以下、本発明を実施するための最良の形� ��について添付図面を参照して詳細に説明す� ��。

 本発明の一実施形態ある携帯電話装置の構� ��を図1に示す。
 携帯電話装置1は、基地局と通信を行うため の送受信アンテナ2及び無線部3、アンテナバ� ��表示等の電界レベル表示を行う表示部4、携 帯電話装置1全体の制御を行う制御部5、携帯� ��話装置1の振動動作を検出する加速度センサ 6、を有して構成される。

 以上のように構成された携帯電話装置1の 動作例として、実施形態1及び実施形態2をそ� ��ぞれ以下に説明する。携帯電話装置1におい て、携帯電話装置1にチャネルサーチを実行� �せるためのプログラム(以下、単に「プログ� ��ム」という)が、所定の記録媒体(記憶媒体)� ��らや所定の通信(有線・無線)により制御部5� ��読み込まれ、制御部5の動作を制御する。制 御部5は、このプログラムの制御により、以� �の実施形態1及び実施形態2の動作を実行する 。

 本発明の実施形態1として、圏外待受け中に おける動作について、図3のフローチャート� �参照して説明する。
 携帯電話装置1が圏外待受け状態の場合、表 示部4に、現在の電界レベルを示すアンテナ� �ーの代わりに「圏外」などの文字を表示す� �(ステップS1)。

 ユーザは、図2に示すように、携帯電話装 置1を上下に振り、携帯電話装置1に内蔵され� ��いる加速度センサ6に振動を伝える(ステッ� �S2)。

 加速度センサ6に伝えられた振動量が、制 御部5に予め設定されている閾値(第1の閾値)� �越えているか否かを判定する(ステップS3)。� ��動量が閾値以上である場合(ステップS3/YES)� �ステップS4へ移行する。振動量が閾値より小 さい場合は(ステップS3/NO)、現状チャネルの� �受けを保持する(ステップS1へ戻る)。

 制御部5に予め設定されている待受けチャ ネルのテーブル、もしくは通信網より指定さ れている待受けチャネルの電界レベル測定を 開始する(ステップS4)。

 制御部5に予め設定されている圏内閾値(� �2の閾値)と、電界レベル測定した待受けチャ ネルのうち最も電界レベルの高い待受けチャ ネル(サーチチャネル)の電界レベルとを比較� ��る(ステップS5)。サーチチャネルの電界レベ ルが圏内閾値より大きい場合(ステップS5/YES)� ��ステップS6へ移行する。サーチチャネルの� �界レベルが圏内閾値以下の場合(ステップS5/N O)、現状チャネルの待受けを保持する(ステッ プS1へ戻る)。

 位置登録要求を送出する(ステップS6)。

 位置登録の可否は通信網側で判断される( ステップS7)。位置登録が受け付けられた場合 は(ステップS7/OK)、ステップS8へ移行する。位 置登録が受け付けられなかった場合は(ステ� �プS7/NG)、ステップS6に戻り、電界レベルの高 い順に位置登録要求を上げる。

 表示部4の圏外表示をOFFにし、アンテナバ ー等により現在の電界レベルを表示する(ス� �ップS8)。

 以上説明したように、本実施形態の携帯� ��話装置によれば、携帯電話装置に設けた加� ��度センサが、ユーザによって行われる携帯� ��話装置を上下に振る振動動作を検知し、制� ��部は、この振動動作をトリガにしてチャネ� ��サーチ機能を開始する。従って、圏外待受� ��や待受け感度が悪いとユーザが感じた場合� ��ユーザは直感的に携帯電話装置を上下に振� ��という行為のみでチャネルサーチを起動で� ��る。つまり、ユーザは、図6に示す構成のよ うにユーザが意識してチャネルサーチボタン を押下する必要が無い。よって、ユーザは、 操作の面で煩わしさを感じることなく、簡単 に圏外復帰もしくは最適なチャネルで待受け することができるという効果がある。

 本発明の実施形態2として、通話中における 動作について、図4のフローチャート及び図5� ��通話エリアの概念図を参照して説明する。
 携帯電話装置1が、図5のエリアA8内にて通信 中に通話品質が劣化したとする(ステップS11)� ��

