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Title:
SYSTEM FOR ATTAINING FUNCTION INCLUDED IN APPLICATION PROGRAM OF MOBILE TELEPHONE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108164
Kind Code:
A1
Abstract:
When a retrieval application program is instructed of the retrieval of a function name consistent with an input retrieval word or phrase, the retrieval application program reads the function name consistent with the input retrieval word or phrase from a retrieval file of each application program and displays it on a display screen. When any one of the displayed function names is selected, the retrieval application program stores an application ID to stat up an application program to which the selected function name belongs and a function ID corresponding to the selected function name in a reference data memory unit, and starts up the application program corresponding to the application ID. When the started-up application program judges that the function ID is stored in the reference data memory unit, it jumps to the function corresponding to the function ID.

Inventors:
KUMAGAI AKIRA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/052743
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
February 19, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MOBILE SOFTWARE MARKET CO LTD (JP)
KUMAGAI AKIRA (JP)
International Classes:
G06F9/445; G06F3/0482
Foreign References:
JP2006120021A2006-05-11
JP2005078501A2005-03-24
JP2000036880A2000-02-02
Attorney, Agent or Firm:
TAKEMOTO, Shoji et al. (15-12 Toranomon 1-chom, Minato-ku Tokyo 01, JP)
Download PDF:
Claims:
 携帯電話のメモリに複数のアプリケーションプログラムがインストールされ、それらアプリケーションプログラムの各々は、そのアプリケーションプログラムが備える多数の機能が階層的に複数のグループに分けられた構成とされ、
 前記複数のアプリケーションプログラムのそれぞれの項目をメニュー表示した上で、そのうちから1つの項目の選択を要求する第1の表示選択手段と、
 前記第1の表示選択手段で選択されたアプリケーションプログラムを起動する起動手段と、
 前記起動手段で起動したアプリケーションプログラムにおいて、上位の階層のグループの各機能項目を表示した上で、そのうちから任意の一項目の選択を要求する第2の表示選択手段と、
 前記第2の表示選択手段で選択した機能項目の、その次の下位の階層のグループを構成する機能項目を表示して、そのうちから任意の一項目の選択を要求する第3の表示選択手段とを備え、
 前記第3の表示選択手段を動作させて、複数の階層をたどって目的の機能に到達する携帯電話のアプリケーションにおける機能への到達システムにおいて、
 前記携帯電話のメモリは、前記複数のアプリケーションプログラムの各々が参照可能である共有エリアを有し、
 前記共有エリアに、前記各アプリケーションプログラム毎の検索ファイルが設けられ、
 前記各アプリケーションプログラム毎の検索ファイルには、各アプリケーションプログラムが備える最下位の階層にグループ分けされた複数の最下位機能グループを個々に識別するために付与された機能IDと、前記機能IDに対応付けされて前記各最下位機能グループに属する少なくとも1つ以上の機能名とが記憶され、
 前記携帯電話のメモリに複数のアプリケーションプログラムのうちの1つとして検索アプリケーションプログラムインストールされ、
 前記検索アプリケーションプログラムは、
 前記携帯電話が備える表示画面や操作部から検索語句の入力を行わせる検索語句入力手段と、
 前記検索語句入力手段で入力された検索語句に一致する機能名の検索を指示する検索指示手段と、
 前記各アプリケーションプログラム毎の検索ファイルから入力された検索語句に一致する機能名を読み出す機能名選出手段と、
 前記機能名選出手段が読み出した機能名を前記表示画面に表示する選出機能名表示手段と、
 前記表示された機能名のうちから何れかの1つを選択する機能名選択手段と、
 前記機能名選択手段で一の機能名が選択された場合に、その機能名が属しているアプリケーションプログラムを起動させるアプリケーションIDを参照データ記憶部に記憶すると共に、前記選択された機能名に対応する機能IDを読み出して前記参照データ記憶部に記憶する参照データ記憶手段と、
 前記参照データ記憶部に記憶されたアプリケーションIDに対応するアプリケーションプログラムを起動するアプリケーションプログラム起動手段とを備え、
 前記各アプリケーションプログラムは、
 起動すると前記参照データ記憶部に前記機能IDが記憶されているか否かを判定する機能ID判定手段と、
 前記機能ID判定手段が機能IDが記憶されていると判定した場合に、前記機能IDに対応する機能へジャンプする機能直行手段とを備えた、
 携帯電話のアプリケーションプログラムが備える機能への到達システム。
 前記各アプリケーションプログラムは、前記機能ID判定手段が機能IDが記憶されていないと判定した場合に、携帯電話が備える既存のボタンを操作することにより前記第2及び第3の表示選択手段を動作させて、複数の階層をたどって目的の機能に到達するようにした、請求項1に記載の携帯電話のアプリケーションプログラムが備える機能への到達システム。
Description:
携帯電話のアプリケーションプ グラムが備える機能への到達システム

 本発明は、携帯電話が搭載している既存 種々のアプリケーションプログラムの各々 備える多数の機能を効率的に検索するため 、携帯電話のアプリケーションプログラム 備える機能への到達システムに関する。

 最近の携帯電話には、端末電話本来の機 である音声通信機能やリモート端末との通 機能だけでなく、インターネットアクセス 能、電子メール送受信機能、写真撮影機能 言語切り替え機能等、多くの機能プログラ (アプリケーションプログラム)が搭載され ようになっている。

 多数のアプリケーションプログラムを搭 した携帯電話に関して、ユーザが目的とし いる機能を呼び出す手法として最も一般的 のは、諸機能を階層的にグループ分けして 先ずユーザにメニューの大項目を表示した でグループの選択を要求し、その選択され グループに属する小項目へと移るという画 操作を数度繰り返して目的の機能に到達す というものである。

