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Title:
EQUIPMENT CONTROLLER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/107980
Kind Code:
A1
Abstract:
An equipment controller (1) is a learning remote controller and comprises a main body device (100), an infrared transmitter/receiver (500) for transmitting/receiving a remote control signal, and a dedicated controller (600) for providing an instruction to the main body device (100). When transmitting the remote control signal for executing a predetermined function to AV equipment to be controlled through the infrared transmitter/receiver (500), the equipment controller (1) judges whether or not the AV equipment to be controlled has normally executed the predetermined function according to an AV signal outputted from the AV equipment to be controlled to the main body device (100) after the transmission of the remote control signal.

Inventors:
KURODA KAZUO (JP)
IMAMURA AKIRA (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/054400
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
March 07, 2007
Export Citation:
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Assignee:
PIONEER CORP (JP)
KURODA KAZUO (JP)
IMAMURA AKIRA (JP)
International Classes:
H04Q9/00
Foreign References:
JP2005286634A2005-10-13
JPH06253181A1994-09-09
JP2006310987A2006-11-09
JPH11185316A1999-07-09
JP2006050524A2006-02-16
JPH0612847A1994-01-21
Attorney, Agent or Firm:
KIKUCHI, Yasuhiro (The 6th Tomizawa Building 3rd Floor12-5, Yotsuya 2-chome,,Shinjuku-ku, Tokyo04, JP)
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Claims:
 複数の機器を制御する機器制御装置であって、
 操作キーと、前記複数の機器のいずれかの機器に所定の機能を実行させるリモコン信号と、を対応付けて記憶するリモコン信号記憶手段と、
 前記操作キーの操作を検出すると、前記リモコン信号記憶手段から、操作された操作キーに対応するリモコン信号を取得して、送信するリモコン信号送信手段と、
 送信したリモコン信号の制御対象機器から、リモコン信号受信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを入力する状態情報入力手段と、
 入力された前記制御対象機器の状態データが、送信したリモコン信号の機能を実行した後の正常な状態を示す情報であるか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断する状態判断手段と、
 前記状態判断手段が、前記制御対象機器を正常な状態でないと判断したときは、前記操作対象機器を正常な状態に復旧するための処理を実行する復旧手段と、
を有することを特徴とする機器制御装置。
 複数の機器を制御する機器制御装置であって、
 前記複数の機器それぞれの所定の機能に対応するリモコン信号を記憶するリモコン信号記憶手段と、
 前記リモコン信号記憶手段に記憶されたリモコン信号に基づいて作成され、制御対象機器に対して、所望の日時に所望の機能を実行させる予約データを記憶する予約データ記憶手段と、
 前記予約データ記憶手段に記憶された予約データの実行日時に従って、前記制御対象機器のリモコン信号を取得して、送信するリモコン信号送信手段と、
 送信したリモコン信号の制御対象機器から、リモコン信号受信後の前記制御対象機器の状態に関する状態データを入力する状態情報入力手段と、
 入力された前記制御対象機器の状態データが、送信したリモコン信号の機能を実行した後の正常な状態を示す情報であるか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断する状態判断手段と、
 前記状態判断手段が、前記制御対象機器を正常な状態でないと判断したときは、前記操作対象機器を正常な状態に復旧するための処理を実行する復旧手段と、
を有することを特徴とする機器制御装置。
 前記状態データは、前記制御対象機器が出力したAV信号であり、
 前記状態判断手段は、前記制御対象機器が出力したAV信号の有無に基づいて、前記制御対象機器に対する電源オン・オフの制御が正常であるか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2記載の機器制御装置。
 前記状態判断手段は、前記制御対象機器が再生するコンテンツが映像データを含む場合には、前記制御対象機器が出力する映像データの画像を認識して、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の機器制御装置。
 前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記映像データの特定領域の画像を、正常な状態に関する状態データとして記憶する状態データ記憶手段をさらに有し、
 前記状態判断手段は、同一機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶された特定領域の画像と、前記制御対象機器が出力する映像データの前記特定領域の画像を比較し、両画像が一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項4記載の機器制御装置。
 前記状態判断手段は、前記両画像から抽出された文字情報又は記号情報が同一であるか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項5記載の機器制御装置。
 前記特定領域は、巡回型のフィールドメモリを用いて演算された画像から、所定の時間表示される文字情報又は記号情報を含む領域を選択することにより決定されることを特徴と請求項6記載の機器制御装置。
 前記複数の機器のインジケータ部を撮影するビデオカメラをさらに備え、
 前記制御対象機器の状態データは、前記ビデオカメラから入力される映像データの画像であり、
 前記状態判断手段は、前記ビデオカメラから入力される映像データにおける前記制御対象機器のインジケータ部の画像変化に基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2記載の機器制御装置。
 前記制御対象機器に所定の機能を実行させたときの前記映像データにおける前記制御対象機器のインジケータ部の画像を、正常な状態に関する状態データとして記憶する状態データ記憶手段をさらに有し、
 前記状態判断手段は、同一機能に対して、前記状態データ記憶手段に記憶されたインジケータ部の画像と、前記制御対象機器が出力する映像データの前記インジケータ部の画像を比較し、両画像が一致するか否かに基づいて、前記制御対象機器が正常な状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項8記載の機器制御装置。
 前記予約データを前記複数の機器のいずれかのEPG機能を利用して作成する予約データ作成手段をさらに有し、
 前記予約データ作成手段は、
 EPG画面に表示されるチャンネル番号、日時、開始時刻及び終了時刻の位置関係と、前記EPG画面に表示されるチャンネル番号、日時、開始時刻及び終了時刻のそれぞれの画像と、前記それぞれの画像が示す情報と、を記憶するEPG画面記憶手段と、
 前記EPG画面上の所望の番組が表示されている領域を指示する手段と、
 指示された位置から、前記EPG画面記憶手段に記憶された情報に基づいて、前記所望の番組のチャンネル番号、日時、開始時刻及び終了時刻に関する情報を取得する手段と、
 取得したチャンネル番号、日時、開始時刻及び終了時刻に従って、前記予約データを作成する手段と、
を有することを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載の機器制御装置。
 前記予約データを作成する手段は、
 予約データに含まれるチャンネル番号、日時、開始時刻及び終了時刻が、他の前記予約データと同一の前記制御対象機器に対して重複した場合は、予め指定した順序に従って、他の同一機能を有する前記制御対象機器を制御させる前記予約データを作成することを特徴とする請求項10記載の機器制御装置。
 前記復旧手段は、
 前記リモコン信号送信手段が送信したリモコン信号と同一のリモコン信号を再度、送信するリモコン信号再送信手段と、
 前記リモコン信号再送信手段が予め定められた回数、前記リモコン信号を送信しても、前記状態判断手段が前記制御対象機器を正常な状態でないと判断したときは、前記制御対象機器に関するエラーログを記録するエラーログ記録手段と、
を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の機器制御装置。
Description:
機器制御装置

 本発明は、複数の異なる機器をリモート ントロール可能な学習リモコンに関する。

 複数の電子機器や、異なるメーカの電子 器を1台のリモコンで共用して操作するため に、専用リモコンからのリモコン波形を受信 して記憶することによって、対象となる複数 の電子機器のリモコン機能を実現することが できる学習リモコン装置が知られている(例 ば、特許文献1参照。)。

