともSD-CDDのCDDチャネル変動周期の山 部分と谷の部分との間のいずれかに位置す 。つまり、SINR 14 (SINR 15 )とSINR 20 (SINR 21 )とは互いに異なる値となる。つまり、SINR 1 (ave) とSINR 2 (ave) とは互いに異なる値となる。

 一方、他セルからの干渉信号のCDDモードがL D-CDDである場合(図4)、1RB内に配置された互い 異なるCDDチャネル推定用信号ペアは、LD-CDD CDDチャネル変動周期の半周期の周波数間隔 それぞれ配置される。これより、互いに異 るCDDチャネル推定用信号ペアの平均SINRはほ ぼ同じ値となる。具体的には、図4に示すよ に、f 14 (f 15 )に配置されたCDDチャネル推定用信号とf 20 (f 21 )に配置されたCDDチャネル推定用信号との間 、LD-CDDのCDDチャネル変動周期の3周期分離れ いる。よって、図4に示すSINR特性において SINR 14 (SINR 15 )およびSINR 20 (SINR 21 )は双方ともLD-CDDのCDDチャネル変動周期の山 部分(チャネル変動周期の谷の部分)に位置す る。すなわち、SINR 14 (SINR 15 )とSINR 20 (SINR 21 )とはほぼ同じ値となり、SINR 1 (ave) とSINR 2 (ave) とはほぼ同じ値となる。

 このように、他セルからの干渉信号のCDD ードがSD-CDDであるか、LD-CDDであるかによっ 、δSINRの値に差が生じる。

 そこで、モード判定部110は、算出されたδSI NRに基づいて他セルからの干渉信号のCDDモー を判定する。具体的には、モード判定部110 、次式(5)に従って他セルからの干渉信号のC DDモードを判定する。
 ここで、SINR th は、CDDモードの判定閾値である。すなわち、 モード判定部110は、δSINRがSINR th 以上の場合(図3の場合)は他セルからの干渉信 号のCDDモードをSD-CDDと判定する一方、δSINRが SINR th 未満の場合(図4の場合)は他セルからの干渉信 号のCDDモードをLD-CDDと判定する。

 そして、モード判定部110は、他セルからの 渉信号のCDDモードの判定結果がSD-CDDの場合 み、CDDチャネル推定用信号を用いて平均SINR を算出する。具体的には、モード判定部110は 、図3において、次式(6)よりSINR CDD を算出する。
 ここで、CDDモードの判定結果がLD-CDDである 合、図4に示すように、CDDチャネル変動が大 きいため、サブキャリア毎の干渉電力の平均 化効果が大きくなる。つまり、平均の干渉電 力は他セルがLD-CDDを行わない場合と同一とな る。よって、CDDモードの判定結果がLD-CDDであ る場合は共通参照信号を用いたCDDチャネル推 定の補正は不要となる。

 そして、モード判定部110は、SINR CDD に対応するCQI CDD を生成する。

 次に、モード判定部110の処理フローにつ て図5のフローチャートを用いて説明する。

 ST(ステップ)101において、モード判定部110 は、CDDチャネル推定用信号毎のSINRを測定す 。

 ST102では、モード判定部110は、CDDチャネ 推定用信号ペアの平均SINRを算出する。

 ST103では、モード判定部110は、RB内の互い に異なるCDDチャネル推定用信号ペアの平均SIN Rの差を算出する。

 ST104では、モード判定部110は、ST103で算出 された平均SINRの差と閾値とを比較してCDDモ ドの判定を行う。

 モード判定部110は、ST104での判定結果がSD -CDDであった場合(ST105:YES)、ST106で、全CDDチャ ル推定用信号を用いて平均SINRを測定する。

 ST107では、モード判定部110は、測定された 均SINRに対応するCQI CDD を生成する。

 一方、モード判定部110は、ST104での判定 果がLD-CDDであった場合(ST105:NO)、モード判定 理を終了する。

 次に、フィードバック情報生成部111にお るフィードバック情報生成処理の詳細につ て説明する。

 フィードバック情報生成部111は、モード判 部110からCQI CDD が入力されない場合、図6Aに示すように、従 と同様にしてCQI ref を用いてフィードバック情報を生成する。

