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Title:
ULTRASONIC DIAGNOSIS DEVICE AND ULTRASONIC DIAGNOSIS SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/028173
Kind Code:
A1
Abstract:
An ultrasonic diagnosis device comprises a diagnosis image generation unit (7) which generates an ultrasonic image from ultrasonic data obtained by transmitting and receiving ultrasonic waves, an input unit (1) to which a reference image, a hardware configuration associated with a reference image and control parameter information data that are used in the diagnosis image generation unit are inputted, a parameter setting unit (3) which sets parameter information required to generate the ultrasonic image according to the inputted data, and a storage unit (8) which associates the ultrasonic image with the parameter information, stores them, and provides the ultrasonic image data with which the parameter information is associated as the reference image. The parameter when the reference image is obtained can be easily set to be the same as the parameter when a new diagnosis image is obtained.

Inventors:
WATANABE YOSHINOBU
Application Number:
PCT/JP2008/002313
Publication Date:
March 05, 2009
Filing Date:
August 26, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
WATANABE YOSHINOBU
International Classes:
A61B8/00; G16H30/20; G16H30/40; G16H50/20
Foreign References:
JP2000152928A2000-06-06
JPH0981646A1997-03-28
JPH08336529A1996-12-24
JP2004290404A2004-10-21
JPH04336053A1992-11-24
JP2006055326A2006-03-02
Attorney, Agent or Firm:
IKEUCHI SATO & PARTNER PATENT ATTORNEYS (OAP TOWER8-30, Tenmabashi 1-chome,Kita-ku, Osaka-shi, Osaka 26, JP)
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Claims:
 超音波を送受信して得られた超音波データから超音波画像を生成する診断画像生成部と、
 前記診断画像生成部で使用するデータを入力するための入力部と、
 前記入力された入力データに基づいて前記超音波画像を生成するために必要なパラメータ情報を設定するパラメータ設定部と、
 前記超音波画像に前記パラメータ情報を関連づけて記憶し、前記パラメータ情報が関連づけられた超音波画像データを参照画像として供給する記憶部とを備えた超音波診断装置。
 前記入力部から、パラメータ情報が関連づけられた参照画像が入力されたとき、入力された前記パラメータ情報に基づいて前記超音波データを取得する超音波データ取得部を備えた請求項1記載の超音波診断装置。
 前記入力部から、パラメータ情報が関連づけられた参照画像が入力されたとき、前記診断画像生成部は、入力された前記パラメータ情報に基づいて画像処理を行って診断画像を生成する請求項1記載の超音波診断装置。
 前記パラメータ設定部は、前記パラメータ情報に当該超音波診断装置のハードウエア構成情報を付加する請求項1記載の超音波診断装置。
 前記パラメータ設定部は、前記参照画像に関連する情報に基づき装置制御用パラメータを設定する第1パラメータ設定部と、前記参照画像に関連する情報に基づき画像処理用パラメータを設定する第2パラメータ設定部とを備え、
 前記超音波データ取得部は、前記第1パラメータ設定部で設定した装置制御用パラメータに基づいて超音波データを取得し、
 前記診断画像生成部は、前記超音波データ取得部で取得した超音波データに対して前記第2パラメータ設定部で設定した画像処理用パラメータに基づいて画像処理を行って診断画像を生成する請求項2に記載の超音波診断装置。
 前記記憶部は、前記第1パラメータ設定部で設定した装置制御用パラメータに、追加調整したパラメータ情報の変化分を当該超音波診断装置のハードウエア構成情報に合致するように変換して加え、前記第2パラメータ設定部で設定した画像処理用パラメータとともに、前記診断画像生成部で生成した診断画像と関連付けて記憶する請求項5に記載の超音波診断装置。
 前記パラメータ設定部は、ハードウエア構成情報が付加されたパラメータ情報が関連づけられた参照画像が前記入力部から入力されたときに、入力された前記パラメータ情報を、当該超音波診断装置のハードウエア構成に対応したパラメータ情報に変換する請求項1~6のいずれか1項記載の超音波診断装置。
 前記記憶部は、前記パラメータ設定部で設定したパラメータ情報に、追加調整したパラメータ情報の変化分を当該超音波診断装置のハードウエア構成情報に合致するように変換して加え、前記診断画像生成部で生成した診断画像と関連付けて記憶する請求項7に記載の超音波診断装置。
 超音波データより診断画像を生成する超音波診断装置と、通信ネットワークを介して接続された画像サーバとを備えた超音波診断システムであって、
 前記超音波診断装置は、
 前記画像サーバ上の参照画像と、前記参照画像に関連するハードウエア構成および制御パラメータ情報とを受信する受信部と、
 前記参照画像に関連する情報から診断画像を生成するために、当該超音波診断装置のハードウエア構成に応じた形式に変換したパラメータ情報を設定するパラメータ設定部と、
 前記パラメータ設定部で設定したパラメータ情報に基づいて超音波データを取得する超音波データ取得部と、
 前記超音波データ取得部で取得した超音波データに対して前記パラメータ設定部で設定したパラメータ情報に基づいて画像処理を行って診断画像を生成する診断画像生成部と、
 前記パラメータ設定部で設定したパラメータ情報に、追加調整したパラメータ情報の変化分を当該超音波診断装置のハードウエア構成情報に合致するように変換して加え、前記診断画像生成部で生成した診断画像と関連付けて送信する送信部とを備え、
 前記画像サーバは、
 前記超音波診断装置と通信を行う通信部と、
 情報を記憶する記憶部とを備えた超音波診断システム。
 超音波を送受信して得られた超音波データから超音波画像を生成する診断画像生成部と、
 前記診断画像生成部で使用するデータを入力するための入力部と、
 参照画像とハードウエア構成に依存しない特定のプロトコル形式の制御データに変換された前記参照画像に関連する情報とが前記入力部から入力されたときに、前記特定のプロトコル形式の制御データに変換された前記参照画像に関連する情報を再生し、再生した情報から参照画像取得時のパラメータを抽出し、診断画像の生成に用いるパラメータを再生設定するために、当該超音波診断装置のハードウエア構成情報に応じた形式に変換するパラメータ設定部と、
 前記パラメータ設定部で再生設定したパラメータに基づいて超音波データを取得する超音波データ取得部とを備え、
 前記診断画像生成部は、前記超音波データ取得部で取得した超音波データに対して前記パラメータ設定部で再生設定したパラメータに基づいて画像処理を行って診断画像を生成することを特徴とする超音波診断装置。
 前記パラメータ設定部は、特定のプロトコル形式の制御データに変換された前記参照画像に関連する情報を再生するパラメータ再生部と、前記パラメータ再生部で再生したパラメータを装置制御用パラメータとして設定する第1パラメータ設定部と、前記パラメータ再生部で再生したパラメータを画像処理用パラメータとして設定する第2パラメータ設定部とを備え、
 前記超音波データ取得部は、前記第1パラメータ設定部で設定した装置制御用パラメータに基づいて超音波データを取得し、
 前記診断画像生成部は、前記超音波データ取得部で取得した超音波データに対して前記第2パラメータ設定部で設定した画像処理用パラメータに基づいて画像処理を行って診断画像を生成する請求項10に記載の超音波診断装置。
 特定のプロトコル形式の制御データに変換された前記参照画像に関連する情報に、追加調整したパラメータの変化分を当該超音波診断装置のハードウエア構成情報に合致するように変換して加え、ハードウエア構成に依存しない特定のプロトコル形式の制御データに再変換して、前記診断画像生成部で生成した診断画像と関連付けて記憶する記憶部を備えた請求項10または請求項11に記載の超音波診断装置。
 超音波データより診断画像を生成する超音波診断装置と、通信ネットワークを介して接続された画像サーバとを備えた超音波診断システムであって、
 前記超音波診断装置は、
 前記画像サーバ上の参照画像と、ハードウエア構成に依存しない特定のプロトコル形式の制御データに変換された前記参照画像に関連する前記画像サーバ上の情報とを受信する受信部と、
 特定のプロトコル形式の制御データに変換された前記参照画像に関連する情報を再生するパラメータ再生部、当該超音波診断装置のハードウエア構成に応じた形式に変換したパラメータを装置制御用パラメータとして設定する第1パラメータ設定部、および画像処理用パラメータとして設定する第2パラメータ設定部とを備えたパラメータ設定部と、
 前記パラメータ設定部で設定したパラメータ情報に基づいて超音波データを取得する超音波データ取得部と、
 前記超音波データ取得部で取得した超音波データに対して、前記パラメータ設定部で設定したパラメータ情報に基づいて画像処理を行って診断画像を生成する診断画像生成部と、
 追加調整したパラメータ情報の変化分を当該超音波診断装置のハードウエア構成情報に合致するように変換して加えて、ハードウエア構成に依存しない特定のプロトコル形式の制御データに変換した前記診断画像に関連する情報と、前記診断画像生成部において生成した診断画像とを関連付けて送信する送信部とを備え、
 前記画像サーバは、
 前記超音波診断装置と通信を行う通信部と、
 情報を記憶する記憶部とを備えた超音波診断システム。
Description:
超音波診断装置および超音波診 システム

