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Patent Searching and Data


Title:
SEMICONDUCTOR DEVICE MANUFACTURING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/150870
Kind Code:
A1
Abstract:
A semiconductor device manufacturing method is provided with a step of forming a first organic film pattern on a layer to be etched on a substrate; a step of forming a silicon oxide film which isotropically covers the first organic film pattern; a step of forming a line section of the first organic film pattern by etching the silicon oxide film so that the width of the line section is at a fixed rate to the thickness of the silicon oxide film isotropically covering the surface of the line section; a step of forming a second organic film pattern for covering the silicon oxide film; a step of forming a second mask pattern which includes a silicon oxide film on a side surface section, in a region covered with the second organic film pattern; and a step of forming a third mask pattern, in which an even number of silicon oxide films are arranged, in a region other than the region covered with the second organic film pattern.

Inventors:
YATSUDA KOICHI (JP)
NISHIMURA EIICHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/053525
Publication Date:
December 17, 2009
Filing Date:
February 26, 2009
Export Citation:
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Assignee:
TOKYO ELECTRON LTD (JP)
YATSUDA KOICHI (JP)
NISHIMURA EIICHI (JP)
International Classes:
G03F7/40; H01L21/027; H01L21/3065; H01L21/316; H01L21/3205
Domestic Patent References:
WO2006101695A12006-09-28
Foreign References:
JP2007335763A2007-12-27
JPH0387026A1991-04-11
JP2006351861A2006-12-28
JPH0677180A1994-03-18
JPH03270227A1991-12-02
JPH0456224A1992-02-24
JPH1126468A1999-01-29
JP2009027146A2009-02-05
Attorney, Agent or Firm:
ITOH, TADAHIKO (JP)
Tadahiko Ito (JP)
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Claims:
 基板上の被エッチング層の上に第1の有機膜を成膜し、該第1の有機膜をパターニングして一定の幅のライン部を有する第1の有機膜パターンを形成する第1の有機膜パターン形成工程と、
 前記第1の有機膜パターンを等方的に被覆するように酸化シリコン膜を成膜する酸化シリコン膜成膜工程と、
 前記酸化シリコン膜をエッチングして、前記第1の有機膜パターンの前記ライン部の幅が、前記ライン部の表面を等方的に被覆する前記酸化シリコン膜の厚さと一定の比率となるように、第1のマスクパターンを形成する第1のマスクパターン形成工程と、
 前記酸化シリコン膜を被覆するように第2の有機膜を成膜し、該第2の有機膜をパターニングして前記第1の有機膜パターンのライン部の幅と一定の比率となるように第2の有機膜パターンを形成する第2の有機膜パターン形成工程と、
 前記第2の有機膜パターンに被覆された領域で、少なくとも側面部に前記酸化シリコン膜を含む第2のマスクパターンを形成する第2のマスクパターン形成工程と、
 前記第2の有機膜パターンに被覆された領域以外の領域で、前記第1の有機膜パターンを除去し、前記酸化シリコン膜が偶数配列してなる第3のマスクパターンを形成する第3のマスクパターン形成工程と、
 前記第2のマスクパターン及び第3のマスクパターンを用いて前記被エッチング層をエッチングするエッチング工程と
を有する半導体装置の製造方法。
 前記酸化シリコン膜成膜工程の前に、前記第1の有機膜パターンを幅寸法が第1の寸法になるようにトリミングする第1のトリミング工程を有し、
 前記酸化シリコン膜成膜工程において、トリミングされた前記第1の有機膜パターンを第2の寸法で等方的に被覆するように前記酸化シリコン膜を成膜することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第2の寸法が前記第1の寸法と等しいことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第2の有機膜パターンを幅寸法が第3の寸法になるようにトリミングする第2のトリミング工程を有する請求項2又は3に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第3の寸法が前記第1の寸法と等しいことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第1の有機膜パターン形成工程において、前記基板上に前記被エッチング層及び第3の有機膜を介して形成された第1の保護膜の上に前記第1の有機膜を成膜し、
 前記第1のマスクパターン形成工程の前に、前記第2の有機膜パターン形成工程を行い、
 前記第1のマスクパターン形成工程を行う際に、前記酸化シリコン膜が前記第2の有機膜パターンの下層部として残るようにエッチングすることによって、前記第2のマスクパターン形成工程を同時に行い、
 前記第3のマスクパターン形成工程を行う際に、前記第2の有機膜パターンを除去することによって、前記第2のマスクパターン形成工程を同時に行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第1の有機膜パターン形成工程において、前記第1の保護膜の上に前記第1の有機膜を成膜し、該第1の有機膜を露光、現像した後、トリミングを行って前記第1の有機膜パターンを形成することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
 前記酸化シリコン膜成膜工程において、シリコンを含む原料ガスと酸素を含むガスとを交互に供給し、前記基板の上に酸化シリコン膜を成膜することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
 前記エッチング工程において、
 前記第2のマスクパターン及び前記第3のマスクパターンを用いて前記第1の保護膜及び前記第3の有機膜をエッチングし、前記第3の有機膜、前記第1の保護膜及び前記酸化シリコン膜より構成される第4のマスクパターンを形成し、
 前記第4のマスクパターンを用いて、前記第3の有機膜の下層である前記被エッチング層をエッチングすることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
 前記被エッチング層は、シリコン層、酸化シリコン層、窒化シリコン層又は酸窒化シリコン層であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第1の保護膜は、SOG膜、SiON膜又はLTO膜とBARC膜の複合膜であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第2の有機膜パターン形成工程の前に、前記第1のマスクパターン形成工程を行い、
 前記第2の有機膜パターン形成工程において、前記第1のマスクパターンの所定のパターンを被覆するように前記第2の有機膜パターンを形成し、
 前記第3のマスクパターン形成工程を行う際に、前記第2の有機膜パターンを除去することによって、前記第2のマスクパターン形成工程を同時に行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第1の有機膜パターンの前記第1の有機膜は、上層部を第2の保護膜で保護されており、
 前記第2の有機膜パターン形成工程の後、前記第3のマスクパターン形成工程の前に、前記第2の保護膜を除去する保護膜除去工程を有することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第1の有機膜パターン形成工程は、
 前記被エッチング層の上に前記第1の有機膜を介して形成された前記第2の保護膜の上に第4の有機膜を成膜し、該第4の有機膜をパターニングして第4の有機膜パターンを形成する第4の有機膜パターン形成工程と、
 前記第4の有機膜パターンを用いて前記第2の保護膜及び該第2の保護膜で保護された前記第1の有機膜をエッチングすることにより、前記第2の保護膜で保護された芯部のパターンを形成する芯部パターン形成工程と
を具備することを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
 前記芯部パターン形成工程において、
 前記第4の有機膜パターンをトリミングした後、前記第2の保護膜及び該第2の保護膜で保護された前記第1の有機膜をエッチングすることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
 前記酸化シリコン膜成膜工程において、シリコンを含む原料ガスと酸素を含むガスとを交互に供給し、前記基板の上に酸化シリコン膜を成膜することを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
 前記被エッチング層は、シリコン層、酸化シリコン層、窒化シリコン層又は酸窒化シリコン層であることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
 前記被エッチング層として、前記基板側から順に第1の被エッチング層、第2の被エッチング層を積層して用いることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
 前記第2の保護膜は、SOG膜、SiON膜又はLTO膜とBARC膜の複合膜であることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
Description:
半導体装置の製造方法

 本発明は、半導体装置の製造方法、この 造方法を実行させるためのプログラム及び のプログラムを記録した記録媒体に係り、 にSWT法を含むダブルパターニング法を用い 半導体装置を製造する半導体装置の製造方 、この製造方法を実行させるためのプログ ム及びこのプログラムを記録した記録媒体 関する。

 従来より、半導体装置等の製造工程にお ては、半導体ウェハ等の基板にプラズマエ チング等のエッチング処理を施して、微細 回路パターン等を形成することが行われて る。このようなエッチング処理工程では、 ォトレジストを用いたフォトリソグラフィ 程によって、エッチングマスクを形成する とが行われている。

 ここで、フォトリソグラフィにおける解像 は、プロセス条件と光学系で決まる定数k 1 、露光光の波長λ、レンズの開口数NAを用い k 1 ×λ/NAと表される。また、開口数NAは、屈折率 nに比例する。従って、露光に用いる光の波 を短くし、光学系の屈折率を大きくするこ によって、解像度は小さくなる。この原理 従って微細化を実現している例がArF液侵リ グラフィである。

 ところが、半導体装置の最先端のデザイ ルールが45nmから更に32nmと微細化するのに い、フォトレジスト膜を光学系を用いて露 し、現像してパターンを形成するフォトリ グラフィだけでは、半導体装置の微細化に 従できなくなってきている。従って、フォ リソグラフィ技術の微細化だけに依存しな 、新しい種々の技術が開発されている。そ 一つとして、所謂ダブルパターニング法(ダ ルパターニングプロセス)がある。このダブ ルパターニング法は、第1のマスクパターン 成ステップと、この第1のマスクパターン形 ステップの後に行われる第2のマスクパター ン形成ステップの2段階のパターニングを行 ことによって、1回のパターニングでエッチ グマスクを形成する場合より微細な間隔を 成するものである(例えば、特許文献1参照 )。

 また、例えばSiO 2 膜やSi 3 N 4 膜等を犠牲膜として使用し、1つのパターン 両側の側壁部分にマスクを形成して使用す SWT(Side Wall Transfer)法を用いて、最初にフォ レジスト膜を露光、現像して得られたフォ レジストのパターンよりも微細なピッチで ターニングを行う方法も知られている。こ 方法は、まずフォトレジストのパターンを いて例えばSiO 2 膜の犠牲膜をエッチングしてパターニングし 、このSiO 2 膜のパターンの上にSi 3 N 4 膜等を形成した後、芯部となるSiO 2 膜の側面を被覆する側壁部にのみSi 3 N 4 膜が残るようにエッチバックし、この後、ウ ェットエッチングにより芯部のSiO 2 膜を除去して、残った側壁部であるSi 3 N 4 膜をマスクとして、下層のエッチングを行う ものである。

 また、側壁部を形成する膜の成膜技術に いては、より低温で成膜することが要求さ る。このような低温で成膜する技術として 、加熱触媒体で成膜ガスを活性化させた化 気相成長によって行う方法が知られている( 例えば、特許文献2参照)。

[規則91に基づく訂正 25.03.2009]
 また、SWT法により形成された微細パターン メモリアレイチップとして用いて半導体装 を製造する場合、メモリアレイチップとな 領域と分離されロジックデバイスとなる領 において、ロジックデバイス用のパターン 同時に形成しなくてはならない。このよう メモリアレイチップ用の微細パターンとロ ックデバイス用のパターンを同時に形成す 半導体装置の製造方法として、以下のよう 半導体装置の製造方法がある。すなわち、 モリアレイチップとなる領域及びロジック バイスとなる領域を含む全面に微細パター を形成するための芯部のパターンを形成し 次にロジックデバイスとなる領域にある芯 のパターンをフォトレジスト膜で被覆し、 にメモリアレイチップとなる領域にある芯 のパターンの側面を側壁部となる膜で被覆 、次に芯部のパターンを被覆する膜のエッ バックとそれに引続いて芯部の除去を行っ 側壁部よりなる微細パターンを形成し、次 ロジックデバイスとなる領域にある芯部の ターンを被覆しているフォトレジスト膜を 去する。このような半導体装置の製造方法 よれば、メモリアレイチップ用の微細パタ ンとロジックデバイス用のパターンを同時 形成することができる(例えば、特許文献3 照)。ここで、メモリアレイチップとなる領 は、微細パターンが形成されるためパター 密度が密な領域、ロジックデバイスとなる 域は、微細パターンよりもパターン密度が なため、パターン密度が疎な領域と定義す ことができる。

特開2007-027742号公報

特開2006-179819号公報

米国特許公報7,429,533号

 ところが、上記のSWT法を含むダブルパタ ニング法を用いて半導体装置を製造する場 、次のような問題があった。

 従来技術においては、1つのパターンを構 成する芯部の両側の側壁を被覆する2本の側 部を微細なラインパターンを有するマスク して残すため、偶数本の微細なラインパタ ン(以下、偶数パターンという)を形成するこ とは容易である。しかし、奇数本(1本を含む 以下同様)よりなるラインパターン(以下、 数パターンという)が必要な場合、偶数パタ ンを形成するための金属マスクを用いたフ トリソグラフィで一括して形成することは きず、奇数パターンを形成するための別の 属マスクを新たに作製し、その金属マスク 用いてフォトリソグラフィの工程を新たに 加して行わなければならないという問題が った。

 更に、偶数パターンの位置と離れた位置 孤立したラインパターン(以下、孤立パター ンという)が必要な場合も、偶数パターンを 成するための金属マスクを用いたフォトリ グラフィで一括して形成することはできず 孤立パターンを形成するための別の金属マ クを新たに作製し、その金属マスクを用い フォトリソグラフィの工程を新たに追加し 行わなければならないという問題があった

 従って、上記のダブルパターニング法及 SWT法を用いて半導体装置を製造する場合に 偶数パターン以外のパターンを同時に作成 ようとすると、工程数が多くなることによ て製造コストが増大し、また、工程が複雑 するとともに生産性が悪化するという問題 あった。

 また、SWTの側壁部分が直接エッチングマ クの上に成膜される場合、側壁部の材料と の下のエッチングマスクの材料との間のエ チングレートの選択比を大きくすることが きず、エッチングマスクとして用いる材料 限定されるために、製造コストを下げるこ が困難であるという問題があった。

 更に、特許文献3に開示される方法によれ ば、パターン密度が密な領域に偶数パターン であるメモリアレイチップ用の微細パターン を形成することができ、同時に、パターン密 度が疎な領域に奇数パターン又は孤立パター ンであるロジックデバイス用のパターンを同 時に形成することができる。しかしながら、 特許文献3に開示される方法においては、微 パターンを形成するための芯部のパターン アモルファスカーボン膜よりなり、芯部の ターンの側壁を被覆する側壁部が酸化シリ ン膜よりなるため、パターン密度が密な領 と、パターン密度が疎な領域との間で、被 ッチング層をエッチングするためのハード スクとなるパターンの材質が異なる。パタ ンの材質が異なると、被エッチング層をエ チングする際の横方向のエッチング耐性、 層の被エッチング層とのエッチング速度の (選択比)等の影響が異なり、マスク全域に亘 り均一に揃えることができない。その結果、 ハードマスクとなるパターンのパターン密度 が密な領域とパターン密度が疎な領域とが混 在していた場合に、パターンのCD(Critical Dimen sion)を精度良く、均一に維持することができ いという問題があった。

 本発明は上記の点に鑑みてなされたもの あり、SWT法を含むダブルパターニング法を いて半導体装置を製造する際に、偶数パタ ンと奇数パターンとを一括して低コストで 成することのできる半導体装置の製造方法 制御プログラム及びプログラム記録媒体を 供することにある。

 更に、本発明の目的は、SWT法を含むダブ パターニング法を用いて半導体装置を製造 る際に、ハードマスクとなるパターンのパ ーン密度が密な領域とパターン密度が疎な 域とが混在していた場合においても、パタ ンのCDを精度良く均一に維持することので る半導体装置の製造方法、制御プログラム びプログラム記録媒体を提供することにあ 。

 上記の課題を解決するために本発明では 次に述べる各手段を講じたことを特徴とす ものである。

 第1の発明に係る半導体装置の製造方法は 、基板上の被エッチング層の上に第1の有機 を成膜し、該第1の有機膜をパターニングし 一定の幅のライン部を有する第1の有機膜パ ターンを形成する第1の有機膜パターン形成 程と、前記第1の有機膜パターンを等方的に 覆するように酸化シリコン膜を成膜する酸 シリコン膜成膜工程と、前記酸化シリコン をエッチングして、前記第1の有機膜パター ンの前記ライン部の幅が、前記ライン部の表 面を等方的に被覆する前記酸化シリコン膜の 厚さと一定の比率となるように、第1のマス パターンを形成する第1のマスクパターン形 工程と、前記酸化シリコン膜を被覆するよ に第2の有機膜を成膜し、該第2の有機膜を ターニングして前記第1の有機膜パターンの イン部の幅と一定の比率となるように第2の 有機膜パターンを形成する第2の有機膜パタ ン形成工程と、前記第2の有機膜パターンに 覆された領域で、少なくとも側面部に前記 化シリコン膜を含む第2のマスクパターンを 形成する第2のマスクパターン形成工程と、 記第2の有機膜パターンに被覆された領域以 の領域で、前記第1の有機膜パターンを除去 し、前記酸化シリコン膜が偶数配列してなる 第3のマスクパターンを形成する第3のマスク ターン形成工程と、前記第2のマスクパター ン及び第3のマスクパターンを用いて前記被 ッチング層をエッチングするエッチング工 とを有する。

 第2の発明は、第1の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記酸化シリコン膜 膜工程の前に、前記第1の有機膜パターンを 寸法が第1の寸法になるようにトリミングす る第1のトリミング工程を有し、前記酸化シ コン膜成膜工程において、トリミングされ 前記第1の有機膜パターンを第2の寸法で等方 的に被覆するように前記酸化シリコン膜を成 膜することを特徴とする。

