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Patent Searching and Data


Title:
DOORWAY DEVICE FOR ELEVATOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/114344
Kind Code:
A1
Abstract:
A doorway device for an elevator has a safety shoe provided at a closing side end of a car door, and the car door is provided with a shoe interlock mechanism. The shoe interlock mechanism has a link member for shoe movement moved relative to the car and to the car door when the car door is moved in association with the movement of the car door relative to a car. The movement of the safety shoe relative to the car door is associated with the movement relative to the car door of the link member for shoe movement. A closing member is provided under a car sill. The closing member is movable between a closing position where a sill gap betweenthe car sill and a landing sill is closed and an opening position where the sill gap is opened. A closing member interlock mechanism is connected between the shoe interlock mechanism and the closing member. The closing member interlock mechanism moves the closing member in association with the movement relative to the car of the link member for shoe movement.

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Inventors:
FUJIKI TAKESHI (JP)
IMAJO KENSUKE (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/055370
Publication Date:
September 25, 2008
Filing Date:
March 16, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
FUJIKI TAKESHI (JP)
IMAJO KENSUKE (JP)
International Classes:
B66B13/28
Foreign References:
JPH09175760A1997-07-08
JPS4810750A
JPH0789684A1995-04-04
JPS5223464U1977-02-18
Other References:
See also references of EP 2143682A4
Attorney, Agent or Firm:
SOGA, Michiteru et al. (8th Floor Kokusai Building,1-1, Marunouchi 3-chome, Chiyoda-k, Tokyo 05, JP)
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Claims:
 かごに設けられたかご出入口を開閉可能なかごドア、
 上記かごドアの戸閉側端部に設けられ、上記かごドアに対して変位可能なセーフティシュー、
 上記かごドアの上記かごに対する移動に連動して上記かご及び上記かごドアのそれぞれに対して変位されるシュー変位用リンク部材を有し、上記シュー変位用リンク部材の上記かごドアに対する変位と、上記セーフティシューの上記かごドアに対する変位とが連動するシュー連動機構、
 上記かご出入口の下部に設けられたかご敷居と乗場出入口の下部に設けられた乗場敷居との間の敷居隙間を塞ぐ塞ぎ位置と、上記敷居隙間を開放する開放位置との間を変位可能な塞ぎ部材、及び
 上記シュー連動機構と上記塞ぎ部材との間に連結され、上記シュー変位用リンク部材の上記かごに対する変位に連動させて上記塞ぎ位置と上記開放位置との間で上記塞ぎ部材を変位させる塞ぎ部材連動機構
 を備えていることを特徴とするエレベータの出入口装置。
 上記塞ぎ部材連動機構は、上記かごに対して回動可能に支持された支持側リンク部材を有し、
 上記支持側リンク部材は、上記シュー変位用リンク部材の上記かごに対する変位に連動して上記かごに対して回動され、
 上記塞ぎ部材は、上記支持側リンク部材の回動に連動して上記塞ぎ位置と上記開放位置との間を変位されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
 上記塞ぎ部材は、上記かご敷居に沿って配置された回動軸を中心に回動されることにより、上記塞ぎ位置と上記開放位置との間を変位されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
 上記塞ぎ部材を上記開放位置に近づく方向へ付勢する付勢体をさらに備え、
 上記塞ぎ部材連動機構は、上記付勢体の付勢力に逆らって、上記塞ぎ部材を上記塞ぎ位置へ変位させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
Description:
エレベータの出入口装置

 この発明は、かご敷居と乗場敷居との間 隙間を塞ぐ塞ぎ部材を有するエレベータの 入口装置に関するものである。

 従来、かごドアの敷居と乗場ドアの敷居 の間の隙間から昇降路内へ鍵等の異物が落 することを防止するために、利用客のかご 対する乗降時に当該隙間を塞ぎ部材で塞ぐ レベータ装置が提案されている。乗りかご ドア開閉モータと塞ぎ部材との間には、ワ ヤが連結されている。塞ぎ部材は、ドア開 モータの駆動力によるワイヤの移動により 動される。かごドアの敷居と乗場ドアの敷 との間の隙間は、かごドアの敷居に対する ぎ部材の回動により塞がれる(特許文献1参 )。