 本発明は、超音波診断装置に関し、特に 断画像と診断画像の生成に用いたパラメー とを関連付けて記憶する超音波診断装置に するものである。

 超音波診断装置は、被検体に超音波を照 して体内の各組織からの反射波に基づいて 組織の断層画像を得る医療用画像機器であ 、高い安全性から種々の診断に広く利用さ ている。

 超音波診断装置で取得した軟組織の断層 像(以下、診断画像と呼ぶ)を用いて病変の 過観察を行う場合、表示された病変組織の きさや、病変辺縁の形状がどう変わったか あるいは病変部位における周辺組織に対し の輝度がどう変わったかなど、同一被検体 同一部位における過去に取得した診断画像 新しく取得した現在の診断画像とを比較す ことにより、病変が以前よりも悪化してい のか、あるいは快方に向かっているのかな の鑑別診断をすることができる。

 この鑑別診断を確実に行うためには、過 に取得した診断画像と新しく取得する現在 診断画像とを同一画質で取得することが必 で、そのためには過去の診断画像取得時の ラメータと現在の診断画像取得時のパラメ タとを同一に設定することが要求される。 た、そのような設定は、操作者の負荷を軽 するために短時間で且つ容易に実施できる とが要求される。

 従来の超音波診断装置としては、図7に示 すようにな構成を有するものが知られている 。この装置において、プローブ30は、送受信 31からの送信信号に基づき超音波を放射し 反射波を検出して送受信部31に供給する。送 受信部31から出力される受信信号は、A/D変換 32でデジタル信号に変換され、デジタル化 れた受信信号は整相加算部33で整相加算され る。整相加算により得られた信号は、信号処 理部34による処理を経て表示画像データ生成 35に送られ、表示画像データが生成されて 表示部36で画像として表示される。信号処理 部34、表示画像データ生成部35等は、各部を 御するための制御部39により制御される。制 御部39には、入力部37および記憶部38が接続さ れ、記憶部38は記憶部38にも接続されている

 この超音波診断装置は、被検体識別子と診 画像と診断画像取得時の画像パラメータと 関連付けて記憶部38に記憶しておき、入力 37から新たに被検体識別子が入力された際に 、その被検体に関するデータが記憶部38に存 するか否か、検索する機能を有する。存在 る場合には、診断画像と診断画像取得時の 像パラメータとを記憶部38から読み出し、 連付けられた画像パラメータを、現在の診 画像取得における画像パラメータとして設 する。そして、取得した現在の診断画像と 憶部38から読み出した診断画像とを、表示部 36に同時表示する(例えば、特許文献1参照)。

特開2006-55326号公報

 超音波診断装置においては、読み出され 診断画像に関連付けられた診断画像取得時 画質パラメータを現在の診断画像取得にお る画質パラメータとして設定する場合、設 するパラメータの数は数百個に及ぶ。その め、従来の超音波診断装置においては、パ メータを診断画像の生成におけるどの過程 適用するかをきめ細かく設定するには、読 された診断画像を取得した時と同一の超音 診断装置か、同じハードウエア構成の超音 診断装置でなければ、診断画像取得時の画 パラメータを使って正しく装置を再設定す ことが困難であるという問題を有していた

 本発明は、このような従来の問題を解決 るためになされたもので、読み込まれた診 画像(以下、参照画像と呼ぶ)に関連する情 から参照画像取得時のパラメータを抽出し 参照画像を取得した超音波診断装置とは異 るハードウエア構成であっても、抽出した 々のパラメータを現在のハードウエア構成 診断画像を取得するために設定することを 易にした超音波診断装置を提供することを 的とする。