 第3の発明は、第2の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記第2の寸法が前記 1の寸法と等しいことを特徴とする。

 第4の発明は、第2又は第3の発明に係る半 体装置の製造方法において、前記第2の有機 膜パターンを幅寸法が第3の寸法になるよう トリミングする第2のトリミング工程を有す 。

 第5の発明は、第4の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記第3の寸法が前記 1の寸法と等しいことを特徴とする。

 第6の発明は、第1の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記第1の有機膜パタ ン形成工程において、前記基板上に前記被 ッチング層及び第3の有機膜を介して形成さ れた第1の保護膜の上に前記第1の有機膜を成 し、前記第1のマスクパターン形成工程の前 に、前記第2の有機膜パターン形成工程を行 、前記第1のマスクパターン形成工程を行う に、前記酸化シリコン膜が前記第2の有機膜 パターンの下層部として残るようにエッチン グすることによって、前記第2のマスクパタ ン形成工程を同時に行い、前記第3のマスク ターン形成工程を行う際に、前記第2の有機 膜パターンを除去することによって、前記第 2のマスクパターン形成工程を同時に行うこ を特徴とする。

 第7の発明は、第6の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記第1の有機膜パタ ン形成工程において、前記第1の保護膜の上 に前記第1の有機膜を成膜し、該第1の有機膜 露光、現像した後、トリミングを行って前 第1の有機膜パターンを形成することを特徴 とする。

 第8の発明は、第6の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記酸化シリコン膜 膜工程において、シリコンを含む原料ガス 酸素を含むガスとを交互に供給し、前記基 の上に酸化シリコン膜を成膜することを特 とする。

 第9の発明は、第6の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記エッチング工程 おいて、前記第2のマスクパターン及び前記 3のマスクパターンを用いて前記第1の保護 及び前記第3の有機膜をエッチングし、前記 3の有機膜、前記第1の保護膜及び前記酸化 リコン膜より構成される第4のマスクパター を形成し、前記第4のマスクパターンを用い て、前記第3の有機膜の下層である前記被エ チング層をエッチングすることを特徴とす 。

 第10の発明は、第6の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記被エッチング層 、シリコン層、酸化シリコン層、窒化シリ ン層又は酸窒化シリコン層であることを特 とする。

 第11の発明は、第6の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記第1の保護膜は、 SOG膜、SiON膜又はLTO膜とBARC膜の複合膜である とを特徴とする。

 第12の発明は、第1の発明に係る半導体装 の製造方法において、前記第2の有機膜パタ ーン形成工程の前に、前記第1のマスクパタ ン形成工程を行い、前記第2の有機膜パター 形成工程において、前記第1のマスクパター ンの所定のパターンを被覆するように前記第 2の有機膜パターンを形成し、前記第3のマス パターン形成工程を行う際に、前記第2の有 機膜パターンを除去することによって、前記 第2のマスクパターン形成工程を同時に行う とを特徴とする。

 第13の発明は、第12の発明に係る半導体装 置の製造方法において、前記第1の有機膜パ ーンの前記第1の有機膜は、上層部を第2の保 護膜で保護されており、前記第2の有機膜パ ーン形成工程の後、前記第3のマスクパター 形成工程の前に、前記第2の保護膜を除去す る保護膜除去工程を有することを特徴とする 。

 第14の発明は、第13の発明に係る半導体装 置の製造方法において、前記第1の有機膜パ ーン形成工程は、前記被エッチング層の上 前記第1の有機膜を介して形成された前記第2 の保護膜の上に第4の有機膜を成膜し、該第4 有機膜をパターニングして第4の有機膜パタ ーンを形成する第4の有機膜パターン形成工 と、前記第4の有機膜パターンを用いて前記 2の保護膜及び該第2の保護膜で保護された 記第1の有機膜をエッチングすることにより 前記第2の保護膜で保護された芯部のパター ンを形成する芯部パターン形成工程とを具備 することを特徴とする。

 第15の発明は、第14の発明に係る半導体装 置の製造方法において、前記芯部パターン形 成工程において、前記第4の有機膜パターン トリミングした後、前記第2の保護膜及び該 2の保護膜で保護された前記第1の有機膜を ッチングすることを特徴とする。

 第16の発明は、第13の発明に係る半導体装 置の製造方法において、前記酸化シリコン膜 成膜工程において、シリコンを含む原料ガス と酸素を含むガスとを交互に供給し、前記基 板の上に酸化シリコン膜を成膜することを特 徴とする。

 第17の発明は、第13の発明に係る半導体装 置の製造方法において、前記被エッチング層 は、シリコン層、酸化シリコン層、窒化シリ コン層又は酸窒化シリコン層であることを特 徴とする。

 第18の発明は、第13の発明に係る半導体装 置の製造方法において、前記被エッチング層 として、前記基板側から順に第1の被エッチ グ層、第2の被エッチング層を積層して用い ことを特徴とする。

 第19の発明は、第13の発明に係る半導体装 置の製造方法において、前記第2の保護膜は SOG膜、SiON膜又はLTO膜とBARC膜の複合膜である ことを特徴とする。

 なお、第6の発明において、第1の有機膜 第1のフォトレジスト膜とし、第1の有機膜パ ターンを芯部パターンとし、第1の有機膜パ ーン形成工程を芯部パターン形成工程とし 酸化シリコン膜成膜工程を成膜工程とし、 1のマスクパターンを第1のパターンとし、第 1のマスクパターン形成工程を第1パターン形 工程とし、第2の有機膜を第2のフォトレジ ト膜とし、第2の有機膜パターンを第3のパタ ーンとし、第2の有機膜パターン形成工程を 3パターン形成工程とし、第2のマスクパター ンを第4のパターンとし、第3のマスクパター を第2のパターンとし、第3のマスクパター 形成工程を第2パターン形成工程としてもよ 。

 このとき、第6の発明において、基板上に 被エッチング層及び有機膜を介して形成され た保護膜の上に、第1のフォトレジスト膜よ なる芯部で構成される芯部パターンを形成 る芯部パターン形成工程と、前記芯部パタ ンが形成された前記基板の上に酸化シリコ 膜を成膜する成膜工程と、前記酸化シリコ 膜が前記芯部の側面を被覆する側壁部とし 残るようにエッチングし、前記芯部及び前 側壁部とで構成される第1のパターンを形成 る第1パターン形成工程と、前記芯部を除去 することによって残った前記側壁部で構成さ れる第2のパターンを形成する第2パターン形 工程とを具備する半導体装置の製造方法で って、前記第1パターン形成工程の前に、前 記基板上に第2のフォトレジスト膜を形成し 前記第2のフォトレジスト膜を露光、現像し 前記第2のフォトレジスト膜よりなる第3の ターンを形成する第3パターン形成工程を具 し、前記第1パターン形成工程は、前記酸化 シリコン膜が前記芯部の前記側壁部及び前記 第3のパターンの下層部として残るようにエ チングし、前記第2パターン形成工程は、前 芯部を除去すると共に前記第2のフォトレジ スト膜よりなる前記第3のパターンを除去す ことによって、前記第2のパターンと、前記 化シリコン膜よりなり、前記第3のパターン と同一形状を有する第4のパターンとを同時 形成してもよい。

 また、このとき、第6の発明において、前 記芯部パターン形成工程は、前記保護膜の上 に前記第1のフォトレジスト膜を形成し、該 1のフォトレジスト膜を露光、現像した後、 リミングを行って前記芯部パターンを形成 てもよい。

 また、このとき、第6の発明において、前 記成膜工程は、シリコンを含む原料ガスと酸 素を含むガスとを交互に供給し、前記基板の 上に酸化シリコン膜を成膜してもよい。

 また、このとき、第6の発明において、前 記第2パターン形成工程の後、前記第2のパタ ン及び前記第4のパターンをマスクとして前 記保護膜及び前記有機膜をエッチングし、前 記有機膜、前記保護膜及び前記酸化シリコン 膜より構成される第5のパターンを形成する 5パターン形成工程と、前記第5のパターンを マスクとして、前記有機膜の下層である前記 被エッチング層をエッチングしてもよい。

 また、このとき、第6の発明において、前 記被エッチング層は、シリコン層、酸化シリ コン層、窒化シリコン層又は酸窒化シリコン 層であってもよい。

 また、このとき、第6の発明において、前 記保護膜は、SOG膜、SiON膜又はLTO膜とBARC膜の 合膜であってもよい。

 また、このとき、本発明は、コンピュー に第6の発明に係る半導体装置の製造方法を 実行させるためのプログラムであってもよい 。

 また、このとき、本発明は、コンピュー に第6の発明に係る半導体装置の製造方法を 実行させるためのプログラムを記録したコン ピュータ読み取り可能な記録媒体であっても よい。

 なお、パターンとは、マスクとして形成 れた形状だけではなく、半導体装置を構成 る各層において、そのマスクの形状が転写 れるように加工されてできた各層の構造を 味するものとする。即ち、本発明において パターンとは、所定の材料と所定の形状と 結合された構造を意味するものとする。

 また、第13の発明において、第1の有機膜 有機膜とし、第1の有機膜パターンを芯部の パターンとし、第1の有機膜パターン形成工 を芯部パターン形成工程とし、酸化シリコ 膜成膜工程を成膜工程とし、第1のマスクパ ーンを第1のパターンとし、第1のマスクパ ーン形成工程を第1パターン形成工程とし、 2の有機膜を第2のフォトレジスト膜とし、 2の有機膜パターンを第3のパターンとし、第 2の有機膜パターン形成工程を第3パターン形 工程とし、第2のマスクパターンを第1のパ ーンとし、第2のマスクパターン形成工程を 1パターン形成工程とし、第3のマスクパタ ンを第2のパターンとし、第3のマスクパター ン形成工程を第2パターン形成工程としても い。

 このとき、第13の発明において、基板上 被エッチング層の上に、上層部を保護膜で 護された有機膜よりなる芯部と、該芯部の 面を被覆する酸化シリコン膜よりなる側壁 とで構成される第1のパターンを形成する第1 パターン形成工程と、前記芯部の前記保護膜 を除去する保護膜除去工程と、前記芯部の前 記有機膜を除去することによって残った前記 側壁部で構成される第2のパターンを形成す 第2パターン形成工程とを具備する半導体装 の製造方法であって、前記保護膜除去工程 前に、前記第1のパターンの所定のパターン を第1のフォトレジスト膜で被覆するフォト ジスト被覆工程を具備し、前記第2パターン 成工程は、前記有機膜を除去すると共に前 第1のフォトレジスト膜を除去することによ って、前記側壁部で構成される前記第2のパ ーンと、前記第1のパターンとを同時に形成 てもよい。

 また、このとき、第13の発明において、 記第1パターン形成工程は、前記被エッチン 層の上に前記有機膜を介して形成された前 保護膜の上に第2のフォトレジスト膜を形成 し、該第2のフォトレジスト膜を露光、現像 て前記第2のフォトレジスト膜の第3のパター ンを形成する第3パターン形成工程と、前記 2のフォトレジスト膜の前記第3のパターンに 基づいて、前記保護膜及び該保護膜で保護さ れた前記有機膜をエッチングすることにより 、前記保護膜で保護された前記芯部のパター ンを形成する芯部パターン形成工程と、前記 芯部のパターンが形成された前記基板の上に 酸化シリコン膜を成膜する成膜工程と、前記 酸化シリコン膜が前記芯部の前記側壁部とし て残るようにエッチングするエッチング工程 とを具備してもよい。

 また、このとき、第13の発明において、 記芯部パターン形成工程は、前記第2のフォ レジスト膜の前記第3のパターンをトリミン グした後、前記保護膜及び該保護膜で保護さ れた前記有機膜をエッチングしてもよい。

 また、このとき、第13の発明において、 記成膜工程は、シリコンを含む原料ガスと 素を含むガスとを交互に供給し、前記基板 上に酸化シリコン膜を成膜してもよい。

 また、このとき、第13の発明において、 記第2パターン形成工程の後、前記第2のパタ ーン及び前記第1のパターンをマスクとし、 記有機膜の下層である前記被エッチング層 エッチングしてもよい。

 また、このとき、第13の発明において、 記被エッチング層は、シリコン層、酸化シ コン層、窒化シリコン層又は酸窒化シリコ 層であってもよい。

 また、このとき、第13の発明において、 記被エッチング層として、前記基板側から に第1の被エッチング層、第2の被エッチング 層を積層して用いてもよい。

 また、このとき、第13の発明において、 記保護膜は、SOG膜、SiON膜又はLTO膜とBARC膜の 複合膜であってもよい。

 また、このとき、本発明は、コンピュー に第13の発明に係る半導体装置の製造方法 実行させるためのプログラムであってもよ 。

 また、このとき、本発明は、コンピュー に第13の発明に係る半導体装置の製造方法 実行させるためのプログラムを記録したコ ピュータ読み取り可能な記録媒体であって よい。

 本発明によれば、SWT法を含むダブルパタ ニング法を用いて半導体装置を製造する際 、偶数パターンと奇数パターンとを一括し 低コストで形成することができ、ハードマ クとなるパターンのパターン密度が密な領 とパターン密度が疎な領域とが混在してい 場合においても、パターンのCDを精度良く 一に維持することができる。

本発明の第1の実施の形態に係る半導体 装置の製造方法の各工程の手順を説明するた めの工程図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態及び第2の実 の形態に係る半導体装置の製造方法の工程 説明するための図であり、NAND型フラッシュ モリの等価回路を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形 に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 るための図であり、各工程における半導体 置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体 装置の製造方法の各工程の手順を説明するた めの工程図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導 装置の製造方法の工程を説明するための図 あり、各工程における半導体装置の構造を 式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第4の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第5の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 に係る半導体装置の製造方法の各工程の手 を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第6の変形 例に係る半導体装置の製造方法の工程を説明 するための図であり、各工程における半導体 装置の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導 装置の製造方法を実施するための半導体装 の製造装置の構成の一例を模式的に示す上 図である。

符号の説明

W ウェハ
L1、L2、L3、L4、L11、L12、L31、L41 ライン幅
S1、S11、S12、S2 スペース幅
D 厚さ
L101、L102、L103、L104、L111、L131、L141 ライン幅
S101、S102、S103、S104 スペース幅
D101 厚さ
10 基板
11、11a 被エッチング層
13 有機膜
14、14b 保護膜
15 第1のフォトレジスト膜
15a、15b 芯部
16 SiO 2
16a 側壁部
17 第2のフォトレジスト膜
21 第1のパターン
22 第2のパターン
23、23a 第3のパターン
24、24a 第4のパターン
25 第5のパターン
110 基板
111、111b 第1の被エッチング層
112、112a 第2の被エッチング層
113 有機膜
114 保護膜
115 第2のフォトレジスト膜
116 SiO 2
117 第1のフォトレジスト膜
121、121a 第1のパターン
122 第2のパターン
123 第3のパターン
124 第4のパターン
125 芯部
126 側壁部
128 第5のパターン
129 第6のパターン

 次に、本発明を実施するための最良の形態 ついて図面と共に説明する。
(第1の実施の形態)
 図1乃至図2Kを参照し、本発明の第1の実施の 形態に係る半導体装置の製造方法を説明する 。

 以下、本実施の形態及び本実施の形態の 変形例における第1のフォトレジスト膜、芯 部パターン、芯部パターン形成工程、成膜工 程、第1のパターン、第1パターン形成工程、 2のフォトレジスト膜、第3のパターン、第3 ターン形成工程、第4のパターン、第2のパ ーン、及び第2パターン形成工程のそれぞれ 、本発明における第1の有機膜、第1の有機 パターン、第1の有機膜パターン形成工程、 化シリコン膜成膜工程、第1のマスクパター ン、第1のマスクパターン形成工程、第2の有 膜、第2の有機膜パターン、第2の有機膜パ ーン形成工程、第2のマスクパターン、第3の マスクパターン、及び第3のマスクパターン 成工程のそれぞれに相当する。

 また、本実施の形態及び本実施の形態の 変形例におけるライン幅L12、及び厚さDのそ れぞれは、本発明における第1の寸法、及び 2の寸法のそれぞれに相当する。

 図1は、本実施の形態に係る半導体装置の 製造方法の各工程の手順を説明するための工 程図である。また、図2A乃至図2Kは、本実施 形態に係る半導体装置の製造方法の工程を 明するための図であり、各工程における半 体装置の構造を模式的に示す断面図である また、図1のステップS11乃至ステップS21の工 の各々の工程が行われた後の半導体装置の 造は、図2A乃至図2Kの各々の断面図で示され る構造に対応する。

 本実施の形態に係る半導体装置の製造方 は、図1に示されるように、基板準備工程と 、芯部パターン形成工程と、成膜工程と、第 3パターン形成工程と、第1パターン形成工程 、第2パターン形成工程と、第5パターン形 工程と、被エッチング層エッチング工程と 含む。基板準備工程は、ステップS11の工程 含み、芯部パターン形成工程は、ステップS1 2及びステップS13の工程を含み、成膜工程は ステップS14の工程を含み、第3パターン形成 程は、ステップS15の工程を含み、第1パター ン形成工程は、ステップS16の工程を含み、第 2パターン形成工程は、ステップS17の工程を み、第5パターン形成工程は、ステップS18及 ステップS19の工程を含み、被エッチング層 ッチング工程は、ステップS20及びステップS 21の工程を含む。

