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Patent Searching and Data


Title:
VISUAL CABINET SYSTEM FOR DATA AND DATA DISPLAY METHOD USING ITS SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136138
Kind Code:
A1
Abstract:
A system for enabling an overview of the details of data content to be visually and instantaneously grasped when the user using a customer system confirms the details of the data content. The system comprises a WEB server and a database server. The WEB server includes a user browsing site, an image acquiring site, and a screen image batch processing section for requesting to create the screen associated with new/updated data to the image acquiring site to acquire the screen image if accessing a data table of the database at regular time intervals to find the new/updated data. The user browsing site includes a WEB screen creating section for, when the authenticated user requests to display a predetermined screen associated with one data ID included in the user and the data table, creating the screen in which a link making a transition to the screen corresponding to the acquired screen image is given to the acquired screen image.

Inventors:
NAKAMURA TAKASHI (JP)
IWASAKI CHIAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/065463
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
August 07, 2007
Export Citation:
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Assignee:
SOMPO JAPAN INSURANCE INC (JP)
NAKAMURA TAKASHI (JP)
IWASAKI CHIAKI (JP)
International Classes:
G06F3/048; G06F13/00
Foreign References:
JP2005204183A2005-07-28
JP2004240638A2004-08-26
JP2001249874A2001-09-14
JPH11161571A1999-06-18
JP2006079408A2006-03-23
Attorney, Agent or Firm:
TANI, Yoshikazu et al. (Akasaka 2-chome Minato-k, Tokyo 52, JP)
Download PDF:
Claims:
 ユーザ端末からインターネットを介してアクセスすることができるユーザ閲覧用サイトを含むWEBサーバと、データベースサーバとを備えたデータのビジュアルキャビネットシステムであって、
 前記データベースサーバは、
  インターネットを介して前記ユーザ閲覧用サイトにアクセスすることを許可させるユーザのユーザID、パスワード及び契約者アカウントを有するユーザマスタテーブルと、
  前記契約者アカウントに関連付けられた、データIDを含むデータの集合を有するデータテーブルと
 を備え、
 前記WEBサーバは、
  前記ユーザ閲覧用サイトのミラーサイトである画像取得用サイトと、
  一定時間ごとに、前記データテーブルにアクセスして、該データテーブルに新規データ及び更新データがあった場合、前記画像取得用サイトに、全ての前記新規データ及び前記更新データに関連付けられた1つまたは複数のHTML画面を作成するよう要求して、該1つまたは複数のHTML画面の画像を取得する画面画像バッチ処理部と
 を備え、
 前記ユーザ閲覧用サイトは、
  インターネットを介して前記ユーザ端末から受信したユーザID及びパスワードと、前記ユーザマスタテーブルが有する前記ユーザID及び前記パスワードとを照合して、前記ユーザ閲覧用サイトへのアクセスを許可するか否かを判定するユーザ認証部と、
  前記画面画像バッチ処理部が取得した前記1つまたは複数のHTML画面の画像を格納する画面画像格納部と、
  認証された前記ユーザ端末から、前記契約者アカウント及び前記データテーブルに含まれる1つのデータIDに関連付けられた所定のHTML画面を表示させるよう要求されたときに、前記契約者アカウント及び前記1つのデータIDに関連付けられた、前記画面画像格納部に格納された前記1つまたは複数のHTML画面の画像に、該1つまたは複数のHTML画面の画像に対応するHTML画面に遷移するリンクが付与された前記所定のHTML画面を作成するWEB画面作成部と
 を含み、
 前記1つまたは複数のHTML画面は、前記契約者アカウント及び前記1つのデータIDに関連付けられた最新の情報を表示することを特徴とするデータのビジュアルキャビネットシステム。
 前記ユーザ閲覧用サイトは、
 認証された前記ユーザ端末から、前記所定のHTML画面を表示させるよう要求されたときに、前記契約者アカウント及び前記1つのデータIDに関連付けられた前記1つまたは複数のHTML画面の画像が前記画面画像格納部に格納されていない場合、前記画像取得用サイトに、前記契約者アカウント及び前記1つのデータIDに関連付けられた前記1つまたは複数のHTML画面を要求して、該1つまたは複数のHTML画面の画像を取得し、前記画面画像格納部に格納させる画面画像作成部
 をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のデータのビジュアルキャビネットシステム。
 前記データベースサーバは、
 前記契約者アカウントごとに、前記画面画像バッチ処理部が取得した前記1つまたは複数のHTML画面の画像を前記所定のHTML画面に表示させるか否かに関する情報と、前記1つまたは複数のHTML画面の画像のレイアウトを定めたテンプレートとを有する表示パターンマスタテーブル
 をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータのビジュアルキャビネットシステム。
 ユーザ端末からインターネットを介してアクセスすることができるユーザ閲覧用サイト、該ユーザ閲覧用サイトのミラーサイトである画面取得用サイト、及び画面画像バッチ処理部を含むWEBサーバであって、前記ユーザ閲覧用サイトは、画面画像格納部及びWEB画面作成部を含むWEBサーバと、インターネットを介して前記ユーザ閲覧用サイトにアクセスすることを許可させるユーザのユーザID、パスワード及び契約者アカウントを有するユーザマスタテーブル、及び、前記契約者アカウントに関連付けられた、データIDを含むデータの集合を有するデータテーブルを含むデータベースサーバとを備えたデータのビジュアルキャビネットシステムにおけるデータ表示方法であって、
 前記画面画像バッチ処理部は、一定時間ごとに、前記データテーブルにアクセスして、該データテーブルに新規データ及び更新データがあった場合、前記画像取得用サイトに、全ての前記新規データ及び更新データに関連付けられた1つまたは複数のHTML画面を作成するよう要求して、該1つまたは複数のHTML画面の画像を取得し、前記画面画像格納部に格納させ、
 前記ユーザ認証部は、インターネットを介して前記ユーザ端末から受信したユーザID及びパスワードと、前記ユーザマスタテーブルが有する前記ユーザID及び前記パスワードとを照合して、前記ユーザ閲覧用サイトへのアクセスを許可するか否かを判定し、
 認証された前記ユーザ端末から、前記契約者アカウント及び前記データテーブルに含まれる1つのデータIDに関連付けられた所定のHTML画面を表示させるよう要求されたときに、前記WEB画面作成部は、前記契約者アカウント及び前記1つのデータIDに関連付けられた、前記画面画像格納部に格納された前記1つまたは複数のHTML画面の画像に、該1つまたは複数のHTML画面の画像に対応するHTML画面に遷移するリンクが付与された前記所定のHTML画面を作成する
 ことを特徴とするデータ表示方法。
 前記ユーザ閲覧用サイトは、画面画像作成部をさらに含み、前記画面画像作成部は、認証された前記ユーザ端末から、前記所定のHTML画面を表示させるよう要求されたときに、前記契約者アカウント及び前記1つのデータIDに関連付けられた前記1つまたは複数のHTML画面の画像が前記画面画像格納部に格納されていない場合、前記画像取得用サイトに、前記契約者アカウント及び前記1つのデータIDに関連付けられた前記1つまたは複数のHTML画面を要求して、該1つまたは複数のHTML画面の画像を取得し、前記画面画像格納部に格納させることを特徴とする請求項4に記載のデータ表示方法。
 前記データベースサーバは、
 前記契約者アカウントごとに、前記画面画像バッチ処理部が取得した前記1つまたは複数のHTML画面の画像を前記所定のHTML画面に表示させるか否かに関する情報と、前記1つまたは複数のHTML画面の画像のレイアウトを定めたテンプレートとを有する表示パターンマスタテーブル
 をさらに備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ表示方法。
Description:
データのビジュアルキャビネッ システム及びそのシステムを利用したデー 表示方法

