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Title:
HANDS-FREE COMMUNICATION DEVICE, METHOD FOR COMMUNICATION CONTROL, PROGRAM FOR COMMUNICATION CONTROL, AND RECORDING MEDIUM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/069235
Kind Code:
A1
Abstract:
A hands-free communication device (100), mounted on a mobile unit, performs short-range wireless communication with a mobile phone apparatus, so that hands-free communication with a destination communication device can be performed. The hands-free communication device (100) includes a detection section (101) and a control section (102). The detection section (101) detects a passenger in the mobile unit. When the detection section (101) detects a passenger, the control section (102) controls so that hands-free communication is not performed. When the detection section (101) does not detect any passenger, the control section (102) controls so that hands-free communication is performed.

Inventors:
SASAKI MASARU (JP)
NAGAKI KOICHI (JP)
TAKEDA KENICHI (JP)
SAITO EIJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/073239
Publication Date:
June 04, 2009
Filing Date:
November 30, 2007
Export Citation:
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Assignee:
PIONEER CORP (JP)
SASAKI MASARU (JP)
NAGAKI KOICHI (JP)
TAKEDA KENICHI (JP)
SAITO EIJI (JP)
International Classes:
H04M11/00; H04M1/00
Foreign References:
JP2005236615A2005-09-02
JP2007036678A2007-02-08
JP2006295660A2006-10-26
Attorney, Agent or Firm:
SAKAI, Akinori (20F Kasumigaseki Building,2-5, Kasumigaseki 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 20, JP)
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Claims:
 移動体に搭載され、携帯電話装置と近距離無線通信をおこなうことにより、相手先の通話装置(以下、「通話対象装置」という)とハンズフリー通話が可能なハンズフリー通話装置であって、
 前記移動体内の同乗者を検出する検出手段と、
 前記検出手段によって同乗者が検出された場合に、ハンズフリー通話をおこなわないように制御する制御手段と、
 を備えることを特徴とするハンズフリー通話装置。
 前記通話対象装置から着信通知を受信する受信手段と、
 ハンズフリー通話の除外対象となる相手先の通話装置(以下、「除外対象装置」という)を予め登録する登録手段と、
 前記受信手段が前記通話対象装置の着信通知を受信した際に、当該通話対象装置が前記除外対象装置として登録されているものであるか否かを判断する判断手段と、
 をさらに備え、
 前記制御手段は、前記検出手段によって同乗者が検出され、かつ、前記判断手段によって前記通話対象装置が前記除外対象装置として登録されているものであると判断された場合に、ハンズフリー通話をおこなわないように制御すること特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
 前記登録手段は、相手先の種別ごとに、前記除外対象装置を登録することを特徴とする請求項2に記載のハンズフリー通話装置。
 前記相手先の種別は、ビジネスまたはプライベートの種別であることを特徴とする請求項3に記載のハンズフリー通話装置。
 前記登録手段に登録される前記通話対象装置に対してのみハンズフリー通話をおこなわないモードと、全ての前記通話対象装置に対してハンズフリー通話をおこなわないモードとを設定するモード設定手段と、
 前記モード設定手段に対する設定の入力を受け付ける受付手段と、
 をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
 予め所定の応答形式を設定する応答形式設定手段をさらに備え、
 前記制御手段は、ハンズフリー通話をおこなわない場合、前記通話対象装置に対して、前記応答形式設定手段に設定される所定の応答形式を用いた応答をおこなうことを特徴とする請求項1~5の少なくともいずれか一つに記載のハンズフリー通話装置。
 前記応答形式設定手段に設定される所定の応答形式は、呼び出し音の継続による応答、着信拒否による応答、およびメッセージによる応答の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項6に記載のハンズフリー通話装置。
 移動体に搭載され、携帯電話装置と近距離無線通信をおこなうことにより、相手先の通話装置とハンズフリー通話が可能なハンズフリー通話装置の通話制御方法であって、
 前記移動体内の同乗者を検出する検出工程と、
 前記検出工程にて同乗者が検出された場合に、ハンズフリー通話をおこなわないように制御する制御工程と、
 を含むことを特徴とする通話制御方法。
 請求項8に記載の通話制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする通話制御プログラム。
 請求項9に記載の通話制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
Description:
ハンズフリー通話装置、通話制 方法、通話制御プログラム、および記録媒

