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Title:
INFORMATION PROCESSING DEVICE, AND CONTROL METHOD FOR THE INFORMATION PROCESSING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/146401
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an information processing device, which is given a function to prevent its unlawful use on the basis of the information obtained by utilizing the ordinary communication procedure. The information processing device can be connected with an external device having identification information via the network. The information processing device is characterized in that it admits or not a request for starting itself, when it receives the request, in accordance with the result of comparison between the identification information acquired from the external device and the identification information stored in advance.

Inventors:
NAGATOSHI HIDEYUKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/061156
Publication Date:
December 04, 2008
Filing Date:
June 01, 2007
Export Citation:
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Assignee:
FUJITSU LTD (JP)
NAGATOSHI HIDEYUKI (JP)
International Classes:
G06F21/31; G06F21/34
Foreign References:
JP2002278932A2002-09-27
Attorney, Agent or Firm:
YOKOYAMA, Junichi (1-1 Kamikodanaka 4-chome, Nakahara-ku, Kawasaki-sh, Kanagawa 88, JP)
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Claims:
 識別情報を持つ外部装置とネットワークを介して接続可能な情報処理装置において、
 該情報処理装置を起動する要求を受け付けたとき、該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較した結果に応じて該要求を許可若しくは不許可とすることを特徴とする情報処理装置。
 識別情報を持つ外部装置とネットワークを介して接続可能な情報処理装置において、
 該情報処理装置を起動する要求を受け付けたとき、該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較し、両者が不一致のとき、パスワードの入力を要求し、
 受け付けた該パスワードと先に記憶したパスワードと比較し、両者が不一致のとき、該要求を不許可とし、両者が一致のとき、該要求を許可することを特徴とする情報処理装置。
 識別情報を持つ外部装置とネットワークを介して接続可能な情報処理装置において、
 該情報処理装置を起動する要求を受け付けたとき、該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較し、両者が不一致のとき、該情報処理装置が不正使用されたことを表す不正使用情報を送信するアドレスを持っているかどうかを判別し、該アドレスを持っていたとき、該不正使用情報を該アドレスに送信することを特徴とする情報処理装置。
 識別情報を持つ外部装置とネットワークを介して接続可能な情報処理装置の制御方法において、
 該情報処理装置を起動する要求を受け付けたとき、該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較した結果該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較した結果に応じて該要求を許可若しくは不許可とすることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
 識別情報を持つ外部装置と該外部装置にネットワークを介して接続可能な情報処理装置からなるシステムにおいて、
 該外部装置は、該識別情報を該情報処理装置に送信し、
 該情報処理装置は、該情報処理装置を起動する要求を受け付けたとき、該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較した結果に応じて該要求を許可若しくは不許可とすることを特徴とするシステム。
 該外部装置は、該情報処理装置との通信を制御する装置であることを特徴とする請求項5記載のシステム。
 識別情報を持つ外部装置とネットワークを介して接続可能な情報処理装置を制御するプログラムを記録した情報処理装置が読み取り可能な記録媒体において、該情報処理装置に、
 該情報処理装置を起動する要求を受け付けたとき、該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較した結果に応じて該要求を許可若しくは不許可とする手順を実行させるプログラムを記録した情報処理装置が読み取り可能な記録媒体。
 識別情報を持つ外部装置とネットワークを介して接続可能な情報処理装置を制御するプログラムにおいて、該情報処理装置に、
 該情報処理装置を起動する要求を受け付けたとき、該外部装置から取得した該識別情報と先に記憶した識別情報を比較した結果に応じて該要求を許可若しくは不許可とする手順を実行させるプログラム。
Description:
情報処理装置及び情報処理装置 制御方法

 本発明は、情報処理装置を制御する技術 関する。

 盗難された情報処理装置が不正に利用さ 、その情報処理装置に格納されていた個人 企業、政治、軍事などの秘密情報が漏洩す という問題があった。

 また、ホストコンピュータと通信可能な 写機において、ホストコンピュータから複 動作を許可する利用権信号が得られなかっ 場合、複写機の複写動作を禁止する先行技 が記載された文献として特許文献1がある。

 しかし、前記の先行技術は、利用権信号を 成し、生成した利用権信号を複写機に送信 るホストコンピュータを用意する必要があ 。また、複写機はホストコンピュータが送 した利用権信号を受信するための処理を用 する必要がある。