 従来では、携帯電話のメモリに複数のア リケーションプログラムがインストールさ 、それらアプリケーションプログラムの各 は、そのアプリケーションプログラム自身 備える多数の機能が階層的に複数のグルー に分けられた構成とされている。

 ここで、一例として、携帯電話の言語の り替えを行う設定画面を呼び出す動作を図1 1を用いて説明する。図11の(a)から(e)は、従来 の携帯電話において、携帯電話の言語の切り 替えを行う設定画面を呼び出すときに、表示 部(液晶表示パネル)に順次表示される表示画 をそれぞれ示す。

 まず、「メニュー」の画面を表示し、そ 表示された画面上に、携帯電話のメモリに ンストールされている複数のアプリケーシ ンプログラムの項目をそれぞれ表示して、 ーザにそのうちから一つを選択することを 求する。図11の(a)の例では、「メニュー」 画面に、カメラ(写真撮影)のアプリケーショ ンプログラム(数字キーの1)、メール(電子メ ル送受信)のアプリケーションプログラム(数 字キーの2)、電話帳のアプリケーションプロ ラム(数字キーの3)、音楽のアプリケーショ プログラム(数字キーの4)、ゲームのアプリ ーションプログラム(数字キーの5)、ツール アプリケーションプログラム(数字キーの6) オフィスのアプリケーションプログラム(数 字キーの7)、接続のアプリケーションプログ ム(数字キーの8)、ギャラリーのアプリケー ョンプログラム(数字キーの9)の9種類のアプ リケーションプログラムが表示されている。

 この図11の(a)の「メニュー」の画面にお て、ユーザはボタン操作によって一つのア リケーションプログラムを数字キーで選択 る。図11の(b)の例では数字キー6を操作して ツール」のアプリケーションプログラムを 択している。その結果、「ツールのアプリ ーションプログラム」が起動する。そして 起動した「ツールのアプリケーションプロ ラム」における上位の階層のグループを構 する複数の機能項目が例えば図11の(b)に示す ように表示され、その表示された複数の機能 項目のうちから数字キーを用いて1つ選択す ことをユーザに要求する。

 図11の(b)の例では、「ツール」の画面上 、上位の階層のグループの機能項目として テーマ(数字キーの1)、メモリ(数字キーの2) ファイル(数字キーの3)、設定(数字キーの4) 音声(数字キーの5)、アプリケーション(数字 ーの6)、ワンタッチ(数字キーの7)、転送(数 キーの8)、デバイス(数字キーの9)の9種類の 能項目が表示されている。

 そこで、「ツール」の画面において、ユ ザは数字キーを用いて「ツール」の次の下 の階層のグループを構成する複数の機能項 のうちの一つを選択する。図11の(c)の例で 「設定」を数字キーの4を操作して選択して る。すると画面は図11の(c)に切り替わる。

 図11の(c)の例では、「設定」の画面上に 「設定」の機能よりも1つ下の階層のグルー を構成する複数の機能項目として、電話機( 数字キーの1)、通話設定(数字キーの2)、接続 定(数字キーの3)、日時設定(数字キーの4)の4 種類の機能が表示され、その機能のいずれか 一つをユーザが選択可能となっている。

 そこで、ユーザは数字キーを操作して「 定」の次の下位の階層のグループを構成す 機能項目の一つを選択する。図11の(d)の例 は数字キーの1を用いて「電話機」の機能を 択している。すると画面は図11の(d)に切り わる。

 図11の(d)の例では、「電話機」の画面に いて、「電話機」の機能よりも1つ下の階層 グループを構成する複数の機能項目として 一般設定(数字キーの1)、待受画面(数字キー の2)、表示(数字キーの3)の3種類の機能が表示 され、その機能のいずれか一つをユーザが選 択可能となっている。

 そこで、ユーザは数字キーを操作して「 話機」の次の下位の階層のグループを構成 る機能項目の一つを選択する。図11の(e)の では数字キーの1を用いて「一般設定」の機 を選択している。すると画面は図11の(e)に り替わる。

 図11(e)の例では、「一般設定」の画面に いて、「一般設定」よりも1つ下の階層のグ ープを構成する複数の機能項目として、電 機言語(数字キーの1)、英語予測(数字キーの 2)、予測辞書(数字キーの3)の3種類の機能が表 示され、その機能のいずれか一つをユーザが 選択可能となっている。

 そこでユーザは数字キーを操作して「一 設定」の次の下位の階層のグループを構成 る機能項目の一つを選択する。図11の(e)例 は数字キーの1を用いて「電話機言語」の機 を選択している。すると、電話機言語とし (表示画面に使用される言語として)日本語 設定される(英語から日本語に切替えられる) 。

 なお、図11に示した例では、「電話機言 」、「英語予測」及び「予測辞書」の3つの 能は、「ツール」のアプリケーションプロ ラムにおいて、最下位の階層となる最下位 能グループの1つを構成する要素として記憶 されている。

 以上のように、携帯電話の言語切り替え 行う場合、ユーザは、「メニュー」→「ツ ル」→「設定」→「電話機」→「一般設定 という選択操作を行うことによって、やっ 言語の切り替えを行う画面に到達すること できる。

 このように、従来の携帯電話のアプリケ ションにおける機能への到達システムでは 以下のような問題点がある。まず、いくつ の項目画面を経由しなれば目的の機能にた り着けないという問題がある。また、目的 機能が滅多に使用されないようなものであ と、ユーザは目的の機能に到達するまでの 画面での操作手順が慣れてなく分からない め、操作マニュアル本で目的の機能に到達 る手順を調べる等の煩わしい作業を強いら る。また、どの画面を経由して目的の機能 たどり着いたかをユーザがいちいち記憶し おかなければ、次に同じ機能にたどり着こ とするときまた同じ長い時間がかかってし うこともある。

