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Patent Searching and Data


Title:
SLIDING DOOR DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136092
Kind Code:
A1
Abstract:
A sliding-door device in which a doorway is opened and closed by a low-speed door and a high-speed door which performs opening and closing operation faster than the low-speed door. A floodlighting part is provided on the front surface of the high-speed door to emit light obliquely upward. At an upper part of a doorway frame, a light-receiving part which receives the light emitted from the floodlighting part is provided. A judgment part judges the presence and absence of an obstacle near the lateral end of the doorstop of the low-speed door according to the received light quantity received by the light-receiving part.

Inventors:
SHIRATSUKI AKIHIDE (JP)
SHIKAI MASAHIRO (JP)
UEDA TAKAHARU (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/058827
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
April 24, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
SHIRATSUKI AKIHIDE (JP)
SHIKAI MASAHIRO (JP)
UEDA TAKAHARU (JP)
International Classes:
B66B13/26; E05F15/14
Foreign References:
JP2002265175A2002-09-18
JP2003321177A2003-11-11
JPS63104385U1988-07-06
JPH01176674U1989-12-15
JP2006527148A2006-11-30
JP2003321177A2003-11-11
Other References:
See also references of EP 2141111A4
Attorney, Agent or Firm:
SOGA, Michiteru et al. (8th FloorKokusai Building,1-1, Marunouchi 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 05, JP)
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Claims:
 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
 上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
 上記高速ドア前面に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、
 出入口枠の上部に設けられ、上記投光部から出射された光を受光する受光部と、
 上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
 を備えているスライドドア装置。
 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
 上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
 上記高速ドア戸袋側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、
 上記低速ドア戸当たり側端部に設けられ、上記投光部から出射された光を斜め上方へ反射する反射部材と、
 出入口枠の上部に設けられ、上記反射部材により反射された光を受光する受光部と、
 上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
 を備えているスライドドア装置。
 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
 上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
 出入口枠の戸当たり部に設けられ、水平方向へ光を出射する投光部と、
 上記低速ドア戸当たり側端部に設けられ、上記投光部から出射された光を斜め上方へ反射する第1の反射部材と、
 上記低速ドアに搭載されているとともに、上記第1の反射部材よりも上方に配置されており、上記第1の反射部材により反射された光を水平方向へ反射する第2の反射部材と、
 上記出入口枠の上記投光部の上方に設けられ、上記第2の反射部材により反射された光を受光する受光部と、
 上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
 を備えているスライドドア装置。
 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
 上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
 上記低速ドア戸当たり側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、
 上記低速ドアに搭載され、上記投光部に電力を供給する蓄電部と、
 上記低速ドアの近傍に配置され、上記蓄電部に非接触で電力を供給する給電部と、
 出入口枠の上部に設けられ、上記投光部から出射された光を受光する受光部と、
 上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
 を備えているスライドドア装置。
 上記給電部は、上記高速ドア戸袋側端部に設けられ、全戸閉時に上記蓄電部に電力を供給する請求項4記載のスライドドア装置。
 上記給電部は、上記出入口枠の戸袋側の縦柱に設けられ、全戸開時に上記蓄電部に電力を供給する請求項4記載のスライドドア装置。
Description:
スライドドア装置

 この発明は、例えばエレベータの乗場ド 装置やかごドア装置等に用いられるスライ ドア装置に関するものである。

 従来のエレベータ装置では、低速ドアの 面の下部に反射器が設けられている。また 低速ドアの上端近傍には、端面から突出し 発光器及び受光器が設けられている(例えば 、特許文献1参照)。

特開2003-321177号公報

 しかし、通常のエレベータのスライドド 装置では、ドアと縦枠との間に乗客や荷物 挟まれるのを防止するため、低速ドアでは く、高速ドアにドアシューやマルチビーム ンサが搭載されているので、上記のように 速ドアに発光器及び受光器を搭載すると、 速ドアとドア制御部(ドアステーション)と 間に新たな配線経路を追加する必要があり コストが高くなるとともに、断線や故障の 生確率が上昇する。

 この発明は、上記のような課題を解決す ためになされたものであり、低速ドアへの 線を追加することなく、低速ドア戸当たり 端部付近の障害物を検出することができる ライドドア装置を得ることを目的とする。

