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Title:
MAPPING METHOD, MAPPING APPARATUS, MOBILE STATION, COMMUNICATION SYSTEM AND PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/022627
Kind Code:
A1
Abstract:
A technology capable of reducing interference of other cells by fully reserving kinds of step sizes to be used for reducing the interference of other cells irrespective of the number of physical resource blocks of distributed transmission. An OFDM mapping method uses a sub block split from or combined with a physical resource block as a shift unit for mapping a symbol of a virtual resource block, thereby fully reserving the kinds of step sizes and setting a different step size for each cell. Effects of reducing the interference of other cells can be expected with this method, and good communication can be realized.

Inventors:
YAMAZAKI KENICHIROU (JP)
KAKURA YOSHIKAZU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/064232
Publication Date:
February 19, 2009
Filing Date:
August 07, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
YAMAZAKI KENICHIROU (JP)
KAKURA YOSHIKAZU (JP)
International Classes:
H04J11/00
Other References:
NEC GROUP: "Cell-specific Mapping of VRBs to PRBs for Downlink Distributed Transmission", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #50BIS R1-074154, October 2007 (2007-10-01), pages 1 - 5, XP050107686
NEC GROUP: "DL Distributed Resource Block Mapping for inter- cell interference randomization", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #49BIS R1-072827, 25 June 2007 (2007-06-25), pages 1 - 5, XP050106508
NORTEL, RE: "RE Mapping of SFBC+FSTD Based TxD for Shared Data Channel", 3GPP TSG-RAN WORKING GROUP 1 MEETING #49BIS R1-073080, 25 June 2007 (2007-06-25), pages 1 - 8, XP050106735
HUAWEI: "Mapping of virtual resource blocks for the Physical Data Shared Channel", TSG RAN WG1 MEETING #49BIS R1-072903, 25 June 2007 (2007-06-25), pages 1 - 4, XP050106580
MITSUBISHI ELECTRIC: "Distributed VRB mapping over 3 PRBs", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #50BIS R1-074361, October 2007 (2007-10-01), pages 1 - 4, XP050107877
NORTEL ET AL.: "Way Forward DVRB to PRB mapping", TSG-RAN WG1 #52 R1-080869, February 2008 (2008-02-01), pages 1 - 3
Attorney, Agent or Firm:
UDAKA, Katsuki (14 Kandasakumacho,1-chome,Chiyoda-k, Tokyo 25, JP)
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Claims:
 OFDMのマッピング方法であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、
 前記Reference Symbolが挿入されたサブキャリアに隣接する少なくとも一方のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしないように、前記サブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする
ことを特徴とするOFDMのマッピング方法。
 OFDMのマッピング方法であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、
 前記サブブロックをシフト単位として、前記Reference Symbol の内の第一のReference Symbolの挿入された第一のサブキャリアと、前記Reference Symbol の内の第二のReference Symbolの挿入された第二のサブキャリアとの間に位置するサブキャリアに、送信アンテナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする
ことを特徴とするOFDMのマッピング方法。
 OFDMのマッピング方法であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合して、サブブロックを生成するステップと、
 前記生成したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングするステップと
を有し、
 前記Physical Resource Blockの周波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6とする
ことを特徴とするOFDMのマッピング方法。
 OFDMのマッピング方法であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割したものを結合したサブブロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysical Resource Blockを分割して結合したサブブロックであり、このサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングすることを特徴とするマッピング方法。
 OFDMのマッピング方法であって、
 Physical Resource Blockよりも大きいサイズになるように、前記Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックをVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする際のシフト単位とすることを特徴とするOFDMのマッピング方法。
 OFDMのマッピング装置であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、
 前記Reference Symbolが挿入されたサブキャリアに隣接する少なくとも一方のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしないように、前記サブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする
ことを特徴とするOFDMのマッピング装置。
 OFDMのマッピング装置であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、
 前記サブブロックをシフト単位として、前記Reference Symbolの内の第一のReference Symbolの挿入された第一のサブキャリアと、前記Reference Symbolの内の第二のReference Symbolの挿入された第二のサブキャリアとの間に位置するサブキャリアに、送信アンテナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする
ことを特徴とするOFDMのマッピング装置。
 OFDMのマッピング装置であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合してサブブロックを生成する手段と、
 前記生成したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする手段と
を有し、
 前記Physical Resource Blockの周波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6とする
ことを特徴とするOFDMのマッピング装置。
 OFDMのマッピング装置であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割したものを結合したサブブロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysical Resource Blockを分割して結合したサブブロックであり、このサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングすることを特徴とするマッピング装置。
 OFDMのマッピング装置であって、
 Physical Resource Blockよりも大きいサイズになるように、前記Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックをVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする際のシフト単位とすることを特徴とするOFDMのマッピング装置。
 OFDMのマッピングシステムであって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、
 前記Reference Symbolが挿入されたサブキャリアに隣接する少なくとも一方のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしないように、前記サブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする
ことを特徴とするOFDMのマッピングシステム。
 OFDMのマッピングシステムであって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、
 前記サブブロックをシフト単位として、前記Reference Symbolの内の第一のReference Symbolの挿入された第一のサブキャリアと、前記Reference Symbolの内の第二のReference Symbolの挿入された第二のサブキャリアとの間に位置するサブキャリアに、送信アンテナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする
ことを特徴とするOFDMのマッピングシステム。
 OFDMのマッピングシステムであって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合してサブブロックを生成する手段と、
 前記生成したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする手段と
を有し、
 前記Physical Resource Blockの周波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6とする
ことを特徴とするOFDMのマッピングシステム。
 OFDMのマッピングシステムであって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割したものを結合したサブブロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysical Resource Blockを分割して結合したサブブロックであり、このサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングすることを特徴とするマッピングシステム。
 OFDMのマッピングシステムであって、
 Physical Resource Blockよりも大きいサイズになるように、前記Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックをVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする際のシフト単位とすることを特徴とするOFDMのマッピング装置。
 移動局であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、前記Reference Symbolが挿入されたサブキャリアに隣接する少なくとも一方のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしないように、前記サブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出することを特徴とする移動局。
 移動局であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、前記サブブロックをシフト単位として、前記Reference Symbolの内の第一のReference Symbolの挿入された第一のサブキャリアと、前記Reference Symbolの内の第二のReference Symbolの挿入された第二のサブキャリアとの間に位置するサブキャリアに、送信アンテナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出することを特徴とする移動局。
 移動局であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合して、生成したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出する手段を有し、
 前記Physical Resource Blockの周波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6である
ことを特徴とする移動局。
 移動局であって、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割したものを結合したサブブロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysical Resource Blockを分割して結合したサブブロックであり、このサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出することを特徴とする移動局。
 移動局であって、
 Physical Resource Blockよりも大きいサイズになるように、前記Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出することを特徴とする移動局。
 OFDMのマッピング装置のプログラムであって、前記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入する処理と、
 前記Reference Symbolが挿入されたサブキャリアに隣接する少なくとも一方のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしないように、前記サブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。
 OFDMのマッピング装置のプログラムであって、前記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入する処理と、
 前記サブブロックをシフト単位として、前記Reference Symbolの内の第一のReference Symbolの挿入された第一のサブキャリアと、前記Reference Symbolの内の第二のReference Symbolの挿入された第二のサブキャリアとの間に位置するサブキャリアに、送信アンテナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。
 OFDMのマッピング装置のプログラムであって、前記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合してサブブロックを生成する処理と、
 前記生成したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする処理と
を実行させ、
 前記Physical Resource Blockの周波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6であることを特徴とするプログラム。
 OFDMのマッピング装置のプログラムであって、前記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割したものを結合したサブブロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysical Resource Blockを分割して結合したサブブロックであり、このサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする処理を実行させることを特徴とするプログラム。
 OFDMのマッピング装置のプログラムであって、前記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に、
 Physical Resource Blockよりも大きいサイズになるように、前記Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングする処理を実行させることを特徴とするプログラム。
 移動局のプログラムであって、前記プログラムは前記移動局に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、前記Reference Symbolが挿入されたサブキャリアに隣接する少なくとも一方のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしないように、前記サブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
 移動局のプログラムであって、前記プログラムは前記移動局に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックに、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿入し、前記サブブロックをシフト単位として、前記Reference Symbolの内の第一のReference Symbolの挿入された第一のサブキャリアと、前記Reference Symbolの内の第二のReference Symbolの挿入された第二のサブキャリアとの間に位置するサブキャリアに、送信アンテナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
 移動局のプログラムであって、前記プログラムは前記移動局に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合して、生成したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出する処理を実行させ、
 前記Physical Resource Blockの周波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6であることを特徴とするプログラム。
 移動局のプログラムであって、前記プログラムは前記移動局に、
 Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割したものを結合したサブブロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysical Resource Blockを分割して結合したサブブロックであり、このサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
 移動局のプログラムであって、前記プログラムは前記移動局に、
 Physical Resource Blockよりも大きいサイズになるように、前記Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは分割して結合したサブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデマッピングして、前記シンボルを抽出する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
Description:
マッピング方法、マッピング装 、移動局、通信システム及びプログラム

 本発明は、複数の移動局との間でデータ 受信を行う無線通信システムの技術に関し 特に、各移動局へDistributed送信を行う際の ータのマッピングの技術に関する。

 OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)は マルチパス干渉に強い高速伝送技術として 目されている。

 以下、従来の基地局装置及び移動局装置 ついて説明する。図36は、従来の基地局装 の構成を示すブロック図である。

 図36において、スケジューラ部101は、各 動局装置からのCQI(Channel Quality Information)を いて、どのユーザの信号をどのサブキャリ を用いてどういう順番で送信するか等を決 るスケジューリングを行う。このスケジュ リング方法としてはMaxC/IやRound Robinなどの ルゴリズムが存在する。また、スケジュー 部101はこのCQIから使用する符号化方法(符号 化率)と変調方式を決定する。符号化部102は ユーザデータをターボ符号化などの符号化 行う。また、符号化部102は、必要に応じて ンターリーブなどの処理も行う。

 送信HARQ部103は、HARQに必要な処理を行う 詳細は図37を用いて説明する。図37は、従来 基地局装置の送信HARQ部の構成を示すブロッ ク図である。図37に示すように、送信HARQは、 バッファ部1031とレートマッチング部1032とか 構成される。バッファ部1031は、送信データ のビット列を保存する。レートマッチング部 1032は、レートマッチングのパラメータ(RMパ メータ)によって決められたレートマッチン を送信データのビット列に行い、必要に応 てパンクチャまたはリピティションを送信 ータに対して行って、変調部104に入力する RMパラメータは送信回数に応じて異なる場 もある。

 次に、マッピング部105は、送信データ及 制御信号を予め決められたマッピングパタ に従って、サブキャリアに割り当てを行う 同様に、マッピング部105は、パイロット信 も全周波数帯域に分散するようにマッピン する。そして、マッピング部105は、送信デ タ、制御信号、及びパイロット信号をマッ ングした送信信号をIFFT部106に出力する。

 IFFT部106は、送信信号をIFFT(逆高速フーリ 変換)する。IFFT部106の出力信号は、P/S変換 107においてパラレルデータからシリアルデ タに変換される。CP付加部108は、マルチパス 耐性を高めるためのCP(Cyclic Prefix)を送信信号 に付加する。無線送信部109は、送信信号に対 してD/A変換、アップコンバート、送信電力増 幅等の処理を行い、当該処理実行後の信号を 送信アンテナ110から移動局へ送信する。

 図38は、従来の移動局装置の構成を示す ロック図である。

 図38において、無線受信部202は、受信ア テナ201により受信された無線信号に対して 受信電力増幅、ダウンコンバート、A/D変換 の処理を行い、当該処理後の信号をCP除去部 203へ出力する。CP除去部203は、無線受信部202 出力信号とFFT基準タイミングを入力とし、F FTタイミング以前のCPに相当する部分の受信 号を除去する。S/P変換部204は、CPが除去され た受信信号をS/P変換する。FFT部205は、FFT処理 を行うことにより時間領域信号から周波数領 域信号に変換する。デマッピング部206は、こ の受信信号をマッピングパタンに従ってデマ ッピングし、自分に宛てられた信号を取り出 す。

 次に、チャネル分離部207は、受信信号を ーザ信号、制御信号、パイロット信号に分 する。制御信号用復調部208は、制御信号を 調し、制御信号用復号部209は、制御信号の 調処理後に復号処理を行い、制御信号を出 する。

 データ用復調部210は、ユーザ信号を復調 る。受信HARQ部211は、ユーザ信号を復調処理 後に受信HARQ部211で所定量のビット(ここでは 判定ビット)を保存する。再送の場合には、 保存されている前回の受信ビットと合成する 。データ用復号部212は、そのビット列を用い てターボ符号などの復号を行い、ユーザデー タを得る。ここで、図示はしていないが、復 調処理時にはパイロット信号を用いて算出し たチャネル推定値を用いる。Ack/Nack生成部215 、復号した受信データのCRC結果などから誤 が含まれるかどうかを判断し、Ack信号また Nack信号を生成する。

 また、CIR測定部213は、パイロット信号を いて全サブキャリアの平均受信SIRを計算す 。CQI生成部214は、平均受信SIRからCQIを生成 る。

 Ack信号またはNack信号と、CQIは、変調部216 に入力され、上りリンクで送信される、デー タ信号、制御信号、パイロット信号とともに 、符号化、インターリーブ、変調の処理が行 われ、マッピング部217へ出力される。

 マッピング部217は、変調部216の出力信号 周波数軸上にサブキャリア毎にマッピング 、IFFT部218へ出力する。IFFT部218では、周波 領域信号から時間領域信号へ変換して出力 る。P/S変換部219は、IFFTされた時間領域信号 P/S変換する。CP付加部220は、P/S変換された 号にCPを付加して出力する。そして、無線送 信部221では、その信号に対してD/A変換、アッ プコンバート、送信電力制御等の処理を行い 、当該処理実行後の信号を送信アンテナ222か ら基地局へ送信する。

 次に、従来の送信データマッピング方法 ついて具体的に説明する。

 3GPP LTEでは、下りリンクデータの送信方 としてLocalized送信とDistributed送信とがあり Distributed送信においてはリソースブロックレ ベルDistributionが検討されている。リソースブ ロックレベルDistributionにおいては、セル間干 渉を低減するために各セルでのマッピングパ タンが重ならないようにすることが重要であ るとともに、送信装置負荷軽減やマッピング パタンのシグナリングによるオーバーヘッド 増加を防ぐために、より簡易なマッピング方 法が必要となる。この課題に対する解決策の 1つとして、3GPP会合において以下の方法が提 されている(非特許文献1)。

 図39には、送信リソースを複数個のリソ スブロックに分割した最小単位を表す各PRB(P hysical Resource Block)内のデータマッピング方 を示す。PRBは、PRBにマッピングするために 成される送信データシンボルを表すDVRB(Distri buted Virtual Resource Block)と同一の数以上の個 で割り当てられ、各PRBへのマッピングは、 DVRBのデータシンボルを1つずつ順番にマッ ングしていくが、セル間干渉の低減を図る 的で、他セルの同一番号のPRBのマッピング タンと重ならないようにするために、PRBの 頭にマッピングするDVRBを変えている。