特開2000-229773号公報

 しかし、ドア開閉モータの駆動力を塞ぎ 材に伝えるために、ワイヤや、ワイヤを巻 掛ける滑車を新たに設置するだけでなく、 ア開閉モータの回転ストロークがワイヤの 動量よりも長いので、ワイヤの移動量を調 するための大形の減速装置も新たに設置し ければならない。従って、構造が複雑にな とともに、製造コストも増大してしまう。

 この発明は、上記のような課題を解決す ためになされたものであり、かご敷居と乗 敷居との間の隙間を簡単な構成で塞ぐこと できるとともに、製造コストの低減化も図 ことができるエレベータの出入口装置を得 ことを目的とする。

 この発明によるエレベータの出入口装置 、かごに設けられたかご出入口を開閉可能 かごドア、かごドアの戸閉側端部に設けら 、かごドアに対して変位可能なセーフティ ュー、かごドアのかごに対する移動に連動 てかご及びかごドアのそれぞれに対して変 されるシュー変位用リンク部材を有し、シ ー変位用リンク部材のかごドアに対する変 と、セーフティシューのかごドアに対する 位とが連動するシュー連動機構、かご出入 の下部に設けられたかご敷居と乗場出入口 下部に設けられた乗場敷居との間の敷居隙 を塞ぐ塞ぎ位置と、敷居隙間を開放する開 位置との間を変位可能な塞ぎ部材、及びシ ー連動機構と塞ぎ部材との間に連結され、 ュー変位用リンク部材のかごに対する変位 連動させて塞ぎ位置と開放位置との間で塞 部材を変位させる塞ぎ部材連動機構を備え いる。

この発明の実施の形態1によるエレベー タの出入口装置を示す正面図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 図1のかご出入口が各かごドアによって 全開されているときのエレベータの出入口装 置を示す正面図である。 図2の塞ぎ部材が敷居隙間を塞いでいる 状態を示す断面図である。

 以下、この発明の好適な実施の形態につい 図面を参照して説明する。
 実施の形態1.
 図1は、この発明の実施の形態1によるエレ ータの出入口装置を示す正面図である。ま 、図2は、図1のII-II線に沿った断面図である なお、図1には、かごドアがかご出入口を全 閉している状態が示されている。図において 、かご(図示せず)には、かご出入口1が設けら れている。また、かごには、かご出入口1の 方に設けられたハンガケース2が固定されて る。

 ハンガケース2には、かご出入口1の間口 向に沿って配置されたドアレール(支持レー )3が固定されている。ドアレール3には、か 出入口1を開閉する一対のかごドア4,5が吊り 下げられている。

 各かごドア4,5は、かご出入口1の間口方向 へ移動可能になっている。かご出入口1は、 かごドア4,5の間口方向への移動により開閉 れる。ここで、図3は、図1のかご出入口1が かごドア4,5によって全開されているときの レベータの出入口装置を示す正面図である 図1及び図3に示すように、各かごドア4,5は、 かご出入口1を全閉する全閉位置(図1)と、か 出入口1を全開する全開位置(図3)との間を移 可能になっている。

 かご出入口1の下部には、かご出入口1の 口方向に沿って配置されたかご敷居6が固定 れている。かご敷居6には、敷居溝(図示せ )が各かごドア4,5の移動方向に沿って設けら ている。敷居溝には、各かごドア4,5の下端 が挿入されている。

 各かごドア4,5は、ドアレール3に沿って移 動可能なドアハンガ7と、ドアハンガ7の下部 設けられ、ドアハンガ7とともに移動される ことによりかご出入口1を開閉するドアパネ 8とを有している。

 各ドアハンガ7は、ドアレール3に沿って 隔を置いて配置された複数(この例では2つ) ハンガローラ9と、各ハンガローラ9が設けら れた共通のドアハンガ本体(ハンガ板)10とを している。

 各ハンガローラ9は、ドアレール3上に載 られている。また、各ハンガローラ9は、ド ハンガ7がドアレール3に沿って移動される きに、ドアレール3に接触しながら転動され 。

 ハンガケース2上には、ドア駆動装置11が けられている。ドア駆動装置11は、モータ12 と、モータ12の回転軸に設けられた駆動プー 13とを有している。ハンガケース2の間口方 一端部には、互いに同軸に配置された伝達 ーリ14及び第1のドア移動用プーリ15が設け れている。ハンガケース2の間口方向他端部 は、第2のドア移動用プーリ16が設けられて る。

