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Patent Searching and Data


Title:
MASSAGE CHAIR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/028346
Kind Code:
A1
Abstract:
A massage chair (10) which can inform accurate maintenance time. The massage chair has a backrest (13) covered with a cover (16). A drive mechanism (21) provided within the backrest drives treatment units (21a) along at least one of the vertical direction, width direction and front/rear direction of the backrest. A time measurement means (31a) measures the direct or indirect driving time of the drive mechanism. A storage part (35) stores the driving time measured by the time measurement means as cumulative driving time. From the result of comparing the cumulative driving time stored in the storage part with at least one judgment times (A; B), a judgment means (31) judges whether maintenance is required. When the judgment means judges that the maintenance is required, an informing means (31) informs the maintenance time to a user.

Inventors:
NISHIO FUMIHIRO (JP)
TSUKADA DAISUKE (JP)
TANIZAWA TAKAYOSHI (JP)
KAJIYAMA SATOSHI (JP)
TANIGUCHI SHOHEI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/064715
Publication Date:
March 05, 2009
Filing Date:
August 19, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
NISHIO FUMIHIRO (JP)
TSUKADA DAISUKE (JP)
TANIZAWA TAKAYOSHI (JP)
KAJIYAMA SATOSHI (JP)
TANIGUCHI SHOHEI (JP)
International Classes:
A61H7/00; A61H15/00
Foreign References:
JPH1189901A1999-04-06
JP2006204653A2006-08-10
JPH01178289A1989-07-14
JPH05220049A1993-08-31
JPH10331232A1998-12-15
JPS59165059U1984-11-06
JP2001116662A2001-04-27
JPH0793027A1995-04-07
JPH01288990A1989-11-21
Attorney, Agent or Firm:
ONDA, Hironori et al. (Ohmiya-cho 2-chomeGifu-shi, Gifu 31, JP)
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Claims:
 カバーで覆われた背もたれ部を有し、着座した使用者に対しマッサージを行うマッサージ椅子であって、
 前記背もたれ部の上下方向、幅方向及び前後方向の少なくとも一方に沿って駆動される施療子を含み、前記背もたれ部内に備えられる駆動機構と、
 前記駆動機構の直接または間接的な駆動時間を計時する計時手段と、
 前記計時手段にて計時された駆動時間を累積駆動時間として記憶する記憶部と、
 前記記憶部に記憶された累積駆動時間と少なくとも1つの判定時間との比較に基づいて、メンテナンスが必要か否かの判定を行う判定手段と、
 前記判定手段によりメンテナンスが必要であると判定された場合、メンテナンス時期を使用者に報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1に記載のマッサージ椅子において、
 前記報知手段は、メッセージの表示及び/又は音声メッセージにより前記メンテナンス時期を使用者に報知するメッセージ処理手段を含むことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1又は2に記載のマッサージ椅子において、
 前記報知手段は、前記駆動機構の動作を制限することによって前記メンテナンス時期を使用者に報知する動作制限手段を含むことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1~3のいずれか一項に記載のマッサージ椅子において、
 前記少なくとも1つの判定時間は、複数の判定時間を含み、
 前記判定手段は前記累積駆動時間と前記複数の判定時間とを比較し、前記報知手段は、前記判定手段による比較結果に応じて異なる報知処理を行うことにより前記メンテナンス時期を使用者に段階的に報知することを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1~4のいずれか一項に記載のマッサージ椅子において、
 前記駆動機構は、前記施療子を前記背もたれ部の上下方向に沿って駆動する第1駆動部と、前記施療子を前記背もたれ部の幅方向に沿って駆動する第2駆動部と、前記施療子を前記背もたれ部の前後方向に沿って駆動する第3駆動部と、を含み、
 前記計時手段は、前記第1~第3駆動部の各々の累積駆動時間を計時することを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1~5のいずれか一項に記載のマッサージ椅子は更に、
 メンテナンスが完了すると、前記累積駆動時間をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とするマッサージ椅子。
 マッサージ機構を備えたマッサージ椅子のメンテナンス時期を報知する方法であって、
 制御部によって、前記マッサージ機構の直接または間接的な駆動時間を計時すること、
 前記制御部にて計時された駆動時間を累積駆動時間として記憶部に記憶すること、
 前記制御部によって、前記記憶部に記憶された累積駆動時間と、少なくとも1つの判定時間とを比較して、比較結果を生成すること、
 前記制御部によって、前記比較結果に応じたメンテナンス報知処理を行うこと、
を備えたことを特徴とする方法。
Description:
マッサージ椅子