 この発明によるスライドドア装置は、低速 ア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端 、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低 ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア 面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、 び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ド よりも高速で開閉動作することにより、全 閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配 され、全戸開時には低速ドアに重ねられる 速ドアと、高速ドア前面に設けられ、斜め 方へ光を出射する投光部と、出入口枠の上 に設けられ、投光部から出射された光を受 する受光部と、受光部での受光量に基づい 、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の 無を判定する判定部とを備えている。
 また、この発明によるスライドドア装置は 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸 側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有 る低速ドアと、低速ドア背面に対向する高 ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側 部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、 速ドアよりも高速で開閉動作することによ 、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部 に配置され、全戸開時には低速ドアに重ね れる高速ドアと、高速ドア戸袋側端部に設 られ、斜め上方へ光を出射する投光部と、 速ドア戸当たり側端部に設けられ、投光部 ら出射された光を斜め上方へ反射する反射 材と、出入口枠の上部に設けられ、反射部 により反射された光を受光する受光部と、 光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当 り側端部付近の障害物の有無を判定する判 部とを備えている。
 また、この発明によるスライドドア装置は 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸 側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有 る低速ドアと、低速ドア背面に対向する高 ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側 部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、 速ドアよりも高速で開閉動作することによ 、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部 に配置され、全戸開時には低速ドアに重ね れる高速ドアと、出入口枠の戸当たり部に けられ、水平方向へ光を出射する投光部と 低速ドア戸当たり側端部に設けられ、投光 から出射された光を斜め上方へ反射する第1 の反射部材と、低速ドアに搭載されていると ともに、第1の反射部材よりも上方に配置さ ており、第1の反射部材により反射された光 水平方向へ反射する第2の反射部材と、出入 口枠の投光部の上方に設けられ、第2の反射 材により反射された光を受光する受光部と 受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸 たり側端部付近の障害物の有無を判定する 定部とを備えている。
 また、この発明によるスライドドア装置は 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸 側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有 る低速ドアと、低速ドア背面に対向する高 ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側 部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、 速ドアよりも高速で開閉動作することによ 、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部 に配置され、全戸開時には低速ドアに重ね れる高速ドアと、低速ドア戸当たり側端部 設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部 、低速ドアに搭載され、投光部に電力を供 する蓄電部と、低速ドアの近傍に配置され 蓄電部に非接触で電力を供給する給電部と 出入口枠の上部に設けられ、投光部から出 された光を受光する受光部と、受光部での 光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部 近の障害物の有無を判定する判定部とを備 ている。

この発明の実施の形態1によるエレベー タのスライドドア装置を示す正面図である。 図1のスライドドア装置を示す平面図で ある。 この発明の実施の形態2によるエレベー タのスライドドア装置を示す正面図である。 図3のスライドドア装置を示す平面図で ある。 この発明の実施の形態3によるエレベー タのスライドドア装置を示す正面図である。 図5のスライドドア装置を示す平面図で ある。 この発明の実施の形態4によるエレベー タのスライドドア装置を示す正面図である。 図7の第1の反射部材を示す側面図であ 。 この発明の実施の形態5によるエレベー タのスライドドア装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態6によるエレベ タのスライドドア装置を示す平面図である

 以下、この発明の好適な実施の形態につい 図面を参照して説明する。
 実施の形態1.
 図1はこの発明の実施の形態1によるエレベ タのスライドドア装置(2Sドア装置)を示す正 図、図2は図1のスライドドア装置を示す平 図である。図において、かごと乗場との間 出入口1の左右及び上部には、出入口枠2が固 定されている。出入口枠2は、戸当たり側縦 3、戸袋側縦柱4及び上枠5を有している。

 出入口1は、低速ドア6及び高速ドア7によ 開閉される。低速ドア6及び高速ドア7は、 閉時に互いに同方向へ移動される。また、 速ドア7は、開閉時に、低速ドア6よりも長い 距離を高速で移動される。これにより、高速 ドア7は、全戸閉時には低速ドア6よりも戸当 り側縦柱3の戸当たり部3a側に配置され、全 開時には戸袋内で低速ドア6に重ねられる。

