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Title:
RELAY CONTROLLER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/145309
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a relay controller which can shorten the time from the turning off of a switching element until the turning off of a relay compared with what is conventionally possible. The relay controller comprises a relay switch in which a contact point connects a power supply to a load, and a coil is connected to the power supply; a first switching element which is connected in series to the coil; a second switching element; and a diode which is connected in series to the second switching element. The relay controller is also provided with a regenerative current circuit which is connected in parallel to the coil, a first switching element control means which turns on the relay switch by PWM control of the first switching element and turns off the relay switch by stopping the PWM control of the first switching element, and a second switching element control means which turns on the second switching element when the first switching element is PWM controlled and turns off the second switching element when the PWM control of the first switching element is stopped.

Inventors:
MORIMOTO MITSUAKI
OISHI EIICHIRO
Application Number:
PCT/JP2009/059884
Publication Date:
December 03, 2009
Filing Date:
May 29, 2009
Export Citation:
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Assignee:
YAZAKI CORP (JP)
MORIMOTO MITSUAKI
OISHI EIICHIRO
International Classes:
H01H47/32; H01H47/00
Foreign References:
JP2006114446A2006-04-27
JPS62140330A1987-06-23
JP2007294226A2007-11-08
JPH05166444A1993-07-02
Other References:
See also references of EP 2284858A4
Attorney, Agent or Firm:
OGURI Shohei et al. (JP)
Shohei Oguri (JP)
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Claims:
 接点が電源と負荷とを接続し、コイルが電源に接続されたリレースイッチと、
 前記コイルに直列に接続された第1スイッチ素子と、
 第2スイッチ素子と、前記第2スイッチ素子に直列に接続されたダイオードとを備え、前記コイルに並列に接続される回生電流回路と、
 前記第1スイッチ素子をPWM制御することで前記リレースイッチをオンし、前記第1スイッチ素子へのPWM制御を停止することで前記リレースイッチをオフする第1スイッチ素子制御手段と、
 前記第1スイッチ素子がPWM制御される時に前記第2スイッチ素子をオンし、前記第1スイッチ素子へのPWM制御が停止される時に前記第2スイッチ素子をオフする第2スイッチ素子制御手段とを備えることを特徴とするリレー制御装置。
 前記第2スイッチ素子は、順方向が前記ダイオードの順方向とは逆向きのボディーダイオードを備えることを特徴とする請求項1記載のリレー制御装置。
 前記第2スイッチ素子に流れる回生電流の値を検出する電流値検出手段を備え、
 前記第1スイッチ素子制御手段は、前記電流値検出手段が検出した値の最低値が、前記リレースイッチをオンさせるために必要な電流の最低値に一致するように、前記第1スイッチ素子へのPWM制御のデューティ比を調整することを特徴とする請求項1記載のリレー制御装置。
 前記第1スイッチ素子制御手段は、前記電流値検出手段が検出した値が、所定の異常判定値を超えた場合に、前記第1スイッチ素子へのPWM制御を停止することを特徴とする請求項3記載のリレー制御装置。
 前記ダイオードのカソードが前記電源に接続されたことを特徴とする請求項1記載のリレー制御装置。
 前記ダイオードのアノードが前記コイルに接続されたことを特徴とする請求項1記載のリレー制御装置。
Description:
リレー制御装置

 本発明は、リレー制御装置に関する。

 特許文献1に、リレーを制御するリレー制 御装置が記載されている。特許文献1記載の レー制御装置は、リレーのコイルに直列に 続された抵抗及びトランジスタと、抵抗及 コイルに並列に接続されたダイオードとを える。特許文献1記載のリレー制御装置は、 レーのコイルに初期電流を流してリレーを ンする。その後、特許文献1記載のリレー制 御装置は、抵抗を用いて、リレーのコイルに 流れる電流を検知し、検知した値が初期電流 の値よりも低い値に保持され、かつリレーが オンされるように、トランジスタをPWM(Pulse W idth Modulation)制御する。PWM制御は、スイッチ 子(ここではトランジスタ)のオンオフを繰 返す制御である。一方、ダイオードには、 生電流が流れる。回生電流は、スイッチ素 のオフ時にコイルに流れる電流である。

