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Patent Searching and Data


Title:
STORAGE BATTERY, STORAGE BATTERY RECEIVING DEVICE, STORAGE BATTERY CHARGING DEVICE, AND USAGE FEE SETTLEMENT DEVICE FOR STORAGE BATTERY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/123543
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided are a storage battery used for an electric automobile etc. and capable of being replaced in a very short time and by simple work, and a storage battery receiving device. The storage battery (1) is constructed from a flat plate-like insertion terminal protruded from one side face of the storage battery having a substantially rectangular parallelepiped shape, and from a holding terminal protruded from the other side face of the storage battery and constructed from plate-like members that are parallel to each other so as to be able to hold an insertion terminal, and this construction facilitates replacement of the storage battery. Alternatively, the storage battery has a set of two or more of such insertion terminals and a set of two or more of such holding terminals that are arranged on the respective side faces. The storage battery has a display device (7) capable of displaying the amount of electric power charged, the amount of electric power consumed, the amount of residual electric power, and one or more kinds of data selected from storage battery temperature, and also has a data output section for outputting the data to the control device side of an automobile.

Inventors:
ISHII MITOSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/056562
Publication Date:
October 16, 2008
Filing Date:
April 02, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ISHII MITOSHI (JP)
International Classes:
B60L50/64; B60R16/04; B60S5/02; G06Q20/10; G06Q50/06; G07F7/08; H01M10/42; H01M10/44; H01M50/244; H01M50/249; H01M50/559
Foreign References:
JPH01129764U1989-09-04
JP2004071173A2004-03-04
JP2001057711A2001-02-27
JPH09274906A1997-10-21
JPH09199191A1997-07-31
JPH06196148A1994-07-15
JP2002124234A2002-04-26
JP2003264009A2003-09-19
JP2004303702A2004-10-28
JP2006156057A2006-06-15
JP2001016706A2001-01-19
JP2004303702A2004-10-28
JP2557531B21996-11-27
Other References:
See also references of EP 2157637A4
Attorney, Agent or Firm:
TOMISAKI, Motonari et al. (Toranomon-yoshiara Bldg. 6-13, Nishishimbashi 1-chome, Minato-k, Tokyo 03, JP)
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Claims:
 略直方体の蓄電池の側面に設けられ、前記蓄電池内の直流電流を入出力するための一方の極の端子である第1端子と、
 前記蓄電池の側面に設けられ、前記第1端子と対の他方の極の端子である第2端子とを有する蓄電池において、
 前記第1端子は板状部材からなる差込端子(4a)であり、前記第2端子は平行する複数の板状部材からなる挟持端子(5b)である
 ことを特徴とする蓄電池。
 請求項1に記載した蓄電池において、
 前記差込端子(4a)、及び前記挟持端子(5b)は、対向する二つの前記側面に二組以上並設されたものである
 ことを特徴とする蓄電池。
 請求項1に記載された蓄電池において、
 前記蓄電池には、充電された電力量、消費された電力量、残存する電力量及び蓄電池温度から選択される一種以上のデータを表示可能な表示装置(7)が埋設されていることを特徴とする蓄電池。
 請求項3に記載された蓄電池において、
 前記蓄電池は自動車に搭載されるものであり、
 前記蓄電池には、前記自動車の制御装置側に前記データを出力するためのデータ出力部(101)を備え、
 前記データを運転操作位置の近傍に表示することにより、前記自動車の運転者が、前記蓄電池の状態を確認可能にした
 ことを特徴とする蓄電池。
 請求項1から4のいずれか1項に記載された蓄電池が収納される蓄電池収納装置であって、
 一方の面に開口部が形成され、この開口部から内部に、前記蓄電池(1)が挿入される本体(10)と、
 この本体に開閉可能に設けられ、前記開口部を覆うための蓋部材(11)と、
 前記本体の前記開口部の反対側の内側に突設され、前記挟持端子及び/又は前記差込端子が接続される板状部材からなる本体側差込端子及び/又は板状部材からなる本体側挟持端子(14b)と、
 前記蓋部材(11)の内側に突設され、前記差込端子及び/又は前記挟持端子(5b)が接続される板状部材からなる蓋側挟持端子及び/又は蓋側差込端子(15a)とを備えている
 ことを特徴とする蓄電池収納装置。
 請求項5に記載された蓄電池収納装置において、
 前記蓋側挟持端子及び前記本体側挟持端子は、弾性変形可能な部材で形成されているものであり、
 前記蓋側挟持端子及び前記本体側挟持端子に前記差込端子が差し込まれとき、前記蓋側挟持端子及び前記本体側挟持端子の弾性力で接続状態を維持する
 ことを特徴とする蓄電池収納装置。
 請求項5に記載された蓄電池収納装置において、
 前記蓋体には、前記蓋側挟持端子又は前記蓋側差込端子に、前記差込端子又は前記挟持端子が差し込まれたとき、前記蓋側挟持端子と前記差込端子、又は、前記蓋側差込端子と前記挟持端子とを挟み込んで固定し、接続状態を維持するための固定ねじ手段が設けられている
 ことを特徴とする蓄電池収納装置。
 請求項1から4のいずれか1項に記載された蓄電池を充電するための蓄電池充電装置(500)であって、
 挿入口から挿入された前記蓄電池を収納可能な一又は複数の蓄電池収納部(502)と、
 前記蓄電池収納部(502)の前記挿入口の反対側に突設され、前記蓄電池の前記挟持端子及び/又は前記差込端子が接続される平板状の充電池装置側差込端子及び/又は複数枚の板状部材で形成された充電池装置側挟持端子と、
 前記充電池装置側差込端子及び/又は前記充電池装置側挟持端子に接続され、前記蓄電池に電力を供給して充電する一又は複数の充電装置とからなる
 ことを特徴とする蓄電池充電装置。
 請求項8に記載された蓄電池充電装置において、
 前記蓄電池収納部から引き出された前記蓄電池を載置するための蓄電池載置部と、
 前記蓄電池充電装置(600)に設けられ、前記蓄電池載置部を走行方向に移動、位置決めするための走行移動装置(604)と、
 前記走行移動装置に設けられ、前記蓄電池載置部を昇降方向に移動、位置決めするための昇降移動装置とからなり、
 前記蓄電池載置部を所望の前記蓄電池収納部に対応する位置に位置決めさせ、前記蓄電池載置部と前記蓄電池収納部との間で前記蓄電池を移し替え可能にした
 ことを特徴とする蓄電池充電装置。
 請求項3または4に記載された蓄電池の使用電力量を精算するための蓄電池の使用電力量精算装置であって、
 前記データを前記蓄電池から受信するデータ受信部と、
 受信された前記データから前記蓄電池の使用電力量に対応する精算額を演算する演算部と、
 演算された前記使用電力量精算額を表示する表示部とを備えていることを特徴とする蓄電池の使用電力量精算装置。
 請求項10に記載された蓄電池の使用電力量精算装置において、
 ICカード及び/又は磁気カード内の情報データを読み取るカードリーダー部(812)を備え、
 前記使用電力量精算額をカードによる決済ができるようにした
 ことを特徴とする蓄電池の使用電力量精算装置。
Description:
蓄電池、蓄電池収納装置、蓄電 充電装置、及び、蓄電池の使用量精算装置

