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Patent Searching and Data


Title:
TOUCH PANEL DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/066375
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] Provided is a touch panel device (1) in which even in the case where existing screen data (102) is enlarged or reduced, handwriting input can be performed and drawing data (104) can be enlarged or reduced together with the existing screen data (102) and can be displayed on the display means (3). [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] A touch panel device comprises input detection means (2) for detecting information on the position of handwriting input, display means (3) for displaying on a display screen (101) the information on the position as the drawing data (104), enlarging and reducing means (6) for enlarging or reducing the drawing data (104) with the existing screen data (102) displayed on the display screen (101), and storage means (4) for recognizing the drawing data (104) and the existing screen data (102) as bundle image data and storing the data. The touch panel device further comprises control means (5) for controlling various information and data.

Inventors:
TAKAI SHIGEYUKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/072530
Publication Date:
May 28, 2009
Filing Date:
November 21, 2007
Export Citation:
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Assignee:
FUJITAKA CO LTD (JP)
TAKAI SHIGEYUKI (JP)
International Classes:
G06F3/041
Foreign References:
JPH0954673A1997-02-25
JPH09161088A1997-06-20
JPH11272770A1999-10-08
Attorney, Agent or Firm:
NAKAI, Nobuhiro (2-16 Kitahamahigashi Chuo-k, Osaka-shi Osaka 31, JP)
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Claims:
タッチパネルへの手書き入力の位置情報を検出する入力検出手段と、前記入力検出手段により検出された位置情報を描画データとしてディスプレイ画面に表示する表示手段と、手書き入力した文字等の描画データをディスプレイ画面に表示されている既存画面データとともに拡大又は縮小する拡大縮小手段と、前記描画データ及び前記既存画面データを一括の画像データとして認識し記憶する記憶手段を具備し、前記各種情報及びデータの制御を行う制御手段とを備えるタッチパネル装置であって、前記描画データ及び前記既存画面データを一括の画像データとして認識することにより、前記ディスプレイ画面に表示された既存画面データを拡大又は縮小しても手書き入力が可能であり、且つ前記描画データを前記既存画面データとともに拡大又は縮小して前記表示手段に表示可能であることを特徴とするタッチパネル装置。
前記既存画面データ及び前記描画データが一括して認識された画像データにおいて、前記ディスプレイ画面に表示されない外側の前記画像データを前記ディスプレイ画面に表示するようにスクロール処理するスクロール手段、及び手書き入力した前記描画データを消去処理する描画データ消去手段を備えた請求項1に記載のタッチパネル装置。
前記一括して認識された画像データをプリンタ等の出力手段で出力することが可能な請求項1又は2に記載のタッチパネル装置。
Description:
タッチパネル装置

本発明は、液晶ディスプレイ等の表示画面 を拡大又は縮小した状態でも手書き入力する ことが可能であり、且つ手書き入力した文字 等を既存の画面とともに拡大又は縮小するこ とが可能であるタッチパネル装置に関する。

 従来、タッチパネルに手書き入力した文 等を拡大することによって視聴者に見やす するための技術や、入力しやすいように入 画面を拡大した状態で書いた文字等を縮小 て表示する技術が提供されている。

 例えば、タッチパネルを搭載したディス レイ装置において、タッチ面の任意のエリ を選択する編集エリア選択手段と、前記編 エリア選択手段で選択されたエリア内にあ 描画データを線幅を有する線分データの組 合わせとして認識し、ディスプレイ画面へ 示する該描画データの全体サイズを拡大又 縮小するとともに、前記線分データの線幅 任意の倍率で変更する拡大縮小手段とを備 ることにより、会議等での発表者の負担を 減しつつ、視聴者に描かれた文字や図形を やすく表示する自由度の大きいディスプレ 装置が提供されている(特許文献1)。

また、専用ペン等でタッチパネルにタッチす ることで、表示部の画面上の位置を特定する 座標データを送られたCPUは、専用ペン等のタ ッチ箇所を手書き開始位置として認識し、手 書き表示範囲を特定するとともに手書き表示 範囲の広さに対応して所定倍率で拡大された 枠をさせ、操作者が該枠内に手書き入力した 情報を座標データを基に縮小した縮小表示デ ータを生成し、RAMに格納するとともに、上記 手書き表示範囲に縮小された手書き情報を表 示させることにより、手書き入力が容易にな り、またキー入力された情報と大きさのバラ ンスを保ちやすく画面を見やすくすることが できる手書き入力装置が提供されている(特 文献2)。