 特許文献1記載のリレー制御装置は、リレ ーのコイルに流れる電流の値を初期電流の値 よりも低い値に保持することができるので、 リレーのコイルの消費電力を低減することが できる。

日本国特開平5-166444号公報

 しかしながら、特許文献1記載のリレー制 御装置は、リレーをオフすべくトランジスタ をオフしても、回生電流がダイオードを介し てコイルに流れ続けるため、リレーがオフさ れるまでに時間がかかるという問題点があっ た。

 本発明は、このような従来の課題を解決 るためになされたものであり、その目的と るところは、スイッチ素子をオフしてから レーがオフされるまでの時間を従来よりも くすることができるリレー制御装置を提供 ることにある。

 上記目的を達成するため、本願に係る発 は、接点が電源と負荷とを接続し、コイル 電源に接続されたリレースイッチと、コイ に直列に接続された第1スイッチ素子と、第 2スイッチ素子と、第2スイッチ素子に直列に 続されたダイオードとを備え、コイルに並 に接続される回生電流回路と、第1スイッチ 素子をPWM制御することでリレースイッチをオ ンし、第1スイッチ素子へのPWM制御を停止す ことでリレースイッチをオフする第1スイッ 素子制御手段と、第1スイッチ素子がPWM制御 される時に第2スイッチ素子をオンし、第1ス ッチ素子へのPWM制御が停止される時に第2ス イッチ素子をオフする第2スイッチ素子制御 段とを備えることを特徴とする。

 本願に係る発明は、第1スイッチ素子への PWM制御が停止される際に、第2スイッチ素子 オフするので、コイルに回生電流が流れな ようにすることができる。したがって、本 に係る発明は、第1スイッチ素子へのPWM制御 停止された後、直ちにリレースイッチをオ することができるので、第1スイッチ素子が オフされてからリレースイッチがオフされる までの時間を従来よりも短くすることができ る。

本発明の一実施形態に係るリレー制御 置を示す説明図である。 リレースイッチをオンする場合のタイ ングチャートである。 回生電流が流れる様子を示す説明図で る。 リレースイッチをオフする場合のタイ ングチャートである。 回生電流が遮断される様子を示す説明 である。 PWM制御が行われる際のタイミングチャ トである。 正常にPWM制御が行われる場合のタイミ グチャートである。 PWM制御中に異常が発生した場合のタイ ングチャートである。

 以下、本発明の実施形態を図面に基づい 説明する。図1は、本実施の形態に係るリレ ー制御装置1の構成を示す説明図である。リ ー制御装置1は、リレースイッチ2と、第1MOSFE T7(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)( 下、「第1スイッチ素子7」とも称する)と、 生電流回路8と、制御部12と、電流検出部13 、PWM生成部14と、第1駆動部15と、第2駆動部16 と、を備える。リレー制御装置1は、車両に 載される。

 リレースイッチ2は、接点3と、コイル4と 備える。接点3は、電源5と負荷6とを接続す 。接点3がオンオフされることで、リレース イッチ2がオンオフされる。コイル4は、一方 端子が電源5に接続され、他方の端子が第1 イッチ素子7に接続される。コイル4に電流が 流れることで接点3がオンされる。

 電源5は車両のバッテリーであり、負荷6 、車両に搭載される車載機器、たとえばモ タやランプ等である。

 第1スイッチ素子7は、コイル4に直列に接 される。具体的には、ドレインがコイル4の 他方の端子に接続され、ソースが接地され、 ゲートが第1駆動部15に接続される。

 回生電流回路8は、第2MOSFET9(以下、「第2 イッチ素子9」とも称する)と、ダイオード11 を備え、コイル4に並列に接続される。第2 イッチ素子9は、ドレインが電源5及びコイル 4の一方の端子に接続され、ソースがダイオ ド11のカソードに接続され、ゲートが第2駆 部16に接続される。第2スイッチ素子9のボデ ーダイオード10は、アノードが電源5及びコ ル4の一方の端子に接続され、カソードがダ イオード11のカソードに接続される。ダイオ ド11のアノードは、コイル4の他方の端子及 第1スイッチ素子7のドレインに接続される ボディーダイオード10の順方向とダイオード 11の順方向とは互いに逆になっている。した って、電源5が逆接されても、各スイッチ素 子に貫通電流(短絡電流)は流れないので、各 イッチ素子が保護される。この点、特許文 1記載のリレー制御装置において、トランジ スタをMOSFETに変えた場合、電源が逆接される と、抵抗及びコイルに並列に接続されたダイ オードや、MOSFETのボディーダイオードを介し て、MOSFETに短絡電流が流れ、MOSFETが破損して しまう可能性がある。したがって、リレー制 御装置1は、従来よりも、各スイッチ素子を 実に保護することができる。