 上述の問題に対処した携帯端末として特 2005-78501号公報(以下、先行技術文献という) は以下の技術内容が開示されている。

 携帯端末は、検索キーワードの入力によ 検索キーワードに対応する機能名を検索し 力する検索エンジンを備える。そして、こ 検索エンジンは、携帯端末が有する全ての 能の機能名に対応するキーワード情報を記 保持するキーワードテーブルと、過去に入 された検索キーワードとその使用頻度を記 保持する入力文字履歴記憶手段と、携帯端 が備える表示画面や操作部などから入力さ る入力情報を受け取る入力手段と、その入 手段を介して検索キーワードの文字列を入 する際に、入力文字履歴記憶手段を参照す ことによって文字列から単語を推定して文 列を補完し、検索キーワードの候補を出力 る文字補完手段と、入力された検索キーワ ドに対応する機能名を、キーワードテーブ を検索することにより出力すると共に、出 した複数の機能名の内から何れか一つが選 された場合にその選択された機能名の機能 実行させる検索手段と、検索キーワードの 力時にキーワード追加/変更の検索条件が指 定されている場合に、入力された検索キーワ ードによりキーワードテーブルのキーワード 情報を追加、変更或いは削除するテーブル更 新手段と、文字補完手段または検索手段の出 力を表示画面に表示する出力手段とを備える 。

 ところで、最近の携帯電話のソフトウェ は、セキュリティの観点から、アプリケー ョンプログラム内のデータやテーブルを他 アプリケーションプログラムから参照した 、他のアプリケーションプログラムから特 の機能へジャンプして入ることはできない 組みとなっている。そのため、アプリケー ョンプログラム内の機能を他のアプリケー ョンプログラムから検索することは不可能 なっている。

 上記先行技術文献には、検索結果画面か 選択された機能の処理画面(一例として日付 時刻を設定する画面)にジャンプすることが 載されている。しかし、この先行技術文献 は、アプリケーションプログラムについて 言及がなく、また、携帯端末の検索エンジ は入力された検索キーワードに対応する機 名を検索し出力するとの説明があるが、そ がアプリケーションプログラムの検索であ のかどうかは明確ではない。また、キーワ ドテーブルには、携帯端末が備える全機能 いう形式でしか機能名が記憶されていない であり、選択された機能(例えば「日付時刻 )へどのような手段によってジャンプが可能 なのかについて十分記述していいない。

 従って、上記先行技術文献に記載の携帯 末の技術は、アプリケーションプログラム の機能を他のアプリケーションプログラム ら検索することが不可能となっている現状 鑑みると、上述の問題点に十分対処し得る は考えることができない。

 そこで、本発明の目的は、携帯電話が備 ている種々のアプリケーションプログラム 各々が備える多数の機能を、複数の階層を どって目的の機能に到達する既存の画面操 の数度繰り返しで行える一方、アプリケー ョンプログラムの各々が備える多数の機能 うちから目的の機能を効率的に検索し、目 の機能へジャンプすることができる携帯電 のアプリケーションプログラムが備える機 への到達システムを提供することにある。

 本発明による携帯電話のアプリケーショ プログラムが備える機能への到達システム よれば、その携帯電話のメモリに複数のア リケーションプログラムがインストールさ 、それらアプリケーションプログラムの各 は、そのアプリケーションプログラムが備 る多数の機能が階層的に複数のグループに けられた構成とされ、上記システムは、前 複数のアプリケーションプログラムのそれ れの項目をメニュー表示した上で、そのう から1つの項目の選択を要求する第1の表示 択手段と、前記第1の表示選択手段で選択さ たアプリケーションプログラムを起動する 動手段と、前記起動手段で起動したアプリ ーションプログラムにおいて、上位の階層 グループの各機能項目を表示した上で、そ うちから任意の一項目の選択を要求する第2 の表示選択手段と、前記第2の表示選択手段 選択した機能項目の、その次の下位の階層 グループを構成する機能項目を表示して、 のうちから任意の一項目の選択を要求する 3の表示選択手段とを備える。そして、前記 3の表示選択手段を動作させて、複数の階層 をたどって目的の機能に到達する。

 さらに、このシステムにおいて、前記携 電話のメモリは、前記複数のアプリケーシ ンプログラムの各々が参照可能である共有 リアを有し、前記共有エリアに、前記各ア リケーションプログラム毎の検索ファイル 設けられ、前記各アプリケーションプログ ム毎の検索ファイルには、各アプリケーシ ンプログラムが備える最下位の階層にグル プ分けされた複数の最下位機能グループを 々に識別するために付与された機能IDと、 記機能IDに対応付けされて前記各最下位機能 グループに属する少なくとも1つ以上の機能 とが記憶され、前記携帯電話のメモリに複 のアプリケーションプログラムのうちの1つ して検索アプリケーションプログラムイン トールされている。

 一方、前記検索アプリケーションプログ ムは、前記携帯電話が備える表示画面や操 部から検索語句の入力を行わせる検索語句 力手段と、前記検索語句入力手段で入力さ た検索語句に一致する機能名の検索を指示 る検索指示手段と、前記各アプリケーショ プログラム毎の検索ファイルから入力され 検索語句に一致する機能名を読み出す機能 選出手段と、前記機能名選出手段が読み出 た機能名を前記表示画面に表示する選出機 名表示手段と、前記表示された機能名のう から何れかの1つを選択する機能名選択手段 と、前記機能名選択手段で一の機能名が選択 された場合に、その機能名が属しているアプ リケーションプログラムを起動させるアプリ ケーションIDを参照データ記憶部に記憶する 共に、前記選択された機能名に対応する機 IDを読み出して前記参照データ記憶部に記 する参照データ記憶手段と、前記参照デー 記憶部に記憶されたアプリケーションIDに対 応するアプリケーションプログラムを起動す るアプリケーションプログラム起動手段とを 備える。