 この発明は、車両などの移動体に搭載さ るハンズフリー通話装置、通話制御方法、 話制御プログラム、および記録媒体に関す 。ただし、この発明は、上述した、ハンズ リー通話装置、通話制御方法、通話制御プ グラム、および記録媒体に限られるもので ない。

 近年、自動車や原動機付自転車を運転中 、携帯電話等を手で持って通話したり、メ ルの閲覧等、携帯電話装置を手で持って表 画面を注視したりした場合、道路交通法の 則の対象となる。そこで、車内に、運転者 運転中に携帯電話装置を把持することなく 相手先との通話を可能にするハンズフリー 話装置が搭載されている。

 このようなハンズフリー通話装置として 、たとえば、運転中に相手先から電話がか ってきた場合、ディスプレイに着信通知が 示され、運転者がディスプレイに表示され 「通話ボタン」を選択すると、移動体内の ピーカから相手先の音声が出力されるとと に、移動体内のマイクから当方の音声が入 されることにより、相手先との通話を可能 した技術が知られている(たとえば、下記特 許文献1参照。)。

特開2006-184103号公報

 しかしながら、上述した特許文献1に記載 の技術は、同乗者がいる場合、運転者にとっ て同乗者に通話内容が聴かれたくないと思う 場合であっても、通話内容が同乗者に聴かれ てしまうといった問題が一例として挙げられ る。また、特許文献1に記載の技術は、運転 にとって、相手先から電話がかかってきた いうこと自体が知られたくないと思う場合 あっても、たとえば、ディスプレイに着信 知が表示されてしまうことにより、相手先 電話がかかってきたことを同乗者に知られ しまうといった問題が一例として挙げられ 。

 上述した課題を解決し、目的を達成する め、請求項1の発明にかかるハンズフリー通 話装置は、移動体に搭載され、携帯電話装置 と近距離無線通信をおこなうことにより、相 手先の通話装置(以下、「通話対象装置」と う)とハンズフリー通話が可能なハンズフリ 通話装置であって、前記移動体内の同乗者 検出する検出手段と、前記検出手段によっ 同乗者が検出された場合に、ハンズフリー 話をおこなわないように制御する制御手段 、を備えることを特徴とする。

 また、請求項8に記載の通話制御方法は、 移動体に搭載され、携帯電話装置と近距離無 線通信をおこなうことにより、相手先の通話 装置とハンズフリー通話が可能なハンズフリ ー通話装置の通話制御方法であって、前記移 動体内の同乗者を検出する検出工程と、前記 検出工程にて同乗者が検出された場合に、ハ ンズフリー通話をおこなわないように制御す る制御工程と、を含むことを特徴とする。

 また、請求項9に記載の通話制御プログラ ムは、請求項8に記載の通話制御方法をコン ュータに実行させることを特徴とする。

 また、請求項10の発明にかかる記録媒体 、請求項9に記載の通話制御プログラムをコ ピュータに読み取り可能に記録したことを 徴とする。

図1は、実施の形態にかかるハンズフリ ー通話装置の機能的構成の一例を示すブロッ ク図である。 図2は、本実施の形態にかかるハンズフ リー通話装置の通話制御処理手順の一例を示 すフローチャートである。 図3は、本実施例にかかるナビゲーショ ン装置のハードウェア構成の一例を示すブロ ック図である。 図4は、ハンズフリー通話をおこなわな い対象とする相手先のリストの一例を示す説 明図である。 図5は、ハンズフリー通話のモード設定 の一例を示す説明図である。 図6は、本実施例にかかるナビゲーショ ン装置がおこなう通話制御処理の一例を示す フローチャートである。 図7は、ハンズフリー通話をおこなわな い対象とする相手先の種別の一例を示す説明 図である。