 駆動プーリ13及び伝達プーリ14間には、無 端状の伝達ベルト17が巻き掛けられている。 動プーリ13の回転力は、伝達ベルト17の周回 移動により伝達プーリ14へ伝達される。また 第1のドア移動用プーリ15は、伝達プーリ14 一体に回転される。

 第1のドア移動用プーリ15及び第2のドア移 動用プーリ16間には、無端状のドア移動用ベ ト(伝動条体)18が巻き掛けられている。ドア 移動用ベルト18は、第1のドア移動用プーリ15 回転により周回移動される。第2のドア移動 用プーリ16は、ドア移動用ベルト18の周回移 により回転される。

 各かごドア4,5は、ドア移動用ベルト18の 回移動により互いに逆方向へ移動されるよ に、連結部材19,20を介してドア移動用ベルト 18にそれぞれ接続されている。

 かごドア5の戸閉側端部には、セーフティ シュー21が一対のシュー取付部材22を介して けられている。各シュー取付部材22は、かご ドア5に対して回動可能になっている。一方( 側)のシュー取付部材22には、当接部22aが設 られている。セーフティシュー21は、各シ ー取付部材22の回動により、かごドア5から 出する突出位置と、突出位置よりもかごド 5の内側へ後退する後退位置との間でかごド 5に対して変位可能になっている。

 かごには、かごドア5のかごに対する移動 (即ち、かごドア5の開閉動作時の移動)と、セ ーフティシュー21のかごドア5に対する変位と を連動させるシュー連動機構23が設けられて る。シュー連動機構23は、かご敷居6上に固 された(即ち、かごに対して固定された)固 部材24と、かごドア5との間に連結されてい 。

 かごドア5には、ドア側接続部材25が設け れている。固定部材24には、固定側接続部 26が設けられている。シュー連動機構23は、 ア側接続部材25を中心に回動可能なドア側 ンク部材(第1のシュー変位用リンク部材)27と 、固定側接続部材26を中心に回動可能な固定 リンク部材(第2のシュー変位用リンク部材)2 8とを有している。

 ドア側リンク部材27及び固定側リンク部 28は、互いに回動可能に連結されている。こ れにより、かごドア5の開閉動作時の移動に じて、ドア側リンク部材27がドア側接続部材 25を中心に回動され、固定側リンク部材28が 定側接続部材26を中心に回動される。即ち、 ドア側リンク部材27及び固定側リンク部材28 、かごドア5のかごに対する移動に連動して ご及びかごドア5のそれぞれに対して変位さ れる。

 シュー取付部材22の当接部22aには、ドア リンク部材27の端部が当接されている。シュ ー取付部材22は、ドア側リンク部材27のかご ア5に対する変位(回動)により、ドア側リン 部材27に当接されながらかごドア5に対して 動される。セーフティシュー21は、シュー取 付部材22のかごドア5に対する回動により、か ごドア5に対して変位される。即ち、セーフ ィシュー21は、ドア側リンク部材27のかごド 5に対する変位に連動して突出位置(図1)と後 退位置(図3)との間で変位される。これにより 、セーフティシュー21は、かごドア5の全閉位 置への変位により突出位置に変位され、かご ドア5の全開位置への変位により後退位置に 位される。

 なお、図示していないが、かごドア4にも 、かごドア5と同様のセーフティシュー21及び シュー連動機構23が設けられている。

 各階床には、一対の乗場ドア(図示せず) より開閉される乗場出入口が設けられてい 。各乗場ドアは、かごが各階床に停止して るときに、各かごドア4,5に対向する。各乗 ドアは、図示しない係合装置により各かご ア4,5に係合しながら各かごドア4,5とともに 動される。乗場出入口は、各乗場ドアの移 により開閉される。

 乗場出入口の下部には、図2に示すように 、乗場出入口の間口方向に沿って配置された 乗場敷居29が固定されている。乗場敷居29の 部には、保護板としてのトーガード30が設け られている。かごが各階床に停止していると きには、かご敷居6と乗場敷居29とが敷居隙間 31を介して対向する。