 本発明の第1構成の超音波診断装置は、超 音波を送受信して得られた超音波データから 超音波画像を生成する診断画像生成部と、前 記診断画像生成部で使用するデータを入力す るための入力部と、前記入力された入力デー タに基づいて前記超音波画像を生成するため に必要なパラメータ情報を設定するパラメー タ設定部と、前記超音波画像に前記パラメー タ情報を関連づけて記憶し、前記パラメータ 情報が関連づけられた超音波画像データを参 照画像として供給する記憶部とを備える。

 この構成により、取得した超音波画像を その設定条件などのパラメータとともに保 することができ、さらにそのパラメータが 連付けられた画像データを出力することが 容易に実行可能となる。

 本発明の第1構成の超音波診断システムは 、超音波データより診断画像を生成する超音 波診断装置と、通信ネットワークを介して接 続された画像サーバとを備える。前記超音波 診断装置は、前記画像サーバ上の参照画像と 、前記参照画像に関連するハードウエア構成 および制御パラメータ情報とを受信する受信 部と、前記参照画像に関連する情報から診断 画像を生成するために、当該超音波診断装置 のハードウエア構成に応じた形式に変換した パラメータ情報を設定するパラメータ設定部 と、前記パラメータ設定部で設定したパラメ ータ情報に基づいて超音波データを取得する 超音波データ取得部と、前記超音波データ取 得部で取得した超音波データに対して前記パ ラメータ設定部で設定したパラメータ情報に 基づいて画像処理を行って診断画像を生成す る診断画像生成部と、前記パラメータ設定部 で設定したパラメータ情報に、追加調整した パラメータ情報の変化分を当該超音波診断装 置のハードウエア構成情報に合致するように 変換して加え、前記診断画像生成部で生成し た診断画像と関連付けて送信する送信部とを 備える。前記画像サーバは、前記超音波診断 装置と通信を行う通信部と、情報を記憶する 記憶部とを備える。

 この構成により、超音波診断装置は、画 サーバから受信した参照画像に関連するハ ドウエア構成と制御パラメータ情報から、 照画像取得時のパラメータを抽出すること できる。そして、抽出した個々のパラメー を当該超音波診断装置のハードウエア構成 応じた形式に変換して、診断画像の生成に いるパラメータとして設定し、設定された ラメータに基づき現在の診断画像を生成し さらに、設定したパラメータに、追加調整 たパラメータの変化分と現在のハードウエ 構成を加味して、生成した診断画像と関連 けて送信し、通信ネットワークを介して画 サーバに保存することができる。従って、 信ネットワークに接続され認可された他の 音波診断装置や医療機関からもアクセスが 能となり、データの共有化および有効活用 容易になる。

 本発明の第2構成の超音波診断装置は、超 音波を送受信して得られた超音波データから 超音波画像を生成する診断画像生成部と、前 記診断画像生成部で使用するデータを入力す るための入力部と、参照画像とハードウエア 構成に依存しない特定のプロトコル形式の制 御データに変換された前記参照画像に関連す る情報とが前記入力部から入力されたときに 、前記特定のプロトコル形式の制御データに 変換された前記参照画像に関連する情報を再 生し、再生した情報から参照画像取得時のパ ラメータを抽出し、診断画像の生成に用いる パラメータを再生設定するために、当該超音 波診断装置のハードウエア構成情報に応じた 形式に変換するパラメータ設定部と、前記パ ラメータ設定部で再生設定したパラメータに 基づいて超音波データを取得する超音波デー タ取得部とを備える。前記診断画像生成部は 、前記超音波データ取得部で取得した超音波 データに対して前記パラメータ設定部で再生 設定したパラメータに基づいて画像処理を行 って診断画像を生成する。

 この構成により、参照画像とハードウエ 構成に依存しない特定のプロトコル形式の 御データに変換された参照画像に関連する 報の利用が容易となり、参照画像を使用す 範囲を拡大することができる。

 本発明の第2構成の超音波診断システムは 、超音波データより診断画像を生成する超音 波診断装置と、通信ネットワークを介して接 続された画像サーバとを備える。前記超音波 診断装置は、前記画像サーバ上の参照画像と 、ハードウエア構成に依存しない特定のプロ トコル形式の制御データに変換された前記参 照画像に関連する前記画像サーバ上の情報と を受信する受信部と、特定のプロトコル形式 の制御データに変換された前記参照画像に関 連する情報を再生するパラメータ再生部、当 該超音波診断装置のハードウエア構成に応じ た形式に変換したパラメータを装置制御用パ ラメータとして設定する第1パラメータ設定 、および画像処理用パラメータとして設定 る第2パラメータ設定部とを備えたパラメー 設定部と、前記パラメータ設定部で設定し パラメータ情報に基づいて超音波データを 得する超音波データ取得部と、前記超音波 ータ取得部で取得した超音波データに対し 、前記パラメータ設定部で設定したパラメ タ情報に基づいて画像処理を行って診断画 を生成する診断画像生成部と、追加調整し パラメータ情報の変化分を当該超音波診断 置のハードウエア構成情報に合致するよう 変換して加えて、ハードウエア構成に依存 ない特定のプロトコル形式の制御データに 換した前記診断画像に関連する情報と、前 診断画像生成部において生成した診断画像 を関連付けて送信する送信部とを備える。 記画像サーバは、前記超音波診断装置と通 を行う通信部と、情報を記憶する記憶部と 備える。

 この構成により、通信ネットワークを介 てデータの共有化および有効活用を図る場 にも、超音波診断装置は、参照画像とハー ウエア構成に依存しない特定のプロトコル 式の制御データに変換された参照画像に関 する情報の利用が容易となり、参照画像を 用する範囲を拡大することができる。

 本発明の超音波診断装置あるいは超音波 断システムによれば、取得した超音波画像 、その設定条件などのパラメータとともに 存することができ、さらにそのパラメータ 関連付けられた画像データを出力すること 、容易に実行可能となる。

 また、参照画像と参照画像に関連するハ ドウエア構成と制御パラメータ情報を入力 き、入力した参照画像に関連する情報から 照画像取得時のパラメータを抽出し、抽出 たパラメータを、前記入力部に接続された ードウエア構成に応じた形式に変換して現 の診断画像の生成に用いるパラメータとし 設定し、設定したパラメータに基づいて超 波データを取得しさらに画像処理を行って 在の診断画像を生成する処理が容易になる