 本発明は、データのビジュアルキャビネ トシステム及びそのシステムを利用したデ タ表示方法に関する。

 従来、インターネットを活用した顧客向 システムにおいて、顧客が閲覧を望むデー 内容の明細を確認しようとするときには、 キスト文字や単純な画像で表されたメニュ 情報をクリックすることにより、そのメニ ーに合わせた各種項目がデータベースから 得され、それらの項目が表示されたWEBペー を開いて、データ内容の明細を確認すると う手法が一般的であった。

 また、例えば、企業からの電子的なIR(投 家向け広報)情報を特定会社に送信し、この 受けたIR情報を自動的に特定会社のホームペ ジの当該企業ページにレイアウトして、閲 者(投資家)に提供するサイトが知られてい 。

 上述のサイトでは、投資家の画面上の企 サイトの項目ごとのアイコンにカーソルを ってきたとき、投資家が企業のサイトを項 毎にいつ見たかを把握させ、投資家に企業 更新した最新のサイトを参照したかどうか 把握させることが可能なリンクシステムが 示されている(例えば、特許文献1参照)。

特開2003-316809号公報

 しかしながら、このようなリンクシステ を利用しても、最終的に顧客が望む情報を 覧するためには、テキスト文字や単純な画 で表されたメニュー情報に依存しながら、 種のデータ内容のWEBページを開いて、その 細を確認していくことになり、そのシステ を利用する顧客にとっては非常に煩雑な作 となる。

 そこで、本発明は、上述の点に鑑みて、 ンターネットを介して顧客向けシステムを 用する顧客がデータ内容の明細を確認する に、瞬時にデータ内容の明細の概要を視覚 に把握することを可能にするための、デー のビジュアルキャビネットシステム及びそ システムを利用したデータ表示方法を提供 ることを目的とする。

 このような目的を達成するために、本発 の第1の側面に従うと、本ビジュアルキャビ ネットシステムは、ユーザ端末からインター ネットを介してアクセスすることができるユ ーザ閲覧用サイトを含むWEBサーバと、データ ベースサーバとを備えたデータのビジュアル キャビネットシステムであって、前記データ ベースサーバは、インターネットを介して前 記ユーザ閲覧用サイトにアクセスすることを 許可させるユーザのユーザID、パスワード及 契約者アカウントを有するユーザマスタテ ブルと、前記契約者アカウントに関連付け れた、データIDを含むデータの集合を有す データテーブルとを備え、前記WEBサーバは 前記ユーザ閲覧用サイトのミラーサイトで る画像取得用サイトと、一定時間ごとに、 記データテーブルにアクセスして、該デー テーブルに新規データ及び更新データがあ た場合、前記画像取得用サイトに、全ての 記新規データ及び前記更新データに関連付 られた1つまたは複数のHTML画面を作成するよ う要求して、該1つまたは複数のHTML画面の画 を取得する画面画像バッチ処理部とを備え 前記ユーザ閲覧用サイトは、インターネッ を介して前記ユーザ端末から受信したユー ID及びパスワードと、前記ユーザマスタテ ブルが有する前記ユーザID及び前記パスワー ドとを照合して、前記ユーザ閲覧用サイトへ のアクセスを許可するか否かを判定するユー ザ認証部と、前記画面画像バッチ処理部が取 得した前記1つまたは複数のHTML画面の画像を 納する画面画像格納部と、認証された前記 ーザ端末から、前記契約者アカウント及び 記データテーブルに含まれる1つのデータID 関連付けられた所定のHTML画面を表示させる よう要求されたときに、前記契約者アカウン ト及び前記1つのデータIDに関連付けられた、 前記画面画像格納部に格納された前記1つま は複数のHTML画面の画像に、該1つまたは複数 のHTML画面の画像に対応するHTML画面に遷移す リンクが付与された前記所定のHTML画面を作 成するWEB画面作成部とを含み、前記1つまた 複数のHTML画面は、前記契約者アカウント及 前記1つのデータIDに関連付けられた最新の 報を表示する。