 かご敷居6の下方には、かご敷居6と乗場 居29との間の敷居隙間31を塞ぐための塞ぎ部 32が設けられている。塞ぎ部材32は、かご敷 居6に沿って配置されている。また、塞ぎ部 32は、かご敷居6に沿った回動軸33を介してか ご敷居6に取り付けられている。従って、塞 部材32は、かご敷居6に対して回動軸33を中心 に回動可能になっている。さらに、塞ぎ部材 32は、回動軸33に取り付けられた長辺部34と、 長辺部34の乗場敷居29側の端部から下方へ延 る短辺部35とを有している。

 ここで、図4は、図2の塞ぎ部材32が敷居隙 間31を塞いでいる状態を示す断面図である。 に示すように、塞ぎ部材32は、かご敷居6に する回動により、敷居隙間31を塞ぐ塞ぎ位 (図4)と、敷居隙間31を開放する開放位置(図2) との間で変位される。長辺部34の反乗場敷居2 9側の端部は、塞ぎ部材32の回動により、かご 敷居6に対して上下方向へ変位される。短辺 35の下端部は、塞ぎ部材32の回動により、ト ガード30に接離する方向へ変位される。塞 部材32が塞ぎ位置にあるときには、短辺部35 トーガード30に当接される。敷居隙間31は、 短辺部35のトーガード30との当接により塞が る。

 シュー連動機構23と塞ぎ部材32との間には 、図1及び図3に示すように、塞ぎ部材連動機 36が連結されている。塞ぎ部材連動機構36は 、固定側リンク部材28のかご敷居6に対する変 位と、塞ぎ部材32のかご敷居6に対する変位と を連動させる。即ち、塞ぎ部材32は、塞ぎ部 連動機構36がシュー連動機構23と塞ぎ部材32 の間に連結されることにより、固定側リン 部材28のかご敷居6に対する変位に連動して 塞ぎ位置と開放位置との間を変位される。

 塞ぎ部材連動機構36は、シュー機構側リ ク部材(第1の塞ぎ部材変位用リンク部材)37と 支持側リンク部材(第2の塞ぎ部材変位用リン 部材)38とを有している。シュー機構側リン 部材37及び支持側リンク部材38は、互いに回 動可能に連結されている。

 かご敷居6には、シュー機構側リンク部材 37が通される通し穴39が設けられている。か 敷居6の下部には、支持側リンク部材38を支 する支持部材40が設けられている。支持部材 40には、支持側リンク部材38の中間部が支持 接続部材41を介して回動可能に接続されてい る。

 固定側リンク部材28の中間部には、通し 39を通されたシュー機構側リンク部材37がシ ー機構側接続部材42を介して回動可能に接 されている。塞ぎ部材32の長辺部34には、支 部材40に支持された支持側リンク部材38が塞 ぎ部材側接続部材43を介して回動可能に接続 れている。

 シュー機構側リンク部材37は、固定側リ ク部材28のかご敷居6に対する変位により、 ご敷居6に対して上下方向へ変位される。支 側リンク部材38は、シュー機構側リンク部 37の上下方向への変位より、かご敷居6に対 て支持側接続部材41を中心に回動される。即 ち、シュー機構側リンク部材37及び支持側リ ク部材38は、固定側リンク部材28のかご敷居 6に対する変位に連動して、かご敷居6に対し 変位される。

 塞ぎ部材側接続部材43は、図2及び図4に示 すように、長辺部34に固定された塞ぎ部材固 部43aと、塞ぎ部材固定部43aから突出する突 部43bとを有している。突出部43bは、回動軸3 3を含みかつ長辺部34に垂直な平面に対して垂 直に配置されている。

 支持側リンク部材38には、突出部43bが挿 される貫通穴44が設けられている。貫通穴44 内径は、貫通穴44の中間部分で最小であり 貫通穴44の開口部に向かって連続的に大きく なっている。支持側リンク部材38は、貫通穴4 4に突出部43bが挿入されることにより、塞ぎ 材32に接続される。これにより、支持側リン ク部材38は、突出部43bの軸線の周方向につい だけでなく、突出部43bの軸線方向について 、塞ぎ部材32に対して回動可能になってい 。