 この発明は、電気自動車用等に使用され 大型大容量の蓄電池、蓄電池収納装置、蓄 池充電装置、及び、蓄電池の使用量精算装 に関する。さらに、詳しくは、極めて短時 に、かつ、簡単な作業で交換、使用量精算 できる蓄電池、蓄電池収納装置、蓄電池充 装置、及び、蓄電池の使用量精算装置に関 る。

 従来より、地球温暖化防止対策の一つと て炭酸ガスの削減が提唱され、そのため施 が推し進められいる。そして、現在使用さ ている内燃機関自動車を電気自動車にする 、地球上の炭酸ガス排出量を2分の1に削減 きる可能性があるなどと言われている。す わち、発電所などは、発電効率が良く、送 効率、モーターの効率などを含めても、内 機関自動車より効率が良いためで、電気自 車の普及が熱望されている。しかしながら 内燃機関と蓄電池を併用したいわゆるハイ リッド型自動車は普及しだしたが、電気自 車はまだ高額なものであり、普及が思うよ に進展していないのが現実である。

 電気自動車が高額となる要因の一つは大 大容量蓄電池の価格にあり、大型大容量蓄 池を安価に製造する製造方法、大型大容量 電池を安価に供給する方法の開発が要望さ ている。また、電気自動車の蓄電池にどの うに充電するのかも課題である。蓄電池へ 充電には長時間かかり、夜間電力を利用す ことなど種々のことが提案されているが、 の充電方法も確立していない。言い換える 、電気自動車に関する技術は、まだ確立し ものでなく、改良、改善の余地が多く残さ たものであった。

 また、電気自動車などに使用される大型 容量蓄電池は、振動等が多い使用環境で用 られる。このため、電気自動車の本体には 大型大容量蓄電池をしっかり固着するとと に、大型大容量蓄電池のプラス極側端子、 イナス極側端子をそれぞれ、接続コードの 子にねじ等でしっかり固着する必要が生じ 。このため、交換作業に時間がかかるとい 問題点があった。

 さらに、特許文献を基に、従来の技術を説 する。
 形状・インターフェースを統一規格化した ッテリーパックを電気自動車の床下に装着 、ガソリンスタンドなどで充電済みのバッ リーパックを、空のバッテリーパックと交 する、電気自動車における着脱式バッテリ に関する技術が知られている(例えば、特許 文献1参照)。また、電力計を内蔵し、入出力 力量を管理できる電力量計付き規格化交換 二次電池に関する技術も知られている(例え ば、特許文献2参照)。

 さらに、蓄電池の交換作業の効率を向上 せる車両用蓄電池の電極接続構造に関する 術も知られている(例えば、特許文献3参照)

特開2001-16706号公報

特開2004-303702号公報

実用新案登録第2557531号公報

 しかしながら、前述した特許文献等に記 された方法では、現状のガソリン等の給油 間と同等又はそれ以下の時間で行うことが きず、かつ、簡単な作業で交換可能なもの ない。特許文献1の技術のものは、車体側接 合部に設けられた凹型電極接合部と、バッテ リパックの凸型電極とが接続されているだけ であり、振動等の使用環境が悪いこともあっ て、信頼性に問題が生じるおそれあるという 問題点があった。特許文献2の技術のものは 交換式二次電池を電気自動車にどのように り付けるのか実用化の部分が不明の技術で った。特許文献3の技術のものは、蓄電池の 電極、負電極に対応するレール状の電極接 部を備えており、まだまだ交換動作が簡単 ないという課題があった。

 本発明は、前述した課題を解決するために されたもので、次の目的を達成する。
 本発明の目的は、極めて短時間に、かつ、 単な作業で交換できる大型大容量の蓄電池 蓄電池収納装置、蓄電池充電装置、及び、 電池の使用量精算装置を提供することにあ 。

 本発明は、前記目的を達成するために次 手段をとる。

 本発明1の蓄電池は、略直方体の蓄電池の 側面に設けられ、前記蓄電池内の直流電流を 入出力するための一方の極の端子である第1 子と、前記蓄電池の側面に設けられ、前記 1端子と対の他方の極の端子である第2端子と を有する蓄電池において、前記第1端子は板 部材からなる差込端子であり、前記第2端子 平行する複数の板状部材からなる挟持端子 あることを特徴とする。

 本発明2の蓄電池は、本発明1において、 記差込端子、及び前記挟持端子は、対向す 二つの前記側面に二組以上並設されたもの あることを特徴とする。

 本発明3の蓄電池は、本発明1において、 記蓄電池には、充電された電力量、消費さ た電力量、残存する電力量及び蓄電池温度 ら選択される一種以上のデータを表示可能 表示装置が埋設されていることを特徴とす 。

 本発明4の蓄電池は、本発明3において、 記蓄電池は自動車に搭載されるものであり 前記蓄電池には、前記自動車の制御装置側 前記データを出力するためのデータ出力部 備え、前記データを運転操作位置の近傍に 示することにより、前記自動車の運転者が 前記蓄電池の状態を確認可能にしたことを 徴とする。

 本発明5は、本発明1から4のいずれか1の蓄 電池が収納される蓄電池収納装置であって、 一方の面に開口部が形成され、この開口部か ら内部に、前記蓄電池が挿入される本体と、 この本体に開閉可能に設けられ、前記開口部 を覆うための蓋部材と、前記本体の前記開口 部の反対側の内側に突設され、前記挟持端子 及び/又は前記差込端子が接続される板状部 からなる本体側差込端子及び/又は板状部材 らなる本体側挟持端子と、前記蓋部材の内 に突設され、前記差込端子及び/又は前記挟 持端子が接続される板状部材からなる蓋側挟 持端子及び/又は蓋側差込端子とを備えてい ことを特徴とする。

 本発明6は、本発明5に記載された蓄電池 納装置において、前記蓋側挟持端子及び前 本体側挟持端子は、弾性変形可能な部材で 成されているものであり、前記蓋側挟持端 及び前記本体側挟持端子に前記差込端子が し込まれとき、前記蓋側挟持端子及び前記 体側挟持端子の弾性力で接続状態を維持す ことを特徴とする。

 本発明7は、本発明5の蓄電池収納装置に いて、前記蓋体には、前記蓋側挟持端子又 前記蓋側差込端子に、前記差込端子又は前 挟持端子が差し込まれたとき、前記蓋側挟 端子と前記差込端子、又は、前記蓋側差込 子と前記挟持端子とを挟み込んで固定し、 続状態を維持するための固定ねじ手段が設 られていることを特徴とする。

 本発明8は、本発明1から4のいずれか1の蓄 電池を充電するための蓄電池充電装置であっ て、挿入口から挿入された前記蓄電池を収納 可能な一又は複数の蓄電池収納部と、前記蓄 電池収納部の前記挿入口の反対側に突設され 、前記蓄電池の前記挟持端子及び/又は前記 込端子が接続される平板状の充電池装置側 込端子及び/又は複数枚の板状部材で形成さ た充電池装置側挟持端子と、前記充電池装 側差込端子及び/又は前記充電池装置側挟持 端子に接続され、前記蓄電池に電力を供給し て充電する一又は複数の充電装置とからなる ことを特徴とする。