 さらに、図40には、セル間干渉低減効果を るマッピング方法を示す。DVRB数N DVRB の各送信シンボルN D 個を、DVRB数と同一の個数であるN DVRB 個のPRBへマッピングする場合に、各データシ ンボルをどのPRBにマッピングするかを、セル 間干渉低減のために設定され、一度にシフト する大きさを表す単位ステップ量をいくつ分 シフトするかを表す、各セル固有のステップ サイズSn(nはセルID)により決定する。ここで 、Sn=2の場合(単位ステップ量であるPRBサイズ を2つ分シフトする意味であり、マッピング るPRB番号を2つ分ずらす操作である)を示して おり、DVRB#0のシンボルを、PRB#0→PRB#2→PRB#1と 、PRB番号を2つ毎に選択してマッピングを行 ている。

 ステップサイズSnは、各セルで異なる値が 定されており、マッピングするPRBの順番を なるものとすることで、他セル干渉を低減 ることが可能となる。
3GPP TSG RAN WG1 meeting #49、R1-071014

 しかしながら、従来法では、DVRBのシンボル をマッピングする時に、シンボルを1つずつ 番に異なるPRBにマッピングしている、つま 、単位ステップ量をPRB単位としているため ステップサイズSnはPRB数以上の種類を確保す ることが出来ない。例えば、PRB数3の場合を えると、マッピングするPRBの並び順は
 1.PRB0→PRB1→PRB2(ステップサイズSn=1)
 2.PRB0→PRB2→PRB1(ステップサイズSn=2)
の2種類しか選べない。つまりPRB数Nの場合に 保出来るステップサイズ数はN-1となる。

 よって従来法では、Distributed送信されるPR B数が少なく、干渉するセル数が多い場合に セル毎に異なるマッピングパタンを構成出 ず、セル間干渉低減効果が小さくなること より特性が劣化する。

 今、図41に示すような1つの通信セルと6つ の干渉セルの7セル繰り返しを考えた場合、 ル間干渉を低減するために必要なステップ イズは7種類であるため、PRB数は8以上必要と なる。セル間干渉低減のために送信PRB数をあ る一定以上確保することは、データ送信に大 きな制約となる。

 本発明の目的は、送信PRB数に左右される となく、セル毎で異なるマッピングパタン 送信できるデータマッピングの技術を提供 ることにある。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング方法であって、Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割して結合し サブブロックに、所定の規則に基づいてRefer ence Symbolを挿入し、前記Reference Symbolが挿入 れたサブキャリアに隣接する少なくとも一 のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシ ボルをマッピングしないように、前記サブ ロックをシフト単位としてVirtual Resource Blo ckのシンボルをマッピングすることを特徴と る。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング方法であって、Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割して結合し サブブロックに、所定の規則に基づいてRefer ence Symbolを挿入し、前記サブブロックをシフ ト単位として、前記Reference Symbol の内の第 のReference Symbolの挿入された第一のサブキャ リアと、前記Reference Symbol の内の第二のRefer ence Symbolの挿入された第二のサブキャリアと の間に位置するサブキャリアに、送信アンテ ナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボル をマッピングすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング方法であって、Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割して結合し サブブロックを生成するステップと、前記 成したサブブロックをシフト単位としてVirtu al Resource Blockのシンボルをマッピングする テップとを有し、前記Physical Resource Blockの 波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向へ サブブロックへの分割数をNtとした場合に、 Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6とすることを 徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング方法であって、Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割したものを 合したサブブロックのうち少なくとも1つは 複数のPhysical Resource Blockを分割して結合し たサブブロックであり、このサブブロックを シフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボ ルをマッピングすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング方法であって、Physical Resource B lockよりも大きいサイズになるように、前記Ph ysical Resource Blockを分割、結合、もしくは分 して結合したサブブロックをVirtual Resource  Blockのシンボルをマッピングする際のシフト 位とすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置であって、Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割して結合し サブブロックに、所定の規則に基づいてRefer ence Symbolを挿入し、前記Reference Symbolが挿入 れたサブキャリアに隣接する少なくとも一 のサブキャリアにはVirtual Resource Blockのシ ボルをマッピングしないように、前記サブ ロックをシフト単位としてVirtual Resource Blo ckのシンボルをマッピングすることを特徴と る。

 OFDMのマッピング装置であって、Physical Re source Blockを分割、結合、もしくは分割して 合したサブブロックに、所定の規則に基づ てReference Symbolを挿入し、前記サブブロック をシフト単位として、前記Reference Symbolの内 第一のReference Symbolの挿入された第一のサ キャリアと、前記Reference Symbolの内の第二の Reference Symbolの挿入された第二のサブキャリ との間に位置するサブキャリアに、送信ア テナ数の連続するVirtual Resource Blockのシン ルをマッピングすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置であって、Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割して結合し サブブロックを生成する手段と、前記生成 たサブブロックをシフト単位としてVirtual Re source Blockのシンボルをマッピングする手段 を有し、前記Physical Resource Blockの周波数軸 向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブ ックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつNt =4、またはNf=2かつNt=6とすることを特徴とす 。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置であって、Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割したものを 合したサブブロックのうち少なくとも1つは 複数のPhysical Resource Blockを分割して結合し たサブブロックであり、このサブブロックを シフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボ ルをマッピングすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置であって、Physical Resource B lockよりも大きいサイズになるように、前記Ph ysical Resource Blockを分割、結合、もしくは分 して結合したサブブロックをVirtual Resource  Blockのシンボルをマッピングする際のシフト 位とすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピングシステムであって、Physical Resou rce Blockを分割、結合、もしくは分割して結 したサブブロックに、所定の規則に基づい Reference Symbolを挿入し、前記Reference Symbolが 入されたサブキャリアに隣接する少なくと 一方のサブキャリアにはVirtual Resource Block シンボルをマッピングしないように、前記 ブブロックをシフト単位としてVirtual Resourc e Blockのシンボルをマッピングすることを特 とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピングシステムであって、Physical Resou rce Blockを分割、結合、もしくは分割して結 したサブブロックに、所定の規則に基づい Reference Symbolを挿入し、前記サブブロックを シフト単位として、前記Reference Symbolの内の 一のReference Symbolの挿入された第一のサブ ャリアと、前記Reference Symbolの内の第二のRef erence Symbolの挿入された第二のサブキャリア の間に位置するサブキャリアに、送信アン ナ数の連続するVirtual Resource Blockのシンボ をマッピングすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピングシステムであって、Physical Resou rce Blockを分割、結合、もしくは分割して結 してサブブロックを生成する手段と、前記 成したサブブロックをシフト単位としてVirtu al Resource Blockのシンボルをマッピングする 段とを有し、前記Physical Resource Blockの周波 軸方向への分割数をNf、時間軸方向へのサ ブロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2 つNt=4、またはNf=2かつNt=6とすることを特徴 する。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピングシステムであって、Physical Resou rce Blockを分割、結合、もしくは分割したも を結合したサブブロックのうち少なくとも1 は、複数のPhysical Resource Blockを分割して結 合したサブブロックであり、このサブブロッ クをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシ ンボルをマッピングすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピングシステムであって、Physical Resou rce Blockよりも大きいサイズになるように、 記Physical Resource Blockを分割、結合、もしく 分割して結合したサブブロックをVirtual Reso urce Blockのシンボルをマッピングする際のシ ト単位とすることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局であって、Physical Resource Blockを分割、結 合、もしくは分割して結合したサブブロック に、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿 し、前記Reference Symbolが挿入されたサブキ リアに隣接する少なくとも一方のサブキャ アにはVirtual Resource Blockのシンボルをマッ ングしないように、前記サブブロックをシ ト単位としてVirtual Resource Blockのシンボル マッピングしたデータをデマッピングして 前記シンボルを抽出することを特徴とする

 上記課題を解決するための本発明は、移 局であって、Physical Resource Blockを分割、結 合、もしくは分割して結合したサブブロック に、所定の規則に基づいてReference Symbolを挿 し、前記サブブロックをシフト単位として 前記Reference Symbolの内の第一のReference Symbol の挿入された第一のサブキャリアと、前記Ref erence Symbolの内の第二のReference Symbolの挿入 れた第二のサブキャリアとの間に位置する ブキャリアに、送信アンテナ数の連続するVi rtual Resource Blockのシンボルをマッピングし データをデマッピングして、前記シンボル 抽出することを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局であって、Physical Resource Blockを分割、結 合、もしくは分割して結合して、生成したサ ブブロックをシフト単位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッピングしたデータをデ マッピングして、前記シンボルを抽出する手 段を有し、前記Physical Resource Blockの周波数 方向への分割数をNf、時間軸方向へのサブブ ロックへの分割数をNtとした場合に、Nf=2かつ Nt=4、またはNf=2かつNt=6であることを特徴とす る。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局であって、Physical Resource Blockを分割、結 合、もしくは分割したものを結合したサブブ ロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysical  Resource Blockを分割して結合したサブブロッ であり、このサブブロックをシフト単位と てVirtual Resource Blockのシンボルをマッピン したデータをデマッピングして、前記シン ルを抽出することを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局であって、Physical Resource Blockよりも大き いサイズになるように、前記Physical Resource B lockを分割、結合、もしくは分割して結合し サブブロックをシフト単位としてVirtual Resou rce Blockのシンボルをマッピングしたデータ デマッピングして、前記シンボルを抽出す ことを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置のプログラムであって、前 記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは 割して結合したサブブロックに、所定の規 に基づいてReference Symbolを挿入する処理と 前記Reference Symbolが挿入されたサブキャリア に隣接する少なくとも一方のサブキャリアに はVirtual Resource Blockのシンボルをマッピング しないように、前記サブブロックをシフト単 位としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッ ピングする処理とを実行させることを特徴と する。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置のプログラムであって、前 記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは 割して結合したサブブロックに、所定の規 に基づいてReference Symbolを挿入する処理と 前記サブブロックをシフト単位として、前 Reference Symbolの内の第一のReference Symbolの挿 された第一のサブキャリアと、前記Reference Symbolの内の第二のReference Symbolの挿入された 第二のサブキャリアとの間に位置するサブキ ャリアに、送信アンテナ数の連続するVirtual  Resource Blockのシンボルをマッピングする処理 とを実行させることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置のプログラムであって、前 記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは 割して結合してサブブロックを生成する処 と、前記生成したサブブロックをシフト単 としてVirtual Resource Blockのシンボルをマッ ングする処理とを実行させ、前記Physical Res ource Blockの周波数軸方向への分割数をNf、時 軸方向へのサブブロックへの分割数をNtと た場合に、Nf=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6で ることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置のプログラムであって、前 記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に Physical Resource Blockを分割、結合、もしくは 割したものを結合したサブブロックのうち なくとも1つは、複数のPhysical Resource Block 分割して結合したサブブロックであり、こ サブブロックをシフト単位としてVirtual Resou rce Blockのシンボルをマッピングする処理を 行させることを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、OFDM のマッピング装置のプログラムであって、前 記プログラムは前記OFDMのマッピング装置に Physical Resource Blockよりも大きいサイズにな ように、前記Physical Resource Blockを分割、結 合、もしくは分割して結合したサブブロック をシフト単位としてVirtual Resource Blockのシン ボルをマッピングする処理を実行させること を特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局のプログラムであって、前記プログラム 前記移動局に、Physical Resource Blockを分割、 結合、もしくは分割して結合したサブブロッ クに、所定の規則に基づいてReference Symbolを 入し、前記Reference Symbolが挿入されたサブ ャリアに隣接する少なくとも一方のサブキ リアにはVirtual Resource Blockのシンボルをマ ピングしないように、前記サブブロックを フト単位としてVirtual Resource Blockのシンボ をマッピングしたデータをデマッピングし 、前記シンボルを抽出する処理を実行させ ことを特徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局のプログラムであって、前記プログラム 前記移動局に、Physical Resource Blockを分割、 結合、もしくは分割して結合したサブブロッ クに、所定の規則に基づいてReference Symbolを 入し、前記サブブロックをシフト単位とし 、前記Reference Symbolの内の第一のReference Sym bolの挿入された第一のサブキャリアと、前記 Reference Symbolの内の第二のReference Symbolの挿 された第二のサブキャリアとの間に位置す サブキャリアに、送信アンテナ数の連続す Virtual Resource Blockのシンボルをマッピング たデータをデマッピングして、前記シンボ を抽出する処理を実行させることを特徴と る。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局のプログラムであって、前記プログラム 前記移動局に、Physical Resource Blockを分割、 結合、もしくは分割して結合して、生成した サブブロックをシフト単位としてVirtual Resour ce Blockのシンボルをマッピングしたデータを デマッピングして、前記シンボルを抽出する 処理を実行させ、前記Physical Resource Blockの 波数軸方向への分割数をNf、時間軸方向への サブブロックへの分割数をNtとした場合に、N f=2かつNt=4、またはNf=2かつNt=6であることを特 徴とする。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局のプログラムであって、前記プログラム 前記移動局に、Physical Resource Blockを分割、 結合、もしくは分割したものを結合したサブ ブロックのうち少なくとも1つは、複数のPhysi cal Resource Blockを分割して結合したサブブロ クであり、このサブブロックをシフト単位 してVirtual Resource Blockのシンボルをマッピ グしたデータをデマッピングして、前記シ ボルを抽出する処理を実行させることを特 とする。

 上記課題を解決するための本発明は、移 局のプログラムであって、前記プログラム 前記移動局に、Physical Resource Blockよりも大 きいサイズになるように、前記Physical Resource  Blockを分割、結合、もしくは分割して結合 たサブブロックをシフト単位としてVirtual Re source Blockのシンボルをマッピングしたデー をデマッピングして、前記シンボルを抽出 る処理を実行させることを特徴とする。

 本発明によると、送信PRB数に左右される となく、さらに、1つのDVRBがマッピングさ るDPRB数に左右されることなく、セル毎で異 るマッピングパタンで送信できる。

本発明にかかる基地局装置の構成を示 図である。 1つのDPRBに3つのDVRBがマッピングされる ことを示す図である。 サブブロックの分割例1を示す図である 。 サブブロックの分割例2を示す図である 。 サブブロックの分割例3を示す図である 。 サブブロックの分割例4を示す図である 。 本発明にかかるサブブロック番号構成 示す図である。 本発明にかかる移動局装置の構成を示 図である。 実施例1の送信データマッピングの詳細 方法を示す図である。 本発明にかかるサブブロック内シンボ ル番号構成を示す図である。 実施例1の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例1の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例1の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例1の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例1の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例1の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例2の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例2の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例2の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例3の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例3の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例3の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例4の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例4の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態2の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態5の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態5の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態5の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 従来の基地局装置の構成を示す図であ る。 送信HARQ部の詳細構成を示す図である 従来の移動局装置の構成を示す図であ る。 従来の送信データマッピングの詳細方 法を示す図である。 従来の送信データマッピングの詳細方 法を示す図である。 セル間干渉の発生を示す図である。 実施例5の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例5の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施例5の送信データマッピングの詳 方法を示す図である。 実施の形態6の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態7の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態8の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態8の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態9の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態9の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。 実施の形態10の送信データマッピング 詳細方法を示す図である。

符号の説明

1、101  スケジューラ部
2、102  符号化部
3、103  送信HARQ部
4、104  変調部
5、105  マッピング部
6、106  IFFT部
7、107  P/S変換部
8、108  CP付加部
9、109  無線送信部
10、110 送信アンテナ
11、201 受信アンテナ
12、202 無線受信部
13、203 CP除去部
14、204 S/P変換部
15、205 FFT部
16、206 デマッピング部
17、207 チャネル分離部
18、208 制御信号用復調部
19、209 制御信号用復号部
20、210 データ用復調部
21、211 受信HARQ部
22、212 データ用復号部
23、213 CIR測定部
24、214 CQI生成部
25、215 Ack/Nack生成部
26、216 変調部
27、217 マッピング部
28、218 IFFT部
29、219 P/S変換部
30、220 CP付加部
31、221 無線送信部
32、222 送信アンテナ
33、51  マッピングパタン決定部
1031   バッファ部
1032   レートマッチング