 一方、フィードバック情報生成部111は、モ ド判定部110からCQI CDD が入力された場合、CQI ref またはCQI CDD を用いてフィードバック情報を生成する。以 下、モード判定部110からCQI CDD が入力された場合のフィードバック情報生成 部111でのフィードバック情報生成例1~3につい て説明する。

 <フィードバック情報生成例1(図6B)>
 本生成例では、図6Bに示すように、フィー バック情報生成部111は、CQI CDD を用いてフィードバック情報を生成する。こ れにより、他セルのCDDチャネルにおける干渉 の影響をCQIに反映することができるため、基 地局では、より正確なスケジューリングを行 うことができる。また、本生成例では、図6A 示すCQI ref をCQI CDD に変更することのみでフィードバック情報を 生成することができるため、本生成例によれ ば従来同様のフォーマットによりフィードバ ック情報を生成することができる。

 <フィードバック情報生成例2(図6C)>
 本生成例では、フィードバック情報生成部1 11は、CQI ref とCQI CDD との差δCQIを算出し、図6Cに示すように、CQI ref およびδCQIを用いてフィードバック情報を生 する。ここで、δCQIは符号(+または-)と絶対 とで表される。これにより、δCQIによってCQ I ref を補正してCQI ref の精度を高めることができるため、基地局で は、より正確なスケジューリングを行うこと ができる。

 <フィードバック情報生成例3(図6D)>
 本生成例では、フィードバック情報生成部1 11は、図6Dに示すように、CQI ref およびδCQIの符号を用いてフィードバック情 を生成する。CQIレベルの補正量を予め設定 ることで、基地局ではδCQIの符号に応じてCQ I ref をその補正量だけ増加または減少させる。こ れにより、基地局は、フィードバック情報生 成例2よりも少ないフィードバック情報でCQI ref を補正することができる。

 以上、モード判定部110からCQI CDD が入力された場合のフィードバック情報生成 部111でのフィードバック情報生成例1~3につい て説明した。

 次に、本実施の形態に係る基地局200の構 を図7に示す。

 送信パラメータ選択部201は、移動局100か のフィードバック情報に含まれるCQIに基づ て、各移動局への送信データに対するMCSレ ル(符号化率および変調方式)およびCDDモー (SD-CDDまたはLD-CDD)を選択する。また、送信パ ラメータ選択部201は、選択されたMCSレベルお よびCDDモードを示す制御信号を生成する。そ して、送信パラメータ選択部201は、MCSレベル を符号化部202および変調部203へ出力し、CDDモ ードを循環遅延部204へ出力し、制御信号を多 重部205へ出力する。

 符号化部202は、送信データを送信パラメ タ選択部201から入力される符号化率に従っ 符号化する。そして、符号化部202は、符号 後の送信データを変調部203へ出力する。

 変調部203は、符号化部202から入力される 号化後の送信データを送信パラメータ選択 201から入力される変調方式に従って変調し データシンボルを生成する。そして、変調 203は、データシンボルを循環遅延部204へ出 する。

 循環遅延部204は、変調部203から入力され データシンボルに対して、送信パラメータ 択部201から入力されるCDDモードに従って循 遅延を行う。そして、循環遅延部204は、循 遅延後のデータシンボルを多重部205へ出力 る。

 多重部205は、共通参照信号と、送信パラ ータ選択部201から入力される制御信号と、 環遅延部204から入力されるデータシンボル を多重する。そして、多重部205は、多重さ た直列の信号を2系列の並列の信号に変換し 、これらの並列の信号を複数のRBのいずれか 配置する。そして、多重部は、RBに配置さ た系列毎の信号をIFFT(Inverse Fast Fourier Transf orm)部206-1およびIFFT部206-2へそれぞれ出力する 。

 IFFT部206-1、CP付加部207-1および無線送信部 208-1はアンテナ209-1に対応して備えられる。 た、IFFT部206-2、CP付加部207-2および無線送信 208-2はアンテナ209-2に対応して備えられる。

 IFFT部206-1およびIFFT部206-2は、多重部205か 入力される信号が配置されたサブキャリア 対してIFFT処理を施して、周波数領域の信号 を時間領域の信号に変換し、OFDMシンボルを 成する。そして、IFFT部206-1およびIFFT部206-2 、OFDMシンボルをCP付加部207-1およびCP付加部2 07-2へそれぞれ出力する。

