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Title:
RESOURCE ALLOCATION METHOD IN VIDEO AUDIO STREAMING DISTRIBUTION SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/090843
Kind Code:
A1
Abstract:
It is possible to predict the next video audio stream to be received/selected after the video audio stream which is being received or is selected to be received by a terminal. In addition to the video audio stream which is being received or is selected to be received by the terminal, a resource required for distribution of the predicted video audio stream is allocated in advance before the next video audio stream is selected by the terminal user. The predicted video audio stream is not distributed to the terminal until it coincides with the video audio stream selected upon the next zapping.

Inventors:
MIURA SHUHEI (JP)
OCHIAI KATSUHIRO (JP)
KOBAYASHI AKIRA (JP)
KIMURA MOTONOBU (JP)
NAITO KANAME (JP)
SATO JUNICHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/050705
Publication Date:
July 31, 2008
Filing Date:
January 21, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
MIURA SHUHEI (JP)
OCHIAI KATSUHIRO (JP)
KOBAYASHI AKIRA (JP)
KIMURA MOTONOBU (JP)
NAITO KANAME (JP)
SATO JUNICHI (JP)
International Classes:
H04L47/76; H04N7/173; H04N21/2385; H04N21/442; H04N21/472
Domestic Patent References:
WO2006019481A22006-02-23
WO2005112465A12005-11-24
Foreign References:
JP2003143587A2003-05-16
JP2007243947A2007-09-20
Attorney, Agent or Firm:
MIYAZAKI, Teruo et al. (16th Kowa Bldg.9-20, Akasaka 1-chom, Minato-ku Tokyo 52, JP)
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Claims:
 配信サーバが端末に映像音声ストリームを配信するシステムにおける、映像音声ストリームのリソース確保方法であって、
 前記端末が受信中もしくは受信選択がされた映像音声ストリームの次に受信選択される映像音声ストリームを予測し、
 前記端末が受信中もしくは受信選択がされた映像音声ストリームに加え、前記の予測された映像音声ストリームの配信に必要なリソースを、前記端末のユーザによる次の映像音声ストリームの選択が行われる前にあらかじめ確保し、
 前記予測された映像音声ストリームを、次のザッピング時に選択された映像音声ストリームに一致すると前記端末に配信する、
 映像音声ストリームのリソース確保方法。
 前記の映像音声ストリームを予測することが、ユーザの嗜好情報によって、次にザッピングすることが予測される映像音声ストリームを次に受信選択される映像音声ストリームとして予測することを含む、請求項1に記載の、映像音声ストリームのリソース確保方法。
 前記の映像音声ストリームを予測することと、前記のリソースを、前記端末のユーザによる次の映像音声ストリームの選択が行われる前にあらかじめ確保することが、
 前記端末が希望した視聴ストリームに必要な帯域幅の確保要求を受け取り、
 前記端末が希望した視聴ストリームが、前回の要求成功時に記録した予測ストリームと同じものかどうかを判定し、
 前記判定の結果、同じであれば、帯域幅の管理を行う帯域管理手段に対して、前回予測時に確保したストリームのうち今回視聴希望に該当しないストリーム分の帯域の解放要求と、前記端末が現在ストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行ない、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行い、
 前記判定の結果、同じでなければ、前記帯域管理手段に対して、前回予測時に確保した予測ストリーム分の帯域の解放要求と、現在前記端末がストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行い、前記視聴希望ストリームに必要な帯域の確保要求と、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行う、
 ことを含む、請求項1または2に記載の、映像音声ストリームのリソース確保方法。
 前記帯域の確保、開放に際して前記端末のフィルタリング処理を行う、請求項1から3のいずれかに記載の、映像音声ストリームのリソース確保方法。
 端末と、映像音声ストリームを前記端末に配信する配信サーバとの間を中継する中継手段と、
 前記端末が受信中もしくは受信選択がされた映像音声ストリームの次に受信選択される映像音声ストリームを予測するザッピング先予測手段