 本発明は、施療子を駆動するマッサージ 構を背もたれ部に組み込んでなるマッサー 椅子に関するものである。

 背もたれ部にマッサージ機構を組み込ん マッサージ椅子は、背中のつぼや経絡にマ サージ機構の施療子を当てて所定の動作を せ、血行を促進させることで肩や背中の凝 を解消させるものであって、従来より提案 れている。

 ところで、このようなマッサージ椅子は 背もたれ部において施療子等の機構部が直 使用者の身体に触れないように布等のカバ により被覆されている。そして、使用の都 施療子とカバーとが摺接してマッサージが われるため、長期間使用するとカバーが破 て施療子が剥き出しになるおそれがある。 た、このようなマッサージ椅子は、一般的 、カバーなどを被覆させることで人がマッ ージしている感触と類似させているため、 バーが破れて施療子が剥き出しになった状 で使用すると、適切なマッサージ効果が得 れないこととなる。そのため、カバーを定 的に交換する必要がある。

 そこで、マッサージ椅子のメンテナンス を向上させたものが提案されている(例えば 特許文献1)。特許文献1に開示されたマッサー ジ椅子は、背もたれ部に凹所を形成し、その 凹所内にバイブレータを着脱自在に収容装着 している。これにより、点検等のメンテナン スが容易となっている。

 しかしながら、特許文献1に開示されたマッ サージ椅子では、メンテナンス性の向上は図 られているが、カバーの交換時期等、メンテ ナンスの時期を使用者が的確に知ることがで きない。そのため、メンテナンス時期の遅れ が生じ、このことがマッサージ椅子の故障等 に繋がる原因となっていた。

特開2001-495号公報

 本発明は、的確なメンテナンス時期を報知 ることのできるマッサージ椅子を提供する
 本発明の第1側面はマッサージ椅子である。 マッサージ椅子は、カバーで覆われた背もた れ部を有する。背もたれ部内に備えられた駆 動機構は、背もたれ部の上下方向、幅方向及 び前後方向の少なくとも一方に沿って施療子 を駆動する。計時手段は、駆動機構の直接ま たは間接的な駆動時間を計時する。記憶部は 、計時手段にて計時された駆動時間を累積駆 動時間として記憶する。判定手段は、記憶部 に記憶された累積駆動時間と少なくとも1つ 判定時間との比較に基づいて、メンテナン が必要か否かを判定する。報知手段は、判 手段によりメンテナンスが必要であると判 された場合、メンテナンス時期を使用者に 知する。

 本発明の第2側面はマッサージ機構を備え たマッサージ椅子のメンテナンス時期を報知 する方法である。当該方法は、制御部によっ て、前記マッサージ機構の直接または間接的 な駆動時間を計時すること、前記制御部にて 計時された駆動時間を累積駆動時間として記 憶部に記憶すること、前記制御部によって、 前記記憶部に記憶された累積駆動時間と、少 なくとも1つの判定時間とを比較して、比較 果を生成すること、前記制御部によって、 記比較結果に応じたメンテナンス報知処理 行うこと、を備える。

(a)(b)は本実施の形態におけるマッサー 椅子を示す側面図である。 本実施の形態におけるマッサージ椅子 制御ブロック図である。 本実施の形態におけるマッサージ椅子 メンテナンス報知の動作を示すフローチャ トである。

 以下、本発明の一実施の形態のマッサージ 子10を図面に従って説明する。
 図1(a)(b)に示すように、マッサージ椅子10の 部11は図示しない床面に載置されるととも 、その脚部11の上部には使用者が着座可能な 座部12が固定されている。その座部12の後部 は、使用者が背中を持たれ掛けさせるため 背もたれ部13が傾動可能に設けられている。 また、使用者の腕などを置くための肘掛け14 背もたれ部13から座部12の両側前方にかけて 設けられている。即ち、本実施形態における マッサージ椅子10は使用者が椅子に腰掛ける うにして使用できるよう構成されている。 、座部12の前方下部には使用者の足等を乗 てマッサージを行うオットマン15が設けられ ている。

