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Title:
INSULATING HOUSING FOR TERMINAL FOR MOTOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/157119
Kind Code:
A1
Abstract:
An insulating housing for a terminal for a motor is provided with electricity supply members having connector terminals connecting to the electric power source and also having coil terminals to which motor coils are connected, and is also provided with an insulative housing body for holding the electricity supply members in a manner such that the members are insulated from each other. The electricity supply members are integrally insert-molded, with the members bent and arranged on the same plane while being spaced in an insulated manner from each other. The connector terminals are protruded into connector inserting openings formed integrally with the isulative housing body. The coil terminals are protruded to the same plane as the peripheral surface of the insulative housing body.

Inventors:
KINUGAWA HIROYUKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/001553
Publication Date:
December 30, 2009
Filing Date:
April 02, 2009
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
KINUGAWA HIROYUKI (JP)
International Classes:
H02K5/22; H02K3/28
Foreign References:
JP2008079467A2008-04-03
JP2002171732A2002-06-14
JP2002315248A2002-10-25
JP2003174750A2003-06-20
Attorney, Agent or Firm:
TAZAWA, Hideaki et al. (JP)
Hideaki Tazawa (JP)
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Claims:
 電源に接続するコネクタ端子とモータコイルを接続するコイル端子を有する複数の電源供給部材と、前記複数の電源供給部材を互いに絶縁して保持する絶縁性ハウジング本体とを備え、前記複数の電源供給部材は互いに絶縁間隔離して同一平面上に配置した状態でインサートモールド成形で一体形成し、前記コネクタ端子は折り曲げて前記絶縁性ハウジング本体に一体に形成された電源用コネクタ挿入口内に突出させ、前記コイル端子は前記絶縁性ハウジング本体周面の同一平面上に突出させたモータ用端子の絶縁ハウジング。
 モータ各相のコイルを隣接する磁極に対し巻線方向を反対にして直列巻し、前記各相コイルの巻初めと巻き終わりを順次に接続してコイル端子に接続してδ結線としたことを特徴とする請求項1記載のモータ用端子の絶縁ハウジング。
 信号検出端子に接続する信号端子とセンサを接続するセンサ端子とを有する信号供給部材を備え、前記信号供給部材を電源供給部材に作用しない位置に配置した状態でインサートモールド成形で一体形成し、前記信号端子は折り曲げて前記絶縁性ハウジング本体に一体に形成された信号用コネクタ挿入口内に突出させ、前記センサ端子はモータに対する前記絶縁性ハウジング本体の組み付け方向に突出させたことを特徴とする請求項1記載のモータ用端子の絶縁ハウジング。
 電源に接続するコネクタ端子とモータコイルを接続するコイル端子を有する複数の電源供給部材と、前記モータコイルを接続する複数の共通端子を有する共通端子部材と、前記複数の電源供給部材および前記共通端子部材を互いに絶縁して保持する絶縁性ハウジング本体とを備え、前記複数の電源供給部材は互いに絶縁間隔離して同一平面上に配置するとともに、前記共通端子部材を前記複数の電源供給部材に対して絶縁間隔離して積層した状態でインサートモールド成形で一体形成し、前記コネクタ端子は折り曲げて前記絶縁性ハウジング本体に一体に形成された電源用コネクタ挿入口内に突出させ、前記複数の電源供給部材のコイル端子および前記共通端子部材の共通端子は前記絶縁性ハウジング本体周面の同一平面上に突出させたモータ用端子の絶縁ハウジング。
 モータ各相のコイルを隣接する磁極に対し巻線方向を反対にして直列巻し、前記各相コイルの一端を電源供給部材のコイル端子に接続し、前記各相コイルの他端を共通端子部材の共通端子に接続してY結線としたことを特徴とする請求項4記載のモータ用端子の絶縁ハウジング。
 信号検出端子に接続する信号端子とセンサを接続するセンサ端子とを有する信号供給部材を備え、前記信号供給部材を電源供給部材および共通端子部材に作用しない位置に配置した状態でインサートモールド成形で一体形成し、前記信号端子は前記絶縁性ハウジング本体に一体に形成された信号用コネクタ挿入口内に突出させ、前記センサ端子はモータに対する前記絶縁性ハウジング本体の組み付け方向に突出させたことを特徴とする請求項4記載のモータ用端子の絶縁ハウジング。
Description:
モータ用端子の絶縁ハウジング

 この発明は、モータ用端子の絶縁ハウジ グに係り、特にモータコイルに電源供給を う電源供給部材を備えたモータ用端子の絶 ハウジングに関するものである。

 従来のこの種のモータ用端子の絶縁ハウ ングは、特許文献1に示されるように、ハウ ジング本体の収納溝内に、それぞれ複数のリ ード線コネクタを有するリング状をなす各相 毎の電源供給部材と絶縁部材を交互に積層配 置して収容した構成である。

