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Patent Searching and Data


Title:
STRUCTURE FOR ATTACHING TURNING OPENING/CLOSING MEMBER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108267
Kind Code:
A1
Abstract:
In an attaching structure, a turning shaft arranged on one of an arranging base body and a turning opening/closing member, and a bearing section having a C-shaped cross-section on the other are fitted and engaged. A braking device having a braking shaft is arranged on the one of the arranging base body and the turning opening/closing member, and the engaging member fixed to the braking shaft is engaged with an engaging section arranged on the other to configure a braking mechanism. The direction wherein the bearing section and the turning shaft are fitted/separated and the direction wherein the engaging member and the engaging section are engaged/separated are set to be the same.

Inventors:
IZUME TOMOHARU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/053511
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
February 28, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NIFCO INC (JP)
IZUME TOMOHARU (JP)
International Classes:
B60R7/06; E05D7/10; E05F3/14; F16C11/04
Foreign References:
JP2000177497A2000-06-27
JPS61198477U1986-12-11
JPH09317316A1997-12-09
JPS6175037A1986-04-17
JP2005068812A2005-03-17
JP2002254990A2002-09-11
Attorney, Agent or Firm:
OGAWA, Toshiharu et al. (SIA Kanda Square17, Kanda-konyacho,Chiyoda-k, Tokyo 35, JP)
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Claims:
 設置基体の開口部に回動可能に取り付けられ、閉状態では前記開口部を閉塞し、外方へと回動して前記開口部を開放すると共に、該開口部から外方に突出する回動開閉部材の取付構造であって、
 前記設置基体及び回動開閉部材のいずれか一方に設けられた回動軸と、他方に設けられた断面C字状の軸受部とを嵌着係合させて、回動開閉部材を設置基体の開口部に回動可能に取り付けると共に、前記設置基体及び回動開閉部材のいずれか一方に、所定の回動抵抗を有する制動軸を備えた制動装置を前記回動軸と同軸して設け、該制動装置の制動軸に固定された係合部材を他方に設けられた係合部に脱着可能に係合して制動機構を構成し、かつ前記軸受部と回動軸を嵌合/離脱させる方向と、前記係合部材と係合部を係合/離脱させる方向とを同一方向に設定したことを特徴とする回動開閉部材の取付構造。
 上記係合部材が略楔状の部材で、上記係合部が挿入端側が拡開した略楔状の係合凹部である請求項1記載の回動開閉部材の取付構造。
 上記制動装置を回動開閉部材に設けられた取付部に嵌着固定した請求項1又は2記載の回動開閉部材の取付構造。
 上記制動装置又は上記回動開閉部材に規制突起を突設すると共に、該規制突起を上記係合部材に設けられた回動規制凹部内に摺動可能に挿入した請求項1~3のいずれか1項に記載の回動開閉部材の取付構造。
 上記設置基体に規制突起を突設すると共に、該規制突起を、上記回動開閉部材又は該回動開閉部材と一体的に回動する部材に設けられた回動規制凹部内に摺動可能に挿入した請求項1~3のいずれか1項に記載の回動開閉部材の取付構造。
 上記設置基体が自動車のインストルメントパネルで、上記回動開閉部材がグローブボックスであり、インストルメントパネルに設けられた開口部にグローブボックスを取り付ける取付構造である請求項1~5のいずれか1項に記載の回動開閉部材の取付構造。
Description:
回動開閉部材の取付構造

 本発明は、自動車のインストルメントパ ルの助手席側に設けられるグローブボック など、回動動作により開閉する部材の取付 造に関し、更に詳述すれば、省スペースで ンパーを設置することができ、有用性、使 感に優れるグローブボックスなどを構成す ことができると共に、メンテナンス時の脱 作業を容易に行うことができる取付構造に する。

 通常、自動車のインストルメントパネル 助手席側には車検証やその他の小物類を収 するためのグローブボックスが設けられて り、このグローブボックスとしてボックス 体自体をインストルメントパネルから回動 せて引き出すタイプのものが知られている