 を有する、映像音声ストリームの中継装置。
 前記ザッピング先予測ステップは、ユーザの嗜好情報によって、次にザッピングすることが予測される映像音声ストリームを次に受信選択される映像音声ストリームとして予測する、請求項5に記載の、映像音声ストリームの中継装置。
 前記中継手段は、前記ザッピング予測手段に対し、前記端末が希望した視聴ストリームに必要な帯域幅の確保要求を行い、
 前記ザッピング予測手段は、前記端末が希望した視聴ストリームに必要な帯域幅の確保要求を受け取り、前記端末が希望した視聴ストリームが、前回の要求成功時に記録した予測ストリームと同じものかどうかを判定し、前記判定の結果、同じであれば、帯域幅の管理を行う帯域管理手段に対して、前回予測時に確保したストリームのうち今回視聴希望に該当しないストリーム分の帯域の解放要求と、前記端末が現在ストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行ない、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行い、前記判定の結果、同じでなければ、前記帯域管理手段に対して、前回予測時に確保した予測ストリーム分の帯域の解放要求と、現在前記端末がストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行い、前記視聴希望ストリームに必要な帯域の確保要求と、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行う、
 請求項5または6に記載の、映像音声ストリームの中継装置。
 配信サーバが端末に映像音声ストリームを配信するシステムにおいて、
 前記端末が受信中もしくは受信選択がされた映像音声ストリームの次に受信選択される映像音声ストリームを予測する手段と、
 前記端末が受信中もしくは受信選択がされた映像音声ストリームに加え、前記の予測された映像音声ストリームの配信に必要なリソースを、前記端末のユーザによる次の映像音声ストリームの選択が行われる前にあらかじめ確保する手段と、
 前記予測された映像音声ストリームを、次のザッピング時に選択された映像音声ストリームに一致すると前記端末に配信する手段と、
 を有する、映像音声ストリームの配信システム。
 前記映像音声ストリームを予測する手段は、ユーザの嗜好情報によって、次にザッピングすることが予測される映像音声ストリームを次に受信選択される映像音声ストリームとして予測する、請求項8に記載の、映像音声ストリームの配信システム。
 前記の映像音声ストリームを予測する手段と、前記のリソースを、前記端末のユーザによる次の映像音声ストリームの選択が行われる前にあらかじめ確保する手段が、
 前記端末が希望した視聴ストリームに必要な帯域幅の確保要求を受け取り、
 前記端末が希望した視聴ストリームが、前回の要求成功時に記録した予測ストリームと同じものかどうかを判定し、
 前記判定の結果、同じであれば、帯域幅の管理を行う帯域管理手段に対して、前回予測時に確保したストリームのうち今回視聴希望に該当しないストリーム分の帯域の解放要求と、前記端末が現在ストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行ない、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行い、
 前記判定の結果、同じでなければ、前記帯域管理手段に対して、前回予測時に確保した予測ストリーム分の帯域の解放要求と、現在前記端末がストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行い、前記視聴希望ストリームに必要な帯域の確保要求と、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行う、
 ことを含む、請求項8または9に記載の、映像音声ストリームの配信システム。
 配信サーバが端末に映像音声ストリームを配信するシステムにおける、映像音声ストリームのリソース確保をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
 前記端末が受信中もしくは受信選択がされた映像音声ストリームの次に受信選択される映像音声ストリームを予測する手順と、
 前記端末が受信中もしくは受信選択がされた映像音声ストリームに加え、前記の予測された映像音声ストリームの配信に必要なリソースを、前記端末のユーザによる次の映像音声ストリームの選択が行われる前にあらかじめ確保する手順と、
 前記予測された映像音声ストリームを、次のザッピング時に選択された映像音声ストリームに一致すると前記端末に配信する手順と、
 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
 前記の映像音声ストリームを予測する手順が、ユーザの嗜好情報によって、次にザッピングすることが予測される映像音声ストリームを次に受信選択される映像音声ストリームとして予測することを含む、請求項11に記載の記録媒体。
 前記の映像音声ストリームを予測する手順と、前記のリソースを、前記端末のユーザによる次の映像音声ストリームの選択が行われる前にあらかじめ確保する手順が、
 前記端末が希望した視聴ストリームに必要な帯域幅の確保要求を受け取り、
 前記端末が希望した視聴ストリームが、前回の要求成功時に記録した予測ストリームと同じものかどうかを判定し、
 前記判定の結果、同じであれば、帯域幅の管理を行う帯域管理手段に対して、前回予測時に確保したストリームのうち今回視聴希望に該当しないストリーム分の帯域の解放要求と、前記端末が現在ストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行ない、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行い、
 前記判定の結果、同じでなければ、前記帯域管理手段に対して、前回予測時に確保した予測ストリーム分の帯域の解放要求と、現在前記端末がストリーム受信に使用している帯域の解放要求を行い、前記視聴希望ストリームに必要な帯域の確保要求と、次にザッピングすることが予測されるストリームを新たな予測ストリームとしてその予測ストリームに必要な帯域の確保要求を行う、
 ことを含む、請求項11または12に記載の記録媒体。
Description:
映像音声ストリーミング配信シ テムにおけるリソース確保方法

