Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
INFORMATION TERMINAL DEVICE, INFORMATION PROCESSING METHOD, AND INFORMATION PROCESSING PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/084185
Kind Code:
A1
Abstract:
An information terminal device with a user interface having a high operability. The information terminal device comprises a display operation unit (an LCD (30), a touch panel (31)), a switching means (a CPU (20a)), a selection means (a CPU (20a)), and a display means (a drawing processing unit (20e)). The display operation unit enables display and input of information. The switching means switches between a plurality of operation modes provided for processing different information. When the operation mode is switched by the switching means, the selection means sequentially selects, according to the user operation, one display screen from a reference screen displayed at the beginning in each operation mode and one or more display screens displayed subsequently after the reference screen in a predetermined order, and allows the display operation unit to display the selected display screen. When a display screen is selected by the selection means, the display means allows the display operation unit to display, on the display screen having a predetermined display ordinary number from the reference screen in each operation mode, an output state adjustment unit for adjusting the output state of acknowledgment information.

Inventors:
ISHII TAKAAKI (JP)
TAMAYAMA SHOTARO (JP)
MATSUKUMA NOBUHIKO (JP)
YOSHIMOTO MASAYOSHI (JP)
KOGA NAOYA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/003926
Publication Date:
July 09, 2009
Filing Date:
December 24, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
HITACHI LTD (JP)
CLARION CO LTD (JP)
ISHII TAKAAKI (JP)
TAMAYAMA SHOTARO (JP)
MATSUKUMA NOBUHIKO (JP)
YOSHIMOTO MASAYOSHI (JP)
KOGA NAOYA (JP)
International Classes:
G06F3/048; B60R11/02; G01C21/00; G06F3/0488
Foreign References:
JP2003076460A2003-03-14
JP2006264679A2006-10-05
JP2007045168A2007-02-22
JP2006017478A2006-01-19
JP2007108601A2007-04-26
JP2005178463A2005-07-07
JP2007080426A2007-03-29
JP2001159527A2001-06-12
Other References:
See also references of EP 2226712A4
Attorney, Agent or Firm:
KUSHIBUCHI, Masayuki et al. (1-7-5 Sakuragi-cho, Omiya-k, Saitama-shi Saitama 69, JP)
Download PDF:
Claims:
 情報端末装置において、
 情報の表示と入力が可能な表示操作ユニットと、
 異なる情報を処理するために設けられた複数の動作モードを切り換える切り換え手段と、
 前記切り換え手段によって動作モードが切り換えられた場合に、各動作モードにおいて最初に表示される表示画面としての基準画面および当該基準画面に続いて所定の順序で表示される一または複数の表示画面の中から一の表示画面をユーザの操作に応じて順次選択して前記表示操作ユニットに表示させる選択手段と、
 前記選択手段によって表示画面が選択された場合に、各動作モードにおいて前記基準画面から所定番目に表示される表示画面において、認知情報の出力状態を調整するための出力状態調整部を前記表示操作ユニットに表示させる表示手段と、
 を有することを特徴とする情報端末装置。
 請求項1記載の情報端末装置において、
 前記認知情報は音声情報であり、前記表示手段は、前記選択手段によって表示画面が選択された場合に、各動作モードにおいて前記基準画面の次に表示される表示画面において、音声情報の出力状態を調整するための出力状態調整部を前記表示操作ユニットの一部に表示させる、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項1記載の情報端末装置において、
 前記認知情報は画像情報であり、前記表示手段は、前記選択手段によって表示画面が選択された場合に、各動作モードにおいて前記基準画面の次に表示される表示画面において、前記表示操作ユニットに表示される画像情報に含まれる複数の情報要素を、拡大または縮小表示する調整を行うスライダを前記表示操作ユニットの一部に表示させる、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項3記載の情報端末装置において、
 前記動作モードは、オーディオデータを再生するオーディオ再生モードと、地図情報を表示して経路を示すナビゲーションモードとを有し、
 前記情報要素は、前記オーディオ再生モードではオーディオデータを示すアイコンであり、前記ナビゲーションモードでは地図であり、
 前記スライダが操作された場合、前記アイコンまたは前記地図を拡大または縮小表示する、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項1記載の情報端末装置において、
 前記切り換え手段は、前記表示操作ユニットに表示されたソフトウエアボタンの操作に応じて前記複数の動作モードを切り換え、
 前記表示手段は、前記情報端末装置の一部に設けられたハードウエアボタンの操作に応じて前記表示画面を順次選択して表示する、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項1記載の情報端末装置において、
 前記情報端末装置は、車両に取り付け可能であり、
 前記動作モードにはカーナビゲーションモードが含まれ、
 前記表示手段は、前記切り換え手段によって前記カーナビゲーションモードが選択されている場合であって、かつ、前記車両が走行中であるときには、自車両位置を示すアイコンと重複しない位置に前記出力状態調整部を表示させる、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項1記載の情報端末装置において、
 前記情報端末装置は、車両に取り付け可能であり、
 前記動作モードにはカーナビゲーションモードが含まれ、
 各動作モードは、前記基準画面と、前記出力状態調整部が表示される表示画面と、各動作モードにおける処理内容を選択するためのサブメニューが表示される表示画面とを有し、
 前記表示手段は、前記切り換え手段によって前記カーナビゲーションモードが選択されている場合であって、かつ、車両が走行中であるときには、前記サブメニューが表示される表示画面を表示対象から除外する、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項1記載の情報端末装置において、
 前記情報端末装置は、車両に取り付け可能であり、
 前記動作モードにはカーナビゲーションモードが含まれ、
 前記表示手段は、前記切り換え手段によって前記カーナビゲーションモードが選択されている場合であって、かつ、車両が走行中であるときには、前記出力状態調整部の操作可能領域を拡大する、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項8記載の情報端末装置において、
 前記表示手段は、前記切り換え手段によって前記カーナビゲーションモードが選択されている場合であって、かつ、車両が走行中であるときには、前記表示操作ユニットに表示される地図のスクロール操作を禁止する、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 請求項1記載の情報端末装置において、
 前記情報端末装置は、車両に取り付け可能であり、
 前記動作モードにはカーナビゲーションモードが含まれ、
 前記出力状態調整部は、楽曲データの再生状態を調整可能であり、
 前記表示手段は、前記切り換え手段によって前記カーナビゲーションモードが選択されている場合であって、かつ、車両が走行中であるときには、前記出力状態調整部に再生中の楽曲データに関する情報を表示させず、それ以外の場合は表示させる、
 ことを特徴とする情報端末装置。
 情報端末装置の情報処理方法において、
 異なる情報を処理するために設けられた複数の動作モードを切り換える切り換えステップと、
 前記切り換えステップによって動作モードが切り換えられた場合に、各動作モードにおいて最初に表示される表示画面としての基準画面および当該基準画面に続いて所定の順序で表示される一または複数の表示画面の中から一の表示画面をユーザの操作に応じて順次選択し、情報の表示と入力が可能な表示操作ユニットに表示させる選択ステップと、
 前記選択ステップによって表示画面が選択された場合に、各動作モードにおいて前記基準画面から所定番目に表示される表示画面において、認知情報の出力状態を調整するための出力状態調整部を前記表示操作ユニットに表示させる表示ステップと、
 を有することを特徴とする情報端末装置の情報処理方法。
 情報端末装置の情報処理プログラムにおいて、
 異なる情報を処理するために設けられた複数の動作モードを切り換える切り換え手段、
 前記切り換え手段によって動作モードが切り換えられた場合に、各動作モードにおいて最初に表示される表示画面としての基準画面および当該基準画面に続いて所定の順序で表示される一または複数の表示画面の中から一の表示画面をユーザの操作に応じて順次選択し、情報の表示と入力が可能な表示操作ユニットに表示させる選択手段、
 前記選択手段によって表示画面が選択された場合に、各動作モードにおいて前記基準画面から所定番目に表示される表示画面において、認知情報の出力状態を調整するための出力状態調整部を前記表示操作ユニットに表示させる表示手段、
 として情報端末装置を機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
Description:
情報端末装置、情報処理方法、 よび、情報処理プログラム

 本発明は、情報端末装置、情報処理方法 および、情報処理プログラムに関する。

 近年、種々の情報を扱うことが可能な情 端末装置が市場に多数流通している。

 このような情報端末装置では、複数の種 のデータを取り扱うことから、操作が複雑 なることが想定される。そこで、特許文献1 に示すように、音声データと画像データが同 じグループ構造となるようにデータを管理す ることにより、音声データと画像データを同 じ感覚で操作可能とする技術が開示されてい る。

 また、特許文献2には、携帯電話が接続され た場合には、通信メニューと、通信メニュー で選択された項目に対するサブウィンドウと を自動的に表示することにより、所望の項目 をメニュー中から手動で探す場合に比較して 、操作に要する時間を短縮可能な技術が開示 されている。

特開2007-080426号公報

特開2001-159527号公報

 ところで、従来においては、音声や画像 の認知情報の出力状態を調整する場合、例 ば、これらの設定を行うための設定画面を 立して設け、当該設定画面において調整を うことが一般的であった。しかしながら、 のような方法では、調整の必要が生じた場 には常に設定画面を呼び出す必要があるた 、操作が煩雑であるという問題点がある。

 そこで、本発明は、操作性が高いユーザ ンタフェースを有する情報端末装置、情報 理方法、および、情報処理プログラムを提 することを目的とする。

 上記課題を解決するため、本発明は、情報 末装置において、情報の表示と入力が可能 表示操作ユニットと、異なる情報を処理す ために設けられた複数の動作モードを切り える切り換え手段と、前記切り換え手段に って動作モードが切り換えられた場合に、 動作モードにおいて最初に表示される表示 面としての基準画面および当該基準画面に いて所定の順序で表示される一または複数 表示画面の中から一の表示画面をユーザの 作に応じて順次選択して前記表示操作ユニ トに表示させる選択手段と、前記選択手段 よって表示画面が選択された場合に、各動 モードにおいて前記基準画面から所定番目 表示される表示画面において、認知情報の 力状態を調整するための出力状態調整部を 記表示操作ユニットに表示させる表示手段 、を有することを特徴とする。
 このため、各動作モードにおいて、基準画 から所定番目の画面において、認知情報の 力状態を調整するための出力状態調整部が 示されるので、設定画面の呼び出しが不要 なり、その結果、操作性が高いユーザイン フェースを有する情報端末装置を提供する とができる。