特開2004-239998号公報

特開平4-273052号公報

 しかしながら、特許文献1に記載の技術で は、ディスプレイ画面上の描画データを編集 エリア選択手段により選択し、該編集エリア 選択手段によって選択された描画データを拡 大して表示することが可能であるものの、該 拡大された状態で更に手書き入力することは 不可能であるために、より柔軟な手書き入力 をすることができず、返って会議等の発表者 が自由度の大きい発表を阻害してしまうとい う問題があった。

また、特許文献2に記載の技術では、拡大 力用の別枠が設けられることにより操作者 手書き入力しやく構成されてはいるものの 小型情報端末のような小型機器の操作に不 れな者、例えば老人等にとっては、別枠を 示させる操作が分かりにくく、縮小した画 に手書き入力可能であったとしても縮小状 の画面に手書き入力することは困難である いう問題があった。

 上記課題を解決するために、本発明は次 ように構成した。すなわち、本発明に係る 求項1に記載のタッチパネル装置は、タッチ パネルへの手書き入力の位置情報を検出する 入力検出手段と、前記入力検出手段により検 出された位置情報を描画データとしてディス プレイ画面に表示する表示手段と、手書き入 力した文字等の描画データをディスプレイ画 面に表示されている既存画面データとともに 拡大又は縮小する拡大縮小手段と、前記描画 データ及び前記既存画面データを一括の画像 データとして認識し記憶する記憶手段を具備 し、前記各種情報及びデータの制御を行う制 御手段とを備えるタッチパネル装置であって 、前記描画データ及び前記既存画面データを 一括の画像データとして認識することにより 、前記ディスプレイ画面に表示された既存画 面データを拡大又は縮小しても手書き入力が 可能であり、且つ前記描画データを前記既存 画面データとともに拡大又は縮小して前記表 示手段に表示可能であることを特徴とする。

また、請求項2に記載のタッチパネル装置 、前記請求項1のタッチパネル装置において 前記既存画面データ及び前記描画データが 括して認識された画像データにおいて、前 ディスプレイ画面に表示されない外側の前 画像データを前記ディスプレイ画面に表示 るようにスクロール処理するスクロール手 、及び手書き入力した前記描画データを消 処理する描画データ消去手段を備えたこと 特徴とする。

また、請求項3に記載のタッチパネル装置 、請求項1又は請求項2に記載のタッチパネル 装置において、前記画面データをプリンタ等 の出力手段で出力できることを特徴とする。

 請求項1に記載のタッチパネル装置によれ ば、わざわざ別枠等を表示させずとも、1枚 画像データを拡大又は縮小して該1枚の画像 ータ上で手書き入力をすることができるこ により、会議等の発表者であれば、タッチ ネル装置の操作及び入力に非常に自由度が し、また操作に不慣れな者、例えば老人等 あっても操作が容易であり、且つ弱視や老 等の者にとっては手書き入力が容易となる

 また、請求項2に記載のタッチパネル装置 によれば、ディスプレイ画面上にスクロール 操作用のサムネイル枠が設けられることによ り、表示画面を拡大した状態であってもスク ロール操作が容易であり、また描画データ消 去手段により、表示画面を拡大又は縮小した 状態であっても手書き入力した文字等の描画 データを消去することが容易となる。

また、請求項3に記載のタッチパネル装置 よれば、手書き入力した描画データを既存 面データとともに出力手段により印刷等す ことにより、該画面データを会議等であれ 出席者に資料として配布することができ、 た、百貨店等における商品注文書であれば ッチパネルで商品を選択した後、自宅の住 等を手書き入力して該表示画面を印刷すれ 、該印刷物をレジ等に持参することにより 易に商品を注文することができ、且つ百貨 等の店側においても非常に効率化を図るこ が可能となる。

本発明に係るタッチパネル装置の構成 示すブロック図である。 タッチパネル装置の使用態様を説明す 模式図である。 既存画面データの拡大状態を示す図で る。 既存画面データを更に拡大した状態を す図である。 既存画面データへの描画後の状態を示 図である。 本発明に係るタッチパネル装置の構成 示すブロック図である。 タッチパネル装置の使用態様を説明す 模式図である。 出力手段より出力された印刷物を示す である。