 本発明9は、本発明8の蓄電池充電装置に いて、前記蓄電池収納部から引き出された 記蓄電池を載置するための蓄電池載置部と 前記蓄電池充電装置に設けられ、前記蓄電 載置部を走行方向に移動、位置決めするた の走行移動装置と、前記走行移動装置に設 られ、前記蓄電池載置部を昇降方向に移動 位置決めするための昇降移動装置とからな 、前記蓄電池載置部を所望の前記蓄電池収 部に対応する位置に位置決めさせ、前記蓄 池載置部と前記蓄電池収納部との間で前記 電池を移し替え可能にしたことを特徴とす 。

 本発明10は、本発明3または4の蓄電池の使 用電力量を精算するための蓄電池の使用電力 量精算装置であって、前記データを前記蓄電 池から受信するデータ受信部と、 受信され 前記データから前記蓄電池の使用電力量に 応する精算額を演算する演算部と、演算さ た前記使用電力量精算額を表示する表示部 を備えていることを特徴とする。

 本発明11は、本発明10の蓄電池の使用電力 量精算装置において、ICカード及び/又は磁気 カード内の情報データを読み取るカードリー ダー部を備え、前記使用電力量精算額をカー ドによる決済ができるようにしたことを特徴 とする。

 本発明の蓄電池は、電気自動車で走行中 運転手が電力量不足を確認したら、電気ス ンドで長時間の充電を行うことなく、充電 みの蓄電池と交換し、支払などの消費電力 精算行為を行っても、短時間で終了させる とができる。

 また、蓄電池、蓄電池収納装置等の構成 簡素であり、簡単な交換動作で、かつ短時 で交換作業を行うことができる。蓄電池は 蓄電池収納装置に確実に固定されているも であり、振動等使用環境が厳しい電気自動 においても、信頼性を低下させることを生 ない。

 さらに、蓄電池が、統一規格化されてい ば、使用済みの蓄電池を回収し、工場等効 よく、充電することができる。価格が安価 夜間電力、風力、太陽光等の自然エネルギ で発生させる電気を活用すると、地球環境 優しく、地球温暖化防止、炭酸ガス削減等 さらに、貢献することができる。

は、本発明の蓄電池を示す斜視図であ 。 は、本発明の蓄電池が搭載された電気 動車の概要図である。 は、本発明の蓄電池が収納される蓄電 収納装置を示す斜視図である。 は、本発明の蓄電池が載置される台車 示す斜視図である。 は、蓄電池が収納された蓄電池収納挿 装置の一部を示す斜視図である。 は、本発明の他の実施の形態1の蓄電池 を示す斜視図である。 は、他の実施の形態1の蓄電池が収納さ れた蓄電池収納装置の一部を示す斜視図であ る。 は、他の実施の形態1の蓄電池が収納さ れた蓄電池収納装置の一部を断面にした斜視 図である。 は、本発明の他の実施の形態2の蓄電池 を示す斜視図である。 は、他の実施の形態2の蓄電池が収納 れた蓄電池収納装置を示す斜視図である。 は、本発明の蓄電池充電装置を示す斜 視図である。 は、蓄電池充電装置の他の実施の形態 を示す斜視図である。 は、本発明の蓄電池の使用電力量精算 装置を示す図であって、(a)は蓄電池蓄電池と ハンディターミナルを示す外観図、(b)はハン ディターミナルを拡大して示した外観図であ る。

符号の説明

1 … 蓄電池
2 … 蓄電池の前面
3 … 蓄電池の後面
4a … 差込端子
5b … 挟持端子
7 … 表示部
10 … 本体
11 … 蓋部材
13 … 開口部
14a … 本体側差込端子
15a … 蓋側差込端子
100 … 電気自動車

 図面に基づいて、本発明の蓄電池の実施の 態を説明する。
 図1は、本発明の蓄電池の概要を斜視した外 観図、図2は、本発明の蓄電池を搭載する電 自動車の概要を斜視した外観図、図3は、本 明の蓄電池を挿入するための蓄電池収納装 の本体概要を斜視した外観図である。図4は 、本発明の蓄電池を移動させるとき使用する 台車の概要を斜視した外観図、図5は、本発 の蓄電池を挿入するための蓄電池収納装置 一部を拡大して斜視した外観図である。

 大型大容量のリチウムイオン電池である 電池1は、前面2と後面3とを備えた略直方体 形状をしたものである。例えば、幅長さ400m m、高さ200mm、奥行き980mmの長方形で、重量800N (80Kgf)、電圧100V、電流100Aなどとするとよい。 さらに、蓄電池は、規格を統一化し、どのメ ーカーの電気自動車でも使用可能とすること が好ましい。

 蓄電地1には、前面2に、金属など導体で 成されたプラス(正)極側の差込端子4aを、後 3に、金属など導体で形成されたマイナス( )極側の挟持端子5bを設けてある。蓄電池1の 周部は、電気的絶縁性を備えた材料(例えば 、合成樹脂等)で形成されているとよい。か に、蓄電池1の外周部が金属など導体である 合には、差込端子4a、挟持端子5bの近傍を電 気的絶縁性を備えた材料で形成するとよい。 差込端子4a、挟持端子5bは、蓄電池1の最大電 に適合させたナイフスイッチ式方式のもの あるとよい。

 差込端子4aは、突出した板状部材であり 先端部にテーパ状案内部が形成されている とが好ましい。差込端子4aの端部は、本体側 挟持端子14b(図3参照)への差込を容易にするた め、先端側にテーパ状案内部が形成されてい ることが好ましい。挟持端子5bは、平行に突 した2枚の板状部材とからなるものであり、 この上部側端子と下部側端子の間に、蓋側差 込端子15aが差し込める形状を有している。挟 持端子5bは、蓋側差込端子15aを容易に差し込 るように、先端側にテーパ状案内部が形成 れていることが好ましい。蓋側差込端子15a 先端にもテーパ状案内部が形成されている とが好ましい。

 また蓄電池1には、残存する電力量(KWH)、 電された電力量(KWH)、消費された電力量(KWH) 、蓄電池の温度(℃)などデータを表示するた のメータ(表示装置)7が一体に設けられてい 。また、蓄電池1には、前記データを記憶す るための記憶部が一体に設けられている。さ らに、蓄電池1には、充電時に必要以上に温 上昇しないように制御したり、データを外 に出力又は送受信をするための制御部を内 しているとよい。表示されるデータは、残 する電力量(KWH)、充電された電力量(KWH)、消 された電力量(KWH)、蓄電池の温度(℃)などか ら選択される1種以上であればよい。残存電 量は、端子間の電圧値、電流値などから求 ることができる。

 蓄電池1は、制御部とデータの送受信を行 うためのアンテナ(コイル)8を設けている。ア ンテナ8は、本体10に設けられたデータ送受信 装置(図示せず)を介してデータを非接触で制 装置に送受信することができる。なお、ア テナ8と本体10との間に接点を設け、この接 を介してデータを送受信しても良い。

 差込端子4aと挟持端子5bは、差込端子4aと 持端子5bとの接触がよくないと発熱するお れがあり、差込端子4a、挟持端子5bを確実に 触させて、安定性と安全性の向上を図るこ が好ましい。引出用取手6は、蓄電池1の交 作業中に、蓄電池1を取り出し易くするため 蓄電池1の後面3の略中央部に設けるとよい

 次に蓄電池1を内蔵する電気自動車100につ いて説明を行う。電気自動車100は、前部側座 席102の下部及び後部側座席103の下部に、蓄電 池収納装置110を配置されている。蓄電池収納 装置110は、前部側ドア104、後部側ドア105を開 けると、電気自動車100の側面から蓄電池1の り出し、挿入ができるように設けられてい 。