 塞ぎ部材側接続部材43は、支持側リンク 材38の支持側接続部材41(図1及び図3)を中心と する回動により、かご敷居6に対して上下方 へ変位される。塞ぎ部材32は、塞ぎ部材側接 続部材43の上下方向への変位により、塞ぎ位 と開放位置との間を変位される。

 塞ぎ部材32とかご敷居6との間には、開放 置に近づく方向へ塞ぎ部材32を付勢する付 ばね(付勢体)45が接続されている。即ち、付 ばね45は、塞ぎ部材側接続部材43がかご敷居 6に近づく方向へ塞ぎ部材32を付勢している。

 塞ぎ部材32の開放位置から塞ぎ位置への 位は、支持側リンク部材38の支持側接続部材 41を中心とする回動により、付勢ばね45の付 力に逆らって行われる。即ち、塞ぎ部材連 機構36は、付勢ばね45の付勢力に逆らって、 ぎ部材32を塞ぎ位置へ変位させる。

 次に、動作について説明する。各かごド 4,5が全閉位置にあるときには、セーフティ ュー21が突出位置に配置され、塞ぎ部材32が 開放位置に配置されている。かごが階床に停 止して戸開動作を行うときには、ドア駆動装 置11の駆動力により、各かごドア4,5が乗場ド に係合されながら全閉位置(図1)から全開位 (図3)に向かって移動される。これにより、 ア側リンク部材27がドア側接続部材25を中心 に図1の反時計方向へ回動され、固定側リン 部材28が固定側接続部材26を中心に図1の時計 方向へ回動される。

 ドア側リンク部材27が反時計方向へ回動 れると、セーフティシュー21が突出位置から 後退位置に向かって変位される。また、固定 側リンク部材28が時計方向へ回動されると、 ュー機構側リンク部材37が上方へ変位され 。

 シュー機構側リンク部材37の上方への変 により、支持側リンク部材38が支持側接続部 材41を中心に回動され、塞ぎ部材側接続部材4 3が付勢ばね45の付勢力に逆らって下方へ変位 される。塞ぎ部材側接続部材43が下方へ変位 れると、塞ぎ部材32が回動軸33を中心に回動 されて開放位置から塞ぎ位置に向かって変位 される。

 この後、各かごドア4,5の全開位置への移 を続けて各かごドア4,5が全開位置に達する 、セーフティシュー21が後退位置に達する ともに、塞ぎ部材32が塞ぎ位置に達する。こ れにより、かご敷居6と乗場敷居29との間の敷 居隙間31が塞ぎ部材32によって塞がれる。

 戸閉動作を行うときには、ドア駆動装置1 1を逆回転させることにより、上記と逆の動 が行われる。これにより、塞ぎ部材32が開放 位置に変位され、敷居隙間31に対する閉塞が 除される。

 このようなエレベータの出入口装置では 塞ぎ部材32とシュー連動機構23との間に塞ぎ 部材連動機構36が連結され、塞ぎ部材32がシ ー連動機構23に連動して変位されるようにな っているので、例えば減速装置等の大形機器 を新たに追加することなく、塞ぎ部材32を変 させることができる。従って、敷居隙間31 簡単な構成で塞ぐことができるとともに、 造コストの低減化も図ることができる。

 また、塞ぎ部材連動機構36は、シュー連 機構23に連動してかご敷居6に対して回動さ る支持側リンク部材38を有しており、塞ぎ部 材32が支持側リンク部材38の回動に連動して ぎ位置と開放位置との間を変位されるので 塞ぎ部材32のかご敷居6に対する変位をより 実にすることができる。

 また、塞ぎ部材32は、かご敷居6に沿って 置された回動軸33を中心に回動されるので 構成をさらに簡単にすることができるとと に、塞ぎ部材32をかご敷居6に対して容易に 位させることができる。

 また、塞ぎ部材32は、開放位置に近づく 向へ付勢ばね45により付勢されているので、 塞ぎ部材32の開放位置への変位をより確実に ることができる。これにより、例えば塞ぎ 材32が塞ぎ部材連動機構36から外れてしまっ た場合に、塞ぎ部材32を開放位置に保持させ おくことができる。従って、かごの昇降時 の塞ぎ部材32の塞ぎ位置への変位を防止す ことができ、塞ぎ部材32や昇降路内の機器の 破損の防止を図ることができる。