符号の説明

  100 ハンズフリー通話装置
  101 検出部
  102 制御部
  103 通知部
  104 受信部
  105 登録部
  106 判断部
  107 モード設定部
  108 受付部
  109 応答形式設定部
  300 ナビゲーション装置

 以下に添付図面を参照して、この発明に かるハンズフリー通話装置、通話制御方法 通話制御プログラム、および記録媒体の好 な実施の形態を詳細に説明する。

(実施の形態)
(ハンズフリー通話装置の機能的構成)
 この発明の実施の形態にかかるハンズフリ 通話装置100の機能的構成について説明する 図1は、実施の形態にかかるハンズフリー通 話装置100の機能的構成の一例を示すブロック 図である。

 図1において、ハンズフリー通話装置100は 、移動体に搭載され、携帯電話装置と近距離 無線通信をおこなうことにより、相手先の通 話装置(以下、「通話対象装置」という)とハ ズフリー通話を可能にする。近距離無線通 をおこなうに際しては、代表的には、Bluetoo thデバイスが用いられるが、赤外線受信によ 送受信をおこなう機器を用いてもよい。な 、Bluetoothは、登録商標である。通話対象装 は、携帯電話、PHS(Personal Handy System)、IP電 を含む固定電話などである。

 このハンズフリー通話装置100は、検出部1 01と、制御部102と、通知部103と、受信部104と 登録部105と、判断部106と、モード設定部107 、受付部108と、応答形式設定部109とを備え いる。

 検出部101は、移動体内の同乗者を検出す 。検出部101には、たとえば、人体が発する 外線を検知すると、パルス信号を出力する 体感知センサが用いられる。検出部101は、 の人体感知センサを用いて、助手席および 部座席の人の有無を検出する。なお、検出 101は、このほかにも、たとえば、カメラな を用いて、同乗者を撮影するとともに、撮 した画像を解析することにより、同乗者を 出することも可能である。検出部101による 出のタイミングは、任意であり、相手先か 着信があったときとしてもよいし、助手席 後部座席のドアが開閉した直後のみとして よいし、エンジンが始動してから所定時間 してもよい。

 制御部102は、検出部101によって同乗者が 出された場合に、ハンズフリー通話をおこ わないように制御する。「ハンズフリー通 をおこなわない」とは、ハンズフリー通話 おこなえない状態とすればよく、この場合 たとえば、携帯電話装置による通常の着信 よび通話をおこなえるようにしてもよい。 お、携帯電話装置による通常の通話をおこ う場合には、運転者は、移動体を停車させ から通話することになる。

 また、ハンズフリー通話をおこなわない 合、着信履歴は、携帯電話装置に表示され ようにすればよい。また、同乗者がいると にハンズフリー通話をおこなわないように るか、または同乗者がいるときであっても ンズフリー通話をおこなうようにするかを めの設定により、利用者が選択できるよう してもよい。

 制御部102は、具体的には、同乗者が検出 れた場合に、相手先から着信があったとき 着信があった旨を、通知部103から通知させ いように制御する。一方、同乗者が検出さ ない場合に、相手先から着信があったとき 着信があった旨を、通知部103から通知させ ように制御する。

 また、本実施の形態において、受信部104 、登録部105と、判断部106とは、任意の構成 素である。受信部104は、通話対象装置から 信通知を受信する。着信通知は、呼び出し などの着信を受信した旨の通知のほか、相 先の名前や電話番号の通知を含む。また、 信通知には、電子メールの受信通知をも含 。

 登録部105は、ハンズフリー通話の除外対 となる相手先の通話装置(以下、「除外対象 装置」という)を予め登録する。ハンズフリ 通話の除外対象とは、ハンズフリー通話を こなわない対象である。登録部105には、具 的には、相手先の電話番号や電子メールア レスが登録される。除外対象装置の登録は 利用者からの入力により予めおこなわれる

