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Patent Searching and Data


Title:
MASSAGE CHAIR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/041281
Kind Code:
A1
Abstract:
A massage chair (10) on which an operation device (22) can be stably placed and held. Armrests (17) of the massage chair (10) are arranged above side walls (12). A recess (30) where the operation device (22) is placed and held is provided in an upper surface (12a) of a side wall (12), directly under the armrest (17). The recess (30) can hold the operation device (22) such that an operation surface (23) of the operation device (22) is orthogonal to the width direction of the massage chair (10).

Inventors:
MIZOGUCHI SOICHIRO (JP)
NANNO TOSHIAKI (JP)
TAKAHASHI YOSHIMI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/066452
Publication Date:
April 02, 2009
Filing Date:
September 11, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
MIZOGUCHI SOICHIRO (JP)
NANNO TOSHIAKI (JP)
TAKAHASHI YOSHIMI (JP)
International Classes:
A61H7/00; A61H15/00
Foreign References:
JP2001327566A2001-11-27
JPH10151165A1998-06-09
JP2000245793A2000-09-12
JPH0649558U1994-07-08
JP2000050989A2000-02-22
JP2001333836A2001-12-04
JPS62249650A1987-10-30
Attorney, Agent or Firm:
ONDA, Hironori et al. (Ohmiya-cho 2-chome Gifu-sh, Gifu 31, JP)
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Claims:
 座部の側方に設けられた肘掛けと、
 前記肘掛けの下方に間隔をあけて設けられ、扁平な操作器を載置保持するための載置台と
を備え、前記操作器の操作面に設けられた操作ボタンを操作することで背もたれ部に組み込まれたマッサージ機構が作動するマッサージ椅子であって、
 前記載置台の上面において、前記肘掛けの真下位置には、前記操作面が前記マッサージ椅子の幅方向と直交する状態で前記操作器を載置保持可能な保持凹部が設けられたことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1に記載のマッサージ椅子において、
 前記保持凹部は、載置保持された前記操作器が該保持凹部から一部突出するような深さに形成されたことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項2に記載のマッサージ椅子において、
 前記操作器の端部には、前記操作面の操作に応じた信号を前記マッサージ機構に出力するためのコードが接続され、
 前記保持凹部の深さは、前記操作器における前記コードとの接続部から前記保持凹部の底部と当接する端部までの幅寸法より浅いことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1~3のいずれか1項に記載のマッサージ椅子において、
 前記保持凹部は、前記肘掛けにおいて幅方向中央より前記座部側に設けられたことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1~4のいずれか1項に記載のマッサージ椅子において、
 前記載置台は、硬質材料よりなるベース部材と、前記ベース部材の表面を被覆する表皮材とを備え、前記保持凹部における前記座部側の側部は前記表皮材にて構成されたことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1~5のいずれか1項に記載のマッサージ椅子において、
 前記保持凹部の底面は前記幅方向に傾斜していることを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1~6のいずれか1項に記載のマッサージ椅子において、
 前記保持凹部における幅方向の側部には、該幅方向に開口する切り欠きが形成されたことを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1に記載のマッサージ椅子において、
 前記保持凹部は、前記操作器の一側端部を下向きにして、前記操作器を保持可能であることを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項8に記載のマッサージ椅子において、
 前記保持凹部は、前記操作器の一側端部の全体、前記操作器の操作面の一部、及び前記操作面とは反対側の裏面の一部を収容して、前記操作器を保持可能であることを特徴とするマッサージ椅子。
Description:
マッサージ椅子

 本発明は、背もたれに組み込まれたマッ ージ機構により、着座した使用者に対して ッサージを行うマッサージ椅子に関するも である。

 一般に、マッサージ椅子は、マッサージ椅 本体と、マッサージ椅子本体に組み込まれ マッサージ機構を操作する操作器とを備え 。操作器を収納する収納部をマッサージ椅 本体に設置したものが提案されている。例 ば特許文献1では、操作器を収容するための 凹部が肘掛けの下方に形成されている。この 操作器は操作面を上にして凹部に載置保持さ れる。このようなマッサージ椅子では、操作 器の操作面の上方に位置する肘掛けによって 、操作器の誤操作等を抑制している。

特開平10-258104号公報

 特許文献1のようなマッサージ椅子では、 操作器の取り出し容易性を考慮して、凹部は 操作器の一部が突出するように形成されてい る。しかしながら、この凹部は扁平な操作器 を略水平に載置保持するように形成されてい るため、凹部に対する操作器の入り込みが浅 く、操作器が意図せず凹部から離脱し落下し てしまう虞があった。操作器の落下を防ぐべ く操作器の全体を収容するに足りる深さの凹 部を形成した場合、操作器が取り出し難くな る虞がある。