 また、上記構成において、前記認知情報は 声情報であり、前記表示手段は、前記選択 段によって表示画面が選択された場合に、 動作モードにおいて前記基準画面の次に表 される表示画面において、音声情報の出力 態を調整するための出力状態調整部を前記 示操作ユニットの一部に表示させるように ている。
 このため、音声情報の出力状態を各動作モ ドにおいて行うことができることから、設 画面の呼び出しが不要となり、その結果、 作性が高いユーザインタフェースを有する 報端末装置を提供することができる。

 また、上記構成において、前記認知情報は 像情報であり、前記表示手段は、前記選択 段によって表示画面が選択された場合に、 動作モードにおいて前記基準画面の次に表 される表示画面において、前記表示操作ユ ットに表示される画像情報に含まれる複数 情報要素を、拡大または縮小表示する調整 行うスライダを前記表示操作ユニットの一 に表示させることを特徴とする。
 このため、画像情報の出力状態を各動作モ ドにおいて行うことができることから、設 画面の呼び出しが不要となり、その結果、 作性が高いユーザインタフェースを有する 報端末装置を提供することができる。

 また、上記構成において、前記動作モード 、オーディオデータを再生するオーディオ 生モードと、地図情報を表示して経路を示 ナビゲーションモードとを有し、前記情報 素は、前記オーディオ再生モードではオー ィオデータを示すアイコンであり、前記ナ ゲーションモードでは地図であり、前記ス イダが操作された場合、前記アイコンまた 前記地図を拡大または縮小表示することを 徴とする。
 このため、スライダを操作することにより 情報要素としてのアイコンまたは地図を拡 または縮小表示することができる。

 また、上記構成において、前記切り換え手 は、前記表示操作ユニットに表示されたソ トウエアボタンの操作に応じて前記複数の 作モードを切り換え、前記表示手段は、前 情報端末装置の一部に設けられたハードウ アボタンの操作に応じて前記表示画面を順 選択して表示することを特徴とする。
 このため、切り換えがより頻繁に行われる 示画面の切り換えはハードウエアボタンに って行い、頻繁に行われない動作モードの り換えはソフトウエアボタンとすることに り、操作性を向上させるとともに、誤操作 よって動作モードが切り換わることを防止 きる。

 また、上記構成において、前記情報端末装 は、車両に取り付け可能であり、前記動作 ードにはカーナビゲーションモードが含ま 、前記表示手段は、前記切り換え手段によ て前記カーナビゲーションモードが選択さ ている場合であって、かつ、前記車両が走 中であるときには、自車両位置を示すアイ ンと重複しない位置に前記出力状態調整部 表示させることを特徴とする。
 このため、カーナビゲーションモードが選 され、かつ、走行中である場合には、自車 置を示すアイコンと出力状態調整部とが重 しないようにすることで、地図上における 車両およびその周辺の情報の視認性が低下 ることを防止できる。

 また、上記構成において、前記情報端末装 は、車両に取り付け可能であり、前記動作 ードにはカーナビゲーションモードが含ま 、各動作モードは、前記基準画面と、前記 力状態調整部が表示される表示画面と、各 作モードにおける処理内容を選択するため サブメニューが表示される表示画面とを有 、前記表示手段は、前記切り換え手段によ て前記カーナビゲーションモードが選択さ ている場合であって、かつ、車両が走行中 あるときには、前記サブメニューが表示さ る表示画面を表示対象から除外することを 徴とする。
 このため、カーナビゲーションモードが選 され、かつ、走行中である場合には、サブ ニューが表示される表示画面を表示対象か 除外することにより、運転に関係しない情 を表示対象から除外し、運転をスムーズに うようにすることができる。

 また、上記構成において、前記情報端末装 は、車両に取り付け可能であり、前記動作 ードにはカーナビゲーションモードが含ま 、前記表示手段は、前記切り換え手段によ て前記カーナビゲーションモードが選択さ ている場合であって、かつ、車両が走行中 あるときには、前記出力状態調整部の操作 能領域を拡大することを特徴とする。
 このため、カーナビゲーションモードが選 され、かつ、走行中である場合には、操作 能範囲が拡大されるので、運転をしながら 出力状態調整部を簡易に操作することがで る。

 また、上記構成において、前記表示手段は 前記切り換え手段によって前記カーナビゲ ションモードが選択されている場合であっ 、かつ、車両が走行中であるときには、前 表示操作ユニットに表示される地図のスク ール操作を禁止することを特徴とする。
 このため、カーナビゲーションモードが選 され、かつ、走行中である場合には、地図 スクロール操作を禁止することから、出力 態調整部に対する操作が地図に対する操作 誤認されることを防止できる。

 また、上記構成において、前記情報端末装 は、車両に取り付け可能であり、前記動作 ードにはカーナビゲーションモードが含ま 、前記出力状態調整部は、楽曲データの再 状態を調整可能であり、前記表示手段は、 記切り換え手段によって前記カーナビゲー ョンモードが選択されている場合であって かつ、車両が走行中であるときには、前記 力状態調整部に再生中の楽曲データに関す 情報を表示させず、それ以外の場合は表示 せることを特徴とする。
 このため、カーナビゲーションモードが選 され、かつ、走行中である場合には、出力 態調整部に対して楽曲データを表示しない とにより、出力状態調整部の表示領域を縮 し、地図の視認性が低下することを防止で る。

 また、本発明は、情報端末装置の情報処理 法において、異なる情報を処理するために けられた複数の動作モードを切り換える切 換えステップと、前記切り換えステップに って動作モードが切り換えられた場合に、 動作モードにおいて最初に表示される表示 面としての基準画面および当該基準画面に いて所定の順序で表示される一または複数 表示画面の中から一の表示画面をユーザの 作に応じて順次選択し、情報の表示と入力 可能な表示操作ユニットに表示させる選択 テップと、前記選択ステップによって表示 面が選択された場合に、各動作モードにお て前記基準画面から所定番目に表示される 示画面において、認知情報の出力状態を調 するための出力状態調整部を前記表示操作 ニットに表示させる表示ステップと、を有 ることを特徴とする。
 このため、各動作モードにおいて、基準画 から所定番目の画面において、認知情報の 力状態を調整するための出力状態調整部が 示されるので、設定画面の呼び出しが不要 なり、その結果、操作性が高いユーザイン フェースを有する情報処理装置の情報処理 法を提供することができる。

 また、本発明は、情報端末装置の情報処理 ログラムにおいて、異なる情報を処理する めに設けられた複数の動作モードを切り換 る切り換え手段、前記切り換え手段によっ 動作モードが切り換えられた場合に、各動 モードにおいて最初に表示される表示画面 しての基準画面および当該基準画面に続い 所定の順序で表示される一または複数の表 画面の中から一の表示画面をユーザの操作 応じて順次選択し、情報の表示と入力が可 な表示操作ユニットに表示させる選択手段 前記選択手段によって表示画面が選択され 場合に、各動作モードにおいて前記基準画 から所定番目に表示される表示画面におい 、認知情報の出力状態を調整するための出 状態調整部を前記表示操作ユニットに表示 せる表示手段、として情報端末装置を機能 せることを特徴とする。
 このため、各動作モードにおいて、基準画 から所定番目の画面において、認知情報の 力状態を調整するための出力状態調整部が 示されるので、設定画面の呼び出しが不要 なり、その結果、操作性が高いユーザイン フェースを有する情報処理装置の情報処理 ログラムを提供することができる。
 なお、この制御プログラムは、フレキシブ ディスクやハードディスク装置等の磁気的 録媒体、MO等の光磁気記録媒体、CD-R、CD-RW DVD±R、DVD±RW、DVD-RAM等の光学式記録媒体、半 導体記憶デバイスを用いた記憶装置等の各種 記録媒体に、コンピュータによって読み取り 可能な形式で記録された形態としてもよい。

 本発明によれば、操作性の高い情報端末 置、情報処理方法、および、情報処理プロ ラムを提供することができる。

実施形態の情報端末装置の外観図であ 。 情報端末装置の電気的な構成例を示す ロック図である。 メニューの階層構造を示す図である。 表示画面の階層構造を示す図である。 起動時または「HOME」ボタンが操作され た場合に実行される処理の流れを説明するフ ローチャートである。 ホームメニュー画面の一例である。 「FUNCTION」ボタンが操作された場合に 行される処理の流れを説明するフローチャ トである。 図6の画面において「FUNCTION」ボタンが 作された場合に表示される画面の表示例で る。 図8の画面において「FUNCTION」ボタンが 作された場合に表示される画面の表示例で る。 図9の画面において「TOOL」が選択され 場合に表示される画面の表示例である。 「MAP」ボタンが操作された場合に実行 される処理の流れを説明するフローチャート である。 地図画面の表示例である。 図12の画面において「FUNCTION」ボタン 操作された場合に表示される画面の表示例 ある。 図13の画面において「FUNCTION」ボタン 操作された場合に表示される画面の表示例 ある。 図14の画面において「PARKING」が右にな ぞられた場合に表示される画面の表示例であ る。 図15の画面において「RESTAURANT」が選択 された場合に表示される画面の表示例である 。 音楽画面の表示例である。 図17の画面においてアイコンが選択さ た場合に表示される画面の表示例である。 図18の画面において「FUNCTION」ボタン 操作された場合に表示される画面の表示例 ある。 図19の画面において「FUNCTION」ボタン 操作された場合に表示される画面の表示例 ある。 図20に示す画面において「JAZZ」が選択 された場合に表示される画面の表示例である 。 図21に示す画面において「JAZZ」がなぞ られた後に「POPS」が選択された場合に表示 れる画面の表示例である。 ホームページ画面の表示例である。 図23の画面において「FUNCTION」ボタン 操作された場合に表示される画面の表示例 ある。 図24の画面において「FUNCTION」ボタン 操作された場合に表示される画面の表示例 ある。 情報端末装置がクレードルに載置され た場合であって車両が走行中であるときにお ける表示画面の階層構造の例を示す図である 。 情報端末装置がクレードルに載置され た場合における動作を説明するフローチャー トの一例を示す図である。 情報端末装置がクレードルに載置され 、かつ、走行中に表示される画面の一例であ る。 図28に示す音量調整エリアの操作可能 囲を示す図である。 情報端末装置がクレードルに載置され 、かつ、走行中でない場合に表示される画面 の一例である。