 本発明は映像音声ストリーミング配信シ テムに関し、特に映像音声ストリームの配 に必要なリソースの確保方法に関する。

 一般的に、ユニキャストによる映像音声 トリーミングを実現するシステムにおいて 各ストリームをTVのチャネルと捉えて放送 のサービスを実現するには、各ストリーム 伝送するための経路上の帯域確保やフィル リング設定(アクセス制御)はこれまで、ザッ ピングを行う際にその都度行われていた。こ こで、ザッピングとは、TVにおけるユーザの モコン操作によるチャンネル選択の意味で る。

 例えば、マルチキャストによって実現さ るIPTVサービスを考えた場合、コアネットワ ークの帯域は全チャンネルを一度に配信する に足る容量を備える。しかし、端末と収容局 の間の帯域は現在の一般的なサービスでは100 Mbps以下であり、1本のストリームの消費帯域 6Mbpsとして、最大でも16本しかマルチキャス トで端末に届けることはできない。現在普及 しているADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)方 による実効性能は10Mbps前後のものも多く、 トリーム2本を同時に配信ことも困難な場合 ある。したがって、帯域のこのようなミス ッチに対応するためには、収容局内におい 、端末が視聴選択したストリームのみをユ キャストで端末に届けるようなシステムが 実的である。

 関連する技術の問題点は、ある映像音声 トリームを視聴中に、別の映像音声ストリ ムに切り替えるザッピング視聴の際に、映 音声ストリームを切り替える時間がかかり TVのようなザッピング性能が出ないことに る。特に、QoS(Quality of Service)が保証された 像音声ストリーミングにおいては、ベスト フォートな映像音声ストリーミングに対し 、さらに旧視聴映像音声ストリームの帯域 放と新視聴映像音声ストリームの帯域確保 動作が余計にかかり、ザッピング性能がさ に悪化する可能性がある。

 図1は、前記関連する技術による映像音声 ストリーム配信システムの例を示す図である 。

 配信サーバ501から、配信経路502を経由し 中継手段503に対してマルチキャストで複数 映像音声ストリームを配信する。端末507は 番組情報(図示せず)より視聴したい映像音 ストリームの配信要求を配信経路506、帯域 御手段505、配信経路504を経由して中継手段50 3に伝達する。中継手段503は、要求された前 ストリームの帯域情報(図示せず)に従って配 信に必要な帯域要求を、制御線510を経由して 帯域管理手段509に対して行う。帯域管理手段 509は、その要求された帯域を確保可能であれ ば、制御線508を介して帯域制御手段505に対し てその帯域確保を指示するとともに、制御線 510を経由して中継手段503に帯域確保可能の旨 を伝達する。中継手段503は、端末507からの要 求による映像音声ストリームを、配信経路504 、帯域制御手段505、配信経路506を経由して端 末507に対してユニキャストで配信する。

 このような構成を採用したシステムは特 文献1に記載されている。特許文献1では、 ッピングの際の高速化を図るため、配信サ バから配信されるマルチキャストでの複数 像音声ストリームのいくつかを次に選択対 となるストリームとして予測し、マルチキ ストポイントでフィルタリングしてあらか め端末に配信しておく。そして、端末は、 位アプリケーションからザッピング指示を けると、もし予測が当たっていれば、端末 で既に受信している複数の映像音声ストリ ムから該当映像音声ストリームを選択し再 する。

 しかし、特許文献1に記載の方法では、ユー ザが視聴している映像音声ストリームに加え 、予測された映像音声ストリームについても 、マルチキャストポイントと端末間で実際に 映像音声ストリームとして流れてしまう。そ のため、前記のようにADSLを用いる等してマ チキャストポイントと端末間のネットワー リソースが十分にない場合や複数の端末が じマルチキャストポイントから映像音声ス リームを受信している場合に、ネットワー リソースが枯渇しやすい。例えば、ネット ークのスループットが10Mbpsしかない回線に 6Mbpsのストリームは1本しか通らないため、 の方法によるザッピングの高速化は実現で ない。