特開2000-224801号公報

 従来のモータ用端子の絶縁ハウジングは、 記のように各相毎の電源供給部材が複数の ード線コネクタを有するリング状であるた 、
 1)この電源供給部材の製作において材料歩 まりが多く、きわめて不経済である。
 2)リング状をなす各相毎の電源供給部材と 縁部材を交互に積層して、つまり、垂直に 縁距離をおいて積層してハウジング本体の 納溝内に収容された構成であるため、ハウ ング本体は厚みが厚くなり、モータに対す 組み付け方向の寸法が大型化する。
 3)電源供給部材と絶縁部材の積層により金 奥行きが深くなるため、成形時のインサー 部品設置が困難である。
 4)各相の電源供給部材のリード線コネクタ が多いため、ハウジング本体から突出する ード線コネクタ数が多く、モータコイルと 接合による組み立て工数が多く、組立作業 面倒である、
等の課題があった。

 この発明は上記のような課題を解消する めになされたもので、電源供給部材の形状 単純化して、材料歩留まり削減を可能とし 小型で製作が容易なモータ用端子の絶縁ハ ジングを得ることを目的とする。

 この発明に係るモータ用端子の絶縁ハウ ングは、電源に接続するコネクタ端子とモ タコイルを接続するコイル端子を有する複 の電源供給部材と、前記複数の電源供給部 を互いに絶縁して保持する絶縁性ハウジン 本体とを備え、前記複数の電源供給部材は いに絶縁間隔離して同一平面上に配置した 態でインサートモールド成形で一体形成し 前記コネクタ端子は折り曲げて前記絶縁性 ウジング本体に一体に形成された電源用コ クタ挿入口内に突出させ、前記コイル端子 前記絶縁性ハウジング本体周面の同一平面 に突出させたものである。

 この発明は、コネクタ端子とコイル端子 有する複数の電源供給部材を、互いに絶縁 隔を離して同一平面上に配置した状態でイ サートモールド成形したので、従来のよう 積層する必要がなく、垂直方向つまり厚み 薄く構成することができ、モータ全体の形 の薄型化を図ることができる。また、電源 給部材を直線状または曲線状に構成するこ により、この電源供給部材を板材から作成 る際の材料歩留まりが向上する。また、各 のモータコイルを直列巻としたモータに組 付けるときは、絶縁性ハウジング本体から 出させるコイル端子は、モータコイルをY結 線とした場合では最大6本とすることができ モータコイルをδ結線とした場合では3本と ることができるため、その突出させるコイ 端子を少なくできる。その結果、絶縁性ハ ジング本体の径を小さくすることができ、 記の点と相俟って、絶縁性ハウジング本体 形状を小型化することができるとともに、 イル端子の接合数が少なくなることにより 組立作業を簡単迅速に行うことができるよ になる。

実施の形態1に係るモータ用端子の絶縁 ハウジングを示す平面図である。 図1の正面図である。 図1のA-A線に沿う縦断面図である。 電源供給部材および共通端子に関係を す斜視図である。 電源供給部材および共通端子を示す平 図である。 実施の形態1に係るモータ用端子の絶縁 ハウジングをモータに組み付けた状態を示す 一部を切り欠いた正面図である。 モータコイルをY結線とした模型図であ る。 モータコイルをδ結線とした模型図で る。

 以下、この発明をより詳細に説明するため 、この発明を実施するための最良の形態に いて、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1
 図1はこの発明のモータ用端子の絶縁ハウジ ングを示す平面図、図2はその正面図、図3は 1のA-A線に沿う縦断面図、図4は各相の電源 給部材と共通端子との配置関係を示す斜視 、図5は各相の電源供給部材と共通端子を示 平面図である。

 樹脂製のハウジング本体1は、電源に接続 するコネクタ端子2a~4aとモータコイル9U,9V,9W 接続するコイル端子2b,3b,4bを有する複数の電 源供給部材2~4と、コイル端子の一端同士を接 続する共通端子5a~5cを有する共通端子部材5を 互いに絶縁された状態で保持している。

 電源供給部材2~4は、図5に示すように、板 状の導電性金属(例えば銅など)から直線状ま は曲線状の細長い異形に打ち抜き加工し、 通端子部材5は、両端部及び中間部の突出部 を形成して板材から略馬蹄形に打ち抜き加工 したものである。複数の電源供給部材2~4は互 いに絶縁間隔離して同一平面上に配置すると ともに、前記共通端子部材5を前記複数の電 供給部材2~4に対して絶縁間隔離して積層し 状態でインサートモールド成形で一体形成 れる。そして、図4に示すように、電源供給 材2~4に形成されたコネクタ端子2a~4aは、折 曲げて絶縁性ハウジング本体1に一体に形成 れた電源用コネクタ挿入口1a内に突出させ 。また、電源供給部材2~4に形成されたコイ 端子2b,3b,4bおよび共通端子部材5に形成され 共通端子5a~5cは絶縁性ハウジング本体1周面 同一平面上に突出させる。