符号の説明

 10 情報端末装置
 20a CPU(切り換え手段、選択手段)
 20b ROM
 20c RAM
 20d HDD
 20e 描画処理部
 20f I/F
 20g バス
 30 LCD(表示操作部の一部、表示手段)
 31 タッチパネル
 32 GPS受信部
 33 入力部
 34 再生部
 35 接続端子
 36 クレードル

(A)実施の形態の構成の説明
 以下、図面を参照して本発明の一実施の形 を説明する。
 図1は、本発明の実施の形態に係る情報端末 装置の構成例を示す外観図である。この図に 示すように、本発明の実施の形態に係る情報 端末装置10は、略直方体形状を有する筐体11 有し、筐体11の表面(図1の奥行き方向手前側 面)には、後述するLCD(Liquid Crystal Display)30 よびタッチパネル31が重畳して配置されてお り、また、その右側(図1の右側)には、ハード ウエアボタン33a~33cが設けられている。さら 、筐体11の右側側面(図1の右側の側面)には、 各種接続端子35a~35dが設けられている。ここ 、LCD30は、後述する描画処理部20eから供給さ れる映像信号を表示させる。タッチパネル31 、ユーザの手またはペン型入力部材によっ 所定の部位が指示された場合には、当該部 の座標を示す情報を生成して出力する。な 、タッチパネル31は、LCD30の表示部に重畳す るように配置されており、また、タッチパネ ル31は透明な部材によって構成されているの 、ユーザは、LCD30に表示された情報を参照 ながら、タッチパネル31を操作して情報を入 力することができる。

 クレードル36は、車両に情報端末装置10を 搭載する際のアダプタとして使用され、例え ば、車両のダッシュボードに配置される。ク レードル36の天面(図1の上側の面)の一部には 接続端子36aが設けられており、情報端末装 10をクレードル36の天面に載置すると、接続 端子36aが、情報処理端末10の底面に設けられ 接続端子10aに係合し、これらの接続が図ら る。なお、接続端子36aには、車両の車速パ ス信号線および電源線が接続されており、 報処理端末10には接続端子10aを介して、車 パルス信号および電源電力が供給される。

 ハードウエアボタン33aは、後述するよう 、LCD30に表示されている画面の階層を変化 せる場合に操作される。ハードウエアボタ 33bは、後述するホームメニュー画面に移動 る場合に操作される。また、ハードウエア タン33cは、後述する地図画面に移動する場 に操作される。接続端子35aには、ヘッドフ ンまたはイヤフォンが接続され、ヘッドフ ンまたはイヤフォンに対して音声信号を出 する。接続端子35bには、電源を供給する電 ケーブルが接続され、図示せぬAC(Alternate Cur rent)アダプタから直流電力が供給される。接 端子35cには、IEEE(Institute of Electrical and Ele ctronics Engineers)1394ケーブルが接続され、例え ば、パーソナルコンピュータまたはビデオカ メラ等との間で映像信号等を授受する。接続 端子35dには、USB(Universal Serial Bus)ケーブルが 接続され、例えば、パーソナルコンピュータ またはディジタルカメラ等との間で画像、音 声、映像等の情報を授受する。

 図2は、情報端末装置10の電気的な構成例 示すブロック図である。この図に示すよう 、情報端末装置10は、CPU(Central Processing Unit )20a、ROM(Read Only Memory)20b、RAM(Random Access Memo ry)20c、HDD(Hard Disk Drive)20d、描画処理部20e、I/ F(Interface)20f、バス20g、LCD30、タッチパネル31 GPS(Global Positioning System)受信部32、入力部33 再生部34、接続端子35、および、クレードル3 6を有している。ここで、CPU20aは、ROM20bおよ HDD20dに格納されているプログラムに基づい 、装置の各部を制御するとともに、各種演 処理を実行する。ROM20bは、CPU20aが実行する ログラムおよびデータを格納している。RAM20 cは、CPU20aがプログラムを実行する際の一時 な格納エリアであるワークエリアとして機 する。HDD20dは、磁気記憶媒体であるハード ィスクに対して情報を書き込むとともに、 き込まれている情報を読み出す装置である 描画処理部20eは、CPU20aから供給された描画 令に基づいて描画処理を実行し、得られた 像を映像信号に変換してLCD30に供給して表示 させる。I/F20fは、GPS受信部32、入力部33、タ チパネル31、および、クレードル36から供給 れる情報を入力するとともに、再生部34お び接続端子35との間で情報を授受する。バス 20gは、CPU20a、ROM20b、RAM20c、HDD20d、描画処理部 20e、および、I/F20fを相互に接続し、これらの 間で情報の授受を可能にするための信号線群 である。

 LCD30は、描画処理部20eから供給される映 信号を表示する。タッチパネル31は、前述の ようにLCD30に重畳するように配置され、ユー の操作に応じた位置情報を生成して出力す 。GPS受信部32は、図示せぬ複数のGPS衛星か の信号を受信し、これらの信号に基づいて 角法によって、自己の所在する位置情報(緯 および経度情報)を生成して出力する。入力 部33は、ハードウエアボタン33a~33bおよびこれ らのハードウエアボタン33a~33bが操作される とによりオンまたはオフの状態とされる図 せぬスイッチによって構成され、ハードウ アボタン33a~33bの操作に応じた情報を生成し 出力する。再生部34は、CPU20aから供給され ビットストリームを、例えば、MP3方式また MPEG方式に基づいてデコードし、得られた映 データまたは音声データを出力する。接続 子35は、前述した接続端子35a~35cによって構 され、接続ケーブルが接続された場合には 接続ケーブルを介して種々の信号または情 を授受することができる。クレードル36は 前述したように、車両のダッシュボードに 置され、当該クレードル36の天面に情報端末 装置10が載置される。情報端末装置10がクレ ドル36上に載置されると、CPU20aがI/F20fを介し てこれを検出し、電源電力を車両のバッテリ から取得するとともに、車速パルス信号の入 力を受ける。また、後述するように、CPU20aは 、クレードル36に接続されたか否かに応じて 動作モードを変更する。

(B)実施の形態の動作の説明
 つぎに、本発明の実施の形態の動作につい 説明する。以下では、まず、図3,4を参照し 、情報端末装置10が有するメニューおよび 面の階層構造について説明し、その後に、 5~図30を参照して、情報端末装置10の詳細な 作について説明する。

 図3は、情報端末装置10が有するメニュー 階層構造を示す図である。この図に示すよ に、情報端末装置10が有するメニューは、 の左側に示す上位階層および右側に示す下 階層を有している。この図の例では、上位 層には、「NAVIGATION」、「MUSIC」、「INTERNET」 、「TOOL」、および、「SETUP」が存在する。こ こで、上位階層に属する「NAVIGATION」は、LCD30 に地図を表示させ、経路案内等の地図に関す る情報処理を行う場合に選択されるメニュー 項目である。「NAVIGATION」の下位階層には「MA P」、「ROUTE」、および、「MEMORY」が存在する 。「MAP」は、LCD30に地図情報を表示する場合 選択されるメニュー項目である。「ROUTE」 地図情報をLCD30に表示してルート検索を行う 場合に選択されるメニュー項目である。「MEM ORY」は、例えば、HDD20dに格納されている履歴 等に基づいて、情報を表示したり、ルート検 索を行ったりする場合に選択されるメニュー 項目である。

 上位階層に属する「MUSIC」は、音楽に関 る処理を行う場合に選択されるメニュー項 である。「MUSIC」の下位階層には、「MY MUSIC 」、「SD MUSIC」、および、「RADIO」が存在す 。「MY MUSIC」は、HDD20dに格納されている楽 データを再生する際に選択されるメニュー 目である。「SD MUSIC」は、図示せぬSD(Secure Digital)メモリカードが、例えば、I/F20fに接続 され、SDメモリカードに記憶されている楽曲 ータを再生する場合に選択されるメニュー 目である。「RADIO」は、図示せぬチューナ によってラジオ放送を受信して再生する場 に選択されるメニュー項目である。

 上位階層に属する「INTERNET」は、インタ ネットに関する処理を行う場合に選択され メニュー項目である。「INTERNET」の下位階層 には、「BROWSER」、「MAIL」、および、「MESSENG ER」が存在する。「BROWSER」は、インターネッ ト上のWEBサーバに格納されているコンテンツ を閲覧する際に選択されるメニュー項目であ る。「MAIL」は、電子メールを送受信、また 、作成する際に選択されるメニュー項目で る。「MESSENGER」は、インターネットに接続 ているユーザ間で、テキスト情報によって 報を授受する際に選択されるメニュー項目 ある。

 上位階層に属する「TOOL」は、メモをとっ たり、スケジュールを入力したりする際に選 択されるメニュー項目である。「TOOL」の下 階層には、「MEMO」、「SCHEDULER」、および、 CALCULATOR」が存在する。「MEMO」は、メモを る場合に選択されるメニュー項目である。 SCHEDULER」は、スケジュールを編集および管 する際に選択されるメニュー項目である。 CALCULATOR」は、電卓を表示して計算をする場 に選択されるメニュー項目である。

 さらに、上位階層に属する「SETUP」は、 種設定を行う際に選択されるメニュー項目 ある。「SETUP」の下位階層には、「SCREEN」お よび「SOUND」が存在する。「SCREEN」は、LCD30 明るさ、および、コントラスト等を設定す 場合に選択されるメニュー項目である。「SO UND」は、再生部34の設定を行う場合に選択さ るメニュー項目である。

 図4は、LCD30に表示される画面の階層構造 一例を示す図である。なお、この図におい 、図の上側に配置される画面ほど階層が高 ことを示し、逆に下側に配置される画面ほ 階層が低いことを示す。なお、各画面にお て、階層間の移動は、図1に示すハードウエ アボタン33aを操作することにより行うことが できる。すなわち、ハードウエアボタン33aを 操作するたびに、階層が下位の階層に移動し 、最下位の下層に到達した場合には最上位の 階層にサイクリックに移動する。