符号の説明

  1    タッチパネル装置
  2    入力検出手段
  3    表示手段
  4    記憶手段
  5    制御手段
  6    拡大縮小手段
  7    スクロール手段
  8    描画データ消去手段
  9    印刷物
  101  ディスプレイ画面
  102  既存画面データ
  103  拡大縮小バー
  104  描画データ
  105  サムネイル枠
  106  消去ボタン
  107  完了ボタン

以下、図面に基づいて本発明を具体的に説 明する。図1は、本発明に係る請求項1に記載 タッチパネル装置1の構成を示すブロック図 であり、図2乃至図5は、本発明に係るタッチ ネル装置1の使用態様を説明する模式図であ る。本発明に係るタッチパネル装置1は、入 検出手段2、表示手段3、記憶手段4を具備す 制御手段5及び拡大縮小手段6から構成される 。

入力検出手段2は、タッチパネル装置1で手 き入力された位置情報を検出するものであ て、ディスプレイ面及びフィルムの間に極 なスペーサを狭着し、該ディスプレイ面及 フィルムの対抗面に透明電極格子が蒸着等 れることにより、フィルム表面をタッチす ば該ディスプレイ面及びフィルムの透明電 格子が接触して電流が流れることでタッチ た位置を検出する抵抗膜方式、或いは指等 タッチパネル装置1に触れることで該タッチ パネル装置1の表面電荷が変化することによ 、タッチした位置を検出する静電容量方式 、タッチパネル装置1に手書き入力された入 位置情報を検出できるものであれば何でも い。操作者は、タッチパネル装置1への手書 き入力手段として、指、爪又は専用のタッチ ペン等を使用するが、上記例示した入力検出 手段2は、当該手書き入力手段或いは操作す 状況によって任意に選択すればよい。

表示手段3は、例えば、液晶ディスプレイ ブラウン管又はプラズマディスプレイ等、 像又は画像等を表示することが可能なディ プレイ画面101であれば何でもよい。また、 示手段3のサイズは、一定のものに限定され ものではなく、会議用のホワイトボード程 のサイズ或いは携帯電話の表示部程度のサ ズ等、使用用途に応じて自由に選択すれば い。表示手段3の表面には、上記入力検出手 段2、例えば抵抗膜方式であればフィルム及 透明電極格子が固着されており、操作者が 等でタッチパネル装置1上をなぞると、上記 力検出手段2によって検出された位置情報に 対応して表示手段3、例えば液晶ディスプレ 等に操作者がなぞった文字等が表示される

記憶手段4は、RAM又はROM等のメモリから構 され、操作者によって手書き入力された描 データ104及び表示手段3、例えば液晶ディス レイ等に既に表示されている既存画面デー 102をビットマップ形式等の一括の画像デー として認識し記憶している。当該記憶され 一括の画像データは、個人情報の保護を目 とすれば、一定時間毎或いは操作者が操作 完了させた際等に自動的に消去されるよう 構成してもよい。

制御手段5は、CPUであり、上記記憶手段4を 備する。制御手段5は、上記位置情報、描画 データ104及び既存画面データ102の入力又は表 示を制御するとともに、描画データ104及び既 存画面データ102を一括の画像データとして認 識し、当該一括の画像データの拡大又は縮小 処理を制御する。

拡大縮小手段6は、前記手書き入力した文 等の描画データ104及び既にディスプレイ画 101に表示されている既存画面データ102を一 の画像データとして前記記憶手段4から読出 て拡大又は縮小させる。前記描画データ104 倍率は、前記既存画面データ102と等倍か、 いは操作者が操作時に見やすい倍率で表示 れるように自由に選択すればよい。ディス レイ画面101上には、拡大縮小バー103を表示 ることで容易に拡大又は縮小処理を操作す ことができ、且つ上記のように一括の画像 ータとして認識することで拡大又は縮小し も手書き入力することが可能となる。

 上述のように図2乃至図5は、本発明に係 タッチパネル装置1の使用態様を説明する模 図である。ここでは、量販店等で商品等を 文するためのタッチパネル装置1を用いて説 明する。図2は、タッチパネル装置1のディス レイ画面101の基本画面であり、商品お届け 「指定日時」、「ご依頼主」又は「お届け 」等の既存画面データ102が表示されている また、拡大縮小バー103がディスプレイ画面1 01の右上に表示されており、操作者は、拡大 小バー103を操作して手書き入力をしやすい うにディスプレイ画面101を拡大表示させる ディスプレイ画面101の解像度としては、XGA 式(横1024×縦768)或いはSXGA方式(横1280×縦1024) 、ディスプレイ画面101のサイズに対応した 式である。