(実施の形態1)
 次に、本発明の実施の形態1について図面を 参照して説明する。

 上述したように、例えば図41に示すような1 の通信セルと6つの干渉セルとの7セル繰り しを考えた場合、セル(基地局)毎に設定され るステップサイズSnの種類は7種類必要となる ため、Distributed送信されるPhysical Resource Block (DPRB)の個数であるN DPRB は8以上でなければ、セル毎で異なるマッピ グパタンで送信することができない。

 本実施の形態では、マッピングする際にシ トさせる単位ステップ量をPRBサイズに限定 る必要がないことに着目し、セル毎で異な マッピングパタンでDistributed送信するため 必要となるPRBの数とDistributed送信する際に割 り当てられるDPRB数N DPRB とを比較し、割り当てられるDPRB数N DPRB の方が少ない場合には、PRBを分割したブロッ クであるサブブロックをマッピングする際に シフトさせる単位ステップ量としてマッピン グする。尚、必要となるPRBの数は、干渉セル の数に基づいて、予め、基地局毎に設定され るものとする。

 以下の説明では、必要となるPRBの数を閾値T として説明し、移動局にデータを送信する際 に割り当てられるDPRBの個数N DPRB がこの閾値Tより小さい場合に、DPRB全体をPRB サイズであるxy(周波数軸方向サブキャリア x * 時間軸方向シンボル数y)より小さいサ ズXのNs個のサブブロックに分割する構成に いて説明する。

 図1は、本発明の一実施形態による無線通 信システムにおける送信データマッピングを 行う基地局装置の送信系統の構成図である。

 本実施形態の基地局装置は、スケジュー 部1、符号化部2、送信HARQ部3、変調部4、マ ピング部5、IFFT部6、P/S変換部7、CP付加部8、 線送信部9、送信アンテナ10、マッピングパ ン決定部51より構成され、送信PRB数によっ マッピング方法を決定するマッピングパタ 決定部51を備えることを特徴とする。

 ここでは、マッピングパタン決定部51以 の構成については、従来の基地局装置の送 系統の構成と同様であるため、ここではそ 説明を省略し、マッピングパタン決定部51の 詳細を説明する。

 マッピングパタン決定部51には、スケジュ ラ部1によって決定される、DPRBの個数N DPRB が入力される。このDPRBの個数N DPRB は、スケジューラ部1によって通信ユーザの 、即ち、Distributed Virtual Resource Block(DVRB)の と同一の数以上の数で生成されるように決 られている。そして、マッピングパタン決 部51は、そのDPRBの個数N DPRB が、閾値Tより小さい場合には、DPRB全体をN S 個のサブブロックに分割して、マッピング時 にシフトする単位ステップ量となるサブブロ ックサイズXをPRBサイズxyより小さいサイズに 設定する。尚、閾値Tは、マッピングパタン 定部51が保持していても、マッピングパタン 決定部51以外の構成部が保持していても良い

 サブブロックサイズXは、送信信号帯域内に 含まれるサブブロック数N S (N S >N DPRB )により、次式(式1)で表される。
 (式1)
X=N DPRB *xy/N S (X、N DPRB、 x、y、N S は、正の整数である)

 ここで、マッピングパタン決定部51が行 、サブブロックサイズの決定について説明 る。

 サブブロックサイズは、1つのDPRBにマッピ グされるDVRB数をN MDVRB とした場合、
(1)x=N MDVRB ×p
もしくは、
(2)y=N MDVRB ×q
の関係が成立する場合、以下のようにサブブ ロックサイズXが決定され、それに基づいて ブブロック数Nsを決定する。尚、p、qは正の 数とする。

 上記(1)の関係が成立する場合、1つのサブブ ロックの周波数軸方向キャリア数はN MDVRB の正の整数倍のサブキャリア数、または上記 (2)の関係が成立する場合、1つのサブブロッ の時間軸方向シンボル数はN MDVRB の正の整数倍のシンボル数としてサブブロッ クに分割する。

 これを簡単な例を用いて説明する。今、サ ズがxyのDPRB1つに3つのDVRBがマッピングされ 場合(N MDVRB =3)を想定した例を図2に示す。

 ここでxが3の倍数である場合(上記(1)の場 )、1つのサブブロックの周波数軸方向サブ ャリア数を3、時間軸方向シンボル数をyとし て、サブブロックサイズXは3yとし、DPRBはx/3 のサブブロックに分割される。これを表し ものが図3である。この図では、各DVRBのシン ボルが1つずつ、ステップサイズSnを1として つまり、DVRBの単位ステップ量を1としてマッ ピングされていく様子が示されている。

 さらに、連続したサブキャリアに同一DVRB のシンボルがマッピングされる場合には、1 のサブブロックの周波数軸方向サブキャリ 数を6、時間軸方向シンボル数をyとして、サ ブブロックサイズXは6yとし、DPRBはx/6個のサ ブロックに分割される。これを表したもの 図4である。この図では、各DVRBのシンボルが 2つずつ、ステップサイズSnを1として、つま 、DVRBの単位ステップ量を1としてマッピング されていく様子が示されている。

 また、周波数軸方向でサブブロックに分 してもサブブロック数が閾値Tに満たない場 合には、さらに時間軸方向にb個に分割して ブブロック数をしきい値T以上確保する必要 ある。上述のように、1つのサブブロックの 周波数軸方向サブキャリア数を6とする場合 サブブロックサイズXは6y/bとし、DPRBを分割 て得られるサブブロック数はxb/6個となる。 れを表したものが図5である。この図では、 各DVRBのシンボルが2つずつ、ステップサイズS nを1として、つまり、DVRBの単位ステップ量を 1としてマッピングされていく様子が示され いる。

 一方、yが3の倍数である場合(上記(2)の場 )には、1つのサブブロックの時間軸方向の イズを3シンボルとして、DPRBをy/3個のサブブ ロックに分割することも出来る。これを表し たものが図6である。この図では、各DVRBのシ ボルが1つずつ、ステップサイズSnを1として 、つまり、DVRBの単位ステップ量を1としてマ ピングされていく様子が示されている。

 なお、時間軸方向のサイズを決めてサブ ロックに分割する場合にも、図4や図5の場 と同様に、1つのサブブロックの時間軸方向 サイズを増加させることも、時間軸方向に えて周波数軸方向の分割も合わせて行うこ が可能であることは言うまでもない。

 ここでは、上記(1)もしくは(2)の関係が成 する場合について説明したが、サブブロッ サイズの決定方法は必ずしもこの場合に限 されるものではなく、分割したサブブロッ 数Nsがしきい値T以上となるように決定し、 のNsから(式1)を満たすサブブロックサイズX 決定することも可能である。

 次に、サブブロックを一意に識別する識 情報の付し方について説明する。このサブ ロックの識別情報は、シンボルをマッピン する際にシフトさせる際に必要となるサブ ロックの並び順にもなる。送信信号帯域内 サブブロックの並び順は、まず周波数軸方 に進み、次に時間軸方向に進むように定義 て識別情報を付する。例として、2つのPRBを 周波数軸方向に2分割、時間軸方向に2分割し 場合の識別情報の付し方を表したものを図7 に示す。図7(a)の場合のように、全PRBにわた て、まず周波数軸方向に進み、次に時間軸 向に進むように定義して識別情報を付して 良いし、図7(b)の場合のように、各PRB内で、 ず周波数軸方向に進み、次に時間軸方向に み、1つのPRBに識別情報を付した後に、次の PRBに識別情報を付しても良い。

 尚、上記マッピング例、及びサブブロッ にシンボルをマッピングする際にシフトさ る並び順(識別情報)の付け方は一例として したものであり、サブブロックの並べ順は ここで示したものに限定されるものではな 、サブブロックの並び順がわかるようであ ばどのような方法であっても良い。

 上述した方法でマッピングパタン決定部5 1が決定したサブブロックサイズXと、予め基 局に設定されているステップサイズSnを、 ッピング部5に入力し、この入力されたデー に基づいて、マッピング部15は送信データ サブブロックにマッピングする。

 一方、移動局においてデマッピングを行う に必要となる情報は基地局から移動局に送 しなければならない。そのため、単位ステ プX量(サブブロックのサイズ)を算出するた に使用するDPRBの個数N DPRB を、マッピング部5が制御信号(Downlink L1/L2 Co ntrol Signaling)に含めてPRBへマッピングし、移 局へ通知する。なお、DPRBの個数N DPRB は、報知信号(BCH:Broadcast Channel)等に含めて送 信することも可能である。

 また、DPRB数N DPRB だけでなく、サブブロックサイズXやサブブ ック数Nsやデマッピングの開始位置やシンボ ルの位置等、デマッピングに必要となる情報 を通知する構成であっても良い。もちろん、 これらの情報を、移動局と基地局とで予め設 定しておく構成であっても良い。

 マッピング部5でマッピングが行われた後 は、IFFT部6がDRPBを送信する単位として、マッ ピングしたデータを送信するための処理を行 う。

 次に、移動局での処理について説明する 図8は、本発明の一実施形態による無線通信 システムにおける送信データデマッピングを 行う移動局装置の構成図である。

 移動局は、受信アンテナ11、無線受信部12 、CP除去部13、S/P変換部14、FFT部15、デマッピ グ部16、チャネル分離部17、制御信号用復調 部18、制御信号用復号部19、データ用復調部20 、受信HARQ部21、データ用復号部22、CIR測定部2 3、CQI生成部24、Ack/Nack生成部25、変調部26、マ ッピング部27、IFFT部28、P/S変換部29、CP付加部 30、無線送信部31、送信アンテナ32、マッピン グパタン決定部33より構成される。

 ここでは、マッピングパタン決定部33以 の構成については、従来の基地局装置の送 系統の構成と同様であるため、ここではそ 説明を省略し、マッピングパタン決定部33の 詳細を説明する。

 マッピングパタン決定部33では、制御信号 復号部19から出力される、制御信号とともに 送信されたDPRB数N DPRB 情報を取り出し、予め設定されているPRBサイ ズxyやデマッピングの開始位置やシンボルの 置等から、サブブロックサイズXを算出する 。尚、サブブロックサイズXやデマッピング 開始位置やシンボルの位置等、デマッピン に必要となる情報は、基地局から通知され 構成であっても良い。

 このサブブロックサイズXと、移動局へデ ータ送信した基地局で用いられるステップサ イズSnをデマッピング部16へ入力し、基地局 行ったマッピングの反対の処理を行い、送 データを元の並び順に戻し、チャネル分離 17へ出力する。

 以上のように、PRB数N DPRB が閾値Tより少ない場合には、PRBを分割した ブブロックをマッピングする際にシフトさ る単位にすることで、セル間干渉を低減す ためのステップサイズ数を十分確保でき、 性改善が期待出来る。

〈実施例1〉
 本実施の形態では、上記のようにしてPRBを 割したサブブロックをマッピングする際の フト単位とするが、他セルのPRBのマッピン パタンと重ならないようにマッピングしな ればならない。以下に、その具体的なマッ ング方法について説明する。

 図9は、本発明の一実施形態による送信デ ータマッピング方法を表す図である。ここで は、シンボル数が168のDVRBが3つであり、3つの DPRBにシンボルを1つずつマッピングする場合 ついて説明する。尚、PRBサイズは周波数軸 向サブキャリア数12、時間軸方向シンボル 14の168であり、閾値Tは8とする。このとき、 値Tより多くなるように、12のサブブロック 分割し、サブブロックサイズXは、(式1)より 、X=3×(12*14)/12=42となる。なお、簡単のために 、PRB内のReference SymbolおよびControl Symbolは考 しないものとする。

 サブブロック内にシンボルをマッピング るにあたって、まず周波数軸方向に進み、 に時間軸方向に進むようサブブロックを定 して位置を決定する。この定義を表したも が図10である。全サブブロックに対して上 のように定義してマッピング位置を決定す 。

 DVRBシンボルのPRBへのマッピングにおいては 、まず、どのサブブロックからマッピングを 開始するかを決定する必要がある。例えば、 DPRBをk個のサブブロックに分割する場合、DPRB 数N DPRB とサブブロック数Nsとの関係が
 (式2)
 Ns=N DPRB ×k (kは2以上の整数)
で表される。この時、各DVRBの送信シンボル 、DVRB番号と等しいDPRB番号の先頭のサブブロ ックをマッピング開始サブブロックとして、 サブブロックに1つDVRBシンボルをマッピング たら、次のDVRBシンボルは次のサブブロック にマッピングするように、順番にマッピング を行っていく。そして、各サブブロック内で のマッピング位置は、DVRB内シンボル番号d(d=0 、1、・・・、Nd-1)に応じて決定される位置で ある。尚、DVRB内シンボル番号dは、シンボル DVRB内での順番がわかる情報であれば数字以 外の情報であっても良い。

 ここで、PRB内のシンボル数は168(12*14)であ り、PRB内のシンボル番号は、0~167まで付けら る。しかし、本実施例の場合、サブブロッ 内のシンボル数は42であるため、シンボル 号は0~41までしか付けられず、DVRBのシンボル 番号が42以上のものがマッピング出来ない。

 この場合を、簡単なモデルで説明する。 11は、2つのDVRBを2つのDPRBにマッピングする 合で、サイズが2のサブブロックを6つ生成 る場合である。

 この場合、各DVRB番号と等しいDPRB番号の 頭のサブブロックをマッピング開始サブブ ックとすると、DVRB#0のデータシンボル#0は、 サブブロック#0の0の位置へマッピングされ、 DVRB#0のデータシンボル#1は、サブブロック#1 1の位置へマッピングされる。しかし、次のD VRB#0のデータシンボル#2は、サブブロック内 マッピングする位置がなくマッピングが行 ない。

 そこで、データシンボルのマッピング位 がサブブロックサイズを越えてしまう場合 は、マッピング位置の数値から、サブブロ クサイズの値を減算することで、サブブロ ク内にマッピングすることが可能となる。

 図11の場合には、データシンボル#2は、サ ブブロック#2の2の位置にマッピングされるが 、サブブロックサイズを越えているので、サ ブブロックサイズの値である2を減算し(2-2=0) サブブロック#2の0の位置へマッピングする

 そして、再びそこからマッピングを継続 、DVRB#0のデータシンボル#3は、サブブロッ #3の1の位置へ、DVRB#0のデータシンボル#4は、 サブブロック#4の2の位置で再びサブブロック サイズを越えてしまうので、サブブロックサ イズの値2を減算して、サブブロック#4の0の 置へマッピングする。そして、DVRB#0のデー シンボル#5は、サブブロック#5の1の位置へマ ッピングする。これをDVRB#1のデータシンボル のマッピングとともに示したのが図12である

 以上のような処理によって、サブブロッ サイズを越える番号のデータシンボルのマ ピングが可能となる。

 次に、以下の(a)(b)場合での問題点および対 について説明する。
 (a)1DPRBあたりのサブブロック数=サブブロッ サイズ×m(mは正の整数)
 (b)1DPRBあたりのサブブロック数×n=サブブロ クサイズ (nは正の整数)

 上記のような関係が成立する場合、図13 示すような問題が生じる。図13は、2つのDVRB 2つのDPRBにマッピングする場合で、サイズ 2のサブブロックを4つ生成する場合で、上記 (a)の場合である。

 ここで、上で説明したような法則でマッ ングを行っていくと、DVRB#0のデータシンボ #2をマッピングするとき、サブブロック#2で サブブロックサイズを越えるためサブブロッ クサイズの値2を減算しても、サブブロック#2 の0の位置では、DVRB#1のデータシンボル#0のマ ッピングと重なってしまう。そのため、各DPR B内の先頭のサブブロックでサブブロックサ ズの値を減算する場合には、減算した後に マッピング位置を+1する処理を加える。この 処理により、以後のマッピングが重ならずに 行える。