 これにより、参照画像を入力し選択する けで診断画像の比較に最適な画像パラメー の設定ができるので、画像パラメータ設定 手順が簡略化でき、診断の専門家でなくて 適切な診断画像を作成することができる。

図1は、本発明の実施の形態1における 音波診断装置の構成を示すブロック図 図2は、本発明の実施の形態1における 音波診断装置の動作を示すフローチャート 図3は、本発明の実施の形態2における 音波診断システムの構成を示すブロック図 図4は、本発明の実施の形態2における 音波診断装置システムの動作を示すフロー ャート 図5は、本発明の実施の形態3における 音波診断装置の構成を示すブロック図 図6は、本発明の実施の形態4における 音波診断装置の構成を示すブロック図 図7は、従来の超音波診断装置の構成を 示すブロック図

符号の説明

 1 入力部
 2 記憶媒体
 3,19 パラメータ設定部
 4 超音波データ取得部
 5 プローブ
 6 信号処理部
 7 診断画像生成部
 8,21 記憶部
 9 表示部
 10 パラメータ変換部
 11 第1パラメータ設定部
 12 第2パラメータ設定部
 13 受信部
 14,22 送信部
 15 通信ネットワーク
 16 画像サーバ
 17 通信部
 18 記憶部
 20 パラメータ再生部

 本発明は上記構成を基本として、以下の うな種々の態様をとることができる。

 すなわち、第1構成の超音波診断装置にお いて、前記入力部から、パラメータ情報が関 連づけられた参照画像が入力されたとき、入 力された前記パラメータ情報に基づいて前記 超音波データを取得する超音波データ取得部 を備えることができる。

 また、前記入力部から、パラメータ情報 関連づけられた参照画像が入力されたとき 前記診断画像生成部は、入力された前記パ メータ情報に基づいて画像処理を行って診 画像を生成する構成とすることができる。

 これらの構成により、別の超音波診断装 で保存されたパラメータと関連付けられた 音波画像を入力し、さらにそのパラメータ よって新たな超音波画像データを取得する とが容易になる。

 また、前記パラメータ設定部は、前記パ メータ情報に当該超音波診断装置のハード エア構成情報を付加することが好ましい。

 また、前記パラメータ設定部は、前記参 画像に関連する情報に基づき装置制御用パ メータを設定する第1パラメータ設定部と、 前記参照画像に関連する情報に基づき画像処 理用パラメータを設定する第2パラメータ設 部とを備え、前記超音波データ取得部は、 記第1パラメータ設定部で設定した装置制御 パラメータに基づいて超音波データを取得 、前記診断画像生成部は、前記超音波デー 取得部で取得した超音波データに対して前 第2パラメータ設定部で設定した画像処理用 パラメータに基づいて画像処理を行って診断 画像を生成する構成とすることができる。

 この構成により、参照画像に関連するハ ドウエア構成と制御パラメータ情報から参 画像取得時のパラメータを抽出し、抽出し 個々のパラメータを現在のハードウエア構 に応じた形式に変換した装置制御用パラメ タと画像処理用パラメータとに区分し、設 した装置制御用パラメータに基づいて取得 た超音波データに対し、設定した画像処理 パラメータに基づいて画像処理を行って、 在の診断画像を生成することが可能となる

 また、前記記憶部は、前記第1パラメータ 設定部で設定した装置制御用パラメータに、 追加調整したパラメータ情報の変化分を当該 超音波診断装置のハードウエア構成情報に合 致するように変換して加え、前記第2パラメ タ設定部で設定した画像処理用パラメータ ともに、前記診断画像生成部で生成した診 画像と関連付けて記憶することが好ましい

 この構成により、設定した装置制御用パ メータと設定した画像処理用パラメータに 追加調整したパラメータの変化分と現在の ードウエア構成を加味して、生成した診断 像と関連付けて記憶することが容易になる

 また、前記パラメータ設定部は、ハード エア構成情報が付加されたパラメータ情報 関連づけられた参照画像が前記入力部から 力されたときに、入力された前記パラメー 情報を、当該超音波診断装置のハードウエ 構成に対応したパラメータ情報に変換する 成とすることが好ましい。

 この構成により、現在のハードウエアに 応したパラメータで超音波診断装置の制御 行うことができる。

 また、前記記憶部は、前記パラメータ設 部で設定したパラメータ情報に、追加調整 たパラメータ情報の変化分を当該超音波診 装置のハードウエア構成情報に合致するよ に変換して加え、前記診断画像生成部で生 した診断画像と関連付けて記憶することが ましい。

 この構成により、設定したパラメータと 成した診断画像とを関連付けて記憶するこ が容易になる。

 第2構成の超音波診断装置において、前記 パラメータ設定部は、特定のプロトコル形式 の制御データに変換された前記参照画像に関 連する情報を再生するパラメータ再生部と、 前記パラメータ再生部で再生したパラメータ を装置制御用パラメータとして設定する第1 ラメータ設定部と、前記パラメータ再生部 再生したパラメータを画像処理用パラメー として設定する第2パラメータ設定部とを備 、前記超音波データ取得部は、前記第1パラ メータ設定部で設定した装置制御用パラメー タに基づいて超音波データを取得し、前記診 断画像生成部は、前記超音波データ取得部で 取得した超音波データに対して前記第2パラ ータ設定部で設定した画像処理用パラメー に基づいて画像処理を行って診断画像を生 することが好ましい。

 この構成により、入力されたハードウエ 構成に依存しない特定のプロトコル形式の 御データに変換された参照画像に関連する 報を再生し、参照画像取得時のパラメータ 抽出し、抽出した個々のパラメータを超音 診断装置のハードウエア構成に応じた形式 変換して装置制御用パラメータと画像処理 パラメータとに区分し、設定した装置制御 パラメータに基づいて取得した超音波デー に対して、設定した画像処理用パラメータ 基づいて画像処理を行って現在の診断画像 生成することが可能となる。

 また、特定のプロトコル形式の制御デー に変換された前記参照画像に関連する情報 、追加調整したパラメータの変化分を当該 音波診断装置のハードウエア構成情報に合 するように変換して加え、ハードウエア構 に依存しない特定のプロトコル形式の制御 ータに再変換して、前記診断画像生成部で 成した診断画像と関連付けて記憶する記憶 を備えることが好ましい。