 上記一括して認識された画像データの拡 又は縮小は、ディスプレイ画面101の右上に 示された拡大縮小バー103上を操作者が指で れ、拡大する場合には上へ、縮小する場合 は下へと指をスライドさせることにより行 。拡大又は縮小の手段は、当該拡大縮小バ 103を用いたものに限られるものではなく、 ィスプレイ画面101の任意の箇所に拡大又は 小ボタンを表示し、当該拡大又は縮小ボタ を押した後、ディスプレイ画面101を任意の だけタッチすれば、その数に応じて拡大又 縮小する態様等であってもよく、既存画面 ータ102及び手書き入力した描画データ104を 大又は縮小することのできる態様であれば でもよい。なお、図示しないが、当該基本 面状態でも手書き入力できることは無論で る。

図3は、ディスプレイ画面101に表示されて る既存画面データ102の拡大状態を示す図で る。操作者はディスプレイ画面101上を指で ぞることにより、当該指でなぞった位置情 からディスプレイ画面101に文字等の描画デ タ104が表示され、自由に文字等を手書き入 することが可能となり、また、既存画面デ タ102が拡大されているために容易に手書き 力することができる。例えば、「ご依頼主 欄等は、当該記入枠が拡大されることによ 、弱視、老眼の者或いは指が太い者にとっ も容易に手書き入力することが可能となる

図4は、既存画面データ102及び図3で手書き 力した描画データ104を更に拡大した状態を す図である。既存画面データ102及び手書き 力された描画データ104が一括した画像デー として認識され、描画データ104が既存画面 ータ102と等倍に拡大表示されている。また この状態でも手書き入力することは可能で る。

図5は、上記図3及び図4において手書き入力 が完了した後、既存画面データ102及び描画デ ータ104を縮小させ、図2で示したディスプレ 画面101と等しい倍率に戻した状態を示す図 ある。既存画面データ102及び描画データ104 一括した画像データとして認識されること より、等倍に縮小され表示されている。ま 、同様にこの状態でも手書き入力すること 可能である。

以上により、既存画面データ102及び手書き 入力された描画データ104を一括の画像データ として認識することで、ディスプレイ画面101 に表示された既存画面データ102を拡大又は縮 小しても手書き入力が可能であり、且つ描画 データ104を既存画面データ102とともに拡大又 は縮小してディスプレイ画面101に表示するこ とが可能となる。

図6は、本発明に係る請求項2に記載のタッ パネル装置1の構成を示すブロック図であり 、図7は、そのディスプレイ画面101を示す図 ある。当該タッチパネル装置1は、請求項1の 記載のタッチパネル装置1の構成に加えて、 クロール手段7及び描画データ消去手段8が構 成されている。

スクロール手段7は、ディスプレイ画面101 おいて、既存画面データ102及び描画データ10 4を一括して認識する画像データ中の、ディ プレイ画面101に表示されない外側の画像デ タを表示するために、スクロール方向又は クロール速度といったスクロール処理を行 。具体的には、図7に示したように、ディス レイ画面101に当該画像データの全体を表示 たサムネイル枠105を設け、当該サムネイル 105の任意の箇所を操作者の指で触れること より、表示させたい画像データの箇所をデ スプレイ画面101に表示させる。

データ消去手段8は、メモリ等の記憶手段 記憶された描画データ104の消去処理を行う 具体的には、図7に示したように、ディスプ イ画面101に消去ボタン106を設け、操作者が 該消去ボタン106を押すことにより、描画デ タを消去させる。また、データ消去にはundo 方式を採用し、操作者が消去ボタン106を押す 毎に一つ前の処理を消去するように制御する 。すなわち、消去ボタン106を押すことにより 、最後に手書き入力した文字の最後の画が消 去される。