 始めに、ステップS11を含む準備工程を行 。ステップS11は、被エッチング層の上に有 膜を介して保護膜が形成された基板を用意 る工程である。図2Aは、ステップS11の工程 行われた後の半導体装置の構造を示す断面 である。

 ステップS11では、図2Aに示されるように 基板10の上に、下から順に被エッチング層11 有機膜13、保護膜14が形成された基板を準備 する。被エッチング層11は、パターンが形成 れることにより、その後の種々の加工工程 行う場合のマスクとして機能する。有機膜1 3は、パターンが形成され、被エッチング層11 のパターンを形成するためのマスクとして機 能する。保護膜14は、後述するように、第1の フォトレジスト膜15よりなる芯部15bのパター を形成する際に有機膜13の表面を保護する 能を有する。また保護膜14は、その上に形成 される第1のフォトレジスト膜15のフォトリソ グラフィを行う際の反射防止膜(BARC:Bottom Anti -Reflecting Coating)としての機能を有する場合も ある。

 被エッチング層11の材質は、特に限定さ るものではなく、例えばTEOSを用いることが きる。また、第1の被エッチング層11の厚さ 、特に限定されるものではなく、例えば50~5 00nmとすることができる。

 有機膜13の材質は、特に限定されるもので なく、例えば化学気相法(CVD:Chemical
Vapor Deposition)により成膜されたアモルファス カーボン、スピンオンにより成膜されたポリ フェノールやi線レジスト等のフォトレジス を含む広範な有機系の材料を用いることが きる。また、有機膜13の厚さは、特に限定さ れるものではなく、例えば100~400nmとすること ができる。

 保護膜14の材質は、特に限定されるもので なく、例えばSOG(Spin On Glass)膜、SiON膜、又 LTO(Low
Temperature Oxide)膜とBARCの複合膜を用いること できる。また、保護膜14の厚さは、特に限 されるものではなく、例えば40~120nmとするこ とができる。

 次に、ステップS12及びステップS13を含む 部パターン形成工程を行う。

 ステップS12は、第1のフォトレジスト膜15 成膜し、成膜された第1のフォトレジスト膜 15を露光、現像して第1のフォトレジスト膜15 りなる芯部15aのパターンを形成する芯部パ ーン形成工程である。その結果、図2Bに示 れるように、第1のフォトレジスト膜15より る芯部15aのパターンが形成される。芯部15a パターンは、芯部15aのパターンの両側の側 を被覆する側壁部を形成するための芯とし 機能する。

 第1のフォトレジスト膜15の材質は、例え ArFレジストを用いることができる。また、 1のフォトレジスト膜15の厚さは、特に限定 れるものではなく、例えば50~200nmとするこ ができ、芯部15aのパターンのライン幅L11及 スペース幅S11は、特に限定されるものでは く、共に例えば60nmとすることができる。

 ステップS13は、芯部15aのパターンを形成 る第1のフォトレジスト膜15をトリミングし 芯部15aのパターンのライン幅より細いライ 幅を有する芯部15bのパターンを形成する工 である。また、図2Cは、ステップS13の工程 行われた後の半導体装置の構造を示す断面 である。

 トリミング方法は、特に限定されるもの はなく、例えば酸素、窒素、水素、アンモ ア等のプラズマを用いて行う。また、図2B び図2Cに示されるように、トリミングされて できる芯部15bのパターンのライン幅L12は、ト リミングを行う前の芯部15aのパターンのライ ン幅L11に比べ細くなるので、芯部15aのパター ンのライン幅L11及びスペース幅S11と、芯部15b のパターンのライン幅L12及びスペース幅S12と の大小関係は、L12<L11、L12>S11となる。L12 びS12の値は、特に限定されるものではなく 例えばL12を30nm、S12を90nmとすることができ 。

 ステップS14は、芯部15bのパターンが形成さ た基板の上にSiO 2 膜16を成膜する成膜工程である。また、図2D 、ステップS14の工程が行われた後の半導体 置の構造を示す断面図である。

 なお、SiO 2 膜は、本発明における酸化シリコン膜に相当 する。また、以下において、SiO 2 膜の代わりに、SiO x 膜を始めとし、シリコンと酸素を主成分とし て含む他の組成の膜であってもよい。

 SiO 2 膜16の成膜工程は、第1のフォトレジスト膜15 芯部15bとして残った状態で行うが、一般的 フォトレジストは、高温に弱いので、低温( 例えば300℃以下程度)で成膜することが好ま い。成膜方法として、このように低温で成 できるのであれば、特に限定されるもので なく、本実施の形態では、低温での分子層 積(Molecular Layer Deposition、以下MLDという)、 ち低温MLDによって行うことができる。その 果、図2Dに示されるように、芯部15bが形成さ れている場所及び形成されていない場所を含 め、基板全面にSiO 2 膜16が成膜され、芯部15bの側面にも芯部15bの 面を被覆するようにSiO 2 膜16が成膜される。このときのSiO 2 膜16の厚さをDとすると、芯部15bのパターンの 側面を被覆するSiO 2 膜16の幅もDとなる。SiO 2 膜16の厚さDは、特に限定されるものではなく 、例えば30nmとすることができる。

 ここで、低温MLDによる成膜工程について 明する。

 低温MLDにおいては、シリコンを含む原料 スを処理容器内に供給し、シリコン原料を 板上に吸着させる工程と、酸素を含むガス 処理容器内に供給し、シリコン原料を酸化 せる工程とを交互に繰り返す。

 具体的には、シリコンを含む原料ガスを 板上に吸着させる工程においては、シリコ を含む原料ガスとして、1分子内に2個のア ノ基を有する網のシランガス、例えばビス ーシャルブチルアミノシラン(以下、BTBASと う)を、シリコン原料ガスの供給ノズルを介 て処理容器内に所定の時間(T1)供給する。こ れにより、基板上にBTBASを吸着させる。T1の 間は、例えば1~60secとすることができる。シ コンを含む原料ガスの流量は、10~500mL/min(scc m)とすることができる。また、処理容器内の 力は13.3~665Paとすることができる。

 次に、酸素を含むガスを処理容器内に供給 、シリコン材料を酸化させる工程において 、酸素を含むガスとして、例えば高周波電 を備えたプラズマ生成機構によってプラズ 化されたO 2 ガスを、ガス供給ノズルを介して処理容器内 に所定の時間(T2)供給する。これにより、基 上に吸着されたBTBASが酸化され、SiO 2 膜16が形成される。T2の時間は、例えば5~300sec とすることができる。また、酸素を含むガス の流量は、100~20000mL/min(sccm)とすることができ る。また、高周波電源の周波数は13.56MHzとす ことができ、高周波電源の電力は5~1000Wとす ることができる。また、処理容器内の圧力は 13.3~665Paとすることができる。

 また、上述したシリコンを含む原料ガスを 板上に吸着させる工程と、酸素を含むガス 処理容器内に供給し、シリコン材料を酸化 せる工程とを切り換える際に、各々の工程 間に、直前の工程における残留ガスを除去 るために、処理容器内を真空排気しつつ例 ばN 2 ガス等の不活性ガスよりなるパージガスを処 理容器内に供給する工程を所定の時間(T3)行 ことができる。T3の時間は、例えば1~60secと ることができる。また、パージガスの流量 、50~5000mL/min(sccm)とすることができる。なお この工程は、処理容器内に残留しているガ を除去することができればよく、パージガ を供給せずに全てのガスの供給を停止した 態で真空排気を継続して行うことができる

 BTBASは、シリコンを含む原料ガスとして いる1分子内に2個のアミノ基を有するアミノ シランガスである。このようなアミノシラン ガスとしては、上記BTBASの他に、ビスジエチ アミノシラン(BDEAS)、ビスジメチルアミノシ ラン(BDMAS)、ジイソプロピルアミノシラン(DIPA S)、ビスエチルメチルアミノシラン(BEMAS)を用 いることができる。更に、シリコン原料ガス として、1分子内3個以上のアミノ基を有する ミノシランガスを用いることができ、1分子 内に1個のアミノ基を有するアミノシランガ を用いることもできる。

 一方、酸素を含むガスとしては、O 2 ガスの他、NOガス、N 2 Oガス、H 2 Oガス、O 3 ガスを用いることができ、これらを高周波電 界によりプラズマ化して酸化剤として用いる ことができる。このような酸素を含むガスの プラズマを用いることにより、SiO 2 膜の成膜を300℃以下で行うことができ、更に 酸素を含むガスのガス流量、高周波電源の電 力、処理容器内の圧力を調整することにより 、SiO 2 膜の成膜を100℃以下又は室温で成膜を行うこ とができる。

 次に、ステップS15を含む第3パターン形成 工程を行う。ステップS15は、芯部15bのパター ンが形成されていない場所に、第2のフォト ジスト膜17よりなる第3のパターン23を形成す る工程である。また、図2Eは、ステップS15の 程が行われた後の半導体装置の構造を示す 面図である。

 図2Eに示されるように、芯部15bのパター に隣接した位置に、第3のパターン23を形成 る。第3のパターン23を形成する位置は、芯 15bのパターンと重ならない場所であれば、 に限定されるものではなく、本実施の形態 は、芯部15bのパターンに隣接した位置に形 する。第2のフォトレジスト膜17は、ステッ S17において、芯部15bと側壁部16aとよりなる 1のパターン21のうち、芯部15bを除去し側壁 16aよりなる第2のパターン22を形成すること 行わず、第3のパターン23と同一形状を有す 第4のパターン24を形成するためのマスクと て機能する。第3のパターン23のライン幅をL3 とすると、L3の値は特に限定されるものでは く、例えば60nmとすることができる。

 第2のフォトレジスト膜17の材質は、例え KrFレジスト、ArFレジストを用いることがで る。また、第2のフォトレジスト膜17の厚さ 、特に限定されるものではなく、例えば50~3 00nmとすることができる。

 ここで、第3のパターン23はライン幅L3が 細であるため、芯部15aのパターンを形成す ためのフォトリソグラフィを行うための金 マスクと同様に高精度を有する金属マスク 必要とし、金属マスク製作のための費用が 要となる。しかし、ステップS20の説明にお て後述するように、本発明によれば、偶数 ターンに奇数パターンを追加しても、被エ チング層11をエッチングする工程は、被エッ チング層11をエッチングする際のマスクに有 膜13を用いることによって一括で行えるた 、被エッチング層11の材料の選択範囲が広が り、全体の製造コストを抑えることができる 。

 なお、ステップS15を行った後、ステップS 13と同様のトリミング工程を行うこともでき ステップS15において、第2のフォトレジスト 膜17よりなる第3のパターン23のパターンを、 のライン幅が、予め図2Eに示されるライン L3より大きいL3´(例えば120nm)になるように形 し、トリミングを行うことによって、図2E 示されるL3(60nm)にすることができる。この場 合、ステップS15において、第2のフォトレジ ト膜17の第3のパターン23を形成する際の金属 マスクとして、高精度の金属マスクを製作し なくても済むため、更に全体の製造コストを 抑えることができる。

 次に、ステップS16を行う。ステップS16は、S iO 2 膜16が芯部15bの側壁部16a及び第2のフォトレジ スト膜17よりなる第3のパターン23の下層部と て残るようにエッチングするエッチング工 である。また、図2Fは、ステップS16の工程 行われた後の半導体装置の構造を示す断面 である。

 図2Fに示されるように、SiO 2 膜16をエッチングし、SiO 2 膜16が、芯部15bの側面を被覆する側壁部16a及 第2のフォトレジスト膜17よりなる第3のパタ ーン23の下層部としてのみ残った状態とする SiO 2 膜16のエッチングは、特に限定されるもので なく、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うことができる。SiO 2 膜16の芯部15bの側壁部16aが残るようにエッチ グする場所においては、芯部15b及び側壁部1 6aよりなる第1のパターン21が形成される。第1 のパターン21のライン幅をL1、スペース幅をS1 とすると、芯部15bのライン幅L12が30nm、側壁 16aの厚さDが30nmである場合、L1=L12+D×2、S1=L12+ S12―L1であるため、L1を90nm、S1を30nmとするこ ができる。また、第2のフォトレジスト膜17 りなる第3のパターン23の下層部の部分とし 残るSiO 2 膜の部分のライン幅L4はL3に等しく、60nmであ 。

 次に、ステップS17を含む第2パターン形成 工程を行う。ステップS17は、芯部15bを除去す ることによって残った側壁部16aで構成される 第2のパターン22を形成する第2パターン形成 程である。ただし、第2パターン形成工程を うことにより、第2のパターン22と共に、第3 のパターン23と同一形状を有する第4のパター ン24を同時に形成する。また、図2Gは、ステ プS17の工程が行われた後の半導体装置の構 を示す断面図である。

 酸素、窒素、水素、アンモニア等のプラズ を用いたエッチングを行って、芯部15bの第1 のフォトレジスト膜15を除去する。その結果 図2Gに示されるように、第1のパターン21に いて芯部15bの第1のフォトレジスト膜15が除 されて側壁部16aのみが残り、ライン幅がD、 ペース幅がL12及びS1が交互に現れるような ターンである第2のパターン22が形成される 本実施の形態では、芯部15bのライン幅L12と 1のパターン21のスペース幅S1とを等しくする ことにより、スペース幅はL12及びS1に等しいS 2となる。また、Dに等しいライン幅をあらた てL2とする。前述したように、L12を30nm、S1 30nm、SiO 2 膜16の厚さ(側壁部16aの幅D)を30nmとすることに より、L2が30nm、S2が30nmの第2のパターンを形 することができる。

 また、第1のフォトレジスト膜15が除去さ ると共に、第3のパターン23を形成する第2の フォトレジスト膜17も除去され、第3のパター ン23の下層部であり第3のパターン23と同一形 を有する第4のパターン24が形成される。第4 のパターン24のライン幅をL4とすると、第4の ターン24は第3のパターン23と同一形状を有 るため、L4はL3と等しく、例えばL3が60nmのと 、L4も60nmとなる。

 次に、ステップS18及びステップS19を含む 5パターン形成工程を行う。

 ステップS18は、SiO 2 膜16よりなる第2のパターン22及び第4のパター ン24をマスクとして、保護膜14をエッチング る工程である。また、図2Hは、ステップS18の 工程が行われた後の半導体装置の構造を示す 断面図である。

 ライン幅がL2、スペース幅がS2であるSiO 2 膜16よりなる第2のパターン22及びライン幅がL 4であるSiO 2 膜16よりなる第4のパターン24をマスクとして 保護膜14をエッチングし、SiO 2 膜16及び保護膜14が積層されてなるライン幅L2 及びスペース幅S2を有する第2のパターン22並 にライン幅L4を有する第4のパターン24を形 する。保護膜14のエッチングは、例えば保護 膜14がSOG膜(又はSiON膜、又はLTO膜とBARCの複合 )よりなる場合、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガスを用いて行うことができる。

 ステップS19は、第2のパターン22及び第4のパ ターン24をマスクとして、有機膜13をエッチ グすることによって、SiO 2 膜16、保護膜14及び有機膜13が積層されてなる 第2のパターン22及び第4のパターン24よりなる 第5のパターン25を形成する第5パターン形成 程である。また、図2Iは、ステップS19の工程 が行われた後の半導体装置の構造を示す断面 図である。

 有機膜13のエッチングは、特に限定される のではなく、例えば酸素、窒素、水素、ア モニア等のプラズマを用いて行うことがで る。その結果、図2Iに示されるように、SiO 2 膜16及び保護膜14が積層されてなる第2のパタ ン22、及びSiO 2 膜16及び保護膜14が積層されてなる第4のパタ ン24をマスクとして有機膜13がエッチングさ れ、ライン幅L2及びスペース幅S2を有しSiO 2 膜16、保護膜14及び有機膜13が積層されてなる 第2のパターン22、及びライン幅L4を有し第4の パターン24よりなる第5のパターン25が形成さ る。

 次に、ステップS20及びステップS21を含む エッチング層エッチング工程を行う。

 ステップS20は、第2のパターン22及び第4の パターン24よりなる第5のパターン25をマスク し、有機膜13の下層である被エッチング層11 をエッチングし、有機膜13及び被エッチング 11が積層されてなり、第2のパターン22及び 4のパターン24よりなる第5のパターン25を形 する工程である。また、図2Jは、ステップS20 の工程が行われた後の半導体装置の構造を示 す断面図である。

 有機膜13よりなる第5のパターン25をマスク し、基板10をエッチングストッパ層として被 エッチング層11をエッチングする。例えばTEOS よりなる被エッチング層11のエッチングは、 えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うことができる。その結 、図2Jに示されるように、ライン幅L2、スペ ス幅S2を有する偶数パターンである第2のパ ーン22と、ライン幅L4を有する奇数パターン である第4のパターン24とを同時に形成するこ とができる。ただし、第2のパターン22及び第 4のパターン24の上層部には、有機膜13が除去 れずに残る。