 マッサージ椅子10の各部は布等よりなる バー16によって被覆されており、マッサージ 椅子10内に設けられた各駆動部と使用者の身 とが直接接触しないようになっている。

 背もたれ部13はその全体をカバー16で覆っ たものであり、このカバー16内には、背もた 部13の下部から上部にかけて前方に開口さ ている空間Sが設けられるとともに、その空 S内には使用者の背中のマッサージを行うマ ッサージ機構21が設けられている。このマッ ージ機構21は図1(b)に示すガイドレール22に って、マッサージ機構21に組み付けられる上 下駆動部36(上下駆動モータ36a:図2参照)により 上下動される。また、このマッサージ機構21 は、強弱(前後)駆動部37(強弱駆動モータ37a) び幅駆動部38(幅駆動モータ38a)が備えられ、 各駆動部37,38の駆動によって一対の施療子21a 動作する。これら施療子21aが空間Sの開口部 から前方に突設してカバー16内面と摺接し、 施療子21aがカバー16を介して使用者に刺激 与えることで、揉み、擦り、叩き等の各種 ッサージを施すようになっている。

 上記の各動作は、図2に示す制御部31の制 に基づいて行われる。図中の上下センサ32 強弱センサ33、幅センサ34は、マッサージ機 21及びその施療子21a(図1(a)参照)を上下方向 前後(強弱)方向、幅(左右)方向に駆動させる 駆動モータ36a、37a、38aの駆動制御に用いら る。

 制御部31は、施療子21aに所定の動きを行 せる場合、記憶部35に記憶された制御データ に基づいて3つの駆動モータ36a、37a、38aを駆 し、上下駆動部36、強弱駆動部37、幅駆動部3 8に所定動作を行わせるとともに、上記各セ サ32~34のフィードバックによって施療子21aの 位置制御を行う。また、記憶部35には、制御 ータの他に制御部31内のタイマ31aによって 時されたマッサージ機構21の駆動時間(累積 動時間)等も記憶されている。

 表示部39では、制御部31の制御に基づいて 、使用時のマッサージ状況が表示され、後述 するメンテナンス時期の報知(メッセージの 示等)もなされる。リセット入力部40は、記 部35に記憶されているマッサージ機構21及び 療子21aの駆動時間をクリアするための信号 制御部31に供給する。尚、各駆動部36~38は、 同時に動かすことが可能に構成されているた め、施療子21aを2次元または3次元に動かすこ ができ、これによりマッサージが行えるよ になっている。

 図3は本実施形態のメンテナンス時期の報知 からその報知を停止させるまでの動作を示す フローチャートである。
 制御部31は、ステップS10及びステップS20に いて、記憶部35に記憶されているマッサージ 機構21及び施療子21aの駆動時間と判定時間A( えば4000時間)及び判定時間B(例えば2000時間) の比較を行う。判定時間Aは判定時間Bよりも 長い時間に設定されている。駆動時間が判定 時間B未満であれば(ステップS20:NO)、制御部31 、ステップS10から処理を繰り返す。駆動時 が判定時間B以上判定時間A未満であれば(ス ップS10:NO且つステップS20:YES)、制御部31は、 表示部39(図2参照)に「点検」のメッセージを 示して、使用者にメンテナンス時期を報知 る(ステップS30)。マッサージ機構21若しくは 施療子21aの交換やカバー16の交換など、メン ナンスが終了するまで(ステップS40:NO)、制 部31は、ステップS10から処理を繰り返す。

 駆動時間が判定時間A以上であれば(ステ プS10:YES)、制御部31は、マッサージ機構21の 作を停止する(ステップS11)。その後、マッサ ージ機構21若しくは施療子21aの交換やカバー1 6の交換など、メンテナンスが終了するまで( テップS40:NO)、制御部31は、ステップS10から 理を繰り返す。

 メンテナンスが終了すると(ステップS40:YE S)、制御部31は、記憶部35に記憶されている駆 動時間をリセット入力部40(図2参照)からの入 信号に基づいてクリアさせ(ステップS50)、 示部39の「点検」表示を消去する(ステップS6 0)。尚、記憶部35に記憶されている駆動時間 常時更新するものとし、その駆動時間と判 時間A,Bとが比較されている。