特開2003-143587号公報

 本発明の目的は、QoSが保証されたストリ ミングにおいて、ザッピング時のストリー 切り替え速度を向上させ、なおかつ実使用 ットワークリソースは最低限に抑えるリソ ス確保方法、映像音声ストリームの中継装 、映像音声ストリーミング配信システム、 よびリソース確保プログラムを記録した記 媒体を提供することにある。

 端末が受信中もしくは受信選択がされた 像音声ストリームの次に受信選択される映 音声ストリームを予測する。端末が受信中 しくは受信選択がされた映像音声ストリー に加え、前記の予測された映像音声ストリ ムの配信に必要なリソースを、端末のユー による次の映像音声ストリームの選択が行 れる前にあらかじめ確保する。予測された 像音声ストリームについては、次のザッピ グ時に選択された映像音声ストリームに一 するまでは前記端末に配信しない。

 本発明によれば、ユーザがザッピング操 を行う前に既に次の新しいストリーム視聴 必要な帯域確保やアクセス制御が完了して るため、新しいストリーム視聴のための帯 確保の時間短縮が図れ、またユーザがザッ ング操作を行う前に既に次の新しいストリ ム視聴に必要な帯域確保が可能かどうかを 定済みのため、ザッピング操作時にはザッ ングできるかどうかを速やかにユーザに通 できる。

図1は従来技術による映像音声ストリー ミング配信システムのブロック図である。 図2は本発明の一実施形態による映像音 声ストリーミング配信システムのブロック図 である。 図3は図2の映像音声ストリーミング配 システムの動作を示すフローチャートであ 。 図4は図2の映像音声ストリーミング配 システムの具体例のブロック図である。 図5はIPTV受信端末308をユーザが操作す ためのリモコンのユーザインタフェースを す図である。

符号の説明

  101 配信サーバ
  102 配信経路
  103 中継装置
  104 配信経路
  105 帯域制御装置
  106 配信経路
  107 端末
  108 制御線
  109 帯域管理装置
  110 制御線
  111 ザッピング先予測装置
  112 制御線
  201-213 ステップ
  301 IPTV配信サーバ
  302 イントラネット
  303 中継装置
  304 マルチキャスト終端ユニット
  305 イントラネット
  306 ルータ
  307 公衆電話回線
  308 IPTV受信端末
  309 論理的な通信パス
  310 ザッピング先予測ユニット
  311 イントラネット
  312 リソース受付制御サーバ
  313 イントラネット
  401 リモコン
  402 電源ボタン
  403 チャンネル逆送りボタン
  404 チャンネル順送りボタン
  405 ボリューム減少ボタン
  406 ボリューム増加ボタン
  407 チャンネル指定ボタン群

 次に、発明を実施するための最良の形態 ついて図面を参照して詳細に説明する。

 図2は本発明の一実施形態の映像音声スト リーミング配信システムのブロック図である 。

 配信サーバ101は配信経路102を介して中継 置103に接続している。中継装置103は配信経 104を介して帯域制御装置105に接続している 帯域制御装置105は配信経路106を介して端末1 07に接続している。ザッピング先予測装置111 制御線110を介して中継装置103と接続し、ま 制御線112を介して帯域管理装置109と接続し いる。帯域管理装置109は制御線108を介して 域制御装置105と接続している。

 図3は本実施形態の映像音声ストリーミン グ配信システムの動作を表すフローチャート である。

 配信サーバ101は、中継装置103に対して複 のストリームをマルチキャストで配信する( ステップ201)。この際の配信はマルチキャス に代えてユニキャストでもよい。また、中 装置103は、他の配信サーバ(図示せず)からも 同時にストリームを受信してもよい。

 ユーザがリモコン等を用いてあるストリ ムを選択すると、そのストリームを視聴希 ストリームとして、端末107より中継装置103 視聴希望ストリームを要求する(ステップ202 )。要求時にはストリームを識別する情報を 与する。ストリームを識別する情報は、そ ストリームをチャンネルとして識別するチ ンネル番号、そのストリームを受信するた のURL(Uniform Resource Locator)やIPアドレスを用 てもよい。

 中継装置103は、ザッピング先予測装置111 対して、端末107より受信した視聴希望スト ームに必要な帯域幅の確保を要求する帯域 保要求を行う(ステップ203)。必要な帯域幅 、中継装置103で受信している複数のストリ ムから、視聴希望ストリームに該当するス リームの平均レート等を用いてもよいし、 らかじめストリーム情報が別途与えられて る場合には、その情報を参照して決定して よい。