 この場合のDVRB#0とDVRB#1のマッピングの様 を表すのが図14である。DVRB#0のデータシン ル#2は、サブブロック#2にマッピングする際 サブブロックサイズを越えてしまうため、 ブブロックサイズの値2を減算し、さらに、 DPRB#1内のサブブロックの先頭であるため、マ ッピング位置を+1し、サブブロック#2の1の位 へマッピングする。そして、DVRB#0のデータ ンボル#3は、サブブロック#3で再びサブブロ ックサイズを越えるため、サブブロックサイ ズの値2を減算し、サブブロック#3の0の位置 マッピングしている。

 この問題は、上記(b)の場合にも生じるの 、同様の処理を施してマッピングを行う。

 以上のルールに従って、データシンボル 168のDVRB3つを3つDPRBへマッピングした様子を 表したものが図15である。ここでは、1DPRBあ りのサブブロック数が4で、サブブロックサ ズが42であるので、上記(b)の場合に当ては る。

 DVRB#0のデータシンボルは、サブブロック# 0からマッピングを開始し、サブブロック#6で サブブロックサイズを越えるデータシンボル 番号42となるため、サブブロックサイズの値4 2を減算して、サブブロック#6の0の位置へデ タシンボル#42をマッピングする。さらに、 ブブロック#0で再びサブブロックサイズを越 えるデータシンボル#84となるため、サブブロ ックサイズの値42を減算し、さらに、DPRB#0内 頭のサブブロックであるため+1の処理を行 、サブブロック#0の1の位置へデータシンボ #84をマッピングする。次に、サブブロック#5 で再びサブブロックサイズを越えるデータシ ンボル#125となるため、サブブロックサイズ 値42を減算して、サブブロック#5の0の位置へ データシンボル#125をマッピングする。最後 、サブブロック#11でサブブロックサイズを えるデータシンボル番号167に対して、サブ ロックサイズの値42を減算する処理を行って マッピングする。

 実際には、ステップサイズSnの値によっ 、セル毎にマッピング順を変え、セル間干 を低減する。Sn=5の場合のマッピングの様子 示したものが図16である。

 この場合、まず、マッピング開始サブブ ックが各DVRB番号と等しいDPRB番号の先頭の ブブロックであるため、DVRB♯0のシンボル番 号0のシンボルはサブブロック♯0をマッピン 開始サブブロックとする。そして、各サブ ロック内でのマッピング位置は、DVRBのシン ボル番号に一致するシンボル番号位置である ため、サブブロック♯0の“0”の位置にシン ルがマッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを5つ分シフトさせたサブブ ロック♯5にマッピングすることになり、マ ピング位置はDVRBのシンボル番号に一致する ンボル番号位置であるため、サブブロック 5の“1”の位置にシンボルがマッピングさ 、全シンボルのマッピングが終了するまで の動作が行われることになる。

 なお、上記では、PRB数が8よりも少ない場 合、つまり、閾値Tを8と設定したが、Tの値は 8に限定されるものではなく、干渉セルの数 応じて各無線通信システムに最適な値に設 することが可能である。

〈実施例2〉
 本実施例では、各DVRBシンボルが各PRBでの多 重がFDM(Frequency Division Multiplexing)になるよう マッピングすることを特徴とする。

 図17は、実施例2の送信データマッピング 法を説明するための図である。

 尚、以下の説明では、閾値Tを8と設定し 図17に示すように、シンボル数Ndの3つのDVRB 、3つのPRBにマッピングする場合について説 する。尚、以下の説明でも、簡単のために PRB内のReference SymbolおよびControl Symbolは考 しないものとする。

 また、マッピングパタン決定部51が、サ ブロックサイズを1PRBの時間軸上シンボル数y の倍数、ここでは、サイズが3yになるように て、サブブロックを12個生成する場合を用 て説明する。

 まず、マッピングするにあたって、各DVRB のマッピングの開始サブブロックは、全て先 頭のサブブロックとする。そして、サブブロ ックに1つDVRBデータをマッピングしたら、次 DVRBデータは予め定められているステップ数 Snの値分シフトしたサブブロックにマッピン していく。以下の説明では、Sn=1の場合を用 いて説明する。

 サブブロックにシンボルをマッピングする 置を示すマッピングパタンは、周波数軸方 のサブキャリア毎に異なるDVRB番号のシンボ ルがマッピングされるように定義づけられて いる。このマッピングパタンは、DVRBの数と しい数の種類分が用意される。本説明では マッピングパタンは、DVRBの数と等しい数の3 種類が用意される。図17の中段(a)~(c)にも示す ように、(d mod N DVRB )の値に応じてマッピングパタンが決定でき ように対応付けている。即ち、各サブブロ クは、セル毎に予め定められているステッ 数分シフトさせる毎に、(d mod N DVRB )の値に応じて決定されたマッピングパタン 、(a)→(b)→(c)→(a)・・・と繰り返されるよ に設定されることになる。

 サブブロック内でのシンボルがマッピン される位置は、時間軸方向の位置は、d/Nsの 商の値の位置にマッピングされる。

 従って、まず、マッピング開始サブブロ クは先頭のサブブロックであるため、DVRB♯ 0のシンボル番号0のシンボルはサブブロック 0をマッピング開始サブブロックとする。そ して、サブブロック内でのマッピング位置は 、DVRB♯0が対応付けられているサブキャリア 0/12の商である0段目の位置にシンボルがマ ピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを1つ分シフトさせたサブブ ロック♯1にマッピングすることになり、サ ブロック内でのマッピング位置は、サブブ ック♯1のDVRB♯0に対応付けられているサブ ャリアの1/12の商である0段目の位置にシンボ ルがマッピングされ、各DVRBの全シンボルの ッピングが終了するまでこの動作が行われ ことになる。

 Sn=5の場合のマッピングの様子を示したもの が図18である。
 この場合、まず、マッピング開始サブブロ クは先頭のサブブロックであるため、DVRB♯ 0のシンボル番号0のシンボルはサブブロック 0をマッピング開始サブブロックとする。そ して、サブブロック内でのマッピング位置は 、サブブロック♯0のDVRB♯0に対応付けられて いるサブキャリアの0/12の商である0段目の位 にシンボルがマッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを5つ分シフトさせたサブブ ロック♯5にマッピングすることになり、サ ブロック内でのマッピング位置は、サブブ ック♯5のDVRB♯0に対応付けられているサブ ャリアの1/12の商である0段目の位置にシンボ ルがマッピングされ、各DRVの全シンボルのマ ッピングが終了するまでこの動作が行われる ことになる。

 以上のように、PRB数が閾値T(ここでは8)よ り少ない場合には、単位ステップサイズをPRB サイズより小さく設定することで、セル間干 渉を低減するためのステップサイズ数を十分 確保でき、特性改善が期待出来る。

 なお、ここでは、各PRBでのデータ多重方 をFDMとして説明したが、多重法はFDMに限定 れることはなく、TDMやランダム、ホッピン によって多重することも可能であり、さら は、それぞれの多重法を複数組み合わせる とも可能である。一例として、図19にTDM多 の場合のSn=5でのマッピングの様子を示す。

 図19の中段は、マッピングパタンである。
 サブブロックにシンボルをマッピングする 置を示すマッピングパタンは、時間軸方向 シンボル毎に異なるDVRB番号のシンボルがマ ッピングされるように定義づけられている。 このマッピングパタンは、上記同様、DVRBの と等しい数の種類分が用意される。ここで 、マッピングパタンは、DVRBの数と等しい数 3種類が用意されている。図19の中段にも示 ように、(d mod N DVRB )の値に応じてマッピングパタンが決定でき ように対応付けている。即ち、各サブブロ クは、セル毎に予め定められているステッ 数分シフトさせる毎に、上記(Ns mod N DVRB )の値に応じて決定されたマッピングパタン なるように設定されることになる。

 従って、まず、マッピング開始サブブロ クは先頭のサブブロックであるため、DVRB♯ 0のシンボル番号0のシンボルはサブブロック 0をマッピング開始サブブロックとする。そ して、サブブロック内でのマッピング位置は 、サブブロック♯0のDVRB♯0に対応付けられて いるサブキャリアの0/12の商である0列目の位 にシンボルがマッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを5つ分シフトさせたサブブ ロック♯5にマッピングすることになり、サ ブロック内でのマッピング位置は、サブブ ック♯5のDVRB♯0に対応付けられているサブ ャリアの1/12の商である0列の位置にシンボル がマッピングされ、全シンボルのマッピング が終了するまでこの動作が行われることにな る。

 尚、上記説明では、マッピングの開始サ ブロックを全て先頭のサブブロックとした 、同一サブブロックからであっても良いし 各DVRB番号と同一番号のサブブロックであっ ても良い。

 また、DVRBのシンボルを1個毎にマッピン していく構成を用いて説明したが、所定の 数毎にマッピングしていく構成であっても い。尚、この場合、多重方法がFDMを用いて る時はサブブロックの時間軸方向のシンボ 数と同一の個数毎に、多重方法がTDMを用い いる時はサブブロックの周波数軸方向のサ キャリア数と同一の個数毎にマッピングす 方が好ましい。

 さらに、ここでは、PRB数が8よりも少ない 場合、つまり、閾値Tを8と設定したが、Tの値 は8に限定されるものではなく、各無線通信 ステムに最適な値に設定することが可能で る。

〈実施例3〉
 本実施例では、上記実施例2同様、DPRBを分 してサブブロック数を閾値T以上にし、各DVRB シンボルが各PRBでの多重がFDMになるようにす るが、サブブロックのマッピングの方法が異 なる場合である。

 図20は、実施例3の送信データマッピング 法を説明するための図である。

 尚、以下の説明では、閾値Tを8と設定し 図20に示すように、シンボル数Ndの3つのDVRB 、3つのPRBにマッピングする場合について説 する。尚、以下の説明でも、簡単のために PRB内のReference SymbolおよびControl Symbolは考 しないものとする。

 また、マッピングパタン決定部51が、サ ブロックサイズを1PRBの時間軸上シンボル数y の倍数、ここでは、サイズが3yになるように て、サブブロックを12個生成する場合を用 て説明する。

 まず、マッピングするにあたって、各DVRB のマッピングの開始サブブロック番号は、DVR B番号と等しい番号のDPRBの先頭サブブロック する。そして、サブブロックに1つDVRBデー をマッピングしたら、次のDVRBデータは予め められているステップ数分シフトしたサブ ロックにマッピングしていく。ここではSn=1 を用いて説明する。

 サブブロックにシンボルをマッピングす 位置を示すマッピングパタンは、DVRBの数と 等しい数の種類分が用意される。本説明では 、マッピングパタンは3種類が用意される。

 図21は、各DVRBのマッピングパタンを示して る。このマッピングパタンは、(d mod N DVRB )の値によって、シンボルのマッピング位置 変わるように、(d mod N DVRB )の値と周波数軸上のサブキャリアとを対応 けている。図21の上段は、(d mod N DVRB )の値によって対応付けられたマッピングパ ンを用いてマッピングした際のDVRB#0の様子 ある。同様に、図21の中段は、(d mod N DVRB )の値によって対応付けられたマッピングパ ンを用いてマッピングした際のDVRB#1の様子 ある。同様に、図21の下段は、(d mod N DVRB )の値によって対応付けられたマッピングパ ンを用いてマッピングした際のDVRB#2の様子 ある。

 DVRB番号と等しい番号の各PRBの先頭サブブロ ックをマッピングパタンを対応付ける最初の サブブロックとし、各サブブロックは、各DVR B毎にシフト回数の整数倍毎に上記(Ns mod N DVRB )の値に応じて決定されたマッピングパタン なるように設定される。サブブロック内で シンボルがマッピングされる位置は、時間 方向の位置は、d/Nsの商の値の位置にマッピ グされる。これを図20の下段に示している

 従って、まず、マッピング開始サブブロ クが各DVRB番号と等しいDPRB番号の先頭のサ ブロックであるため、DVRB♯0のシンボル番号 0のシンボルはサブブロック♯0をマッピング 始サブブロックとする。そして、サブブロ ク内でのマッピング位置は、サブブロック 0のDVRB♯0に対応付けられているサブキャリ の0/12の商である0段目の位置にシンボルが ッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを1つ分シフトさせたサブブ ロック♯1にマッピングすることになり、サ ブロック内でのマッピング位置は、サブブ ック♯1のDVRB♯0に対応付けられているサブ ャリアの1/12の商である0段目の位置にシンボ ルがマッピングされ、各DVRBの全シンボルの ッピングが終了するまでこの動作が行われ ことになる。

 実際には、ステップサイズSnの値によって セル毎にマッピング順を変え、セル間干渉 低減する。Sn=5の場合のマッピングの様子を したものが図22である。
 この場合、まず、マッピング開始サブブロ クが各DVRB番号と等しいDPRB番号の先頭のサ ブロックであるため、DVRB♯0のシンボル番号 0のシンボルはサブブロック♯0をマッピング 始サブブロックとする。そして、サブブロ ク内でのマッピング位置は、サブブロック 0のDVRB♯0に対応付けられているサブキャリ の0/12の商である0段目の位置にシンボルが ッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを5つ分シフトさせたサブブ ロック♯5にマッピングすることになり、サ ブロック内でのマッピング位置は、サブブ ック♯5のDVRB♯0に対応付けられているサブ ャリアの1/12の商である0段目の位置にシンボ ルがマッピングされ、各DVRBの全シンボルの ッピングが終了するまでこの動作が行われ ことになる。

 以上のように、PRB数が閾値T(ここでは8)よ り少ない場合には、単位ステップサイズをPRB サイズより小さく設定することで、セル間干 渉を低減するためのステップサイズ数を十分 確保でき、特性改善が期待出来る。

 尚、ここでは、各PRBでのデータ多重方法 FDMとして説明したが、実施例2と同様、多重 法はFDMに限定されることはなく、TDMやランダ ム、ホッピングによって多重することも可能 であり、さらには、それぞれの多重法を複数 組み合わせることも可能である。

 また、DVRBのシンボルを1個毎にマッピン していく構成を用いて説明したが、実施例2 同様、所定の個数毎にマッピングしていく 成であっても良い。この場合、多重方法がF DMを用いている時はサブブロックの時間軸方 のシンボル数と同一の個数毎に、多重方法 TDMを用いている時はサブブロックの周波数 方向のサブキャリア数と同一の個数毎にマ ピングする方が好ましい。

 さらに、ここでは、PRB数が8よりも少ない 場合、つまり、閾値Tを8と設定したが、Tの値 は8に限定されるものではなく、各無線通信 ステムに最適な値に設定することが可能で る。

〈実施例4〉
 本実施例では、上記実施例2と同様、DPRBを 割してサブブロック数を閾値T以上にし、各D VRBシンボルが各PRBでの多重がFDMになるように するが、サブブロックでのマッピングパタン の並べ方が上記実施例とは異なる場合につい て説明する。

 図23は、実施例4の送信データマッピング 法を表す図である。

 尚、以下の説明では、閾値Tを8と設定し 図23に示すように、シンボル数Ndの3つのDVRB 、3つのPRBにマッピングする場合について説 する。尚、本実施例でも、簡単のために、P RB内のReference SymbolおよびControl Symbolは考慮 ないものとする。

 また、マッピングパタン決定部51が、サ ブロックサイズを1PRBの時間軸上シンボル数y の倍数、ここでは、サイズが3yになるように て、サブブロックを12個生成する場合を用 て説明する。