 通常、このタイプのグローブボックスは インストルメントパネルの開口部に回動可 に取り付けられ、閉状態でボックス本体が ンストルメントパネル内に格納され、上側 外方(座席側)に回動させることによりイン トルメントパネル開口部からボックス本体 引き出し、内容物の出し入れをするように っている。

 また、このような回動引出タイプのグロ ブボックスには、その回動動作を制動する ンパー(制動装置)を取り付けることも行わ ており、特に開放時の回動方向が下方に向 ように設置されたグローブボックスでは、 要以上に勢いよくグローブボックスが回動 てしまうことを防止するため、このような ンパー(制動装置)を設けることが好ましい。

 従来、このようなダンパーを備えたグロ ブボックスとしては、シリンダータイプの アーダンパーを備えたものが知られており このエアーダンパーで回動動作を制動する 共に開放時の回動限を設定し、更にこのエ ーダンパーで開放状態のグローブボックス 支えるようにしたものもある。

 しかしながら、このようなシリンダータ プのエアーダンパーは、大きな設置スペー が必要となり、スペースの限られた自動車 インストルメントパネルに設置する場合に 、必然的にグローブボックスの収容容積が さくなってしまう欠点がある。

 これに対し、例えば特開2002-254990号公報( 許文献1)には、所定の回動抵抗を有する制 軸を備えた制動装置、所謂軸ダンパーを用 たグローブボックスも提案されており、こ ような軸ダンパーを用いることにより、ダ パーの設置スペースを比較的小さくするこ ができ、その分グローブボックスの収容容 を大きくすることが可能となる。

 しかしながら、この特許文献1に記載のグ ローブボックスには、グローブボックスの組 み付け作業や、メンテナンス時にグローブボ ックスを取り外す必要が生じた場合の脱着作 業が非常に煩雑になるという課題がある。

 即ち、この従来のグローブボックスでは グローブボックスの回動軸に直接ダンパー 組み込まれており、回動軸とダンパーとを 結すると共に、この回動軸とダンパーとを ンジブラケットを介してインストルメント ネルに固定するように構成されており、更 ダンパーの固定やヒンジブラケットの固定 多くのネジが使用されている。このため、 くのネジ止め作業を要すると共に、回動軸 ダンパーとを連結させその連結状態を保持 ながらネジ止め作業行う必要があり、更に の作業を作業性の悪いインストルメントパ ルの下部で行わなければならず、組み付け 業やメンテナンス時の脱着作業の作業性に るものである。

特開2002-254990号公報

 本発明は、上記事情に鑑みなされたもの 、大きなダンパー設置スペースを要するこ なく構成することができ、各種収容ボック 等の収容容積を比較的大きくとることがで ると共に、組み付け時の取付作業やメンテ ンス時の脱着作業を容易に行うことができ 自動車のグローブボックスなどに好適に採 される回動開閉部材の取付構造を提供する とを目的とする。

 本発明は、上記目的を達成するため、設 基体の開口部に回動可能に取り付けられ、 状態では前記開口部を閉塞し、外方へと回 して前記開口部を開放すると共に、該開口 から外方に突出する回動開閉部材の取付構 であって、前記設置基体及び回動開閉部材 いずれか一方に設けられた回動軸と、他方 設けられた断面C字状の軸受部とを嵌着係合 させて、回動開閉部材を設置基体の開口部に 回動可能に取り付けると共に、前記設置基体 及び回動開閉部材のいずれか一方に、所定の 回動抵抗を有する制動軸を備えた制動装置を 前記回動軸と同軸して設け、該制動装置の制 動軸に固定された係合部材を他方に設けられ た係合部に脱着可能に係合して制動機構を構 成し、かつ前記軸受部と回動軸を嵌合/離脱 せる方向と、前記係合部材と係合部を係合/ 脱させる方向とを同一方向に設定したこと 特徴とする回動開閉部材の取付構造を提供 る。

 本発明の取付構造は、上記従来のグロー ボックスの場合と同様に、グローブボック などの回動開閉部材をインストルメントパ ルなどの設置基体に回動可能に取り付ける のであり、例えばグローブボックスを取り けた場合、閉状態では前記設置基体のイン トルメントパネル内にボックス本体が収容 れると共にグローブボックスの前面が前記 口部を閉塞し、外方へと回動して前記設置 体の開口部から前記ボックス本体が引き出 れ、更にこの回動引出時にダンパー(制動装 置)による制動力が作用するように構成され ものである。