 そして、前記各アプリケーションプログ ムは、起動すると前記参照データ記憶部に 記機能IDが記憶されているか否かを判定す 機能ID判定手段と、前記機能ID判定手段が機 IDが記憶されていると判定した場合に、前 機能IDに対応する機能へジャンプする機能直 行手段とを備えたる。

 上記の携帯電話のアプリケーションプロ ラムが備える機能への到達システムにおい 、前記各アプリケーションプログラムは、 記機能ID判定手段が機能IDが記憶されていな いと判定した場合に、携帯電話が備える既存 のボタンを操作することにより前記第2及び 3の表示選択手段を動作させて、複数の階層 たどって目的の機能に到達するようにして よい。

 本発明の、携帯電話のアプリケーション ログラムが備える機能への到達システムに れば、ユーザが、携帯電話のメモリに複数 アプリケーションプログラムのうちの1つと してインストールされている検索アプリケー ションプログラムを起動させると、携帯電話 が備える表示画面や操作部から検索語句の入 力をユーザに要求する。そして、ユーザがか く入力した検索語句に一致する機能名の検索 を指示すると、携帯電話のCPUは、各アプリケ ーションプログラム毎の検索ファイルから入 力された検索語句に一致する機能名を読み出 し、読み出した機能名を表示画面に表示する 。そこで、ユーザが、表示された機能名(選 候補)のうちから何れかの機能名を選択する 、携帯電話のCPUは選択された機能名が属し いるアプリケーションプログラムを起動さ るアプリケーションIDを参照データ記憶部 記憶すると共に、選択された機能名が属し いるアプリケーションプログラムの検索フ イルから、選択された機能名に対応する機 IDを読み出して参照データ記憶部に記憶し、 参照データ記憶部に記憶されたアプリケーシ ョンIDに対応するアプリケーションプログラ を起動する。そして、検索アプリケーショ プログラムによって起動されたアプリケー ョンプログラムに基づいて、携帯電話のCPU 、参照データ記憶部に機能IDが記憶されて るか否かを判定し、機能IDが記憶されている と判定した場合には機能IDに対応する機能へ ャンプする。

 各アプリケーションプログラム毎の検索 ァイルは、各アプリケーションプログラム 各々が参照可能である共有エリアに設けら ているので、各アプリケーションプログラ の何れもがその内容を参照することができ 。検索ファイルには、各アプリケーション ログラムが備える最下位の階層にグループ けされた複数の最下位機能グループを個々 識別するために付与された機能IDと、機能ID に対応付けされて各最下位機能グループに属 する少なくとも1つ以上の機能名とが記憶さ ている。したがって、検索アプリケーショ プログラムは、最下位機能グループに属す 機能名によってその最下位機能グループの 能IDを検索でき、参照データ記憶部に機能ID 記憶し、機能名に対応するアプリケーショ IDによって対応するアプリケーションプロ ラムを起動させ、起動したアプリケーショ プログラムに機能IDを渡すことができる。起 動したアプリケーションプログラムは、参照 データ記憶部に記憶された機能IDによって指 される機能へジャンプすることができる。 れにより、ユーザが探したい目的の機能を 易に見つけることができ、複数の階層をた ることなく、直接目的の機能に到達するこ ができる。

 また、本発明による、携帯電話のアプリ ーションプログラムが備える機能への到達 ステムは、各アプリケーションプログラム おいて、ボタン操作を複数繰り返す既存の 面操作により、複数の階層をたどって目的 機能に到達することを可能にしている。

本発明による、携帯電話のアプリケー ョンプログラムが備える機能への到達シス ムの一実施形態を構成する携帯電話のメモ にインストールされているアプリケーショ プログラムと、各アプリケーションプログ ム毎の検索ファイルを示す図である。 「ツールのアプリケーションプログラ 」内の機能グループとその階層構成を示す である。 「ツールのアプリケーションプログラ 」の検索ファイル(すなわち、図1に示す「 ールの検索ファイル」)の内容を示す図であ 。 携帯電話のCPUが実行する検索アプリケ ションプログラムのフローチャートである 図4の検索処理のサブルーチンを示すフ ローチャートである。 携帯電話のCPUが実行する各アプリケー ョンプログラムの概略のフローチャートで る。 携帯電話の表示画面に表示されるメニ ー画面の一例を示す図である。 携帯電話の表示画面に表示される検索 句入力画面の一例を示す図である。 携帯電話の表示画面に表示される検索 結果画面の一例を示す図である。 携帯電話の表示画面に表示される検索 結果画面の一例を示す図である。 検索候補バッファの構成と参照データ 記憶部へのデータの記憶の一例を示す図であ る。 携帯電話の表示画面における従来のボ タン操作による複数の階層をたどることによ って目的の機能に到達する操作手順の一例を 示す図である。

 以下、本発明による携帯電話のアプリケ ションプログラムが備える機能への到達シ テムの一実施形態を図面を参照して説明す 。

 まず、本発明のシステムは、既知の携帯 話のハードウェア構成を使用するもので、 ードウェア構成自体は周知であるので図示 省略するが、表示画面や操作入力ための数 キーや矢印キー(十字キー)や選択入力のた のキー、送受信部、携帯電話に設けられた 御部(CPU、メモリ、インターフェイス等)を備 えている。

 図1は、本発明のシステムを構成する携帯 電話のメモリにインストールされているアプ リケーションプログラムと、各アプリケーシ ョンプログラム毎の検索ファイルを示す。