 本実施例は、実施例2と同様、全てのDVRB シンボルマッピングの開始サブブロックを0 目とし、サブブロックに1つDVRBシンボルを ッピングしたら、予め設定されているステ プ数Snの数分シフトしたサブブロックにマッ ピングする。ここでは、Sn=1として説明する

 マッピングする際に用いるマッピングパ ンは、実施例2と同様、DVRBの数と同一の種 を用意する。そして、他セルの同一番号のPR Bのマッピングパタンと重ならないようにす ために、各PRBの先頭サブブロックをマッピ グパタンを対応付ける最初のサブブロック し、シフト回数の整数倍毎にDPRBサイズ/サブ ブロックサイズ個分同じマッピングパタンに なるように対応付けている。ここでは、サブ ブロック#0、#1、#2、及び#3、サブブロック#4 #5、#6、及び#7、又はサブブロック#8、#9、#10 及び#11において同じマッピングパタンにな ように並べられている。従って、各DVRB毎に 、マッピングするサブブロックが属するDPRB 号と、マッピングする周波数軸方向のサブ ャリアとが対応付けられている。そして、 DVRBシンボルは、前記したサブブロック内の( d/Ns)段目にマッピングされる。

 従って、まず、マッピング開始サブブロ クは先頭のサブブロックであるため、DVRB♯ 0のシンボル番号0のシンボルはサブブロック 0をマッピング開始サブブロックとする。そ して、サブブロック内でのマッピング位置は 、DVRB♯0が対応付けられているサブキャリア 0/12の商である0段目の位置にシンボルがマ ピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを1つ分シフトさせたサブブ ロック♯1にマッピングすることになり、サ ブロック内でのマッピング位置は、サブブ ック♯1のDVRB♯0に対応付けられているサブ ャリアの1/12の商である0段目の位置にシンボ ルがマッピングされ、各DVRBの全シンボルの ッピングが終了するまでこの動作が行われ ことになる。

 ステップサイズSn=5の場合のマッピングの 様子を図24に示す。この図24に示すように、 フト回数がDPRBサイズ/サブブロックサイズの 整数倍毎、ここでは、サブブロック#0、#5、#1 0、及び#3、サブブロック#1、#6、#8、及び#11、 又はサブブロック#2、#7、#9、及び#4において じマッピングパタンになるように並べられ いる。

 この場合、まず、マッピング開始サブブ ックは先頭のサブブロックであるため、DVRB ♯0のシンボル番号0のシンボルはサブブロッ ♯0をマッピング開始サブブロックとする。 そして、サブブロック内でのマッピング位置 は、サブブロック♯0のDVRB♯0に対応付けられ ているサブキャリアの0/12の商である0段目の 置にシンボルがマッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号1のシンボル 、サブブロックを5つ分シフトさせたサブブ ロック♯5にマッピングすることになり、サ ブロック内でのマッピング位置は、サブブ ック♯5のDVRB♯0に対応付けられているサブ ャリアの1/12の商である0段目の位置にシンボ ルがマッピングされ、各DVRBの全シンボルの ッピングが終了するまでこの動作が行われ ことになる。

 尚、上記説明では、各PRBでのデータ多重 法をFDMとして説明したが、多重法はFDMに限 されることはなく、TDMやランダム、ホッピ グによって多重することも可能であり、さ には、それぞれの多重法を複数組み合わせ ことも可能である。

 また、上記説明では、マッピングの開始 ブブロックを全て先頭のサブブロックとし が、同一サブブロックからであっても良い 、各DVRB番号と同一番号のサブブロックであ ってもよい。

 又、上記説明では、各DVRBのシンボルを1 ずつマッピングさせる場合を用いて説明し が、サブブロックがPRBの時間軸方向のシン ル数の倍数の大きさで分割されている場合 PRBの時間軸方向のシンボル数と同一個数分 つ、各DVRBのシンボルをマッピングしてもよ 。

 さらに、ここでは、PRB数が8よりも少ない 場合、つまり、閾値Tを8と設定したが、Tの値 は8に限定されるものではなく、各無線通信 ステムに最適な値に設定することが可能で る。

 以上のように、PRB数が閾値T(ここでは8)よ り少ない場合には、単位ステップサイズをPRB サイズより小さく設定することで、セル間干 渉を低減するためのステップサイズ数を十分 確保でき、特性改善が期待出来る。また、各 DVRBシンボルのマッピング開始サブブロック 全て同じサブブロックとすることで、簡易 処理で実現出来る。

 また、これまでに説明した実施例1から実施 例4については、Distibuted送信するPRB数N DPRB が変化した場合においても、サブブロック数 Nsを変えることにより、サブブロックサイズ 一定に保つ、すなわち、サブブロックサイ Xを一定に保つことが可能である。

 逆に、送信DPRB数N DPRB が変化した場合において、サブブロックサイ ズを変えることで、サブブロック数Nsを一定 保つことも可能である。この場合、サブブ ックサイズXは変わるが、サブブロック数Ns 一定に保たれるため、一度設定したステッ サイズSnを変更することなく通信が行える 果がある。

 さらに、送信DPRB数N DPRB が変化した場合において、サブブロックサイ ズとサブブロック数を変えることも当然可能 であり、各通信セルの環境に合わせた最適な サブブロック数Ns、および、サブブロックサ ズXを柔軟に設定することが可能である。

〈実施例5〉
 本実施例においては、DPRBを、複数のサブブ ロックに分割する。そして、ステップサイズ の種類(数)を増やすために、サブブロック単 でマッピング位置のシフトが行われる。

 セル繰り返し数(cell reuse factorとも言う) Kの場合、Nd個のDPRBの全ての送信シンボル( ソース)をK+1(閾値T)以上のサブブロックに分 する。ここで、サブブロックの数Nsは、周 数軸方向のサブブロック数Nfと時間軸方向の サブブロック数Ntを用いて、Ns=Nf×Ntで表せ、N t=Ns/Nfとする。

 セル繰り返しを適用する各セルiにおいて は、ステップサイズSi=((i mod K)+1)(i=0,…,K-1) することにより、ステップサイズを異なら て、Nd個のDPRBの送信シンボルをマッピング ていく。最初にマッピングがされるサブブ ックはサブブロック#0である。基地局でのマ ッピングを簡単にするために、各DVRBから取 出したデータシンボルをまとめてサブブロ ク#0のサブブロックにマッピングする。

 上述の記載に加えて、下記の条件を満たす とで、マッピングの複雑さを減らすことが きる。
(a)任意のNdに対して(Ndの値に関わらず)、固定 した値Nsを用いる。
(b)Nf×NTxを12、つまりDPRBでのサブキャリア数 の約数とする。ここで、NTxは、送信ダイバ シチのアンテナ数である。
(c)Ntを14、つまりDPRBの時間軸方向のシンボル 、の約数とする。好ましくは小さい値、例 ば2などが良い。

 条件の(b)についてさらに説明すると、Nd 値に関わらず、全てのサブブロックにおい 、周波数軸方向のサイズ(サブキャリア数)は 同じである。そして、SFBC(Space Frequency Block  Codeing)のためのNTx個の隣接サブキャリアがNd ーザ分、サブブロックにマッピングされる

 条件(a)とともに考えると、NTxが1と2のケー についてNfの取りうる値を考えると、NTxが1 場合は、1,2,3,4,6または12のいずれかであり、 NTxが2の場合は、2サブキャリア単位でシンボ を扱う必要があるため、1,2,3,6のいずれかと なる。
 セル繰り返し数が7(K=7)のケースについて、N sの決定の仕方について例示する。上記の条 (b)と(c)を考慮すると、(c)からNtは2以下のよ な小さな値が好ましいことからNTxが1のケー についてNs(=Nf×Nt)の取り得る値は以下のよ になる。
    Ns = 8(4×2),12(6×2または12×1)
そして、NTxが2のケースについては、
    Ns= 12(6×2)
となる。ここで、Ns=12、特に(Nf=6かつNt=2)が最 も好適な値と言える。その理由は、NTx=1の場 でも、NTx=2の場合でも共通のマッピング方 を適用出来るからである。

 ここで更に、図42から43を用いて、マッピ ングの例を示す。セル繰り返し数Kは7とし、 ち閾値Tは8とし、DVRBは3つのDPRBにマッピン され(Nd=3)、送信ダイバーシチのアンテナ数 2(NTx=2)とする。ここで、DPRBは12のサブブロッ ク(Nf=6,Nt=2)に分割され、11のステップサイズ 用意される。図42は、DPRBを上述の12のサブブ ロックに分割した場合を示す。ここで、サブ ブロック番号は、3つのDPRBに渡って、まず周 数軸方向にサブブロック#0~#5までを付し、 に時間軸方向に進み、サブブロック#6~#11を している。なお、マッピング方法は、上記 施例2に記載したマッピング方法を用いる。 こでは、図42に示すように、各DVRBのデータ ンボルのマッピング開始サブブロックは先 のサブブロック#0とし、2サブキャリア×7OFDM シンボルの14データシンボル(シンボル番号0~1 3)をまとめてマッピングする場合である。

 図43はステップサイズSnを1としたもので る。

 まず、マッピング開始サブブロックは先 のサブブロックであるため、サブブロック 0をマッピング開始サブブロックとして、DVR B♯0の2サブキャリア×7OFDMシンボルの14データ シンボルが、サブブロック♯0の2サブキャリ にマッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号14からの14デ タシンボル(シンボル番号14~27)は、サブブロ ックを1つ分シフトさせたサブブロック♯1に ッピングすることになる。サブブロック内 のマッピング位置は、サブブロック♯1のDVR B♯0に対応付けられているサブキャリア、こ ではサブブロック♯1の先頭のサブキャリア を1番として、3、4番目のサブキャリアにシン ボルがマッピングされ、各DVRBの全シンボル マッピングが終了するまでこの動作が行わ ることになる。

 図44はステップサイズSnを5としたもので る。シフトする毎に、先頭サブキャリアに ッピングされるDVRBが変わるため、サブブロ ク#0、#3、#6、及び#9、サブブロック#1、#4、# 7、及び#10、又はサブブロック#2、#5、#8、及 #11において同じマッピングパタンになる。

 この場合、まず、マッピング開始サブブ ックは先頭のサブブロックであるため、サ ブロック♯0をマッピング開始サブブロック として、DVRB♯0の2サブキャリア×7OFDMシンボ の14データシンボルが、サブブロック♯0の2 ブキャリアにマッピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号14からの14デ タシンボル(シンボル番号14~27)は、サブブロ ックを5つ分シフトさせたサブブロック♯5に ッピングすることになる。サブブロック内 のマッピング位置は、サブブロック♯1のDVR B♯0に対応付けられているサブキャリア、こ ではサブブロック♯5の先頭のサブキャリア を1番として、3、4番目のサブキャリアにシン ボルがマッピングされ、各DVRBの全シンボル マッピングが終了するまでこの動作が行わ ることになる。

 以上のように、DPRB数N MDPRB が、K+1(閾値T:ここでは8)より小さい場合には マッピングされるDPRB全体をNs個のサブブロ クに分割し、マッピング時のサブブロック イズをPRBサイズより小さいサイズに設定す ことで、セル間干渉を低減するためのステ プサイズ数を十分確保でき、特性改善効果 期待できる。

 なお、ここでは、各DPRBでのデータ多重方 法をFDMとして説明したが、多重法はFDMに限定 されることはなく、TDMやランダム、ホッピン グによって多重することも可能であり、さら には、それぞれの多重法を複数組み合わせる ことも可能である。

 またNdが、必要とされるステップサイズ+1 よりも大きい場合であっても、DPRBよりも大 いサイズのサブブロックに対してこの方法 適用することができる。この場合の例は、 31、32に示しており、ここではNd=15とし、周 数軸方向に15×2サブキャリア、時間軸方向に 7OFDMシンボルの大きさのサブブロックにマッ ングしていく様子を示している。詳細につ ては、後述の実施の形態2の実施例1で述べ 。

 上記実施の形態のように、PRB数が閾値Tよ り少ない場合には、単位ステップサイズをPRB サイズとは異なるサイズ、即ち単位ステップ サイズを小さく設定することで、セル間干渉 を低減するためのステップサイズ数を十分確 保でき、特性改善が期待出来る。また、各DVR Bシンボルのマッピング開始サブブロックを て同じサブブロックとすることで、簡易な 理で実現出来る。

 また、Distibuted送信するPRB数N DPRB が変化した場合においても、サブブロック数 Nsを変えることにより、サブブロックサイズ 一定に保つ、すなわち、サブブロックサイ Xを一定に保つことが可能である。

 逆に、送信DPRB数N DPRB が変化した場合において、サブブロックサイ ズを変えることで、サブブロック数Nsを一定 保つことも可能である。この場合、サブブ ックサイズXは変わるが、サブブロック数Ns 一定に保たれるため、一度設定したステッ サイズSnを変更することなく通信が行える 果がある。

 さらに、送信DPRB数N DPRB が変化した場合において、サブブロックサイ ズとサブブロック数を変えることも当然可能 であり、各通信セルの環境に合わせた最適な サブブロック数Ns、および、サブブロックサ ズXを柔軟に設定することが可能である。

(実施の形態2)
 本実施の形態では、送信DPRB数N DRPB が閾値T以上の場合に、PRBサイズxyより大きな サイズXとすることを特徴としている。

 本実施の形態の構成については、図1およ び図8に示した基地局装置と移動局装置の構 と同様であるため、その説明を省略し、実 の形態1と異なる処理について説明する。

 上記第1の実施の形態では、PRBを分割した ブロックをサブブロックとしていたが、本実 施の形態では、PRBを結合させたブロックをサ ブブロックとする。

 本実施の形態のマッピング決定部51は、PRB イズxyより大きなサイズとなるサブブロック サイズXを、閾値T≦Ns<N DRPB を満たすように式1を用いて設定する。

〈実施例1〉
 本実施の形態では、上記のようにしてPRBを 合させたサブブロックをマッピングする際 シフト単位とするが、他セルのPRBのマッピ グパタンと重ならないようにマッピングし ければならない。以下に、そのマッピング 法の一例について説明する。

 図25は、実施の形態2の実施例1を説明する ための図である。

 ここでは、閾値Tを8と設定し、図25に示す ようにシンボル数NdのDVRB15個を、15のDPRBにマ ピングする場合を用いて説明する。以下の 明では、簡単のために、PRB内のReference Symbo lおよびControl Symbolは考慮していない。

 また、マッピングパタン決定部51が、サ ブロックサイズを1PRB内の時間軸上シンボル 14のシンボルを抽出し、サイズが210のサブ ロックを12個生成する場合を用いて説明する 。

 DVRB番号<サブブロック数NsのDVRBについ は、DVRB番号と一致するサブブロック番号を ッピングの開始位置とし、サブブロックに1 つDVRBシンボルをマッピングしたら、予め設 されているステップ数Snの数分シフトしたサ ブブロックにマッピングする。ここでは、Sn= 5として説明する。

 サブブロックにシンボルをマッピングす 位置を示すマッピングパタンは、周波数軸 向のサブキャリア毎に異なるDVRB番号のシン ボルがマッピングされるように定義づけられ ている。この定義づけは、DVRB番号と一致す 各サブブロック番号の先頭サブキャリアに 、そのサブブロック番号と一致するDVRB番号 シンボルがマッピングされるようにし、そ DVRB番号から昇順又は降順になるように、順 番に定義づける。従って、サブブロック毎に 、DVRB番号とサブブロック内の周波数軸方向 サブキャリアとが対応づけられることにな 。尚、ここでは昇順又は降順を用いて説明 たが、ある一定の規則に従って順番になる うにしても良い。