 ここで、学習リモコン装置の学習操作の 例を、図1及び図2を用いて説明する。図1は 習リモコン9の機能ブロック図、図2は学習 モコン9の学習方法を説明する図であり、学 リモコン9と被学習リモコン(専用リモコン)1 9を対向させた状態を示している。

 学習を行わせるときには、図2に示すよう に、被学習リモコン19の発光部191を学習リモ ン9の受光部93に対向させ、学習リモコン9の 学習ボタンとして予め決められているボタン 、例えば、ボタン92aを操作した後、被学習リ モコン19の所定の機能を実現するためのボタ 、例えば、ボタン192aを操作する。この結果 、受光部93で受光した被学習リモコンからの 号がCPU94で処理されて、RAM96に記憶される。 そして、当該機能を学習リモコン9の所定の タン、例えば、ボタン92bと関連付ける操作 行い、この関連付けをRAM96に記憶することで 学習を終了する。以後、学習リモコンにおい て関連付けされたボタン92bを操作することに より、被学習リモコン19の当該機能に対応し リモコン信号が学習リモコン9の発光部91か 送出される。

特開平8-331666号公報

 しかしながら、このような従来の学習リ コンにおいては、制御対象となる複数の電 機器に対して学習させた所望の動作指示を すことはできるが、その動作指示を受けて 電子機器が確実に所望の動作をしているか うかは把握していない。そのため、時には 電子機器が所望の動作を行わず、正確な機 制御を行うことができないという問題があ 。このような場合、人がその場にいれば、 習リモコンを用いて、再度、動作指示を行 ことにより、この不具合をリカバリするこ ができる。しかしながら、タイマ機能を用 て無人状態で、電子機器の動作指示を行う きには、この不具合をリカバリすることは きない。

 ここで、電子機器が所望の動作をしない 合としては、電子機器における何らかのエ ーが発生して所望の動作をしない他、他の ーザによる操作が介在したために所望の動 をしない場合がある。例えば、タイマ予約 た後に他のユーザが電子機器を使用し、そ 後、タイマ予約による電子機器の制御が行 れるような場合である。学習リモコンが、 イマ機能により、設定された時刻にDVDレコ ダを動作させて、所定の番組を録画させる 合を例に挙げて説明する。学習リモコンは 設定された時刻になると、DVDレコーダの電 をオンにする信号をDVDレコーダに対して送 し、その後、DVDレコーダの録画機能を動作 せる信号をDVDレコーダに対して出力するよ になっている。ところで、DVDレコーダの電 ボタンがトグルになっているとすると、上 したDVDレコーダの電源をオンにする信号は DVDレコーダの現在の電源状態(オン、オフ) 逆の状態に設定するものである。つまり、DV Dレコーダの電源がオフであれば、上記信号 受けてオンになり、DVDレコーダの電源がオ であれば、上記信号を受けてオフになる。 って、タイマ予約をしたユーザは、前者の 作(電源オフ→電源オン)を想定して機器を制 御したつもりであっても、不意の事情(例え 、タイマ予約後、他のユーザが別の用途で 該DVDレコーダを使用し、DVDレコーダの電源 オンにしたまま放置してしまったなど)によ 、後者の動作(電源オン→電源オフ)が行わ る場合が生じ得る。すなわち、複数のユー で電子機器を共有する場合には、他のユー の操作が介在することによって、電子機器 所望の動作をしないという場合が生じ得る

 このように従来の学習リモコンは操作対 となる電子機器に対して、操作指示するた の信号を送信する一方であり、操作対象と る電子機器が正常に動作しているかどうか 把握していなかった。そのため、操作対象 なる電子機器が所望の動作をしていない場 があった。

 本発明は、上記の問題を解決するために されたものであり、その課題の一例として 、電子機器の動作を把握して、確実に電子 器を制御することができる機器制御装置を 供することにある。

 上記の課題を達成するため、請求項1記載 の機器制御装置は、複数の機器を制御する機 器制御装置であって、操作キーと、前記複数 の機器のいずれかの機器に所定の機能を実行 させるリモコン信号と、を対応付けて記憶す るリモコン信号記憶手段と、前記操作キーの 操作を検出すると、前記リモコン信号記憶手 段から、操作された操作キーに対応するリモ コン信号を取得して、送信するリモコン信号 送信手段と、送信したリモコン信号の制御対 象機器から、リモコン信号受信後の前記制御 対象機器の状態に関する状態データを入力す る状態情報入力手段と、入力された前記制御 対象機器の状態データが、送信したリモコン 信号の機能を実行した後の正常な状態を示す 情報であるか否かに基づいて、前記制御対象 機器が正常な状態であるか否かを判断する状 態判断手段と、前記状態判断手段が、前記制 御対象機器を正常な状態でないと判断したと きは、前記操作対象機器を正常な状態に復旧 するための処理を実行する復旧手段と、を有 することを特徴とする。

 また、請求項2記載の機器制御装置は、複 数の機器を制御する機器制御装置であって、 前記複数の機器それぞれの所定の機能に対応 するリモコン信号を記憶するリモコン信号記 憶手段と、前記リモコン信号記憶手段に記憶 されたリモコン信号に基づいて作成され、制 御対象機器に対して、所望の日時に所望の機 能を実行させる予約データを記憶する予約デ ータ記憶手段と、前記予約データ記憶手段に 記憶された予約データの実行日時に従って、 前記制御対象機器のリモコン信号を取得して 、送信するリモコン信号送信手段と、送信し たリモコン信号の制御対象機器から、リモコ ン信号受信後の前記制御対象機器の状態に関 する状態データを入力する状態情報入力手段 と、入力された前記制御対象機器の状態デー タが、送信したリモコン信号の機能を実行し た後の正常な状態を示す情報であるか否かに 基づいて、前記制御対象機器が正常な状態で あるか否かを判断する状態判断手段と、前記 状態判断手段が、前記制御対象機器を正常な 状態でないと判断したときは、前記操作対象 機器を正常な状態に復旧するための処理を実 行する復旧手段と、を有することを特徴とす る。

従来技術の学習リモコンの機能ブロッ 図である。 従来技術の学習リモコンの学習方法を 明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る機器制 御装置が適用されるAVシステムの構成図であ 。 本発明の第1の実施の形態に係る機器制 御装置の本体装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る機器制 御装置において、リモコンデータを学習する ときの画面である。 本発明の第1の実施の形態に係る機器制 御システムにおいて、AV機器の状態を学習す ときの画面である。 本発明の第1の実施の形態に係る機器制 御装置におけるタイムテーブルの一例である 。 本発明の第1の実施の形態に係る機器制 御装置において、タイムテーブルを作成する 画面である。 図7に示すタイムテーブルに従った機器 制御装置の動作を示すフローチャートである 。 図7に示すタイムテーブルに従った機 制御装置の動作を示すフローチャートであ 。 図7に示すタイムテーブルに従った機 制御装置の動作を示すフローチャートであ 。 図7に示すタイムテーブルに従った機 制御装置の動作を示すフローチャートであ 。 本発明の第1の実施の形態に係る機器 御装置の動作を示すフローチャートである 図13のステップS1200のイベント処理を しく示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る機器 御装置が適用されるAVシステムの構成図であ る。 本発明の第2の実施の形態に係る機器 御装置の本体装置の機能ブロック図である 本発明の第2の実施の形態に係る機器 御装置のビデオカメラが撮影した画像の一 である。 EPG画面の一例である。 本発明の他の実施の形態に係る機器制 御装置におけるEPG機能を利用した予約データ 作成を説明する図である。 本発明の他の実施の形態に係る機器制 御装置が適用されるAVシステムの構成図であ 。