 ステップS21は、有機膜13を除去する工程 ある。また、図2Kは、ステップS21の工程が行 われた後の半導体装置の構造を示す断面図で ある。

 有機膜13の除去は、例えば酸素、窒素、 素、アンモニア等のプラズマを用いたエッ ングにより行う。その結果、図2Kに示される ように、第2のパターン22及び第4のパターン24 を形成する被エッチング層11の上に残ってい 有機膜13が除去され、被エッチング層11より なる第2のパターン22及び第4のパターン24を同 時に形成することができる。

 以上、本実施の形態では、例えばライン幅6 0nmのマスクを用いて微細なフォトリソグラフ ィを行うだけで、例えばライン幅30nm、スペ ス幅30nmの微細な偶数パターンを形成するこ ができるのと同時に、SiO 2 膜よりなる側壁部を残すようなSiO 2 膜のエッチング工程の前に、例えばライン幅 60nmのマスクを用いて再度微細なフォトリソ ラフィを行うことにより、被エッチング層 エッチング工程を一括に行いながら、例え ライン幅60nmのライン幅を有する奇数パター を同時に形成することができる。

 例えば特許文献3に開示される方法でも、 パターン密度が密な領域に偶数パターンを形 成することができるのと同時に、パターン密 度が疎な領域に奇数パターン又は孤立パター ン形成することができる。しかしながら、特 許文献3に開示される方法においては、微細 ターンを形成するための芯部のパターンが モルファスカーボン膜よりなり、芯部のパ ーンの側壁を被覆する側壁部が酸化シリコ 膜よりなるため、パターン密度が密な領域 、パターン密度が疎な領域との間で、被エ チング層をエッチングするためのハードマ クとなるパターンの材質が異なる。パター の材質が異なると、被エッチング層をエッ ングする際の横方向のエッチング耐性、下 の被エッチング層とのエッチング速度の比( 択比)等の影響が異なり、マスク全域に亘り 均一に揃えることができない。その結果、ハ ードマスクとなるパターンのパターン密度が 密な領域とパターン密度が疎な領域とが混在 していた場合に、パターンのCD(Critical Dimensio n)を精度良く、均一に維持することができな 。

 一方、本実施の形態では、微細パターン 形成するための芯部のパターンと、芯部の ターンの側壁を被覆する側壁部とが、とも 酸化シリコン膜よりなる。そのため、パタ ン密度が密な領域と、パターン密度が疎な 域との間で、被エッチング層をエッチング るためのハードマスクとなるパターンの材 が同一である。パターンの材質が同一であ ば、被エッチング層をエッチングする際の 方向のエッチング耐性、下層の被エッチン 層とのエッチング速度の比(選択比)等の影 も同一となり、マスク全域に亘り均一に揃 ることができる。その結果、ハードマスク なるパターンのパターン密度が密な領域と ターン密度が疎な領域とが混在していた場 にも、パターンのCD(Critical Dimension)を精度良 く、均一に維持することができる。

 また、有機膜13の材質、厚さを変えるこ により、被エッチング層11として種々の材料 を用いた場合にも、被エッチング層11に対す マスクとして機能させることができる。特 、ステップS21の有機膜13の除去においては 酸素、窒素、水素、アンモニア等のプラズ を用いたエッチングを行うため、有機膜13が 厚い場合でも容易に除去することができる。 従って、被エッチング層11として種々の材質 用いることができ、低コストの材料あるい 低コストの成膜方法を用いることによって 本発明に係る半導体装置の製造方法を低コ ト化することができる。

 このような偶数パターンに隣接してライ 幅の異なる奇数パターンを有する電子デバ スの例として、NAND型フラッシュメモリが挙 げられる。図3に、NAND型フラッシュメモリの 価回路を示す。図3に示されるように、NAND フラッシュメモリにおいては、8ビットのメ リセルが、それらのビット線が直列に接続 れるように配列され、その両側に各々1つの データ入出力用の選択ゲートを有する電界効 果型トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)が 列に接続されるような回路を有する。即ち 第1の選択ゲート40、8ビットに対応した8個の フローティングゲート41乃至48、及び第2の選 ゲート49が、ビットライン39に直列に接続さ れる。このようなNAND型フラッシュメモリの 造において、両端の選択ゲート40、49に対応 るFETのゲート長をメモリセルのゲート長よ 大きくするような場合に、FET用のマスクを 規に製作する必要がなく、製造コストを低 することができる。

 また、本実施の形態では、ステップS16乃 ステップS21の工程は全てドライプロセスで うことができるため、同一のチャンバ内で ス種を変えるだけで一括して行うような製 方法を行うことも可能である。ステップS16 至ステップS21の工程を一括して行うことに り、従来に比べて工程の簡略化と製造コス の低減を図ることができ、生産性の向上を ることができる。

 なお、本実施の形態では、ステップS14のSiO 2 膜の成膜工程は、低温MLDによって行うが、上 層部を保護膜14で保護された有機膜13よりな 芯部15bにダメージを与えることなくSiO 2 膜を成膜することができるのであれば、上記 の方法に限定されるものではなく、CVD、RF(Rad io Frequency)マグネトロンスパッタ、電子線蒸 、等公知の成膜方法を用いることも可能で る。

 また、本実施の形態では、芯部パターン 成工程において、第2のフォトレジスト膜17 りなる第3のパターン23のトリミングを行わ 、第3のパターン23のライン幅L3と略等しい イン幅を有する芯部15aを用いて第1のパター 21を形成することも可能である。

 また、本実施の形態では、第3のパターン23 ライン幅であるL3は、前述したように、ラ ン幅が、予め図2Eに示されるライン幅L3より きいL3´(例えば120nm)になるように形成し、 リミングを行うことによって、自在にその 寸法を制御することができるため、トリミ グされてできる芯部15bのパターンのライン であるL12に比べ、大きくすることもでき、 しくすることもでき、小さくすることもで る。
(第1の実施の形態の第1の変形例)
 次に、図4A乃至図4Kを参照し、本発明の第1 実施の形態の第1の変形例に係る半導体装置 製造方法を説明する。

 図4A乃至図4Kは、本変形例に係る半導体装 置の製造方法の工程を説明するための図であ り、各工程における半導体装置の構造を模式 的に示す断面図である。ただし、以下の文中 では、先に説明した部分には同一の符号を付 し、説明を省略する場合がある(以下の変形 、実施の形態についても同様)。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 被エッチング層が窒化シリコン層である点 、第1の実施の形態に係る半導体装置の製造 方法と相違する。

 図4A乃至図4Kを参照するに、第1の実施の 態において、TEOSよりなる被エッチング層11 用いて行うのと相違し、本変形例において 、窒化シリコン層(以下SiNという)よりなる被 エッチング層11aを用いて行う。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第1の実施の形態と同じであり、図1に示さ るように、ステップS11乃至ステップS21の工 を含む。

 始めに、ステップS11を含む準備工程を行 。図4Aに示されるように、本変形例におい も、第1の実施の形態と同様に、基板10の上 、下から順に被エッチング層11a、有機膜13、 保護膜14が形成された基板を用いる。ただし 被エッチング層11aは、第1の実施の形態でTEO Sであるのと異なり、SiNである。被エッチン 層11aの厚さが、例えば50~500nmとすることがで きるのは、第1の実施の形態と同様である。

 被エッチング層11aが、パターン形成され ことにより、その後の種々の加工工程にお るマスクとして機能することは、第1の実施 の形態と同じである。SiNは、第1の実施の形 で用いられるアモルファスシリコン、ポリ リコンに比べ、隣接する有機膜13とのエッチ ングの選択比を向上させることができる。

 ステップS12乃至ステップS17を含む芯部パ ーン形成工程、成膜工程、第3パターン形成 工程、第1パターン形成工程及び第2パターン 成工程は、第1の実施の形態と同一であり、 各々の工程を行った後の半導体装置の一部の 構造は、夫々図4B乃至図4Gに示される通りで る。

 次に、ステップS18及びステップS19を含む 5パターン形成工程を行う。

 ステップS18、即ち第2のパターン22及び第4 のパターン24をマスクとして保護膜14を除去 る工程は、第1の実施の形態と同一であり、 テップS18の工程が終わったときの半導体装 の一部の構造は、図4Hに示される。

 ステップS19、即ち第2のパターン22及び第4 のパターン24をマスクとして、有機膜13をエ チングする工程は、図4Iに示されるように、 SiNよりなる被エッチング層11aのエッチング速 度に対する有機膜13のエッチング速度の比を 第1の実施の形態におけるTEOSよりなる被エ チング層11のエッチング速度に対する有機膜 13のエッチング速度の比に比べて増大させる とができるため、エッチングの進行が被エ チング層11aの表面に到達した時点でエッチ グを確実に停止させることができる。具体 には、有機膜13のエッチングは、例えば酸 、窒素、水素、アンモニア等のプラズマを いて行うが、混合ガスの種類、流量比、ガ 圧、基板温度を制御することによって、SiN 有機膜のエッチングの選択比を向上させる とができる。その結果、再現性に優れた製 方法を行うことができる。

 次に、ステップS20、即ち第2のパターン22 び第4のパターン24をマスクとして被エッチ グ層11aを除去し、第5のパターン25を形成す 工程を行う。また、図4Jは、ステップS20の 程を行った後の半導体装置の構造を示す断 図である。

 本変形例では、エッチングの条件を制御す ことにより、SiNよりなる被エッチング層11a 有機膜13に対するエッチングの選択比を向 させ、被エッチング層11aをエッチングする に有機膜13よりなるパターンをエッチングす ることなく、マスクの形状を正確に被エッチ ング層11aに転写することができる。具体的に は、第1の被エッチング層11aのエッチングは 例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うが、CF系ガスの種類、混 合ガスの種類、流量比、ガス圧、基板温度を 制御することによって、SiNの有機膜に対する 選択比を向上させることができる。その結果 、再現性に優れた製造方法を行うことができ る。

 また、本変形例では、前述したエッチン の条件を制御することにより、SiNよりなる エッチング層11aの基板10に対するエッチン の選択比を向上させ、エッチングが基板10の 表面に到達した時点でエッチングを確実に停 止させることもできる。

 ステップS21の工程、即ち、有機膜を除去 る工程は、第1の実施の形態と同様である。 また、ステップS21の工程が終わった後の半導 体基板の構造は、図4Kに示される。

 以上、本変形例に係る半導体装置の製造 法によれば、被エッチング層11aをTEOSからSiN に代えることにより、隣接する有機膜13との ッチングの選択比を向上させることができ 再現性に優れた半導体装置を低コストで製 することができる。

 なお、SiNとして、SiとNとの組成比は、特に 定されるものではなく、例えばSi 3 N 4 を用いることができる。また、SiNの代わりに SiON(酸窒化シリコン)を用いることもできる。

 また、SiNの代わりに、アモルファスシリコ 又はポリシリコンを挿入した複合膜を用い こともできる。特に、基板との間のエッチ グ工程におけるエッチング速度の大きな選 比を確保することができるのであれば、任 の材質の被エッチング層を用いることがで る。
(第1の実施の形態の第2の変形例)
 次に、図5A乃至図5Kを参照し、本発明の第1 実施の形態の第2の変形例に係る半導体装置 製造方法を説明する。

 図5A乃至図5Kは、本変形例に係る半導体装 置の製造方法の工程を説明するための図であ り、各工程における半導体装置の構造を模式 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 保護膜が酸窒化シリコンSiONである点で、第 1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法 相違する。

 図5A乃至図5Kを参照するに、第1の実施の 態において、SOGよりなる保護膜を用いて行 のと相違し、本変形例においては、SiONより る保護膜14bを用いて行う。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第1の実施の形態と同じであり、図1に示さ るように、ステップS11乃至ステップS22の工 を含む。

 始めに、ステップS11を含む準備工程を行 。図5Aに示されるように、本変形例におい も、第1の実施の形態と同様に、基板10の上 、下から順に被エッチング層11、有機膜13、 護膜14bが形成された基板を用いる。ただし 保護膜14bは、第1の実施の形態でSOGであるの と異なり、SiONである。保護膜14bの厚さが、 えば40~120nmとすることができるのは、第1の 施の形態と同様である。

 被エッチング層11が、パターン形成され ことにより、その後の種々の加工工程にお るマスクとして機能することは、第1の実施 形態と同じである。

 ステップS12乃至ステップS15の工程を含む 部パターン形成工程、成膜工程及び第3パタ ーン形成工程は、第1の実施の形態と同一で り、各々の工程が終わったときの半導体装 の一部の構造は、図5B乃至図5Eに示される通 である。

 次に、ステップS16を含む第1パターン形成 工程を行う。また、第1パターン形成工程を った後の半導体装置の一部の構造は、図5Fに 示される通りである。

 本変形例では、エッチングの条件を制御す ことにより、SiO 2 膜16のエッチング速度とSiONよりなる保護膜14b のエッチング速度の選択比を向上させ、エッ チングが保護膜14bの表面に到達した時点で確 実にエッチングを停止させることができる。 具体的には、SiO 2 膜16のエッチングは、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うが、ガスの種類、流量 ガス圧、基板温度を制御することによって SiO 2 膜とSiONとの間のエッチングの選択比を向上 せることができる。その結果、再現性に優 た製造方法を行うことができる。

 ステップS17乃至ステップS19の工程を含む 2パターン形成工程及び第5パターン形成工 は、第1の実施の形態と同一であり、各々の 程が終わったときの半導体装置の一部の構 は、図5G乃至図5Iに示される通りである。

 次に、ステップS20及びステップS21を含む エッチング層エッチング工程を行う。また 被エッチング層エッチング工程のステップS 20及びステップS21を行った後の半導体装置の 部の構造は、夫々図5J及び図5Kに示される通 りである。

 本変形例では、エッチングの条件を制御す ことにより、TEOSよりなる被エッチング層11 エッチング速度とSiONよりなる保護膜14bのエ ッチング速度の選択比を向上させ、被エッチ ング層11をエッチングする間に保護膜14bより る第2のパターン22及び第4のパターン24をエ チングすることなく、マスクの形状を正確 被エッチング層11に転写することができる 具体的には、被エッチング層11のエッチング は、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うが、ガスの種類、流量 ガス圧、基板温度を制御することによって TEOSとSiONとの間のエッチングの選択比を向上 させることができる。その結果、再現性に優 れた製造方法を行うことができる。

 ステップS21は、第1の実施の形態と同一で あり、工程が終わったときの半導体装置の一 部の構造は、図5Kに示される通りである。

 以上、本変形例に係る半導体装置の製造方 によれば、保護膜14bをSOGからSiONに代えるこ とにより、SiO 2 層16及び被エッチング層11とのエッチングの 択比を向上させることができ、再現性に優 た半導体装置を低コストで製造することが きる。

 なお、本変形例において、SiONの代わりに、 LTO膜とBARC膜の複合膜を用いる場合にも、SiO 2 層16及び被エッチング層11とのエッチングの 択比を向上させることができ、再現性に優 た半導体装置を低コストで製造することが きる。
(第1の実施の形態の第3の変形例)
 次に、図6A乃至図6Kを参照し、本発明の第1 実施の形態の第3の変形例に係る半導体装置 製造方法を説明する。

 図6A乃至図6Kは、本変形例に係る半導体装 置の製造方法の工程を説明するための図であ り、各工程における半導体装置の構造を模式 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 偶数パターンと離れた位置に孤立パターン 同時に形成する点で、第1の実施の形態に係 る半導体装置の製造方法と相違する。

 図6A乃至図6Kを参照するに、第1の実施の 態において、偶数パターンに隣接して奇数 ターンを同時に形成するのと相違し、本変 例においては、偶数パターンと離れた位置 孤立パターンを形成する。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第1の実施の形態と同じであり、図1に示さ るように、ステップS11乃至ステップS21の工 を含む。

 始めに、ステップS11を含む準備工程を行 。図6Aに示されるように、本変形例におい も、第1の実施の形態と同様に、基板10の上 、下から順に被エッチング層11、有機膜13、 護膜14が形成された基板を用いる。

 次に、ステップS12及びステップS13を含む 部パターン形成工程を行う。

 ステップS12は、第1のフォトレジスト膜15 露光、現像して第1のフォトレジスト膜15よ なる芯部15aのパターンを形成する芯部パタ ン形成工程である。本変形例では、保護膜1 4の上に第1のフォトレジスト膜15を形成し、 部15aのパターンの偶数パターンが配置され 場所と、芯部15aのパターンが配置されない 所を有するような金属マスクを用いてフォ リソグラフィを行い、露光、現像を行って 芯部15aのパターンを形成する。ステップS12 工程を行った後の半導体装置の構造は、図6B に示される。

 次に行うステップS13は、第1の実施の形態 と同様であり、ステップS13の工程を行った後 の半導体装置の構造は、図6Cに示される。

 ステップS14を含む成膜工程は、第1の実施 の形態と同様であり、ステップS14の工程を行 った後の半導体装置の構造は、図6Dに示され 。

 次に、ステップS15の第3パターン形成工程 を行う。図6Eに示されるように、芯部15bのパ ーンが形成されていない位置に、第3のパタ ーン23を形成する。基板全面に、第3のパター ン23を形成するための第2のフォトレジスト膜 17を成膜し、露光、現像を行って第2のフォト レジスト膜17よりなる第3のパターン23を形成 る。ここで、第2のフォトレジスト膜17の材 や厚みは、第1の実施の形態と同様にするこ とができる。ただし、本変形例における第2 フォトレジスト膜17を露光する際の金属マス クは、第1の実施の形態と異なり、孤立パタ ンに相当する第3のパターン23が、芯部15bの ターンと離れた位置に配置されるようなパ ーンを有する。第3のパターン23のライン幅 L3とすると、L3の値は特に限定されるもので なく、第1の実施の形態と同様に、例えば60n mとすることができる。