 また、本発明の第1の側面において、前記 ユーザ閲覧用サイトは、認証された前記ユー ザ端末から、前記所定のHTML画面を表示させ よう要求されたときに、前記契約者アカウ ト及び前記1つのデータIDに関連付けられた 記1つまたは複数のHTML画面の画像が前記画面 画像格納部に格納されていない場合、前記画 像取得用サイトに、前記契約者アカウント及 び前記1つのデータIDに関連付けられた前記1 または複数のHTML画面を要求して、該1つまた は複数のHTML画面の画像を取得し、前記画面 像格納部に格納させる画面画像作成部をさ に含んでもよい。

 また、本発明の第1の側面において、前記 データベースサーバは、前記契約者アカウン トごとに、前記画面画像バッチ処理部が取得 した前記1つまたは複数のHTML画面の画像を前 所定のHTML画面に表示させるか否かに関する 情報と、前記1つまたは複数のHTML画面の画像 レイアウトを定めたテンプレートとを有す 表示パターンマスタテーブルをさらに備え もよい。

 本発明の第2の側面に従うと、本ビジュア ルキャビネットシステムを利用したデータ表 示方法は、ユーザ端末からインターネットを 介してアクセスすることができるユーザ閲覧 用サイト、該ユーザ閲覧用サイトのミラーサ イトである画面取得用サイト、及び画面画像 バッチ処理部を含むWEBサーバであって、前記 ユーザ閲覧用サイトは、画面画像格納部及び WEB画面作成部を含むWEBサーバと、インターネ ットを介して前記ユーザ閲覧用サイトにアク セスすることを許可させるユーザのユーザID パスワード及び契約者アカウントを有する ーザマスタテーブル、及び、前記契約者ア ウントに関連付けられた、データIDを含む ータの集合を有するデータテーブルを含む ータベースサーバとを備えたデータのビジ アルキャビネットシステムにおけるデータ 示方法であって、前記画面画像バッチ処理 は、一定時間ごとに、前記データテーブル アクセスして、該データテーブルに新規デ タ及び更新データがあった場合、前記画像 得用サイトに、全ての前記新規データ及び 新データに関連付けられた1つまたは複数のH TML画面を作成するよう要求して、該1つまた 複数のHTML画面の画像を取得し、前記画面画 格納部に格納させ、前記ユーザ認証部は、 ンターネットを介して前記ユーザ端末から 信したユーザID及びパスワードと、前記ユ ザマスタテーブルが有する前記ユーザID及び 前記パスワードとを照合して、前記ユーザ閲 覧用サイトへのアクセスを許可するか否かを 判定し、認証された前記ユーザ端末から、前 記契約者アカウント及び前記データテーブル に含まれる1つのデータIDに関連付けられた所 定のHTML画面を表示させるよう要求されたと に、前記WEB画面作成部は、前記契約者アカ ント及び前記1つのデータIDに関連付けられ 、前記画面画像格納部に格納された前記1つ たは複数のHTML画面の画像に、該1つまたは 数のHTML画面の画像に対応するHTML画面に遷移 するリンクが付与された前記所定のHTML画面 作成する。

 また、本発明の第2の側面において、前記 ユーザ閲覧用サイトは、画面画像作成部をさ らに含み、前記画面画像作成部は、認証され た前記ユーザ端末から、前記所定のHTML画面 表示させるよう要求されたときに、前記契 者アカウント及び前記1つのデータIDに関連 けられた前記1つまたは複数のHTML画面の画像 が前記画面画像格納部に格納されていない場 合、前記画像取得用サイトに、前記契約者ア カウント及び前記1つのデータIDに関連付けら れた前記1つまたは複数のHTML画面を要求して 該1つまたは複数のHTML画面の画像を取得し 前記画面画像格納部に格納させてもよい。

 また、本発明の第2の側面において、前記 データベースサーバは、前記契約者アカウン トごとに、前記画面画像バッチ処理部が取得 した前記1つまたは複数のHTML画面の画像を前 所定のHTML画面に表示させるか否かに関する 情報と、前記1つまたは複数のHTML画面の画像 レイアウトを定めたテンプレートとを有す 表示パターンマスタテーブルをさらに備え もよい。