特開平8-194413号公報

 情報処理装置において、通常行う通信手 を利用して得られる情報に基づき、情報処 装置の不正使用を防止する機能を提供する

 また、不正使用されている情報処理装置 通信環境を使用し、不正使用されている情 処理装置の探索に役立つ情報を所定のアド スに送信する機能を提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解 するための第一の手段として、識別情報を つ外部装置とネットワークを介して接続可 な情報処理装置において、情報処理装置を 動する要求を受け付けたとき、外部装置か 取得した識別情報と先に記憶した識別情報 比較した結果に応じて要求を許可若しくは 許可とすることを特徴とする情報処理装置 提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解 するための第二の手段として、識別情報を つ外部装置とネットワークを介して接続可 な情報処理装置において、情報処理装置を 動する要求を受け付けたとき、外部装置か 取得した識別情報と先に記憶した識別情報 比較し、両者が不一致のとき、パスワード 入力を要求し、受け付けたパスワードと先 記憶したパスワードと比較し、両者が不一 のとき、要求を不許可とし、両者が一致の き、要求を許可することを特徴とする情報 理装置を提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解 するための第三の手段として、識別情報を つ外部装置とネットワークを介して接続可 な情報処理装置において、情報処理装置を 動する要求を受け付けたとき、外部装置か 取得した識別情報と先に記憶した識別情報 比較し、両者が不一致のとき、情報処理装 が不正使用されたことを表す不正使用情報 送信するアドレスを持っているかどうかを 別し、アドレスを持っていたとき、不正使 情報をアドレスに送信することを特徴とす 情報処理装置を提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解 するための第四の手段として、識別情報を つ外部装置とネットワークを介して接続可 な情報処理装置の制御方法において、情報 理装置を起動する要求を受け付けたとき、 部装置から取得した識別情報と先に記憶し 識別情報を比較した結果外部装置から取得 た識別情報と先に記憶した識別情報を比較 た結果に応じて要求を許可若しくは不許可 することを特徴とする情報処理装置の制御 法を提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解 するための第五の手段として、識別情報を つ外部装置と外部装置にネットワークを介 て接続可能な情報処理装置からなるシステ において、外部装置は、識別情報を情報処 装置に送信し、情報処理装置は、情報処理 置を起動する要求を受け付けたとき、外部 置から取得した識別情報と先に記憶した識 情報を比較した結果に応じて要求を許可若 くは不許可とすることを特徴とするシステ を提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解 するための第六の手段として、外部装置は 情報処理装置との通信を制御する装置であ ことを特徴とするシステムを提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解決 るための第七の手段として、識別情報を持 外部装置とネットワークを介して接続可能 情報処理装置を制御するプログラムを記録 た情報処理装置が読み取り可能な記録媒体 おいて、情報処理装置に、
 情報処理装置を起動する要求を受け付けた き、外部装置から取得した識別情報と先に 憶した識別情報を比較した結果に応じて要 を許可若しくは不許可とする手順を実行さ るプログラムを記録した情報処理装置が読 取り可能な記録媒体を提供する。

 前記の発明が解決しようとする課題を解 するための第八の手段として、識別情報を つ外部装置とネットワークを介して接続可 な情報処理装置を制御するプログラムにお て、情報処理装置に、情報処理装置を起動 る要求を受け付けたとき、外部装置から取 した識別情報と先に記憶した識別情報を比 した結果に応じて要求を許可若しくは不許 とする手順を実行させるプログラムを提供 る。

 盗難などにより情報処理装置が第三者の に渡った場合でも、第三者は本発明により 報処理装置を操作することができない。こ ため、情報処理装置に格納されている秘密 報が第三者に漏洩することを防ぐことがで る効果がある。

 また、情報処理装置を使用している第三 の通信環境を使用して情報処理装置が不正 使用されたことを表すメッセージを所定の ドレスに送信できる。このため、不正に使 された情報処理装置の捜索が容易になると う効果がある。

本発明の概要図である。 ネットワーク情報テーブルの構成図で る。 情報処理装置のフローチャートである (その1) 情報処理装置のフローチャートである (その2)

符号の説明

1 情報処理装置
2 ネットワーク
3 DHCPサーバ
4 Gatewayサーバ
5 無線LAN装置
6 無線電波
10 CPU
11 メモリ
12 記憶部
20 動作管理プログラム
21 ネットワーク情報テーブル
13 電源制御部
14 IO制御部
15 通信制御部
16 キーボード
17 ディスプレー
18 バス