符号の説明

  1,2,3 機器制御装置
  10,20,30 AVシステム
  11,900 AVアンプ
  12 TV
  13 CATV STB
  14 IPTV STB
  15 FMチューナ
  16 DVDレコーダ
  17 電話機
  18 ワイヤレスマイク
  100 本体装置
  101 AVチェックセレクタ
  102 フレームメモリ
  103 ビデオデータチェック部
  104 オーディオデータチェック部
  105 CPU
  106 メモリ
  107 赤外線送受信制御部
  108 OSD制御部
  109 OSD部
  110 タイマ部
  111 FMチューナ部
  500 赤外線送受信装置
  600 専用コントローラ
  800 PC

 以下、本発明の実施の形態を図面を用い 説明する。

(第1の実施の形態)
<構成>
 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る機 制御装置1が適用されるAV(Audio Visual)システ 10の構成図である。図3に示すAVシステム10は 複数のAV機器の動作を制御する機器制御装 1、AVアンプ11、TV(TeleVision)12、CATV(Community Ante nna TeleVision)のSTB(Set Top Box)(以下、CATVと略す )13、IPTV(Internet Protocol TeleVision)のSTB(以下、IP TVと略す)14、FM(frequency modulation)チューナ15、 びDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ16により構 成されている。機器制御装置1は、学習リモ ンであり、具体的には、CATV13、IPTV14、FMチュ ーナ15、DVDレコーダ16を操作するための装置 ある。以下、制御対象機器という場合には このCATV13、IPTV14、FMチューナ15、DVDレコーダ1 6を指すものとする。

 機器制御装置1は、機器制御装置1全体を 御する本体装置100と、赤外線を発光及び受 する赤外線送受信装置500と、赤外線送受信 置500を介して本体装置100に指示を与える専 コントローラ600と、を備えている。なお、 体装置100は、AVアンプ11、TV12、CATV13、IPTV14、 FMチューナ15、及びDVDレコーダ16とそれぞれ接 続ケーブルを介して接続されており、AV信号 やりとりがおこなわれている。

 図4は、本体装置100の機能ブロック図であ る。本体装置100は、入出力端子(AV入力端子、 A入力端子、AV出力端子、A出力端子、赤外線 力端子、赤外線出力端子、OSD出力端子)、AV ェックセレクタ101、フレームメモリ102、ビ オデータチェック部103、オーディオデータ ェック部104、CPU105、メモリ106、赤外線送受 制御部107、OSD(On Screen Display)制御部108、OSD 109、及びタイマ部110を具備する構成である

 なお、AV入力端子、A入力端子、AV出力端 、及びA出力端子は、それぞれのAV機器と接 ケーブルを介して接続されており、また、 外線入力端子及び赤外線出力端子は、接続 ーブルを介して、赤外線送受信装置500と接 されている。また、OSD出力端子はTV12と接続 ーブルを介して接続されており、本実施の 態においては、TV12にOSD表示させて、種々の 表示や設定を行うようになっている。

 AVチェックセレクタ101は、AV入力端子また はA入力端子から入力される入力信号(オーデ オ信号、ビデオ信号)を切り替えてフレーム メモリ102に出力するようになっており、指示 されたAV機器の入力信号をフレームメモリ102 出力するようになっている。

 フレームメモリ102は、AVチェックセレク 101を介して入力されたビデオ信号を処理す 循環型のフィールドメモリであり、フレー メモリ102から出力されたビデオ信号とAVチェ ックセレクタ101から出力されたビデオ信号を 演算して生成されたビデオ信号を入力する構 成となっている。

 ビデオデータチェック部103は、フレーム モリ102のビデオ信号を解析するための手段 あり、本実施の形態においては、リモコン 号を受信したAV機器がリモコン信号に応じ 正常な動作をした否かを、フレームメモリ10 2のビデオ信号に基づいて判断するようにな ている。このことに関しては詳しくは後述 る。

 オーディオデータチェック部104は、オー ィオ信号を解析するための手段であり、本 施の形態においては、リモコン信号を受信 たAV機器がリモコン信号に応じた正常な動 をした否かを、AVチェックセレクタ101から出 力されたオーディオ信号に基づいて判断する ようになっている。

 CPU105は、本体装置100の演算・制御手段で り、メモリ106は、本体装置100の記憶手段で る。詳しくは、メモリ106には、学習した各A V機器のリモコンデータや状態データ(詳しく 後述する)が記憶される。また、タイマ予約 されたタイムテーブル(詳しくは後述する)が 憶される。

 赤外線送受信制御部107は、赤外線送受信 置500を介した赤外線の送受信を制御するよ になっている。詳しくは、赤外線によるリ コン信号を受信したときは、周波数変調さ たリモコン信号をリモコンコードに変換し また、赤外線によるリモコン信号を送信す ときは、メモリ106に記憶されたリモコンコ ド(リモコンデータ)を周波数変調したリモ ン信号に変換して送出するようになってい 。なお、本実施の形態において、赤外線送 信装置500は、各AV機器にリモコン信号を送信 したり、被学習リモコンからリモコン信号を 受信したりする他、専用コントローラ600とも 赤外線通信を行うようになっている。

 OSD制御部108及びOSD部109は、専用コントロ ラ600を用いてユーザが指示するための指示 面をTV12にOSD表示するようになっている。

 タイマ部110は、時計機能(電波時計が好ま しい)を有しており、後述するタイムテーブ の実行日時を常時チェックしている。

<リモコン機能の学習>
 次に、機器制御装置1における制御対象機器 のリモコンデータの学習について説明する。 図5は、制御対象機器のリモコンデータを学 するときに、TV12に表示されるOSD表示の画面d 10である。ユーザが専用コントローラ600の所 のボタンを操作することにより、機器制御 置1はリモコン学習モードになり、画面d10が 表示される。

 画面d10が表示されると、ユーザは、専用 ントローラ600を操作して、登録リモコンa10( 登録するリモコンの種類;例えば、DVDレコー など)、及び登録内容a20(登録する操作、機能 ;例えば、電源オンを示す「PowerOn」など)を入 力する。次に、ユーザは、専用コントローラ 600を操作して、画面d10に表示されている仮想 リモコンb10の所定のボタンa30を指示する。こ れにより、仮想リモコンb10の指示したボタン a30に上述した登録リモコンの登録内容の機能 が割り当てられることになる。

 次に、ユーザは、学習させるリモコン(被 学習リモコン;例えば、DVDレコーダの専用リ コンなど)を赤外線送受信装置500に向けて、 学習リモコンの登録内容を実行するボタン 操作する。これにより、被学習リモコンの モコン信号が赤外線送受信装置500を介して 器制御装置1に受信され、仮想リモコンb10の 所定のボタンa30と対応付けられて、学習され たリモコンデータとしてメモリ106に記憶され る。以上の操作を登録したいAV機器の登録し い機能ごとに繰り返して、リモコン機能の 習を行う。

 なお、短縮キー登録a40も可能なので、複 の操作(例えば、CATVの電源オンにし、チャ ネルを360chに設定するなど)を1つのボタンに り当てるようにしてもよい。

 このように、本実施の形態においては、O SD表示を用いてリモコン機能の学習を行うの 、ユーザにわかりやすく、簡単にリモコン 能の学習を行うことができる。

<制御対象機器の状態の学習>
 次に、機器制御装置1における制御対象機器 の状態の学習について説明する。図6は、制 対象機器の状態を学習するときに、TV12に表 されるOSD表示の画面d20である。ユーザが専 コントローラ600の所定のボタンを操作する とにより、機器制御装置1は状態学習モード になり、画面d20が表示される。