 制御部12は、外部からの指示(たとえば、 両の乗員による入力操作)に応じて、リレー スイッチ2をオンするためのリレーオン信号 または、リレースイッチ2をオフするための レーオフ信号を生成し、PWM生成部14及び第2 動部16に出力する。

 電流検出部13は、第2スイッチ素子9に流れ る電流、具体的には回生電流の値を検出する 。この回生電流は、第1スイッチ素子7のオフ にコイル4に流れる電流である。電流検出部 13は、検出した値に関する検出信号をPWM生成 14に出力する。

 PWM生成部14は、制御部12からリレーオン信 号が与えられた際に、第1スイッチ素子7をオ するためのPWMオン信号、及び第1スイッチ素 子7をオフするためのPWMオフ信号を交互に生 し、第1駆動部15に出力する。PWM生成部14は、 制御部12からリレーオフ信号が与えられた際 、PWMオン信号及びPWMオフ信号の出力を停止 る。PWM生成部14は、電流検出部13から与えら れた検出信号に基づいて、PWM制御のデューテ ィー比を調整する。PWM制御のデューティー比 は、PWMオン信号を出力する時間とPWMオフ信号 を出力する時間との比である。

 第1駆動部15は、PWM生成部14からPWMオン信 が与えられた際に第1スイッチ素子7をオンし 、PWM生成部14からPWMオフ信号が与えられた際 第1スイッチ素子7をオフする。これにより 第1駆動部15は、第1スイッチ素子7をPWM制御す る。リレースイッチ2は、第1スイッチ素子7が PWM制御されることでオンされ、第1スイッチ 子7へのPWM制御が停止されることで、オフさ る。

 第2駆動部16は、制御部12からリレーオン 号が与えられた際に第2スイッチ素子9をオン し、制御部12からリレーオフ信号が与えられ 際に第2スイッチ素子9をオフする。

 次に、リレースイッチ2をオンする時のリ レー制御装置1の動作を図2~図3に基づいて説 する。図2は、リレースイッチ2をオンする際 のタイミングチャートである。具体的には、 図2の(a)は、制御部12から出力される信号の種 類を示し、(b)は、第1スイッチ素子のオンオ 状態を示し、(c)は、コイル4に流れる電流を す。図3は、回生電流が流れる様子を示す説 明図である。

 制御部12は、時刻T1からリレーオン信号を PWM生成部14及び第2駆動部16に出力し続ける。 たがって、PWM生成部14は、PWMオン信号及びPW Mオフ信号を交互に第1駆動部15に出力し、第1 動部15は、PWM生成部14から与えられた信号に 基づいて、第1スイッチ素子7をPWM制御する。 方、第2駆動部16は、第2スイッチ素子9をオ する。

 したがって、第1スイッチ素子7のオン時 は、コイル4の下流がグランドに短絡し、コ ル4に電源5から供給される電流(以下、「オ 電流」とも称する)が流れる。オン電流は、 時間の経過とともに大きくなる。一方、第1 イッチ素子7のオフ時には、コイル4の下流が 開放され、コイル4に回生電流が流れる。回 電流は、コイル4、ダイオード11、及び第2ス ッチ素子9を流れる。回生電流は、時間の経 過とともに小さくなる。コイル4に流れる電 は、連続的に変化する。たとえば、第1スイ チ素子7のオン状態が終了する時点でのオン 電流と、第1スイッチ素子7のオフ状態が開始 れる時点での回生電流とは、同じ大きさと る。したがって、PWM制御中にコイル4に流れ る電流は、第1スイッチ素子7がオフからオン 切り替わる際に最低となる。以下、このと の電流を最低電流とも称する。PWM生成部14 、この最低電流の値が目標電流値に一致す ように、デューティー比を調整する。目標 流値は、リレースイッチ2をオンさせるため 必要な最低値である。具体的には、後述す 。