 ザッピング先予測装置111は、受信した視 希望ストリームが、前回の帯域確保要求の 功時に記録した予測ストリームと同じもの どうかを判定する(ステップ204)。

 ステップ204での判定の結果、同じであれ 、ザッピング先予測装置111は、帯域管理装 109に対して、前回予測時に確保したストリ ムのうち今回視聴希望に該当しないストリ ム分の帯域の解放要求と、端末107が現在ス リーム受信に使用している帯域の解放要求 行う(ステップ205)。そしてザッピング先予 装置111は、ユーザの嗜好情報によって、次 ザッピングすることが予測されるストリー を新たな予測ストリームとしてその予測ス リームに必要な帯域の確保要求を行う(ステ プ206)。ユーザの嗜好情報によるザッピング 先予測は以下のように行う。ザッピング先予 測装置111はユーザの視聴履歴や性別、年齢層 、およびキーワードを嗜好情報として保持す る。該キーワードとしては、タイトル、ジャ ンル、出演者名、脚本・監督名、番組情報中 の単語、インターネットを用いた通信販売の 購買履歴があり、ユーザがあらかじめザッピ ング先予測装置111に登録してもよいし、ザッ ピング先予測装置111が自動で蓄積してもよい 。また、それぞれの嗜好情報には重みを付け てもよい。該嗜好情報をもとに中継装置103で 受信している複数のストリームそれぞれに対 してユーザとの嗜好の合致度を算出し、合致 度が高いものをザッピング先の候補とする。 予測したザッピング先の候補数は、中継装置 103と端末107の間にある、配信経路104や106、帯 域制御装置105のスペックによって定めてもよ い。すなわち帯域幅にもともと余裕がない配 信経路設計の場合には予測したザッピング先 の候補を1つに限定し、余裕がある配信経路 計の場合には予測したザッピング先の候補 2や3に設定する等である。

 ステップ204での判定の結果、同じでなけ ば、ザッピング先予測装置111は、帯域管理 置109に対して、前回予測時に確保した予測 トリーム分の帯域の解放要求と、現在端末1 07がストリーム受信に使用している帯域の解 要求を行う(ステップ207)。次に、ザッピン 先予測装置111は、視聴希望ストリームに必 な帯域の確保要求と、ユーザの嗜好情報に って次にザッピングすることが予測される トリームを新たな予測ストリームとしてそ 予測ストリームに必要な帯域の帯域確保要 を行う(ステップ208)。

 ステップ205からステップ208で行っている 帯域解放要求や各帯域確保要求の手順は一 であり、各要求を個別に順序立てて実施し もよい。また、実施タイミングもそれぞれ らしてよい。ステップ204での判定の結果が じ場合、例えば、ステップ211で帯域確保要 の受付結果を中継装置103に通知した後に、 測に外れたストリームの帯域の解放要求と たな予測ストリームの帯域の確保要求とを ってもよいし、また端末107が現在受信して るストリームの帯域の解放要求はステップ2 11の後やステップ212の後やステップ213の後や 末107が新たなストリームの受信に成功して ら(図示せず)行ってもよい。ステップ204で 判定の結果が同じでない場合も同様である

 帯域管理装置109は要求された帯域確保要 または帯域解放要求に応じて帯域制御装置1 05に帯域制御を指示する(ステップ209)。この 、帯域確保要求や帯域解放要求に失敗した 合にはステップ209では帯域制御装置105に対 て何も指示しないことにしてもよい。また その場合には、ステップ210、ステップ211、 テップ212、ステップ213では、視聴希望スト ームや新旧の予測ストリームに関して、端 107からは要求がなかったように振る舞い、 末107での現在の受信が途切れないようにし もよい。その場合でも要求が失敗したこと 、ステップ210、ステップ211、ステップ212に いて通知し、端末107に対して失敗したこと 伝わるようにしてもよい。

 帯域管理装置109は要求された帯域確保要 または帯域解放要求の受付結果をザッピン 先予測装置111に通知する(ステップ210)。

 ザッピング先予測装置111は、中継装置103 対して、視聴希望ストリームの帯域確保要 受付結果を通知する(ステップ211)。

 中継装置103は、端末107に対して、視聴希 ストリームの帯域確保要求受付結果を通知 る(ステップ212)。中継装置103は、ステップ21 1の受付結果が成功と通知された場合、要求 れた視聴希望ストリームを端末107にユニキ ストで配信する(ステップ213)。この時、ユニ キャストに代えてマルチキャストで配信して もよい。この際のマルチキャストによる配信 は、他の端末(図示せず)が同時に中継装置103 接続されている場合に効果がある。すなわ 、配信経路104や配信経路106、帯域制御装置1 05の能力が複数の端末に対してそれぞれユニ ャストするのに十分な帯域や性能のない場 に、複数の端末で同じ映像音声ストリーム 同時視聴する場合には、その同じ映像音声 トリームをマルチキャストで配信してもよ 。