 判断部106は、受信部104が通話対象装置の 信通知を受信した際に、当該通話対象装置 除外対象装置として登録されているもので るか否かを判断する。具体的には、判断部1 06は、かかってきた電話番号が登録されてい 番号か否かを判断する。

 受信部104と、登録部105と、判断部106とを えた構成において、制御部102は、検出部101 よって同乗者が検出され、かつ、判断部106 よって通話対象装置が除外対象装置として 録されているものであると判断された場合 、ハンズフリー通話をおこなわないように 御する。具体的には、制御部102は、同乗者 存在し、かつ、かかってきた電話番号が登 されている番号である場合に、着信があっ 旨を通知させないように制御する。

 また、本実施の形態において、登録部105 、相手先の種別ごとに、除外対象装置を登 してもよい。相手先の種別は、代表的には ビジネスまたはプライベートの種別が挙げ れるが、このほかにも、たとえば、利用者 らの設定により、任意に設定することも可 であるし、ビジネスの中で社内や社外に分 したり、プライベートの中でサークルや友 などに分類したり、より詳細な種別として 定することも可能である。

 また、本実施の形態において、モード設 部107と、受付部108とは、任意の構成要素で る。モード設定部107は、登録部105に登録さ る通話対象装置に対してのみハンズフリー 話をおこなわないモードと、全ての通話対 装置に対してハンズフリー通話をおこなわ いモードと、全ての通話対象装置に対して ンズフリー通話をおこなうモードとを設定 る。受付部108は、モード設定部107に対する ードの設定の入力を受け付ける。

 また、本実施の形態において、応答形式 定部109は、任意の構成要素である。応答形 設定部109は、予め所定の応答形式を設定す 。所定の応答形式は、具体的には、呼び出 音の継続による応答、着信拒否による応答 メッセージによる応答が挙げられる。この 合、制御部102は、ハンズフリー通話をおこ わない場合、通話対象装置に対して、応答 式設定部109に設定される所定の応答形式を いた応答をおこなう。

(ハンズフリー通話装置の通話制御処理手順)
 つぎに、図2を用いて、ハンズフリー通話装 置100の通話制御処理手順について説明する。 図2は、本実施の形態にかかるハンズフリー 話装置100の通話制御処理手順の一例を示す ローチャートである。

 図2のフローチャートにおいて、ハンズフ リー通話装置100は、同乗者を検出するタイミ ングか否かを判断する(ステップS201)。ステッ プS201において、同乗者を検出するタイミン となるまで待機状態にある(ステップS201:Noの ループ)。ステップS201において、同乗者を検 するタイミングとなると(ステップS201:Yes)、 同乗者の検出を開始する(ステップS202)。

 そして、同乗者が存在するか否かを判断 る(ステップS203)。ステップS203において、同 乗者が存在すると判断した場合(ステップS203: Yes)、ハンズフリー通話をおこなわない制御 し(ステップS204)、一連の処理を終了する。

 一方、ステップS203において、同乗者が存 在しない場合(ステップS203:No)、ハンズフリー 通話をおこなう制御とし(ステップS205)、一連 の処理を終了する。

 以上説明したように、本実施の形態にか るハンズフリー通話装置100によれば、同乗 を検出した場合に、ハンズフリー通話をお なわないように制御するようにしたので、 乗者に気付かれることなく、相手先からの 話を受けないようにすることができる。し がって、同乗者に通話内容を聴かれるとい ことを未然に防止できるとともに、同乗者 相手先から電話がかかってきたことを知ら てしまうことを防止することができる。

 また、本実施の形態において、同乗者が 出され、かつ、通話対象装置が除外対象装 として登録されているものであると判断さ た場合に、ハンズフリー通話をおこなわな ように制御するようにすれば、特定の相手 からの電話を受けないようにすることがで る。したがって、同乗者に特定の相手先の 話内容を聴かれることがないだけでなく、 乗者に特定の相手先から電話がかかってき ことを知られてしまうことを防止すること できる。