 この構成により、特定のプロトコル形式 制御データに変換された参照画像に関連す 情報と生成した診断画像とを関連付けて記 することが可能となる。

 以下、本発明の実施の形態の超音波診断 置について、図面を用いて説明する。

 (実施の形態1)
 図1は、本発明の実施の形態1における超音 診断装置の構成を示すブロック図である。 の超音波診断装置は、入力部1と、パラメー 設定部3と、超音波データ取得部4と、信号 理部6と、診断画像生成部7と、記憶部8とか 構成される。

 入力部1は、参照画像と参照画像に関連す るハードウエア構成と制御パラメータ情報と を入力するための機能を有する。パラメータ 設定部3は、参照画像に関連する情報から診 画像の生成に用いるパラメータを生成する めに、入力部1に接続されたハードウエア構 に応じた形式に変換してパラメータの設定 行う。超音波データ取得部4は、パラメータ 設定部3で設定したパラメータに基づいて、 ローブ5を駆動して超音波データを取得する 診断画像生成部7は、超音波データ取得部4 取得され、信号処理部6で所定の処理を施さ た超音波データに対して、パラメータ設定 3で設定したパラメータに基づき画像処理を 行って、診断画像を生成する。記憶部8は、 ラメータ設定部3で設定したパラメータと、 断画像生成部7で生成した診断画像とを関連 付けて記憶する。

 次に、以上のように構成された超音波診 装置の各部の機能について、より詳細に説 する。

 入力部1は、キーボード、マウス、操作ボ タン、トラックボールなど各種の操作手段を 備えた操作卓である。操作者により、後述の 記憶媒体2から参照画像と参照画像に関連す 情報を読み込むための指示や、機関名称、 査年月日、患者ID、操作者ID、検査部位など 関する情報入力や、装置制御用パラメータ よび画像処理用パラメータの変更設定など 種の入力と装置の操作を行うために用いら る。

 記憶媒体2は、CDやDVDなどの記憶媒体であ 、参照画像と参照画像に関連する情報や各 の統計データなどを記憶しており、入力部1 よりの操作者の指示により記憶情報の読み出 しが行われる。

 パラメータ設定部3は、さらに具体的には 、パラメータ変換部10と、第1パラメータ設定 部11と、第2パラメータ設定部12とで構成され いる。

 パラメータ変換部10は、入力した参照画 に関連する情報から参照画像取得時のパラ ータを抽出し、抽出した個々のパラメータ 、装置制御用パラメータと画像処理用パラ ータとに区分けする。装置制御用パラメー は、超音波データ取得のためのパラメータ あり、画像処理用パラメータは、取得した 音波データに対して画像処理を行って診断 像を生成するためのパラメータである。

 第1パラメータ設定部11は、パラメータ変 部10で装置制御用パラメータとして区分さ たダイナミックレンジ、Acoustic Power、送信 ワー、発信周波数、STC(Sensitive Time Control)な どのパラメータを、装置の値として設定する 。

 第2パラメータ設定部12は、パラメータ変 部10で画像処理用パラメータとして区分さ た、輪郭強調、Frame Rate、Imagingモードなど パラメータを装置の値として設定する。

 超音波データ取得部4は、第1パラメータ 定部11で設定した装置制御用パラメータに基 づいて、後述のプローブ5を構成する複数の 動素子に対して送信信号を供給し、振動素 からの出力信号を受信して超音波データを 得する。

 プローブ5は、超音波振動子から被検体へ 超音波パルスを照射し、体内の各組織からの 反射超音波を受信して電気信号に変換する超 音波探触子である。プローブ5は、複数のア イ振動子によって形成された超音波ビーム 走査することによって走査面を形成する。

 信号処理部6は、超音波データ取得部4で 得した超音波データに対して、整相加算、 波、対数圧縮などの処理を施す。

 診断画像生成部7は、信号処理部6よりの ータと第2パラメータ設定部12で設定した画 処理用パラメータとに基づいて、デジタル キャンコンバータにより走査変換を行い、 メージフォーマッタで輝度やコントラスト 調整や画像処理や画像合成を行う。

 記憶部8は、診断画像生成部7で生成され 診断画像と、診断画像取得時の装置制御用 ラメータと、画像処理用パラメータとを関 付けて記憶する。また、入力部1よりの指示 より、各種の関連する統計データなどをも 憶することができる。さらに、記憶した情 は、入力部1よりの指示により読み出すこと や記憶媒体2に複写や移動することも可能で る。

 表示部9は、診断画像生成部7から供給さ る画像信号により、参照画像や統計データ よび新しく取得した診断画像などを表示す ために用いられる。例えば、参照画像と新 く取得した診断画像とを、入力部1の指示に り並列表示または単独表示および拡大表示 どすることができる。

 以上のように構成された超音波診断装置 ついて、図2のフローチャートを用いてその 動作を説明する。

 まず、ステップS10において、操作者は入 部1のキーボードなどを操作してCDやDVDなど 記憶媒体2に記憶されている参照画像と参照 画像に関連する情報を、超音波診断装置側に 入力する(読み込む)。

 関連する情報は、装置制御用パラメータ あるダイナミックレンジ、Acoustic Power、送 パワー、発信周波数、STCなど、および、画 処理用パラメータである輪郭強調、Frame Rat eなどで、参照画像に関連付けられてCDやDVDな どの記憶媒体2に記憶されている。

 また必要に応じて機関名称、検査年月日 患者ID、操作者ID、検査部位などに関する情 報を入力する。次に、読み込んだ参照画像と 参照画像に関連する情報の一部を表示部9に 示する(S20)。

 次に、読み込んだ参照画像に関連するハ ドウエア構成と制御パラメータ情報から、 照画像取得時のパラメータを抽出する。そ て、抽出した個々のパラメータを、超音波 ータ取得のための装置制御用パラメータと 取得した超音波データに対して画像処理を って診断画像を生成する画像処理用パラメ タとに区分する。その際、装置制御用パラ ータを、ハードウエア構成に応じた形式に 換する。以上の結果として、現在の診断画 を取得する超音波診断装置に対して第1パラ メータ設定部11で装置制御用パラメータが設 され、第2パラメータ設定部12で画像処理用 ラメータが設定される(S30)。

 設定した装置制御用パラメータでプロー 5を駆動して超音波データ取得部4で超音波 ータを取得する(S40)。次に、取得した超音波 データに対して、信号処理部6で整相加算処 、検波処理、対数圧縮処理などの信号処理 施す。得られた信号に対して、診断画像生 部7で、デジタルスキャンコンバータにより 査変換を行い、設定した画像処理用パラメ タを用いてイメージフォーマッタにより画 処理を行って診断画像を生成する(S50)。