 図3に示した動作により、使用者に表示部 39を介してメンテナンス時期が報知される。 た、駆動時間が判定時間Aに達すると、マッ サージ機構21の動作が停止され、メンテナン を強制的に行わせるようになっている。

 なお、上記構成のマッサージ椅子10では 制御部31が、計時手段、判定手段、メッセー ジ処理手段、及び動作制限手段として機能し 、リセット入力部40がリセット手段として機 する。

 本実施の形態のマッサージ椅子10は以下の 点を有する。
 (1)マッサージ椅子10は、マッサージ機構21の 駆動時間を計時するタイマ31aと、タイマ31aに て計時した駆動時間を累積駆動時間として記 憶する記憶部35と、その記憶部35にて記憶し 累積駆動時間と判定時間A及びBとの比較に基 づいて、メンテナンスが必要か否かの判定を 行う制御部31と、制御部31によりメンテナン が必要であるとの判定に基づいて、その旨 使用者に報知する表示部39を備える。この構 成により、使用者に対してメンテナンスの時 期を報知することができる。さらに、駆動時 間に応じてマッサージ機構21の動作が停止す ことで、マッサージ機構21の動作の停止か 使用者がメンテナンス時期を知ることがで る。

 (2)マッサージ機構21及び施療子21aをメン ナンスすることで、記憶部35に記憶されてい る駆動時間がクリアされる。これにより、次 回のメンテナンス時期を的確に報知すること が可能となる。

 尚、本発明の実施の形態は、以下のように 更してもよい。
 ・上記実施の形態では、制御部31はマッサ ジ機構21の累積駆動時間を単一の判定時間( えば、判定時間Aのみ)と比較してもよい。す なわちステップS10又はS20の処理を省略しても よい。

 ・上記実施の形態では、マッサージ機構2 1及び施療子21aの駆動時間によりメンテナン 時期を報知しているが、こうした構成に限 ない。例えば、マッサージ機構21及び施療子 21aを上下方向、強弱(前後)方向、幅(左右)方 に駆動する上下駆動部36、強弱駆動部37、幅 動部38の駆動時間をそれぞれ判定する判定 間C,D,Eを設定してもよい。このとき例えば、 上下駆動部36が判定時間Cを超えた場合に表示 部39にて「点検1」と表示させ、強弱駆動部37 判定時間Dを超えた場合に表示部39にて「点 2」というように、判定時間C,D,Eとの比較結 に応じて表示内容を区別させても良い。尚 この際の駆動時間のクリアは各駆動部36~38 に行ってもよい。

 ・上記実施の形態では、マッサージ機構2 1及び施療子21aの駆動時間が判定時間A若しく Bを超えると表示部39に「点検」と表示する うにしているが、こうした構成に限らない 例えば、カバー16の交換時期であれば「カ ー交換」と表示し、マッサージ機構21の点検 時期であれば「マッサージ機内点検」という ように各部のメンテナンス時期を使用者が理 解しやすいよう表示内容を区別させてもよい 。

 ・上記実施の形態では、判定時間Aと判定 時間Bとの2つの判定時間を設けているが、こ した構成に限らず、例えば判定時間AとBと 間に更に複数の判定時間X1,X2,…,Xnを設けて その判定時間X1,X2,…,Xnに応じて、1回あたり 駆動時間を段階的に(初期15分から12分、9分 )変更させてもよい。このとき、表示部39で 表示方法を判定時間X1,X2,…,Xnに応じて変え のがよい。1回あたりの駆動時間を段階的に 短く変更することで、カバー16とマッサージ 構21(施療子21a)との摺接時間が短くなるため カバー16の交換時期を延長することができる

 ・上記実施の形態では、メンテナンス時 を表示部39へのメッセージ表示及びマッサ ジ機構21の動作の制限の両方により報知して いるが、いずれか一方のみでもよい。また、 メッセージ表示に代えて、あるいはそれに加 えて、例えば音声メッセージにて使用者にメ ンテナンス時期を報知してもよい。

 ・上記実施の形態では、マッサージ機構2 1及び施療子21aの直接の駆動時間を累積駆動 間として記憶しているが、例えばマッサー 機構21及び施療子21aの間接的な駆動時間を示 すマッサージ椅子10の電源オンからオフまで 時間を累積駆動時間として記憶してもよい