 この場合、本発明では、上記のように、 ンパー(制動装置)として、所定の回動抵抗 有する制動軸を備えた制動装置、所謂軸ダ パーが用いられ、これがグローブボックス( 動開閉部材)の回動軸と同軸して設けられる ため、シリンダータイプのダンパーのように 、大きな設置スペースを要することなく、ボ ックス本体の容積を比較的大きくとることが できるものである。

 また、本発明の取付構造では、上記設置 体と回動開閉部材との連結が、一方に設け れた回動軸に他方に設けられた断面C字状の 軸受部を嵌着係合させることにより行われる ため、回動軸をC字状軸受部にその切れ目か 圧入することにより、ネジ止め作業などの 雑な作業を要することなく、極めて容易に 置基体に回動開閉部材を回動可能に連結す ことができる。

 更に、本発明では、上記制動装置の制動 に係合部材を固定し、この係合部材を係合 に係合させて制動機構を構成するようにな ていると共に、この係合部材と係合部とを 合/離脱させる方向と、上記C字状の軸受部 回動軸とを係合/離脱させる方向とが同一方 となるように設定されているため、上記C字 状の軸受部と回動軸とを嵌着係合させてグロ ーブボックス等の回動開閉部材とインストル メントパネル等の設置基体とを連結すると同 時に、係合部材を係合部に係合させてダンパ ー(制動装置)を収容ボックスと設置基体との に有効に介在させることができ、また回動 閉部材を設置基体から取り外す際にも、上 C字状の軸受部から回動軸を離脱させると同 時に、係合部材を係合部から離脱させてダン パー(制動装置)の介在状態も解除することが きるものである。

 従って、本発明の回動開閉部材の取付構 によれば、大きなダンパー設置スペースを することなく、回動開閉部材を取り付ける とができ、グローブボックスなどの種々の 容ボックスを取り付ける際にはボックス本 の収容容積を比較的大きくとることができ と共に、グローブボックスなどの回動開閉 材の組み付け作業やメンテナンス時の脱着 業を極めて容易に行うことができ、自動車 グローブボックスをインストルメントパネ に取り付ける場合などに好適に採用される のである。

本発明の一実施例にかかる取付構造に りインストルメントパネルに取り付けたグ ーブボックスを示す斜視図である。 同取付構造を構成するインストルメン パネルに設けられた開口部を示す斜視図で る。 同取付構造を構成するグローブボック の背面側を示す斜視図である。 同取付構造を構成するグローブボック に設けられた軸受部及び軸ダンパー(制動装 置)を示す拡大斜視図である。 同取付構造を構成する軸ダンパー(制動 装置)を示す拡大斜視図である。 同取付構造を構成する回動軸、係合凹 、軸受部、軸ダンパー及び係合片(係合部) 相対関係を示す部分拡大斜視図である。 同取付構造により取り付けられたグロ ブボックスの動作を説明する説明図である

 以下、実施例を示して本発明をより具体的 説明する。
 図1は、本発明の一実施例にかかる取付構造 によりグローブボックス(回動開閉部材)1をイ ンストルメントパネル(設置基体)2に取り付け た状態を示すものであり、グローブボックス 1の下部がインストルメントパネル2の前面に けられた開口部21の下部に回動可能に連結 れ、閉状態(図示せず)でボックス本体11がイ ストルメントパネル2内に収容されると共に 、ボックス本体11前面の化粧面板12がインス ルメントパネル2の開口部21を閉塞するよう なっている。そして、化粧面板12の上部に設 けられたハンドル13に指をかけてロックを解 し、グローブボックス2上部を手前へと回動 させることにより、インストルメントパネル 2の開口部21から前記ボックス本体11が引き出 れるように構成したものである。