 このマッピングパタンは、サブブロック 数と等しい数の種類分が用意される。本説 では、マッピングパタンは、サブブロック 数と等しい数の12種類が用意される。

 各サブブロックには、それぞれ異なるマ ピングパタンが用いられて、シンボルがマ ピングされる。各DVRBシンボルは、サブブロ ック内の(d/Ns)段目にマッピングされる。

 更に、ステップサイズSnに基づいてシフ させたサブブロックを抽出して並べかえる ここではSn=5の場合を仮定し、まずサブブロ ク#0、そしてステップサイズ“5”だけシフ させたサブブロック#5、更にステップサイ “5”だけシフトさせたサブブロック#10、と うようにサブブロックを抽出して順に並べ 。これを図26の上段に示している。そして 並べ替え後のサブブロックを、PRBサイズで 出する。この様子を図26下段に示す。

 このように、PRBサイズよりも大きなサイ の単位ステップ量とすることにより、サブ ロックからPRBへマッピングする際の先頭シ ボルが異なることになり、単にステップサ ズSnによって並べ替えるよりも、よりラン ム性が強まることになる。

 尚、全てのDVRBのデータマッピングの開始 サブブロックを0番目とし、各DVRBの同じシン ル番号のシンボルをFDM多重し、異なるDPRB内 サブブロックでのシンボルの順番を異なるよ うにマッピングしても図25、26のマッピング 果が得られるため、このような方法でマッ ングしても良い。

 また、送信DPRB数N DPRB に関わらずサブブロックサイズを変えること により、サブブロック数を一定に保つことが 可能であり、予め十分なステップサイズ数を 確保出来るサブブロック数を固定で設定して おけば、DPRB数が変化した場合にも同じ処理 マッピングすることが可能となり、送信装 の負担軽減を図ることが出来る。また、一 設定したステップサイズを変更することな 通信が行え、ステップサイズの変更による グナリング量を削減することが可能となる

 もちろん、送信DPRB数N DPRB の変化によって、サブブロック数Nsを変える とによってサブブロックサイズを固定とす ことも可能であるし、サブブロック数Nsお びサブブロックサイズともに可変とするこ も可能であり、各通信セルの環境に合わせ 柔軟な設定が可能である。

 また、上記説明では、各PRBでのデータ多 方法をFDMとして説明したが、多重法はFDMに 定されることはなく、TDM(Time Division Multiple xing)やランダム、ホッピングによって多重す ことも可能であり、さらには、それぞれの 重法を複数組み合わせることも可能である 一例として、図27、28にTDM多重の場合のSn=5 のマッピングの様子を示す。

 また、FDMのマッピングを行う際に、上述 マッピングでは、各DVRBがマッピングされる 周波数軸上のサブキャリア数は1であったが 例えば、図29に示すように、複数サブキャリ ア列のグループでマッピングを行うことも、 もちろん可能である。ここでは、3サブキャ ア列を1つのグループとし、DVRB#0のシンボル 、サブブロック#0、#1、#2、#3にマッピング れ、DVRB#1のシンボルは、引き続いて、サブ ロック#4、#5、#6、#7に、DVRB#2のシンボルは、 さらに引き続いて、サブブロック#8、#9、#10 #11に、DVRB#3以降のシンボルは、再びサブブ ック#0に戻ってマッピングされるように、ラ ウンドロビンの方法によってマッピングして いる。ここで、図30にはSn=5の場合のマッピン グの様子を示す。

 又、上記説明では、各DVRBのシンボルを1 ずつマッピングさせる場合を用いて説明し が、サブブロックがPRBの時間軸方向のシン ル数の倍数の大きさで分割されている場合 PRBの時間軸方向のシンボル数と同一個数分 つ、各DVRBのシンボルをマッピングしてもよ 。

 さらに、ここでは、PRB数が8よりも少ない 場合、つまり、閾値Tを8と設定したが、Tの値 は8に限定されるものではなく、各無線通信 ステムに最適な値に設定することが可能で る。

 以上のように、PRB数が閾値T(ここでは8)より 大きい場合には、単位ステップサイズをPRBサ イズより大きく設定しても、セル間干渉を低 減するためのステップサイズ数を十分確保で き、特性改善が期待出来る。また、各DVRBシ ボルのマッピング開始サブブロックを全て じサブブロックとすることで、簡易な処理 実現出来る。更に、サブブロックからPRBへ ッピングする際の先頭シンボルが異なるこ になり、単にステップサイズSnによって並べ 替える従来技術よりも、よりランダム性が強 まることになる。
〈実施例2〉

 図31は、実施の形態2の実施例2を説明する ための図である。

 ここでは、閾値Tを8とし、図31に示すよう にシンボル数NdのDVRB15個を、15のDPRBにマッピ グする場合を用いて説明する。以下の説明 は、簡単のために、PRB内のReference Symbolお びControl Symbolは考慮していない。

 また、ここでは、1つのDVRBのデータシン ルは、連続する2サブキャリアを1組としてマ ッピングする場合についての例を示す。

 15個のDVRBについて連続する2サブキャリア を1組とすると、30サブキャリアを単位として 1つのサブブロック内の周波数軸方向のサブ ャリア数が決定する。この時、15個の周波数 軸方向の全サブキャリア数は、1つのDPRB内周 数軸方向のサブキャリア数が12×15=180サブキ ャリアとなるので、30サブキャリアのサブブ ックは周波数軸方向に6個生成することが出 来る。しかしここでの閾値Tは8であり、閾値T 以上の条件を満たせないので、さらに時間軸 方向での分割を行う必要がある。ここでは、 時間軸方向に2分割して、サブブロックを12個 生成している。

 各DVRBのデータシンボルのマッピングは、 サブブロック#0を開始位置とし、サブブロッ に2サブキャリア×7OFDMシンボルの14データシ ンボルをまとめてマッピングしたら、予め設 定されているステップ数Snの数分シフトした ブブロックにマッピングする。ここでは、S n=1として説明する。

 サブブロックにシンボルをマッピングす 位置を示すマッピングパタンは、周波数軸 向の2サブキャリア毎に異なるDVRB番号のシ ボルがマッピングされるように定義づけら ている。この定義づけは、例えば、サブブ ック#0の先頭にはDVRB#0のデータシンボルをマ ッピングし、そのDVRB番号から昇順または降 になるように、順番に定義づけされる。従 て、サブブロック毎に、DVRB番号とサブブロ ク内の周波数軸方向のサブキャリアとが対 付けられることになる。尚、ここでは、昇 または降順を用いて説明したが、ある一定 規則に従って順番になるようにしても良い

 このマッピングパタンは、サブブロック 数と等しい数の種類分が用意される。本説 では、マッピングパタンは、サブブロック 数と等しい数の12種類が用意される。

 さらに、ステップサイズSnに基づいてシ トさせたサブブロックを抽出して並べ替え 。ここではSn=1の場合を仮定し、まずサブブ ック#0、そしてステップサイズ“1”だけシ トさせたサブブロック#1、更にステップサ ズ“1”だけシフトさせたサブブロック#2、 いうようにサブブロックを抽出して順に並 る。これを図31の下段に示している。そして 、並べ替え後のサブブロックを、PRBサイズで 抽出する。この様子を図32下段に示す。

 このように、単位ステップサイズをPRBサ ズとは異なるサイズ、即ちPRBサイズよりも きなサイズの単位ステップ量とすることに り、サブブロックからPRBへマッピングする の先頭シンボルが異なることになり、単に テップサイズSnによって並べ替えるよりも よりランダム性が強まることになる。

 尚、DVRB番号<サブブロック数NsのDVRBに いては、DVRB番号と一致するサブブロック番 をマッピングの開始位置として、各DVRBシン ボルをFDM多重しても図31、32のマッピング結 が得られるため、このような方法でマッピ グしても良い。

 また、送信DPRB数N DPRB に関わらずサブブロックサイズを変えること により、サブブロック数を一定に保つことが 可能であり、予め十分なステップサイズ数を 確保出来るサブブロック数を固定で設定して おけば、DPRB数が変化した場合にも同じ処理 マッピングすることが可能となり、送信装 の負担軽減を図ることが出来る。また、一 設定したステップサイズを変更することな 通信が行え、ステップサイズの変更による グナリング量を削減することが可能となる

 もちろん、送信DPRB数N DPRB の変化によって、サブブロック数Nsを変える とによってサブブロックサイズを固定とす ことも可能であるし、サブブロック数Nsお びサブブロックサイズともに可変とするこ も可能であり、各通信セルの環境に合わせ 柔軟な設定が可能である。

 また、上記説明では、各PRBでのデータ多 方法をFDMとして説明したが、多重法はFDMに 定されることはなく、TDM(Time Division Multiple xing)やランダム、ホッピングによって多重す ことも可能であり、さらには、それぞれの 重法を複数組み合わせることも可能である

 又、上記説明では、各DVRBのシンボルを14 ずつマッピングさせる場合を用いて説明し が、各DVRBのシンボルを1つずつマッピング せても良い。

 さらに、ここでは、PRB数が8よりも少ない 場合、つまり、閾値Tを8と設定したが、Tの値 は8に限定されるものではなく、各無線通信 ステムに最適な値に設定することが可能で る。

(実施の形態3)
 本実施の形態では、送信DPRB数N DRPB が閾値T以上の場合には、サブブロックサイ XをPRBサイズxyとすることを特徴としている 尚、本実施の形態の構成は、上記実施の形 と同じであるため、説明を省略する。

 上記第1の実施の形態では、送信DPRB数N DPRB が閾値Tより少ないがために、セル間干渉を 減できるだけのステップサイズSnの種類が確 保出来ない構成について説明した。マッピン グパタン決定部51は、これに加えて、送信DPRB 数N DPRB が閾値より多く、ステップサイズSnの種類を 分確保出来る場合には、PRBを分割せずに、 ブブロックサイズXをPRBサイズxyと同じにす 。マッピング方法においては、従来技術と 様の処理を行っても、上記実施の形態の1と 同様の処理を行ってもよい。

 本実施の形態によると、送信PRB数が閾値T より少ないという状態があまり起こらないよ うな場合に、基地局装置および移動局装置の 処理の簡略化が図れる。

(実施の形態4)
 本実施の形態では、送信DPRB数N DRPB が閾値T以上の場合にも、閾値Tより小さい場 と同様の決定方法によりサブブロックサイ Xを決定することを特徴としている。尚、本 実施の形態の構成は、上記実施の形態と同じ であるため、説明を省略する。

 マッピングパタン決定部51は、送信DPRB数N DPRB が閾値Tより多い場合も、閾値Tを下回る少な 場合の実施の形態1と同様にサブブロックサ イズXを決定する。マッピング方法において 、上記実施の形態の1と同様の処理を行う。

 本実施の形態によると、送信DPRB数N DPRB に関わらず、同一の処理で送信データのマッ ピングが行え、送信DPRB数N DPRB やサブブロックサイズX、サブブロック数Nsの 通知情報量が減少するため、基地局装置およ び移動局装置の制御の簡略化が図れるととも に、シグナリングの低減効果が得られる。

(実施の形態5)
 本実施の形態では、1つのDVRBに割り当てら たDPRB数N MDPRB が閾値Tより小さい場合に、DPRBをPRBサイズxy り小さいサイズXのサブブロックNs個に分割 ることを特徴とする。尚、本実施の形態の 成は、上記実施の形態と同じであるため、 明を省略する。

 前述した実施の形態1では、1つのDVRBを全DPRB へマッピングする場合について説明したが、 1つのDVRBがマッピングされるDPRB数N MDPRB が少ない場合にも、ステップサイズの種類の 確保が出来ない問題が起きる。

 マッピングパタン決定部51は、1つのDVRBに割 り当てられたDPRB数N MDPRB が閾値Tより小さいか否かを判定する。1つのD VRBがマッピングされるDPRB数N MDPRB が、閾値Tより小さい場合には、マッピング れるDPRB全体をNs個のサブブロックに分割し マッピング時のサブブロックサイズXをPRBサ ズxyより小さいサイズに設定する。

 ここで、サブブロックサイズXは、送信信号 帯域内に含まれるサブブロック数Ns(Ns>N MDPRB )を満たすようにして式1に基づいて決定され 。

 図33は、本実施の形態による送信データ ッピング方法を表す図である。尚、以下の 明では、閾値Tを8と設定し、シンボル数NdのD VRBが15の場合に、1つのDVRBを3つのDPRBにマッピ ングする場合である。例として、DVRB#0、DVRB#1 、DVRB#2がDPRB#0、DPRB#7、DPRB#14にマッピングさ る場合を示している。また、ここでは、1つ DVRBのデータシンボルは、連続する2サブキ リアを1組としてマッピングする場合につい の例を示す。

 この場合、3つのDVRBについて連続する2サ キャリアを1組とすると、6サブキャリアを 位として、1つのDPRBの周波数軸方向の分割数 は2となり、3つのDPRBでは周波数軸方向に6つ サブブロックに分割出来る。しかしここで 閾値Tは8であり、閾値T以上の条件を満たせ いので、さらに時間軸方向での分割が必要 なる。そのため、時間軸方向に2分割して、1 つのDPRBを4つのサブブロックに分割し、DVRB#0 DPRB#1、DVRB#2のデータシンボルは12のサブブ ックにマッピングされることになる。ここ 、サブブロック番号は、3つのDPRBに渡って、 まず周波数軸方向にサブブロック#0~#5までを し、次に時間軸方向に進み、サブブロック# 6~#11を付している。なお、マッピング方法は 上記実施の形態1の実施例2に記載したマッ ング方法を用いる。ここでは、図33に示すよ うに、各DVRBのデータシンボルのマッピング 始サブブロックは先頭のサブブロック#0とし 、2サブキャリア×7OFDMシンボルの14データシ ボルをまとめてマッピングする場合である

 図34には、ステップサイズSn=1の場合に、1 4シンボルずつマッピングしていく場合のマ ピング結果を示している。

 さらに、ステップサイズSn=5の場合のマッ ピング結果を図35に示している。

 以上のように、1つのDVRBがマッピングされ DPRB数N MDPRB が、閾値T(ここでは8)より小さい場合には、 ッピングされるDPRB全体をNs個のサブブロッ に分割し、マッピング時のサブブロックサ ズXをPRBサイズxyより小さいサイズに設定す ことで、セル間干渉を低減するためのステ プサイズ数を十分確保でき、特性改善効果 期待できる。

 なお、上記実施の形態1の実施例2に記載 たマッピング方法とは別の実施例のマッピ グ方法を用いても良い。また、ここでは、 DPRBでのデータ多重方法をFDMとして説明した 、多重法はFDMに限定されることはなく、TDM ランダム、ホッピングによって多重するこ も可能であり、さらには、それぞれの多重 を複数組み合わせることも可能である。

 また、DVRBのシンボルを1個毎又は14個毎に マッピングしていく構成を用いて説明したが 、所定の個数毎にマッピングしていく構成で あっても良い。尚、この場合、多重方法がFDM を用いている時はサブブロックの時間軸方向 のシンボル数と同一の個数毎に、多重方法が TDMを用いている時はサブブロックの周波数軸 方向のサブキャリア数と同一の個数毎にマッ ピングする方が好ましい。

 さらに、ここでは、1つのDVRBがマッピング れるDPRB数N MDPRB が8よりも少ない場合としたが、閾値Tは8に限 定されるものではなく、各無線通信システム に最適な値に設定することが可能である。

 なお、本発明の各実施の形態のマッピン 例の説明においては、簡単のためReference Sy mbolやControl Symbolを考慮せずに説明したが、 際の通信システムにおいて、Reference Symbolや Control Symbolがある場合には、それぞれのシン ボル数を考慮したサブブロックサイズを決定 したり、パンクチャリングを行うことによっ て、上述の実施の形態で説明したのと同様の 方法でマッピングすることが可能である。