 本発明によれば、インターネットを介し データ内容の明細を参照する際に、瞬時に ータ内容の明細の概要を視覚的に把握する とが可能になる。

 また、本発明によれば、ユーザごとの種 により格納されている画面画像を個々のユ ザごとのニーズに応じた種類及びレイアウ で表示することが可能となる。

図1は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムの構成を示すブロック図 である。 図2は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムを構成するサーバコンピ ュータのハードウェア構成の一例を示すブロ ック図である。 図3は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムを構成するWEBサーバのよ り詳細な構成を示すブロック図である。 図4は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムを構成するWEBサーバにお ける画面画像格納部の説明図である。 図5は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムを構成するデータベース サーバのデータベースにおけるユーザマスタ テーブルの説明図である。 図6は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムを構成するデータベース サーバのデータベースにおけるデータテーブ ルの説明図である。 図7は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムを構成するデータベース サーバのデータベースにおける表示パターン マスタテーブルの説明図である。 図8は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムにおける画像取得バッチ 処理部の処理を示すフロー図である。 図9は、本実施形態に係るビジュアルキ ャビネットシステムにより提供されるキャビ ネット明細画面を作成するプロセスを示すフ ロー図である。 図10は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにおけるキャビネット 面画像作成部の処理を示すフロー図である 図11は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるユー ID/パスワード入力画面の一例を示す図であ 。 図12は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるメニ ー画面の一例を示す図である。 図13は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるキャ ネット一覧画面の一例を示す図である。 図14は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるキャ ネット一覧画面の別の例を示す図である。 図15は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるキャ ネット一覧画面のさらに別の例を示す図で る。 図16は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるキャ ネット明細画面の一例を示す図である。 図17は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるキャ ネット明細画面の別の例を示す図である。 図18は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるキャ ネット明細画面のさらに別の例を示す図で る。 図19は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供される添付 ァイル表示画面の一例を示す図である。 図20は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供されるキャ ネット明細画面の別の例を示す図である。 図21は、本実施形態に係るビジュアル ャビネットシステムにより提供される保険 請求書発行履歴表示画面の一例を示す図で る。

 以下、図面を参照しながら、本発明の実 形態について詳細に説明する。本明細書で 照される各図面において、同様の機能を有 る箇所には同一の符号を付している。なお 以下の説明では、保険業を例に挙げて説明 るが、本発明は保険業に限定されず、事業 商売等の様々な業務に適用することができ 。

 (システム構成) 
 図1は、本実施形態に係るビジュアルキャビ ネットシステム100の構成を示すブロック図で ある。ビジュアルキャビネットシステム100は 、WWW(World Wide Web)を使用するノードであるWEB サーバ101と、保険業務に関連するクレームデ ータやユーザ(契約者)情報の集合をデータベ ス111として格納するデータベースサーバ110 、外部からの不正アクセスを防止するファ アウォール109とから構成されている。なお 本実施形態では、データベースに格納する ータとしてクレームデータを想定している 、本発明は、このようなデータに限定され ものではない。

 WEBサーバ101は、ユーザが、パーソナルコ ピュータ(PC)等のユーザ端末113a~113nからイン ターネット112を介して、各種情報が処理され て出力されたHTML画面にアクセスする契約者 覧者用サイト102と、ユーザ端末113a~113nの出 画面に表示させる最新のHTML画面の画像(以降 、キャビネット画面画像、または、画面画像 とも呼ぶ)を取得するためのWEBサイトである 像取得用サイト107と、画像取得用サイト107 おけるHTML画面を一定時間ごとに要求して、 ーザ端末113a~113nの出力画面に表示させるキ ビネット画面画像を作成し、後述する契約 閲覧者用サイト102の画面画像格納部104にキ ビネット画面画像を格納させる画像取得バ チ処理部108とを含んでいる。

 契約者閲覧者用サイト102は、ユーザによ 契約者閲覧用サイトへのアクセスを認証す ユーザ認証部106と、ユーザID/パスワード入 画面等を含むHTML画面をユーザ端末113a~113nに 表示させるためのHTML(HyperText Markup Language)を 記述するWEB画面作成部103と、キャビネット画 面画像を格納する画面画像格納部104と、画像 取得用サイト107におけるHTML画面を要求して ユーザ端末113a~113nの出力画面に表示させる ャビネット画面画像を作成し、画面画像格 部104にキャビネット画面画像を格納させる ャビネット画面画像作成部105とを含んでい 。

 図2は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100を構成するサーバコンピ ュータのハードウェア構成の一例を示すブロ ック図である。図2に示す構成のサーバコン ュータは、図1に示したWEBサーバ101およびデ タベースサーバ111のいずれにも使用される なお、WEBサーバ101およびデータベースサー 111の各々を、複数のサーバコンピュータに って構成させてもよい。さらに、WEBサーバ1 01を、本ビジュアルキャビネットシステム100 よって提供される業務ロジックを提供する 能を有するサーバと、その業務ロジックに って処理されたデータをユーザに出力画面 して提供する機能を有するサーバとに分散 せてもよい。

 サーバコンピュータ200は、装置全体の制 を行うCPU(Central Processing Unit)201と、装置全 を制御するためのシステムプログラム等が 納されたROM(Read Only Memory)202と、一次記憶 域であるRAM(Random Access Memory)206とがバス213 介して接続されている。また、本発明に関 る処理を実行するためのプログラムが格納 れたプログラムメモリ212と、キーボード210 よびマウス211に接続されるキーボード・マ スインターフェース(I/F)208と、ディスプレイ 205に接続されるビデオI/F204と、インターネッ トとの通信を行うモデム等の通信I/F203と、ハ ードディスク209に接続される入出力I/F207とが バス213に接続されている。

 本実施形態に係る各処理は、後述する各 理を実現するプログラムのプログラムコー を記録したプログラムメモリ212から、CPU201 そのプログラムコードを読み出して実行す ことにより達成されるものである。