 ここで、第3のパターン23はライン幅L3が 細であるため、芯部15aのパターンを形成す ための金属マスクと同様に高精度な金属マ クを必要とし、マスク製作費用が必要とな 。しかし、被エッチング層11をエッチングす る際のマスクとして有機膜13を用いて一括で ッチングを行うことができ、被エッチング 11として広範囲の材料を選択することがで 、低コストの材料及び低コストの成膜方法 用いることによって全体の製造コストを抑 ることができるのは、第1の実施の形態と同 である。

 その後、ステップS16乃至ステップS21を含む 1パターン形成工程、第2パターン形成工程 第5パターン形成工程及び被エッチング層エ チング工程は、第1の実施の形態と同一であ り、各々の工程が終わったときの半導体装置 の一部の構造は、図6F乃至図6Kに示される通 である。その結果、被エッチング層11よりな り、ライン幅L2、スペース幅S2を有する偶数 ターンから離れた位置にライン幅L4を有する 孤立パターンを有するようなパターンを一括 で形成することができる。
(第1の実施の形態の第4の変形例)
 次に、図7A乃至図7Kを参照し、本発明の第1 実施の形態の第4の変形例に係る半導体装置 製造方法を説明する。

 図7A乃至図7Kは、本変形例に係る半導体装 置の製造方法の工程を説明するための図であ り、各工程における半導体装置の構造を模式 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 偶数パターンに隣接した位置に奇数パター を同時に形成すると共に、偶数パターンと れた位置にも孤立パターンを同時に形成す 点で、第1の実施の形態に係る半導体装置の 製造方法と相違する。

 図7A乃至図7Kを参照するに、第1の実施の 態において、偶数パターンに隣接して奇数 ターンを同時に形成するのと相違し、本変 例においては、偶数パターンに隣接した位 に奇数パターンを同時に形成するのと共に 偶数パターンと離れた位置に孤立パターン 形成する。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第1の実施の形態と同じであり、図1に示さ るように、ステップS11乃至ステップS21の工 を含む。

 始めに、ステップS11を含む準備工程を行 。図7Aに示されるように、本変形例におい も、第1の実施の形態と同様に、基板10の上 、下から順に被エッチング層11、有機膜13、 護膜14が形成された基板を用いる。

 次に、ステップS12乃至ステップS14を含む 部パターン形成工程及び成膜工程を行う。 部パターン形成工程及び成膜工程は、第1の 実施の形態と同様であり、各工程が行われた 後の半導体装置の構造は、図7B乃至図7Dに示 れる。

 次に、ステップS15の第3パターン形成工程 を行う。図7Eに示されるように、芯部15bのパ ーンが形成されていない位置に、第3のパタ ーン23を形成するのは、第1の実施の形態と同 様である。ただし、本変形例においては、奇 数パターンに相当し、ライン幅L3を有する第3 のパターン23が、芯部15bのパターンに隣接し 設けられるのと共に、孤立パターンに相当 、ライン幅L3を有する第3のパターン23が、 部15bのパターンから離れた位置にも配置さ るようなパターンを有することを特徴とす 。L3の値は特に限定されるものではなく、第 1の実施の形態と同様に、例えば60nmとするこ ができる。

 その後、ステップS16乃至ステップS21を含む 1パターン形成工程、第2パターン形成工程 第5パターン形成工程及び被エッチング層エ チング工程は、第1の実施の形態と同一であ り、各々の工程が終わったときの半導体装置 の一部の構造は、図7F乃至図7Kに示される通 である。その結果、被エッチング層11よりな り、ライン幅L2、スペース幅S2を有する偶数 ターンに隣接した位置にライン幅L4を有する 奇数パターンを一括で形成することができる と共に、ライン幅L2、スペース幅S2を有する 数パターンから離れた位置にライン幅L4を有 する孤立パターンを一括で形成することがで きる。
(第1の実施の形態の第5の変形例)
 次に、図8A乃至図8Kを参照し、本発明の第1 実施の形態の第5の変形例に係る半導体装置 製造方法を説明する。

 なお、本変形例におけるライン幅L31は、 発明における第3の寸法に相当する。

 図8A乃至図8Kは、本変形例に係る半導体装 置の製造方法の工程を説明するための図であ り、各工程における半導体装置の構造を模式 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 芯部及び側壁部で構成される第1のパターン を形成する際に、その後第2のフォトレジス 膜で被覆される第3のパターンのうち、第2の パターンよりなる偶数パターンから離れた位 置に配置される第3のパターンのライン幅が 第2のパターンよりなる偶数パターンに隣接 て配置される第3のパターンのライン幅より も細い点で、第1の実施の形態の第4の変形例 係る半導体装置の製造方法と相違する。

 図8A乃至図8Kを参照するに、第1の実施の 態の第4の変形例において、第2のパターンよ り離れた位置にある孤立パターンのライン幅 は、第2のパターンに隣接した位置にある奇 パターンのライン幅と同じであるのと相違 、本変形例においては、第2のパターン22よ 離れた位置にある孤立パターン23aのライン L31は、第2のパターン22に隣接した位置にあ 奇数パターン23のライン幅L3より細い。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第1の実施の形態の第4の変形例と同様であ 、図1に示されるように、ステップS11乃至ス ップS21の工程を含む。

 始めに、ステップS11を含む準備工程を行 。図8Aに示されるように、本変形例におい も、第1の実施の形態と同様に、基板10の上 、下から順に被エッチング層11、有機膜13、 護膜14が形成された基板を用いる。

 次に、ステップS12乃至ステップS14を含む 部パターン形成工程及び成膜工程を行う。 部パターン形成工程及び成膜工程は、第1の 実施の形態と同様であり、各工程が行われた 後の半導体装置の構造は、図8B乃至図8Dに示 れる。

 次に、ステップS15の第3パターン形成工程 を行う。図8Eに示されるように、芯部15bのパ ーンが形成されていない位置に、第3のパタ ーン23を形成するのは、第1の実施の形態と同 様である。ただし、本変形例においては、奇 数パターンに相当し、ライン幅L3を有する第3 のパターン23が、芯部15bのパターンに隣接し 設けられるのと共に、孤立パターンに相当 、ライン幅L31を有する第3のパターン23aが、 芯部15bのパターンから離れた位置にも配置さ れるようなパターンを有し、L31がL3よりも小 いことを特徴とする。各々第3のパターン23 び第3のパターン23aのライン幅であるL3及びL 31の値は特に限定されるものではなく、第1の 実施の形態と同様に、L3の値は例えば60nmとす ることができ、L31の値は例えば40nmとするこ ができる。

 その後、ステップS16乃至ステップS21を含む 1パターン形成工程、第2パターン形成工程 第5パターン形成工程及び被エッチング層エ チング工程は、第1の実施の形態と同一であ り、各々の工程が終わったときの半導体装置 の一部の構造は、図8F乃至図8Kに示される通 である。その結果、被エッチング層11よりな り、ライン幅L2、スペース幅S2を有する偶数 ターンに隣接した位置にライン幅L4の奇数パ ターンを有し、ライン幅L2、スペース幅S2を する偶数パターンから離れた位置にライン L41の孤立パターンを有するようなパターン 一括で形成することができる。ここで、L4の 値はL3と等しいため例えば60nmとすることがで き、L41の値はL31と等しいため例えば40nmとす ことができる。
(第2の実施の形態)
 次に、図9乃至図10Lを参照し、本発明の第2 実施の形態に係る半導体装置の製造方法を 明する。

 以下、本実施の形態及び本実施形態の各 形例における有機膜、芯部のパターン、芯 パターン形成工程、成膜工程、第1のパター ン、第1パターン形成工程、第2のフォトレジ ト膜、第3のパターン、第3パターン形成工 、第1のパターンの所定のパターン、第1パタ ーン形成工程、第2のパターン、及び第2パタ ン形成工程のそれぞれは、本発明における 1の有機膜、第1の有機膜パターン、第1の有 膜パターン形成工程、酸化シリコン膜成膜 程、第1のマスクパターン、第1のマスクパ ーン形成工程、第2の有機膜、第2の有機膜パ ターン、第2の有機膜パターン形成工程、第2 マスクパターン、第2のマスクパターン形成 工程、第3のマスクパターン、及び第3のマス パターン形成工程のそれぞれに相当する。

 また、本実施の形態及び本実施の形態の 変形例におけるライン幅L104、及び厚さD101 それぞれは、本発明における第1の寸法、及 第2の寸法のそれぞれに相当する。

 図9は、本実施の形態に係る半導体装置の 製造方法の各工程の手順を説明するための工 程図である。また、図10A乃至図10Lは、本実施 の形態に係る半導体装置の製造方法の工程を 説明するための図であり、各工程における半 導体装置の構造を模式的に示す断面図である 。また、図9のステップS111乃至ステップS122の 工程の各々の工程が行われた後の半導体装置 の構造は、図10A乃至図10Lの各々の断面図で示 される構造に対応する。

 本実施の形態に係る半導体装置の製造方 は、図9に示されるように、基板準備工程と 、第1パターン形成工程と、フォトレジスト 覆工程と、保護膜除去工程と、第2パターン 成工程と、被エッチング層エッチング工程 を含む。基板準備工程は、ステップS111の工 程を含み、第1パターン形成工程は、ステッ S112乃至ステップS116の工程を含み、フォトレ ジスト被覆工程は、ステップS117の工程を含 、保護膜除去工程は、ステップS118の工程を み、第2パターン形成工程は、ステップS119 工程を含み、被エッチング層エッチング工 は、ステップS120乃至ステップS122の工程を含 む。

 始めに、ステップS111を含む準備工程を行 う。ステップS111は、被エッチング層の上に 機膜を介して保護膜が形成された基板を用 する工程である。図10Aは、ステップS111の工 が行われた後の半導体装置の構造を示す断 図である。

 ステップS111では、図10Aに示されるように 、基板110の上に、下から順に第1の被エッチ グ層111、第2の被エッチング層112、有機膜113 保護膜114が形成された基板を準備する。第1 の被エッチング層111及び第2の被エッチング 112は、パターンを形成されることにより、 の後の種々の加工工程を行う場合のマスク して機能する。有機膜113は、パターンが形 され、第1の被エッチング層111及び第2の被エ ッチング層112のパターンを形成するためのマ スクとして機能する。保護膜114は、図10Dを用 いて後述するように、有機膜113よりなる芯部 125のパターンを形成する際に有機膜113の表面 を保護する機能を有すると共に、図10Gを用い て後述するように、第1のパターン121の所定 パターンにおいて芯部125の有機膜113が除去 れないように保護する機能も有する。また 護膜114は、その上に形成される第2のフォト ジスト膜115のフォトリソグラフィを行う際 反射防止膜(BARC:Bottom Anti-Reflecting Coating)と ての機能を有する場合もある。

 第1の被エッチング層111の材質は、特に限 定されるものではなく、例えばTEOS(テトラエ キシシラン:Tetraethoxysilane)を用いることがで きる。また、第1の被エッチング層111の厚さ 、特に限定されるものではなく、例えば50~50 0nmとすることができる。

 第2の被エッチング層112の材質は、特に限 定されるものではなく、例えばアモルファス シリコン、ポリシリコンを用いることができ る。また、第2の被エッチング層112の厚さは 特に限定されるものではなく、例えば20~200nm とすることができる。

 有機膜113の材質は、特に限定されるもので なく、例えば化学気相法(CVD:Chemical
Vapor Deposition)により成膜されたアモルファス カーボン、スピンオンにより成膜されたポリ フェノールやi線レジスト等のフォトレジス を含む広範な有機系の材料を用いることが きる。また、有機膜113の厚さは、特に限定 れるものではなく、例えば150~300nmとするこ ができる。

 保護膜114の材質は、特に限定されるもので なく、例えばSOG(Spin On Glass)膜、SiON膜、又 LTO(Low
Temperature Oxide)膜とBARCの複合膜を用いること できる。また、保護膜114の厚さは、特に限 されるものではなく、例えば40~120nmとする とができる。

 次に、ステップS112乃至ステップS116を含 第1パターン形成工程を行う。

 ステップS112は、第2のフォトレジスト膜11 5を成膜し、成膜された第2のフォトレジスト 115を露光、現像して第2のフォトレジスト膜 115よりなる第3のパターン123を形成する第3パ ーン形成工程である。その結果、図10Bに示 れるように、第2のフォトレジスト膜115より なる第3のパターン123が形成される。第3のパ ーン123は、保護膜114及び有機膜113をエッチ グする工程におけるマスクとして機能する

 第2のフォトレジスト膜115の材質は、例え ばArFレジストを用いることができる。また、 第2のフォトレジスト膜115の厚さは、特に限 されるものではなく、例えば50~200nmとするこ とができ、第3のパターン123のライン幅L103及 スペース幅S103は、特に限定されるものでは なく、共に例えば60nmとすることができる。

 ステップS113は、第3のパターン123を形成 る第2のフォトレジスト膜115をトリミングし トリミングされてできる第2のフォトレジス ト膜115よりなる第4のパターン124をマスクと て保護膜114をエッチングする工程である。 た、図10Cは、ステップS113の工程が行われた の半導体装置の構造を示す断面図である。

 トリミング方法は、特に限定されるもの はなく、例えば酸素、窒素、水素、アンモ ア等のプラズマを用いて行う。また、図10B び図10Cに示されるように、トリミングされ できる第4のパターン124のライン幅L104は、 リミングを行う前の第3のパターン123のライ 幅L103に比べ細くなるので、第4のパターン12 4のライン幅L104及びスペース幅S104と、第3の ターン123のライン幅L103及びスペース幅S103と の大小関係は、L104<L103、S104>S103となる。 L104及びS104の値は、特に限定されるものでは く、例えばL104を30nm、S104を90nmとすることが できる。

 トリミングを行った後、ライン幅がL104であ る第2のフォトレジスト膜115よりなる第4のパ ーン124をマスクとして、保護膜114をエッチ グし、第2のフォトレジスト膜115及び保護膜 114が積層されてなるライン幅がL104のパター を形成する。保護膜114のエッチングは、例 ば保護膜114がSOG膜(又はSiON膜、又はLTO膜とBAR Cの複合膜)よりなる場合、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガスを用いて行うことができる。

 ステップS114は、上層部を保護膜114で保護 された有機膜113をエッチングすることによっ て、上層部を保護膜114で保護された有機膜113 よりなる芯部125のパターンを形成する芯部パ ターン形成工程である。また、図10Dは、ステ ップS114の工程が行われた後の半導体装置の 造を示す断面図である。

 有機膜113のエッチングは、特に限定され ものではなく、例えば酸素、窒素、水素、 ンモニア等のプラズマを用いて行うことが きる。その結果、図10Dに示されるように、 イン幅がL104の保護膜114をマスクとして有機 膜113がエッチングされ、ライン幅がL104の保 膜114で保護された有機膜113よりなる芯部25の パターンが形成される。

 ステップS115は、芯部125のパターンが形成さ れた基板の上にSiO 2 膜116を成膜する成膜工程である。また、図10E は、ステップS115の工程が行われた後の半導 装置の構造を示す断面図である。

 なお、SiO 2 膜は、本発明における酸化シリコン膜に相当 する。また、以下において、SiO 2 膜の代わりに、SiO x 膜を始めとし、シリコンと酸素を主成分とし て含む他の組成の膜であってもよい。

 SiO 2 の成膜工程は、有機膜113が芯部125として残っ た状態で行うが、一般的に有機膜113は、高温 に弱いので、低温(例えば300℃以下程度)で成 することが好ましい。成膜方法として、こ ように低温で成膜できるのであれば、特に 定されるものではなく、本実施の形態では 低温での分子層堆積(Molecular Layer Deposition 以下MLDという)、即ち低温MLDによって行うこ ができる。その結果、図10Eに示されるよう 、芯部125が形成されている場所及び形成さ ていない場所を含め、基板全面にSiO 2 膜116が成膜され、芯部125の側面にも芯部125の 側面を被覆するようにSiO 2 膜116が成膜される。このときのSiO 2 膜116の厚さをD101とすると、芯部125のパター の側面を被覆するSiO 2 膜116の幅もD101となる。SiO 2 膜116の厚さD101は、特に限定されるものでは く、例えば30nmとすることができる。

 ここで、低温MLDによる成膜工程について 明する。

 低温MLDにおいては、シリコンを含む原料 スを処理容器内に供給し、シリコン原料を 板上に吸着させる工程と、酸素を含むガス 処理容器内に供給し、シリコン原料を酸化 せる工程とを交互に繰り返す。

 具体的には、シリコンを含む原料ガスを 板上に吸着させる工程においては、シリコ を含む原料ガスとして、1分子内に2個のア ノ基を有する網のシランガス、例えばビス ーシャルブチルアミノシラン(以下、BTBASと う)を、シリコン原料ガスの供給ノズルを介 て処理容器内に所定の時間(T1)供給する。こ れにより、基板上にBTBASを吸着させる。T1の 間は、例えば1~60secとすることができる。シ コンを含む原料ガスの流量は、10~500mL/min(scc m)とすることができる。また、処理容器内の 力は13.3~665Paとすることができる。