以下に図面を用いて本発明の実施例につい て説明する。

 [1.本発明の概要図]
 図1は、本発明の概要図である。本発明に係 る情報処理装置1は、ネットワーク2を経由し DHCPサーバ3とGatewayサーバ4に接続されている 。また、情報処理装置1は、無線電波6を経由 て無線LAN装置5に接続されている。無線電波 6もネットワークになる。情報処理装置1は、 信相手となるDHCPサーバ3又は無線LAN装置5を 別する識別情報の変化を検出したとき、情 処理装置に入力された情報を無視又は情報 理装置の電力供給を停止する動作を行う。 た、情報処理装置が不正に使用されたこと 表す不正使用情報を所定のアドレスに送信 る動作を行う。DHCPサーバ3とGatewayサーバ4、 無線LAN装置5は、外部装置になる。

 図1の1は情報処理装置1のハードウェア構 の一例を示すブロック図である。情報処理 置1は、CPU10とメモリ11、記憶部12、電源制御 部13、IO制御部14、通信制御部15、キーボード1 6、ディスプレー17、バス18で構成される。CPU 、CentralProcessing Unitの略称である。

 CPU10は、各装置の制御やデータの計算・ 工を行なう。CPU10は、メモリ11に展開された ログラムを実行する装置で、記憶部12や電 制御部13、IO制御部14、通信制御部15、キーボ ード16からデータを受け取り、演算・加工し 上で、ディスプレー17や記憶部14、通信制御 部15に出力する。

 メモリ11は、RAMやROMなど半導体記憶装置 ある。RAMは、Random Access Memoryの略称である ROMは、Read Only Memoryの略称である。RAMは、 導体を利用した記憶装置であり、プログラ の実行や前記プログラムが一時的に必要と るデータを記憶する。ROMは、半導体を利用 た記憶装置であり、一度書き込まれたデー を読み出すための記憶装置である。ここで う一度書き込まれたデータとは、書き換え 必要のないデータや、書き換えられては困 データを意味するものである。

 記憶部12は、動作管理プログラム20とネッ トワーク情報21を記憶する。

 動作管理プログラム20は、以下の動作を う。電源を切る要求を受け付けた場合、現 のネットワーク情報を記憶部12のネットワー ク情報21に記憶した後、電源を切る。電源を れる要求を受け付けた場合、新しいネット ーク情報を取得する。取得した新しいネッ ワーク情報がネットワーク情報テーブル21 記憶したものと同じかどうかを判別する。 別結果が同じであった場合、通常の動作を う。判別結果が同じでなかった場合、情報 理装置に入力された情報を無視又は情報処 装置の電力供給を停止する。また、情報処 装置が不正に使用されたことを表す不正使 情報を所定のアドレスに送信する。

 ネットワーク情報テーブル21は、情報処 装置1が電源を切る要求を受け付けた場合、 在のネットワーク情報を記憶する。

 電源制御部13は、電源を入れる要求を受 付けた場合、情報処理装置1に電力を供給し 電源を切る要求を受け付けた場合、情報処 装置1に対する電力の供給を停止する。

 IO制御部14は、CPU10が通信制御部15や他か データを送受信するための制御信号やバス18 を制御する。また、CPU10を介さずに通信制御 15とメモリ11の間で直接データをやり取りす るための制御信号やバス18を制御する。CPU10 介さないデータのやり取りは、通信速度が 定値よりも速い場合に行われる。ここでい 所定値は、例えば10Mビット/秒である。また IO制御部14は、キーボード16から入力された 報を無視する要求を受け付けた場合、キー ード16から入力された情報を無視する。

 通信制御部15は、外部装置との通信を担 する。ここでいう外部装置とは、DHCPサーバ3 又は無線LAN装置5である。

 キーボード16は、文字や数字などの情報 情報処理装置1に入力する。

 ディスプレー17は、CPU10が演算・加工した データを表示する。

 バス18は、CPU1やメモリ11、IO制御部14、キ ボード16などの間でデータを交換するため 経路である。

 DHCPサーバ3は、情報処理装置1に割り当て 能なIPアドレスを管理し、割り当てを要求 てきた情報処理装置1にIPアドレスを割り当 る。DHCPは、DynamicHost Configuration Protocolの略 である。

 Gatewayサーバ4は、プロトコルなどが異な 通信機器との通信を担当する。

 無線LAN装置5は、情報処理装置1にBSSIDを通 知する。BSSIDは、Basic Service Set IDentifierの略 称である。

 [1.1.ネットワーク情報テーブルの構成図]
 図2は、情報処理装置1が電源を切る要求を け付けた場合、現在のネットワーク情報を 憶するネットワーク情報テーブル21を表す。 その情報要素は、DHCPサーバ3のMACアドレス211 情報処理装置1の自己のIPアドレス212、Gateway サーバのIPアドレス213、BSSID214である。