 次に、表示部9で、生成した現在の診断画 像と入力部1の指示により読み込んだ参照画 とを並列表示し、病変部の経時変化の有無 よび変化度合などの識別診断を行う(S60)。

 次に、生成した現在の診断画像を新たな 断画像として保存するか否かを判断する(S70 )。病変部に経時変化がなく、現在の診断画 を新たな診断画像として保存する必要がな 場合(S70のNO)は、動作を終了する。

 病変部に経時変化があるとか、または病 部に経時変化はないが履歴記録として必要 どの理由で、生成した現在の診断画像を保 する場合(S70のYES)は、生成した現在の診断 像と、現在の診断画像取得時の装置制御用 ラメータと、画像処理用パラメータとの関 付けを行なって、記憶部8に保存する(S80)。 のとき、必要に応じて、入力部1より入力し 機関名称、撮影年月日、被検者氏名、被検 ID番号、検査部位などに関する情報をも、 成した現在の診断画像に関連付けて記憶部8 保存する。

 次に、さらに新たな診断画像を取得する 要があるか否かを判断し(S90)、病変部に経 変化がなく新たな診断画像が必要でない場 (S90のNO)は、動作を終了する。

 病変部に経時変化があるとか、または被 体の体型が前回撮影時と変わったなどの理 でさらに新しい診断画像が必要な場合(S90の YES)は、入力部1のキーボードや操作卓のツマ やスイッチなどを操作して、新しい診断画 を取得するために装置制御用パラメータと 像処理用パラメータの数値を新しく設定す (S100)。その後、超音波データ取得部4により 、設定した装置制御用パラメータでプローブ 5を作動して超音波データを取得するステッ (S40)に戻る。

 以降、この動作を繰り返して行い新しい 断画像の保存または取得が必要なくなった 点で動作を終了する。

 以上のように本実施の形態の超音波診断 置によれば、入力した参照画像に関連する ードウエア構成と制御パラメータ情報から 照画像取得時のパラメータを抽出し、抽出 た個々のパラメータを、被検体から超音波 ータを取得するためにハードウエア構成に じた形式に変換した装置制御用パラメータ 、取得した超音波データに対して画像処理 行って診断画像を生成するための画像処理 パラメータとに区分し、現在の診断画像を 得する超音波診断装置に対して、装置制御 パラメータと画像処理用パラメータとを容 に、参照画像と同一に設定することができ 。従って、操作者の知識や経験に関係なく 定時間の短縮化が図れ操作者の負担を軽減 きる。

 また、取得した現在の診断画像と読み込 だ参照画像とを同一画質で並列表示すれば 操作者の技量や知識や経験などが未熟であ ても、病変部の経時変化の有無および変化 合を客観的かつ容易に識別診断できる。

 また、取得した現在の診断画像と取得時 装置制御用パラメータに、超音波診断装置 で追加調整したパラメータの変化分と現在 ハードウエア構成を加味して、画像処理用 ラメータとを関連付けて記憶するため、将 において記憶された情報の再利用が容易に える。

 なお、上述の説明では、参照画像は同一 検体で同一部位における過去の診断画像と たが、同性同年代で類似した体型の異被検 の同部位の診断画像を参照画像として識別 断の参考にすることも可能である。

 なお、抽出した個々のパラメータを、超 波データ取得のための装置制御用パラメー と、取得した超音波データに対して画像処 を行って診断画像を生成するための画像処 用パラメータとに区分けすることにより、 得した現在の診断画像および読み込んだ(記 憶媒体等で、入力装置を介して入力した)参 画像のデータを、超音波診断装置上だけで く、オフライン(例えば、パソコン)で処理す る場合も、超音波診断装置本体があるのと同 様に、画像を調整し、診断することが可能と なる。

 (実施の形態2)
 図3は、本発明の実施の形態2における超音 診断システムの構成を示すブロック図であ 。この超音波診断システムは、超音波デー より診断画像を生成する超音波診断装置と 通信ネットワークを介して接続された画像 ーバとからなる。超音波診断装置は、実施 形態1における装置の一部を変更した構成を する。従って、図1に示した実施の形態1と 様の構成要素には同一番号を付して、説明 繰り返しを一部省略する。

 図3において、超音波診断装置は、受信部 13と、パラメータ設定部3と、超音波データ取 得部4と、診断画像生成部7と、送信部14とを え、画像サーバ16は、超音波診断装置と通信 を行う通信部17と、情報を記憶する記憶部18 を有する構成である。

 この超音波診断装置の構成が図1に示した 実施の形態1の場合と異なるのは、受信部13、 およびが送信部14が設けられていることであ 。受信部13は、参照画像と参照画像データ 関連するハードウエア構成と制御パラメー 情報とを受信する機能を有する。送信部14は 、パラメータ設定部3で設定したパラメータ 、超音波診断装置上で追加調整したパラメ タの変化分と現在のハードウエア構成を加 して、診断画像生成部7で生成した診断画像 関連付けて送信する機能を有する。

 次に、以上のように構成された超音波診 システムにおける、実施の形態1とは異なる 各部の機能について説明する。

 受信部13は、入力部1よりの指示により通 ネットワーク15を介して、画像サーバ16より 、参照画像と、参照画像に関連するハードウ エア構成と、制御パラメータ情報などを受信 する。

 送信部14は、入力部1よりの指示により、 断画像生成部7で生成された現在の診断画像 と、現在の診断画像取得時の装置制御用パラ メータに、超音波診断装置上で追加調整した パラメータの変化分および現在のハードウエ ア構成を加味して、画像処理用パラメータと 関連付けた情報を、通信ネットワーク15を介 て、後述の画像サーバ16に送信する。

 画像サーバ16の一部を構成する通信部17は 、通信ネットワーク15を介して、超音波診断 置の送信部14より送信された情報の受信、 よび超音波診断装置の受信部13に対する情報 の送信を行う。

 記憶部18は、参照画像、参照画像に関連 る情報、および通信部17が受信した情報を記 憶する。

 以上のように構成された超音波診断シス ムについて、図4のフローチャートを用いて その動作を説明する。なお、実施の形態1に ける図2のフローチャートと同一のステップ ついては、同一の参照符号を付して、説明 繰り返しを一部省略する。