 また、帯域管理装置109における帯域確保 に、帯域制御装置105に十分な空きリソース 無い場合には、予測映像音声ストリーム分 帯域については、仮想的なリソースに対す 帯域確保として処理するようにしてもよい その場合、帯域制御装置105で実際に予測映 音声ストリームが次に視聴する映像音声ス リームとして確定した段階で、実ストリー として配信可能なように、帯域制御装置105 帯域管理装置109やザッピング先予測装置111 、実ストリームとして配信する接続を切り える処理を含んでもよい。例えば、実スト ームとして確定した際には、ザッピング先 測装置111から帯域管理装置109に確定を通知 、帯域管理装置109は帯域制御装置105に切り え指示を行うようにしてもよい。

 なお、上記全ての処理を通じて、帯域確 、帯域解放の際には接続端末のフィルタリ グ処理(アクセス制御)を伴ってもよい。例 ば、帯域制御装置105にファイアウォール機 を搭載する場合には、該当ストリームの帯 確保を行う際に、そのストリームを受信す 端末と送信する配信サーバ間との通信が可 になるようにパケットフィルタリングを設 してもよい。また、同様に、帯域解放の際 は、そのストリームを受信する端末と送信 る配信サーバ間との通信が不可能になるよ にパケットフィルタリングを設定してもよ 。また、フィルタリング処理は帯域確保お び帯域解放の前に行われても、同時に行わ ても、後に行われてもよい。

 図4は図2の映像音声ストリーミング配信 ステムの具体例のブロック図である。

 中継装置303は、マルチキャストを終端し ニキャストに変換するマルチキャスト終端 ニット304と、次に選択されるストリームを 測するザッピング先予測ユニット310から構 される。マルチキャスト終端ユニット304と ッピング先予測ユニット310はプログラムに る実装を示しており、各プログラム間を接 する論理的な通信パス309によって通信する IPTV配信サーバ301は、イントラネット302を介 してマルチキャスト終端ユニット304(中継装 303内)と接続する。マルチキャスト終端ユニ ト304はイントラネット305を介してルータ306 接続する。ルータ306は、パケット優先制御 能とアクセス制御機能を有するルータであ 、パケット優先制御機能は特定パケットの 域をコントロールする機能を有し、アクセ 制御機能はパケットを流してよいソースや ィスティネーションを指定することが可能 ある。ルータ306は公衆電話回線(ADSL)を介し IPTV受信端末308と接続する。リソース受付制 御サーバ312は、イントラネット313を介してル ータ306のパケット優先制御機能とアクセス制 御機能を制御する。また、イントラネット311 を介してザッピング先予測ユニット310(中継 置303内)からルータ制御要求を受け付ける。

 図5は、IPTV受信端末308を操作するリモコ の一構成例である。

 リモコン401は電源ボタン402とチャンネル 送りボタン403とチャンネル順送りボタン404 ボリューム減少ボタン405とボリューム増加 タン406とチャンネル指定ボタン群407から構 される。

 チャンネル指定ボタン群407の各ボタンに 、IPTV配信サーバ301より配信されている複数 の映像音声ストリームA~Lまでが順に割り当て られている。すなわち、チャンネル1には映 音声ストリームAが、チャンネル2には映像音 声ストリームBが、チャンネル3には映像音声 トリームCが、チャンネル4には映像音声ス リームDが、チャンネル5には映像音声ストリ ームEが、チャンネル6には映像音声ストリー Fが、チャンネル7には映像音声ストリームG 、チャンネル8には映像音声ストリームHが チャンネル9には映像音声ストリームIが、チ ャンネル10には映像音声ストリームJが、チャ ンネル11には映像音声ストリームKが、チャン ネル12には映像音声ストリームLが、それぞれ 割り当てられている。

 チャンネル逆送りボタン403を操作すると TVのチャンネルに相当する操作として、現 視聴中の映像音声ストリームに対して隣接 る、チャンネル番号の小さい映像音声スト ームを再生するよう要求する。すなわち、 在映像音声ストリームCが視聴中である場合 チャンネル逆送りボタン403を押下すると、 像音声ストリームBが視聴される。この場合 、チャンネル指定ボタン群507のボタン「2」 操作したのと同じ効果が得られる。