 画面d20が表示されると、ユーザは、専用 ントローラ600を操作して、登録機器a50(リモ コン機能の学習で登録したリモコンの種類; えば、IPTVなど)、及び登録内容a60(リモコン 能の学習で登録した操作、機能;例えば、チ ンネル番号を345チャンネルに設定する「CH34 5」など)を入力する。

 次いで、ユーザは、入力結果を確認後、 用コントローラ600の所定のボタンを操作す と、登録内容a60に対応する機能のリモコン 号が赤外線送受信装置500を介して送信され 。この結果、制御対象機器(登録機器a50)は リモコン信号を受信し、リモコン信号に応 た動作を行う。一方、制御後の登録機器a50 らは登録機器a50が出力するAV信号が本体装置 100(詳しくは、フレームメモリ102)に入力され ので、このビデオ信号をモニタ画面b20に表 する。例えば、IPTV14のチャンネルが345に設 されたときには、IPTV14のOSD機能により画面 上にチャンネル番号(例えば、345)が所定時 、表示された画像が入力されるので、この 像をモニタ画面b20に表示する。

 次いで、ユーザは専用コントローラ600を 作して、モニタ画面b20に表示された画像の ち、登録したい領域a70を指示する。上述し ように、フレームメモリ102は循環型のフィ ルドメモリであるので、チャンネル表示領 以外の動画データは平均化され、文字部分 強調されるので、登録したい領域a70の選択 容易となっている。例えば、「IPTV14のチャ ネル番号を345に設定する」という機能に対 ては、画面右上の領域に表示される「345」 文字を囲む領域a70を指示する。これにより 「345」の文字を含む領域a70の画像データが 選択された領域a70の画面上の位置関係を示 データ(2次元座標データ)とともに、「IPTV14 チャンネル番号を345に設定する」という機 を実行したときの正常な状態を示す状態デ タとしてメモリ106に記憶される。なお、登 した状態データは、画面d20の右方に登録済 リストb40として表示される。以上の操作を 録したいAV機器の登録したい機能ごとに繰 返して、制御対象機器の状態の学習を行う

 このように本実施の形態の制御対象機器 状態の学習は、予め、制御対象機器に所定 機能を実行させて、正常な動作を示す画像 ータを当該機能と対応付けて登録しておく のである。

 なお、上述した制御対象機器の状態の学 においては、チャンネル設定を具体例とし 挙げて説明したが、これ以外の機能に対し も適用されるのは勿論であり、例えば、入 信号の切り替え(外部入力、ビデオ、TVなど) や電源オン・オフなどの機能に適用可能であ る。入力信号の切り替えや電源オン・オフの ときにも、所定の文字(VIDEO、入力、TVなど)が 特定の位置にOSD表示されるので、この特定の 位置の画像データを予め登録しておくもので ある。また、音量のレベル設定やミュート設 定なども当該機能に対応するOSD表示(所定の 字やレベルメータなどの表示)がされるので この特定の位置の画像データを予め登録し おくことにより、適用は可能である。

 また、図6に示す画面d20は、制御対象機器 が出力するビデオ信号に基づいて画像データ を学習する画面であったが、状態学習モード において学習する状態データは画像データに 限定されず、制御対象機器が出力するオーデ ィオ信号に基づいて音声データを学習するよ うにしてもよい。

<制御対象機器の動作確認>
 次に、機器制御装置1における制御対象機器 の動作確認について説明する。本実施の形態 においては、所定の機能を制御対象機器に実 行させたときの状態データと、上述した制御 対象機器の状態の学習において、予め登録し た上記所定の機能の状態データと、のマッチ ングにより、制御対象機器の動作を確認する ようになっている。すなわち、両状態データ が一致するときは、制御対象機器が正常に動 作していると判断するものである。

 例えば、上述した「IPTV14のチャンネル番 を345に設定する」という機能に対応するリ コン信号を送信したときには、当該リモコ 信号を送信した後にIPTV14から入力されるAV 号のうち、特定領域(制御対象機器の状態の 習の際、登録した領域であり、具体的には 領域a70)の画像を抽出し、この抽出した特定 領域の画像データと、「IPTV14のチャンネル番 号を345に設定する」という機能に対応させて メモリ106に予め登録した画像データと、のパ ターンマッチングによって判断する。なお、 パターンマッチングに関しては、種々の方法 が想定されるが、例えば、文字を描く線の中 心を検出して、パターンマッチングの基準と してもよいし、また、所定の値以上、例えば 、マッチングレベル90%以上であれば一致する と判断するようにしてもよい。

<タイムテーブルの作成>
 次に、機器制御装置1におけるタイムテーブ ル作成処理について説明する。機器制御装置 1は、タイマ機能により制御対象機器を自動 作することが可能となっている。タイムテ ブルとは、このような自動操作を行うとき 操作コマンドを記述したリストである。つ り、何日の何時にどのAV機器をどのように制 御するのかを記述したリストである。機器制 御装置1は、タイマ部110により常時タイムテ ブルに設定された実行日時(年、月、日、時 分)をチェックし、実行日時になると、タイ ムテーブルに記述されたコマンドに従って、 コマンドに対応するリモコン信号を送出する ようになっている。

 図7にタイムテーブルの一例を示す。図7 示すタイムテーブルL10は、タイムテーブル ータcmd10、cmd20、cmd30及びcmd40から構成されて いる。具体的には、タイムテーブルデータcmd 10は、2006年10月22日の21時にCATV13の電源をオン にして、60秒待機し、その後、CATV13のチャン ルを362に設定するデータである。また、タ ムテーブルデータcmd20は、2006年10月22日の21 にDVDレコーダ16の電源をオンにし、入力を 部入力1に設定し、録画を開始するデータで る。また、タイムテーブルデータcmd30は、20 06年10月22日の22時54分にDVDレコーダ16の動作を 停止させ、電源をオフにするデータであり、 また、タイムテーブルデータcmd40は、2006年10 22日の22時54分にCATV13の電源をオフにするデ タである。すなわち、タイムテーブルL10に れば、機器制御装置1は、2006年10月22日の21 から21時54分までの間、CATV13の362チャンネル 番組コンテンツをDVDレコーダ16に録画する うにAV機器を自動操作する。

 図8は、タイムテーブルを作成するときに 、TV12に表示されるOSD表示の画面d30である。 ーザが専用コントローラ600の所定のボタン 操作することにより、機器制御装置1はタイ テーブル作成モードになり、画面d30が表示 れる。

 画面d30が表示されると、ユーザは、専用 ントローラ600を操作して、実行日時(年、月 、日、時、分)a110を入力し、次いで、ユーザ 、専用コントローラ600を操作して、コマン a120を入力する。コマンドa120の入力に際し は、画面d30に表示された仮想リモコンb10の 定のボタンa130(上述したリモコン機能の学習 により、既に所定の機能を割り当てられたボ タン)を操作することにより、当該ボタンに 応した機能(コマンド)が自動的に入力される ようになっている。このように、本実施の形 態においては、仮想リモコンb10の機能を割り 付けられたボタンを操作するだけで簡単にタ イムテーブルを作成することができる。なお 、作成されたタイムテーブルはメモリ106に記 憶される。