 ここで、上記グローブボックス1は、図1 び図3に示されているように、上面が開放し ボックス本体11の前面側に上記化粧面板12を 形成したものであり、この化粧面板12は、ボ クス本体11から上下左右に延出して形成さ 、上述のように、閉状態時にインストルメ トパネル2の開口部21を閉塞するようになっ いる。

 このグローブボックス1には、図3に示さ ているように、上記化粧面板12の裏側下端縁 部に左右一対の軸受アーム14,14が突設されて り、これら軸受アーム14,14の先端部に断面C 状の軸受部15,15が一体に形成されている。 た、上記ボックス本体11の底壁外面には、短 軸筒状のダンパー取付部(取付部)16が一体に 成されており、該ダンパー取付部16の鍵穴状 中空部に軸ダンパー3が嵌着固定されるよう なっている。

 上記軸ダンパー(制動装置)3は、図5に示し たように、円柱状本体31の一端面に所定の回 抵抗を有する制動軸32が突出したものであ 、上記円柱状本体31の外面には四角突条311が 軸方向に沿って突設されており、図3,4に示さ れているように、この円柱状本体31が上記ダ パー取付部16の鍵穴状中空部に回動不可の 態に嵌着固定されている。この場合、軸ダ パー3の制動軸32と上記軸受部15,15の中空部と が同軸状態となるようになっており、これに より軸受部15,15内に嵌着する後述の回動軸17,1 7と軸ダンパー3の制動軸32とが同軸の状態と るようになっている。なお、軸ダンパー3の 定は、上記ダンパー取付部16に圧入して固 するようにしても、係止爪と係合凹部を軸 ンパー3とダンパー取付部16に設けて互いに 合させるようにしてもよい。

 また、上記制動軸32は、図5に示されてい ように、円柱軸先端部の周面2箇所が互いに 対向するように切り欠かれて、先端部が断面 略四角形に形成されており、図3,4に示されて いるように、この先端部に略楔状の係合片( 合部材)33が嵌着固定されている。

 更に、図3に示したように、上記グローブ ボックス1のダンパー取付部16に規制突起161が 突設されていると共に、図6,7に示されている ように、この規制突起161が上記係合片(係合 材)33の内面(ダンパー3側)に形成された略扇 の回動規制凹部331内に摺動可能に挿入され 状態となっている。

 一方、図2及び図6に示したように、上記 ンストルメントパネル2の開口部21下部には グローブボックス1に設けられた上記軸受部1 5,15が嵌着する左右一対の回動軸17,17が設けら れている。また、開口部21の一方の側壁内面 は、開口端側(挿入端側)が拡開した略楔状 係合凹部(係合部)18が形成されており、この 合凹部18に上記軸ダンパー3の制動軸32に取 付けられた略楔状の係合片33が係合するよう になっている。

 そして、上記グローブボックス1をインス トルメントパネル2の開口部21に押し込み、図 6に示されているように、グローブボックス1 上記両軸受部15,15(図3参照)内にインストル ントパネル2の上記回動軸17を圧入してグロ ブボックス1をインストルメントパネル2の開 口部21に回動自在に取り付けると共に、上記 ダンパー3の制動軸32に取り付けられた係合 (係合部材)33を上記係合凹部(係合部)18に係 させて、軸ダンパー3をグローブボックス1と インストルメントパネル2との間に有効に介 させることにより、クローブボックス1をイ ストルメントパネル2に設置するものである 。

 そして、このグローブボックス1は、上記 回動軸17を中心にして回動することにより、 状態(図示せず)ではボックス本体11がインス トルメントパネル2内に格納されると共に、 粧面板12がインストルメントパネル2の開口 21を綺麗に閉塞する。一方、図1に示されて るように、開状態ではボックス本体11がイン ストルメントパネル2の開口部21から引き出さ れて、ボックス本体11の上面が開放し、この 態で収容物の出し入れを行うものである。

 この場合、このグローブボックス1の回動 動作は、上記規制突起161(図3参照)と回動規制 凹部331(図6参照)により規定された回動角度範 囲に制限される。即ち、図7(A),(B)に示したよ に、グローブボックス1の回動動作と一体的 に上記規制突起161は回動規制凹部331内を摺動 し、この規制突起161が回動規制凹部331の両端 間で移動し得る範囲が、グローブボックス1 回動可能範囲となる。そして、上方回動限 おいてグローブボックス1の閉状態となり(図 7(A))、下方回動限においてはグローブボック 1の引き出し限となる。