 図4の左端最上段のホームメニュー画面は 、情報端末装置10に電源が投入された場合に 最初に表示される画面であり、このホーム ニュー画面において表示されるソフトウエ ボタン(詳細は後述する)を操作することに り、図4の最上部に示されている「地図画面 、「音楽画面」、および、「インターネッ 画面」に移動することができる。なお、「 ームメニュー画面」、「地図画面」、「音 画面」、および、「インターネット画面」 、それぞれの動作モード(「ホームメニュー モード」、「地図モード」、「音楽モード」 、および、「インターネットモード」)の基 画面であり、それぞれの動作モードでは、 種情報(「メニュー情報(テキスト情報および 画像情報等)」、「地図情報(テキスト情報お び画像情報等)」、「音楽情報(テキスト情 、画像情報、および、音声情報等)」、およ 、「インターネット情報(テキスト情報、画 像情報、および、音声情報等)」)が処理され 。ホームメニュー画面では、図6を参照して 後述するように、複数のメニュー項目の中か ら所望のメニュー項目を選択することにより 、地図画面、音楽画面、および、インターネ ット画面等に移動することができる。また、 ホームメニュー画面が表示されている状態に おいて、図1に示すハードウエアボタン33aが 作されると、図8を参照して後述する下位の 層の画面(図中左端の上から2行目の画面)に 動し、再生部34によって再生される楽曲デ タを制御するためのオーディオ制御部であ 「Audio Control」が表示される。このような画 面において、さらにハードウエアボタン33aが 操作されると、図9を参照して後述する下位 階層の画面(図中左端の上から3行目の画面) 移動し、サブメニューが表示される。サブ ニューでは、メインメニューに表示されて る項目の中から、所定の項目を頭出し表示 することができる。

 ホームメニュー画面において、地図画面 移動する操作がなされた場合、または、ハ ドウエアボタン33cが操作された場合には、 4の左から2列目かつ上から1行目の地図画面 移動する。この地図画面では、図12を参照 て後述するように、LCD30に地図を表示させ、 目的地を検索したり、店舗等に関する情報を 表示させたりすることができる。地図画面が 表示されている状態において、ハードウエア ボタン33aが操作されると、図4の左から2列目 つ上から2行目の画面に移動し、前述した「 Audio Control」が表示されるとともに、サブ機 およびスライダが表示される。この画面で 、図13を参照して後述するように、再生部34 による再生の制御ができるとともに、サブ機 能によってルートの設定等を行うことができ 、また、スライダによって地図の縮尺を変更 することができる。このような画面が表示さ れている状態において、ハードウエアボタン 33aが再度操作されると、図4の左から2列目か 上から3行目の画面に移動し、サブメニュー 、表示モード切換、および、地点情報が表示 される。図14を参照して後述するように、こ ような画面では、サブメニューによって地 上に店舗等の所定の情報を表示させること できるとともに、表示されている店舗の詳 を地点情報として参照することができる。 た、表示モード切換によって表示モードを 更することができる。さらに、このような 面が表示されている状態において、ハード エアボタン33aが再度操作されると、図4の左 から2列目かつ上から1行目の画面に戻る。

 ホームメニュー画面において、音楽画面 移動する操作がなされた場合には、図4の左 から3列目かつ上から1行目の音楽画面に移動 る。この音楽画面では、図17を参照して後 するように、LCD30に楽曲データを示すアイコ ンを表示させ、所望の楽曲データに対応する アイコンを選択して再生することができる。 音楽画面が表示されている状態において、ハ ードウエアボタン33aが操作されると、図4の から3列目かつ上から2行目の画面に移動し、 前述した「Audio Control」が表示されるととも 、スライダが表示される。この画面では、 19を参照して後述するように、再生部34によ る再生の制御ができるとともに、スライダに よってアイコンの表示倍率を変更することが できる。このような画面が表示されている状 態において、ハードウエアボタン33aが再度操 作されると、図4の左から3列目かつ上から3行 目の画面に移動し、サブメニュー、表示モー ド切換、および、音楽情報が表示される。図 20を参照して後述するように、このような画 では、サブメニューによって表示されてい アイコンの並べ換えまたは選択(絞り込み) 行うことができるとともに、表示されてい アイコンの詳細を音楽情報として参照する とができる。また、表示モード切換によっ 表示モードを変更することができる。この うな画面が表示されている状態において、 ードウエアボタン33aが再度操作されると、 4の左から3列目かつ上から1行目の画面に戻 。

 ホームメニュー画面において、インター ット画面に移動する操作がなされた場合に 、図4の左から4列目かつ上から1行目のイン ーネット画面に移動する。このインターネ ト画面では、図23を参照して後述するよう 、インターネット上に存在する所定のWEBサ バに格納されているコンテンツを閲覧する とができる。インターネット画面が表示さ ている状態において、ハードウエアボタン33 aが操作されると、図4の左から4列目かつ上か ら2行目の画面に移動し、前述した「Audio Cont rol」が表示されるとともに、サブ機能および スライダが表示される。この画面では、図24 参照して後述するように、再生部34による 生の制御ができるとともに、スライダによ てコンテンツの表示倍率を変更することが きる。このような画面が表示されている状 において、ハードウエアボタン33aが再度操 されると、図4の左から4列目かつ上から3行 の画面に移動し、サブメニュー、表示モー 切換、および、ホームページ情報が表示さ る。図25を参照して後述するように、このよ うな画面では、サブメニューによって表示さ れているアイコンの並べ換えまたは選択を行 うことができるとともに、表示されているア イコンの詳細をホームページ情報として参照 することができる。また、表示モード切換に よって表示モードを変更することができる。 このような画面が表示されている状態におい て、ハードウエアボタン33aが再度操作される と、図4の左から4列目かつ上から1行目の画面 に戻る。

 このように、本発明の実施の形態の情報 末装置10では、ホームメニュー画面におい 、所定の項目を選択することにより(または ードウエアボタン33cを操作することにより) 、地図画面、音楽画面、および、インターネ ット画面等の所望のモードの画面に移動する ことができる。また、各画面において、ハー ドウエアボタン33aを操作することにより、所 望の階層の画面に移動することができる。な お、図4の例では、セットアップ画面その他 ついては図示を省略している。さらに、各 作モードの基準画面において、ハードウエ ボタン33aを操作することにより、各基準画 の次(2番目)に表示される表示画面に再生部34 によって再生される楽曲データを制御するた めのオーディオ制御部である「Audio Control」 表示されるようにした。このため、どのよ な動作モードの場合であっても、オーディ の制御を容易に行うことができる。

 つぎに、図5に示すフローチャートを参照 して、情報端末装置10が起動された場合、ま は、ハードウエアボタン33bが操作された場 に実行される処理について説明する。情報 末装置10が起動されるか、または、ハード エアボタン33bが操作された場合には、CPU20a 、ステップS10においてYesと判定し、ステッ S11に進む。なお、これらの双方に該当しな 場合には、Noと判定してステップS14に進む。 ステップS11では、CPU20aは、HDD20dからホームメ ニュー画面を表示するための情報を読み出し 、描画処理部20eに供給する。描画処理部20eは 、CPU20aから供給された情報に基づいて描画処 理を実行し、得られた情報を映像信号に変換 してLCD30に供給して表示させる。この結果、L CD30には、図6に示すようなホームメニュー画 60が表示される。この表示例では、画面内 は、複数の矩形が表示され、それぞれの矩 内にはメニュー項目を示す文字列と、アイ ンとが表示されている。メニュー項目の文 列としては、図3の右側に示す下位階層のメ ュー項目の一部に対応する文字列が表示さ ている。図6の例では、図3の「NAVIGATION」に 応する「MAP」、「ROUTE」、および、「MEMORY に対応する矩形と、図3の「MUSIC」に対応す 「MY MUSIC」および「SD MUSIC」に対応する矩 が表示されている。また、それぞれの文字 の左側には、それぞれのメニュー項目に対 するアイコンが表示されている。

 なお、図6では表示を省略しているが、図 3において同一の上位階層に属するメニュー 目は、同一の表示色にて表示されている。 なわち、「NAVIGATION」に対応する「MAP」、「R OUTE」、および、「MEMORY」が同一色で表示さ 、また、「MUSIC」に対応する「MY MUSIC」およ び「SD MUSIC」が前述の場合とは異なる同一色 で表示されている。また、各矩形は、LCD30の 下方向の中央に近づくほど、その上下方向 幅が広くなるように表示され、中央から外 るに従って幅が狭くなるように表示される このように表示することにより、図6の下に 示すように、矩形が楕円柱または円柱の側面 に倣って配置されているようにユーザに認識 させることができる。なお、図6において、 面を上下方向に指でなぞることにより、タ チパネル31に上下方向に移動する入力を与え 、この入力に基づいてCPU20aがLCD30に表示され 矩形を回転させて移動させることにより、 望の項目を表示させることができる。すな ち、CPU20aは、タッチパネル31から出力され 位置情報を参照し、ユーザの指が上下方向 移動したことを検出した場合には、指の移 開始位置から移動終了位置に向かう方向で って、移動距離または移動速度に応じた回 速度で、矩形が回転するように表示させる この結果、例えば、画面を上から下方向に ぞった場合には、指の移動速度または移動 離に応じた回転速度により、矩形が上から に向かって回転(慣性スクロール)することに なる。

 図6に示す画面において、所定のソフトウ エアボタン(図6の例では矩形)が選択された場 合には、CPU20aは、ソフトウエアボタンが操作 されたと判定し(ステップS12;Yes)、ステップS13 に進み、それ以外の場合(ステップS12;No)には ステップS14に進む。例えば、図6において、 所定の矩形がユーザによって選択された場合 には、ステップS12においてYesと判定され、ス テップS13に進む。具体的には、図6に示す「MA P」が選択された場合には、CPU20aは、図4の左 ら2列目かつ上から1行目の地図画面を表示 るための情報をHDD20dから取得し、描画処理 20eに供給し、LCD30に表示させる。

 ステップS14では、CPU20aは、処理を終了す か否かを判定し、終了しない場合(ステップ S14;No)にはステップS10に戻って同様の処理を り返し、それ以外の場合(ステップS14;Yes)に 処理を終了する。

 以上の処理により、情報端末装置10が起 された場合、または、ハードウエアボタン33 bが操作された場合には、図6に示すホームメ ュー画面に移動するとともに、ホームメニ ー画面において所定のソフトウエアボタン 操作された場合には、該当する処理が実行 れる。

 つぎに、図7を参照して、ハードウエアボ タン33aが操作された場合に実行される処理に ついて説明する。CPU20aは、ハードウエアボタ ン33aが操作されたと判定した場合(ステップS3 0;Yes)には、ステップS31に進み、それ以外の場 合(ステップS30;No)にはステップS34に進む。例 ば、図6に示す画面が表示されている状態に おいて、ハードウエアボタン33aが操作される と、CPU20aは、ハードウエアボタン33aが操作さ れたと判定し(ステップS30;Yes)、ステップS31に 進む。