また、上記各手段は夫々、サムネイル枠105 及び消去ボタン106に限られるものではない。 例えば、スクロール手段7としては、ディス レイ画面101にスクロールボタンを設け、該 クロールボタンを押してスクロール処理状 にした後、操作者がディスプレイ画面101上 指をスライドさせることにより、机上の用 をスライドさせるが如く、画像データをス ロールさせる態様にしてもよいし、或いは クロールバー等を設けてもよい。また、デ タ消去手段8としては、消去ボタン106を押し データ消去処理状態にした後、操作者がデ スプレイ画面101上の消去したい文字等に触 ることにより、描画データ104を消去する態 にしてもよい。

以上のように、ディスプレイ画面101上にス クロール操作用のサムネイル枠105が設けられ ることにより、当該画像データを拡大した状 態であってもスクロール操作が容易であり、 また描画データ消去手段8により、当該画像 ータを拡大又は縮小した状態であっても手 き入力した文字等の描画データ104を容易に 去することができる。

図8は、本発明に係る請求項3に記載のタッ パネル装置1において、プリンタ等の出力手 段(図示せず。)により出力された印刷物9を説 明する図である。まず、操作者は、住所等の 個人情報を手書き入力する前に、購入したい 商品等をディスプレイ画面101上のタッチパネ ルで選択する。次に、上述したように、「お 届け先」等の各記入欄に個人情報等を手書き 入力し、各記入欄の記載を確認した後、「完 了ボタン」107(図7参照。)を押すことで処理を 完了させる。そして、既存画面データ102及び 描画データ104を一括に認識された画像データ として、商品及び個人情報をプリンタ等の出 力手段により印刷する。

以上のように、手書き入力した描画データ 104を既存画面データ102とともにプリンタ等の 出力手段で印刷等することにより、当該画像 データを会議等であれば出席者に資料として 配布することができ、また、量販店等におけ る商品注文書であればタッチパネルで商品を 選択した後、住所等の個人情報を手書き入力 して当該画像データを印刷すれば、当該印刷 物9をレジ等に持参することにより容易に商 を注文することができ、且つ量販店等の店 においても、人材削減等、格段に効率化を ることが可能となる。

 上記実施例の説明以外にも、タッチパネ 装置1は、携帯電話又はPDA等の小型情報端末 の表示画面に用いてもよい。これにより、小 型情報端末のディスプレイ画面101に表示され た画像データを拡大すれば手書き入力が容易 にでき、且つ、一括して認識された画像デー タとしてディスプレイ画面101に表示されるこ とから、手書き入力用の拡大された別枠等を わざわざ表示させる必要もなく、操作が非常 に簡便で容易となる。

 また、上記実施例では、タッチパネル装 1に手書き入力した情報をそのまま印刷物に 出力したが、バーコード或いはQRコードのよ に情報を多く且つ狭小に印字できるコード 変換して出力してもよい。

 上記実施例の説明以外にも、タッチパネ 装置1は、結婚式、葬式又はパーティ等、出 席者が記帳する必要がある場面において使用 することも可能である。例えば、結婚式では 、タッチパネル装置1に出席者の氏名及び住 を記帳させることで、手書き入力された氏 等の文字と同じ文字フォントを検出する手 き文字認識プログラム等のフォント検出手 を設け、手書き入力文字をフォントデータ 変換することにより、記帳と同時に且つ容 に出席者のデータベースを構築することが 能となる。

 また、本発明に係るタッチパネル装置1に よれば、医師等が使用する電子カルテとして も使用することが可能である。すなわち、電 子カルテとして本発明に係るタッチパネル装 置1を使用すれば、「発病年月日」、「病名 、「病状の経過」等の各項目をディスプレ 画面101に表示させた既存画面データ102及び 師等がタッチペン等を用いて前記各項目に 書き入力した描画データ104を一括の画像デ タとして認識することにより、医師等が当 画像データを拡大して容易に手書き入力し 更に縮小しての表示が可能となるとともに 手書き入力した項目部分を拡大すれば、確 したい項目を患者等に分かりやすく表示さ ることが可能となる。また、手書き入力さ た前記各項目の文字と同じ文字フォントを 出する手書き文字認識プログラム等のフォ ト検出手段を設け、手書き入力文字をフォ トデータに変換することにより、手書き入 された「発病年月日」又は「病名」等の患 データを集積したデータベースを構築する とが可能となる。なお、カルテは主にドイ 語等で記載されるが、タッチパネル装置1へ 手書き入力が言語を問わず可能であること 言うまでもない。