 また、本実施の形態において、相手先の 別ごとに、除外対象装置を登録するように れば、同乗者に応じて、ハンズフリー通話 おこなわないようにすることができる。具 的には、たとえば、同乗者が「ビジネス」 関連する人である場合に、「プライベート の種別に登録されている相手先からの電話 受けないようにすることができる。

 また、本実施の形態において、登録され 通話対象装置のみに対してハンズフリー通 をおこなわないようにするか、全ての通話 象装置に対してハンズフリー通話をおこな ないようにするかの、設定の入力を受け付 るようにすれば、利用者は、適宜、モード 変更を行うことができ、状況に応じたモー を設定することができる。

 また、本実施の形態において、ハンズフ ー通話をおこなわない場合、通話対象装置 対して、設定される所定の応答形式を用い 応答をおこなうようにすれば、運転中に電 がかかってきたとしても、相手先への応答 気遣うことなく、着信により運転が妨げら ることを防止することができる。

 以下に、本発明の実施例について説明す 。なお、以下の説明においては、車両に搭 されるナビゲーション装置によって、本発 のハンズフリー通話装置を実施した場合の 例について説明する。

(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
 図3を用いて、本実施例にかかるナビゲーシ ョン装置300のハードウェア構成について説明 する。図3は、本実施例にかかるナビゲーシ ン装置300のハードウェア構成の一例を示す ロック図である。

 図3において、ナビゲーション装置300は、 車両などの移動体に搭載されており、携帯電 話装置330と近距離無線通信が可能になってい る。ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302 と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁 気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、 光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)3 08と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバ ス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、 信I/F314と、BT(Bluetooth)デバイス315と、GPSユニ ット316と、各種センサ317と、を備えている。 なお、Bluetoothは、登録商標である。また、各 構成部301~317はバス320によってそれぞれ接続 れている。

 CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の 御を司る。ROM302は、ブートプログラム、現 地点算出プログラム、経路探索プログラム 経路誘導プログラム、通話制御プログラム どの各種プログラムを記録している。また RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用さ る。

 現在地点算出プログラムは、たとえば、 述するGPSユニット316および各種センサ317の 力情報に基づいて、車両の現在地点(ナビゲ ーション装置300の現在地点)を算出させる。

 経路探索プログラムは、後述する磁気デ スク305に記録されている地図データなどを 用して、出発地点から目的地点までの最適 経路を探索させる。ここで、最適な経路と 、目的地点までの最短(または最速)経路や ーザが指定した条件に最も合致する経路な である。探索された経路は、CPU301を介して 声I/F308や映像I/F312へ出力される。

 経路誘導プログラムは、経路探索プログ ムを実行することによって探索された誘導 路情報、現在地点算出プログラムを実行す ことによって算出された車両の現在地点情 、磁気ディスク305から読み出された地図デ タに基づいて、リアルタイムな経路誘導情 を生成させる。生成された経路誘導情報は CPU301を介して音声I/F308や映像I/F312へ出力さ る。

 通話制御プログラムは、携帯電話装置330 ハンズフリー通話を可能にするとともに、 種センサ317の人体感知センサによって同乗 が検出された場合に、ハンズフリー通話を こなわないように制御するプログラムであ 。

 磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御 したがって磁気ディスク305に対するデータ 読み取り/書き込みを制御する。磁気ディス ク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書 き込まれたデータを記録する。磁気ディスク 305としては、たとえば、HD(ハードディスク) FD(フレキシブルディスク)を用いることがで る。磁気ディスク305には、たとえば、ハン フリー通話をおこなわない対象とする携帯 話装置330が記録される。なお、これの詳細 いては、図4を用いて後述する。