 信号検出端子に接続する信号端子6aとセ サ(モータ側のセンサであり、図示を省略し いる)を接続するセンサ端子6bとを有する複 の信号供給部材6は、電源供給部材2~4および 共通端子部材5に作用しない位置、つまり、 源供給部材2~4がなく共通端子部材5の馬蹄形 欠如部5-1に配置した状態でインサートモー ド成形で一体形成し、信号端子6aは前記絶 性ハウジング本体1に一体に形成された信号 コネクタ挿入口1b内に突出させ、センサ端 6bはモータに対する絶縁性ハウジング本体1 組み付け方向に突出させている。

 実施の形態1のモータ用端子の絶縁ハウジ ングは上記の構成であるから、図6に示すよ に、センサ端子6bの突出側からモータ8のハ ジング8aに挿入組み付ける。この場合、モー タ8の各相コイル9U,9V,9Wはそれぞれ図7に示す うに、隣接する磁極に対し巻線方向を反対 して直列巻して、各相コイル9U,9V,9Wをコイル 端子2b,3b,4bと共通端子5a~5cに接続する。

 つまり、各相コイル9U,9V,9Wの一端9U-1,9V-1,9 W-1はコイル端子2b,3b,4bに接続し、各相コイル9 U,9V,9Wの他端9U-2,9V-2,9W-2は共通端子5a~5cに接続 る。この結果、モータ8のコイル9U,9V,9WはY結 線となり、図示しない外部の電源からコネク タ端子2a~4aに供給された電力がコイル端子2b,3 b,4bからモータ8の各相コイル9U,9V,9W、共通端 5a~5cを介して流れ、モータ8は駆動される。 お、上記の構成により、9スロット6極のモー タを得ることができる。

 上記の実施の形態によれば、コネクタ端 とコイル端子を有する複数の電源供給部材 、互いに絶縁間隔離して同一平面上に配置 た状態でインサートモールド成形したので 従来のように複数の電源供給部材を積層す 必要がなく、垂直方向つまり厚みを薄く構 することができ、モータ全体の形状の薄型 を図ることができる。

 電源供給部材を直線状または曲線状に構 することにより、この電源供給部材を板材 ら作成する際の材料歩留まりが向上する。 た、各相のモータコイルを直列巻とした3相 モータに組み付けるときは、絶縁性ハウジン グ本体から突出させるコイル端子は、モータ コイルをY結線とした場合では最大6本とする とができ、モータコイルをδ結線とした場 では3本とすることができるため、最大6本と することができるため、その突出させるコイ ル端子を少なくできる。その結果、絶縁性ハ ウジング本体の径を小さくすることができ、 上記の点と相俟って、絶縁性ハウジング本体 の形状を小型化することができるとともに、 コイル端子の接合数が少なくなることによっ て、組立作業を簡単迅速に行うことができる 。

 また、信号検出端子に接続する信号端子6 aとセンサ(モータ側のセンサであり、図示を 略している)に接続するセンサ端子6bとを有 る複数の信号供給部材6は、電源供給部材2~4 および共通端子部材5に作用しない位置、つ り、電源供給部材2~4がなく共通端子部材5の 蹄形の欠如部5-1においてハウジング本体1内 に設けることができるため、電源供給部材2~4 と同一平面上に配置でき積層方向のサイズア ップ無しにセンサー用コネクタを配置するこ とが可能となり、ハウジング本体1の径をよ 小型化し、絶縁ハウジングの全体形状をよ 小型化することができる。

実施の形態2
 実施の形態2におけるモータ用端子の絶縁ハ ウジングは、モータ8の各相コイル9U,9V,9Wを図 8に示すようにδ結線とする場合は、隣接する 相のコイル端子同士を接続してその接続点UW, UV,VWをコイル端子2b,3b,4bに接続すればよいの 、実施の形態1における共通端子部材5は不要 となる。従って、前記図1~図6から共通端子部 材5を取り外した構成となるので、この構成 図面は省略する。

 このため、複数の電源供給部材2~4を同一 面上に互いに絶縁距離離して配置した状態 インサートモールド成形で一体形成するの でよい。この結果、インサートモールド成 すべき部材層は1層となり、絶縁性ハウジン グ本体をより薄く構成することができるとと もに、この絶縁性ハウジング本体周面に突出 させるコイル端子数も半減し、モータ用端子 の絶縁ハウジングの全体構成のより薄型化お よび小型化を達成することができる。

 以上、この発明に係るモータ用端子の絶 ハウジングは、モータにおける電源供給部 の形状を単純化して、材料歩留まり削減を 能とし、小型で製作が容易なモータ用端子 絶縁ハウジングを得るために、電源に接続 るコネクタ端子とモータコイルを接続する イル端子を有する複数の電源供給部材と、 記複数の電源供給部材を互いに絶縁して保 する絶縁性ハウジング本体とを備え、前記 数の電源供給部材は互いに絶縁間隔離して 一平面上に配置した状態でインサートモー ド成形で一体形成し、前記コネクタ端子は り曲げて前記絶縁性ハウジング本体に一体 形成された電源用コネクタ挿入口内に突出 せ、前記コイル端子は前記絶縁性ハウジン 本体周面の同一平面上に突出させるよう構 したので、モータコイルに電源供給を行う 源供給部材を備えたモータ用端子の絶縁ハ ジングなどに用いるのに適している。