 本発明は、上記課題を解決するためになさ たものであって、その目的は、操作器を安 して載置保持することができるマッサージ 子を提供することにある。
 上記課題を解決するために、本願発明の一 態は、座部の側方に設けられた肘掛けと、 記肘掛けの下方に間隔をあけて設けられ、 平な操作器を載置保持するための載置台と 備え、前記操作器の操作面に設けられた操 ボタンを操作することで背もたれ部に組み まれたマッサージ機構が作動するマッサー 椅子であって、前記載置台の上面における 記肘掛けの真下位置には、前記操作面が前 マッサージ椅子の幅方向と直交する状態で 記操作器を載置保持可能な保持凹部が設け れたことをその要旨とする。

 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記保持凹部は、載置保持された前記操作器 該保持凹部から一部突出するような深さに 成されている。
 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記操作器の端部には、前記操作面の操作に じた信号を前記マッサージ機構に出力する めのコードが接続され、前記保持凹部の深 は、前記操作器における前記コードとの接 部から前記保持凹部の底面と当接する端部 での幅寸法より浅く形成されている。

 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記保持凹部は、前記肘掛けの幅方向中央よ 前記座部側に設けられている。
 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記載置台は、硬質材料よりなるベース部材 、前記ベース部材の表面を被覆する表皮材 を備え、前記保持凹部における前記座部側 側部は前記表皮材にて構成されている。

 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記保持凹部の底面は前記幅方向に傾斜して る。
 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記保持凹部における幅方向の側部には、該 方向に開口する切り欠きが形成されている

 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記保持凹部は、前記操作器の一側端部を下 きにして、前記操作器を保持可能である。
 本願発明の一形態のマッサージ椅子では、 記保持凹部は、前記操作器の一側端部の全 、前記操作器の操作面の一部、及び前記操 面とは反対側の裏面の一部を収容して、前 操作器を保持可能である。

本発明の代表的な実施形態におけるマ サージ椅子を示す斜視図である。 図1のマッサージ椅子の保持凹部の側面 図である。 図1のマッサージ椅子の保持凹部の断面 図である。

 以下、本発明の代表的な実施形態に従うマ サージ椅子を図面に従って説明する。
 図1に示すように、マッサージ椅子10の脚部1 1は、床面に載置される。脚部11にはマッサー ジ椅子10の幅方向両端にそれぞれ配置された 置台としての一対の側壁12が支持固定され 。それら側壁12間には座部13が固定されてい 。その座部13の後部には、背もたれ部14が傾 動可能に設けられる。背もたれ部14の内部に 座部13に着座した使用者の肩から背中にか てマッサージ可能なマッサージ機構15が組み 込まれている。

 各側壁12の上面12aの前端部と後端部には 支持部16がそれぞれ固定される。支持部16に アーチ状の肘掛け17が掛け渡されて固定さ ている。従って、各側壁12の上面12aと肘掛け 17との間には間隔が設けられている。図示し 例では、肘掛け17は前方に向かうにつれて 々に側壁12に接近するようにカーブしている 。

 マッサージ椅子10本体は、コード21を介し て扁平な操作器22と接続されている。マッサ ジ機構15は、操作器22の操作に応じて作動さ れる。図2に示すように、コード21は操作器22 基端(図2において右側端)中央に接続され、 作器22の操作面23には操作ボタン23aが設けら れている。操作ボタン23aの操作に応じた操作 信号はコード21を介してマッサージ椅子10本 に出力され、その操作信号に基づいてマッ ージ機構15が作動する。また、マッサージ機 構15以外にも、背もたれ部14の傾動等のマッ ージ椅子10の他の動作も操作面23の操作ボタ 23aで操作可能である。

 図1に示すように、着座した使用者にとっ て右側の側壁12における上面12aには、操作器2 2を載置保持するための保持凹部30が設けられ ている。図3に示すように、側壁12は硬質樹脂 (硬質材料)よりなるベース部材31と、ベース 材31の表面を被覆する合成皮革よりなる表皮 材32とから形成されている。保持凹部30の内 も表皮材32からなる。保持凹部30は、側壁12 上面12aにおける肘掛け17の真下位置に形成さ れている。つまり、保持凹部30は、肘掛け17 真上から見たときに、肘掛け17に隠れて見え ない位置に形成されている。図示した例では 、保持凹部30は側壁12の上面12aの長手方向の 央付近において、肘掛け17の幅方向中央位置 よりも座部13側に形成されている。

 図3に示すように、保持凹部30の側面は、 いに平行に形成され、底面30aは座部13側に かうにつれて下方に傾斜している。この底 30aに対応するベース部材31の傾斜部は座部13 端面まで延びている。表皮材32はこの傾斜 の座部13側端面の上方で折り返されて、保持 凹部30の座部13側の側部30bを構成している。 のため、座部13側の側部30bが撓み易く、操作 器22を容易に出し入れすることできる。

 このような保持凹部30は、操作面23がマッ サージ椅子10の幅方向と直交するように操作 22を載置保持可能である。操作面23を水平に して載置保持する構成よりも操作器22が保持 部30に深く入り込むようにすることが可能 あるため、操作器22が安定して載置保持され る。