 ステップS31では、CPU20aは、HDD20dから次の 層の画面を表示するための情報を取得し、 画処理部20eに供給し、LCD30に表示させる。 えば、図6に示す画面が表示されている状態 おいて、ハードウエアボタン33aが操作され 場合には、CPU20aは、図4の左から1列目かつ から2行目の画面を表示するための情報をHDD2 0dから取得し、描画処理部20eに供給する。こ 結果、LCD30には、図8に示す画面が表示され 。図8に示す表示例では、画面の下に、図4 示す「Audio Control」に対応する、オーディオ 操作領域70が表示されている。この例では、 ーディオ操作領域70には、音量インジケー 71、音量調整エリア72、音量ボタン73,74、ス ップボタン75,76、および、一時停止ボタン77 表示されている。ここで、音量インジケー 71は、設定されている出力音量のレベルを グラフによって表示する。音量調整エリア72 は、当該エリアを右または左方向に指でなぞ ることにより、音量を調整することができる 。例えば、音量調整エリア72の所定の領域を で押圧し、そのまま左側に指を移動させる とで音量を下げることができ、右側に指を 動させることで音量を上げることができる なお、音量調整エリア72の操作方向は、ホ ムメニューの矩形を回転させる操作方向と 交する方向に設定されているため、これら 操作が誤って認識されることを防止できる すなわち、矩形を回転させる方向は、図8の 下方向であるのに対して、音量を調整する 向は左右方向であり、これらは互いに直交 ることから、一方に対してなされた操作を 方に対してなされた操作として誤って認識 れることを防止できる。

 音量ボタン73,74は、音量を1ステップ単位 、減少または増加させるためのボタンであ 。また、スキップボタン75,76は、再生され いる曲を1つ後戻し、または、先送りするた のボタンである。一時停止ボタン77は、楽 の再生を停止するボタンである。

 つぎに、CPU20aは、ステップS32において、 えば、図8に示す画面において、所定のソフ トウエアボタンが操作されたか否かを判定し 、操作されたと判定した場合(ステップS32;Yes) にはステップS33に進み、それ以外の場合(ス ップS32;No)にはステップS34に進む。例えば、 8に示す画面において、音量インジケータ71 音量調整エリア72、音量ボタン73,74、スキッ プボタン75,76、または、一時停止ボタン77が 作された場合には、ステップS33に進み、操 されたボタンに対応する処理を実行する。 体的には、例えば、音量調整エリア72が右か ら左になぞられた場合には、CPU20aは、再生部 34を制御し、出力音量を減少させる。

 ステップS34では、CPU20aは、処理を終了す か否かを判定し、処理を終了しないと判定 た場合(ステップS34;No)には、ステップS30に って同様の処理を繰り返し、それ以外の場 (ステップS34;Yes)には処理を終了する。例え 、処理を終了しないと判定した場合には、 テップS30に戻る。そして、図8に示す画面が 示された状態で、再度、ハードウエアボタ 33aが操作された場合には、CPU20aは、ステッ S30においてYesと判定し、ステップS31に進む ステップS31では、CPU20aは、図4の左から1列 かつ上から3行目の画面を表示するための情 をHDD20dから取得し、描画処理部20eに供給し LCD30に表示させる。この結果、LCD30には、図 9に示す画面が表示される。図9の例では、画 の左側にサブメニュー80が表示され、右側 はメインメニューとしてのホームメニュー 面60が表示されている。

 ここで、サブメニュー80には、メインメ ューと同様に複数の矩形が表示されている この矩形に表示されている文字列は、図3の 側に表示されている上位階層のメニュー項 に対応している。すなわち、図9の例では、 文字列「NAVIGATION」、「MUSIC」、「INTERNET」、 TOOL」、および、「SETUP」が表示されている ここで、サブメニュー80は、メインメニュ の頭出しを行う機能を有している。すなわ 、図9に示す画面において、例えば、「TOOL」 が操作されたとすると、CPU20aは、図7のステ プS32において、ソフトウエアボタンが操作 れたと判定してステップS33に進み、サブメ ュー80において選択されたメニュー項目の表 示色を変更する(ハイライト表示する)ととも サブメニュー80の中央部に表示する。そし 、サブメニュー80において選択されたメニュ ー項目に対応する下位のメニュー項目が、メ インメニューの最上部に位置するように表示 させる。

 すなわち、「TOOL」が操作された場合では 、図10に示すように、サブメニュー80におい 、「TOOL」の表示色が変更されるとともに、 TOOL」がサブメニュー80の中央に位置するよ に表示が変更される。また、図3に示す「TOO L」の下層に属する「MEMO」がメインメニュー 最上部に位置するように表示が回転(変更) れる。その結果、「MEMO」が最上部に表示さ 、「TOOL」の下位のメニュー項目である「SCH EDULER」および「CALCULATOR」が続いて表示され さらに、「SETUP」の下位の項目である「SCREEN 」および「SOUND」が続いて表示される。なお このような頭出しは、メインメニューが静 している場合のみならず、メインメニュー 回転(慣性スクロール)している場合にも実 される。この結果、メインメニューが回転 ている場合に、サブメニュー80の所定の項目 を選択することにより、所望の下位のメニュ ーを表示させることができる。すなわち、本 実施の形態では、サブメニュー80によってメ ンメニューの頭出しを可能とすることによ 、メインメニューから所望の項目を迅速に つけることが可能になる。なお、図10の例 は、サブメニュー80によって選択された項目 がメインメニューの最上部に位置するように したが、メインメニューの中央部、または、 最下部に位置するようにしてもよい。

 また、本実施の形態の情報端末装置10で 、メインメニューが回転された場合には、 れに連動してサブメニュー80も回転する。す なわち、メインメニューがユーザの指によっ てなぞられ、回転された場合には、メインメ ニューに表示されている内容に応じて、サブ メニュー80が回転するとともに、メインメニ ーに表示されている内容に応じて、サブメ ュー80の対応するメニュー項目の表示色が 更される(ハイライト表示される)。例えば、 「TOOL」に対応するメニュー項目がメインメ ュー上に表示されている場合には、図10に示 すように、サブメニュー80において「TOOL」が 中央に表示されるとともに、「TOOL」の表示 が変更される。このような状態においてメ ンメニューが上から下方向に回転され、「IN TERNET」に対応するメニュー項目がメインメニ ュー上に表示された場合には、図9に示すよ に、サブメニュー80において「INTERNET」が中 に表示されるとともに、「INTERNET」の表示 が変更される。これにより、ユーザは、サ メニュー80を参照することにより、メインメ ニュー上に表示されているメニュー項目の上 位階層のメニュー項目の種類を知ることがで きる。

 つぎに、図11を参照して、図1に示すハー ウエアボタン33cが操作された場合に実行さ る処理について説明する。この処理が実行 れると、CPU20aは、ステップS50において、ハ ドウエアボタン33cが操作されたか否かを判 し、操作されたと判定した場合(ステップS50 ;Yes)にはステップS51に進み、それ以外の場合( ステップS50;No)にはステップS52に進む。例え 、ハードウエアボタン33cがユーザによって 作された場合には、CPU20aはYesと判定してス ップS51に進む。ステップS51では、CPU20aは、 4の左から2列目かつ上から1行目の地図画面 表示するための情報をHDD20dから取得し、描 処理部20eに供給し、LCD30に表示させる。その 結果、LCD30には、図12に示すような地図画面90 が表示される。図12の例では、地図画面90に 、地図情報が表示されるとともに、画面の 上隅には方角および縮尺を示すアイコン91、 現在の時刻を示すアイコン92、自己(または自 車)の位置を示すアイコン93が表示される。

 ステップS52では、CPU20aは、処理を終了す か否かを判定し、終了しない場合(ステップ S52;No)にはステップS50に戻って同様の処理を り返し、それ以外の場合(ステップS52;Yes)に 処理を終了する。以上の処理により、ハー ウエアボタン33cがユーザによって操作され 場合には、いずれの画面が表示されている 合であっても、地図画面90に移動することが できる。

 ところで、図12に示す地図画面が表示さ ている場合であって、図11の処理が実行され ているときにも、前述した図7に示す処理は 行して実行されている。したがって、図12に 示す地図画面が表示されている状態で、ハー ドウエアボタン33aが操作された場合には、次 の階層の画面に移動する(ステップS31)。具体 には、CPU20aは、図4の左から2列目かつ上か 2行目の画面を表示させるための情報をHDD20d ら取得し、描画処理部20eに供給して、LCD30 表示させる。その結果、LCD30には、図13に示 情報が表示される。図13の表示例では、画 内の左端にルート検索を実行する際に操作 れるソフトウエアボタン94が表示され、また 、画面内の左側には現在表示されている地図 の縮尺を示すズームインジケータ95および縮 を変更する際に操作されるズームエリア96 表示され、画面内の最下部には図8の場合と 様のオーディオ操作領域70が表示されてい 。このような画面において、例えば、ソフ ウエアボタン94が操作されると、目的地まで の経路が検索されて表示される。また、ズー ムエリア96が指でなぞられた場合には、なぞ れた方向と距離に応じて地図の縮尺が変更 れる。例えば、ズームエリア96が上から下 なぞられた場合には、指の移動距離に応じ 縮尺が大きくなり、逆に下から上になぞら た場合には、指の移動距離に応じて縮尺が さくなる。また、オーディオ操作領域70が操 作された場合には、前述の場合と同様に、例 えば、再生中の楽曲データに対する制御が行 われる。なお、ズームエリア69と音量調整エ ア72の操作方向は互いに直交しているので これらの一方に対してなされた操作が他方 対する操作として誤って認識されることを 止できる。