 チャンネル順送りボタン404を操作すると TVのチャンネルに相当する操作として、現 視聴中の映像音声ストリームに対して隣接 る、チャンネル番号の大きい映像音声スト ームを再生するよう要求する。すなわち現 映像音声ストリームCが視聴中である場合に ャンネル順送りボタン404を押下すると、映 音声ストリームDが視聴される。この場合、 チャンネル指定ボタン群407のボタン「4」を 作したのと同じ効果が得られる。

 次に、本具体例の動作について説明する。
IPTV配信サーバ301は、マルチキャスト終端ユ ット304に対して、12本の映像音声ストリーム A~L(図示せず)をマルチキャストで送信中であ 。また、ザッピング先予測ユニット310が保 している嗜好情報をもとに該映像音声スト ームA~Lそれぞれに対してユーザとの嗜好の 致度を算出した結果、合致度の高い上位5ス トリームは高い順にA、B、C、D、Eであるもの し、ザッピング先の候補数は2であることと する。そして、現在IPTV受信端末308で受信し いる映像音声ストリームは、映像音声スト ームDであるものとし、前回リモコン401操作 に映像音声ストリームAとBが予測され、AとB は帯域確保がなされた状態であることとする 。

 ユーザがリモコン401を操作し、チャンネ 指定ボタン群407のボタン「1」を押下すると 、IPTV受信端末308はマルチキャスト終端ユニ ト304に、視聴要求(映像音声ストリームA)を 信する。マルチキャスト終端ユニット304は ッピング先予測ユニット310に前記視聴要求 送信する。

 ザッピング先予測ユニット310では、前回 聴要求受付時に映像音声ストリームAを予測 映像音声ストリームとし、ルータ306を介した 配信に必要な帯域確保およびアクセス制御を 実施済みである。そこでザッピング先予測ユ ニット310では、再度嗜好の合致度の計算を行 い、次の予測映像音声ストリームとして映像 音声ストリームA以外でユーザの嗜好との合 度が高い映像音声ストリームBとCを設定する 。次に、ザッピング先予測ユニット310は、映 像音声ストリームA、B、Cを配信するために必 要な帯域確保およびアクセス可能設定要求( 像音声ストリームAとBは継続、Cは新規)と、 要となった映像音声ストリームDの帯域解放 およびアクセス不可能設定要求を行う。

 リソース受付制御サーバ312では、ザッピ グ先予測ユニット310からの要求に従い、ル タ306に、映像音声ストリームDの帯域解放お よびアクセス不可能設定要求を、映像音声ス トリームA、B、Cの帯域確保(映像音声ストリ ムAとBは継続、Cは新規)およびアクセス可能 定要求を行う。ここでは、この要求に対し ルータ306から要求受付成功が返信されたも とする。そこで、リソース受付制御サーバ3 12はザッピング先予測ユニット310に対して要 受付成功を送信する。

 ザッピング先予測ユニット310では、リソ ス受付制御サーバ312からの要求受付成功を 信したため、リソース受付制御サーバ312に 求した新たな視聴中の映像音声ストリームA および映像音声ストリームA以外でユーザの 好との合致度が高い映像音声ストリームBとC をそれぞれ確定し、マルチキャスト終端ユニ ット304に要求受付成功を送信する。

 マルチキャスト終端ユニット304は、ザッ ング先予測ユニット310から返信された要求 付成功を受け、現在ルータ306を介してIPTV受 信端末308にユニキャストで送信している映像 音声ストリームDを停止し、替わりに映像音 ストリームAを送信開始する。

 IPTV受信端末308は新たな映像音声ストリー ムAを受信開始し、再生する。

 上記具体例におけるザッピング先予測ユ ット310は、中継装置303に代えてリソース受 制御サーバ312に含まれていてもよい。この 合、マルチキャスト終端ユニット304でIPTV受 信端末308からの前記視聴要求を受信した際に 、ザッピング先予測ユニット310(リソース受 制御サーバ312内)に視聴要求を行なう。ザッ ング先予測ユニット310は、前記具体例と同 にリソース受付制御サーバ312内にある帯域 アクセスの管理ユニット(図示せず)に前記 体例における帯域確保要求およびアクセス 定要求を行う。