(実施の形態6)
 本実施の形態では、Control SymbolやReference Sy mbolが挿入される場合のマッピング方法につ て説明する。尚、本実施の形態の構成は、 述の実施の形態と同じであるため、説明を 略する。

 これ以降の実施形態においては、Control Symb olやReference Symbolの挿入に関しては、以下の うな例示を用いて説明する。
Control Symbolは、Reference Symbolが挿入されるサ キャリアを除いた、各DPRBの先頭のOFDMシン ルから最大3シンボルまでのシンボル(各DPRB 時間軸方向で先頭から3シンボル)に挿入され る。Control Symbolが挿入されるOFDMシンボル数 ,1,2または3OFDMシンボルであり,1つのDPRB内のOF DMシンボル数(時間軸方向のシンボル数)は14で あるため,データシンボルがマッピングされ OFDMシンボル数はControl Symbolが挿入されるOFDM シンボル数の変化に合わせて11,12または13OFDM ンボルとなる。送信アンテナ数が2の場合, 間軸方向については、1DPRB内の先頭のOFDMシ ボルをOFDMシンボル#0とし、順にOFDMシンボル# 1、#2、…、#13(以下、OFDMシンボル#Nは、F#Nと 表記)とし、周波数軸方向には,1DPRB内の左端 サブキャリアをサブキャリア#0とし、順に ブキャリア#1、#2、…、#11(以下、サブキャリ ア#Nは、S#Nとも表記)、とした場合、F#0,F#4,F#7, F#11それぞれのOFDMシンボルのうち、S#0,S#3,S#6,S #9の位置のサブキャリアにReference Symbolを挿 する。
 なお、このControl SymbolやReference Symbolの挿 に関しては、例示であり、所定の規則に基 いて挿入されるように設定されていれば、 の挿入の方法であっても本発明は適用可能 ある。

 また本実施の形態では,DVRBをControl Symbol Reference Symbolが挿入されたOFDMシンボルへマ ピングする際に,Control SymbolとReference Symbol 挿入されるサブキャリア位置を避けてマッ ングする場合を用いて説明する。

 DVRBをControl SymbolとReference Symbolが挿入され OFDMシンボルへマッピングする際に,Control Sy mbolとReference Symbolが挿入されるOFDMシンボル サブキャリアの位置を避けてマッピングす 。
 1つのDVRBが3つのDPRBにマッピングされ(Nd=3), 信アンテナ数が2の場合に,実施の形態1の実 例5のように,全DPRBを周波数軸方向に6分割,時 間軸方向に2分割,全体で12個のサブブロック 分割し,11種類のステップサイズを確保する 合を例にして説明する。この場合のマッピ グ例を図45に示す。ここでステップサイズは 1としている。

 この例においては、SFBCを適用する場合に は,送信アンテナ数に対応する2サブキャリア ペアとして、Reference Symbolが挿入されるサ キャリア位置を避けて各DVRBのデータシンボ を各サブブロックへマッピングする。より 体的には、例えば、F#0,F#4、F#7、F#11では、S# 0はReference Symbolが挿入されているため、S#0と S#1をペアにしてDVRBをマッピングすることが きない。そして、F#0のOFDMシンボルには、Refe rence Symbolでなければ、Control Symbolが挿入さ ている。そのため、F#4、F#7、F#11のS#0とS#1は けてDVRBをマッピングする。同様に、F#4、F#7 、F#11のS#3とS#2をペアにしてDVRBをマッピング ることもできない。そのため、F#4、F#7、F#11 のS#2、S#3を避けてDVRBをマッピングする。他 Reference Symbolが挿入されている位置に関して も同様に避けてDVRBのマッピングを行うこと なる。このように、Reference Symbolの挿入され ているサブキャリアの少なくともいずれかの 隣接サブキャリアにはDVRBをマッピングしな こととなる。このようにすることで、SFBCの 用を実現することができる。

 以上のように,送信DPRB数が、K+1(閾値T:ここ は8)より小さい場合には、マッピングされる DPRB全体をNs個のサブブロックに分割し、マッ ピング時のサブブロックサイズをPRBサイズよ り小さいサイズに設定することで、セル間干 渉を低減するためのステップサイズ数を十分 確保でき、特性改善効果が期待できる。
 なお,本実施例は,送信DPRB数がK+1(閾値T:ここ は8)より大きい場合にも、実施の形態2の実 例2のようにサブブロックを分割することに よって同様のマッピングが行えることはいう までもない。

 (実施の形態7)
 本実施形態では,Reference Symbolが挿入されるO FDMシンボルでは,Reference Symbolの右隣のサブキ ャリアと,さらに右隣のサブキャリアとを,サ ブロック内での各DVRBの境界のサブキャリア 番号を越えて結合させ,マッピングを行う。
 ここでも,1つのDVRBが3つのDPRBにマッピング れ(Nd=3),送信アンテナ数が2の場合に,実施の 態1の実施例5のように,全DPRBを周波数軸方向 6分割,時間軸方向に2分割,全体で12個のサブ ロックに分割し,11種類のステップサイズを 保する場合を例に説明する。ここでは,Refere nce Symbolが挿入されるOFDMシンボルでは,Referenc e Symbolの右隣のサブキャリアと,さらに右隣 サブキャリアとを,サブブロック内での各DVRB の境界のサブキャリア番号を越えて結合させ ,各DVRBのデータシンボルのマッピングを行う この場合のマッピング例を図46に示す。こ でステップサイズは1としている。

 図46に示すように,Reference Symbolが挿入され OFDMシンボルでは,Reference Symbolの右隣のサブ ャリアと,さらに右隣のサブキャリアとを, ブブロック内での各DVRBの境界のサブキャリ 番号を越えて結合させてマッピングを行う より具体的には、例えば、F#0,F#4、F#7、F#11 は、S#0はReference Symbolが挿入されているため 、S#0とS#1をペアにしてDVRBをマッピングする とができない。そして、F#0のOFDMシンボルに 、Reference Symbolでなければ、Control Symbolが 入されている。そこで、F#4、F#7、F#11では、S #1とS#2をペアにしてDVRBをマッピングしてやる 。他のReference Symbolが挿入されている位置に しても同様にマッピングを行うこととなる
 このようにマッピングを行うことにより,サ ブキャリアに効率的にデータシンボルをマッ ピングすることが可能となり,リソース使用 率が向上する。また,結合させるサブキャリ は,Reference Symbolが挿入されるOFDMシンボルの ,Reference Symbolの右隣と,さらに右隣のサブキ リアであり,その位置は固定であるため,マッ ピング処理の複雑度の増加は少ないと考えら れる。

 以上のように,送信DPRB数が、K+1(閾値T:ここ は8)より小さい場合には、マッピングされる DPRB全体をNs個のサブブロックに分割し、マッ ピング時のサブブロックサイズをPRBサイズよ り小さいサイズに設定することで、セル間干 渉を低減するためのステップサイズ数を十分 確保でき、特性改善効果が期待できる。
 なお,本実施例は,送信DPRB数がK+1(閾値T:ここ は8)より大きい場合にも、実施の形態2の実 例2のようにサブブロックを分割することに よって同様のマッピングが行えることはいう までもない。

 (実施の形態8)
 本実施の形態では,Control SymbolやReference Symb olの挿入位置を考慮して,DPRBを複数のサブブ ックに分割する。そして、ステップサイズ 種類(数)を増やすために、サブブロック単位 でマッピング位置のシフトが行われる。

 セル繰り返し数(cell reuse factorとも言う) Kの場合、Nd個のDPRBの全ての送信シンボル( ソース)をK+1(閾値T)以上のサブブロックに分 する。ここで、サブブロックの数Nsは、周 数軸方向のサブブロック数Nfと時間軸方向の サブブロック数Ntを用いて、Ns=Nf×Ntで表せ、N t=Ns/Nfとする。

 セル繰り返しを適用する各セルnにおいて は、ステップサイズSn=((n mod K)+1)(n=0,…,K-1) することにより、ステップサイズを異なら て、Nd個のDPRBの送信シンボルをマッピング ていくことができる。ここでは説明を簡略 するために、最初にマッピングされるサブ ロックはサブブロック#0であり、各DVRBから り出したデータシンボルはまとめてサブブ ック#0のサブブロックにマッピングされるも のとする。

 基地局でのDVRBのマッピングは、任意のNdに して(Ndの値に関わらず)、固定した値Nsを用 ることで、マッピングの複雑さを減らすこ ができる。
 そのためには、下記の条件を満たすように ると良い。、
(a)全てのサブブロックにおいて、周波数軸方 向のサイズ(サブキャリア数)は同じとする。
(b)NfとNTxの積(Nf×NTx)はDPRBでのサブキャリア数 (ここでは12)の約数とする。ここで、NTxは、 信ダイバーシチのアンテナ数である。
(c)NtはControl Symbolが挿入されるOFDMシンボル数 の変化に対応出来るように決定する。ここで ,Control Symbolが挿入されるOFDMシンボル数は最 3シンボルなので,Ntの最大値は11(=PRBでのOFDM ンボル数14-Control Symbolが挿入されるOFDMシン ボル数は最大3シンボル)となる。

 条件の(a)は、Ndの値に関わらず、全ての ブブロックにおいて、周波数軸方向のサイ (サブキャリア数)は同じである方が、マッピ ングがより容易となったり、セル間での干渉 の偏りが発生しにくくなるため、望ましいた め設定されるものである。そして、SFBCのた のNTx個の隣接サブキャリアがNdユーザ分だけ サブブロックにマッピングされる。さらに,Re ference Symbolは周波数軸方向に3サブキャリア に挿入されている。そのため,Reference Symbol のサブキャリアにDVRBのデータシンボルを効 的にマッピングするためには、1つのサブブ ロック内の周波数軸方向におけるサブキャリ アの数は3の倍数が良い。さらに、F#3のよう 、Reference Symbolが挿入されない時間位置と、 F#4のように、Reference Symbolが挿入される時間 置とで、DVRBのデータシンボルをマッピング できるサブキャリア数が異なる。そこで、NTx ×3の倍数のサブキャリア数の単位に、サブブ ロックの周波数軸方向のサブキャリア数を決 定すると良い。このようにしてやると、SFBC 際にNTxの各DVRBのデータシンボルをマッピン してやった場合に、サブキャリアを隙間な マッピングすることが可能となり、より効 的なマッピングができるからである。そし 、上述のように、SFBCのためのNTx個の隣接サ ブキャリアがNdユーザ分だけサブブロックに ッピングされるとすると、NTx×3×Ndの倍数の サブキャリア数の単位に、サブブロックの周 波数軸方向のサブキャリア数を決定すること が望ましいと言える。

 上述のように、NTx×3×Ndの倍数のサブキャ リア数の単位に、サブブロックの周波数軸方 向のサブキャリア数を決定するとするとNTxが 1と2のケースについてNfの取りうる値を考え と、NTxが1の場合は、全DPRBの周波数軸方向の サブキャリア数は、12×Ndとなっていることか ら、1,2または4のいずれかの値が望ましい値 なり、NTxが2の場合は、1または2のいずれか 値が望ましい値となる。

 さらに,Ntについては以下のような条件が満 される値であることが望ましい。
・DPRBでの時間軸上で最初のサブブロックにCo ntrol Symbolが含まれること。
・全サブブロック間のデータシンボルがマッ ピングされるOFDMシンボル数の差が少ないこ 。
 最初の条件は、Control Symbolが挿入されるOFDM シンボル数の変化による影響を受けるサブブ ロックの数を最小限に抑えるために必要な条 件である。そして2つ目の条件は,セル間干渉 ンダマイズの効果が低減しないようにする めに必要な条件である。

 セル繰り返し数が7(K=7)のケースについて、 ブブロックの数Nsの決定の仕方について例 する。NsはKより大きくする場合,最小のNsの は8となる。上記の条件(b)と(c)をさらに考慮 ると、NTxが1のケースについてNs(=Nf×Nt)の取 得る値は以下のようになる。
    Ns = 1×8,1×9,1×10,1×11,2×4,2×5,・・・,2× 11,4×2,4×3,・・・,4×11
 そして、NTxが2のケースについては、
    Ns= 1×8,1×9,1×10,1×11,2×4,2×5,・・・,2×11
となる。

 ここで,Ntの最適値について図47および図48 を用いて説明する。図47はControl Symbolのシン ル数が3OFDMシンボルの場合,図48はControl Symbo lのシンボル数が1OFDMシンボルの場合である。

 この時,Control Symbolのシンボル数が変わった 場合でも,サブブロック間でのデータシンボ マッピングのためのOFDMシンボル数の差が小 くなるのは,Nt=4または6の場合である。
 例えば,図47に示される、Nt=11,Control Symbolの ンボル数が3OFDMシンボルの(F#0からF#2にControl  Symbolが挿入される)場合には,データシンボ マッピングのためのOFDMシンボル数は,全サブ ブロックで1OFDMシンボルであり、サブブロッ 間でのデータシンボルマッピングのためのO FDMシンボル数の差がない。図48に示される、N t=11,Control Symbolのシンボル数が1OFDMシンボル (F#0にControl Symbolが挿入される)場合には,デ タシンボルマッピングのためのOFDMシンボル は,サブブロック#0では3OFDMシンボルである に対して,その他のサブブロックでは1OFDMシ ボルである。サブブロック間でのデータシ ボルマッピングのためのOFDMシンボル数の差 2OFDMシンボルとなる。
 また,図47に示される、Nt=7,Control SymbolのOFDM ンボル数が3の場合には,データシンボルマ ピングのためのOFDMシンボル数は,サブブロッ ク#0で5OFDMシンボルであるのに対して,その他 サブブロックでは1OFDMシンボルである。サ ブロック間でのデータシンボルマッピング ためのOFDMシンボル数の差は4OFDMシンボルと る。図48に示される、Nt=7,Control Symbolのシン ル数が1の場合には,サブブロック#0では7OFDM ンボルであるのに対して,その他のサブブロ ックでは1OFDMシンボルである。サブブロック でのデータシンボルマッピングのためのOFDM シンボル数の差は、6OFDMシンボルと大きくな 。
 それに対して,図47に示される、Nt=6,Control Sy mbolのシンボル数が3の場合には,データシンボ ルマッピングのためのOFDMシンボル数はサブ ロック#0では、1OFDMシンボルであるのに対し ,その他のサブブロックでは2OFDMシンボルで る。そして、図48に示される、Nt=6,Control Sym bolのOFDMシンボル数が1の場合には,データシン ボルマッピングのためのOFDMシンボル数はサ ブロック#0では3OFDMシンボルであるのに対し ,その他のサブブロックでは2シンボルであ 。いずれの場合も、サブブロック間でのデ タシンボルマッピングのためのOFDMシンボル の差が1シンボルと小さい。Nt=4の場合にも, ブブロック間でのデータシンボルマッピン のためのOFDMシンボル数の差は1シンボルで る。

 したがって,Nt=4または6が、Ntの好適な値 言える。Nt=4の場合には,Ns=8(Nf=2かつNt=4)が好 な値であり,Nt=6の場合には,Ns=12(Nf=2かつNt=6) 好適な値となる。ここではKを越える最小の 値が8であるので,Ns=8(Nf=2かつNt=4)が条件を満 す最小数の分割数となる。また,この場合,NTx =1の場合でも、NTx=2の場合でも共通のマッピ グ方法を適用出来る。なお,サブブロック数N sが8から12へ増えることでのマッピング処理 複雑さの増加は小さく,マッピングのランダ イズ効果の増加が見込めることから,Ns=12(Nf= 2かつNt=6)とすることも当然可能である。