 図13に示す画面が表示されている状態に いて、ハードウエアボタン33aが再度操作さ ると、CPU20aは、図4の左から2列目かつ上から 3行目の画面を表示するための情報をHDD20dか 取得し、LCD30に表示させる。その結果、図14 示す画面が表示される。図14に示す表示例 は、画面内の左側にはサブメニュー97が表示 され、また、画面内の下部には地図画面90に 示されているアイコンに対応する情報が表 される地点情報98が表示されている。また 画面内の右側には、表示モード切換領域99が 表示されている。ここで、サブメニュー97は 地図上における所定の施設等を指定する際 操作される。この例では、サブメニュー97 、図9の場合と同様の表示形態であり、複数 項目の中から所望の項目を選択することが きる。この例では、サブメニュー97には、 SHOP」、「RESTAURANT」、「PARKING」、「PARK」、 TOILET」が表示された矩形が複数表示されて り、例えば、「PARKING」が選択された場合に は、図14に示すように、当該矩形の表示色が 更されるとともに、当該矩形がサブメニュ 97の中央に位置するように表示がスクロー される。また、地図画面90に表示されている 地図の領域内に存在する駐車場が検索され、 それぞれの駐車場が存在する地点に、アルフ ァベットが付されたアイコンが表示される。 図14の例では、A~Dが付されたアイコンが駐車 が存在する位置に表示されている。地点情 98には、地図上に表示されているアイコン 対応する詳細な情報が表示される。この例 は、アイコンの「A」に対応する情報が表示 れており、例えば、アイコンの「A」に対応 する駐車場を説明する文章および画像が表示 されるとともに、当該駐車場のホームページ に移動するボタン、当該駐車場をお気に入り に登録するボタン、当該駐車場を目的地に設 定するためのボタンが表示されている。表示 モード切換領域99には、個々の施設に関する 報を地点情報98として表示するための「info ボタン、口コミ情報を個々の施設に関する 点情報98として表示するための「review」ボ ン、および、地点情報を地図画面90の全域に 表示させるための「List」ボタンが表示され いる。なお、「info」ボタンおよび「review」 タンは、択一式のボタンとなっており、こ らの何れか一方を選択できる。図14の例は 「info」ボタンが選択された状態となってお 、地点情報98として、個々の施設に関する 報が表示されている。

 サブメニュー97では、メニュー項目であ 矩形を、択一的に選択することができる。 なわち、何れかのメニュー項目が選択され 場合には、他の項目の選択が外れる構成と っている。ところで、本実施の形態では、 数のメニュー項目を選択することも可能と れている。例えば、図14に示すように、「PAR KING」が選択された状態において、当該「PARKI NG」のメニュー項目の矩形を、ユーザが指で 側になぞる操作をすると、CPU20aは、メニュ 項目の選択を固定する操作がなされたと判 し、図15に示すように、当該「PARKING」の矩 をハイライト表示されたままで右側にはみ した状態で表示させる。この結果、「PARKING 」のメニュー項目は選択が固定された状態と なる。この結果、地図上に表示されている駐 車場に関するアイコンの表示も維持される。 つぎに、このような状態において、「RESTAURAN T」が選択されると、CPU20aは、「PARKING」とと に「RESTAURANT」が選択されたことを検出し、 地図上に存在する「RESTAURANT」に関する情報 HDD20dから取得し、アイコンとして表示させ 。この結果、図16に示すように、駐車場を示 すアイコン「A」~「D」とともに、レストラン を示すアイコン「E」~「H」が地図画面90上に 示される。また、サブメニュー97では、最 に選択された「RESTAURANT」がサブメニュー97 中央部に移動するようにスクロールされる ともに、選択されている「RESTAURANT」および PARKING」のメニュー項目の表示色が変更され ている(ハイライト表示されている)。この結 、ユーザは、複数の種類の施設に関する情 を同時に地図画面90上に表示させることが きるので、例えば、レストランと、目的の ストランの近くに存在する駐車場を合わせ 見つけることが可能になる。また、サブメ ュー97では、選択されているメニュー項目の 表示色が変更されるので、どのメニュー項目 が選択されているかを知ることができる。ま た、操作されたメニュー項目がサブメニュー 97の中央付近に表示されるので、操作された ニュー項目を知ることができる。なお、図1 6に示す例では、2種類のメニュー項目が選択 れているが、メニュー項目を右側に引き出 操作を適宜することにより、3種類以上のメ ニュー項目を選択することができる。また、 引き出されたメニュー項目は、左側に移動さ せる操作(左側になぞる操作)を行うことで、 択を解除することができる。

 なお、図16に示す画面において、表示モ ド切換領域99に表示されている「List」ボタ が操作されると、地図上に表示されている イコン「A」~「H」に対応する地点情報98が一 覧表示されることになる。すなわち、「List ボタンが操作されると、「info」ボタンが選 されている場合には、地図上に表示されて るアイコン「A」~「H」に関連する情報が一 表示され、「review」ボタンが選択されてい 場合には、アイコン「A」~「H」に関連する コミ情報が一覧表示される。なお、一覧表 された地点情報は、必要に応じてスクロー させることができる。具体的には、一覧表 された情報を指で上または下になぞること より、上方向または下方向にスクロールさ ることができる。これにより、画面に全て 情報が一度に表示できない場合であっても スクロールによって全ての情報を閲覧する とが可能になる。

 つぎに、図6に示す画面のメインメニュー において「MY MUSIC」が選択されるか、または 、図9に示す画面のサブメニュー80において「 MUSIC」が選択された後にメインメニューにお て「MY MUISC」が選択されたとすると、CPU20a 、図4の左から3列目かつ上から1行目の画面 表示するための情報をHDD20dから取得し、描 処理部20eに供給してLCD30に表示させる。そ 結果、LCD30には、図17に示すような音楽画面1 10が表示される。この例では、音楽画面110に 、HDD20dに格納されている楽曲データのアル ムに対応するアイコン112が、アルバム名の ルファベット順に一覧表示されている。ま 、画面内の左端には、アルファベットのイ デックス111が表示されている。より詳細に 、インデックス「A」の右側には、アルバム 名が「Aa」、「Ab」、・・・、「Ay」であるア イコンが表示されている。また、インデック ス「B」の右側には、アルバム名が「Ba」、「 Bc」、・・・、「Bz」であるアイコンが一覧 示され、同様に「B」、「C」、「D」に関す アイコンが表示されている。

 このような音楽画面110において、所定の イコンがユーザの指によって選択されると CPU20aは、選択されたアイコンが拡大して表 されるとともに、選択されたアイコンに対 する楽曲データを、HDD20dから取得し、再生 34に供給して再生させる。例えば、図17に示 す画面において、ユーザが、アイコン「Bij」 を選択した場合には、図18に示すように、ア コン「Bij」が拡大して表示されるとともに アイコン「Bij」に関する属性情報(例えば、 アルバム名「Bij」およびアーティスト名「Gop her」)をアイコンの下に表示させる。また、CP U20aは、アイコン「Bij」に対応する楽曲デー を、HDD20dから取得し、再生部34に供給する。 この結果、再生部34は、楽曲データを再生し その結果として得られた音声信号を、接続 子35aに対して出力する。この結果、ユーザ 、指定したアイコン「Bij」に対応する楽曲 、ヘッドフォン等によって鑑賞することが きる。

 図18に示すような音楽画面110が表示され 状態において、ユーザがハードウエアボタ 33aを操作すると、CPU20aは、図7のステップS30 おいてYesと判定し、ステップS31に進み、図4 の左から3列目かつ上から2行目の画面を表示 るための情報をHDD20dから取得し、描画処理 20eに供給してLCD30に表示させる。その結果 LCD30には、図19に示す画面が表示される。図1 9に示す表示例では、画面内の最下部には、 8の場合と同様のオーディオ操作領域70が表 されている。また、画面内の右側には、ア コンの現在の表示サイズを示すインジケー 113と、アイコンの表示サイズを変更するた のズームエリア114とが表示されている。こ ような画面において、ユーザは、オーディ 操作領域70に表示されているソフトウエアボ タンを操作することにより、音楽の再生に関 する制御を行うことができる。また、ズーム エリア114をなぞることにより、アイコンの表 示サイズを変更することができる。具体的に は、ズームエリア114を上から下になぞること により、アイコンの表示サイズが縮小され、 下から上になぞることにより、アイコンの表 示サイズが拡大される。アイコンの表示サイ ズを変更する方法としては、例えば、最大サ イズのアイコンから、サイズの小さい複数の 種類のアイコンを画素の間引き処理によって 生成し、これら複数のアイコン中から、目的 のサイズに適合するアイコンを選択して表示 することで実現できる。あるいは、それぞれ のサイズ毎に、異なる情報量のアイコンを予 め生成しておき、これら複数のアイコン中か ら、目的のサイズに適合するアイコンを選択 して表示することで実現できる。後者につい てより詳細に説明すると、例えば、サイズの 大きいアイコンでは、アルバムのタイトルだ けでなく、アーティスト名その他の情報が表 示されるとともに、アルバムの写真の全体が 鮮明に表示されるようにアイコンを生成し、 サイズの小さいアイコンでは、例えば、タイ トル以外の情報は表示しないようにするとと もに、タイトルおよび写真についても、サイ ズによってはこれらの一部のみ(例えば、タ トルの一部のみまたは写真の一部のみ)を表 するという具合に、アイコンのサイズに応 て、表示される情報量を変更するようにし もよい。つまり、ズームエリア114をなぞる とにより、アイコンの表示サイズとともに 表示される情報の情報量を可変することが きるようにしてもよい。これにより、表示 イズに応じて情報量を増減することで、視 性を高めることができる。なお、ズームエ ア114と音量調整エリア72の操作方向は互い 直交しているので、これらの一方に対して された操作が他方に対する操作として誤っ 認識されることを防止できる。

 つぎに、図19に示す画面が表示された状 において、ユーザがハードウエアボタン33a 再度操作すると、CPU20aは、図7のステップS30 おいてYesと判定し、ステップS31に進み、図4 の左から3列目かつ上から3行目の画面を表示 るための情報をHDD20dから取得し、描画処理 20eに供給してLCD30に表示させる。その結果 LCD30には、図20に示す画面が表示される。図2 0に示す表示例では、画面内の左側には、サ メニュー115が表示され、画面内の最下部に 音楽情報116が表示され、画面内の右側には 示モード切換領域117が表示されている。こ で、サブメニュー115では、音楽画面110に一 表示されているアイコンの配列方法を選択 るとともに、一覧表示されるアイコンを絞 込むことができる。この例では、「ALBUM」お よび「ARTIST」はアイコンの配列方法を決定す るためのメニュー項目であり、「ALBUM」はア バム名に応じてアイコンを配列し、「ARTIST はアーティスト名に応じてアイコンを配列 る。なお、これらは、何れか一方を選択す ことができる。また、「JAZZ」、「POPS」、 よび、「CLASSICAL」は、一覧表示されるアイ ンを絞り込むメニュー項目である。すなわ 、「JAZZ」、「POPS」、および、「CLASSICAL」は 、ジャズ、ポップス、および、クラシックの ジャンルに属するアイコンを選択するための メニュー項目である。図20の例では、サブメ ュー115では、「ALBUM」が選択されているの 、音楽画面110には、アイコンがアルバム名 応じてアルファベット順に表示されている また、音楽情報116としては、現在再生中の 曲に関する詳細な情報と、アイコンとが表 される。なお、音楽情報116に表示される情 は、後述するように、「info」ボタンまたは review」ボタンを押圧することにより、選択 ることができる。また、「List」ボタンを操 作することにより、表示される項目数を変更 することができる。