 DHCPサーバ3のMACアドレス211は、DHCPサーバ3 に固有の識別情報である。DHCPサーバ3のMACア レス211は、情報処理装置1がDHCPサーバ3を識 するための識別情報である。自己のIPアド ス212は、DHCPサーバ3が情報処理装置1に割り てたIPアドレスである。このIPアドレスは、 報処理装置1が自己の通信環境を識別するた めの識別情報である。GatewayサーバのIPアドレ ス213は、情報処理装置1がGatewayサーバ3を識別 するための識別情報である。BSSID214は、情報 理装置1が無線LAN装置5を識別するための識 情報である。また、BSSID214は、通常無線LAN装 置のMACアドレスと同じものである。無線LAN装 置5のMACアドレスは、無線LAN装置5に固有の識 情報である。

 これらのネットワーク情報は、対応する 信終了後に削除されるものである。このた 、DHCPサーバのMACアドレス211と情報処理装置 1の自己のIPアドレス212、GatewayサーバのIPアド レス213と、BSSID214は、混在しない。

 [2.情報処理装置のフローチャート(その1)]
 以下に入力情報の無視又は電力供給の停止 る場合の情報処理装置1の動作を説明する。

 図3は情報処理装置1が通信相手となるDHCP ーバ3又は無線LAN装置5を識別する識別情報 変化を検出したとき、情報処理装置に入力 れた情報を無視又は情報処理装置の電力供 を停止する動作を表すフローチャートであ 。情報処理装置1のCPU10は、動作管理プログ ム20を制御することにより、前記の動作を実 現する。

 S201において、CPU10は、パワーオフ又はサ ペンドの要求を受け付ける。パワーオフは 情報処理装置1の電源を切ることを意味する 。サスペンドは、電源を切る直前の状態を保 存してから情報処理装置1の電源を切ること 意味する。

 S202において、CPU10は、現在のネットワー の情報を記憶する。ここでいうネットワー の情報は、DHCPサーバのMACアドレスと情報処 理装置1自己のIPアドレス、GatewayサーバのIPア ドレス、BSSIDである。

 DHCPサーバのMACアドレスと情報処理装置1 己のIPアドレス、GatewayサーバのIPアドレスは 、有線を利用して情報処理装置1とDHCPサーバ3 が通信するときに使用する情報である。BSSID 、無線を利用して情報処理装置1と無線LAN装 置5が通信するときに使用する情報である。 れらのネットワーク情報は、情報処理装置1 S201以前にDHCPサーバ3又は無線LAN装置5と通信 するときに取得したものである。

 DHCPサーバのMACアドレスと情報処理装置1 自己のIPアドレス、GatewayサーバのIPアドレス の取得方法は、以下の通りである。情報処理 装置1は、IPアドレスを割り当て可能なDHCPサ バを発見するためのパケット(DISCOVER)をDHCPサ ーバ3に送信する。DHCPサーバ3は、IPアドレス 割り当て、その割り当てたIPアドレスを提 するためのパケット(OFFER)を情報処理装置1に 送信する。また、このパケットはDHCPサーバ MACアドレスとGatewayサーバのIPアドレスを含 。情報処理装置1は、割り当てられたIPアド スを選択したことを表すパケット(REQUEST)をDH CPサーバ3に送信する。DHCPサーバ3は、割り当 たIPアドレスが正式に使用可能であること 表すパケット(PACK)を情報処理装置1に送信す 。以降、情報処理装置1は、この割り当てら れたIPアドレスを使用する。このGatewayサーバ 4のIPアドレスは、DHCPサーバ3の管理者がDHCPサ ーバ3の通信先であるGatewayサーバ4を識別する 識別情報として登録したものである。

 BSSIDの取得方法は、以下の通りである。 線LAN装置5は、BSSIDを含むビーコンと呼ばれ 電波を出す。情報処理装置1は、ビーコンを 出し、検出したビーコンからBSSIDを取り出 。これらのネットワーク情報は、記憶部12中 のネットワーク情報テーブル21に記憶される