 図2において、操作面23の反対面を操作器22 裏面と呼び、操作面23と裏面との間の一側面 を操作器22の側端部と呼ぶことがある。
 保持凹部30の深さは、図2に示すように、操 器22とコード21との接続部から保持凹部30の 面30aと当接する操作器22の側端部22aまでの 寸法より浅くなるように決められている。 のため、操作器22の半分以上の部分が保持凹 部30から突出して取り出しやすくなり、また 操作器22のコード21が保持凹部30後方の角に っ掛かって曲がってしまうことが防止され 。

 保持凹部30の前後方向中央部において、 部13側の側部30bには円弧状の切り欠き30cが形 成されている。切り欠き30cにより幅方向に開 口している。切り欠き30cの最下端は底面30aと 同じ深さまで延びていることが好ましい。こ の場合、保持凹部30に溜まった塵埃等のゴミ 切り欠き30cから容易に除去することができ 。

 マッサージ椅子10では、操作器22を保持凹 部30に載置した状態で操作面23の操作ボタン23 aを操作することが可能であり、この操作に りマッサージ椅子10が作動される。

 次に、代表的な実施形態の特徴的な作用効 を記載する。
 (1)載置台としての側壁12の上面12aにおける 掛け17の真下位置には、操作器22を載置保持 るための保持凹部30が設けられ、その保持 部30は、操作面23がマッサージ椅子10の幅方 (座部13に着座した使用者に対して左右方向) 直交する状態で、操作器22を保持可能であ 。このため、操作面23を水平にして載置保持 する構成よりも操作器22が保持凹部30に深く り込むようにすることが可能であり、これ より、操作器22を安定して載置保持すること ができる。

 (2)保持凹部30は載置保持された操作器22が 保持凹部30から一部突出するような深さに形 されるため、保持凹部30に載置保持された 作器22を取り出し易くすることができる。

 (3)保持凹部30の深さは、操作器22における コード21との接続部から保持凹部30の底面30a 当接する端部までの幅寸法より浅く形成さ る。これにより、操作器22の載置保持状態に おいて、コード21との接続部が保持凹部30外 位置するため、コード21が保持凹部30の角に っ掛かって曲がってしまうことが防止され コード21の早期劣化を防止することができ 。特に、保持凹部30の深さを操作器22の前記 寸法と同等とすれば、操作器22を確実に保 しつつもコード21の屈曲を防止することがで きる。

 (4)保持凹部30は肘掛け17の幅方向中央より座 部13側に設けられるため、着座した使用者が 持凹部30に載置保持された操作器22を容易に 取り出すことができる。
 (5)保持凹部30における座部13側の側部30bは、 撓み易い表皮材32にて構成されるため、操作 22を座部13側から容易に出し入れすることが できる。

 (6)保持凹部30の底面30aは幅方向に傾斜して るため、載置保持された操作器22の幅方向へ のがたつきが抑制され、その結果、より安定 して保持することができる。
 (7)保持凹部30における座部13側の側部30bには 、切り欠き30cが形成されるため、保持凹部30 溜まった塵埃等のゴミを切り欠き30cから容 に除去することができる。

 (8)保持凹部30は、操作器22の側端部22aを下 向きにして、操作器22を保持可能であるから 使用者は扁平な操作器22の主面(操作面23)と 面を指で挟んで保持凹部30から取り出すこ ができる。

 (9)保持凹部30は、操作器22の側端部22aの全 体、操作器22の操作面23の一部、及び操作面23 とは反対側の裏面の一部を収容して、前記操 作器を保持可能であるから、側端部22aを下向 きにした状態で、操作器22を安定に保持こと できる。

 尚、代表的な実施形態は、以下のように変 してもよい。
 ・側壁12のベース部材31として樹脂材料が、 表皮材32として合成皮革がそれぞれ用いられ が、特にこれに限定されるものではなく、 えば、ベース部材31として金属材料、表皮 32として布や天然皮革(本皮)を用いてもよい

 ・円弧状の切り欠き30cは、座部13側の側 30bとは反対側の側部30bに形成してもよい。 た、切り欠き30cは、円弧状に限られず、例 ば矩形の切り欠きでもよい。

 ・保持凹部30の底面30aは、座部13側が深くな るように傾斜しているが、座部13の反対側が くなるように傾斜させてもよい。
 ・保持凹部30における座部13側の側部30bは表 皮材32のみにて構成されたが、座部13の反対 の側部30bと同様に、剛体としての樹脂部材 よって側部30bの内部を構成してもよい。

 ・操作器22は操作面23が座部13側を向くよう 載置されたが、操作器22の裏面が座部13側を 向くように載置してもよい。
 ・保持凹部30は着座した使用者にとって右 (図1において奥側)の側壁12に設けられたが、 使用者の左側の側壁12に設けてもよい。