<具体的な動作確認>
 ここで、図7に示すタイムテーブルL10に従っ て機器制御装置1が動作したときの動作確認 図9~図12を用いて、具体的に説明する。ここ 、図9~図12は、それぞれタイムテーブルデー タcmd10~cmd40を実行したときの機器制御装置1の 動作を示すフローチャートである。

 まず、図9を参照して、タイムテーブルデ ータcmd10を実行したときの機器制御装置1の動 作について説明する。

 ステップS2では、タイムテーブルデータcm d10は、CATV13を制御対象機器として設定してい るので、AVチェックセレクタ101をCATV13に切り える。

 ステップS4では、CATV13の電源をオンにす リモコン信号を、赤外線送受信装置500を介 て送出する。

 ステップS6では、CATV13の電源がオンにな たかを機器制御装置1に入力されるAV信号に づいて確認する。具体的には、ビデオデー チェック部103がフレームメモリ102にビデオ 号が入力されているか否かにより判断する すなわち、CATV13の電源がオンになった場合 は、CATV13から入力されるビデオ信号がAVチェ ックセレクタ101を介してフレームメモリ102に 入力されるので、フレームメモリ102に入力さ れるビデオ信号が存在すれば、CATV13の電源は オンに制御されたと判断するものである。ま た、ビデオ信号の他、オーディオ信号も合わ せて判断の対象としてもよく、この場合には 上記の判断に加えて、オーディオデータチェ ック部104がAVチェックセレクタ101から出力さ るオーディオ信号の有無を判断する。さら は、CATV13が電源オンのときに、CATV13のOSD機 により、画面の特定領域(例えば、右上部分 など)に特定の文字の表示がされる場合には ビデオデータチェック部103がこの特定領域 画像認識を行って(パターンマッチング)、CAT V13の電源がオンになったか否かを判断するよ うにしてもよい。

 ステップS8では、ステップS4のリモコン信 号を受けて、CATV13が正常に動作している(CATV1 3の電源がオンになった)と判断したときには ステップS10に進み、CATV13が正常に動作して ないと判断したときには、ステップS18に進 。

 ステップS10では、60秒待機する。

 ステップS12では、CATVのチャンネルを362に 設定するリモコン信号を、赤外線送受信装置 500を介して送出する。

 ステップS14では、CATV13のチャンネルが362 設定されているか否かを機器制御装置1に入 力されるAV信号に基づいて確認する。具体的 は、CATV13のチャンネルが362のときには、CATV 13のOSD機能により、画面の特定領域(例えば、 右上部分など)に特定の文字(例えば、362)の表 示がされるので、ビデオデータチェック部103 がこの特定領域の画像認識を行って(パター マッチング)、CATV13のチャンネルが362に設定 れているか否かを確認するものである。

 ステップS16では、ステップS12のリモコン 号を受けて、CATV13が正常に動作している(CAT V13のチャンネルが362に設定された)と判断し ときには、処理を終了し、CATV13が正常に動 していないと判断したときには、ステップS1 8に進む。

 ステップS18では、エラー処理を行う。詳 くは、一度送出したリモコン信号を再度送 して、正常に動作したか否かの確認を行う のである。なお、予め決められた回数(例え ば、3回)のリトライ処理をしても、制御対象 器が正常に動作しないときは、復旧不可能 判断し、エラーログ情報をメモリ106に記録 て、処理を終了する。

 次に、図10を参照して、タイムテーブル ータcmd20を実行したときの機器制御装置1の 作について説明する。

 ステップS22では、タイムテーブルデータc md20は、DVDレコーダ16を制御対象機器として設 定しているので、AVチェックセレクタ101をDVD コーダ16に切り替える。

 ステップS24では、DVDレコーダ16の電源を ンにするリモコン信号を、赤外線送受信装 500を介して送出する。

 ステップS26では、DVDレコーダ16の電源が ンになったかを機器制御装置1に入力されるA V信号に基づいて確認する。具体的には、ビ オデータチェック部103がフレームメモリ102 ビデオ信号が入力されているか否かにより 断する。すなわち、DVDレコーダ16の電源がオ ンになった場合には、DVDレコーダ16から入力 れる信号がAVチェックセレクタ101を介して レームメモリ102に入力されるので、フレー メモリ102に入力されるビデオ信号が存在す ば、DVDレコーダ16の電源はオンに制御された と判断するものである。また、ビデオ信号の 他、オーディオ信号も合わせて判断の対象と してもよく、この場合には上記の判断に加え て、オーディオデータチェック部104がAVチェ クセレクタ101から出力されるオーディオ信 の有無を判断する。さらには、DVDレコーダ1 6の電源がオンのときに、DVDレコーダ16のOSD機 能により、画面の特定領域(例えば、右上部 など)に特定の文字の表示がされる場合には ビデオデータチェック部103がこの特定領域 画像認識を行って(パターンマッチング)、DV Dレコーダ16の電源がオンになったか否かを判 断するようにしてもよい。

 ステップS28では、ステップS24のリモコン 号を受けて、DVDレコーダ16が正常に動作し いる(DVDレコーダ16の電源がオンになった)と 断したときには、ステップS30に進み、DVDレ ーダ16が正常に動作していないと判断した きには、ステップS42に進む。

 ステップS30では、DVDレコーダ16の信号入 を外部入力1に設定するリモコン信号を、赤 線送受信装置500を介して送出する。

 ステップS32では、DVDレコーダ16の信号入 が外部入力1に設定されているか否かを機器 御装置1に入力されるAV信号に基づいて確認 る。具体的には、DVDレコーダ16の信号入力 外部入力1に設定されているときには、DVDレ ーダ16のOSD機能により、画面の特定領域(例 ば、右上部分など)に特定の文字(例えば、 部1など)が表示されるので、ビデオデータチ ェック部103がこの特定領域の画像認識を行っ て(パターンマッチング)、DVDレコーダ16の信 入力が外部入力1に設定されているか否かを 認するものである。

 ステップS34では、ステップS30のリモコン 号を受けて、DVDレコーダ16が正常に動作し いる(DVDレコーダ16の信号入力が外部入力1に 定されている)と判断したときには、ステッ プS36に進み、DVDレコーダ16が正常に動作して ないと判断したときには、ステップS42に進 。

 ステップS36では、DVDレコーダ16が録画を 始するリモコン信号を、赤外線送受信装置50 0を介して送出する。

 ステップS38では、DVDレコーダ16が録画を 始した否かを機器制御装置1に入力されるAV 号に基づいて確認する。具体的には、DVDレ ーダ16が録画を開始したときには、DVDレコー ダ16のOSD機能により、画面の特定領域(例えば 、右上部分など)に特定の文字(例えば、RECな )が表示されるので、ビデオデータチェック 部103がこの特定領域の画像認識を行って(パ ーンマッチング)、DVDレコーダ16が録画を開 した否かを確認するものである。

 ステップS40では、ステップS36のリモコン 号を受けて、DVDレコーダ16が正常に動作し いると判断したときには、処理を終了し、DV Dレコーダ16が正常に動作していないと判断し たときには、ステップS42に進む。

 ステップS42では、エラー処理を行う。エ ー処理の内容は、図9のステップS18のエラー 処理の内容と同一であるため、説明を省略す る。

 次に、図11を参照して、タイムテーブル ータcmd30を実行したときの機器制御装置1の 作について説明する。

 ステップS52では、タイムテーブルデータc md30は、DVDレコーダ16を制御対象機器として設 定しているので、AVチェックセレクタ101をDVD コーダ16に切り替える。