 次に、酸素を含むガスを処理容器内に供給 、シリコン材料を酸化させる工程において 、酸素を含むガスとして、例えば高周波電 を備えたプラズマ生成機構によってプラズ 化されたO 2 ガスを、ガス供給ノズルを介して処理容器内 に所定の時間(T2)供給する。これにより、基 上に吸着されたBTBASが酸化され、SiO 2 膜16が形成される。T2の時間は、例えば5~300sec とすることができる。また、酸素を含むガス の流量は、100~20000mL/min(sccm)とすることができ る。また、高周波電源の周波数は13.56MHzとす ことができ、高周波電源の電力は5~1000Wとす ることができる。また、処理容器内の圧力は 13.3~665Paとすることができる。

 また、上述したシリコンを含む原料ガスを 板上に吸着させる工程と、酸素を含むガス 処理容器内に供給し、シリコン材料を酸化 せる工程とを切り換える際に、各々の工程 間に、直前の工程における残留ガスを除去 るために、処理容器内を真空排気しつつ例 ばN 2 ガス等の不活性ガスよりなるパージガスを処 理容器内に供給する工程を所定の時間(T3)行 ことができる。T3の時間は、例えば1~60secと ることができる。また、パージガスの流量 、50~5000mL/min(sccm)とすることができる。なお この工程は、処理容器内に残留しているガ を除去することができればよく、パージガ を供給せずに全てのガスの供給を停止した 態で真空排気を継続して行うことができる

 BTBASは、シリコンを含む原料ガスとして いる1分子内に2個のアミノ基を有するアミノ シランガスである。このようなアミノシラン ガスとしては、上記BTBASの他に、ビスジエチ アミノシラン(BDEAS)、ビスジメチルアミノシ ラン(BDMAS)、ジイソプロピルアミノシラン(DIPA S)、ビスエチルメチルアミノシラン(BEMAS)を用 いることができる。更に、シリコン原料ガス として、1分子内3個以上のアミノ基を有する ミノシランガスを用いることができ、1分子 内に1個のアミノ基を有するアミノシランガ を用いることもできる。

 一方、酸素を含むガスとしては、O 2 ガスの他、NOガス、N 2 Oガス、H 2 Oガス、O 3 ガスを用いることができ、これらを高周波電 界によりプラズマ化して酸化剤として用いる ことができる。このような酸素を含むガスの プラズマを用いることにより、SiO 2 膜の成膜を300℃以下で行うことができ、更に 酸素を含むガスのガス流量、高周波電源の電 力、処理容器内の圧力を調整することにより 、SiO 2 膜の成膜を100℃以下又は室温で成膜を行うこ とができる。

 次に、ステップS116を行う。ステップS116は SiO 2 膜116が芯部125の側壁部126としてのみ残るよう にエッチングするエッチング工程である。ま た、図10Fは、ステップS116の工程が行われた の半導体装置の構造を示す断面図である。

 図10Fに示されるように、SiO 2 膜116をエッチングし、SiO 2 膜116が、芯部125の側面を被覆する側壁部126と してのみ残った状態とする。SiO 2 膜116のエッチングは、特に限定されるもので はなく、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うことができる。SiO 2 膜116の芯部125の側壁部126のみが残るようにエ ッチングするため、芯部125及び側壁部126より なる第1のパターン121が形成される。第1のパ ーン121のライン幅をL101、スペース幅をS101 すると、芯部125のライン幅L104が30nm、側壁部 126の厚さD101が30nmである場合、L101=L104+D101×2 S101=L104+S104-L101であるため、L101を90nm、S101を3 0nmとすることができる。

 次に、ステップS117を含むフォトレジスト 被覆工程を行う。ステップS117は、第1のパタ ン121の所定のパターン121aを第1のフォトレ スト膜117で被覆するフォトレジスト被覆工 である。また、図10Gは、ステップS117の工程 行われた後の半導体装置の構造を示す断面 である。

 図10Gに示されるように、第1のパターン121 の一部の所定のパターン121aを第1のフォトレ スト膜117で被覆する。第1のフォトレジスト 膜117は、芯部125と側壁部126とよりなる第1の ターン121のうち、ステップS118及びステップS 119において、芯部125を除去し側壁部126よりな る第2のパターン122を形成することを行わず 第1のパターン121のまま残すパターンである 1のパターン121aを保護するためのマスクと て機能する。

 ここで、第1のパターン121はライン幅L101 スペース幅S101が共に微細であるが、第1のパ ターン121の一部のパターン121aを被覆する第1 フォトレジスト膜117のパターンを形成する めのフォトリソグラフィを行うための金属 スクの精度は、第1のパターン121を形成する ための金属マスクに比べさほどの精度を要し ないため、金属マスク製作のための費用を抑 えることができる。

 第1のフォトレジスト膜117の材質は、例え ばi線レジスト、KrFレジスト、ArFレジストを いることができる。また、第1のフォトレジ ト膜117の厚さは、特に限定されるものでは く、例えば200~500nmとすることができる。

 次に、ステップS118を含む保護膜除去工程 を行う。ステップS118は、芯部125の保護膜114 除去する保護膜除去工程である。また、図10 Hは、ステップS118の工程が行われた後の半導 装置の構造を示す断面図である。

 所定の第1のパターン121aが第1のフォトレジ ト膜117に被覆された状態で、芯部125の保護 114をエッチングする。このエッチングは、 えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うことができる。その結 、図10Hに示されるように、第1のフォトレジ ト膜117で被覆されない第1のパターン121にお いて、芯部125の保護膜114が除去され、芯部125 の有機膜113が露出される。

 次に、ステップS119を含む第2パターン形 工程を行う。ステップS119は、芯部125の有機 113を除去することによって残った側壁部126 構成される第2のパターン122を形成する第2 ターン形成工程である。また、図10Iは、ス ップS119の工程が行われた後の半導体装置の 造を示す断面図である。

 酸素、窒素、水素、アンモニア等のプラズ を用いたエッチングを行って、芯部125の有 膜113を除去する。その結果、図10Iに示され ように、第1のフォトレジスト膜117に被覆さ れない第1のパターン121において、芯部125の 機膜113が除去されて側壁部126のみが残り、 イン幅がD101、スペース幅がL104及びS101が交 に現れるようなパターンである第2のパター 122が形成される。本実施の形態では、芯部1 25のライン幅L104と第1のパターン121のスペー 幅S101とを等しくすることにより、スペース はL104及びS101に等しいS102となる。また、D101 に等しいライン幅をあらためてL102とする。 述したように、L104を30nm、S101を30nm、SiO 2 膜116の厚さ(側壁部126の幅D101)を30nmとするこ により、L102が30nm、S102が30nmの第2のパターン を形成することができる。

 次に、ステップS120乃至ステップS122を含 被エッチング層エッチング工程を行う。

 ステップS120は、第2のパターン122及び第1 パターン121aをマスクとし、有機膜113の下層 である第2の被エッチング層112をエッチング 、上層部として側壁部126を有する第2の被エ チング層112よりなり、第2のパターン122及び 第1のパターン121aと同一の形状を有する第5の パターン128を形成する工程である。また、図 10Jは、ステップS120の工程が行われた後の半 体装置の構造を示す断面図である。

 側壁部126から構成される第2のパターン122及 び芯部125と側壁部126から構成される第1のパ ーン121をマスクとし、第1の被エッチング層1 11をエッチングストッパ層として第2の被エッ チング層112をエッチングする。例えばアモル ファスシリコン又はポリシリコンよりなる第 2の被エッチング層112のエッチングは、例え Cl 2 、Cl 2 +HBr、Cl 2 +O 2 、CF 4 +O 2 、SF 6 、Cl 2 +N 2 、Cl 2 +HCl、HBr+Cl 2 +SF 6 等のガス等のプラズマを用いて行うことがで きる。その結果、図10Jに示されるように、第 2のパターン122及び第1のパターン121aが形成さ れた第5のパターン128が形成される。

 ステップS121は、第5のパターン128をマス として第1の被エッチング層111をエッチング 、第1の被エッチング層111及び第2の被エッ ング層112よりなる第6のパターン129を形成す 工程である。また、図10Kは、ステップS121の 工程が行われた後の半導体装置の構造を示す 断面図である。

 第1の被エッチング層111のエッチングは、例 えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うことができる。このと 、第1のパターン121及び第2のパターン122にお いて側壁部126を構成するSiO 2 膜116及び第1のパターン121aにおいて芯部125を 成する保護膜114もエッチングされ、除去さ る。その結果、図10Kに示されるように、ラ ン幅L102、スペース幅S102を有する偶数パタ ンである第2のパターン122と、ライン幅L101を 有する奇数パターンである第1のパターン121a を同時に形成することができる。ただし、 1のパターン121aを形成する第2の被エッチン 層112の上部には、芯部125の有機膜113が除去 れずに残る。

 ステップS122は、ステップS121で除去され かった有機膜113を除去する工程である。ま 、図10Lは、ステップS122の工程が行われた後 半導体装置の構造を示す断面図である。

 有機膜113の除去は、例えば酸素、窒素、 素、アンモニア等のプラズマを用いたエッ ングにより行う。その結果、図10Lに示され ように、第1のパターン121aを形成する第2の エッチング層112の上に残っていた有機膜113 除去され、第1の被エッチング層111及び第2 被エッチング層112よりなる第1のパターン121a 及び第2のパターン122を同時に形成すること できる。

 以上、本実施の形態では、例えばライン 60nmのマスクを用いて微細なフォトリソグラ フィを行うだけで、例えばライン幅30nm、ス ース幅30nmの微細な偶数パターンを形成する とができるのと同時に、微細なフォトリソ ラフィの工程を新たに行うことなく、例え ライン幅90nmのライン幅を有する奇数パター ンを同時に形成することができる。

 例えば特許文献3に開示される方法でも、 パターン密度が密な領域に偶数パターンを形 成することができるのと同時に、パターン密 度が疎な領域に奇数パターン又は孤立パター ン形成することができる。しかしながら、特 許文献3に開示される方法においては、微細 ターンを形成するための芯部のパターンが モルファスカーボン膜よりなり、芯部のパ ーンの側壁を被覆する側壁部が酸化シリコ 膜よりなるため、パターン密度が密な領域 、パターン密度が疎な領域との間で、被エ チング層をエッチングするためのハードマ クとなるパターンの材質が異なる。パター の材質が異なると、被エッチング層をエッ ングする際の横方向のエッチング耐性、下 の被エッチング層とのエッチング速度の比( 択比)等の影響が異なり、マスク全域に亘り 均一に揃えることができない。その結果、ハ ードマスクとなるパターンのパターン密度が 密な領域とパターン密度が疎な領域とが混在 していた場合に、パターンのCD(Critical Dimensio n)を精度良く、均一に維持することができな 。

 一方、本実施の形態では、微細パターン 形成するための芯部のパターンと、芯部の ターンの側壁を被覆する側壁部とが、とも 酸化シリコン膜よりなる。そのため、パタ ン密度が密な領域と、パターン密度が疎な 域との間で、被エッチング層をエッチング るためのハードマスクとなるパターンの材 が同一である。パターンの材質が同一であ ば、被エッチング層をエッチングする際の 方向のエッチング耐性、下層の被エッチン 層とのエッチング速度の比(選択比)等の影 も同一となり、マスク全域に亘り均一に揃 ることができる。その結果、ハードマスク なるパターンのパターン密度が密な領域と ターン密度が疎な領域とが混在していた場 にも、パターンのCD(Critical Dimension)を精度良 く、均一に維持することができる。

 第2の実施の形態においても、第1の実施 形態と同様に、このような偶数パターンに 接してライン幅の異なる奇数パターンを有 る電子デバイスの例として、NAND型フラッシ メモリが挙げられる。図3に、NAND型フラッ ュメモリの等価回路を示す。図3に示される うに、NAND型フラッシュメモリにおいては、 8ビットのメモリセルが、それらのビット線 直列に接続されるように配列され、その両 に各々1つのデータ入出力用の選択ゲートを する電界効果型トランジスタ(Field Effect Tra nsistor:FET)が直列に接続されるような回路を有 する。即ち、第1の選択ゲート40、8ビットに 応した8個のフローティングゲート41乃至48、 及び第2の選択ゲート49が、ビットライン39に 列に接続される。このようなNAND型フラッシ ュメモリの構造において、両端の選択ゲート 40、49に対応するFETのゲート長をメモリセル ゲート長より大きくするような場合に、FET のマスクを新規に製作する必要がなく、製 コストを低減することができる。

 また、本実施の形態では、ステップS118乃 至ステップS122の工程は全てドライプロセス 行うことができるため、同一のチャンバ内 ガス種を変えるだけで一括して行うような 造方法を行うことも可能である。ステップS1 18乃至ステップS122の工程を一括して行うこと により、従来に比べて工程の簡略化と製造コ ストの低減を図ることができ、生産性の向上 を図ることができる。

 なお、本実施の形態では、ステップS115のSiO 2 膜の成膜工程は、低温MLDによって行うが、上 層部を保護膜114で保護された有機膜113よりな る芯部125にダメージを与えることなくSiO 2 膜116を成膜することができるのであれば、上 記の方法に限定されるものではなく、CVD、RF( Radio Frequency)マグネトロンスパッタ、電子線 着、等公知の成膜方法を用いることも可能 ある。

 また、本実施の形態では、芯部と側壁部と 構成される第1のパターンを形成する第1パ ーン形成工程が、第2のフォトレジスト膜よ なる第3のパターンを形成する第3パターン 成工程と、第3のパターンに基づいて芯部の ターンを形成する芯部パターン形成工程と SiO 2 膜を成膜する成膜工程を含むが、第1のパタ ンを構成する芯部の上層部が、芯部の有機 を保護する保護膜の機能を有するのであれ 、本実施の形態の態様に限定されるもので なく、種々の変形が可能である。

 更に、本実施の形態では、芯部パターン 成工程において、第2のフォトレジスト膜よ りなる第3のパターンのトリミングを行わず 第3のパターンのライン幅と略等しいライン を有する芯部を用いて第1のパターンを形成 することも可能である。

 また、本実施の形態では、有機膜113よりな 芯部125のパターンを形成する際に有機膜113 表面を保護する機能を有する保護膜114を用 るが、ステップS117を含むフォトレジスト被 覆工程において、第1のパターン121の一部の 定のパターン121aを第1のフォトレジスト膜117 で被覆する際に行うレジスト塗布、露光、現 像等の際に劣化、変質しないような有機膜113 の材質を選択することができれば、保護膜114 を用いなくてもよい。
(第2の実施の形態の第1の変形例)
 次に、図11A乃至図11Lを参照し、本発明の第2 の実施の形態の第1の変形例に係る半導体装 の製造方法を説明する。

 図11A乃至図11Lは、本変形例に係る半導体 置の製造方法の工程を説明するための図で り、各工程における半導体装置の構造を模 的に示す断面図である。ただし、以下の文 では、先に説明した部分には同一の符号を し、説明を省略する場合がある(以下の変形 例、実施の形態についても同様)。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第2の被エッチング層が窒化シリコン層であ る点で、第2の実施の形態に係る半導体装置 製造方法と相違する。

 図11A乃至図11Lを参照するに、第2の実施の 形態において、アモルファスシリコン又はポ リシリコンよりなる第2の被エッチング層112 用いて行うのと相違し、本変形例において 、窒化シリコン層(以下SiNという)よりなる第 2の被エッチング層112aを用いて行う。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第2の実施の形態と同じであり、図9に示さ るように、ステップS111乃至ステップS122の工 程を含む。

 始めに、ステップS111を含む準備工程を行 う。図11Aに示されるように、本変形例におい ても、第2の実施の形態と同様に、基板110の に、下から順に第1の被エッチング層111、第2 の被エッチング層112a、有機膜113、保護膜114 形成された基板を用いる。ただし、第2の被 ッチング層112aは、第2の実施の形態でアモ ファスシリコン又はポリシリコンであるの 異なり、SiNである。第2の被エッチング層112a の厚さが、例えば20~200nmとすることができる は、第2の実施の形態と同様である。

 第2の被エッチング層112aが、パターン形 されることにより、その後の種々の加工工 におけるマスクとして機能することは、第2 実施の形態と同じである。SiNは、第2の実施 の形態で用いられるアモルファスシリコン、 ポリシリコンに比べ、隣接する有機膜113や第 1の被エッチング層111とのエッチングの選択 を向上させることができる。

 ステップS112乃至ステップS116を含む第1パ ーン形成工程は、第2の実施の形態と同一で あり、各々の工程が終わったときの半導体装 置の一部の構造は、図11B乃至図11Fに示される 通りである。

 ただし、ステップS116及び図11Fに示されるよ うな、SiO 2 膜116が芯部125の側壁部126として残るようにSiO 2 膜116をエッチングする工程においては、SiO 2 膜116のエッチングの条件を制御することによ り、第2の被エッチング層112aのエッチング速 に対するSiO 2 膜116のエッチング速度の比(選択比)を向上さ 、側壁部126以外の場所で第2の被エッチング 層112aの表面に到達した時点でエッチングを 実に停止させることができる。具体的には SiO 2 膜116のエッチングは、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うが、CF系ガスの種類、混 合ガスの種類、流量比、ガス圧、基板温度を 制御することによって、SiO 2 とSiNとのエッチングの選択比を向上させるこ とができる。その結果、再現性に優れた製造 方法を行うことができる。