 WEBサーバ101およびデータベースサーバ110 、各々の機能を実現するためのプログラム ジュールとして設計される。例えば、ユー 端末113a~113nへ画面を表示する手段として、 れらユーザ端末との通信を実現する通信プ グラム、入力画面等をHTTP(HyperText Transfer Pr otocol)で送信するWEBサーバプログラム、およ クライアントのブラウザに入力画面等を表 させるプログラムを使用する。入力画面等 表示させるプログラムとしては、例えば、Mi crosoft社のWindows(登録商標)上のWEBサーバであ IIS(Internet Information Services)が有するASP(Active Server Pages)を使用することができる。また、 WEBページを介して受信した情報に基づくデー タベース検索等の情報処理も、ASPにより実行 することができる。

 さらに、データベースサーバ110における ータベース111の管理処理やWEBサーバ101によ データベース111のアクセス処理は、それぞ 周知のデータベースサーバ用およびデータ ースクライアント用のアプリケーションプ グラムにより実行される。

 これらのプログラムは、高級手続型プロ ラミング言語、オブジェクト指向プログラ ング言語、アセンブリ言語、機械語に加え 、HTML等のマークアップ言語で記述される。 このような実現方法において、ハードディス ク、光磁気ディスク、光ディスク、CD-ROM、CD- R、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROM により構成されるプログラムメモリ212は、 ンピュータ読取り可能な記録媒体として機 する。

 図3は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100を構成するWEBサーバ101の より詳細な構成を示すブロック図である。

 契約者閲覧用サイト102のWEB画面作成部103 、HTMLファイルにより表される静的なHTML画 を作成したり、例えば前述のASPを使用して 的なHTML画面を作成したりすることができる WEB画面作成部103は、ユーザ端末113a~113nの出 画面に表示させる、ユーザが認証を行うた のユーザID/パスワード入力画面301と、各種 サービスを提供する画面に遷移するための ニュー画面302と、クレームデータの一覧を 示するキャビネット一覧画面303と、1つのク レームデータに関する各種キャビネット画面 画像を表示するキャビネット明細画面304との HTMLを記述する。さらに、WEB画面作成部103は ユーザ端末113a~113nの出力画面に表示させる 1つのクレームデータに関する明細を表示す データ明細表示画面305と、1つのクレームデ ータに関する履歴情報を表示する履歴表示画 面306と、1つのクレームデータに関する製品 の画像ファイル等を表示する添付ファイル 示画面307と、1つのクレームデータに関して 行した保険金の請求書の履歴を表示する保 金請求書発行履歴表示画面308とのHTMLを記述 する。本実施形態では、WEB画面作成部103は、 これらのHTML画面を作成するが、本発明は、 のようなHTML画面に限定されるものではない

 契約者閲覧用サイト102のユーザ認証部106 、ユーザ端末113a~113nのユーザID/パスワード 力画面を介して送信されたユーザIDおよび スワードと、データベースサーバ110のデー ベース111に格納されているユーザIDおよびパ スワードとを照合して、正規のユーザである か否かを認証する。ユーザ認証部106が正規の ユーザであると認証した場合には、WEB画面作 成部103により作成されたメニュー画面302がユ ーザ端末113a~113nの出力画面に表示される。

 契約者閲覧用サイト102の画面画像格納部1 04は、後述するキャビネット画面画像作成部1 05、または、後述する画像取得バッチ処理部1 08が作成した画面画像ファイルを契約者アカ ント別に格納する。

 契約者閲覧用サイト102のキャビネット画 画像作成部105は、後述する画像取得用サイ 107にアクセスして、ログインしたユーザが 択した、ビジュアルキャビネットシステム1 00で使用するクレームデータに関する全てのH TML画面(本実施形態では、上記4種類のHTML画面 305~308)を取得するために、画像取得用サイト1 07のWEB画面作成部309に、それらHTML画面用のHTM Lを記述させる。次いで、キャビネット画面 像作成部105は、それらHTML画面を取得して、 知のキャプチャソフトを用いて、HTML画面の 画像ファイルを作成し、契約者閲覧用サイト 102の画面画像格納部104の契約者アカウント別 フォルダ(ディレクトリ)に画面画像ファイル 格納する。

 ここで、後述する画像取得バッチ処理部1 08の処理は一定時間ごとに実行されるため、 ーザが選択したクレームデータに関する画 画像が画面画像格納部104に存在しないこと ある。そこで、ユーザが選択したクレーム ータに関する画面画像が画面画像格納部104 存在しない場合には、ユーザがクレームデ タを選択したときに、キャビネット画面画 作成部105がそれらの画面画像を作成するこ になる。このキャビネット画面画像作成部1 05の処理については、図10を参照して後述す 。なお、本実施形態では、HTML画面の画像フ イルは、gifファイルであるが、jpegファイル やpngファイル等の画像ファイルとしてもよい 。

 画像取得用サイト107は、契約者閲覧用サ ト102のWEB画面作成部103と同様のWEB画面作成 309を有しており、WEB画面作成部309は、契約 閲覧用サイト102におけるデータ明細表示画 305と、履歴表示画面306と、添付ファイル表 画面307と、保険金請求書発行履歴表示画面3 08と同一のHTML画面のHTMLを記述する。この画 取得用サイト107は、契約者閲覧用サイト102 ミラーサイトであって、ビジュアルキャビ ットシステム100内からのみアクセスできるWE Bサイトであり、ユーザ(契約者)を含む外部か らはアクセスが許可されない。