 ステップS54では、DVDレコーダ16の動作を 止させるリモコン信号を、赤外線送受信装 500を介して送出する。

 ステップS56では、DVDレコーダ16の動作が 止したか否かを機器制御装置1に入力されるA V信号に基づいて確認する。具体的には、DVD コーダ16の動作が停止したときには、DVDレコ ーダ16のOSD機能により、画面の特定領域(例え ば、右上部分など)に特定の文字(例えば、STOP など)が表示されるので、ビデオデータチェ ク部103がこの特定領域の画像認識を行って( ターンマッチング)、DVDレコーダ16の動作が 止したか否かを確認するものである。

 ステップS58では、ステップS54のリモコン 号を受けて、DVDレコーダ16が正常に動作し いる(DVDレコーダ16の動作が停止した)と判断 たときには、ステップS60に進み、DVDレコー 16が正常に動作していないと判断したとき は、ステップS66に進む。

 ステップS60では、DVDレコーダ16の電源を フにするリモコン信号を、赤外線送受信装 500を介して送出する。

 ステップS62では、DVDレコーダ16の電源が フになったかを機器制御装置1に入力されるA V信号に基づいて確認する。具体的には、ビ オデータチェック部103がフレームメモリ102 ビデオ信号が入力されているか否かにより 断する。すなわち、DVDレコーダ16の電源がオ フになった場合には、DVDレコーダ16から入力 れる信号がないので、フレームメモリ102に 力されるビデオ信号が存在しなければ、DVD コーダ16の電源はオフに制御されたと判断 るものである。また、ビデオ信号の他、オ ディオ信号も合わせて判断の対象としても く、この場合には上記の判断に加えて、オ ディオデータチェック部104がAVチェックセレ クタ101から出力されるオーディオ信号の有無 を判断する。さらには、DVDレコーダ16の電源 オフのときには、DVDレコーダ16から出力さ るAV信号がなく、画面全体が所定の色になる ので、ビデオデータチェック部103が画面全体 の画像認識を行って(パターンマッチング)、D VDレコーダ16の電源がオフになったか否かを 断するようにしてもよい。

 ステップS64では、ステップS60のリモコン 号を受けて、DVDレコーダ16が正常に動作し いる(DVDレコーダ16の電源がオフになった)と 断したときには、処理を終了し、DVDレコー 16が正常に動作していないと判断したとき は、ステップS66に進む。

 ステップS66では、エラー処理を行う。エ ー処理の内容は、図9のステップS18のエラー 処理の内容と同一であるため、説明を省略す る。

 次に、図12を参照して、タイムテーブル ータcmd40を実行したときの機器制御装置1の 作について説明する。

 ステップS72では、タイムテーブルデータc md40は、CATV13を制御対象機器として設定する で、AVチェックセレクタ101をCATV13に切り替え る。

 ステップS74では、CATV13の電源をオフにす リモコン信号を、赤外線送受信装置500を介 て送出する。

 ステップS76では、CATV13の電源がオフにな たかを機器制御装置1に入力されるAV信号に づいて確認する。具体的には、ビデオデー チェック部103がフレームメモリ102にビデオ 号が入力されているか否かにより判断する すなわち、CATV13の電源がオフになった場合 は、CATV13から入力されるビデオ信号がない で、フレームメモリ102に入力されるビデオ 号が存在しなければ、CATV13の電源はオフに 御されたと判断するものである。また、ビ オ信号の他、オーディオ信号も合わせて判 の対象としてもよく、この場合には上記の 断に加えて、オーディオデータチェック部1 04がAVチェックセレクタ101から出力されるオ ディオ信号の有無を判断する。さらには、CA TV13の電源がオフのときには、CATV13から出力 れるAV信号がなく、画面全体が所定の色にな るので、ビデオデータチェック部103が画面全 体の画像認識を行って(パターンマッチング) DVDレコーダ16の電源がオフになったか否か 判断するようにしてもよい。

<動作>
 次に、図13を用いて、機器制御装置1の全体 な動作について説明する。

 ステップS100では、操作指示信号を受信し たか否かを判断する。操作指示信号は、専用 コントローラ600を介してユーザから指示され た信号であり、具体的には、リモコン機能の 学習を指示する信号、制御対象機器の状態の 学習を指示する信号、タイムテーブル作成を 指示する信号の3種類が存在する。操作指示 号を受信したときは、ステップS200に進み、 作指示信号を受信しなかったときは、ステ プS900に進む。

 ステップS200では、操作指示信号の種類に 応じて、フラグをオンにする。すなわち、リ モコン機能の学習を指示する信号のときには 、リモコン学習フラグをオンにし、制御対象 機器の状態の学習を指示する信号であるとき には、状態学習フラグをオンにし、タイムテ ーブル作成を指示する信号のときには、予約 フラグをオンにする。

 ステップS300では、リモコン学習フラグが オンであるか否かを判断し、リモコン学習フ ラグがオンであるときには、ステップS400に み、リモコン機能の学習を行い(図5参照)、 モコン学習フラグがオンでないときには、 テップS500に進む。

 ステップS500では、状態学習フラグがオン であるか否かを判断し、状態学習フラグがオ ンであるときには、ステップS600に進み、制 対象機器の状態の学習を行い(図6参照)、状 学習フラグがオンでないときには、ステッ S700に進む。

 ステップS700では、予約フラグがオンであ るか否かを判断し、予約フラグがオンである ときには、ステップS800に進み、タイムテー ル作成を行い(図8参照)、予約フラグがオン ないときには、ステップS900に進む。

 ステップS900では、現日時(年、月、日、 、分)をチェックし、次いで、ステップS1000 は、タイムテーブルをチェックする。現日 がタイムテーブルに設定された実行日時(年 月、日、時、分)であるときには、イベント フラグをオンにする。

 ステップS1100では、イベントフラグがオ であるか否かを判断し、イベントフラグが ンであるときには、ステップS1200に進み、イ ベント処理を行って、ステップS100に戻り、 ベントフラグがオンでないときには、ステ プS100に戻る。

 ここで、図14を参照して、ステップS1200の イベント処理を詳しく説明する。図14は図13 ステップS1200のイベント処理を詳しく示すフ ローチャートである。

 ステップ1210では、タイムテーブルの実行 日時に従って、コマンドに該当するリモコン 信号を、赤外線送受信装置600を介して送信す る。

 ステップ1220では、制御対象機器が送信し たコマンドに応じた正常な状態になっている か否かを確認する。

 ステップ1230では、制御対象機器が送信し たコマンドに応じた正常な状態であるときに は、イベント処理を終了し、制御対象機器が 送信したコマンドに応じた正常な状態でない ときには、ステップS1240に進む。

 ステップ1240では、ステップS1210で送信し コマンドに該当するリモコン信号を再度、 信する。

 ステップ1250では、コマンドの送信回数が 所定の回数、例えば、3より多いか否かを判 する。コマンドの送信回数が所定の回数よ 多くない場合には、ステップS1220に進み、制 御対象機器が再送信したコマンドに応じた正 常な状態になっているか否かを確認する。コ マンドの送信回数が所定の回数より多い場合 には、復旧不可能と判断し、ステップS1260に み、エラーログ情報を記録し、イベント処 を終了する。