 この蓄電池収納装置110は、本体10と蓋体11 とからなっている。本体10には、支軸12を中 に揺動する蓋体11が開閉可能に設けられてい る。例えば、蝶番(図示せず)の軸を中心に揺 して開閉動作するように蝶着されている。 5に示すように、開口部13は、本体10の一面 あり、開口部13より蓄電池1の出し入れが可 である。蓋体11を閉めることで、開口部13は 閉され本体10の中に蓄電池が収納される。 体11には、開閉動作する蓋体11を閉め、本体1 0にこれを固定するときボルト16を貫通させる ためボルト穴11hを形成されている。また、本 体10には、蓋体11を本体10に固定するためのね じ穴10hを設けている。ボルト16をねじ穴10hに じ込むことで、蓋体11は本体10に固定される 。

 蓄電池収納装置110の本体10の奥側の端面 は、蓄電池1の差込端子4a、4aが差し込まれる 本体側挟持端子14b、14bが設けられている。本 体側挟持端子14b、14bは、電気自動車100の電装 部のプラス極側に接続されている。蓄電池収 納装置110の外周部は、電気的絶縁性を備えた 材料(例えば、合成樹脂等)で形成されている よい。仮に、蓄電池収納装置110の外周部が 属など導体である場合には、本体側挟持端 14b、14bの近傍を、電気的絶縁性を備えた材 で形成するとよい。また、本体側挟持端子1 4b、14bは、弾性変形可能な材料で形成され、 体側挟持端子14b、14bの端子内側寸法隙間の うが、差込端子4a、4aの端子外側寸法より小 さく形成されているとよい。

 蓋体11は、蓋側差込端子15a、15aを突設し、 側差込端子15a、15aは、電気自動車100の電装 のマイナス極側に接続されている。蓋体11は 、電気的絶縁性を備えた材料(例えば、合成 脂等)で形成されているとよい。かりに、蓋 11が金属など導体である場合には、蓋側差 端子15aの近傍を電気的絶縁性を備えた材料 形成するとよい。
 そして、蓋体11を閉めると、蓄電池1の挟持 子5b、5bと、蓋体11の蓋側差込端子15a、15aと 接続される。すなわち、挟持端子5b、5bは、 弾性変形可能な材料で形成され、挟持端子5b 5bの端子内側寸法隙間のほうが、差込端子15 a、15aの端子外側寸法より小さく形成されて るとよい。

 蓄電池1と本体10と間には、データの送受 を行うためのデータ送受信装置(図示せず) 設けられている。データ送受信装置は、ア テナ8を介してデータを非接触で送受信する の、本体10と蓄電池1との間に接点を設け、 の接点を介してデータを送受信するもの等 利用することができる。

 蓄電池1のアンテナ8より送信されたデー は、データ送受信装置、制御装置を介して 電気自動車100の運転操作側表示部101に表示 れる。運転操作側表示部101には、アンテナ8 り送信されたデータが、電気自動車100を運 操作する人に、例えば、残存電力量を確認 きるようにハンドル近傍に表示するものが ましい。すなわち、内燃機関自動車の燃料 ンクの残量表示計などに相当するものであ とよい。

 この実施の形態の蓄電池1は、次のように 交換することができる。電気自動車100の本体 10に固定されたボルト16を緩めて外し、蓋体11 を開ける。蓋体11を開けることで蓄電池1の挟 持端子5b、5bと、蓋体11の差込端子15a、15aとの 接続状態を解除する。開口部13より充電量が なくなった蓄電池1を取り出す。このとき、 差込端子4a、4aと、本体側挟持端子14b、14bと 接続状態が解除される。新しい充電済の蓄 池1を蓄電池収納装置110の本体10内に挿入す とともに、蓄電池1の差込端子4a、4aと本体10 本体側挟持端子14b、14bとを接続状態にする その後、蓋体11を閉めることで、蓄電池1の 持端子5b、5bと、蓋体11の蓋側差込端子15a、1 5aとを接続状態にし、蓄電池の交換作業を短 間で終了させることができる。

 仮に、蓄電池交換を、石油スタンドなら 電気スタンド(又は蓄電池スタンド)で行う 仮定すると、メータ7に表示された数値を基 して、消費した電力量(使用した電力量)を 算し、この電力量に相当する金額等を精算 ればよい。

 なお、本実施の形態では、既存の車体の 席の下部に蓄電池収納装置110を設けた形態 説明を行ったが、車体から設計すれば、電 自動車の他の部位、例えば、内燃機関自動 のエンジンに相当する部位、燃料タンクに 当する部位を利用して、さらに多数の蓄電 を搭載できるようにしてもよい。しかしな ら、蓄電池はかなり重いものであるので、 体の側面等に開口部13が露出できるような 置に蓄電池収納装置110を設けることが好ま い。

 次に、図4に示す蓄電池を載置して移動さ せるための蓄電池用台車(以下、台車という )200について説明を行う。できるだけ短時間 、蓄電池1を交換するためには、台車200を用 意し、台車200に、高さ調整機構201を設けてお くことが望ましい。高さ調整機構201は、自動 、又は、手動で、載置台202を昇降動作させる ものである。例えば、自動で昇降させるもの としては、駆動モータ、昇降ねじ機構等によ り昇降動作させるもの、駆動モータ、ラック ・ピニオン機構等により昇降動作させるもの が使用できる。

 駆動モータとしては、ステッピングモー 、サーボモータなどの制御モータ、インバ タ制御、ベクトル制御されたモータ等が使 できる。手動操作で行う場合には、駆動モ タに代えて、ハンドル等で昇降ねじを回転 せるなどするとよい。載置台202には、充電 蓄電池を載置する第1載置部202aと、使用済 電池を載置する第2載置部202bとを設けておく とよい。

 蓄電池1の交換は、次の手順で行うとよい 。蓄電池収納装置110の高さに、載置部202の高 さを合わせる。高さを合わせた台車200の第1 置部202aに充電済の蓄電池1rを準備して載置 ておく。台車200の第2載置部202bを蓄電池収納 装置110と対向する位置に移動させる。蓋体11 開け、交換が必要な使用済蓄電池1の引出用 取手6に手を掛けて、あるいは、引出部材の ぎ状先端部を引掛けて抜き出す。抜き出し 蓄電池1を台車200の第2載置部202bに載置した 、台車200の第1載置部202aを蓄電池収納装置110 と対向する位置に移動させる。充電済の蓄電 池1rを蓄電池収納装置110に挿入する。蓋体11 閉じ、交換作業を終了する。

〔他の実施形態1〕
 本発明の他の実施の形態1を図6、7及び8に基 づいて説明を行う。

 図6は、本発明に係る他の蓄電池の概要を 斜視した外観図であり、前述した実施の形態 の図1に相当する図である。また、図7は、本 明の蓄電池を挿入、収納するための蓄電池 納装置の本体の一部を拡大して斜視した外 図であり、前述した実施の形態の図5に相当 する図である。図8は、本発明の蓄電池を挿 するための蓄電池収納装置の本体の一部を 大して斜視した外観図である。