 画像取得バッチ処理部108は、データベー サーバ110のデータベース111に格納されてい クレームデータにアクセスして、新規の、 よび更新されたクレームデータに関する全 のHTML画面を取得するために、画像取得用サ イト107のWEB画面作成部309に、それらHTML画面 のHTMLを記述させる。次いで、画像取得バッ 処理部108は、それらHTML画面を取得して、周 知のキャプチャソフトを用いて、HTML画面の 像ファイルを作成し、契約者閲覧用サイト10 2の画面画像格納部104の契約者アカウント別 ォルダ(ディレクトリ)に画面画像ファイルを 格納する。画像取得バッチ処理部108の処理に ついては、図8を参照して後述する。上記と 様に、本実施形態では、HTML画面の画像ファ ルは、gifファイルであるが、その他の画像 ァイルとしてもよい。また、本実施形態に いて、このバッチ処理は10分ごとに実行さ るが、例えば、5分ごとに実行されてもよい 、15分ごとに実行されてもよい。

 図4は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100を構成するWEBサーバ101に おける画面画像格納部104の説明図である。

 図示するように、画面画像格納部104には 契約者アカウントごとにフォルダ(ディレク トリ)401a~401kが存在する。例えば、フォルダ( ィレクトリ)401aは、契約者アカウント「accou nt01」用であり、フォルダ(ディレクトリ)401b 、契約者アカウント「account02」用であり、 ォルダ(ディレクトリ)401kは、契約者アカウ ト「accountK」用である。

 各フォルダ(ディレクトリ)には、契約者 カウント名と、データの識別番号(データID) 、画面番号とによって一意なファイル名と る画面画像ファイルが格納される。例えば 本実施形態では、契約者アカウント「account 01」用のフォルダ(ディレクトリ)401aには、「a ccount01_ID01_screen01.gif」および「account01_ID08_scre en02.gif」という一意なファイル名を有するフ イルが格納されている。このファイル名の 名規則は例示にすぎず、ファイル名が、契 者アカウント名と、データの識別番号(デー タID)と、画面番号とによって一意になるよう であれば、どのような命名規則を用いてもよ い。なお、本実施形態では、データ明細表示 画面305を「screen01」、履歴表示画面306を「scre en02」、添付ファイル表示画面307を「screen03」 、保険金請求書発行履歴表示画面308を「screen 04」として識別している。

 図5は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100を構成するデータベース サーバ110のデータベース111におけるユーザマ スタテーブル500の説明図である。

 ユーザマスタテーブル500は、ログイン認 のために使用されるものであり、ユーザID ィールド、パスワードフィールド、および 約者アカウントフィールドから構成されて る。

 図6は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100を構成するデータベース サーバ110のデータベース111におけるデータテ ーブル600の説明図である。

 データテーブル600は、データIDフィール 、契約者アカウントフィールド、最終更新 フィールド、新規・更新フラグフィールド クレーム番号フィールド、および、その他 意の数のフィールドから構成されている。

 データIDフィールドは、クレームデータ 一意に定めるフィールドである。契約者ア ウントフィールドは、クレームデータに関 る契約者アカウントを示すフィールドであ 。最終更新日フィールドは、クレームデー が最後に更新された日付を示すフィールド ある。新規・更新フラグフィールドは、ク ームデータが新規に追加されたもの(図6では 、新規として示されている)であるか、更新 れたもの(図6では、更新として示されている )であるか、または、新規のデータでも更新 れたデータでもないもの(図6では、変化なし として示されている)であるかを示すフィー ドである。クレーム番号は、本システムを 供する保険会社が、クレームの種別に合わ て一意に付与したデータの番号を示すフィ ルドである。

 図7は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100を構成するデータベース サーバ110のデータベース111における表示パタ ーンマスタテーブル700の説明図である。

 表示パターンマスタテーブル700は、契約 アカウントフィールド、表示パターンフィ ルド、画面画像1フィールド、画面画像2フ ールド、画面画像3フィールド、および、画 画像4フィールドから構成されている。表示 パターンとは、キャビネット明細画面304のデ ザインや、その画面304に表示される各画面画 像のレイアウトを予め定めたテンプレートを 意味する。このテンプレートは、例えば、画 面画像格納部104等の所定の場所にファイルと して格納されている。

 また、本実施形態では、画面画像1はデー タ明細表示画面画像を示し、画面画像2フィ ルドは履歴表示画面画像を示し、画面画像3 ィールドは添付ファイル表示画面画像を示 、画面画像4フィールドは保険金請求書発行 履歴表示画面画像を示している。これら4つ フィールドは、画面画像1~4をキャビネット 細画面304に表示させるか否かを示すフィー ドある。本実施形態では、前述の4つの画面 像を用いているが、本発明は、このような 面画像に限定されるものではなく、任意の の画面画像及び任意のレイアウトを用いる とができる(例えば、図16~図18参照)。

 さらに、ユーザは、不図示のWEB画面を介 て、表示パターン、および、画面画像1~4の 示・非表示を変更することができ、ユーザ 用のキャビネット明細画面304を選択するこ ができる。

 (動作説明) 
 以上述べた構成において、次に、図11~図19 より示される、本実施形態に係るビジュア キャビネットシステムにより提供される各 WEB画面の例を参照しながら、その動作につ て説明する。

 図8は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100における画像取得バッチ 処理部108の処理を示すフロー図である。

 まず、データベースサーバ110にアクセス 、データベース111のデータテーブル600にお て、新規データおよび更新データが存在す か否かを検索する(S801)。新規データおよび 新データが存在しない場合、この処理は終 する。

 S801において、新規データおよび更新デー タが存在した場合、新規データおよび更新デ ータのうちの1つの識別番号(データID)を取得 る(S802)。画像取得用サイト107では、データI Dを含むURLに対して各HTMLが記述されるため、 いで、取得した識別番号(データID)から、画 像取得用サイト107のURLを特定する(S803)。