 低速ドア6は、低速ドア前面6a、低速ドア 面6b、低速ドア戸袋側端部6c、及び低速ドア 戸当たり側端部6dを有している。高速ドア7は 、低速ドア背面6bに対向する高速ドア前面7a 高速ドア背面7b、高速ドア戸袋側端部7c、及 高速ドア戸当たり側端部7dを有している。 速ドア戸当たり側端部7dは、全戸閉時に戸当 たり部3aに当接する。

 高速ドア前面7aの下部の高速ドア戸袋側 部7c近傍には、斜め上方へ光を出射する投光 部8が設けられている。投光部8としては、例 ば発光ダイオード、半導体レーザ又はラン 等が用いられている。また、投光部8には、 高速ドア7に搭載されたドアシュー検出スイ チ又はマルチビームセンサへの配線経路を 用して電力が供給される。

 出入口枠2の上部、即ち上枠5には、投光 8から出射された光を受光する受光部9が設け られている。受光部9としては、例えばフォ ダイオード、光電子増倍管又は画像素子等 用いられている。

 受光部9には、判定部10が接続されている 判定部10は、受光部9での受光量に基づいて 低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物の 無を判定する。具体的には、判定部10は、受 光部9での受光量が所定値以下になった場合 、手、指、荷物及び衣服等の障害物が低速 ア6と高速ドア7との間の隙間近傍に存在する と判定する。

 判定部10により障害物が検出されると、 速ドア6及び高速ドア7の戸開動作を中止した り、警報を発したりすることにより、低速ド ア6と高速ドア7との間に障害物が引き込まれ のが防止される。

 判定部10は、受光部9からの信号をA/D変換 て演算処理するマイクロコンピュータ、又 アナログ信号処理回路により構成すること 可能である。また、判定部10は、低速ドア6 び高速ドア7の開閉を制御するドア制御部の 一部として構成しても、独立した装置として 構成してもよい。

 このようなスライドドア装置では、投光 8が高速ドア7に搭載され、受光部9が上枠5に 設けられているので、低速ドア6への配線を 加することなく、低速ドア戸当たり側端部6d 付近の障害物を検出することができる。

 実施の形態2.
 次に、図3はこの発明の実施の形態2による レベータのスライドドア装置を示す正面図 図4は図3のスライドドア装置を示す平面図で ある。図において、投光部8は、高速ドア戸 側端部7cの端面に設けられ、斜め上方の低速 ドア背面6bへ光を出射する。

 低速ドア戸当たり側端部6dの低速ドア背 6bには、投光部8から出射された光を斜め上 へ反射する反射部材としてのミラー11が固定 されている。ミラー11で反射された光は、直 、又は高速ドア前面7aで反射され、受光部9 より受光される。他の構成は、実施の形態1 と同様である。

 このようなスライドドア装置では、投光部8 が高速ドア7に搭載され、受光部9が上枠5に設 けられているので、低速ドア6への配線を追 することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付 近の障害物を検出することができる。
 また、投光部8が高速ドア戸袋側端部7cに設 られているので、投光部8及び投光部8から 射された光を利用者から見えにくくするこ ができる。

 実施の形態3.
 次に、図5はこの発明の実施の形態3による レベータのスライドドア装置を示す正面図 図6は図5のスライドドア装置を示す平面図で ある。図において、投光部8は、高速ドア戸 側端部7cの高速ドア前面7aに設けられている 他の構成は、実施の形態2と同様である。

 このようなスライドドア装置では、投光部8 が高速ドア7に搭載され、受光部9が上枠5に設 けられているので、低速ドア6への配線を追 することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付 近の障害物を検出することができる。
 また、投光部8が高速ドア戸袋側端部7cに設 られているので、投光部8及び投光部8から 射された光を利用者から見えにくくするこ ができる。

 実施の形態4.
 次に、図7はこの発明の実施の形態4による レベータのスライドドア装置を示す正面図 ある。図において、投光部8は、戸当たり部3 aに設けられ、水平方向へ光を出射する。低 ドア戸当たり側端部6dには、投光部8から出 された光を斜め上方へ反射する第1の反射部 12が設けられている。