 光ディスクドライブ306は、CPU301の制御に たがって光ディスク307に対するデータの読 取り/書き込みを制御する。光ディスク307は 、光ディスクドライブ306の制御にしたがって データの読み出される着脱自在な記録媒体で ある。光ディスク307は、書き込み可能な記録 媒体を利用することもできる。また、この着 脱自在な記録媒体として、光ディスク307のほ か、MO、メモリカードなどであってもよい。

 音声I/F308は、マイク309およびスピーカ310 接続される。マイク309は、たとえば、車両 サンバイザー付近に設置され、その数は単 でも複数でもよい。マイク309に受音された 声は、音声I/F308内でA/D変換される。

 スピーカ310は、音声を出力する。具体的 は、スピーカ310からは、経路誘導に関する 声や、携帯電話装置330の相手先の通話音声 出力される。入力デバイス311は、文字、数 、各種指示などの入力のための複数のキー 備えたリモコン、キーボード、マウス、タ チパネルなどが挙げられる。入力デバイス3 11は、リモコン、キーボード、マウス、タッ パネルのうち、いずれか一つの形態によっ 実現されてもよいし、複数の形態によって 現されてもよい。

 映像I/F312は、ディスプレイ313と接続され 。映像I/F312は、具体的には、たとえば、デ スプレイ313全体の制御をおこなうグラフィ クコントローラと、即時表示可能な画像情 を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッ ファメモリと、グラフィックコントローラか ら出力される画像データに基づいて、ディス プレイ313を表示制御する制御ICなどによって 成される。

 ディスプレイ313には、アイコン、カーソ 、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や 像などの各種データが表示される。このデ スプレイ313は、たとえば、CRT、TFT液晶ディ プレイ、プラズマディスプレイなどを採用 ることができる。ディスプレイ313は、たと ば、車両のダッシュボード付近に設置され 。

 通信I/F314は、無線を介してネットワーク 接続され、ナビゲーション装置300とCPU301と インターフェースとして機能する。通信I/F3 14は、さらに、無線を介してインターネット どの通信網に接続され、この通信網とCPU301 のインターフェースとしても機能する。

 また、通信I/F314は、BTデバイス315を含む BTデバイス315は、携帯電話装置330と近距離無 線通信をおこない、音声情報の送受信をおこ なうほか、着信時における着信した旨の情報 および相手先の情報の受信をおこなう。BTデ イス315は、たとえば、2.4GHzの電波を利用し 認証した周辺10m範囲内の携帯電話装置330と 信をおこなう。

 GPSユニット316は、GPS衛星からの電波を受 し、車両の現在地点を示す情報を出力する GPSユニット316の出力情報は、後述する各種 ンサ317の出力値とともに、CPU301による車両 現在地点の算出に際して利用される。現在 点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高 などの、地図データ上の1点を特定する情報 である。

 各種センサ317は、車速センサ、加速度セ サ、角速度センサなどの、車両の位置や挙 を判断することが可能な情報を出力する。 た、各種センサ317は、人体感知センサを含 。人体感知センサは、人体が発する赤外線 検出すると、パルス信号を出力する。各種 ンサ317の出力値は、CPU301による車両の現在 点の算出や、速度や方位の変化量の測定、 ンズフリー通話の制御などに用いられる。

 図1に示したハンズフリー通話装置100が備 える検出部101と、制御部102と、通知部103と、 受信部104と、登録部105と、判断部106と、モー ド設定部107と、受付部108と、応答形式設定部 109とは、図3に示したナビゲーション装置300 おけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光デ スク307などに記録されたプログラムやデー を用いて、CPU301が所定のプログラムを実行 、ナビゲーション装置300における各部を制 することによってその機能を実現する。

 すなわち、本実施例のナビゲーション装 300は、ナビゲーション装置300における記録 体としてのROM302に記録されている通話制御 ログラムを実行することにより、図1に示し たハンズフリー通話装置100が備える機能を、 図2に示した通話制御処理手順で実行するこ ができる。