 また、前記具体例においては、IPTV受信端 末が一つの場合について説明したが、複数の IPTV受信端末が中継装置303に同時に接続して てもよく、この場合のIPTV受信端末はIPTV受信 端末308と同様に動作するものとする。また、 ルータ306は前記の複数のIPTV受信端末の視聴 求・応答や映像音声ストリームを同時に制 できるようにしてもよい。

 また、IPTV配信サーバ301からマルチキャス トで送信される複数の映像音声ストリームを 複数の中継装置で同時に受信し、各中継装置 にはそれぞれ1つ以上のIPTV受信端末が接続し いてもよい。この場合の各中継装置は中継 置303と同様に動作し、各IPTV受信端末はIPTV 信端末308と同様に動作するものとする。

 また、中継装置303とIPTV受信端末308間の視 聴要求・応答や映像音声ストリームを一つの セッションとして捉えた場合、ルータ306は、 複数の中継装置、複数のIPTV受信端末で発生 る複数のセッションを同時に制御できるよ になっていてもよい。

 また、ルータ306を複数設置し、それぞれ 1つ以上のセッションを制御する場合、その 複数設置されたルータを1台のリソース受付 御サーバ312で制御してもよいし、複数台の ソース受付制御サーバで制御してもよい。 の場合、前記の具体例におけるザッピング 測ユニット310が、自身のセッションを制御 るルータ306を管理するリソース受付制御サ バ312の特定方法を知っているものとする。 ソース受付制御サーバ312の特定方法として 、起動時設定ファイルで固定的にアドレス 保持しておく方法等により実現してもよい また、ザッピング先予測ユニット310がリソ ス受付制御サーバ312内にある場合には、マ チキャスト終端ユニット304が、自身のセッ ョンを制御するルータ306を管理するリソー 受付制御サーバ312内のザッピング先予測ユ ットの特定方法を知っているものとする。 記ザッピング先予測ユニットの特定方法に いても、起動時設定ファイルで固定的にア レスを保持しておく方法等により実現して よい。

 また、IPTV配信サーバ301からマルチキャス ト終端ユニット304に配信される映像音声スト リームはマルチキャストに替えてユニキャス トで配信してもよい。

 また、中継装置303は複数のIPTV配信サーバ から同時に映像音声ストリームを受信し、そ れぞれの映像音声ストリームの中からIPTV受 端末308から視聴要求のあった映像音声スト ームをIPTV受信端末308に送信してもよい。

 また、リソース受付制御サーバ312への前 帯域確保要求、前記帯域解放要求、前記ア セス制御設定要求は、ザッピング先予測ユ ット310に替えてマルチキャスト終端ユニッ 304が行ってもよい。この場合、ザッピング 予測ユニット310で予測映像音声ストリーム 設定した際に、その情報をマルチキャスト 端ユニット304に返信し、マルチキャスト終 ユニット304がその情報を利用して必要な帯 確保要求、帯域解放要求、アクセス制御設 要求をリソース受付制御サーバ312に対して 信し、その返答を受信するよう動作する。

 なお、ザッピング先予測ユニット310、リ ース受付制御サーバ312の機能は、その機能 実現するためのプログラムを、コンピュー 読み取り可能な記録媒体に記録して、この 録媒体に記録されたプログラムをコンピュ タに読み込ませ、実行するものであっても い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体 は、フレキシブルディスク、光磁気ディス 、CD-ROM等の記録媒体、コンピュータシステ に内蔵されるハードディスク装置等の記憶 置を指す。さらに、コンピュータ読み取り 能な記録媒体は、インターネットを介して ログラムを送信する場合のように、短時間 動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体 もしくは伝送波)、その場合のサーバとなる ンピュータ内の揮発性メモリのように、一 時間プログラムを保持しているものを含む

 本発明は、ストリーミングに仮想のチャ ネルが与えられた際に、予測を元に、次に ッピングして視聴される可能性のあるスト ーム分の帯域確保とアクセス制御のみを、 ッピング操作に先行して行うことによって ザッピング時のストリーム切り替え速度を 上させ、なおかつ実使用ネットワークリソ スを最低限に抑える。

 以上本発明の好ましい実施形態を特定の 語を用いて説明したが、そのような記載は 示のみを目的としており、種々の変形およ 修正が以下の特許請求の範囲から外れるこ なく可能であることが理解されるべきであ 。

 この出願は、2007年1月24日に出願された日 本出願特願2007-013741号を基礎とする優先権を 張し、その開示をここに取り込む。