 表示モード切換領域117には、「info」ボタ ン、「review」ボタン、および、「List」ボタ が表示されている。「info」ボタンおよび「r eview」ボタンは択一的に選択可能とされ、「i nfo」ボタンが選択された場合には、楽曲デー タに関する詳細な情報が音楽情報116として表 示され、「review」ボタンが選択された場合に は、楽曲データに関する口コミ情報が表示さ れる。また、「List」ボタンは、音楽情報116 音楽画面110の全領域に表示する場合に操作 れる。

 図20に示す画面において、サブメニュー11 5の「JAZZ」が操作されたとすると、CPU20aは、 JAZZ」が操作されたことを認識し、メニュー 項目である「JAZZ」の表示色を変更するとと に、当該メニュー項目がサブメニュー115の 央に位置するようにスクロールさせる。ま 、CPU20aは、音楽画面110に表示されている全 のアイコンの中で、ジャンルがジャズに属 るアイコンのみを選択して表示する。その 果、LCD30には、図21に示すような画面が表示 れる。この表示例では、サブメニュー115で 、メニュー項目である「JAZZ」が中央に位置 するように移動され、また、メニュー項目で ある「JAZZ」および「ALBUM」の表示色が変更さ れている。さらに、音楽画面110では、図19に 較すると、表示されているアイコンの種類 減少している。例えば、「A」については、 図19では、17種類のアイコンが表示されてい のが、図21では、10種類に減少している。す わち、ジャンルが「JAZZ」に属するアイコン だけが音楽画面110内に表示される。

 つぎに、図21に示す画面において、サブ ニュー115のメニュー項目である「JAZZ」が、 ーザの指によって左から右へなぞられた後 、メニュー項目である「POPS」が選択された とする。すると、CPU20aは、図22に示すように メニュー項目である「JAZZ」を右側に移動し て表示するとともに、選択された「POPS」の 示色を変更し、さらに、「POPS」が中央に位 するように表示をスクロールさせる。さら 、CPU20aは、HDD20dに格納されている楽曲デー のうち、ジャンルがジャズまたはポップス 属する楽曲データを選択して、音楽画面110 一覧表示させる。この結果、図22の画面で 、図21の音楽画面110に対して、ポップスに属 する楽曲データに対応するアイコンが追加し て表示される。例えば、「A」については、 ップスに属する楽曲データのアイコンであ 「Ab」と「Aja」とが追加されることになる。

 このように、サブメニュー115において、 曲データのアイコンの並べ方を選択すると もに、ジャンルを選択できるようにしたの 、目的の楽曲データを容易に見つけ出すこ ができる。また、サブメニュー115では、メ ュー項目を右側に引き出すことにより、ジ ンルの選択を固定できるようにしたので、 えば、複数のジャンルを選択して表示させ ことができる。

 図6に示すメインメニュー画面において、 メニュー項目である「BROWSER」が選択される 、また、図9に示すサブメニュー80において ニュー項目である「INTERNET」が選択された後 、メインメニューから「BROWSER」が選択され とすると、CPU20aは、図4の左から4列目かつ上 から1行目のインターネット画面を表示する めの情報をHDD20dから取得し、描画処理部20e 供給してLCD30に表示させる。その結果、LCD30 は、図23に示す画面が表示される。図23に示 す表示例では、表示領域130には、図示せぬイ ンターネット上のWEBサーバから取得されたコ ンテンツが表示されている。また、表示領域 130の上部には、ソフトウエアボタン131~136が 示されている。ソフトウエアボタン131は、 のページに戻る場合に操作されるボタンで り、ソフトウエアボタン132は、次のページ 進む場合に操作されるボタンである。また ソフトウエアボタン133は、WEBサーバへの要 を中止する場合に操作されるボタンであり ソフトウエアボタン134は、WEBサーバへの要 を再度行う場合に操作されるボタンであり ソフトウエアボタン135は、ホームとして登 されているページに移動する場合に操作さ るボタンである。また、ソフトウエアボタ 136は、以前に表示していた画面(例えば、地 画面、音楽画面等)に戻る場合に操作される ボタンである。

 図23に示す画面が表示されている状態に いて、ハードウエアボタン33aが操作される 、CPU20aは、図4の左から4列目かつ上から2行 の画面を表示するための情報をHDD20dから取 し、描画処理部20eに供給してLCD30に表示させ る。その結果、LCD30には、図24に示す画面が 示される。図24に示す表示例では、画面内の 最下部に、図13と同様のオーディオ操作領域7 0が表示され、また、画面内の右側には、現 の表示倍率を示すインジケータ137と、拡大 率を変更するためのズームエリア138とが表 されている。このような表示画面において オーディオ操作領域70の所定のソフトウエア ボタンが操作されると、操作されたボタンに 応じて再生部34を制御することができる。ま 、ズームエリア138をなぞることにより、表 領域130に表示されている画像および文字の 示倍率を調整することができる。すなわち ズームエリア138を上から下に指でなぞるこ により表示倍率を小さくし、下から上にな ることにより表示倍率を大きくすることが きる。なお、ズームエリア138と音量調整エ ア72の操作方向は互いに直交しているので これらの一方に対してなされた操作が他方 対する操作として誤って認識されることを 止できる。

 図24に示す画面が表示されている状態に いて、ハードウエアボタン33aが操作される 、CPU20aは、図4の左から4列目かつ上から3行 の画面を表示するための情報をHDD20dから取 し、描画処理部20eに供給してLCD30に表示させ る。その結果、LCD30には、図25に示す画面が 示される。図25に示す表示例では、画面内の 左側には、サブメニュー140が表示され、中央 の表示領域141には、例えば、お気に入りとし て登録されたホームページを示すアイコンの 一覧が表示され、下側には選択されたアイコ ンの詳細な情報を示すホームページ情報142が 表示され、また、右側には表示モードを切り 換える表示モード切換領域143が表示されてい る。ここで、サブメニュー140には、表示領域 141に一覧表示されるアイコンの配列方法を選 択するためのメニュー項目と、アイコンを絞 り込むためのメニュー項目が表示されている 。具体的には、「ACCESS DATE」および「ALPHABETI CAL」は、アイコンの配列方法を選択するため のメニュー項目であり、「ACCESS DATE」はアク セスされた順にアイコンを配列し、また、「 ALPHABETICAL」はホームページのタイトルのアル ファベット順にアイコンを配列することを指 定する。なお、これらは、択一的に選択可能 となっている。また、「SHOPPING」、「SEARCH」 および、「GOURMET」は、ホームページのカテ ゴリがショッピング、検索エンジン、および 、グルメ情報に属するものを選択して表示す るメニュー項目である。なお、これらのメニ ュー項目は、図21,22に示すように、複数選択 ることが可能である。また、ホームページ 報142は、選択されたアイコンに対応するホ ムページに関する情報が表示される。また 表示モード切換領域143には、ソフトウエア タンである「info」、「review」、および、「 List」が表示されている。「info」は、ホーム ージ情報142として、それぞれのアイコンに 応するホームページに関する情報を選択す 場合に操作され、「review」はホームページ 報142として口コミ情報を表示する場合に操 される。また、「List」は、ホームページ情 報142を、表示領域141の全域に表示させる場合 に操作される。

 図25に示す画面では、サブメニュー140を 作することにより、表示領域141に表示され アイコンの配列方法を指定するとともに、 イコンのカテゴリを選択することができる そして、表示領域141に表示されているアイ ンの中から、ホームページ情報142を参照し 、所望のアイコンを選択した場合には、図23 に示すように、アイコンに対応するホームペ ージが表示領域130に表示される。

 以上に説明したように、本発明の実施形 では、サブメニューに上位階層に属するメ ュー項目を表示するとともに、メインメニ ーに下位階層に属するメニュー項目を表示 るようにしたので、階層構造を反映した表 を行うことができる。また、サブメニュー 表示されるメニュー項目が選択された場合 は、メインメニューに表示されるメニュー 目の頭出しを行うようにしたので、所望の ニュー項目を迅速に見つけ出すことが可能 なる。さらに、メインメニューがスクロー された場合には、メインメニューに表示さ ているメニュー項目に対応するメニュー項 をサブメニューにおいてハイライト表示す とともに、サブメニューの中央付近に表示 るようにしたので、メインメニューに表示 れているメニュー項目の種類を確実に知る とができる。

 また、本発明の実施形態では、サブメニ ーにより、アイコンの配列順序および絞り みを行うことができるようにした。このた 、複数存在するアイコンの中から所望のア コンを迅速に見つけ出すことが可能になる また、サブメニューにおいて、絞り込みを うためのメニュー項目を選択した状態を固 できるようにした。このため、複数のカテ リに属するアイコンを同時に表示させるこ ができる。また、選択を固定する場合には メニュー項目を引き出して表示するように たので、選択されている項目を容易に知る とができる。

 また、本発明の実施形態では、図4の第1 目に示す各画面において、ハードウエアボ ン33aが操作された場合には、オーディオ操 領域70が表示されるようにした。すなわち、 図4の第1行目に示す各基準画面において、ハ ドウエアボタン33aが操作された場合には、 基準画面の次(2番目)に表示される表示画面 オーディオ操作領域70が表示されるように た。オーディオの再生の制御は、他の制御 比較して優先順位が高いことから、どのよ な情報に対する処理を行っている場合であ ても、ハードウエアボタン33aが操作された 合には、各基準画面の次(2番目)に表示され 表示画面にオーディオ操作領域70が表示され るようにすることで、オーディオの制御を容 易に行うことができる。

 また、本発明の実施形態では、音量調整 リア72の操作方向と、メインメニューおよ ズームエリア96,114,138の操作方向とが互いに 交するようにしたので、一方に対する操作 他方に対する操作として誤って認識される とを防止できる。このため、操作性を向上 せることができる。