(ハンズフリー通話をおこなわない対象とす 相手先のリストの一例)
 つぎに、図4を用いて、本実施例にかかるナ ビゲーション装置300において、ハンズフリー 通話をおこなわない対象とする相手先のリス トの一例について説明する。図4は、ハンズ リー通話をおこなわない対象とする相手先 リストの一例を示す説明図である。

 図4において、リスト400には、HF(Hands Free) オフ登録401と、名前402と、電話番号403が登録 されている。HFオフ登録401は、ハンズフリー 話をおこなわない対象となっているか否か 示したものである。HFオフ登録401に示す「 」は、ハンズフリー通話をおこなわない対 を示している。一方、HFオフ登録401に示す「 -」は、ハンズフリー通話をおこなう対象を している。名前402は、電話番号403の所有者 示している。

(ハンズフリー通話のモード設定の一例)
 つぎに、図5を用いて、本実施例にかかるナ ビゲーション装置300のハンズフリー通話のモ ード設定の一例について説明する。図5は、 ンズフリー通話のモード設定の一例を示す 明図である。

 図5において、設定情報500は、モード501と 、設定502とからなる。モード501は、登録した 相手先(図4参照)のみハンズフリー通話をオフ にするモードと、全ての相手先のハンズフリ ー通話をオフにするモードと、ハンズフリー 通話をオフにしないモードとが示されている 。モード501に示すモードのうち、一つが設定 されるようになっている。設定502に示す「○ 」が、対応するモードが設定されていること を示している。したがって、図5に示す設定 報500では、登録した相手先のみハンズフリ 通話をオフにするモードが設定されている とを示している。

(ナビゲーション装置がおこなう通話制御処 の一例)
 つぎに、図6を用いて、本実施例にかかるナ ビゲーション装置300がおこなう通話制御処理 の一例について説明する。図6は、本実施例 かかるナビゲーション装置300がおこなう通 制御処理の一例を示すフローチャートであ 。

 図6において、ナビゲーション装置300は、 携帯電話装置330から着信通知を受信したか否 かを判断する(ステップS601)。ステップS601に いて、携帯電話装置330から着信通知を受信 るまで待機状態にある(ステップS601:Noのルー プ)。ステップS601において、携帯電話装置330 ら着信通知を受信すると(ステップS601:Yes)、 同乗者がいるか否かを判断する(ステップS602) 。

 ステップS602において、同乗者がいると判 断した場合(ステップS602:Yes)、全ての相手先 対してハンズフリー通話をオフにするモー か否かを判断する(ステップS603)。ステップS6 03において、全ての相手先に対してハンズフ ー通話をオフにするモードではないと判断 た場合(ステップS603:No)、登録されている電 番号に対してのみハンズフリー通話をオフ するモードか否かを判断する(ステップS604)

 ステップS604において、登録されている電 話番号に対してのみハンズフリー通話をオフ にするモードであると判断した場合(ステッ S604:Yes)、着信した電話番号がハンズフリー フ登録になっているか否かを判断する(ステ プS605)。ステップS605において、着信した電 番号がハンズフリーオフ登録になっていな と判断した場合(ステップS605:No)、着信を通 し(ステップS606)、一連の処理を終了する。 お、ステップS606以降、たとえば、ディスプ レイ313に表示される「通話ボタン」が利用者 により選択されると、ハンズフリー通話をお こなうことが可能になる。

 一方、ステップS602において、同乗者がい ないと判断した場合(ステップS602:No)、ステッ プS606に移行する。また、ステップS603におい 、全ての相手先に対してハンズフリー通話 オフにするモードであると判断した場合(ス テップS603:Yes)、たとえば、メッセージによる 応答をおこない(ステップS607)、一連の処理を 終了する。なお、メッセージによる応答は、 「只今、運転中のため電話に出ることができ ません。」等の応答である。また、ステップ S607においては、メッセージによる応答に限 れるものではなく、呼び出し音の継続によ 応答や、着信拒否による応答であってもよ 。