 図4において、まず、操作者は入力部1の ーボードなどを操作して画像サーバ16に記憶 されている参照画像と参照画像に関連する情 報を受信する(S15)。また、必要に応じて機関 称、検査年月日、患者ID、操作者ID、検査部 位などに関する情報を入力し、受信した参照 画像と、参照画像に関連する情報の一部を、 表示部9に表示する(S20)。

 以降、ステップ(S30)からステップ(S60)まで の動作は、図2のフローチャートにおけるス ップ(S30)からステップ(S60)までと同じ動作の め、説明を省略する。

 次に、生成した現在の診断画像を新たな 断画像として保存するか否かを判断する(S70 )。病変部に経時変化がなく、現在の診断画 を新たな診断画像として保存する必要がな 場合(S70のNO)は、動作を終了する。

 病変部に経時変化があるとか、または病 部に経時変化はないが履歴記録として必要 どの理由で生成した現在の診断画像を保存 る場合(S70のYES)は、生成した現在の診断画 、現在の診断画像取得時の装置制御用パラ ータ、および画像処理用パラメータの関連 けを行なった情報を、送信部14より通信ネッ トワーク15を介して、画像サーバ16に送信し 記憶部18に保存する(S85)。

 また、必要に応じて入力部1より入力した 機関名称、撮影年月日、被検者氏名、被検者 ID番号、検査部位などに関する情報をも生成 た現在の診断画像に関連付けて記憶部18に 存する。

 次に、さらに新たな診断画像を取得する 要があるか否かを判断し(S90)、病変部に経 変化がなく新たな診断画像が必要でない場 (S90のNO)は、動作を終了する。

 病変部に経時変化があるとか、または被 体の体型が前回撮影時と変わったなどの理 でさらに新しい診断画像が必要な場合(S90の YES)は、入力部1のキーボードや操作卓のツマ やスイッチなどを操作して、新しい診断画 を取得するために装置制御用パラメータと 像処理用パラメータを新しく設定する(S100) そして、超音波データ取得部4により、設定 した装置制御用パラメータでプローブ5を作 して超音波データを取得するステップ(S40)に 戻る。

 以降、この動作を繰り返して行い新しい 断画像の保存または取得が必要なくなった 点で動作を終了する。

 以上のように本実施の形態の超音波診断 ステムによれば、入力した参照画像に関連 るハードウエア構成と制御パラメータ情報 ら参照画像取得時のパラメータを抽出し、 出した個々のパラメータを、被検体から超 波データを取得するためにハードウエア構 に応じた形式に変換した装置制御用パラメ タと、取得した超音波データに対して画像 理を行って診断画像を生成するための画像 理用パラメータとに区分し、現在の診断画 を取得する超音波診断装置に対して、装置 御用パラメータと画像処理用パラメータと 容易に、参照画像と同一に設定することが きる。従って、操作者の知識や経験に関係 く設定時間の短縮化が図れ操作者の負担を 減できる。

 また、取得した現在の診断画像と読み込 だ参照画像とを同一画質で並列表示すれば 操作者の技量や知識や経験などが未熟であ ても、病変部の経時変化の有無および変化 合を客観的かつ容易に識別診断できる。

 また、診断画像、診断画像に関連する情 、あるいは各種の統計データなどを画像サ バに保存するため、通信ネットワークに接 され認可された他の超音波診断装置や医療 関からもアクセスが可能となる。それによ 、データの共有化および有効活用が図れる 共に、専門医や専門機関による識別診断が 能となり、より適切で高度な識別診断が実 できる。

 なお、上述の説明では、参照画像は同一 検体で同一部位における過去の診断画像と たが、同性同年代で類似した体型の異被検 の同部位の診断画像を参照画像として識別 断を行うことも可能である。

 (実施の形態3)
 図5は、本発明の実施の形態3における超音 診断装置の構成を示すブロック図である。 の超音波診断装置は、実施の形態1における 置の一部を変更した構成を有する。従って 図1に示した実施の形態1と同様の構成要素 は同一番号を付して、説明の繰り返しを一 省略する。

 図5の超音波診断装置は、入力部1と、パ メータ設定部19と、超音波データ取得部4と 信号処理部6と、診断画像生成部7と、記憶部 21とから構成される。この超音波診断装置は パラメータ設定部19と、記憶部21の機能が、 図1に示した実施の形態1の場合と異なる。そ ため、入力部1から入力されるデータが、実 施の形態1の場合と異なる。

 すなわち、入力部1からは、参照画像と、 「ハードウエア構成に依存しない特定のプロ トコル形式の制御データに変換された(纏め げられた)参照画像に関連する情報」とが入 される。パラメータ設定部19は、特定のプ トコル形式の制御データに変換された参照 像に関連する情報から、診断画像の生成に いるパラメータを、入力部1が搭載された当 超音波診断装置のハードウエア構成に応じ 形式に変換して再生設定する機能を有する 記憶部21は、超音波診断装置上で追加調整 たパラメータの変化分を加味し、ハードウ ア構成に依存しない特定のプロトコル形式 制御データに再変換された参照画像に関連 る情報と、診断画像生成部7で生成した診断 像とを関連付けて記憶する機能を有する。

 次に、以上のように構成された超音波診 装置における、実施の形態1とは異なる各部 の機能について説明する。

 パラメータ設定部19は、パラメータ再生 20と、第1パラメータ設定部11と、第2パラメ タ設定部12とで構成されている。パラメータ 再生部20は、入力されたハードウエア構成に 存しない特定のプロトコル形式の制御デー に変換された参照画像に関連する情報を再 し、再生した情報から参照画像取得時のた に、ハードウエア構成に応じた形式に変換 たパラメータを抽出する。さらに、抽出し 個々のパラメータを、超音波データ取得の めの装置制御用パラメータと、取得した超 波データに対して画像処理を行って診断画 を生成するための画像処理用パラメータと 区分けする。

 「ハードウエア構成に依存しない特定の ロトコル形式の制御データ」とは、処理手 の仕様(例えば、データの並び方、ビット数 、回路・機器間の応答仕様など)の情報のセ トである。そしてこの「制御データ」の形 は、一定のルールに従って装置制御用パラ ータおよび画像処理用パラメータを並べた 式であり、ハードウエア構成が異なる機種 であっても、プロトコル形式が判別できれ 、各種のパラメータなどが相互交換できる 式である。また、データ容量が大きい場合 、容量削減のためにさらに可逆圧縮等の変 を施しても良い。