 S203において、CPU10は、パワーオフ又はサ ペンドの動作を行う。パワーオフの場合、 下の処理を行う。CPU10は、パワーオフ信号 生成し、生成したパワーオフ信号を電源制 部13に送信する。電源制御部13は、パワーオ 信号を受信後、情報処理装置1に対する電力 の供給を停止する。サスペンドの場合、以下 の処理を行う。CPU10は、電源を切る直前の状 をメモリ11又は記憶部12に記憶する。CPU10は サスペンド信号を生成し、生成したサスペ ド信号を電源制御部13に送信する。電源制 部13は、サスペンド信号を受信後、情報処理 装置1に対する電力の供給を停止する。

 S204において、CPU10は、パワーオン又はレ ュームの要求を受け付ける。パワーオンは 情報処理装置1の電源を入れることを意味す る。レジュームは、情報処理装置1の電源を れ、更に電源を切る直前の状態を再現する とを意味する。電源を切る直前の状態の再 は、S203でメモリ11又は記憶部12に記憶した電 源を切る直前の状態を利用して実現する。

 205において、CPU10は、情報処理装置1の通 方法が有線かどうかを判別する。この判別 ネットワーク情報テーブル21を利用する。CP U10は、ネットワーク情報テーブル21にDHCPサー バ3のMACアドレスと情報処理装置1自己のIPア レス、Gatewayサーバ4のIPアドレスが記憶され いた場合、有線通信と判別する。CPU10は、 ットワーク情報テーブル21にBSSIDが記憶され いた場合、無線通信と判別する。S205の判別 結果が有線通信であった場合、S206の処理を う。S205の判別結果が有線通信以外であった 合、無線通信と見なしS207の処理を行う。

 S206において、CPU10は、有線通信の場合の しいネットワーク情報を取得する。ここで うネットワークの情報は、DHCPサーバ3のMAC ドレスと情報処理装置1自己のIPアドレス、Ga tewayサーバ4のIPアドレスである。

 ネットワーク情報の取得方法は以下の通 である。情報処理装置1は、DHCPサーバ3が持 ネットワーク情報を取得するための要求パ ットをDHCPサーバ3に送信する。要求パケッ はIPアドレスからMACアドレスを求めるARPを利 用したものである。ARPは、AddressResolution Proto colの略称である。情報処理装置1は要求パケ トに対応する応答パケットをDHCPサーバ3から 受信する。

 応答パケットは、DHCPサーバ3のIPアドレス とDHCPサーバ3が情報処理装置1に割り振ったIP ドレス、Gatewayサーバ4のIPアドレスを含む。 このGatewayサーバ4のIPアドレスは、DHCPサーバ3 の管理者がDHCPサーバ3の通信先であるGatewayサ ーバ4を識別する識別情報として登録したも である。

 S207において、CPU10は、無線通信の場合の しいネットワーク情報を取得する。ここで うネットワークの情報は、BSSIDである。ネ トワーク情報の取得方法は以下の通りであ 。無線LAN装置5は、BSSIDを含むビーコンと呼 れる電波を出す。情報処理装置1は、ビーコ を検出し、検出したビーコンからBSSIDを取 出す。また、これらのネットワーク情報は メモリ11中に一時的に記憶される。

 S208において、CPU10は、S206又はS207で取得 たネットワーク情報が、S202で記憶したもの 同じかどうかを判別する。有線通信の場合 ネットワーク情報に含まれる三つの情報要 を判別する必要があるが、これらの情報要 はどのような順番で判別しても良い。

 S208の判別結果が同じであった場合、S230 処理を行う。S208の判別結果が同じでなかっ 場合、S215の処理を行う。

 S230において、CPU10は、パワーオン又はレ ューム時に行う情報処理装置1を起動するた めの動作を継続する。これらの処理は、情報 処理装置1の起動を許可とするものである。

 S220において、CPU10は、S206又はS207でメモ 11中に一時的に記憶したネットワーク情報を 破棄する。

 S215において、CPU10は、入力情報の無視又 電力供給の停止する処理を行う。これらの 理は、情報処理装置1の起動を不許可とする ものである。また、これらの具体的な処理は 以下の通りである。

 [2.1.キーボード入力禁止]
 CPU10は、キーボードからの入力を禁止する めの禁止信号を生成し、IO制御部14に送信す 。IO制御部14は禁止信号を受信し、以降キー ボード16から受け付けた信号を破棄する。

 [2.2.パワーオフ]
 CPU10は、パワーオフ信号を生成し、生成し パワーオフ信号を電源制御部13に送信する。 電源制御部13は、パワーオフ信号を受信後、 報処理装置1に対する電力の供給を停止する 。