 CP付加部207-1およびCP付加部207-2は、各OFDM ンボルの後尾部分と同じ信号をCPとして各OF DMシンボルの先頭に付加する。そして、CP付 部207-1およびCP付加部207-2は、CP付加後のOFDM ンボルを無線送信部208-1および無線送信部208 -2へそれぞれ出力する。

 無線送信部208-1および208-2は、CP付加後のO FDMシンボルに対しD/A変換、増幅およびアップ コンバート等の送信処理を行って、送信処理 後のOFDMシンボルをアンテナ209-1および209-2か 同時に送信する。これにより、複数のOFDMシ ンボルが複数のアンテナよりCDD送信される。

 このように、本実施の形態によれば、デ タ信号をCDDチャネル推定用信号として用い 、CDDモードの相違に起因するCDDチャネル変 の差異を判断することができるため、CDDを いる場合でも他セルからの干渉信号のCDDモ ドを正確に判定することができる。これに り、CDDチャネルの回線品質を正確に測定す ことができるため、適切なCQIを確実に生成 ることができる。

 なお、本実施の形態では、図2に示すよう に、CDDチャネル推定用信号ペアを構成する複 数のCDDチャネル推定用信号をt7の同一時刻に 置した。しかし、CDDチャネル推定用信号ペ を構成する複数のCDDチャネル推定用信号は 必ずしも同一時刻に配置される必要はなく 共通参照信号の配置位置付近に配置されて ればよい。例えば、図8Aに示すように、CDD ャネル推定用信号ペアを構成する複数のCDD ャネル推定用信号は、共通参照信号が配置 れたt3とt7との間のt4およびt6にそれぞれ配置 されてもよく、図8Bに示すように、共通参照 号が配置されたt3に配置されてもよく、ま 、図8Cに示すように、共通参照信号が配置さ れたt3およびt7にそれぞれ配置されてもよい

 (実施の形態2)
 本実施の形態は、複数の個別参照信号で構 されるCDDチャネル推定用信号ペアを用いて セルからの干渉信号のCDDモードを判定する において実施の形態1と相違する。

 図9に本実施の形態に係る移動局300の構成 を示す。図9において、実施の形態1(図1)と同 の構成部分には同一符号を付し説明を省略 る。

 モード判定部301は、復調部106から入力さ るデータ信号において、分離部105から入力 れる制御信号により示される配置情報に基 いて個別参照信号を特定する。そして、モ ド判定部301は、特定した個別参照信号を用 て、実施の形態1と同様に、他セルからの干 渉信号のCDDモードを判定する。

 次に、図10に本実施の形態に係る基地局40 0の構成を示す。図10において、実施の形態1( 7)と同一の構成部分には同一符号を付し説 を省略する。

 指定部401は、送信パラメータ選択部201か 入力される制御信号により示されるCDDモー がSD-CDDの場合、個別参照信号を循環遅延部2 04へ出力する。また、指定部401は、個別参照 号の配置位置を指定する。そして、指定部4 01は、送信パラメータ選択部201から入力され 制御信号に個別参照信号の配置位置を示す 置情報を追加し、配置情報を追加した制御 号を多重部205へ出力する。

 一方、指定部401は、送信パラメータ選択 201から入力される制御信号により示されるC DDモードがLD-CDDの場合、送信パラメータ選択 201から入力される制御信号をそのまま多重 205へ出力する。

 循環遅延部204は、指定部401から入力され 個別参照信号に対して、送信パラメータ選 部201から入力されるCDDモードに従って循環 延を行う。そして、循環遅延部204は、循環 延後の個別参照信号を多重部205へ出力する

 多重部205は、指定部401から入力される制 信号に含まれる配置情報に従って、循環遅 部204から入力される個別参照信号を複数の ブキャリアのいずれかに配置する。

 次に、指定部401において指定する個別参 信号の配置位置について説明する。

 図11に示すように、例えば、指定部401は、t5 のf 2 ,f 3 ,f 8 およびf 9 に個別参照信号を配置するように指定する。 ここでは、f 2 に配置された個別参照信号とf 3 に配置された個別参照信号とから一方のCDDチ ャネル推定用信号ペアが構成され、f 8 に配置された個別参照信号とf 9 に配置された個別参照信号とから他方のCDDチ ャネル推定用信号ペアが構成される。