 記憶部21は、図1の記憶部8と同様の機能で あるが、診断画像と関連付けて記憶する診断 画像取得時の装置制御用パラメータと、画像 処理用パラメータとを、可逆圧縮したデータ として記憶する。

 以上のように構成された超音波診断装置 動作は、図2のフローチャートと同様のため 、説明は省略する。

 以上のように本実施の形態の超音波診断 置によれば、入力した参照画像とハードウ ア構成に依存しない特定のプロトコル形式 制御データに変換された参照画像に関連す 情報を再生し、再生した参照画像に関連す 情報から参照画像取得時のパラメータを抽 し、抽出した個々のパラメータを、被検体 ら超音波データを取得するためにハードウ ア構成に応じた形式に変換した装置制御用 ラメータと、取得した超音波データに対し 画像処理を行って診断画像を生成する画像 理用パラメータとに区分し、現在の診断画 を取得する超音波診断装置に対して、装置 御用パラメータと画像処理用パラメータと 容易に、参照画像と同一に設定することが きる。従って、操作者の知識や経験に関係 く設定時間の短縮化が図れ操作者の負担を 減できる。

 また、取得した現在の診断画像と読み込 だ参照画像とを同一画質で並列表示すれば 操作者の技量や知識や経験などが未熟であ ても、病変部の経時変化の有無および変化 合を客観的かつ容易に識別診断できる。

 また、現在の診断画像取得時の装置制御 パラメータと画像処理用パラメータとを可 圧縮して記憶するため、データ容量の削減 可能になるとともに可逆圧縮のため圧縮前 データに完全に復元することができる。

 なお、上述の説明では、参照画像に関連 る情報のみを可逆圧縮して記憶するものと たが、これに限定されるものではない。デ タ容量の多い参照画像を非可逆圧縮して記 することも可能であり、記憶するデータの 類に応じて可逆圧縮と非可逆圧縮を使い分 ることによって大幅なデータ容量削減が可 となる。

 (実施の形態4)
 図6は、本発明の実施の形態4における超音 診断システムの構成を示すブロック図であ 。この超音波診断システムは、超音波デー より診断画像を生成する超音波診断装置と 通信ネットワークを介して接続された画像 ーバとからなる。この超音波診断システム 、図3に示した実施の形態2の構成のシステム における超音波診断装置を、図5に示した実 の形態3と同様に変更したものである。従っ 、図3、図5に示した構成と同様の要素には 一符号を付して、説明の繰り返しを一部省 する。

 受信部13は、実施の形態3と同様、参照画 と、ハードウエア構成に依存しない特定の ロトコル形式の制御データに変換された参 画像に関連する情報とを受信する。パラメ タ設定部19は、特定のプロトコル形式の制 データに変換された参照画像に関連する情 を再生するパラメータ再生部20と、パラメー タ再生部20で再生したパラメータをハードウ ア構成に応じた形式に変換した装置制御用 ラメータとして設定する第1パラメータ設定 部11と、画像処理用パラメータとして設定す 第2パラメータ設定部12とを備える。

 送信部22は、超音波診断装置上で追加調 したパラメータの変化分を加味して、ハー ウエア構成に依存しない特定のプロトコル 式の制御データに再変換した診断画像に関 する情報と、診断画像生成部7において生成 た診断画像とを関連付けて送信する機能を する。

 次に、以上のように構成された超音波診 装置における、図3に示した実施の形態2お び図5に示した実施の形態3とは異なる送信部 22の機能について説明する。

 送信部22は、図3の送信部14と同様の機能 あるが、診断画像と関連付けて記憶する診 画像取得時の装置制御用パラメータと画像 理用パラメータとを可逆圧縮したデータを 通信ネットワーク15を介して、画像サーバ16 送信する。

 以上のように構成された超音波診断シス ムの動作は、図4のフローチャートと同様の ため説明は省略する。

 以上のように本実施の形態の超音波診断 置によれば、入力したハードウエア構成に 存しない特定のプロトコル形式の制御デー に変換された参照画像に関連する情報を再 し、再生した参照画像に関連する情報から 照画像取得時のパラメータを抽出し、抽出 た個々のパラメータを、被検体から超音波 ータを取得するために、受信部が搭載され 超音波診断装置のハードウエア構成に応じ 形式に変換した装置制御用パラメータと、 得した超音波データに対して画像処理を行 て診断画像を生成するための画像処理用パ メータとに区分する。それにより、現在の 断画像を取得する超音波診断装置に対して 装置制御用パラメータと画像処理用パラメ タとを、容易に参照画像と同一に設定する とができる。従って、操作者の知識や経験 関係なく設定時間の短縮化が図れ、操作者 負担を軽減できる。

 また、取得した現在の診断画像と読み込 だ参照画像とを同一画質で並列表示すれば 操作者の技量や知識や経験などが未熟であ ても、病変部の経時変化の有無および変化 合を客観的かつ容易に識別診断できる。

 また、現在の診断画像取得時の装置制御 パラメータと画像処理用パラメータとを可 圧縮して記憶するため、データ容量の削減 可能になるとともに可逆圧縮のため圧縮前 データに完全に復元することができる。

 また、診断画像、診断画像に関連する情 、あるいは各種の統計データなどを、可逆 縮または非可逆圧縮して画像サーバに保存 るため、通信ネットワークに接続され認可 れた他の超音波診断装置や医療機関からも クセスが可能となり、データの共有化およ 有効活用が図れると共に、専門医や専門機 による識別診断が可能となり、より適切で 度な識別診断が実施できる。

 なお、参照画像に関連する情報を「ハー ウエア構成に依存しない特定のプロトコル 式の制御データ」として、データ容量など 面で必要に応じて所定の形式に変換して定 することで、これ以降に当該参照画像を利 する他の装置において、仮にハードウェア 構成が変わっても、同等の機能、作用効果 得ることができる。

 本発明の超音波診断装置は、新し診断画 を取得するときに、装置制御用パラメータ 画像処理用パラメータとを容易に、参照画 と同一に設定することができ、新旧の診断 像を比較する機能を有する超音波診断装置 して有用である。

 また、本発明の超音波診断装置は、ハー ウエア構成が異なる機種間であっても、参 画像と装置制御用パラメータの相互利用が 能となるため、超音波診断に造形が深い専 家が時間を掛けて微調節したパラメータ設 を参照画像として入手すれば、超音波診断 技量や知識や経験などが未熟な操作者であ ても、秀でた専門家と同じパラメータ設定 即座に再現でき、超音波診断装置として有 である。