 [2.3.パスワード要求]
 CPU10は、パスワードを要求するパスワード 求画面を生成する。CPU10はパスワード要求画 面をディスプレー17に表示する。CPU10は、パ ワード受け付け可能時間内に利用者からパ ワードが入力されたかどうかを判別する。 スワード受付可能時間は、情報処理装置1の 用者が予め設定したものである。パスワー 受け付け可能時間内にパスワードが入力さ 、そのパスワードが事前に設定したものと 致した場合、CPU10はS211と同じ処理を行う。 け付け可能時間内に事前に設定したパスワ ドが入力されなかった場合、CPU10はキーボ ドからの入力禁止又はパワーオフの処理を う。

 このパスワード要求は、正当な利用者が 常使用する場所以外で情報処理装置1を使用 できるようにするための処理である。

 [3.情報処理装置のフローチャート(その2)]
 以下に不正使用情報を送信する場合の情報 理装置1の動作を説明する。

 図4は情報処理装置1が通信相手となるDHCP ーバ3又は無線LAN装置5を識別する識別情報 変化を検出したとき、情報処理装置1が不正 用されたことを表す不正使用情報を利用者 事前に設定した宛先アドレスに送信する動 を表すフローチャートである。

 情報処理装置1のCPU10は、動作管理プログ ム20を制御することにより、前記の動作を 現する。

 図4のS201からS208までの処理は、図3のS201 らS208までの処理と同じである。また、図4の S215とS220、S230は、図3のS215とS220、S230と同じ ある。

 S209において、CPU10は、メモリ11又は記憶 12中に不正使用情報送信用IPアドレスが存在 るかどうかの判別を行う。不正使用情報送 用IPアドレスは、情報処理装置1が不正使用 報を送信するときの宛先アドレスである。 た、この宛先アドレスはIPアドレスである 不正使用情報送信用IPアドレスは、利用者が 事前にメモリ11又は記憶部12に設定したもの ある。不正使用情報送信用IPアドレスは、情 報処理装置1の管理者の情報処理装置に割り てられたIPアドレスである。

 S209の判別結果が不正使用情報送信用IPア レスなしの場合、S215の処理を行う。S209の 別結果が不正使用情報送信用IPアドレスあり の場合、S210の処理を行う。

 S210において、CPU10は、不正使用情報を含 パケットを生成する。この不正使用情報は S206又はS207で取得したネットワーク情報と 報処理装置1が不正に使用されたことを表す スキーコードで構成される。このアスキー ートは、例えば「ALERT MESSAGE」を表すもの ある。

 S211において、CPU10は、S210で生成したパケ ットを不正使用情報送信用IPアドレスに送信 る。この送信処理は、S206又はS207で確立し 新しいネットワークを使用して行う。

 また、S210で生成したパケットを受信した 情報処理装置の管理者は、以下の手順で情報 処理装置1が存在すると思われる場所を特定 る。

 管理者は、受信したパケットが不正に使 された情報処理装置1から送信されたもので あることをアスキーコードから判別する。受 信したパケットがDHCPサーバ3のMACアドレスと 己のIPアドレス、Gatewayサーバ4のIPアドレス 含むものであった場合、管理者はWHOISやDNS 使用してこれらのIPアドレスから分かる情報 を取得する。WHOISから得られる情報は、IPア レスを割り振られているネットワーク管理 に関する情報である。DNSから得られる情報 、前記のIPアドレスに対応するホスト名であ る。また、DHCPサーバ3のMACアドレスは、IPア レスだけでは情報処理装置1の接続先を特定 きない場合、より詳細な接続先を特定する めに使用する情報である。管理者は、上記 IPアドレスから分かる情報に基づいて通信 業者や警察などに情報処理装置1の捜索を依 する。

 また、受信したパケットがBSSIDを含むも であった場合、情報処理装置1が接続してい 無線LAN装置のMACアドレスでもあるBSSIDに基 いて通信事業者や警察などに情報処理装置1 捜索を依頼する。

 以上、本発明を実施例に基づいて説明し が、本発明は前記の実施例に限定されるも ではなく、特許請求の範囲に記載した構成 変更しない限りどのようにでも実施するこ ができる。

 本発明は、情報処理装置において、盗難 れたと見なした場合、以降の動作を停止又 禁止する技術である。この技術は、パーソ ルコンピュータやPersonalDigital Assistants(PDA) どの製品に適用できる。




 
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