 次に、リレースイッチ2をオフする時のリ レー制御装置1の動作を図4~図5に基づいて説 する。図4は、リレースイッチ2をオフする際 のタイミングチャートである。図4の(a)は、 御部12から出力される信号の種類を示し、(b) は、第1スイッチ素子のオンオフ状態を示し (c)は、コイル4に流れる電流を示す。図5は、 回生電流が遮断される様子を示す説明図であ る。

 制御部12は、時刻T2から時刻T3までの間、 レーオン信号を出力し続け、その後、リレ オフ信号をPWM生成部14及び第2駆動部16に出 し続ける。したがって、PWM生成部14は、時刻 T3にPWMオン信号及びPWMオフ信号の出力を停止 、第1駆動部15は、第1スイッチ素子7へのPWM 御を停止し、第1スイッチ素子7をオフする。 一方、第2駆動部16は、第2スイッチ素子9をオ する。

 したがって、コイル4のオン電流が遮断さ れる。さらに、第2スイッチ素子9がオフされ ので、コイル4に回生電流は流れない。これ により、リレースイッチ2は、制御部12からリ レーオフ信号が出力された後、直ちにオフさ れる。なお、第1スイッチ素子7には、リレー イッチ2のオフ時に電源5からの電圧と、コ ル4からの誘導電圧(回生電流を発生させる電 圧となるもの)とが作用するので、第1スイッ 素子7は、これらの電圧に耐えられるものが 使用される。

 次に、目標電流値の設定及びデューティ 比の調整について、図6に基づいて説明する 。図6は、PWM制御中のタイミングチャートで る。図6の(a)は、第1スイッチ素子のオンオフ 状態を示し、(b)は、PWM制御中にコイル4に流 る電流を示す。

 第2スイッチ素子9をオンした状態でリレ スイッチ2をオンし、その後、第1スイッチ素 子7をオフすると、リレースイッチ2に回生電 が流れる。この回生電流により、リレース ッチ2はオンに維持されるが、回生電流は時 間の経過とともに減少するので、あるタイミ ングでリレースイッチ2がオフされる。した って、リレースイッチ2がオフされる直前の 生電流の値が目標電流値となる。

 そこで、以下のように目標電流値を設定 る。すなわち、第2スイッチ素子9をオンし 状態でリレースイッチ2をオンし、その後、 1スイッチ素子7をオフする。その後、電流 出部13により回生電流を監視する一方、リレ ースイッチ2のオンオフ状態を監視する。リ ースイッチ2のオンオフ状態の監視は、たと ば、接点3と負荷6との間の電圧を監視する とで、行われる。そして、リレースイッチ2 オフとなった直前に電流検出部13が検出し 電流の値を、目標電流値とする。目標電流 は、PWM生成部14が記憶する。

 目標電流値は、リレースイッチ2をオンす るために必要な電流の最低値であるので、コ イル4に流れる電流が目標電流値以上となれ 、リレースイッチ2をオンに維持することが きる。一方、PWM制御中にコイル4に流れる電 流は、第1スイッチ素子7がオフからオンに切 替わる際に最低となる。そこで、PWM生成部1 4は、このときの電流、すなわち最低電流の が目標電流値に一致するように、デューテ ー比を調整する。

 なお、特許文献1記載のリレー制御装置は 、本実施の形態の目標電流値に基づく制御を 行っていないので、リレーのコイルに流れる 電流は、リレー制御装置1よりも大きくなる したがって、リレー制御装置1は、従来のリ ー制御装置よりも、コイル4の発熱及び消費 電力を低減することができる。さらに、特許 文献1記載のリレー制御装置は、抵抗を用い 、コイルに流れる電流を検出するので、抵 からの発熱がある。したがって、リレー制 装置全体としての発熱低減効果が少なくな 。しかし、リレー制御装置1は、電流の検出 抵抗を用いていないので、このような問題 生じない。したがって、リレー制御装置1は 、装置全体の発熱を従来よりも低減すること ができる。

 次に、異常判定について、図7及び図8に づいて説明する。図7は、正常にPWM制御が行 れる場合のタイミングチャートであり、図8 は、PWM制御中に異常が発生した場合のタイミ ングチャートである。具体的には、図7の(a) 図8の(a)は、第1スイッチ素子のオンオフ状態 を示し、図7の(b)、図8の(b)は、コイル4に流れ る回生電流を示す。