 このように、本実施例の取付構造では、 ンパー(制動装置)として、所定の回動抵抗 有する制動軸32を備えた制動装置、所謂軸ダ ンパー3が用いられており、これがグローブ ックス1の回動軸17と同軸して設けられてい ため、シリンダータイプのダンパーのよう 、大きな設置スペースを要することなく、 ックス本体11の容積を比較的大きくとること ができるものである。

 また、インストルメントパネル2とグロー ブボックス2との連結が、インストルメント ネル2の開口部21に設けられた回動軸17にグロ ーブボックス1に設けられた断面C字状の軸受 15を嵌着係合させることにより行われるた 、グローブボックス1をインストルメントパ ル2の開口部21に押し込んで、回動軸17をC字 軸受部15に圧入することにより、ネジ止め 業などの煩雑な作業を要することなく、極 て容易にインストルメントパネル2にグロー ボックス1を回動可能に連結することができ る。

 更に、この取付構造では、図6に示されて いるように、軸ダンパー3に取りけられた係 片33と係合凹部18を係合/離脱させる方向と、 上記C字状の軸受部15と回動軸17と係合/離脱さ せる方向とが同一方向となるように設定され ている。このため、上記C字状の軸受部15と回 動軸17とを嵌着係合させてグローブボックス1 とインストルメントパネル2とを連結すると 時に、上記係合片33を上記係合凹部18に係合 せて軸ダンパー(制動装置)3をグローブボッ ス1とインストルメントパネル2との間に有 に介在させることができ、またグローブボ クス1をインストルメントパネル2から取り外 す際にも、上記C字状の軸受部15から回動軸17 離脱させると同時に、上記係合片33を上記 合凹部18から離脱させて軸ダンパー(制動装 )3の介在状態も解除することができるもので ある。

 また更に、上記係合片33が略楔状に形成 れていると共に、これが係合する略楔状の 合凹部18の挿入端側が大きく拡開した形状と なっているため、グローブボックス2と係合 33との角度が上記の回動可能範囲のいずれの 角度であっても、係合片33が確実に係合凹部3 3内に導かれて係合するようになっている。 って、煩雑な位置合わせ(角度調節)を要する ことなく、非常に簡単に組み付け作業を行う ことができるものである。

 なお、本発明は、上記実施例に限定される のではなく、各部の形状、数、組み合わせ どは適宜変更することができる。例えば、 記実施例では、グローブボックス1側にC字 の軸受部15を設け、インストルメントパネル 2側に回動軸17を設けたが、逆にインストルメ ントパネル2側に軸受部を設け、グローブボ クス1側に回動軸を設けても良く、また上記 施例とは逆にグローブボックス1側に軸ダン パー3及び係合片(係合部材)33を設け、グロー ボックス1側に係合凹部(係合部)18を設ける うにしてもよい。更に、上記実施例では、 ローブボックス1のダンパー取付部16に規制 起161を突設したが、規制突起161を軸ダンパ (制動装置)3に設けて、この規制突起161が係 片33の回動規制凹部331内に挿入された状態で 、軸ダンパー3をグローブボックス1に組み付 るようにしてもよく、あるいはインストル ントパネル(設置基体)2に規制突起を設け、 ローブボックス(回動開閉体)1又はこのグロ ブボックス1と一体的に回動する適宜な部材 に回動規制凹部を設けてもよい。また更に、 上記実施例では、グローブボックスの取付構 造を示したが、本発明の用途はこれに限定さ れず、グローブボックス以外の収容ボックス 類やその他の蓋体など、種々の回動開閉部材 の取付に採用することができ、その他の事項 についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲 で種々変更して差し支えない。
 
 なお、2007年3月6日に出願された日本国特許 願第2007-55666号の明細書、特許請求の範囲、 図面及び要約書の全内容をここに引用し、本 発明の明細書の開示として、取り入れるもの である。