 また、ステップS604において、登録されて いる電話番号に対してのみハンズフリー通話 をオフにするモードではないと判断した場合 (ステップS604:No)、つまり、全ての着信に対し てハンズフリー通話をおこなうモードである と判断した場合、ステップS606に移行する。 た、ステップS605において、着信した電話番 がハンズフリーオフ登録になっていると判 した場合(ステップS605:Yes)、ステップS607に 行する。

 上述した処理によれば、同乗者を検出し 場合に、ハンズフリー通話をおこなわない うに制御するようにしたので、同乗者に気 かれることなく、相手先からの電話を受け いようにすることができる。したがって、 乗者に通話内容を聴かれるということを未 に防止できるとともに、同乗者に相手先か 電話がかかってきたことを知られてしまう とを防止することができる。

 また、同乗者が検出され、かつ、相手先 ハンズフリーオフ登録となっている場合に ハンズフリー通話をおこなわないように制 するようにしたので、特定の相手先からの 話を受けないようにすることができる。し がって、同乗者に特定の相手先の通話内容 聴かれることがないだけでなく、同乗者に 定の相手先から電話がかかってきたことを られてしまうことを防止することができる

 また、ハンズフリーオフ登録となってい 相手先のみに対してハンズフリー通話をお なわないようにするか、全ての相手先に対 てハンズフリー通話をおこなわないように るか、全ての相手先に対してハンズフリー 話をおこなうようにするかのモードを、予 設定するようにしたので、利用者は、適宜 モードの変更を行うことができ、状況に応 たモードを設定することができる。

 また、ハンズフリー通話をおこなわない 合、相手先に対して、設定される所定の応 形式を用いた応答をおこなうようにしたの 、運転中に電話がかかってきたとしても、 手先に対する応答に気遣うことなく、着信 より運転が妨げられることを防止すること できる。

 なお、上述した説明では、ハンズフリー 話をおこなわない対象を、相手先の電話番 ごとに登録するようにしたが、相手先の種 ごとに登録することも可能である。以下に 相手先の種別ごとに、ハンズフリー通話を こなわない対象を登録する場合について説 する。

(ハンズフリー通話をおこなわない対象とす 相手先の種別の一例)
 図7を用いて、本実施例にかかるナビゲーシ ョン装置300において、ハンズフリー通話をお こなわない対象とする相手先の種別の一例に ついて説明する。図7は、ハンズフリー通話 おこなわない対象とする相手先の種別の一 を示す説明図である。

 図7において、リスト700には、種別701と、 HF(Hands Free)オフ登録702と、名前703と、電話番 号704とが登録されている。種別701は、登録さ れる相手先の分類を示しており、ビジネスと プライベートに分類されている。HFオフ登録7 02は、種別701がハンズフリー通話をおこなわ い対象となっているか否かを示したもので る。HFオフ登録702に示す「○」は、ハンズ リー通話をおこなわない対象を示している 名前703は、電話番号704の所有者を示してい 。

 このようなリスト700を用いて、利用者か の入力に基づく登録をおこなうようにすれ 、利用者は、同乗者に応じて、除外対象装 を登録することができる。具体的には、た えば、同乗者が「ビジネス」に関連する人 ある場合に、「プライベート」の種別に登 されている相手先からの電話を受けないよ にすることができる。

 以上説明したように、本発明のハンズフ ー通話装置、通話制御方法、通話制御プロ ラム、および記録媒体によれば、同乗者に 話内容を聴かれるということを未然に防止 きるとともに、同乗者に相手先から電話が かってきたことを知られてしまうことを防 することができる。

 なお、本実施例で説明した通話制御方法 、予め用意されたプログラムをパーソナル コンピュータやワークステーションなどの ンピュータで実行することにより実現する とができる。このプログラムは、ハードデ スク、フレキシブルディスク、CD-ROM、MO、DV Dなどのコンピュータで読み取り可能な記録 体に記録され、コンピュータによって記録 体から読み出されることによって実行され 。またこのプログラムは、インターネット どのネットワークを介して配布することが 能な伝送媒体であってもよい。