 次いで、画像取得用サイト107にログイン て、取得した識別番号(データID)により特定 されたURLにアクセスし、ユーザに表示するか 否かに関わらず、当該データに関する全ての HTML画面(本実施形態では、4つの画面)用のHTML WEB画面作成部309に記述させる(S804)。ここで セキュリティの目的上、画像取得用サイト1 07にログインするためには、認証が行われる 、当該処理を実行するためのプログラムに 、認証に必要なIDおよびパスワードが設定 れているため、ログイン認証ではじかれる とはない。

 次いで、周知のキャプチャソフトを用い 、S804にて記述されたHTMLにより表されるHTML 面の各画面画像ファイル(本実施形態ではgif ファイル)を作成する(S805)。この画面画像フ イルは、契約者アカウントと、データの識 番号(データID)と、画面番号とから一意にな ようにファイル名が決定される。次いで、 成した各画面画像ファイルを画面画像格納 104の契約者アカウント別フォルダ(ディレク トリ)に格納する(S806)。ここで、以前に作成 れた同一ファイルが存在する場合は、新し ファイルに上書きされ、画面画像格納部104 は、常に最新の画面画像が格納されること なる。

 次いで、データベースサーバ110にアクセ し、データベース111のデータテーブル500に いて、当該データの新規・更新フラグフィ ルドを「変化なし」に変更し、まだ新規デ タおよび更新データが存在するか否かを検 する(S807)。新規データおよび更新データが 在しない場合、この処理は終了する。一方 新規データおよび更新データが存在する場 は、S802に戻って、これらのステップを繰り 返し実行する。

 ここで、図6に示したデータテーブル600に おいて、優先度フィールドを設け、その優先 度フィールドに設定された優先度が高い順番 で、新規データおよび更新データが処理され てもよい。この処理は、優先度フィールドを 用いることにより、特にデータ量が増加した 際に効果的なものとなる。

 なお、本実施形態では、画像取得バッチ 理は、10分ごとに実行されるが、5分ごとに 行されてもよいし、15分ごとに実行されて よい。

 次に、図9を参照して、本実施形態に係る ビジュアルキャビネットシステム100により提 供されるキャビネット明細画面304を作成する プロセスを説明する。

 図9は、本実施形態に係るビジュアルキャ ビネットシステム100により提供されるキャビ ネット明細画面304を作成するプロセスを示す フロー図である。

 まず、ユーザ認証部106は、ユーザにより 図11に示すようなユーザID/パスワード入力 面301を介して送信されたユーザIDおよびパス ワードと、データベース111のユーザマスタテ ーブル500に格納されているユーザIDおよびパ ワードとを照合する(S901)。それらユーザID よびパスワードが一致しない場合は、再度S9 01を繰り返す。一方、ユーザIDおよびパスワ ドが一致した場合(例えば、IDとして、「user0 1」を、PASSWORDとして、「password01」を入力し 、「LOGIN」をクリックした場合)は、ユーザ のメニュー画面302(図12参照)をユーザ端末の 力画面に表示させる(S902)。

 次に、図12におけるCabinetボタンをユーザ クリックして、WEBサーバ101が、キャビネッ 一覧画面を選択したことを示す信号を受信 ると(S903)、WEB画面作成部103が、ユーザIDに り特定される契約者アカウントのキャビネ ト一覧画面303用のデータをデータベース111 データテーブル600から取得し(S904)、図13に示 すようなキャビネット一覧画面303をユーザ端 末の出力画面に表示させる(S905)。本実施形態 では、キャビネット一覧画面303において、デ ータは、デフォルトとして、最終更新日の降 順で10件ずつ表示される(図13参照)。

 また、キャビネット一覧画面303において データIDやクレーム番号等の項目名称をク ックすることにより、選択した項目の降順 データが並び替わる。例えば、図14は、クレ ーム番号をクリックした場合のキャビネット 一覧画面303を示している。

 さらに、キャビネット一覧画面303におい 、図13および図14の左上にあるプルダウンを 選択すると、キャビネット一覧画面303に表示 される件数が変更される。例えば、図15は、 13に示したキャビネット一覧画面303におい 、データの件数が10件から20件に変更された ャビネット一覧画面303を示している。

 図9に戻ると、次にユーザが、図13~図15に けるキャビネット一覧画面303において、例 ば、対象とするデータのデータID部をクリ クしたり、図の下部に示したデータIDやクレ ーム番号等の入力フィールドに、データを一 意に特定できるキーを入力して「GO」ボタン クリックしたりすることによって、WEBサー 101が、対象とするデータを選択したことを す信号を受信したとする(S906)。このとき、 約者アカウントをキーにして、データベー 111の表示パターンマスタテーブル700から、 ャビネット明細画面304に表示させる、その 約者アカウント用の表示パターンおよび画 画像を特定する(S907)。例えば、ログインし ユーザが「user01」であった場合、図5および 図7を参照すると、契約者アカウントは「accou nt01」であり、表示パターンとして、パター 1(不図示)が選択され、画面画像1~4の全ての 面画像が、キャビネット明細画面304に表示 れることになる。