 前述した実施の形態では、蓄電池は、蓄 池収納装置の本体と蓋体とをボルトで固定 ているにすぎない。このため、凸凹した道 等を電気自動車が走行する際の振動等によ 、蓋体を固定しているボルトの締結が緩み 体が開いてしまうおそれがある。また蓄電 が、頻繁な交換を必要としないときは、ね 機構等を利用して本体と蓄電池を確実に固 したほうが安全性向上、信頼性向上を図る とができる。この他の実施の形態1は、凸凹 した道路等の走行においても蓋体が開くこと がないように、蓄電池を蓄電池収納装置の本 体に固定するものである。

 図8に示すように、本体310の上面には、ボ ルト319を回転させる工具を挿入するため工具 挿入孔310h、310hが設けられている。蓄電池301 、前面302側に、金属など導体で形成された ラス(正)極側の差込端子304aを、後面303側に 金属など導体で形成されたマイナス(負)極 の挟持端子305bを設けてある。差込端子304aは 、ボルト318が挿通可能に挿通穴304hが形成さ ている。なお、差込端子は、挿通穴に代え U字状の切欠が形成されたものであってもよ 。差込端子304aの先端部には、本体側挟持端 子314bへの差込を容易にするため、テーパ状 内部が形成されているとよい。

 挟持端子305bは、平行に突出した側面視2 の板状部材からなるものであり、この上部 端子と下部側端子の間に蓋側差込端子315aが し込める形状を有している。挟持端子305bの 先端部には、蓋側差込端子315bを容易に差し めるように、テーパ状案内部が形成されて るとよい。また、挟持端子305bは、ボルト318 軸部が挿通可能に例えばU字状の切欠305cが 成されている。

 蓋側差込端子315aは、挟持端子305bと対向 る蓋体311に形成される。蓋体311には、本体31 0側に2つの矩形状の凹状空間が形成されてい 。凹状空間には、一対の固定部材である上 角ナット316、下部角ナット317が、中心の周 方向に回転しないように挿入されている。 側差込端子315aには、挿通穴315hが形成され この上部に上部角ナット316が、下部に下部 ナット317が設けられている。上部角ナット31 6には正方向にリードを有する雌ねじ316hが、 部角ナット317には逆方向にリードを有する ねじ317hが形成されている。ボルト318は、軸 部にねじが設けられたものであり、その上部 側に雌ねじ316hにねじ込まれる雄ねじ318uと、 部側に雌ねじ317hにねじ込まれる雄ねじ318d を有している。すなわち、雌ねじ316h、雄ね 318uとは右ねじを構成し、雌ねじ317h、雄ね 318dは左ねじを構成するものである。

 従って、ボルト318を回転させると、上部 ナット316、下部角ナット317は、蓋側差込端 315aに接近する方向に移動する。また、ボル ト318を逆方向に回転させると、上部角ナット 316、下部角ナット317は、蓋側差込端子315aか 離反する方向に移動する。

 蓋体311は、上面から下面にかけてボルト3 18の軸部の上部側、頭部を挿通させる挿通穴3 11hを有している。挿通穴311hは、ボルト318が 通するように挿通穴315h、雌ねじ316h及び雌ね じ317hの中心が同一の軸線J上に位置している

 蓋体311を本体310側に閉め、蓋側差込端子3 15aを挟持端子305bに挟持させた状態のときに ボルト318が挿通可能に、挿通穴311h、挿通穴3 15h、雌ねじ316h、雌ねじ317hおよび切欠305cが同 一の軸線J上に位置するように形成されてい 。このことにより、ボルト318を固定方向に 転させると、上部角ナット316と下部角ナッ 317は、蓋側差込端子315a側に移動し、蓋側差 端子315a、および挟持端子305bを挟み込んで 定する。

 本体310の奥側の端面には、蓄電池301の差 端子304a、304aが差し込まれる本体側挟持端 314b、314bが設けられている。本体側挟持端子 314b、314bには、上部側端子にボルト穴314h、下 部側端子にねじ穴(図示せず)が形成されてい 。ボルト穴314hは、ボルト319が挿入できるよ うに、本体310に設けられた工具挿入孔310hと 一軸線K上の位置に設けられている。

 工具挿入孔310hは、本体側挟持端子314bに 込端子304aが差し込まれたときに、ボルト319 頭部に係合する工具(例えば、6角棒レンチ) 貫通するように、差込端子304aに穿孔された 挿通穴304hと同一軸線K上の位置に設けられて る。つまり、本体310、本体側挟持端子314b、 差込端子304aとにそれぞれ形成された工具挿 孔310h、ボルト穴314h、挿通穴304h、ねじ穴は ボルト319が挿入、ねじ込み可能な位置に穿 されている。ボルト319をねじ込んで固定す ことにより、本体側挟持端子314b、差込端子3 04aが一体に固定される。

 この実施の形態の蓄電池301は、次のよう 交換することができる。本体側挟持端子314b 、差込端子304aを固定しているボルト319を緩 、はずす。次に、電気自動車100の蓄電池収 装置110の蓋体311のボルト318を固定解除方向 回転させると上部角ナット316は、上部側に 動し、下部角ナット317は、下部に移動する この移動により、挟持端子305b、蓋側差込端 315aは、上部角ナット316と下部角ナット317に 挟み込まれて固定されていた状態から解除さ れる。さらに、蓄電池収納装置110の蓋体311を 開け、蓄電池301の挟持端子305b、305bと、蓋体3 11の蓋側差込端子315a、315aとの接続状態を解 する。

 蓄電池301を前面側に引き出し、差込端子3 04a、304aと本体310の本体側挟持端子314b、314bの 接続状態を解除する。充電量が少なくなった 蓄電池301を取り出し、新しい充電済の蓄電池 301を蓄電池収納装置110の本体310に挿入すると 共に、蓄電池301の差込端子304a、304aを本体310 本体側挟持端子314b、314bに差し込み、接続 態とする。その後、蓋体311を閉めることで 蓄電池301の挟持端子305b、305bと、蓋体311の蓋 側差込端子315a、315aとを接続状態とする。

 蓋体311を閉めた状態で、ボルト318を固定 向に回転させることで固定部材316、317で挟 端子305b、305bを蓋側差込端子315a、315aと協働 して挟み込み固定する。すなわち、ボルト318 の回転により上部角ナット316と下部角ナット 317は、蓋側差込端子315aを挟んで接続してい 挟持端子305bをさらに挟み込み、より強固に 続する。

 また、ボルト319をねじ込んで本体側挟持端 314b、314b、差込端子304aを固定し、差込端子3 04a、本体側挟持端子314bをボルト319により強 に一体化する。
 このようにボルト等を利用して端子同士を 定すると、振動等で弛むことが生じにくく 確実に固定され、信頼性向上が図れて望ま い。

〔他の実施形態2〕
 本発明の他の実施の形態2を図9及び10に基づ いて説明を行う。なお、この他の実施の形態 2では、前述した実施の形態と同一の部位に 同一の符号を付与して、詳細な説明は省略 る。

 図9は、本発明のたの実施の形態2の蓄電 の概要を斜視した外観図であり、前述した 施の形態の図1に相当する図である。また、 10は、本発明の蓄電池を挿入するための蓄 池収納装置の本体の一部を拡大して斜視し 外観図であり、前述した実施の形態の図5に 当する図である。