 また、本発明の実施形態では、認知情報 してのオーディオ情報および画像情報の出 状態を調整するためのオーディオ操作領域7 0およびスライダ96,114,138を、ハードウエアボ ン33aが1回操作された場合に、同じ表示画面 内に表示するようにした。このため、認知情 報を操作する必要が生じた場合には、どのよ うな動作モードが選択されているときであっ ても、ハードウエアボタン33aを1回操作する とにより、認知情報の出力状態を調整可能 なる。

 つぎに、情報端末装置10がクレードル36に 載置された場合における動作について説明す る。情報端末装置10がクレードル36に載置さ た場合には、車両が走行中か否かによって 作モードが変更される。図26は、情報端末装 置10がクレードル36に載置された場合であっ 、車両が走行中であるときのLCD30に表示され る画面の階層構造の一例を示す図である。こ の図26の例では、図4の場合と比較して、地図 画面の左から2列目かつ上から3行目の画面(サ ブメニュー、表示モード切換、および、地点 情報が表示されるが表示される画面)が除外 れている。また、オーディオ操作領域70の表 示位置が、図示せぬ自車位置を示すアイコン 93から離れた位置に変更されるとともに、図 せぬ音量調整エリア72の範囲が拡大される( 細は後述する)。このように、情報端末装置 10がクレードル36に載置されている場合であ て、車両が走行中であるときには、地図上 表示する店舗等の情報を選択するための画 (図4の左から2列目かつ上から3行目の画面)を 非表示としたので、運転に不要な情報を表示 対象から除外することで、運転者が運転に集 中できるようにすることができる。また、自 車位置を示すアイコン93から離れた位置にオ ディオ操作領域70の表示位置を変更するこ により、自車位置の周辺に存在する情報の 認性が低下することを防止できる。

 つぎに、図27を参照して、情報端末装置10 がクレードル36に載置されている場合にカー ビゲーション(図26の左から2行目かつ上から 1行目の地図画面)を起動する操作がなされた きに実行される処理について説明する。図2 7に示す処理が開始されると、まず、ステッ S70において、CPU20aは、カーナビゲーション 起動する。そして、ステップS71に進み、CPU20 aは、図12に示す地図画面がLCD30に表示される ステップS72では、CPU20aは、ハードウエアボ ン33aが操作されたか否かを判定し、操作さ たと判定した場合(ステップS72;Yes)にはステ プS73に進み、それ以外の場合(ステップS72;No )には同様の処理を繰り返す。

 ステップS73では、CPU20aは、クレードル36 接続されているか否かを判定し、接続され いると判定した場合(ステップS73;Yes)にはス ップS74に進み、それ以外の場合(ステップS73; No)にはステップS79に進む。具体的には、CPU20a が、例えば、接続端子10aから供給される車両 の電源電圧を検出した場合にはクレードル36 接続されていると判定してステップS74に進 。

 ステップS74では、CPU20aは、接続端子10aを して供給される車速パルス信号を参照して 行中であるか否かを判定し、走行中である 判定した場合(ステップS74;Yes)にはステップS 75に進み、それ以外の場合(ステップS74;No)に ステップS79に進む。なお、車速パルスでは く、パーキングブレーキがかけられている 否かに基づいて判断するようにしてもよい ステップS75では、CPU20aは、地図と第1オーデ オ操作領域を表示するための情報をHDD20dか 取得し、描画処理部20eに供給して、LCD30に 示させる。その結果、LCD30には、図28に示す 報が表示される。図28の表示例では、図13の 表示例と比較して、第1オーディオ操作領域70 Aの表示位置が、自車位置を示すアイコン93か ら離れた位置に変更されている。これにより 、自車位置の周辺に存在する情報の視認性が 低下することを防止できる。また、図28に示 画面では、図29に示すように、音量調整エ ア72の操作可能範囲が、破線で示す範囲まで 拡大されている。これにより、運転中であっ ても、運転者はオーディオの音量を簡単かつ 確実に操作することができる。すなわち、走 行中(運転中)でない場合には、図13等に示す うに、音量調整エリア72はLCD30の表示部の下 の近傍に配置されており、当該下辺に沿っ 指でなぞることにより、音量を簡単に調整 きるように設定されているが、走行中は自 位置を表示する必要があるため、そのよう 位置に表示することができない。そこで、 量調整エリア72の操作可能範囲を拡大する とより、操作性を低下させることなく、音 の調整が可能になる。操作可能範囲を拡大 る範囲としては、図29に示す画面の一部では なく、画面全体としてもよい。なお、図28に す例では、地図に対する操作(地図のスクロ ール等の操作)は禁止される。これにより、 量調整エリア72以外の領域を誤って操作した 場合であっても、地図が不用意にスクロール 等されることを防止できる。

 ステップS76では、第1オーディオ操作領域 70Aが操作されたか否かを判定し、操作された と判定した場合(ステップS76;Yes)にはステップ S77に進み、それ以外の場合(ステップS76;No)に ステップS78に進む。ステップS77では、ステ プS76において検出された操作内容に応じて 生部34を制御し、オーディオの再生を制御 る。例えば、音量調整エリア72が操作された 場合には、オーディオの音量が調整される。 ステップS78では、CPU20aは、ステップS71の処理 に復帰するか否かを判定し、復帰すると判定 した場合(ステップS78;Yes)にはステップS71に戻 って前述の場合と同様の処理を繰り返し、そ れ以外の場合(ステップS78;No)には同様の処理 繰り返す。具体的には、例えば、第1オーデ ィオ操作領域70の操作がない状態が一定時間 続した場合、第1オーディオ操作領域70以外 操作領域が操作された場合、または、ハー ウエアボタン33aが操作された場合には、復 すると判定してステップS71に戻る。

 ステップS79では、CPU20aは、地図と第2オー ディオ操作領域を表示するための情報をHDD20d から取得し、描画処理部20eに供給して、LCD30 表示させる。その結果、LCD30には、図30に示 す情報が表示される。図30の表示例では、図2 8の表示例と比較して、第2オーディオ操作領 70Bの表示位置が、LCD30の表示部の下辺の近 に変更されている。また、第2オーディオ操 領域70B内の最上部には、再生中の楽曲デー のアルバム名「Bij」およびアーティスト名 Gopher」その他の情報が表示されている。ま 、音量調整エリア72については、図29に示す ように、拡大された領域とはされず、音量調 整エリア72の表示範囲と略同じ範囲とされる このように、クレードル36に載置されてい い場合、または、走行中でない場合には、 2オーディオ操作領域70B内に、再生中の楽曲 ータに関する情報を表示してユーザに知ら ることができる。また、クレードル36に載 され、かつ、走行中である場合には、その うな表示を行わないことにより、表示領域 狭い第1オーディオ操作領域70Aを表示するこ により、地図情報の視認性が低下すること 防止できる。

 ステップS80では、第2オーディオ操作領域 70Bが操作されたか否かを判定し、操作された と判定した場合(ステップS80;Yes)にはステップ S81に進み、それ以外の場合(ステップS80;No)に ステップS82に進む。ステップS81では、ステ プS80において検出された操作内容に応じて 生部34を制御し、オーディオの再生を制御 る。ステップS82では、CPU20aは、ハードウエ ボタン33aが操作されたか否かを判定し、操 されたと判定した場合(ステップS82;Yes)には テップS83に進み、それ以外の場合(ステップS 82;No)には同様の処理を繰り返す。ステップS83 では、CPU20aは、図4の左から2列目かつ上から3 行目の画面を表示するための情報をHDD20dから 取得し、描画処理部20eに供給して、LCD30に表 させる。その結果、LCD30には、図14に示す情 報が表示される。

 ステップS84では、CPU20aは、ハードウエア タン33aが操作されたか否かを判定し、操作 れたと判定した場合(ステップS84;Yes)にはス ップS71に戻って前述の場合と同様の処理を り返し、それ以外の場合(ステップS84;No)に 同様の処理を繰り返す。

(C)変形実施の態様の説明
 なお、上述した実施の形態は、あくまでも 発明の一態様を示すものであり、本発明の 囲内で任意に変形および応用が可能である とは勿論である。
 例えば、図9に示す画面において、サブメニ ュー80において、所定のメニュー項目が選択 れた状態で、メインメニューが回転された 合には、メインメニューが1回転された後に 、サブメニュー80において選択されたメニュ 項目に対応するメニュー項目が先頭位置に るように回転が停止されるようにしてもよ 。

 また、図9に示す画面では、メインメニュ ーおよびサブメニューとしてメニュー項目を 表示するようにしたが、メニュー項目以外の 情報を表示して選択できるようにしてもよい 。

 また、以上の実施形態では、ハードウエ ボタン33aが操作された場合にはオーディオ 作領域70を表示するようにしたが、オーデ オのみならず映像に関する制御を行うため ソフトウエアボタンを併せて表示するよう してもよい。また、ハードウエアボタン33a 1回操作された場合に、オーディオ操作領域7 0を表示するようにしたが、図4の最上段に示 画面に表示したり、図4の最下段の画面、ま たは、これら以外の画面に表示したりするよ うにしてもよい。すなわち、前述した実施形 態では、請求項中に記載される基準画面(図4 先頭の画面)から「所定番目」として、基準 画面の次(「2番目」)に表示される表示画面に オーディオ操作領域70を表示するようにした 、1番目または3番目であってもよい。また 以上の実施形態では、オーディオ操作領域70 の調整対象は、オーディオデータとしたが、 例えば、各動作モードにおいて出力される音 声を調整対象としてもよい。具体的には、カ ーナビゲーションモードでは、ナビゲーショ ンの際に再生される音声データを調整対象と し、また、インターネットモードでは、webサ ーバからダウンロードした音声データを調整 対象とするようにしてもよい。

 また、以上の実施形態では、カーナビゲ ションモードにおいて、前述した処理を実 するようにしたが、例えば、歩行者に道案 を行う歩行者ナビゲーションモードにおい も同様の処理を実行するようにしてもよい 具体的には、例えば、歩行者ナビゲーショ モードが選択されている場合であって、GPS 信部32によって歩行者の移動が検出された きには、ステップS75以降の処理を実行する うにしてもよい。なお、情報処理端末装置10 に揺動センサを設け、当該揺動センサによっ て歩行者の歩行による揺動が検出された場合 には、歩行中であると判断するようにしても よい。