 ユーザは、図2に示すように、携帯電話装 置1を上下に振り、携帯電話装置1に内蔵され� ��いる加速度センサ6に振動を伝える(ステッ� �S12)。

 加速度センサ6に伝えられた振動量が、制 御部5に予め設定されている閾値(第1の閾値)� �越えているか否かを判定する(ステップS13)。 振動量が閾値以上である場合(ステップS13/YES) 、ステップS4へ移行する。振動量が閾値より� ��さい場合は(ステップS13/NO)、現状の通話チ� �ネルの通信を保持する(ステップS11へ戻る)。

 制御部5に設定されている通話チャネルの テーブル、もしくは通信網より指定されてい る通話チャネルの電界レベル測定を開始する (ステップS14)。

 現状の通話チャネルの電界レベルと、電� ��レベル測定した通話チャネルのうち最も電� ��レベルの高い通話チャネル(サーチチャネル )の電界レベルとを比較する(ステップS15)。サ ーチチャネルの電界レベルが現状の通話チャ ネルの電界レベルより大きい場合(ステップS1 5/YES)、ステップS16へ移行する。サーチチャネ ルの電界レベルが現状の通話チャネルの電界 レベル以下の場合(ステップS15/NO)、現状の通� ��チャネルの通信を保持する(ステップS11へ戻 る)。

 通話チャネルの切替要求を通信網側に送� ��する(ステップS16)。例として、図5のエリアB 9を要求する。

 通話チャネルの切替可否は通信網側で判� ��される(ステップS17)。通話チャネルの切替� �許可が下りた場合(ステップS17/OK)、ステップ S18へ移行する。通話チャネルの切替が非許可 の場合は(ステップS17/NG)、ステップS16へ戻り� ��順次レベルの高い順に切替要求を上げる。

 通話チャネルの切替を実施する(ステップ S18)。例として、図5のエリアB9に切替する。

 通話品質改善に至る(ステップS19)。

 以上説明したように、本実施形態の携帯� ��話装置によれば、携帯電話装置に設けた加� ��度センサが、ユーザによって行われる携帯� ��話装置を上下に振る振動動作を検知し、制� ��部は、この振動動作をトリガにしてチャネ� ��サーチ機能を開始する。従って、通話中に� ��信品質が悪いとユーザが感じた場合、ユー� ��は直感的に携帯電話装置を上下に振るとい� ��行為のみでチャネルサーチを起動できる。� ��まり、ユーザは、図6に示す構成のようにユ ーザが意識してチャネルサーチボタンを押下 する必要が無い。よって、ユーザは、操作の 面で煩わしさを感じることなく、通話中でも 簡単に最適なチャネルに切り替えて通信品質 を改善することができるという効果がある。

 以上、本発明の実施形態について説明し� ��が、上記実施形態に限定されるものではな� ��、その要旨を逸脱しない範囲において種々� ��変形が可能である。

 例えば、上述した実施形態1,2における制� ��動作は、ハードウェア、または、ソフトウ� ��ア、あるいは、両者の複合構成によって実� ��することも可能である。

 なお、ソフトウェアによる処理を実行す� ��場合には、処理シーケンスを記録したプロ� ��ラムを、専用のハードウェアに組み込まれ� ��いるコンピュータ内のメモリにインストー� ��して実行させるか、あるいは、各種処理が� ��行可能な汎用コンピュータにプログラムを� ��ンストールして実行させることが可能であ� ��。

 例えば、プログラムは、記録媒体として� ��ハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め� �録しておくことが可能である。

 あるいは、プログラムは、フロッピー(登 録商標)ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only M emory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versati le Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどの リムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは 、永続的に格納(記録)しておくことが可能で� ��る。

 このようなリムーバブル記録媒体は、い� ��ゆるパッケージソフトウエアとして提供す� ��ことが可能である。

 なお、プログラムは、上述したようなリ� ��ーバブル記録媒体からコンピュータにイン� ��トールする他、ダウンロードサイトから、� ��ンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area� �Network)、インターネットといったネットワー クを介して、コンピュータに有線で転送した りし、コンピュータでは、転送されてきたプ ログラムを受信し、内蔵するハードディスク 等の記録媒体にインストールすることが可能 である。

 また、上記実施形態で説明した処理動作� ��従って時系列的に実行されるのみならず、� ��理を実行する装置の処理能力、あるいは、� ��要に応じて並列的にあるいは個別に実行す� ��ように構築することも可能である。