 前述した他の実施の形態1は、前面側にプラ ス極の差込端子、後面側にマイナス極の挟持 端子を並べて突設したものであった。この他 の実施の形態2は、蓄電池の前面402に、プラ 極の差込端子404aと、マイナス極の挟持端子4 04bを、並べて突設した形態のものである。ま た蓄電池の後面403に、プラス極の差込端子405 aと、マイナス極の挟持端子405bを、並べて突 した形態のものである。
 差込端子405aと、挟持端子405bは、U字状の切 を有している。蓋体411は、蓄電池401の差込 子405aが差し込まれるプラス極の蓋側挟持端 子415b、及び蓄電池401の挟持端子405bに差し込 れるマイナス極の蓋側差込端子415aを埋設し 、これを螺着する螺子を埋設した形態である 。

 蓄電池401の前面402は、プラス(正)極の差 端子404aとマイナス(負)極の挟持端子404bの両 の端子を並べて設けている。本体410の奥側 端面には、蓄電池401の挟持端子404bに差し込 むマイナス極の本体側差込端子(図示せず)、 よび蓄電池401の差込端子404aが差し込まれる プラス極の本体側挟持端子(図示せず)が設け れている。

 蓄電池401の後面403は、プラス(正)極の差 端子405aとマイナス(負)極の挟持端子405bの両 の端子を並べて設けている。差込端子405aと 挟持端子405bは、平面視前側中心位置にU字状 切欠405cが設けられている。

 挟持端子405b、挟持端子405bと対向する蓋 411の蓋側差込端子415aの構成は、前述した他 実施の形態1と同様であるので省略する。

 蓋側挟持端子415bは、差込端子405aと対向 る蓋体411に形成される。蓋側挟持端子415bは 側面視で平行に突出した2枚の板状部材であ り、この上部側端子と下部側端子の間に差込 端子405aが差し込める形状を有している。蓋 挟持端子415bには、差込端子405bを容易に差し 込めるように、テーパ状案内面が形成されて いるとよい。また、蓋側挟持端子415bは、差 端子405bを容易に差し込めるように、テーパ 案内面が形成されているとよい。

 蓋体411には、本体410側に矩形状の凹状空 が形成されている。蓋側挟持端子415bは、ボ ルト418が挿通可能な挿通穴415hが形成されて る。凹状空間の蓋側挟持端子415bの上部には 一対の固定部材である上部角ナット416が中 の周り方向に回転しないように挿入されて る。蓋側挟持端子415bの下部には、一対の固 定部材である下部角ナット417が、中心の周り 方向に回転しないように挿入されている。上 部角ナット416には正方向にリードを有する雌 ねじ416hが、下部角ナット417には逆方向にリ ドを有する雌ねじ417hが形成されている。

 ボルト418は、軸部にねじが設けられたも であり、その上部側に雌ねじ416hにねじ込ま れる雄ねじ418uと、下部側に雌ねじ417hにねじ まれる雄ねじ418dとを有している。すなわち 、雌ねじ416h、雄ねじ418hとは右ねじを構成し 雌ねじ417h、雄ねじ418dは左ねじを構成する のである。従って、ボルト418を回転させる 、上部角ナット416、下部角ナット417は、蓋 挟持端子415bに接近する方向に移動する。ま 、ボルト418を逆方向に回転させると、上部 ナット417、下部角ナット417は、蓋側挟持端 415bから離反する方向に移動する。

 蓋体411は、上面から凹部空間にかけてボ ト418の頭部が挿通される第1挿通穴、ボルト の軸部が挿通する第2挿通穴からなる挿通穴41 1hを有している。挿通穴411hは、ボルト418が挿 通可能に挿通穴415h、雌ねじ416h及び雌ねじ417h と同一の軸線J上に位置している。

 蓋体411を本体410側に閉め、差込端子405aを 蓋側挟持端子415bに挟み込んだ状態のときに ボルト418を固定方向に回転させると、上部 ナット416と下部角ナット417は、蓋側差込端 415b側に移動し、蓋側挟持端子415b、および挟 持端子405aを挟み込んで固定する。ボルトを 定解除方向に回転させると、上部角ナット41 6と下部角ナット417は、蓋側差込端子415bから れる側に移動し、蓋側挟持端子415b、挟持端 子405aの固定を解除する。

 本発明の他の実施の形態2においての蓄電 池の交換方法は、前述した他の実施の形態1 同様であるので説明は省略する。

〔蓄電池充電装置の実施の形態〕
 図11は、本発明の蓄電池充電装置を示す斜 図である。図11において、蓄電池充電装置500 は、外形が直方体をなす筐体からなる。この 筐体は、複数の蓄電池501を収納する棚状収納 部、電源装置及び蓄電池に電力を供給して充 電する充電制御装置、各種情報を表示するた めの表示部、各種操作指令等入力するための 入力部等から構成されている。なお、本蓄電 池充電装置の実施の形態は、前述した他の実 施の形態2で説明した蓄電池で説明している 、これに限定されることなく他の形態の蓄 池でも良いことはいうまでもない。なお、 施の形態、他の実施の形態1の蓄電池の場合 前述した蓄電池収納装置と同様に、差込端 、挟持端子が設けられた蓋体を備えた構成 ものとなる。

 本体500aには、蓄電池501を1つずつ収納し 棚状収納部502が設けられており、例えば、 状収納部502はそれぞれ横に4列、縦に5段設け られている。すなわち、本実施の形態の蓄電 池充電装置500は合計20個の蓄電池501を同時に 容可能である。棚状収納部502は蓄電池501の 持機構を有していてもよい。収納部502の奥 壁面には、蓄電池501の差込端子、挟持端子 接続する充電装置側端子が設けられている 充電装置側端子は蓄電池充電のための蓄電 充電装置の壁面側に設けられ、充電制御装 に制御される充電装置に接続されている。

 棚状収納部502の各収納部には蓄電池501が 納されていることを検出するセンサ手段を する。充電制御装置は、センサ手段からの 力によって、蓄電池501が挿入、収納された とを検出したならば、充電装置に蓄電池501 充電を行なわせる。充電制御装置は、蓄電 501の充電量が所定量に達した場合、充電装 の稼働を停止させるとともに、充電済みの 号を出力する。すなわち、どの位置の収納 502にある蓄電池が充電済み蓄電池であるか 表示できる。また、各収納部に対応して表 ランプを設け、充電済み蓄電池であること 表示してもよい。なお、充電装置は個々の 納部502にそれぞれ別個に設けても良いが、 えば、4つの収納部で1つの充電装置を共用 ても良い。

 本体500aの上部側背面には冷却用のファン が設けるとよい。充電池充電装置500に冷却手 段を設けると、そのために大きいスペースを とることになってしまう。そのため、スペー スを大きくとる冷却手段を用いず、ファン等 で外気との換気をするだけにしてもよい。こ のように構成することにより蓄電池充電装置 500の小型化を達成することができる。

 各収納部502には、これに対応して表示灯5 03が設けられている。表示灯503は、例えばLED である。例えば、表示灯503は、これに対応 る収納部502に蓄電池501が収納されていない 合には、消灯して収納されていないことを 示する。また、表示灯503は、これに対応す 収納部502に蓄電池501が収納されているとき 点灯することで表示するとよい。表示灯503 、充電状態を表示することもできる。例え 、蓄電池501の充電中には、点滅状態とし、 電完了時に点灯状態としてもよい。さらに 表示灯は色の変化によって状態を表しして よい。例えば、蓄電池501が充電中の時は、 れに対応する表示灯503を赤色に点灯させ、 電がすんだ時は、緑色に点灯させるように てもよい。