 個別参照信号は基地局と移動局との間で既 であるため、本実施の形態におけるCDDチャ ル推定用信号は、実施の形態1のように共通 参照信号の配置位置付近に配置されなくても よい。そこで、図11に示すように、指定部401 、周波数領域において共通参照信号の配置 置(f 1 とf 4 またはf 7 とf 10 )の中間(f 2 とf 3 またはf 8 とf 9 )にCDDチャネル推定用信号ペアの配置位置を 定し、時間領域において共通参照信号の配 位置(t 3 とt 7 )の中間(t 5 )にCDDチャネル推定用信号ペアの配置位置を 定する。これにより、共通参照信号および 別参照信号が周波数領域および時間領域で 散して配置されるため、基地局と移動局と 間で既知である参照信号と実際のデータ信 との推定誤差を低減することができる。

 このように、本実施の形態によれば、移 局と基地局との間で既知である個別参照信 を用いるため、実施の形態1よりも正確に他 セルからの干渉信号のCDDモードを判定するこ とができる。これにより、実施の形態1より 正確にSINRを測定することができるため、実 の形態1よりもさらに精度の高いCQIを生成す ることができる。

 以上、本発明の各実施の形態について説 した。

 なお、上記実施の形態では、図2および図 11に示すように、循環遅延シフトサンプル数 N/2の場合について説明した。しかし、本発 では、循環遅延シフトサンプル数はN/2に限 ない。例えば、循環遅延シフトサンプル数 N/3の場合、CDDチャネル推定用信号ペアは図1 2Aに示すようにサブキャリア1つおきに配置さ れる。また、循環遅延シフトサンプル数がN/4 の場合、CDDチャネル推定用信号ペアは図12Bに 示すようにサブキャリア2つおきに配置され 。また、循環遅延シフトサンプル数がN/5の 合、CDDチャネル推定用信号ペアは図12Cに示 ようにサブキャリア3つおきに配置される。

 また、CDDはCSD(Cyclic Shift Diversity)と称さ ることがある。また、CPはガードインターバ ル(GI:Guard Interval)と称されることがある。ま 、サブキャリアはトーンと称されることが る。また、基地局はNode B、移動局はUEと表 れることがある。

 また、上記実施の形態では、1つの送信デ ータに対して1つのRBを使用する場合について 説明した。しかし、本発明は、1つの送信デ タに対して複数のRBを使用する場合にも適用 することができる。この場合、移動局は、複 数のRB毎にCQIを生成して基地局にフィードバ クしてもよく、複数のRBに対し1つのCQIを生 して基地局にフィードバックしてもよい。 た、1つの送信データが分割されて配置され た複数のRBに対して同一のCQIを用いる場合、 地局は、複数のRBのCQIの平均値に従ってス ジューリングを行ってもよく、また、複数 RBのCQIのうち最も低いCQIに従ってスケジュー リングを行ってもよい。

 また、上記実施の形態では、本発明をハ ドウェアで構成する場合を例にとって説明 たが、本発明はソフトウェアで実現するこ も可能である。

 また、上記実施の形態の説明に用いた各 能ブロックは、典型的には集積回路であるL SIとして実現される。これらは個別に1チップ 化されてもよいし、一部または全てを含むよ うに1チップ化されてもよい。ここでは、LSI したが、集積度の違いにより、IC、システム LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されるこ ともある。

 また、集積回路化の手法はLSIに限るもの はなく、専用回路または汎用プロセッサで 現してもよい。LSI製造後に、プログラムす ことが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array) 、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成 能なリコンフィギュラブル・プロセッサー 利用してもよい。

 さらには、半導体技術の進歩または派生 る別技術によりLSIに置き換わる集積回路化 技術が登場すれば、当然、その技術を用い 機能ブロックの集積化を行ってもよい。バ オ技術の適用等が可能性としてありえる。

 2007年5月31日出願の特願2007-145882の日本出 に含まれる明細書、図面および要約書の開 内容は、すべて本願に援用される。

 本発明は、移動体通信システム等に適用 ることができる。




 
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