(実施形態9)
 ここで更に、図49と図50を用いて、マッピン グの例を示す。セル繰り返し数Kは7とし、即 閾値Tは8とし、DVRBは3つのDPRBにマッピング れ(Nd=3)、送信ダイバーシチのアンテナ数は2( NTx=2),Control Symbolのシンボル数は2OFDMシンボル とする。ここで、全DPRBは8のサブブロック(Nf= 2,Nt=4)に分割され、7のステップサイズが用意 れる。図49は、全DPRBを上述の8のサブブロッ クに分割した場合を例に示す。ここで、サブ ブロック番号は、3つのDPRBに渡って、まず周 数軸方向にサブブロック#0,#1を付し、次に 間軸方向に進み、サブブロック#2~#7を付して いる。なお、マッピング方法は、前記実施の 形態1の実施例2に記載したマッピング方法を いる。ここでは、図49に示すように、各DVRB データシンボルのマッピング開始サブブロ クは先頭のサブブロック#0とし、6サブキャ ア×3OFDMシンボルの18データシンボル(シンボ ル番号0~17)をまとめてマッピングすることを 本とする場合を例として説明する。なお、R eference Symbolが挿入されるサブブロックでは Reference Symbolのシンボル数だけまとめてマッ ピングするデータシンボル数を減少させるも のとする。

 図49はステップサイズSnを1としたもので る。

 まず、マッピング開始サブブロックは先 のサブブロックであるため、サブブロック 0をマッピング開始サブブロックとして、DVR B♯0の6サブキャリア×3OFDMシンボルからReferenc e Symbolのシンボル数2を引いた16データシンボ ルが、サブブロック♯0の6サブキャリアにマ ピングされる。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号16からの16デ タシンボル(シンボル番号16~31)は、サブブロ ックを1つ分シフトさせたサブブロック♯1に ッピングすることになる。サブブロック内 のマッピング位置は、サブブロック♯1のDVR B♯0に対応付けられているサブキャリア、こ ではサブブロック♯1の先頭のサブキャリア を1番として、13番目のサブキャリアからシン ボルがマッピングされ、各DVRBの全シンボル マッピングが終了するまでこの動作が行わ ることになる。ここで、サブブロック#0、#1 #2、#3、#6、#7は、Reference Symbolが2シンボル 入されるので、16(=18-2)のデータシンボルが とめてマッピングされている。サブブロッ #4、#5には、Reference Symbolが挿入されないの 、18のデータシンボルがまとめてマッピング されている。

 図50はステップサイズSnを3としたもので る。シフトする毎に、先頭サブキャリアに ッピングされるDVRBが変わるため、サブブロ ク#0、#1、及び#2、サブブロック#3、#4、及び #5、サブブロック#6、及び#7において同じDVRB 並び順のマッピングパタンになる。

 この場合、まず、マッピング開始サブブ ックは先頭のサブブロックであるため、サ ブロック♯0をマッピング開始サブブロック として、DVRB♯0の16データシンボルが、サブ ロック♯0の6サブキャリアにマッピングされ る。

 次に、DVRB♯0のシンボル番号16からの16デ タシンボル(シンボル番号16~31)は、サブブロ ックを3つ分シフトさせたサブブロック♯3に ッピングすることになる。サブブロック内 のマッピング位置は、サブブロック♯3の先 頭のサブキャリアを1番として、13番目のサブ キャリアからシンボルがマッピングされ、各 DVRBの全シンボルのマッピングが終了するま この動作が行われることになる。

 以上のように、DPRB数N MDPRB が、K+1(閾値T:ここでは8)より小さい場合には マッピングされるDPRB全体をNs個のサブブロ クに分割し、マッピング時のサブブロック イズをPRBサイズより小さいサイズに設定す ことで、セル間干渉を低減するためのステ プサイズ数を十分確保でき、特性改善効果 期待できる。

 なお、ここでは、各DPRBでのデータ多重方 法をFDMとTDMの組み合わせとして説明したが、 多重法はその方法に限定されることはなく、 FDMのみやTDMのみ、ランダム、ホッピングによ って多重することも可能であり、さらには、 それぞれの多重法を複数組み合わせることも 可能である。

 またNdが、必要とされるステップサイズ+1 よりも大きい場合であっても、DPRBよりも大 いサイズのサブブロックに対してこの方法 適用することができる。この場合の例は、 51に示しており、ここではNd=15とし、周波数 方向に15×6サブキャリア、時間軸方向に3OFDM シンボルの大きさのサブブロックにマッピン グしていく様子を示している(全DPRBの先頭の ブブロックにはControl Symbolが含まれるため そのシンボル数を考慮してサブブロック内O FDMシンボル数が決定する)。

(実施形態10)
 ここでは、閾値Tを8とし、図51に示すように DVRB15個を、15のDPRBにマッピングする場合を用 いて説明する。

 ここで示す例においては、1つのDPRB内周波 軸方向のサブキャリア数を12とする15個のDPRB があるとする。このとき、周波数軸方向の全 サブキャリア数は12×15=180サブキャリアとな 。ここで、15個のDVRBに対して、それぞれ連 する6サブキャリアを1組として処理し、これ らを1つのサブブロック内で周波数軸方向に 続して並べるようにすると、1つのサブブロ ク内の周波数軸方向のサブキャリア数は90 ブキャリアとなる。よって、90サブキャリア のサブブロックは周波数軸方向に2個生成す ことが出来る。
 しかしここでの閾値Tは8であり、閾値T以上 条件を満たせないので、さらに時間軸方向 の分割を行う必要がある。ここでは、時間 方向に4分割して、サブブロックを8個生成 ている。

 各DVRBのデータシンボルのマッピングは、 サブブロック#0を開始位置とし、サブブロッ に6サブキャリア×3OFDMシンボルからの18デー タシンボルをまとめてマッピングしたら、予 め設定されているステップ数Snの数分シフト たサブブロックにマッピングする。ここで 、Sn=1として説明する。なおここで、サブブ ロック内にReference Symbolが挿入される場合に 、Reference Symbolのシンボル数分を差し引い データシンボルをまとめてマッピングする 例えば、Reference Symbolが2シンボル挿入され 場合には、16データシンボルをまとめてマッ ピングする。

 サブブロックにシンボルをマッピングす 位置を示すマッピングパタンとしては、周 数軸方向の6サブキャリア毎に異なるDVRB番 のシンボルがマッピングされるように定義 けることが可能である。この定義づけをす と、例えば、サブブロック#0のDVRBのデータ ンボルをマッピングできる位置の先頭(図51 はF#3のOFDMシンボルのS#0から)にはDVRB#0のデー タシンボルをマッピングし、その後の位置に は、DVRB番号が昇順または降順になるように データシンボルを6サブキャリア毎にマッピ グしていくことになる。従って、サブブロ ク毎に、DVRB番号とサブブロック内の周波数 軸方向のサブキャリアとが対応付けられるこ とになる。尚、ここでは、昇順または降順を 用いて説明したが、ある一定の規則に従って 順番になるようにしても良い。

 このマッピングパタンでは、サブブロッ の数と等しい数の種類分が用意される。こ 例では、マッピングパタンは、サブブロッ の数と等しい数の8種類が用意される。例え ば、サブブロック#0では、DVRB#0→DVRB#1→DVRB#2 ・・・→DVRB#14の順で、データシンボルをマ ッピングするとし、サブブロック#1では、DVRB #1→DVRB#2→・・・→DVRB#14→DVRB#0の順で、デー タシンボルをマッピング、・・・サブブロッ ク#7では、DVRB#7→DVRB#8→・・・→DVRB#14→DVRB#0 →・・・→DVRB#6の順で、データシンボルをマ ッピングする8種類のマッピングパタンが用 されることとなる。

 そしてこのマッピングパターンに従って DVRBのデータは、ステップサイズSnに基づい シフトさせたサブブロックにマッピングさ ていく。図51では、Sn=1の場合を仮定してい 。まずサブブロック#0、そしてステップサ ズ“1”だけシフトさせたサブブロック#1、 にステップサイズ“1”だけシフトさせたサ ブロック#2、というようにサブブロックにDV RBのデータをマッピングしていく。ここで、 51を参照してサブブロックとDPRBの対応を示 と、DPRB7は、周波数が低い方の6サブキャリ は、サブブロック#0、#2、#4、#6に対応づけ れ、周波数が高い方の6サブキャリアは、サ ブロック#1、#3、#5、#7に対応付けられるこ となる。この対応付けにしたがって、全DPRB DVRBをマッピングする。

 このように対応づけることで、単位ステ プサイズとなるサブブロックサイズがPRBの イズとは異なるサイズとなる。即ちPRBのサ ズよりもサブブロックサイズが大きくなる め、サブブロックとPRBの対応付けが不規則 なることになるため、よりシンボルのマッ ングのランダム性が強まることになる。

 尚、DVRB番号<サブブロック数NsのDVRBに いては、DVRB番号と一致するサブブロック番 をマッピングの開始位置として、各DVRBシン ボルをFDM多重しても図51のマッピング結果が られるため、このような方法でマッピング ても良い。

 また、上記説明では、各PRBでのデータ多 方法をFDMとTDMの組み合わせとして説明した 、多重法はその方法に限定されることはな 、FDMのみやTDMのみ、ランダム、ホッピング よって多重することも可能であり、さらに 、それぞれの多重法を複数組み合わせるこ も可能である。

 又、上記説明では、各DVRBのシンボルを18 ずつ(Reference Symbolが挿入される場合にはそ シンボル数分差し引いた数)マッピングさせ る場合を用いて説明したが、各DVRBのシンボ を1つずつマッピングさせても良い。

 さらに、ここでは、PRB数が8よりも少ない 場合、つまり、閾値Tを8と設定したが、Tの値 は8に限定されるものではなく、各無線通信 ステムに最適な値に設定することが可能で る。

 上記実施の形態のように、PRB数が閾値Tよ り少ない場合には、単位ステップサイズをPRB サイズとは異なるサイズ、即ち単位ステップ サイズを小さく設定することで、セル間干渉 を低減するためのステップサイズ数を十分確 保でき、特性改善が期待出来る。また、各DVR Bシンボルのマッピング開始サブブロックを て同じサブブロックとすることで、簡易な 理で実現出来る。

 また、Distibuted送信するPRB数N DPRB が変化した場合においても、サブブロック数 Nsを変えることにより、サブブロックサイズ 一定に保つ、すなわち、サブブロックサイ Xを一定に保つことが可能である。

 逆に、送信DPRB数N DPRB が変化した場合において、サブブロックサイ ズを変えることで、サブブロック数Nsを一定 保つことも可能である。この場合、サブブ ックサイズXは変わるが、サブブロック数Ns 一定に保たれるため、一度設定したステッ サイズSnを変更することなく通信が行える 果がある。

 さらに、送信DPRB数N DPRB が変化した場合において、サブブロックサイ ズとサブブロック数を変えることも当然可能 であり、各通信セルの環境に合わせた最適な サブブロック数Ns、および、サブブロックサ ズXを柔軟に設定することが可能である。

 なお、本実施の形態においても、Control S ymbolとReference Symbolの構成の一例を用いて説 しているが、Control SymbolとReference Symbolの構 成はそれに限定されないことは言うまでもな い。

 ここで、全実施の形態および実施例に共通 る、ステップサイズによるサブブロックの フト操作についての改良点について説明す 。
 例として、サブブロック数Nsの場合に各DVRB データシンボルのマッピングをサブブロッ 番号0から開始する場合で説明する。

 ステップサイズSn=1の場合には、サブブロッ ク#0からマッピングを開始し、サブブロック# 0へのマッピングの次はサブブロック#1へシフ トし、順次サブブロック#Ns-1までマッピング 行う。
 ステップサイズSnが1より大きい場合、サブ ロック#0からマッピングを開始し、次にス ップサイズSnの数だけマッピングするサブブ ロック番号をシフトし(サブブロック#0の番号 0+Sn)、順次マッピングを行い、シフトしたサ ブロック番号がNs-1を越える場合には、先頭 へ戻ってサブブロックのシフトを継続し、マ ッピングするサブブロックを決定する。

 ここで、一例を示す。今、サブブロック 8、ステップサイズ3の場合を考える。マッ ングするサブブロック番号の遷移は、サブ ロック#0から開始し、サブブロック#0→#3→#6 と進み、次に#6+3(ステップサイズ)で#9となる 、サブブロック番号の最大値Ns-1=7を越える で、先頭へ戻り(サブブロック数Nsだけ値を 算する)、サブブロック#6から3つシフトした サブブロックは、サブブロック#1(つまり、サ ブブロック#6から3つシフトしたサブブロック は、#6→#7→#0→#1)となる。この場合の最終的 なサブブロック番号の遷移は、サブブロック #0→#3→#6→#1→#4→#7→#2→#5のようになる。

 次に、ステップサイズSnがサブブロック数Ns の約数であるような場合について説明する。 例として、サブブロック数8、ステップサイ 2の場合を考える。マッピングするサブブロ ク番号の遷移は、サブブロック#0から開始 、
サブブロック#0→#2→#4→#6
と進み、次に#6+2(ステップサイズ)で#8となる 、ここでサブブロック番号の最大値Ns-1=7を えるので、先頭へ戻り(サブブロック数Nsだ 値を減算する)、サブブロック#6から2つシフ トしたサブブロックは、サブブロック#0(つま りサブブロック#6から2つシフトしたサブブロ ックは、#6→#7→#0)となる。しかし、サブブ ック#0は既にマッピングを行っておりマッピ ングが出来ない。そこで、一度マッピングし たサブブロックへ戻った場合には、1加えた ブブロック番号から再びマッピングを継続 るなどとすると良い。この場合の最終的な ブブロック番号の遷移は、以下のようにな 。
サブブロック#0→#2→#4→#6→#1→#3→#5→#7
 サブブロック#6からサブブロック#1へ遷移す る場合に、一度マッピングしたサブブロック #0へシフトするので、サブブロック番号を1加 えたサブブロック#1から再びマッピングを継 している。

 以上のような一度マッピングしたサブブロ クへシフトされる問題は、ステップサイズS nがサブブロック数Nsの約数である場合だけで なく、ステップサイズSnとサブブロック数Ns 最小公倍数をSnで除算した値がサブブロック 数Nsより小さい場合にも発生する。
 例えば、ステップサイズが8、サブブロック 数が12の場合に、サブブロック#0をマッピン 開始サブブロックとして、マッピングサブ ロック番号の遷移を見ると、サブブロック#0 から開始し、
サブブロック#0→#8→#4
と進み、次に#4+8(ステップサイズ)で#12となる が、サブブロック#12はサブブロック番号の最 大値Ns-1=11を越えるので、先頭へ戻る(サブブ ック数Nsだけ値を減算する)と、一度マッピ グを行ったサブブロック#0へ戻る。この場 にも、上記に示したような、サブブロック 号に1を加えたサブブロック#1からマッピン を継続する処理を施すなどすると良い。

 上記説明において、各種マッピング方法 説明したが、他セルのPRBのマッピングパタ と重ならないようにマッピングできれば、 記以外のマッピング方法を用いても良い。

 尚、上述した本発明の基地局及び移動局 、上記説明からも明らかなように、ハード ェアで構成することも可能であるが、コン ュータプログラムにより実現することも可 である。この場合、プログラムメモリに格 されているプログラムで動作するプロセッ (情報処理装置)によって、上述した実施の 態と同様の機能、動作を実現させる。尚、 述した実施の形態の一部の機能をコンピュ タプログラムにより実現することも可能で る。

 本出願は、2007年8月10日に出願された日本 出願特願2007-209741号を基礎とする優先権を主 し、その開示の全てをここに取り込む。