 蓄電池501を収納する収納部502は、上述の に限らないのはもちろんである。また、収 部502の数に応じて必要な数だけ開閉自在な を設けても良い。扉は、蓄電池501が収納部5 02に収納されている場合、されていない場合 に塞げるようにし、塵埃、ゴミ等の影響を 断できると良い。また、安全面でも好適で る。蓄電池充電装置500は、各操作状況や蓄 池充電装置の状態を表示する表示部510を設 ている。表示部510は、蓄電池充電装置の状 の表示や、操作手順などを表示できると良 。

 蓄電池充電装置500の動作について説明す 。蓄電池充電装置500の表示制御部は、充電 みの蓄電池501が無い場合は表示部510に「準 中」を表示すると良い。また、収納部502に きがある場合には「何番の収納部が空きで 」を表示する。この表示と共に、空き収納 502に対応した表示灯503を点灯させてもよい 空き収納部502が複数あるときは、それらの べての表示灯503を点灯させてもよい。各収 部502が平均して利用されるように空き収納 502のうちから最適箇所が選択されるように 示灯503を点灯させて誘導してもよい。

 次に、充電済み蓄電池501がある場合は、 示部510に「何番の収納部に充電済み蓄電池 あります」、「点灯箇所の充電池をお取り ださい」等を表示するとよい。この表示と に、充電済の蓄電池501が収納されている収 部502に対応した表示灯503を点灯させると良 。充電済充電池501が複数あるときは、それ のすべての表示灯503を点灯させてもよいし 先に充電が完了した充電池から順に、蓄電 が平均して利用されるように充電済の充電 502のうちから最適箇所が選択されるように 示灯503を点灯させ誘導してもよい。

 本発明の蓄電池充電装置の実施の形態で 、一般的な発電所で発電され送電線によっ 送電される電力を利用しうるが、太陽光発 、風力発電等により発電した電力を充電に いても良い。例えば、人があまりいない砂 、山麓、海岸及び無人島などに、太陽光発 や風力発電で発電した電力を、蓄電池を充 する場所まで直流送電し、使う所で使う分 け交流にし、必要な電圧に調整して使うこ ができる。また、本発明の蓄電池充電装置 、現在のガソリンスタンドに相当する電気 タンド、コンビニエンスストア、さらには 観光地やランドマークに設置すると良い。

〔蓄電池充電装置の他の実施の形態〕
 図12は、蓄電池充電装置の他の実施の形態 示す斜視図である。なお、蓄電池充電装置 他の実施の形態では、前述した蓄電池充電 置の実施の形態と同一の部位には同一の符 を付与して、詳細な説明は省略する。

 蓄電池充電装置600は、天井部左側に等辺 形鋼605を前面に突出するように設けられ、 井部右側に等辺山形鋼606を前面に突出する うに設けられている。等辺山形鋼605と等辺 形鋼606の前面突出部に、前方レール607と後 レール608が一定の間隔で設けられている。 方レール607と後方レール608の間に左右に移 可能に走行移動体604が設けられている。

 走行移動体604は、蓄電池充電装置600の左 の収納部の蓄電池交換位置から右端の収納 の蓄電池交換位置まで走行方向に走行移動 きる。前方レール607と後方レール608に形成 れた案内部は、走行移動体604側のローラー 案内して走行させる。走行移動体には、駆 モータ(図示せず)、駆動モータの出力軸に ニオン(図示せず)等が設けられている。また 、前方レール607の近傍には、ピニオンと噛み 合うラック(図示せず)が走行方向に沿って設 られている。すなわち、駆動モータを駆動 ることにより、ラック・ピニオン機構を介 て、走行移動体は走行方向に走行移動する ともに、所定の収納部602の位置に位置決め れる。駆動モータは、サーボモータ、ステ ピングモータ等制御モータ、インバータ制 、ベクトル制御等されたモータなどが使用 きる。

 また、走行移動体604は、蓄電池載置台609 吊り下げられるように4本のチェーン610を有 している。チェーン610は、走行移動体604内の 駆動モータ、スプロケット等からなる昇降方 向移動装置によって移動、位置決め制御され る。駆動モータによるチェーンの巻取動作、 または繰出動作により移動位置決めすること ができる。蓄電池載置台609は、駆動モータの 制御により昇降方向に移動することが可能で あり、蓄電池充電装置600の上端の収納部の蓄 電池交換位置から下端の収納部の蓄電池交換 位置まで移動できる。また、蓄電池載置台609 は、使用済蓄電池601、充電済蓄電池601を交換 する際に交換しやすいように適宜な位置、例 えば前記蓄電池601を載置することができる台 車の高さや床の位置まで降下させることがで きるようにするとよい。つまり、蓄電池載置 台609は、走行移動体604の走行方向の移動・位 置決め動作と、蓄電池載置台609の昇降方向の 移動・位置決めにより、所定の収納部602の蓄 電池交換位置に移動することができる。駆動 モータは、サーボモータ、ステッピングモー タ等制御モータ、インバータ制御、ベクトル 制御等されたモータなどが使用できる。

 この実施の形態では、蓄電池載置台と収 部とのあいだで蓄電池を移動させる作業を 用者が行っているが、この移動動作を自動 行えるようにしてもよい。さらに、使用済 蓄電池を蓄電池載置台に載置させ、充電済 蓄電池と交換する旨の入力操作を行うだけ 、使用済み蓄電池を蓄電池載置台から空い いる収納室に移し替え収納する動作、充電 の蓄電池を収納室から蓄電池載置台に移し える動作を自動的に行ってもよい。

 蓄電池充電装置600の動作について説明す 。使用済の蓄電池を前記蓄電池載置用台車 で蓄電池充電装置600の前まで運んでくる。 池保持台609を台車の高さに合わせて蓄電池 電池載置台609に移し替える。このとき、蓄 池の前面を蓄電池充電装置600側に向けて電 載置台609に載置する。蓄電池を電池載置台6 09に載置した後、空いている収納部602の前に 電池載置台609を移動させる。収納部602の中 、蓄電池を押し込み充電を開始する。蓄電 が収納部内に正しく収納できたか否かは、 示灯603を点灯させることで確認できると良 。

〔蓄電池の使用電力量の代金精算装置〕
 図13(a)は、本発明の蓄電池とハンディター ナルを示す斜視図であり、図13(b)は、本発明 のハンディターミナルの拡大図である。本発 明の使用電力量精算装置の実施の形態を図13 基づいて説明を行う。

 蓄電池801には、消費された電力量(KWH)、 費された電力量(KWH)、蓄電池の温度(℃)など ータを表示するためのメータ807が一体に設 られている。また、前記データを記憶する めの記憶部が一体に設けられている。さら 、データを外部に出力又は送受信をするた の制御部を内蔵している。表示されるデー は、残存する電力量(KWH)、充電された電力 (KWH)、消費された電力量(KWH)、蓄電池の温度( ℃)などから選択される1種以上であればよい 残存電力量は、端子間の電圧値、電流値な から求めることができる。

 蓄電池801の記憶部に記憶させた情報は、 電池801とハンディーターミナル810の間で非 触方式で読取ることができ、ハンディター ナル810側の記憶部に記憶させることができ 。ハンディーターミナル810には、蓄電池801 のアンテナ808との間でデータ等の送受信を う送受信用アンテナと、データを表示する 示部811、ハンディターミナル操作のための 力を行うためのキー813が設けられている。 ー813は、例えばデータの種類、操作の種類 を選択するための選択キー、数字や文字を 力するための入力キー、操作の取り消し等 行うためのデリートキー等が設けられてい とよい。