 携帯電話のメモリは、各アプリケーショ プログラムがインストールされるプライベ トエリア1と、各アプリケーションプログラ ムの各々が参照可能である共有エリア2を有 ている。このプライベートエリア1にインス ールされている各アプリケーションは、セ ュリティの観点から、アプリケーションプ グラム内のデータやテーブルを他のアプリ ーションプログラムから参照したり、他の プリケーションプログラムから特定の機能 ジャンプして入ることはできない仕組みと っている(この意味でプライベートエリアと いう)。

 上記プライベートエリア1には、図1の例 は、カメラのアプリケーションプログラム3 メールのアプリケーションプログラム4、電 話帳のアプリケーションプログラム5、音楽 アプリケーションプログラム6、ゲームのア リケーションプログラム7、ツールのアプリ ケーションプログラム8、検索のアプリケー ョンプログラム9、接続のアプリケーション ログラム10、ギャラリーのアプリケーショ プログラム11の9種類のアプリケーションプ グラムがインストールされている。ここで 意すべきは、上記プライベートエリア1に検 アプリケーション手段としての「検索のア リケーションプログラム9」がアプリケーシ ョンプログラムのうちの1つとしてインスト ルされていることである。

 プライベートエリア1にインストールされ た、検索のアプリケーションプログラム9を くアプリケーションプログラム3~8,10,11のそ ぞれは、そのアプリケーションプログラム 有する多数の機能を階層的に複数のグルー に分けた構造となっている。

 図2は、「ツールのアプリケーションプロ グラム8」が有する機能のグループとその階 構成の一例を示す図である。なお、この図2 は、アプリケーションプログラム8が有する 全ての機能についてその階層構造を示すこと は無理であるので、その一部のみ(具体的に 「設定」の機能の下位に属する階層構造の )を示し他の階層構造は図示を省略している

 図2に示すように、「ツールのアプリケー ションプログラム」の最上位の階層の機能グ ループ(「最上位機能グループ」)は「テーマ 、「メモリ」、「ファイル」、「設定」、 音声」、「アプリ」、「ワンタッチ」、「 送」及び「デバイス」の9つの機能から構成 される。次に、この最上位機能グループの一 構成要素である「設定」の次の下位の階層の 機能グループ(「設定-第2機能グループ」)は 電話機」、「通信設定」、「接続設定」及 「日時設定」の4つの機能から構成される。

 次に、上記「設定-第2機能グループ」の 構成要素である「電話機」の次の下位の階 の機能グループ(「設定-電話機-第3機能グル プ」)は「一般設定」、「待受画面」及び「 表示」の3つの機能から構成される。さらに 上記「設定-電話機-第3機能グループ」の一 成要素である「一般設定」の次の下位の階 の機能グループ(「設定-電話機-一般設定-第4 機能グループ」)は「電話機言語」、「英語 測」及び「予測辞書」の3つの機能から構成 れる(この機能グループは最下位の階層に属 する最下位機能グループである)。

 なお、「設定-電話機-第3機能グループ」 構成する「待受画面」及び「表示」のそれ れの下位の階層に属する機能グループにつ ては図示を省略している。

 さらに、上記「設定-第2機能グループ」 一構成要素である「通信設定」の次の下位 階層の機能グループ(「設定-通信設定-第3機 グループ」)は「発信者番号通知」、「割込 通話サービス」、「通話拒否時SMS送信」、「 通話拒否時定型文」、「テレビ電話の静止画 」、「国際アクセスコード置換」、「自動リ ダイヤル」、「通話後の情報表示」、「ワン タッチダイヤル」及び「エニーキーアンサー 」の10の機能から構成される(この機能グルー プは最下位の階層に属する最下位機能グルー プである)。

 また、上記「設定-第2機能グループ」の 構成要素である「接続設定」」の次の下位 階層の機能グループ(「設定-接続設定-第3機 グループ」)は「アクセスポイント」及び「 パケット接続設定」の機能から構成される。 さらに、上記「設定-接続設定-第3機能グルー プ」の一構成要素である「アクセスポイント 」の次の下位の階層の機能グループ(「設定- 続設定-アクセスポイント-第4機能グループ )は「アクセスポイント編集」及び「新規ア クセスポイント作成」の2つの機能から構成 れる(この機能グループは最下位の階層に属 る最下位機能グループである)。さらに、「 設定-接続設定-第3機能グループ」の一構成要 素である「パケット接続設定」は最下位の階 層に属する最下位機能グループである。

 さらに、上記「設定-第2機能グループ」 一構成要素である「日時設定」の次の下位 階層の機能グループ(「設定-日時設定-第3機 グループ」)は「時刻設定」、「タイムゾー ン」、「日付設定」、「日付形式」、「日付 区切り文字」及び「時間表示形式」の6つの 能から構成される(この機能グループは最下 の階層に属する最下位機能グループである) 。

 上述のように、図2において、「設定」の 下位の諸階層のうち、最下位の階層に属する 最下位機能グループは、設定-電話機-一般設 -第4機能グループ(電話機言語、英語予測、 測辞書)、設定-通信設定-第3機能グループ( 信者番号通知、割込通話サービス、通話拒 時SMS送信、通話拒否時定型文、テレビ電話 静止画、国際アクセスコード置換、自動リ イヤル、通話後の情報表示、ワンタッチダ ヤル、エニーキーアンサー)、設定-接続設定 -アクセスポイント-第4機能グループ(アクセ ポイント編集、新規アクセスポイント作成) 設定-接続設定-第3機能グループ(パケット接 続設定)、設定-日時設定-第3機能グループ(時 設定、タイムゾーン、日付設定、日付形式 日付区切り文字、時間表示形式)の5つであ 。

 なお、図2は、「設定」の機能の下位に属 する最下位機能グループを図示しているが、 「テーマ」、「メモリ」、「ファイル」、「 音声」、「アプリケーション」、「ワンタッ チ」、「転送」、「デバイス」の各機能にも その下位に属する最下位機能グループが存在 するのである。