 低速ドア戸当たり側端部6dの上部には、 1の反射部材12により反射された光を水平方 へ反射する第2の反射部材13が設けられてい 。第2の反射部材13は、アングル部材等の取 部材(図示せず)を介して低速ドア6に搭載さ ている。また、第2の反射部材13は、第1の反 部材12の斜め上方に配置されている。

 受光部9は、戸当たり側縦柱3の投光部8の 方に設けられ、第2の反射部材13により反射 れた光を受光する。

 図8は図7の第1の反射部材12を示す側面図 ある。第1の反射部材12は、投光部8からの光 光軸に対して直交する光入出射面12aと、光 出射面12aに対して所定の角度で傾斜されて る複数の反射面12bとを有している。光入出 面12aから入射された光は、反射面12bで斜め 方へ反射され、光入出射面12aから出射され 。光入出射面12aから出射される際、光はさ に斜め上方へ屈折される。第2の反射部材13 しては、通常のミラー又はプリズムが用い れる。他の構成は、実施の形態1と同様であ る。

 このようなスライドドア装置では、投光 8及び受光部9が出入口枠2に設けられており 低速ドア6には第1及び第2の反射部材12,13が 載されているだけなので、低速ドア6への配 を追加することなく、低速ドア戸当たり側 部6d付近の障害物を検出することができる

 実施の形態5.
 次に、図9はこの発明の実施の形態5による レベータのスライドドア装置を示す平面図 ある。図において、投光部8は、低速ドア戸 たり側端部6dに設けられ、斜め上方へ光を 射する。低速ドア6には、投光部8に電力を供 給する蓄電部14が搭載されている。低速ドア6 の近傍、ここでは高速ドア戸袋側端部7cには 蓄電部14に非接触で電力を供給する給電部15 が設けられている。

 給電部15は、全戸閉時に蓄電部14に対向し て電力を供給する。給電部15には、高速ドア7 に搭載されたドアシュー検出スイッチ又はマ ルチビームセンサへの配線経路を利用して電 力が供給される。蓄電部14及び給電部15とし は、例えば太陽電池と光源との組み合わせ 又は電磁誘導方式の給電装置が用いられる 他の構成は、実施の形態1と同様である。

 このようなスライドドア装置では、投光 8が低速ドア6に搭載されているものの、投 部8への電力供給は、高速ドア7側から非接触 で行われるので、低速ドア6への配線を追加 ることなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近 の障害物を検出することができる。

 実施の形態6.
 次に、図10はこの発明の実施の形態6による レベータのスライドドア装置を示す平面図 ある。図において、投光部8は、低速ドア戸 当たり側端部6dに設けられ、斜め上方へ光を 射する。低速ドア6には、投光部8に電力を 給する蓄電部14が搭載されている。低速ドア 6の近傍、ここでは戸袋側縦柱4には、蓄電部1 4に非接触で電力を供給する給電部15が設けら れている。

 給電部15は、全戸開時に蓄電部14に対向し て電力を供給する。蓄電部14及び給電部15と ては、例えば太陽電池と光源との組み合わ 、又は電磁誘導方式の給電装置が用いられ 。他の構成は、実施の形態1と同様である。

 このようなスライドドア装置では、投光 8が低速ドア6に搭載されているものの、投 部8への電力供給は、出入口枠2側から非接触 で行われるので、低速ドア6への配線を追加 ることなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近 の障害物を検出することができる。

 なお、上記の例では、エレベータのスライ ドア装置を示したが、エレベータ以外のス イドドア装置にもこの発明は適用できる。
 また、投光部の位置と受光部の位置とを入 換えることも可能である。例えば、実施の 態1では、受光部9が高速ドア前面7aに設けら れ、投光部8が上枠5に設けられて斜め下方へ を出射するようにしてもよい。また、実施 形態2、3では、受光部9が高速ドア戸袋側端 7cに設けられ、投光部8が上枠5に設けられて 斜め下方へ光を出射するようにしてもよい。 さらに、実施の形態4では、受光部9が戸当た 部3aの下部に設けられ、投光部8が低速ドア 当たり側端部6dの上部に設けられ第2の反射 材13へ向けて光を出射するようにしてもよ 。