 ハンディターミナル810は、送受信用アン ナで受信した今回消費された電力量のデー から使用電力量の代金を演算するものであ てもよい。演算部は、前回充電された電力 と残存する電力量から使用電力量を演算し この使用電力量に相当する代金を演算する のであってもよい。

 ハンディターミナル810は、磁気カード内 情報を読み取るためのカードリーダー812が けられている。カードリーダはICカード内 情報を読み取るためのものであってもよく 磁気カード、ICカードの両方のカードーリー ダを備えたものであってもよい。カードリー ダー812は、決済にクレジットカード、プリペ イドカード、デビットカード等を使用する場 合に、クレジットカード、プリペイドカード 、デビットカードなどのデータを読み取るた めに使用する。なお、ハンディターミナル810 には、プリンターを設けても良い。プリンタ ーは、単にレシートを印字するものでも良い が、請求書、領収書等の形式で印字できるも のでもよい。

〔蓄電池の使用料精算装置〕
 次に、使用した蓄電池の代金精算について 明する。ハンディーターミナル810の電源ス ッチをONにする。蓄電池801のアンテナ808近 に近づけ、蓄電池801のデータを読み取る。 ンディーターミナル810が蓄電池801と送受信 能な範囲は限られているので、ハンディー ーミナル810を近づけた蓄電池801からだけデ タの送受信が可能となる。アンテナ808から 信された使用電力量等のデータは、ハンデ ーターミナル810側のアンテナが受信する。

 ハンディーターミナル810が受信した使用 力量等のデータは、記憶部に記憶される。 ータは演算部において、使用電力量に相当 る代金の金額を演算する。表示部811には、 択キー等の操作により、代金額、使用電力 などのデータが表示される。使用者は、選 キー等を操作して、支払方法を入力する。

 代金精算は、表示手段811に表示された精 額に基づいて直接現金で行っても良いが、 レジットカード、デビットカード、プリペ ドカード等のカード払いにすることも可能 ある。この場合、ハンディターミナル810に けられたカードリーダー812に、クレジット ード、デビットカード等の情報データを読 取らすとともに、暗証番号等を入力すると い。認証がとれ次第精算作業が成立する。 リペイドカードの場合には、チャージして る金額等の情報を読み取らせればよい。チ ージされている金額で精算できれば、精算 業が終了する。

 これまで、電気自動車は屋内など排気ガ を極端に嫌う場所での使用に限定されてい 。しかし、大容量の蓄電池を、簡単に、か 短時間で、交換できることで一般道路を走 する電気自動車への活用が期待できる。ま 、電気自動車用の蓄電池の規格を統一化す ことにより、現在の給油(ガソリン)スタン のように、主要道路沿い等に、充電済蓄電 と使用済蓄電池とを交換する電気(蓄電池)ス タンドが設けられ利便性が向上する。使用済 蓄電池は、充電用設備が設けられた充電用工 場又は電気スタンドで充電作業を行うことで 低価格で充電することができる。

 さらに、規格が統一された蓄電池を、全 、蓄電池管理会社の所有にすることで、電 スタンドでは、蓄電池を交換し、消費(使用 )しただけの電力量の精算をすればよい。ま 、専門家である技術者により、行き届いた ンテナンスが可能となり、蓄電池は長期間 亘って使用することが可能になる。このた 、電力代、蓄電池代(複数年の長期償却が可 であり、一か月当たりの費用に分割すると かな費用になる)、蓄電池の保険、メンテナ ンス代を加算しても、電気自動車の普及を阻 害するような費用とはならない。すなわち、 これらを全て含めた電力料金が、ガソリン代 の半額以下にすることが十分可能である。

 蓄電池は、鉛蓄電池から始まりカドニカ 池へと発展し、現在、リチウムイオン電池 性能の優れた蓄電池といわれている。しか ながら、技術の進歩は日進月歩であり、莫 な資金を投資して大量生産を始めた後、更 優れた蓄電池が開発されていくことが予想 れる。本発明のように、規格が統一された 電池にし、蓄電池管理会社で一括管理して けば、新しい種類の高性能の蓄電池が開発 発売されても、漸次、顧客の要望に合わせ 採用していけるので、今ある最高の形で量 加工に踏み切ることができる。

 電気自動車用などのような大型大容量の 電池は、人手で交換できる重量・大きさ・ 状にし、かつ、電圧値、電流値等を統一し 、これを規格化することが好ましい。本発 の蓄電池は、乾電池のプラスとマイナスの 極のように、大容量の電流を流すのに好適 ナイフスイッチ式の差込端子、挟持端子を 各々、プラス極側端子、マイナス極側端子 するとよい。

 この規格化された蓄電池に、差込端子と 持端子を蓄電池の両端に設置して、この蓄 池は、内燃機関自動車などの燃料タンクに 料(例えば、ガソリン)を給油し、精算する り早い時間で交換できるようにするとよい

 電気自動車は、地球温暖化防止対策の一 である炭酸ガス削減を実施するため、地球 優しいが、現在普及していない。この大き 問題の一つは、安価で供給可能な電気自動 用の蓄電池がないことである。そのため、 電池は、電力供給容用の容器として管理会 が所有し、電気自動車などの利用者に貸付 、消費電力量(又は、走行距離)に相当する 力料金として換算すると、燃料(例えば、ガ リン)の約20分の1の計算になり、蓄電池の10~ 20年の原価償却料と、この間の保険費用、保 費用、修理費用及び税金を含んでも、燃料 より安い1/2以下の価格が設定できる。

 自動車用の蓄電池は、個人の所有とした 合、蓄電池を電力の容物として交換して電 だけを販売するのは困難である。かつ、自 車用の蓄電池は、個人の管理とした場合、 時間充電や瞬間充電の発熱トラブルを生じ 寿命時間が短くなる恐れがある。

 電気自動車用の蓄電池は、自動車内蔵用 して販売するのではなく自動車用蓄電池の 理会社が中心になり、利用者に貸し付ける つまり、管理会社が、蓄電池の規格化と、 産化を促し、低価格化を促すと同時に、生 した自動車用の蓄電池は全品買取り、一貫 理する。さらに、管理会社は、電気自動車 ーカーに無償で供与し、電気自動車を世界 に普及するよう助成するとよい。

 さらに、人があまりいない砂漠、山麓、 岸及び無人島などに、太陽光発電や風力発 で発電し充電し、人が使用する位置まで直 送電し、使う所で使う分だけ、交流にして 要な電圧にして使うことができる。

 このようにすると、石油のような限りあ 資源ではなく、無限の資源を利用できるこ になる。補足すると、直流送電は地球の裏 から送電しても5%以下の減少率で送電でき 。

 すなわち電気自動車は、主体の一つとな 高価なエンジンがなく、高価な電池代もな 自動車だと安く販売できる、すなわち従来 内燃機関自動車より格段に安く提供できる

 以上、本発明の実施の形態について説明 行ったが、本発明はこの実施の形態に限定 れることはない。本発明の目的、趣旨を変 しない範囲内で変更が可能であることはい までもない。

 本発明の蓄電池は、二酸化炭素の排出量 減ができ、環境に優しい電気自動車の普及 大を図ることに貢献でき、大型大容量の蓄 池を必要とする運輸、環境、蓄電池ビジネ 等の産業で利用することができる。