 そして、それら複数の最下位機能グルー にはそれらを個々に識別するための機能ID( 述)が付与されている。

 図1に示すように、アプリケーションプロ グラムの検索ファイル12-19のそれぞれは共有 リア2に設けられて、アプリケーションプロ グラムのそれぞれが参照可能である。アプリ ケーションプログラムの検索ファイル12-19の れぞれには、対応のアプリケーションプロ ラムが備える最下位の階層に属する複数の 下位機能グループを個々に識別するために 与された機能IDと、機能IDに対応付けされて 各最下位機能グループに属する少なくとも1 以上の機能名とが、機能IDエリア及び機能名 エリアにそれぞれ記憶されている。

 図1の例では、プライベートエリア1にイ ストールされているアプリケーションプロ ラム3-8、10、11(但し、検索のアプリケーショ ンプログラム9を除く)に対応して、カメラの 索ファイル12、メールの検索ファイル13、電 話帳の検索ファイル14、音楽の検索ファイル1 5、ゲームの検索ファイル16、ツールの検索フ ァイル17、接続の検索ファイル18、ギャラリ の検索ファイル19の8種類の検索ファイルが 有エリア2に記憶されている。

 図3は、検索ファイルの一具体例としての 「ツールのアプリケーションプログラム8」 検索ファイル(図1の「ツールの検索ファイル 17」)の内容を示す図であり、検索ファイルの 1レコードは、「機能IDエリア」と「機能名エ リア」とから成る。この検索ファイルの機能 名エリアには「ツールのアプリケーションプ ログラム8」の最下位の階層に属する最下位 能グループ(図2参照)に属する機能が記憶さ 、また、機能IDエリアにはその機能名エリア に記憶された機能が属するグループ(最下位 能グループ)を識別するための機能IDが記憶 れる。

 図2に示した階層構造を参照して図3の検索 ァイルの内容を説明すると、
 設定-電話機-一般設定-第4機能グループに属 する諸機能(「電話機言語」、「英語予測」 「予測辞書」)には機能IDの「1」が付与され
 設定-通信設定-第3機能グループに属する諸 能(「発信者番号通知」、「割込通話サービ ス」、「通話拒否時SMS送信」、「通話拒否時 定型文」、「テレビ電話の静止画」、「国際 アクセスコード置換」、「自動リダイヤル」 、「通話後の情報表示」、「ワンタッチダイ ヤル」、「エニーキーアンサー」)には機能ID の「2」が付与され、
 設定-電話機-アクセスポイント-第4機能グル ープに属する諸機能(「アクセスポイント編 」、「新規アクセスポイント作成」)には機 IDの「3」が付与され、
 設定-接続設定-第3機能グループに属する機 (「パケット接続設定」)には機能IDの「4」 付与され、
 設定-日時設定-第3機能グループに属する諸 能(「時刻設定」、「タイムゾーン」、「日 付設定」、「日付形式」、「日付区切り文字 」、「時間表示形式」)には機能IDの「5」が 与されている。

 以上のように構成された携帯電話のアプ ケーションプログラムが備える機能への到 システムの処理について説明する。図4は、 携帯電話のCPUが実行する検索アプリケーショ ンプログラムのフローチャートである。

 検索アプリケーションプログラムは、ユ ザが図7に示す携帯電話の表示画面(メニュ 画面)上で「検索」(数字キーの7)を選択する とにより起動する。検索アプリケーション ログラムが起動すると、まず、待受画面と ての検索語句入力画面が表示され(ステップ S01)。この検索語句入力画面には、図8に示す うに、検索語句を入力するためのテキスト ックス20(検索語句入力手段)と、入力した検 索語句を確定すると共に検索を実行させるた めの検索ボタン21(検索指示手段)と、検索ア リケーションプログラムを終了してメニュ 画面に戻るための戻るボタン22とが表示され ている。

 次に、ユーザによるテキストボックス20 の検索語句の入力を行い(ステップS02)、それ から、携帯電話のCPUは、ユーザが検索ボタン 21の操作をしたか否かを判定する(ステップS03 )。検索ボタン21の操作が行なわれなければ、 次に、戻るボタン22の操作があったか否かを 定する(ステップS04)。戻るボタン22への操作 がなければ、ステップS02に戻る。従って、検 索ボタン21または戻るボタン22のいずれかへ 操作があるまで、ステップS02-ステップS03-ス テップS04-ステップS02の処理を繰り返す。

 ユーザはこの検索アプリケーションプロ ラムを終了するときには戻るボタン22を操 する。戻るボタン22が操作されると(ステッ S04;判断YES)検索アプリケーションプログラム は終了し、図7に示すメニュー画面に戻る。

 一方、検索を行う場合、ユーザは検索語 入力画面を見ながら携帯電話のキーを操作 て目的とする検索語句の入力を行い、入力 た検索語句が正しいかどうかを確認した上 検索ボタン21を操作する(ステップS03;判断YES )。

 検索ボタン21が操作され、入力した検索 句が確定すると、携帯電話のCPUは検索語句 検索処理を行う(ステップS05)。すなわち、検 索語句について各アプリケーションプログラ ム毎の検索ファイルの全てにわたって、その 検索ファイルの機能名エリアに記憶されてい る機能名が、入力された検索語句に一致する 語句を含むものであるか否かを判定して、入 力された検索語句に一致する語句を含む機能 名であるデータを検索候補として選出する。