 ステップS117を含むフォトレジスト被覆工 程は、第2の実施の形態と同様である。また ステップS117の工程が終わった後の半導体基 の構造は、図11Gに示される。

 ステップS118を含む保護膜除去工程は、ステ ップS116で行うSiO 2 膜をエッチングする工程と同様に、プロセス 条件を変更することによってSiO 2 とSiNとのエッチングの選択比を高くし、一部 露出された第2の被エッチング層112aをエッチ グすることなく芯部125の保護膜114だけを除 することが可能である。また、ステップS118 の工程が終わった後の半導体基板の構造は、 図11Hに示される。

 ステップS119を含む第2パターン形成工程 、第2の実施の形態と同様である。また、ス ップS119の工程が終わった後の半導体基板の 構造は、図11Iに示される。

 次に、ステップS120乃至ステップS122を含 被エッチング層エッチング工程を行う。ス ップS120乃至ステップS122の各々の工程が終わ ったときの半導体装置の一部の構造は、図11J 乃至図11Lに示される通りである。

 ステップS120は、第2のパターン122及び第1 パターン121aをマスクとし、第2の被エッチ グ層112aをエッチングする工程であるのは、 2の実施の形態と同様である。

 本変形例では、エッチングの条件を制御す ことにより、SiNよりなる第2の被エッチング 層112aのエッチング速度のTEOSよりなる第1の被 エッチング層111のエッチング速度との比(選 比)を向上させ、エッチングが第1の被エッチ ング層111の表面に到達した時点で確実にエッ チングを停止させることができる。具体的に は、第2の被エッチング層112aのエッチングは 例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うが、CF系ガスの種類、混 合ガスの種類、流量比、ガス圧、基板温度を 制御することによって、SiNとSiO 2 との間のエッチングの選択比を向上させるこ とができる。その結果、再現性に優れた製造 方法を行うことができる。

 ステップS121は、第2のパターン122及び第1 パターン121aをマスクとし、第1の被エッチ グ層111をエッチングする工程であるのは、 2の実施の形態と同様である。

 本変形例では、エッチングの条件を制御す ことにより、TEOSよりなる第1の被エッチン 層111のSiNよりなる第2の被エッチング層112aに 対するエッチングの選択比を向上させ、第1 被エッチング層111をエッチングする間に第2 被エッチング層112aよりなるパターンをエッ チングすることなく、マスクの形状を正確に 被エッチング層111に転写することができる。 具体的には、TEOSよりなる第1の被エッチング 111のエッチングは、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うが、CF系ガスの種類、混 合ガスの種類、流量比、ガス圧、基板温度を 制御することによって、SiNのSiO 2 に対する選択比を向上させることができる。 その結果、再現性に優れた製造方法を行うこ とができる。

 ステップS122を含む第2パターン形成工程 、第2の実施の形態と同様である。また、ス ップS122の工程が終わった後の半導体基板の 構造は、図11Lに示される。

 以上、本変形例に係る半導体装置の製造 法によれば、第2の被エッチング層112aをア ルファスシリコン又はポリシリコンからSiN 代えることにより、隣接する有機膜113や第1 被エッチング層111とのエッチングの選択比 向上させることができ、再現性に優れた半 体装置を低コストで製造することができる

 なお、SiNとして、SiとNとの組成比は、特に 定されるものではなく、例えばSi 3 N 4 を用いることができる。また、SiNの代わりに SiON(酸窒化シリコン)を用いることもできる。
(第2の実施の形態の第2の変形例)
 次に、図12A乃至図12Lを参照し、本発明の第2 の実施の形態の第2の変形例に係る半導体装 の製造方法を説明する。

 図12A乃至図12Lは、本変形例に係る半導体 置の製造方法の工程を説明するための図で り、各工程における半導体装置の構造を模 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第1の被エッチング層が窒化シリコン層であ る点で、第2の実施の形態に係る半導体装置 製造方法と相違する。

 図12A乃至図12Lを参照するに、第2の実施の 形態において、TEOSよりなる第1の被エッチン 層111を用いて行うのと相違し、本変形例に いては、SiNよりなる第1の被エッチング層111 bを用いて行う。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第2の実施の形態と同じであり、図9に示さ るように、ステップS111乃至ステップS122の工 程を含む。

 始めに、ステップS111を含む準備工程を行 う。図12Aに示されるように、本変形例におい ても、第2の実施の形態と同様に、基板110の に、下から順に第1の被エッチング層111b、第 2の被エッチング層112、有機膜113、保護膜114 形成された基板を用いる。ただし、第1の被 ッチング層111bは、第2の実施の形態でTEOSで るのと異なり、SiNである。第1の被エッチン グ層111bの厚さが、例えば20~200nmとすることが できるのは、第2の実施の形態と同様である

 第1の被エッチング層111bが、パターン形 されることにより、その後の種々の加工工 におけるマスクとして機能することは、第2 実施の形態と同じである。SiNは、第2の実施 の形態で用いられるTEOSに比べ、隣接する第2 被エッチング層112とのエッチングの選択比 向上させることができる。

 ステップS112乃至ステップS119の工程を含 第1パターン形成工程、フォトレジスト被覆 程及び保護膜除去工程は、第2の実施の形態 と同一であり、各々の工程が終わったときの 半導体装置の一部の構造は、図12B乃至図12Iに 示される通りである。

 次に、ステップS120乃至ステップS122を含 被エッチング層エッチング工程を行う。ス ップS120乃至ステップS122の各々の工程が終わ ったときの半導体装置の一部の構造は、図12J 乃至図12Lに示される通りである。

 ステップS120は、第2のパターン122及び第1 パターン121aよりなる第5のパターン128をマ クとし、第2の被エッチング層112をエッチン する工程であるのは、第2の実施の形態と同 様である。

 本変形例では、エッチングの条件を制御す ことにより、ポリシリコン又はアモルファ シリコンよりなる第2の被エッチング層112の エッチング速度とSiNよりなる第1の被エッチ グ層111bのエッチング速度の選択比を向上さ 、エッチングが第1の被エッチング層111bの 面に到達した時点で確実にエッチングを停 させることができる。具体的には、アモル ァスシリコン又はポリシリコンよりなる第2 被エッチング層112のエッチングは、例えば Cl 2 、Cl 2 +HBr、Cl 2 +O 2 、CF 4 +O 2 、SF 6 、Cl 2 +N 2 、Cl 2 +HCl、HBr+Cl 2 +SF 6 等のガスを用いて行うが、ガスの種類、流量 、ガス圧、基板温度を制御することによって 、アモルファスシリコン又はポリシリコンと SiNとの間のエッチングの選択比を向上させる ことができる。その結果、再現性に優れた製 造方法を行うことができる。

 ステップS121は、第2のパターン122及び第1 パターン121aよりなる第6のパターン129をマ クとし、第1の被エッチング層111bをエッチン グする工程であるのは、第2の実施の形態と 様である。

 本変形例では、エッチングの条件を制御す ことにより、SiNよりなる第1の被エッチング 層111bのアモルファスシリコン又はポリシリ ンよりなる第2の被エッチング層112に対する ッチングの選択比を向上させ、第1の被エッ チング層111bをエッチングする間に第2の被エ チング層112よりなるパターンをエッチング ることなく、マスクの形状を正確に第1の被 エッチング層111bに転写することができる。 体的には、SiNよりなる第1の被エッチング層1 11bのエッチングは、例えば、CF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うが、CF系ガスの種類、混 合ガスの種類、流量比、ガス圧、基板温度を 制御することによって、SiNのアモルファスシ リコン又はポリシリコンに対する選択比を向 上させることができる。その結果、再現性に 優れた製造方法を行うことができる。

 ステップS122は、第2の実施の形態と同様 ある。また、ステップS122の工程が終わった の半導体基板の構造は、図12Lに示される。

 以上、本変形例に係る半導体装置の製造 法によれば、第1の被エッチング層111bをTEOS らSiNに代えることにより、隣接する第2の被 エッチング層112とのエッチングの選択比を向 上させることができ、再現性に優れた半導体 装置を低コストで製造することができる。

 なお、SiNとして、SiとNとの組成比は、特に 定されるものではなく、例えばSi 3 N 4 を用いることができる。また、SiNの代わりに SiON(酸窒化シリコン)を用いることもできる。
(第2の実施の形態の第3の変形例)
 次に、図13A乃至図13Lを参照し、本発明の第2 の実施の形態の第3の変形例に係る半導体装 の製造方法を説明する。

 図13A乃至図13Lは、本変形例に係る半導体 置の製造方法の工程を説明するための図で り、各工程における半導体装置の構造を模 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 偶数パターンと離れた位置に孤立パターン 同時に形成する点で、第2の実施の形態に係 る半導体装置の製造方法と相違する。

 図13A乃至図13Lを参照するに、第2の実施の 形態において、偶数パターンに隣接して奇数 パターンを同時に形成するのと相違し、本変 形例においては、偶数パターンと離れた位置 に孤立パターンを形成する。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第2の実施の形態と同じであり、図9に示さ るように、ステップS111乃至ステップS122の工 程を含む。

 始めに、ステップS111を含む準備工程を行 う。図13Aに示されるように、本変形例におい ても、第2の実施の形態と同様に、基板110の に、下から順に第1の被エッチング層111、第2 の被エッチング層112、有機膜113、保護膜114が 形成された基板を用いる。

 次に、ステップS112を行う。即ち、第2の ォトレジスト膜115を露光、現像して第2のフ トレジスト膜115の第3のパターン123を形成す る第3パターン形成工程を行う。本変形例で 、保護膜114の上に第2のフォトレジスト膜115 形成し、第3のパターン123の偶数パターンと 離れた場所に孤立パターンが配置されるよう な金属マスクを用いてフォトリソグラフィを 行い、露光、現像を行って、孤立パターンを 有する第3のパターン123を形成する。ステッ S112の工程を行った後の半導体装置の構造は 図13Bに示される。

 ステップS113乃至ステップS116を含む第1パ ーン形成工程は、第2の実施の形態と同一で あり、各々の工程が終わったときの半導体装 置の一部の構造は、図13C乃至図13Fに示される 通りである。

 次に、ステップS117のフォトレジスト被覆 工程を行う。即ち、孤立パターンを第1のフ トレジスト膜117で被覆する。第1のフォトレ スト膜117の材質や厚みは、第2の実施の形態 と同様にすることができる。ただし、本変形 例における第1のフォトレジスト膜117を露光 る際の金属マスクは、第2の実施の形態と異 り、孤立パターンの部分を第1のフォトレジ スト膜117が被覆するようなパターンを有する 。また、この金属マスクは、第1のパターン 形成するための金属マスクに比べるとさほ 精度を要しないため、金属マスク製作のた の費用を抑えることができるのは、第2の実 の形態と同様である。ステップS117の工程を 行った後の半導体装置の構造は図13Gに示され る。

 その後、ステップS118乃至ステップS122を含 保護膜除去工程、第2パターン形成工程及び エッチング層エッチング工程は、第2の実施 の形態と同一であり、各々の工程が終わった ときの半導体装置の一部の構造は、図13H乃至 図13Lに示される通りである。その結果、第1 被エッチング層111及び第2の被エッチング層1 12よりなり、ライン幅L102、スペース幅S102を する偶数パターンから離れた位置にライン L101の孤立パターンを有するようなパターン 一括で形成することができる。
(第2の実施の形態の第4の変形例)
 次に、図14A乃至図14Lを参照し、本発明の第2 の実施の形態の第4の変形例に係る半導体装 の製造方法を説明する。

 図14A乃至図14Lは、本変形例に係る半導体 置の製造方法の工程を説明するための図で り、各工程における半導体装置の構造を模 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 偶数パターンに隣接した位置に奇数パター を同時に形成すると共に、偶数パターンと れた位置にも孤立パターンを同時に形成す 点で、第2の実施の形態に係る半導体装置の 製造方法と相違する。

 図14A乃至図14Lを参照するに、第2の実施の 形態において、偶数パターンに隣接して奇数 パターンを同時に形成するのと相違し、本変 形例においては、偶数パターンに隣接した位 置に奇数パターンを同時に形成するのと共に 、偶数パターンと離れた位置に孤立パターン を形成する。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第2の実施の形態と同じであり、図9に示さ るように、ステップS111乃至ステップS122の工 程を含む。

 始めに、ステップS111を含む準備工程を行 う。図14Aに示されるように、本変形例におい ても、第2の実施の形態と同様に、基板110の に、下から順に第1の被エッチング層111、第2 の被エッチング層112、有機膜113、保護膜114が 形成された基板を用いる。

 次に、ステップS112を行う。即ち、第2の ォトレジスト膜115を露光、現像して第2のフ トレジスト膜115の第3のパターン123を形成す る第3パターン形成工程を行う。本変形例で 、第2の実施の形態の第3の変形例と同様に、 保護膜114の上に第2のフォトレジスト膜115を 成し、第3のパターン123の偶数パターンと離 た場所に孤立パターン123dを形成する部分が あるような金属マスクを用いてフォトリソグ ラフィを行い、露光、現像を行って、孤立パ ターン123dを有する第3のパターン123を形成す 。ステップS112の工程を行った後の半導体装 置の構造は、図14Bに示される。

 次に行うステップS113乃至ステップS116を む第1パターン形成工程は、第2の実施の形態 と同一であり、各々の工程を行った後の半導 体装置の構造は、図14C乃至図14Fに示される。

 次に、ステップS117のフォトレジスト被覆 工程を行う。即ち、孤立パターン121aを第1の ォトレジスト膜117で被覆する。第1のフォト レジスト膜117の材質や厚みは、第2の実施の 態と同様にすることができる。ただし、本 形例における第1のフォトレジスト膜117を露 する際の金属マスクは、第2の実施の形態と も第2の実施の形態の第3の変形例とも異なり 現像を行ったときに孤立パターン121aの部分 及び偶数パターンの端の1つのパターンを第1 フォトレジスト膜117で被覆するようなパタ ンを有する。また、この金属マスクは、第1 のパターン121を形成するための金属マスクに 比べるとさほど精度を要しないため、金属マ スク製作のための費用を抑えることができる のは、第2の実施の形態と同様である。ステ プS117の工程を行った後の半導体装置の構造 図14Gに示される。

 その後、ステップS118乃至ステップS122を含 保護膜除去工程、第2パターン形成工程及び エッチング層エッチング工程は、第2の実施 の形態と同一であり、各々の工程を行った後 の半導体装置の構造は、図14H乃至図14Lに示さ れる通りである。その結果、第1の被エッチ グ層111及び第2の被エッチング層112よりなり ライン幅L102、スペース幅S102を有する偶数 ターンに隣接した位置にライン幅L101の奇数 ターンを有し、且つ、偶数パターンから離 た位置にもライン幅L101の孤立パターンを有 するようなパターンを一括で形成することが できる。
(第2の実施の形態の第5の変形例)
 次に、図15A乃至図15Lを参照し、本発明の第2 の実施の形態の第5の変形例に係る半導体装 の製造方法を説明する。

 図15A乃至図15Lは、本変形例に係る半導体 置の製造方法の工程を説明するための図で り、各工程における半導体装置の構造を模 的に示す断面図である。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 芯部及び側壁部で構成される第1のパターン を形成するときに、その後第1のフォトレジ ト膜で被覆される第1のパターンにおける芯 のライン幅が第1のフォトレジスト膜で被覆 されない第1のパターンにおける芯部のライ 幅よりも細い点で、第2の実施の形態の第3の 変形例に係る半導体装置の製造方法と相違す る。

 図15A乃至図15Lを参照するに、第2の実施の 形態の第3の変形例において、第1のフォトレ スト膜で被覆される第1のパターンにおける 芯部のライン幅は、第1のフォトレジスト膜 被覆されない第1のパターンにおける芯部の イン幅と同じであるのと相違し、本変形例 おいては、第1のフォトレジスト膜117で被覆 される第1のパターン121aにおける芯部125のラ ン幅L141は、第1のフォトレジスト膜117で被 されない第1のパターン121における芯部125の イン幅L104より細い。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第2の実施の形態の第3の変形例と同様であ 、図9に示されるように、ステップS111乃至ス テップS122の工程を含む。

 始めに、ステップS111を含む準備工程を行 う。図15Aに示されるように、本変形例におい ても、第2の実施の形態と同様に、基板110の に、下から順に第1の被エッチング層111、第2 の被エッチング層112、有機膜113、保護膜114が 形成された基板を用いる。

 次に、ステップS112を行う。即ち、第2の ォトレジスト膜115を露光、現像して第2のフ トレジスト膜115の第3のパターン123を形成す る第3パターン形成工程を行う。本変形例で 、第2の実施の形態の第3の変形例と同様に、 保護膜114の上に第2のフォトレジスト膜115を 成し、第3のパターン123の偶数パターンと離 た場所に、第3のパターン123の偶数パターン よりもライン幅の細い孤立パターン123eを有 る金属マスクを用いてフォトリソグラフィ 行い、露光、現像を行って、孤立パターン12 3eを有する第3のパターン123を形成する。ステ ップS112の工程を行った後の半導体装置の構 は、図15Bに示される。本変形例では、偶数 ターンに対応する第3のパターン123の幅L103を 、例えば60nmとすることができ、孤立パター 123eの幅L131を、L103より20nm細い40nmとすること ができる。