 以上、本実施の形態の機器制御装置1によ れば、制御対象機器に対して所定の機能を実 行させる場合、所定の機能に対応するリモコ ン信号を送信するだけでなく、当該リモコン 信号を送信した後の制御対象機器から出力さ れる状態データを取り込んで、制御対象機器 が正常に動作したか否かを判断することがで きるので、制御対象機器の動作を把握して、 確実に制御対象機器を制御することができる 。この結果、無人状態、つまり、タイマ機能 により制御対象機器を自動操作するような場 合であっても、確実に制御対象機器を制御す ることができる。

 特に本実施の形態においては、制御対象 器が出力するビデオ信号の特定領域の画像 ータを所定の機能に対応付けた状態データ して学習させることができるので、所定の 能を制御対象機器に実行させる場合には、 習させた画像データと同一画像が得られた どうかを画像認識することにより、正確に 御対象機器の動作を把握することができる

 また、制御対象機器の電源オン・オフに する制御に関しては、制御対象機器の状態 ータを学習させなくても(勿論、学習させて もよい)、制御対象機器が出力するAV信号の有 無だけで判断することができるので、より簡 単に制御対象機器の動作を把握することがで きる。

 さらに、制御対象機器が正常な動作をし いないときは、復旧のための処理、すなわ 、再度、同一のリモコン信号を送信し、再 、状態データを取得して、制御対象機器の 態を判断するので、例えば、他のユーザに る操作が介在したために所望の動作をしな ような場合であっても、正常な動作をさせ ことができる。

 なお、図13及び図14に示すフローチャート においては、タイマ機能により制御対象機器 を自動操作する場合(タイムテーブルを用い 場合)の動作を説明したが、本発明はこれに 定されず、学習させた機能ごとに手動で制 対象機器を操作する場合(タイムテーブルを 用いない場合)の動作であってもよい。すな ち、ユーザが専用コントローラ600の所定の タンを操作することにより、機器制御装置1 リモコン操作モードになり、仮想リモコンb 10を表示した指示画面が表示されるので、ユ ザは専用コントローラ600を操作して、仮想 モコンb10の所定のボタンを指示し、指示し ボタンに割り付けた機能を制御対象機器に 行させるようにしてもよい。そして、この 合においても、制御対象機器が出力するAV 号から制御対象機器が正常な状態にあるか かを判断してもよい。

(第2の実施の形態)
 図15は、本発明の第2の実施の形態に係る機 制御装置2が適用されるAVシステム20の構成 である。図15に示すAVシステム20は、複数のAV 機器の動作を制御する機器制御装置2、AVアン プ11、TV12、CATV)のSTB(以下、CATVと略す)13、IPTV STB(以下、IPTVと略す)14、FMチューナ15、DVDレ ーダ16、電話機17、及びワイヤレスマイク18 より構成されている。機器制御装置2は、学 習リモコンであり、具体的には、CATV13、IPTV14 、FMチューナ15、DVDレコーダ16を操作するため の装置である。尚、本実施の形態においては 、第1の実施の形態と異なる構成及び機能の 説明し、その他の構成及び機能については 一部分には同一符号を付して説明を省略す 。

 機器制御装置2は、機器制御装置1が具備 た機能に加えて、(1)PCによる操作指示機能、 (2)ビデオカメラによる状態判断機能、(3)FM信 受信機能を備えている。

 機器制御装置2は、機器制御装置2全体を 御する本体装置200と、赤外線を発光及び受 する赤外線送受信装置500と、赤外線送受信 置500を介して本体装置100に指示を与える専 コントローラ600と、制御対象の各AV機器のイ ンジケータ部を撮影するビデオカメラ700と、 本体装置100に指示を与えるパーソナルコンピ ュータ(以下、PCという)800と、を備えている なお、本体装置200は、AVアンプ11、TV12、CATV13 、IPTV14、FMチューナ15、及びDVDレコーダ16とそ れぞれ接続ケーブルを介して接続されており 、AV信号のやりとりがおこなわれている。

 図18は、本体装置200の概略構成図である 本体装置200は、入出力端子(AV入力端子、A入 端子、AV出力端子、A出力端子、赤外線入力 子、赤外線出力端子、OSD出力端子)、各種イ ンターフェース(USB(Universal Serial Bus)インタ フェース、イーサネット(登録商標)インター フェース、1394インターフェース))、AVチェッ セレクタ101、フレームメモリ102、ビデオデ タチェック部103、オーディオデータチェッ 部104、CPU105、メモリ106、赤外線送受信制御 107、OSD制御部108、OSD部109、タイマ部110、及 FMチューナ部111を具備する構成である。

 FMチューナ部111は、ワイヤレスマイク18か らのFM信号を受信するようになっている。こ は、外出先からのタイマ予約機能に対応し ものであり、本実施の形態では、ワイヤレ マイク18が、留守録機能付の電話機17が受け た所定のトーン信号(内容はタイムテーブル ータ)をFM信号で送信するので、当該トーン 号をFMチューナ部111が受け取るものである。 すなわち、電話機17に電話がかかってきて、 の信号が所定のトーン信号である場合には 留守録モードになるとともに、ワイヤレス イク18がオン状態になるので、電話機17が受 信したトーン信号をFM信号で機器制御装置2に 送信するようになっている。これにより、本 実施の形態においては、外出先から携帯電話 端末等によりタイムテーブルを登録すること ができる(この場合、携帯電話端末には、タ ムテーブルを作成するプログラムがインス ールされており、簡単にタイムテーブルを 成することができるようになっている)。

 USBインターフェースの一つは、ビデオカ ラ700と接続ケーブルを介して接続されてい 。また、USBインターフェースの一つ又はイ サネット(登録商標)インターフェースは、PC 800と接続ケーブルを介して接続されている。

 ビデオカメラ700は、制御対象機器の動作 認を行うための映像データを撮影するため 備えたものである。本実施の形態において 、ビデオカメラ700は、各AV機器(具体的には CATV13、IPTV14、FMチューナ15、及びDVDレコーダ 16)の前面のインジケータ部(LED表示やモニタ 示によってAV機器の動作状態を示す部位)が 影可能な位置に設置され、制御対象機器の ンジケータ部の変化を画像として捉えるよ になっている。ここで、ビデオカメラ700が 影した映像に基づいて制御対象機器の動作 確認する方法について説明する。

 図17はビデオカメラ700が撮影した画像デ タの一例である。図17(a)は、制御前、具体的 には、CATV13に対して電源をオンするリモコン 信号を送信する前の画像データVD110、図17(b) 、制御後、具体的には、CATV13に対して電源 オンするリモコン信号を送信した後の画像 ータVD120を示しており、図17(b)では、CATV13の 源ランプが赤く点灯している。

 機器制御装置2は、第1の実施の形態と同 に事前にビデオカメラ700の撮影した画像を いて、制御対象機器の状態の学習を行う。 17に示す一例においては、「CATV13の電源をオ ンにする」という機能に対して、CATV13の電源 オン・オフを示すインジケータ部が赤く点灯 したときのインジケータ部を含む領域a80の画 像データを、選択された領域a80の画面上の位 置関係を示すデータ(2次元座標データ)ととも に、正常な状態における状態データとして予 めメモリ106に登録しておく。

 次いで、「CATV13に対して電源をオンする という機能に対応するリモコン信号を送信 たときには、当該リモコン信号送信後、ビ オカメラ700が撮影した映像から抽出された ンジケータ部近傍領域C20の画像データと、 CATV13に対して電源をオンする」という機能 対応させてメモリ106に予め登録した画像デ タと、のパターンマッチングによって判断 る。両画像データが一致するときには、CATV 13の電源はオンに制御され、CATV13は正常に動 していると判断する。一方、画像が一致し いときには(例えば、電源オン・オフを示す インジケータ部が赤く点灯していない場合) CATV13の電源はオンに制御されていないので CATV13は正常に動作していないと判断する。