 ここで、図4のフローチャートのステップ S05の検索処理について説明する。図5は、CPU 実行する検索処理のサブルーチンを示すフ ーチャートである。

 検索処理を開始すると、携帯電話のCPUは 検索ファイルを指定するための検索ファイ レジスタKに初期値「1」をセットし(ステッ S101)、さらに、検索ファイル内のデータレ ードを指定するためのデータ識別レジスタi 初期値「1」をセットする(ステップS102)。次 に、検索候補の個数をカウントする検索候補 数カウンタCに初期値「0」をセットする(ステ ップS103)。この検索候補には、後述するよう 、検索語句に一致する部分を含む機能名が ばれ、それが一時記憶される。

 それから、検索ファイルレジスタKの値で 指定されるK番目の検索ファイル(最初は1番目 の検索ファイル)における、データ識別レジ タiの値で指定されるi番目のデータ(最初は1 目のデータ)を検索判定の対象のデータにす る(ステップS104)。そうして、検索判定の対象 のデータ(K番目の検索ファイルのi番目のデー タ)の機能名エリアに記憶されている機能名 、図4のフローチャートのステップS02で入力 れた検索語句に一致する語句を含んでいる 否かを判定する(ステップS105)。

 検索判定の対象のデータの機能名エリア 記憶されている機能名が、検索語句に一致 る語句を含んでいると(ステップS105;判断YES) 、この機能名は検索候補となり、検索候補数 カウンタCの値を1インクリメントして更新す (ステップS106)。次に、その更新した検索候 数カウンタCの値で指定される検索候補バッ ファ(C)に、このアプリケーションプログラム のアプリケーションIDを記憶し(ステップS107) 且つi番目のデータの機能IDと機能名とを記 し(ステップS108)、ステップS109に移行する。 なお、検索候補バッファ(C)に記憶する上記ア プリケーションIDはアプリケーションプログ ムを起動するためのもので、アプリケーシ ンプログラムがインストールされた時に、 モリに設定されている管理情報記憶エリア 記憶される。

 検索語句に一致する語句を含む機能名で るか否かの判定の一例として、その検索語 が「言語」である場合、図3に示す「ツール の検索ファイル」の機能名のうち、「電話機 言語」は、その機能名の中に「言語」を含ん でいることから、検索候補と判定されること になる。その結果、「ツール」のアプリケー ションIDと、機能名「電話機言語」とその機 名に対応する機能ID「1」(図3参照)が検索候 バッファに記憶されることになる。

 検索候補バッファは、図10に示すように 1つのデータ記憶領域が、「アプリケーショ IDエリア」、「機能名エリア」、及び「機 IDエリア」の3つのエリアに分かれている。 10において、「C」の値は、検索候補数カウ タCの値を表している。すなわち、例えば、 索候補数カウンタCの値が「1」である場合 検索候補バッファの1番目のデータ記憶領域 、アプリケーションID、機能名、機能IDが記 憶されることになる。

 一方、ステップS105にて、検索判定の対象 のデータの機能名エリアに記憶されている機 能名が、検索語句に一致する語句を含んでい ない場合は(ステップS105;判断NO)、この機能名 は検索候補ではないことになり(ステップS105; 判断NO)、ステップS109に移行する。

 ステップS109ではデータ識別レジスタiの を1インクリメントして更新し(ステップS109) その更新したデータ識別レジスタiの値がK 目の検索ファイルのデータ数を超えたか否 を判定する(ステップS110)。データ数を超え いなければ、ステップS104に戻り、ステップS 109で更新したデータ識別レジスタiの値で指 される、K番目の検索ファイルのデータ(すな わち、新たな検索判定の対象のデータ)の機 名について上記と同様の処理を行う。

 携帯電話のCPUは、以上の処理ルーチンを り返すことで、K番目の検索ファイルの全て のデータについて、データの機能名エリアに 記憶されている機能名が検索語句に一致する 語句を含んでいるか否かの判定を行う。そし て、K番目の検索ファイルの全てのデータに いての処理を終え、ステップS109でデータ識 レジスタiの値を1インクリメントすると、 新されたデータ識別レジスタiの値がK番目の 検索ファイルのデータ数を超えることになる (ステップS110;判断YES)。

 すると、検索ファイルレジスタKの値を1 ンクリメントして更新し(ステップS111)、更 した検索ファイルレジスタKの値が検索ファ ルのファイル数(図1に示す例では「8」)を超 えたか否かを判定する(ステップS112)。まだ検 索ファイルのファイル数を超えていなければ 、データ識別レジスタiの値を「1」に戻し(ス テップS113)、ステップS104に戻り、更新した検 索ファイルレジスタKの値で指定される検索 ァイルについて、データ識別レジスタiの値 指定されるデータ(すなわち、新たな検索判 定の対象のデータ)の機能名について、上記 同様の処理を行う。

 携帯電話のCPUは、以上の処理ルーチンを り返すことで、共有エリア2に記憶された全 ての検索ファイルの全てのデータについて、 データの機能名エリアに記憶されている機能 名が検索語句に一致する語句を含んでいるか 否かの判定を行う。そして、全ての検索ファ イルの全てのデータについての処理を終え、 ステップS111で検索ファイルレジスタKの値を1 インクリメントして更新すると、検索ファイ ルレジスタKの値がファイル数を超えること なり(ステップS112;判断YES)、この検索処理の ブルーチンを抜けて検索アプリケーション ログラムのメインルーチンに戻る。

 以上のようにして検索処理が終わると、 帯電話のCPUは、携帯電話の表示画面に、例 ば図9Aに示すような検索結果画面を表示す (ステップS06)。そして、検索語句と一致する 語句を含む機能名が存在しない、すなわち、 検索候補数カウンタCの値が「0」である場合 (ステップS07;判断YES)、その旨の表示をして テップS01に戻る(図8の検索語句入力画面に る)。

 一方、検索語句と一致する語句を含む機 名が検索候補数カウンタCの値の数だけ検出 されたときは(ステップS07;判断YES)、検索結果 画面に、検索候補バッファに記憶された各検 索候補データの機能名を一覧表示する(ステ プS09)。