 次いで、キャビネット明細画面304に表示 せる画面画像が、画面画像格納部104に存在 るか否かが判定される(S908)。S908において、 キャビネット明細画面304に表示させる画面画 像が、画面画像格納部104に存在すると判定さ れた場合、WEB画面作成部103は、表示させる画 面画像に遷移先のリンクを付与して、例えば 、図16に示すような、その画面画像が表示さ たキャビネット明細画面304を表示させる(S91 0)。ここで、図16に示した「Claim Data」のタイ トルで示される画像は、データ明細表示画面 画像であり、「History」のタイトルで示され 画像は、履歴表示画面画像であり、「Attachme nt」のタイトルで示される画像は、添付ファ ル表示画面画像であり、「Debit Note」のタ トルで示される画像は、保険金請求書発行 歴表示画面画像である。

 なお、このキャビネット明細画面304は、 述したように、契約者アカウントごとに設 された表示パターンマスタテーブル700内の 示パターンフィールド、画面画像1フィール ド、画面画像2フィールド、画面画像3フィー ド、および、画面画像4フィールドの値に応 じて変更することができる。例えば、図16に すキャビネット明細画面304では、4つの画面 画像が2×2のマトリクス状に配置されている また、図17に示すキャビネット明細画面304で は、保険金請求書発行履歴表示画面画像を除 く3つの画面画像が配置されている。この画 では、データ明細表示画面画像は、より多 の情報が把握できるよう画面左半分に表示 れ、履歴表示画面画像および添付ファイル 示画面画像は、画面右半分の上下に等しい きさになるように表示されている。また、 18に示すキャビネット明細画面304でも、保険 金請求書発行履歴表示画面画像を除く3つの 面画像が配置されている。この画面では、 ータ明細表示画面画像は、データ明細表示 面における一部の情報が詳細に把握できる う、画面横方向に対して半分以上の領域を めるよう画面左側に表示され、履歴表示画 画像および添付ファイル表示画面画像は、 った画面領域の上下に、図17に示した画面画 像よりも小さな表示領域を有して、等しい大 きさになるように表示されている。

 一方、画像取得バッチ処理は、一定時間 とに実行されるため、キャビネット明細画 304に表示させる画面画像が、画面画像格納 104に存在しないこともある。したがって、S 908において、キャビネット明細画面304に表示 させる画面画像が、画面画像格納部104に存在 しないと判定された場合、処理はS909に進み キャビネット画面画像作成部105が、画面画 を作成する。このS909の画面画像作成処理に いて、図10を参照して、次に説明する。

 図10は、本実施形態に係るビジュアルキ ビネットシステム100におけるキャビネット 面画像作成部105の処理を示すフロー図であ 。

 まず、画像取得用サイト107では、データI Dを含むURLに対して各HTMLが記述されるため、 9のS906において受信した対象とするデータ 識別番号(データID)から、画像取得用サイト1 07のURLを特定する(S1001)。

 次いで、画像取得用サイト107にログイン て、対象とするデータの識別番号(データID) により特定されたURLにアクセスし、ユーザに 表示するか否かに関わらず、当該データに関 する全てのHTML画面(本実施形態では、4つの画 面)用のHTMLをWEB画面作成部309に記述させる(S10 02)。ここで、セキュリティの目的上、画像取 得用サイト107にログインするためには、認証 が行われるが、当該処理を実行するためのプ ログラムには、認証に必要なIDおよびパスワ ドが設定されているため、ログイン認証で じかれることはない。

 次いで、周知のキャプチャソフトを用い 、S1002にて記述されたHTMLにより表されるHTML 画面の各画面画像ファイル(本実施形態ではgi fファイル)を作成する(S1003)。この画面画像フ ァイルは、契約者アカウントと、データの識 別番号(データID)と、画面番号とから一意に るようにファイル名が決定される。次いで 作成した各画面画像ファイルを画面画像格 部104の契約者アカウント別フォルダ(ディレ トリ)に格納して(S1004)、図9のS910に進む。

 こうした処理により、例えば、図16に示 れるようなキャビネット明細画面304がユー 端末の出力画面に表示される。図16には、最 新のデータに対応した4つの画面画像が表示 れており、そのうちの任意の1つをクリック ることにより、WEB画面作成部103が作成した データ明細表示画面305、履歴表示画面306、 付ファイル表示画面307、および、保険金請 書発行履歴表示画面308のうちの1つの画面に 遷移する。

 図16に示されるキャビネット明細画面304 おいて、例えば、「Attachment」をクリックし 場合、図17に示されるような添付ファイル 示画面307が表示されることになる。

 また、図16に示されるキャビネット明細 面304において、右下にあるプルダウンから 意の項目を1つ選択して、「GO」ボタンをク ックすることにより、WEB画面作成部103が作 した、その項目に対応する画面に遷移する 例えば、図18に示されるキャビネット明細画 面304において、プルダウンから「Debit Note」 選択して、「GO」ボタンをクリックした場 、図19に示されるような保険金請求書発行履 歴表示画面308が表示されることになる。

 なお、本実施形態では、画像取得用サイ 107で作成される画面画像には、その元とな 画面に表示されるデータ項目をすべて表示 せた画面画像が生成される。しかしながら 別の実施形態では、各画面に表示される複 のデータ項目について、契約者アカウント とに、それらデータ項目を各画面に表示さ るか否かを示すフラグフィールドを有する ータベーステーブルを設け、その表示の有 に応じて、画像取得用サイト107において、 画面画像が生成されてもよい。

 以上説明したように、本発明によれば、 ンターネットを介してデータ内容の明細を 照する際に、瞬時にデータ内容の明細の概 を視覚的に把握することが可能になる。ま 、本発明によれば、ユーザごとの種別によ 格納されている画面画像を個々のユーザご のニーズに応じた種類及びレイアウトで表 することが可能となる。