 コイル4に流れる電流は連続的に変化する ので、回生電流を検出し、その回生電流に基 づいて、オン電流を推定することができる。 たとえば、図7のように回生電流が変化する 合、オン電流は波線で示すように変化する 推定することができる。また、時刻T4で何ら かの異常が発生し、オン電流が非常に大きく なると、時刻T5で第1スイッチ素子7がオンか オフになった際に、回生電流の値も非常に きくなるので、オン電流が異常であると推 することができる。

 そこで、PWM生成部14は、第1スイッチ素子7 がオンからオフに切り替わった際に電流検出 部13から与えられた検出信号に基づいて、回 電流の値と所定の異常判定値とを比較する この結果、PWM生成部14は、回生電流の値が 常判定値以上となる場合には、オン電流が 常であると判定し、PWMオン信号及びPWMオフ 号の出力を停止する。これにより、第1駆動 15は、第1スイッチ素子7へのPWM制御を停止し 、第1スイッチ素子7をオフする。さらに、PWM 成部14は、異常発生信号を制御部12を介して 第2駆動部16に出力し、第2駆動部16は、異常発 生信号を受信した際に、第2スイッチ素子9を フする。これにより、リレースイッチ2が直 ちにオフされる。一方、PWM生成部14は、回生 流の値が異常判定値未満となる場合には、 ン電流が正常であると判定し、PWMオン信号 びPWMオフ信号の出力を継続する。たとえば PWM生成部14は、回生電流が図7に示す変化を す場合、オン電流が正常であると判定し、P WMオン信号及びPWMオフ信号の出力を継続する 一方、時刻T4でオン電流に異常が発生した 合、時刻T5に電流検出部13から与えられた検 信号に基づいて、オン電流が異常であると 定し、PWMオン信号及びPWMオフ信号の出力を 止する。さらに、PWM生成部14は、異常発生 号を第2駆動部16に出力する。これにより、 レースイッチ2が直ちにオフされる。

 以上により、リレー制御装置1は、第1ス ッチ素子7へのPWM制御が停止される時に、第2 スイッチ素子9をオフするので、第1スイッチ 子7へのPWM制御を停止した後に、直ちにリレ ースイッチ2をオフすることができる。した って、リレー制御装置1は、第1スイッチ素子 7がオフされてからリレースイッチ2がオフさ るまでの時間を従来よりも短くすることが きる。

 さらに、リレー制御装置1は、ボディーダ イオード10の順方向とダイオード11の順方向 が逆になっているので、各スイッチ素子を 護することができる。

 さらに、リレー制御装置1は、最低電流の 値が目標電流値に一致するようにデューティ ー比を調整するので、従来よりもコイル4の 熱及び消費電力を低減することができる。 の結果、電源5の消費電力が減少するので、 源5の充電に必要な燃料が減少し、環境への 負荷が減少する。

 さらに、リレー制御装置1は、回生電流の 値が異常判定値を超えた際に、PWM制御を停止 するので、この点においても、各スイッチ素 子を保護することができる。

 さらに、リレー制御装置1は、逆接対策と 回生電流の検出を1つの素子、すなわち第2ス ッチ素子9を用いて行うことができるので、 これらを別々の素子を用いて行う場合よりも 、リレー制御装置1の製造コストを低減する とができる。

 なお、本実施の形態は、本発明の趣旨を 脱しない範囲で変更可能である。例えば、 1スイッチ素子7は、リレースイッチ2の上流 (電源5に近い側)に設けられてもよく、ダイ ード11は、第2スイッチ素子9の上流側に設け られても良い。リレー制御装置1は車両に搭 されるものでなくてもよい。

 本発明に係るリレー制御装置によれば、 イッチ素子をオフしてからリレーがオフさ るまでの時間を従来よりも短くすることが きる点で有用である。

 1…リレー制御装置,2…リレースイッチ,3 接点,4…コイル,5…電源,6…負荷,7…第1スイ チ素子,8…回生電流回路,9…第2スイッチ素子 ,10…ボディーダイオード,11…ダイオード,12… 制御部,13…電流検出部,14…PWM生成部,15…第1 動部,16…第2駆動部