 次に、ステップS113を行う。即ち、第2の ォトレジスト膜115の第3のパターン123をトリ ングし、トリミングされた第2のフォトレジ スト膜115をマスクとして保護膜114をエッチン グする工程を行う。本変形例では、第2のフ トレジスト膜115の第3のパターン123を左右両 より15nmずつエッチングしてトリミングする ことができる。その結果、偶数本のラインパ ターン124に対応するライン幅であるL104を30nm トリミングすることができ、孤立パターン1 24eに対応するライン幅であるL141を10nmにトリ ングすることができる。ステップS113の工程 が終わったときの半導体装置の一部の構造は 、図15Cに示されるとおりである。

 次に行うステップS114乃至ステップS116を む第1パターン形成工程は、第2の実施の形態 と同一であり、各々の工程が終わったときの 半導体装置の一部の構造は、図15D乃至図15Fに 示される通りである。

 更に、ステップS117乃至ステップS122を含 フォトレジスト被覆工程、保護膜除去工程 第2パターン形成工程及び被エッチング層エ チング工程は、第2の実施の形態の第3の変 例と同一であり、各々の工程が終わったと の半導体装置の一部の構造は、図15G乃至図15 Lに示される通りである。その結果、第1の被 ッチング層111及び第2の被エッチング層112よ りなり、偶数パターン122から離れた位置に孤 立パターン121eを有するようなパターンを一 で形成することができる。偶数パターン122 ライン幅L102、スペース幅S102は、第2の実施 形態の第3の変形例と同様に、例えば共に30nm とすることができる。一方、第2の実施の形 の第3の変形例に比べ、最初の第2のフォトレ ジスト膜115の第3のパターン123の孤立パター 123eのライン幅L131が、第3のパターン123の偶 パターンのライン幅L103の60nmに比べ20nm細い40 nmであるため、孤立パターン121eのライン幅L11 1は、第2の実施の形態の第3の変形例における 90nmより20nm細い70nmとすることができる。

 なお、第2のフォトレジスト膜115よりなる第 3のパターン123を形成する際に、孤立パター 123eのライン幅を第3のパターン123の偶数本の パターンのライン幅と異なる任意の幅とする ことにより、第1の被エッチング層111及び第2 被エッチング層112よりなる孤立パターンの スクの幅を任意の幅にすることが可能であ 。
(第2の実施の形態の第6の変形例)
 次に、図16乃至図17Lを参照し、本発明の第2 実施の形態の第6の変形例に係る半導体装置 の製造方法を説明する。

 図16は、本変形例に係る半導体装置の製 方法の各工程の手順を説明するための工程 である。また、図17A乃至図17Lは、本変形例 係る半導体装置の製造方法の工程を説明す ための図であり、各工程における半導体装 の構造を模式的に示す断面図である。また 図16のステップS131乃至ステップS142の工程の 々の工程が行われた後の半導体装置の構造 、図17A乃至図17Lの各々の断面図で示される 造に対応する。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 第2の実施の形態における工程の順序を一部 変更したものであり、第3のパターン123を形 する第2のフォトレジスト膜115をトリミング ずに芯部125aのパターンまで形成した後に、 芯部125aのパターンをトリミングする点で、 2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法 相違する。

 図16を参照するに、第2の実施の形態にお て、ステップS113において第3のパターンを 成する第2のフォトレジスト膜をトリミング 、ステップS114において保護膜及び有機膜を トリミングするのと相違し、本変形例におい ては、ステップS133において保護膜及び有機 をエッチングし、ステップS134において有機 をトリミングする。

 本変形例に係る半導体装置の製造方法は 図16に示されるように、基板準備工程と、 1パターン形成工程と、フォトレジスト被覆 程と、保護膜除去工程と、第2パターン形成 工程と、被エッチング層エッチング工程とを 含む。基板準備工程は、ステップS131の工程 含み、第1パターン形成工程は、ステップS132 乃至ステップS136の工程を含み、フォトレジ ト被覆工程は、ステップS137の工程を含み、 護膜除去工程は、ステップS138の工程を含み 、第2パターン形成工程は、ステップS139の工 を含み、被エッチング層エッチング工程は ステップS140乃至ステップS142の工程を含む

 始めに、ステップS131を含む準備工程を行 う。ステップS131は、被エッチング層の上に 機膜を介して保護膜が形成された基板を用 する工程であり、第2の実施の形態における テップS111と同様の工程である。図17Aは、ス テップS131の工程が行われた後の半導体装置 構造を示す断面図である。

 ステップS131では、図17Aに示されるように 、基板110の上に、下から順に第1の被エッチ グ層111、第2の被エッチング層112、有機膜113 保護膜114が形成された基板を準備する。第2 の被エッチング層112として、例えばアモルフ ァスシリコン、ポリシリコンを用いることが できる。有機膜113として、例えば化学気相法 (CVD:Chemical Vapor Deposition)により成膜されたア モルファスカーボン、スピンオンにより成膜 されたポリフェノールやi線レジスト等のフ トレジストを含む広範な有機系の材料を用 ることができる。保護膜114として、例えば 機材料よりなる反射防止膜であるSOG膜(又はS iON膜、又はLTO膜とBARCの複合膜)を用いること できる。

 次に、ステップS132乃至ステップS136を含 第1パターン形成工程を行う。

 ステップS132は、第2のフォトレジスト膜11 5を成膜し、成膜された第2のフォトレジスト 115を露光、現像して、図17Bに示されるよう 、第2のフォトレジスト膜115よりなり、ライ ン幅L103及びスペース幅S103を有する第3のパタ ーン123を形成する第3パターン形成工程であ 、第2の実施の形態のステップS112と同様の工 程である。

 ステップS133は、第2のフォトレジスト膜11 5よりなる第3のパターン123をマスクとして、S OG膜(又はSiON膜、又はLTO膜とBARC膜の複合膜)よ りなる保護膜114、及び有機膜113をエッチング する。図17Cは、ステップS133の工程が行われ 後の半導体装置の構造を示す断面図である

 ステップS133において、始めに、第3のパタ ン123をマスクとして、保護膜114のエッチン を行う。保護膜114のエッチングは、例えばCF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うことができる。

 ステップS133において、次に、第3のパタ ン123の形状が転写された保護膜114aをマスク して、例えば、酸素ガス又は窒素ガス等の ラズマを用いて有機膜113を、図17Cに示され ように、プラズマエッチングし、ライン幅L 103及びスペース幅S103を有し、上層部を保護 114aで保護された有機膜113のパターン125aを形 成する。

 ステップS134は、パターン125aを形成する 機膜113をトリミングする工程である。また 図17Dは、ステップS134の工程が行われた後の 導体装置の構造を示す断面図である。

 ステップS134において、有機膜113を酸素ガ ス又は窒素ガス等のプラズマを用いてトリミ ングして線幅を細くし、芯部のパターン125b 形成する。また、図17Dに示されるように、 リミングされてできる芯部のパターン125bの 機膜113におけるライン幅L104は、トリミング を行う前の第3のパターン123のライン幅L103に べ細くなるので、芯部のパターン125bのライ ン幅L104及びスペース幅S104と、第3のパターン 123のライン幅L103及びスペース幅S103との大小 係は、L104<L103、S104>S103となる。

 ステップS134におけるトリミングでは、有機 膜113の上層部をマスクとしてのSOG膜(又はSiON 、又はLTO膜とBARC膜の複合膜)よりなる保護 114aによって覆った状態で行うため、有機膜1 13の垂直方向のエッチングが行われず膜厚が 少することなく、線幅のみを細くすること でき、かつ、トリミングが垂直に行われる このため、後述するステップS135において、 SiO 2 膜116aを垂直に厚く形成することができる。

 なお、ステップS133における有機膜113をエ ッチングする工程と、ステップS134における 機膜113をトリミングする工程とは、連続し 行うことができる。

 ステップS135は、芯部125bのパターンが形成 れた基板の上にSiO 2 膜116aを成膜する成膜工程であり、第2の実施 形態のステップS115と同様の工程である。ま た、図17Eは、ステップS135の工程が行われた の半導体装置の構造を示す断面図である。

 図17Eに示されるように、芯部125bが形成され ている場所及び形成されていない場所を含め 、基板全面にSiO 2 膜116aが成膜され、芯部125bの側面にも芯部125b の側面を被覆するようにSiO 2 膜116aが成膜される。このときのSiO 2 膜116aの厚さをD101とすると、芯部125bのパター ンの側面を被覆するSiO 2 膜116aの幅もD101となる。SiO 2 膜116aの厚さD101は、特に限定されるものでは く、例えば30nmとすることができる。

 次に、ステップS136を行う。ステップS136は SiO 2 膜116aが芯部125bの側壁部126aとしてのみ残るよ うにエッチングするエッチング工程である。 また、図17Fは、ステップS136の工程が行われ 後の半導体装置の構造を示す断面図である

 ステップS136において、SiO 2 膜116a及びSOG膜(又はSiON膜、又はLTO膜とBARCの 合膜)よりなる保護膜114aをエッチングし、SiO 2 膜116aを有機膜113よりなる芯部125bの側壁部126a にのみ残し、芯部125bと側壁部126aよりなる第1 のパターン121bを形成する。また、図17Fに示 ように、芯部125bの上層部を保護する保護膜1 14aが残されるようにしてもよい。ステップS13 6におけるエッチングは、例えば、例えばCF 4 、C 4 F 8 、CHF 3 、CH 3 F、CH 2 F 2 等のCF系ガスと、Arガス等の混合ガス、また この混合ガスに必要に応じて酸素を添加し ガス等を用いて行うことができる。第1のパ ーン121bのライン幅をL101、スペース幅をS101 すると、芯部125bのライン幅L104が30nm、側壁 126aの厚さD101が30nmである場合、L101=L104+D101× 2、S101=L104+S104-L101であるため、L101を90nm、S101 30nmとすることができる。

 本変形例では、有機膜113の上にSOG膜(又はSiO N膜、又はLTO膜とBARCの複合膜)よりなる保護膜 114aが形成された状態で、SiO 2 膜116aの成膜及びSiO 2 膜116a及びSOG膜(又はSiON膜、又はLTO膜とBARCの 合膜)よりなる保護膜114aのエッチングを行う ので、残ったSiO 2 膜116aよりなる側壁部126aを垂直に形成するこ ができる。

 以後、ステップS137からステップS142の工 は、それぞれ第2の実施の形態におけるステ プS117からステップS122と同様の工程である

 図17Gに示すように、ステップS137を含むフ ォトレジスト被覆工程を行って、第1のパタ ン121bの所定のパターン121cを第1のフォトレ スト膜117で被覆する。

 次に、図17Hに示すように、ステップS138を 含む保護膜除去工程を行って、芯部125bの上 部を保護する保護膜114aをエッチングする。

 次に、図17Iに示すように、ステップS139を 含む第2パターン形成工程を行って、芯部125b 有機膜113を除去することによって残った側 部126aで構成される第2のパターン122aを形成 る。第1のフォトレジスト膜117に被覆されな い第1のパターン121bにおいて、芯部125bの有機 膜113が除去されて側壁部126aのみが残り、ラ ン幅がD101、スペース幅がL104及びS101が交互 現れるようなパターンである第2のパターン1 22aが形成される。本変形例では、芯部125bの イン幅L104と第1のパターン121bのスペース幅S1 01とを等しくすることにより、スペース幅はL 104及びS101に等しいS102となる。また、D101に等 しいライン幅をあらためてL102とする。

 次に、図17Jに示すように、ステップS140の 工程を行い、第2のパターン122a及び第1のパタ ーン121cをマスクとし、有機膜113の下層であ 第2の被エッチング層112をエッチングし、上 部として側壁部126aを有する第2の被エッチ グ層112よりなり、第2のパターン122a及び第1 パターン121cと同一の形状を有する第5のパタ ーン128aを形成する。

 次に、図17Kに示すように、ステップS141の 工程を行い、第5のパターン128aをマスクとし 第1の被エッチング層111をエッチングし、第 1の被エッチング層111及び第2の被エッチング 112よりなる第6のパターン129aを形成する。 の結果、ライン幅L102、スペース幅S102を有す る偶数パターンである第2のパターン122aと、 イン幅L101を有する奇数パターンである第1 パターン121cとを同時に形成することができ 。

 最後に、図17Lに示すように、ステップS142の 工程を行い、ステップS141で除去されなかっ 有機膜113を除去する。
(第3の実施の形態)
 次に、図18を参照し、本発明の第3の実施の 態に係る半導体装置の製造方法を実施する めの半導体装置の製造装置を説明する。

 図18は、本実施の形態に係る半導体装置 製造方法を実施するための半導体装置の製 装置の構成の一例を模式的に示す上面図で る。

 半導体装置の製造装置100の中央部分には 真空搬送チャンバ50が設けられ、真空搬送 ャンバ50に沿って、その周囲には、複数(本 施の形態では6個)の処理チャンバ51~56が設け れる。これらの処理チャンバ51、52、53、54 55、56は、内部でプラズマエッチング及び低 MLDを行うものである。

 真空搬送チャンバ50の手前側(図中下側)に は、2つのロードロックチャンバ57が設けられ 、これらのロードロックチャンバ57のさらに 前側(図中下側)には、大気中で基板(本実施 形態では半導体ウェハW)を搬送するための 送チャンバ58が設けられる。また、搬送チャ ンバ58のさらに手前側(図中下側)には、複数 の半導体ウェハWを収容可能とされた基板収 ケース(カセット又はフープ)が配置される 置部59が複数設けられ、搬送チャンバ58の側 (図中左側)には、オリエンテーションフラ ト或いはノッチにより半導体ウェハWの位置 検出するオリエンタ60が設けられる。

 ロードロックチャンバ57と搬送チャンバ58 との間、ロードロックチャンバ57と真空搬送 ャンバ50との間、真空搬送チャンバ50と処理 チャンバ51~56との間には、夫々ゲートバルブ6 2が設けられ、これらの間を気密に閉塞及び 放できる。また、真空搬送チャンバ50内には 真空搬送機構70が設けられる。この真空搬送 構70は、第1のピック71と第2のピック72を具 し、これらによって2枚の半導体ウェハWを支 持可能に構成され、各処理チャンバ51~56、ロ ドロック室57に、半導体ウェハWを搬入、搬 できる構成される。

 また、搬送チャンバ58内には、大気搬送 構80が設けられる。大気搬送機構80は、第1の ピック81と第2のピック82とを具備し、第1のピ ック81及び第2のピック82によって2枚の半導体 ウェハWを支持可能に構成される。大気搬送 構80は、載置部59に載置された各カセット又 フープ、ロードロック室57、オリエンタ60に 半導体ウェハWを搬入、搬出できるよう構成 れる。

 上記構成の半導体装置の製造装置100は、 御部90によって、その動作が統括的に制御 れる。この制御部90には、CPUを備え半導体装 置の製造装置100の各部を制御するプロセスコ ントローラ91と、ユーザインターフェース部9 2と、記憶部93とが設けられる。

 ユーザインターフェース部92は、工程管 者が半導体装置の製造装置100を管理するた にコマンドの入力操作を行うキーボードや 半導体装置の製造装置100の稼働状況を可視 して表示するディスプレイ等から構成され 。

 記憶部93には、半導体装置の製造装置100 実行される各種処理をプロセスコントロー 91の制御にて実現するための制御プログラム (ソフトウェア)や処理条件データ等が記憶さ たレシピが格納される。必要に応じ、ユー インターフェース部92からの指示等にて任 のレシピを記憶部93から呼び出してプロセス コントローラ91に実行させることで、プロセ コントローラ91の制御下で、半導体装置の 造装置100での所望の処理が行われる。また 制御プログラムや処理条件データ等のレシ は、コンピュータで読み取り可能なプログ ム記録媒体(例えば、ハードディスク、CD、 レキシブルディスク、半導体メモリ等)など 格納された状態のものを利用したり、或い 、他の装置から、例えば専用回線を介して 時伝送させてオンラインで利用したりする とも可能である。

 上記構成の半導体装置の製造装置100を用 て、第1の実施の形態、第1の実施の形態の 1乃至第5の変形例、第2の実施の形態及び第2 実施の形態の第1乃至第6の変形例に示した 連の工程を実施することができる。なお、 ォトレジスト被覆工程及び成膜工程につい は、一旦半導体ウェハWを上記の半導体装置 製造装置100から搬出して他の装置によって ってもよい。

 以上、本発明の好ましい実施の形態につ て記述したが、本発明はかかる特定の実施 形態に限定されるものではなく、特許請求 範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内 おいて、種々の変形・変更が可能である。

 本出願は、2008年6月13日に日本国特許庁へ 出願された特許出願第2008-155844号に関連する 題、及び2008年6月13日に日本国特許庁へ出願 された特許出願第2008-155845号に関連する主題 包含し、それらの内容のすべてをここに援 する。




 
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