 このように本実施の形態においては、機 制御装置2に入力されるAV信号に基づいて制 対象機器の動作確認を行うのではなく、ビ オカメラ700が撮影した映像に基づいて制御 象機器の動作確認を行うようになっている 勿論、機器制御装置2は、機器制御装置1の 能も備えているので、第1の実施の形態と同 に、機器制御装置2に入力されるAV信号に基 いて制御対象機器の動作確認を行うように てもよい。

 PC800は、専用コントローラ600の代替手段 あり、各種指示画面(例えば、リモコン機能 学習における指示画面d10、制御対象機器の 態の学習における指示画面d20、タイムテー ルの作成における指示画面d30など)をPC800の ニタ画面上に表示するとともに、PC800の入 ツール(マウスやキーボード)により入力指示 が可能となっている。なお、機器制御装置2 インターネット等の外部通信ネットワーク 接続されているときには、リモコンデータ 保持するサーバからダウンロードすること より、各AV機器のリモコンデータを取得する ことも可能である。

 以上、本実施の形態の機器制御装置2によ れば、第1の実施の形態と同様に、制御対象 器に対して所定の機能を実行させる場合、 定の機能に対応するリモコン信号を送信す だけでなく、当該リモコン信号を送信した の制御対象機器から出力される状態データ 取り込んで、制御対象機器が正常に動作し か否かを判断することができるので、制御 象機器の動作を把握して、確実に制御対象 器を制御することができる。この結果、無 状態、つまり、タイマ機能により制御対象 器を自動操作するような場合であっても、 実に制御対象機器を制御することができる

 特に本実施の形態においては、制御対象 器の前面を撮影した画像データの特定領域( 例えば、インジケータ部)の画像データを所 の機能に対応付けた状態データとして学習 せることができるので、所定の機能を制御 象機器に実行させる場合には、学習させた 像データと同一画像が得られたかどうかを 像認識することにより、正確に制御対象機 の動作を把握することができる。

 また、制御対象機器が正常な動作をして ないときであっても、復旧のための処理、 なわち、再度、同一のリモコン信号を送信 、再度、状態データを取得して、制御対象 器の状態を判断するので、例えば、他のユ ザによる操作が介在したために所望の動作 しないような場合であっても、正常な動作 させることができる。

(その他実施の形態)
 以上、本発明の実施の形態について説明し きたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲に いて、本発明の実施の形態に対して種々の 形や変更を施すことができる。

 例えば、上記実施の形態において、機器 御装置1、2は、EPG(Electronic Program Guide)機能 備えていなかったが、制御対象機器のいず か(例えば、DVDレコーダ16など)がEPG機能を備 えていれば、この制御対象機器のEPG機能を利 用して予約データ(タイムテーブルデータ)を 成することができる。これは、上述した制 対象機器の動作確認の際に用いた画像認識 考えを用いて、予約データ(タイムテーブル データ)を作成するものである。ここで、制 対象機器のEPG機能を利用して予約データ(タ ムテーブルデータ)を作成する方法について 説明する。

 図18は制御対象機器(例えば、DVDレコーダ1 6)のEPG画面の一例である。このEPG画面はビデ 信号として機器制御装置1、2に入力可能で る。一般にEPG画面は図18に示すように固定的 なレイアウトをしているので、予約データに 必要な情報(チャンネル番号、日、時間帯な が表示された特定領域の画像)を画面上の位 関係から事前に学習させて記憶させておく とができる。例えば、時間帯は、領域C10、 ャンネル番組は領域C20に表示されるので、 前に時間帯やチャンネル番組を示す画像(11A M、0PM、103、161など)を記憶させ、当該画像が 味する情報と対応付けておく。そして、ユ ザがEPG画面において、所望の番組が表示さ ている領域C30を選択指示したときには、選 指示された画面上の位置から、時間帯やチ ンネル番号に関する画像を取得し、取得し 画像と事前に記憶させた画像を比較し、時 帯やチャンネルに関する情報を取得するも である。

 例えば、図19に示すように、ユーザが位 C110を選択指示したときには、選択指示され 位置C110から左方向に位置づけられた時間帯 に関する領域C120の画像(文字「11AM」を含む画 像)を取得し、また、選択指示された位置C110 ら上方向に位置づけられたチャンネル番組 関する領域C130の画像(文字「11AM」を含む画 )を取得するものである。また開始時刻は、 選択指示された位置C110を含む同一のボック C140の左上に位置づけられた開始時刻に関す 領域C150の画像(文字「00」を含む画像)、終 時刻は選択指示された位置C110の下に位置す ボックスC160の左上に位置づけられた開始時 刻に関する領域C170の画像(文字「00」を含む 像)を取得するものである。そして、このよ に取得した各画像を事前に学習させた画像 比較することによって、取得した各画像の 味する情報を取得し(例えば、領域C130の画 データは、チャンネル番号が171を意味する) 予約データを作成するようになっている。 成された予約データはタイムテーブル作成 の画面d30のコマンドパラメータ(日時、開始 時刻、終了時刻、チャンネル番号)として反 される。このように本変形例では、機器制 装置自体がEPG機能を備えていなくても、制 対象機器のEPG画面を表示させることで、予 データ(タイムテーブルデータ)を作成するこ とができる。

 なお、予約するときに、時間帯が重なる とが生じるが、複数の記録再生機器が接続 れている場合には、あらかじめ設定した順 に従って、すでに指定してある記録再生機 とは異なる記録再生機器に予約設定するこ もできる。すなわち、同一の制御対象機器 対してチャンネル番号、日時、開始時刻及 終了時刻が重複する予約データを作成する とがあり得るが、この場合には、あらかじ 設定した順番に従って(例えば、DVDレコーダ Aで予約データが重複している場合には、DVD コーダBを選択するなど)、別の制御対象機器 を制御するようにしてもよい。

 また、上記実施の形態では、機器制御装 1の本体装置100、機器制御装置2の本体装置20 0を物理的に独立した1つの筐体としたが、本 装置の形態はこれに限定されるものではな 、種々想定されるものであり、例えば、本 装置を他のAV機器に組み込むような構成と てもよい。図20は、第1の実施の形態の機器 御装置1の本体装置100の機能をAVアンプ900に み込んだときのAVシステム30の構成図である この場合には、機器制御装置3を適用したAV ステム30をよりシンプルなシステム構成と ることができる。

 また、上記実施の形態においては、機器 御装置に入力されるAV信号やビデオカメラ 撮影した映像データに基づいて、制御対象 器の動作確認を行うようにしたが、これ以 の方法により制御対象機器の動作確認を行 ようにしてもよい。例えば、各対象制御機 にIP(Internet Protocol)アドレスが振られ、各対 制御機器とTCP/IP(Transmission Control Protocol/Inte rnet Protocol)の通信プロトコルで通信可能な場 合には、PING(Packet INternet Groper)コマンドの発 行により対象制御機器の状態(具体的には、 源オンの状態になっているか否か)を把握す ことができる。

 なお、上記実施の形態においては、機器 御装置1~3の対象制御機器をAV機器として説 したが、機器制御システム1~3の対象制御機 はAV機器に限定されず、広く電子機器全体に 適用可能である。