 例えば、検索語句が「言語」である場合 図3に示す「ツールの検索ファイル」の機能 名のうち、「電話機言語」の1つのみが検索 補となり、検索結果として検索結果画面に 電話機言語」の1つのみが図9Aに示すように 示される。

 一方、検索語句が「日付」である場合、 3に示す「ツールの検索ファイル」の機能名 のうち、「日付設定」、「日付形式」、及び 「日付区切り文字」の3つが検索候補となり その結果、検索結果画面には「電話機言語 、「日付形式」、及び「日付区切り文字」 3つが図9Bに示すように一覧表示される。

 なお、図9A及び図9Bの検索結果画面には、 一覧表示された検索候補のうちの1つを選択 たことを指示入力するための選択ボタン23と 、一覧表示された検索候補のうちの1つが現 選択可能である状態を表す網掛け表示の位 を別の検索候補に移動させるための十字キ 24と、検索語句入力画面に戻るための戻るボ タン22とが表示されている。

 こうして検索候補データの機能名を一覧 示したあと、選択ボタン23の操作がなく(ス ップS10判断NO)、しかも戻るボタン22の操作 なければ(ステップS11;判断NO)、ステップS10に 戻り、この処理を繰り返す。そうしているう ちにユーザが戻るボタン22を操作すればステ プS01に移行して、図8に示す検索語句入力画 面に戻る。

 一方、ユーザは、検索語句入力画面を見 がら十字キー24を操作して目的とする機能 への網掛け表示部分の移動を行って、目的 する機能名が正しいがどうかを確認した上 選択ボタン23を操作すると(ステップS10;判断Y ES)、目的の機能名が確定したことになる。

 すると、携帯電話のCPUは、選択された機 名の検索候補バッファのアプリケーションI Dと機能IDとを参照データ記憶部に記憶する( テップS12)。図10に示すように、参照データ 憶部は、「アプリケーションIDエリア」と「 機能IDエリア」とからなる。図10は、1番目の 索候補が選択された例を示している。例え 、図9Aで選択ボタン23を操作することで「電 話機言語」を選択した場合、参照データ記憶 部には、「ツールのアプリケーション」のID 、機能名「電話機言語」に対応する機能ID 「1」が記憶される。

 次に、参照データ記憶部に記憶されてい アプリケーションIDに対応するアプリケー ョンプログラムを起動し(ステップS13)、検索 アプリケーションプログラムを終了する。例 えば、携帯電話の表示画面が図9Aのようであ ば、「ツールのアプリケーションプログラ 」が起動することになる。

 図6は、アプリケーションプログラムの一 例としての「ツールのアプリケーションプロ グラム」の実行の概略を示すフローチャート である。

 携帯電話のCPUは、アプリケーションプロ ラムの実行を開始すると、まず、参照デー 記憶部の機能IDエリアの内容を読み込んで( テップA01)、その読み込んだ機能IDエリアに 能IDが記憶されているか否かを判定する(ス ップA02)。

 読み込んだ機能IDエリアに機能IDが記憶さ れていない場合(あるいは機能ID=0が記憶され いて「データなし」を表している場合)(ス ップA02;判断NO)、既存のボタン操作により機 を選択して機能IDを決め(ステップA03)、ステ ップA03で決めた機能IDで指定される機能へジ ンプする(ステップA04)。この場合は、前も てアプリケーションプログラムに設定され いる各表示画面におけるボタン操作により 複数の階層をたどって目的の機能に到達す ことになる。

 一方、読み込んだ機能IDエリアに機能IDが 記憶されている場合(一例として、図9Aの画面 で選択ボタン23を操作した結果、読み込んだ 能IDエリアに機能IDの「1」が記憶されてい 場合)(ステップA02;判断YES)、直接、その読み んだ機能IDで(参照データ記憶部に記憶され いる機能ID)で指定される機能へジャンプす (ステップA04)。従って、上記の例では、機 ID「1」で指定される機能グループ「一般設 」の表示画面にジャンプすることになる。

 このように、本発明によれば、アプリケ ションプログラムの各々が備える多数の機 のうちから目的の機能を効率的に検索し、 接、目的の機能へジャンプすることができ 。したがって、ユーザは、図11の(e)に示す 般設定の画面において、ボタン操作で電話 言語の機能(数字キーの1)を選択することに って、例えば、電話機言語として(表示画面 使用される言語として)日本語に切り替え設 定することができる。

 以上、本発明の実施形態について説明し が、本発明の特徴は、各アプリケーション ログラム毎の検索ファイルが、各アプリケ ションプログラムの各々が参照可能である 有エリア2に設けられていることにある。こ れにより、各アプリケーションプログラムの 何れもがその内容を参照することができる。 また、検索ファイルに、各アプリケーション プログラムが備える最下位の階層にグループ 分けされた複数の最下位機能グループを個々 に識別するために付与された機能IDと、機能I Dに対応付けされて各最下位機能グループに する少なくとも1つ以上の機能名とが記憶さ ていることにある。これにより、検索アプ ケーションプログラムは、最下位機能グル プに属する機能名によってその最下位機能 ループの機能IDを検索でき、参照データ記 部に機能IDを記憶し、機能名に対応するアプ リケーションIDによって対応するアプリケー ョンプログラムを起動させ、起動したアプ ケーションプログラムに機能IDを渡すこと できる。さらに、起動したアプリケーショ プログラムは、参照データ記憶部に機能IDが 記憶されているか否かを判定し、機能IDの記 があれば、記憶された機能IDによって指定 れる機能へジャンプすることができる。こ により、ユーザが探したい目的の機能を容 に見つけることができ、複数の階層をたど ことなく、直接目的の機能に到達すること できる。